残すところ、あと10日となりました。めっきり寒くなり、出勤時はコートとマフラー、手袋が必須アイテムとなりました。寒いですがベランダ巡回をできるだけしています。一番の理由は、冬の乾燥による水の蒸発で、これが思った以上に油断していますと、あっという間に水位が低くなっていきます。

しかしながら、会社からの帰宅が遅くなってしまう時にもあります。水温が低くなっていうところで足し水はメダカたち水棲生物の体調を崩してしまうかもしれませんので、暖かい日中に足し水をすることにしています。

暖かい日中にいるとなりますと、会社を休んでいる時か、在宅勤務でちょっと休憩している時ぐらいしかありません。ありがたいことに週に3日程度は在宅勤務なので、水位を大幅に減らすようなことはありません。

水位が低くなっていないか?とともに、メダカたち水棲生物が元気なのかを各容器を見て確認します。

たいていの水棲生物は元気なのですが、メダカの中には痩せ細っているものがいるのです。

これは「痩せ細り病」といいますが、正式名称ではありません。通称みたいなものです。

メダカが痩せ細った原因は、水質汚染、病気や寄生虫によるもの、先天性の3つですが、一旦、痩せ細ってしまうと、元に戻すのは、なかなか難しいです。

そして、それが秋の終わりから冬に突入した後では、春までは、おそらく持ちません。翌年の春を迎えることは困難です。それなら屋外から屋内へ移動させればと思いますが、水質水温が違い、環境に慣れる体力がないので死期を早めるだけですので、何もせずにじっと見守ってやることしかできません。

いずれにせよ、寿命が近いメダカは、水面をユラユラと力なく泳いでおりますし、人間が近づいてきても水底に逃げるような力は残っていません。ちょっと見ていると横に倒れそうな感じですので、なんとなくわかると思います。

何とか春までとは思いますが、強い者が生き残る世界でもあります。

痩せ細ったメダカです。ユラユラと泳いでいます。
IMG_0062



※最後に
ご覧になられている記事は、内容の見直し、文章の誤り(誤字や不適切な表現)による修正で内容が更新されることがあります。