本日、関東甲信地方は梅雨に入りました。「例年よりとても早いなぁ。」なんて思っていましたが、気象庁によりますと、関東甲信は去年より8日早く、平年よりは1日早い梅雨入りということで平年並みなんだそうですね。1年前は全く覚えておりません。
本日は前線や低気圧の影響で各地曇りや雨となっていて、この先1週間程度も、湿った空気の影響で曇りや雨の日が多くなる見込みだそうです。じめじめした湿度の高い天気が続くということです。

※関東甲信越地方とは、関東地方の1都6県(茨城県、栃木県、群馬県、埼玉県、千葉県、東京都、神奈川県)に甲信地方の2県(山梨県、長野県)を加えた、1都8県を指す。ちなみに甲信越地方は新潟県、山梨県、長野県の3県を指す。

本日は在宅勤務ですが、じめじめするかと思いましたが、たまに気分転換でベランダに出ると肌寒い風が吹いておりました。

気象庁の平年の梅雨入り梅雨明けは、6月7日ごろ、7月19日ごろですので、機械的に計算すれば、今年は1日早くて7月18日が梅雨明けとなります。

この梅雨が明けますと、いよいよ夏本番になるわけですけども、丁度、小学生の子供の夏休みが始まるぐらいです。

いざ始まれば「じいじ、ばあばの田舎の家に行く」「海に行く」「山に行く」「プールに行く」「祭りに行く」など、やりたいことが沢山あるかと思います。

その中には「何か生き物を飼いたい」という願いもあるかと思います。「何か生き物」は実際にバッタやトンボ、セミやカマキリなどの昆虫や、ザリガニなどの水棲生物もあるでしょう。

そして、その中にカブトムシや、クワガタも入っているはずです。ホームセンターには国産、外国産問わずにカブトムシや、クワガタが販売されております。

「国産」か「外国産」、そして「カブトムシ」か「クワガタ」と何を買おうか悩ましいところですが、ここはお好みですし何を選んでもいいかと思います。

そして、この中からもし「国産クワガタ」を選ぶとしましたら、間違いなく「オオクワガタ」をオススメします。

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国産のクワガタといいますと、亜種を含めると40種類程度のクワガタがいるのですが、その中で一般的なというのが正しいかわかりませんが、メジャーなものは「オオクワガタ」「ヒラタクワガタ」「ミヤマクワガタ」「ノコギリクワガタ」「コクワガタ」の5種類かと思います。この5種類は、図鑑や絵本、テレビや動画などでよく出てくる種類のクワガタです。

その中で屋外で越冬できるのは「オオクワガタ」「ヒラタクワガタ」「コクワガタ」の3種類です。

越冬できるということは、うまく飼えば数年生きてくれるということです。「オオクワガタ」の寿命は3年~5年で、長きに飼育を楽しむことができます。

我が家では、「オオクワガタ」の成虫は屋外ベランダで越冬させておりますので、冬の間は世話をしなくてもいいのです。

先ほど、ホームセンターで販売ということで、販売ありきで説明しておりましたが、自然界で捕ることで調達することもできます。

ただし、捕りやすいクワガタの順でいいますと「コクワガタ」>「ノコギリクワガタ」>「ミヤマクワガタ」>「ヒラタクワガタ」>「オオクワガタ」という順で「オオクワガタ」は、大変希少価値のあるクワガタですので、まず捕ることができません。Youtube動画でもYoutuberさんが「オオクワガタ」を捕まえて喜んでいる姿をみることができます。

従いまして「オオクワガタ」をホームセンターやペットショップで購入することになります。

値段は成虫のオスメスペアのセットで4,000円程度かと思いますので、カブトムシと比べるとかなり高価になりますが、ブリード技術が確立されてきたことと、そして幼虫を育てる「菌糸ビン」などの用具の充実で、以前に比べたら庶民が手を出しやすい値段になっております。

私の幼少時は、とても手の出る金額ではなく、一番最初にデパートの売り場で販売されていたのですが、その値段、なんと!『300,000円』でした。桁が違うのか?と、じっと見てしまったものです。

かつては1,000万円という値段もついたオオクワガタですが、「黒いダイヤモンド」と呼ばれていたこともあるぐらいです。

現在も血統や大きさなどで万単位のオオクワガタが販売されていますが、こだわらなければ数千円で購入できますので、まさに「隔世の感」といったところです。

❖オオクワガタの飼い易いところ

 ・常温で飼育できる(屋外で春夏秋冬)
 ・生体を入手し易い(ホームセンターやデパートで入手)
 ・世話の手間が少ない(幼虫は菌糸ビン、成虫はひのきマットと産卵木で飼育)
 ・繁殖させ易い(産卵木入れるだけ)
 ・羽化させ易い(1年で羽化)

オオクワガタは、割と温厚ですし、そうは言ってもオス同士は喧嘩しますが、幼虫の多頭飼育でも喧嘩してしまうこともありませんし、繁殖がしやすいことも挙げられます。



※最後に
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