最近は暖かくなって、コロナウィルスより花粉症が心配になってきました。今年は花粉の量が例年よりは少ないのですが昨年よりは多いらしく、目が若干痒い、鼻が痒いといった症状がでています。

東京のピークはスギが3月上旬から中旬、ヒノキが4月上旬から中旬にかけてですので、スギのピークになっています。

そもそも花粉症とは、鼻腔内に入ってきたスギ等の植物の花粉に対する免疫反応によって鼻水等の症状が引き起こされる症状をいい、季節性アレルギー性鼻炎とも呼ばれるそうです。

独ミュンヘン工科大学の研究チームは、2019年9月11日に発表した研究論文で花粉飛散量が増えるとアレルギーの有無にかかわらず、自然免疫が弱まり、新型コロナへの感染リスクが高まることがわかったそうです。

コロナと花粉症のダブルパンチですね。

外出はできるだけ控えて、どうしても外出する時は帽子・メガネ・マスクを身につけて完全防備
帰宅後は洗顔やうがいを体についた花粉はきちんと洗い流しまます。

空気清浄器などで換気します。また加湿器で室内を加湿されていれば、花粉や新型コロナウイルスの飛沫が抑えられる可能性があります。

その点、水中で生活しているミシシッピニオイガメの『ミッピーちゃん』や、メダカたちを見ていると気持ちよさそうに泳いでいるのをみて、花粉とは縁のない生活を送っているのを羨ましく感じます。

メダカたちも厳しい世界で生きていますし、寒く厳しい冬を過ごしてきていますので、メダカなりに大変なので、そんなことはないんですけどね。

❖冬の飼育水は透明
冬のメダカの飼育水は、徐々に透明になっていきます。メダカを含めて水棲生物たちは冬眠状態、あるいは活性が下がりますので、排泄物がシーズン中より少ない。そして特に影響を与えるのが、冬に入ると人間がエサをあげることもなくなりますので、エサの残りで水が濁る(=汚れる)こともありません。

そして、水草などの水生植物に変わって藻やコケが水の栄養素を吸収して、繁茂していくにつれて飼育水は綺麗になっていきます。

❖メダカの活性が上がりまた飼育水は濁る
やがて冬から春になる時期、気温が15℃を超える日が多くなってきますと、メダカの活性が上がっていきます。冬眠状態から目覚めたメダカはエサを食べ始めます。

まだ、人間がエサを食べていない段階ですが、メダカは越冬時にエサを食べておらず空腹ですので、ひたすら藻やコケ、微生物んはどを食べていきます。

エサを食べれば排泄物をすることになるのですが、排泄物を分解する微生物はまだ活性が上がっていないですし、水質を浄化する水性植物も多年草であれば地上部の芽がでていない状態ですし、同じくヒメタニシも活性が上がっていませんので、水質を浄化する機能がまだ不十分です。こうして飼育水は徐々に濁って(=汚れて)いきます。

❖また飼育水は透明に
その後、メダカより遅れて微生物が活性して増え始めて(肉眼ではもちろん見えません)、ヒメタニシの活性も上がり、水生植物も地上部の芽もでてきて、水棲を浄化する機能が上がってきますので、徐々に水は透明になります。

この頃は、メダカを含めた水棲生物の越冬結果が飼育水が澄んでわかってくるので「越冬がうまくいったな!」とか、「あれ?いない!越冬できなかったんだぁ。」ということがわかります。

❖そして飼育水は濁る(春の大掃除をしましょう)
そして、人間がエサをあげ始めますと再び、メダカの排泄の量が増えてきます。上記でヒメタニシの活性も上がり、水生植物も地上部の芽もでてきています、と書きましたが、まだ春になったばかりで水棲を浄化する機能が完全に機能していません。こうして徐々に水は濁って(=汚れて)いきます。

ここでの濁り(=汚れ)が注意です。まだ「春の水替え、用土替え、水生植物の植え替え」としていない場合は、昨シーズンの猛毒な亜硝酸などの物質が沈殿していますので、今シーズンのメダカの排泄物など分解されて同じく猛毒なアンモニアや亜硝酸と混じって、メダカたちにとって、一番危険な状態になります。

ここは早めに「春の水替え、用土替え、水生植物の植え替え」をしたほうが無難です。

それにしても春の水の状態は難しいですね。何年経っても慣れません。試行錯誤しています。



※最後に
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