今日は日差しは暖かくメダカたちも日向ぼっこで水面に浮かんでおります。しかし、買い物に出かけると風がとても冷たくて日が当たらない日陰に入ると更に寒かったのでした。

つい先日は5月なみの暖かさでしたので、その感覚のままですので「うゎ!寒い!」となるわけです。

暖かかったり寒かったりと気温が乱降下を繰り返す、この時期は屋外のメダカ容器や飼育水に微妙な変化をもたらします。

冬の間に勢力を少しずつ拡大していた藻やコケがいきなり増えてしまうことがあります。本来であれば水中にある栄養素は、タニシなどの水棲生物、アナカリスやマツモなどの水生植物などの活性が上がっていないこともあり栄養素を取り込んで水を浄化してくれる機能が効いていないこともあり、栄養素を爆発的に増えてしまうこともあります。

藻やコケもですが、植物プランクトンも爆発的に増殖します。グリーンウォーター化がすすむのです。理由は同じようなことですが、藻やコケが少ない場合の環境下では、水中の栄養素を独占できますので、飼育水の色は冬は透明だったのに緑色に変わっていきます。

グリーンウォーター化するのであれば、ある意味、メダカの食べ物が増えるだけですので問題はありません。藻やコケが繁茂して、メダカの泳ぐスペースを奪いかねない場合は「除去」という選択肢もでてきます。

この「除去」という選択肢は、冬の間に越冬しているスペースなどを奪ってします、あるいは変えてしまうなどメダカの体調不良の一因になるので、できるだけ行わないようにするのがいいので悩ましいところですが、見た目でどう考えても藻やコケが水面を覆ってしまうような状態であれば、やむをえず行うしかないです。

寒い冬を無事に過ごしてきたメダカたちも、この微妙な時期に以外にもポツポツと死なせてしまうことが多く、ここが最後の「越冬の」踏ん張りどころではあります。ここをクリアすると春のシーズンに突入して繁殖を開始するわけです。


水の透明度がうしないつつある白メダカと青メダカの容器です。冬は水棲生物の活性が落ちているのでむしろ透明なのですが、春になりつつあると排泄物などで水が濁ってきます。
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コケや藻が繁茂しているヒメダカの容器です。冬より最近は特に繁茂して見た目が酷くなってきています。春の水替え大掃除で一掃しないといけません。ただし、そこまで待てるかを観察していきます。
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グリーンウォーター化している昨年の稚魚たちの容器です。冬は透明でしたが、最近の暖かさで植物プランクトンが大量発生している模様です。
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※最後に
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