本日は、「台風一過」と言ってもいい素晴らしい好天でした。カラッとした天気であり、風が涼しく湿気も少なかったと思います。ただ、直射日光は夏のようでありまして、風がなかったら真夏日(日中の最高気温が30℃以上)か、もしかしたら猛暑日(日中の最高気温が35℃以上)になっていたかもしれません。

せっかくの好天ですし、ベランダには風が吹き込んでおりませんので作業をするには最高の日ですので、メダカの稚魚の飼育容器にいるといいますか、逃がしてしまったチョウセンブナの稚魚を取り除くことにしました。

なぜなら、メダカの稚魚を襲っていたからです。今年はチョウセンブナの稚魚が沢山産まれましたが、産まれては、おそらくドジョウに食べられて消えて、また次が沢山産まれるといったことを繰り返しておりました。そこで、何匹かを掬って別の容器に隔離して育ててみることにしたのです。

隔離容器は完全にチョウセンブナ専用の容器はいいとして、何を考えたのか?メダカの稚魚の容器に一緒に混泳させてしまったのです。

最初は問題ありませんでした。むしろ、メダカの稚魚がチョウセンブナの稚魚をつつくようなことを見かけたので心配していたぐらいです。そのうちにチョウセンブナの稚魚も大きくなった頃からメダカの稚魚、特に産まれたての稚魚を容器に入れると、水底から現れて襲うようになったのです。

肉食傾向の強い雑食性のチョウセンブナですので、これは必然でした。流石にこれはまずいと思い、全てのメダカが食べられてしまう前に取り除くことにしたのです。

チョウセンブナは普段はホバリングみたいに止まっているような状態をよく見かけることがあり、すぐに捕まえられると思ってしまいますが、実際は、ホバリングからの動き出しが非常に早く捕まえるのは至難の業なのです。

はじめは水面に浮かんでくるチョウセンブナを網で掬おうと待ち構えていましたが、素早く水草の陰やオモダカを植えている鉢の隅、汚泥などに隠れてなかなか捕獲することができません。

メダカの稚魚の容器の環境をさわりたくないのですが水草を取り除くことにしました。水草をとり除き、何匹か捕獲に成功したものの、それでもグリーンウォーター気味(半透明)と汚泥に隠れて、なかなか姿を現しません。

そこで今度は水抜きをすることにしました。水をかなり抜いて何匹か捕獲することができましたが、まだ、オモダカ鉢の隅に隠れて捕獲できない個体がおりました。

そこで最後にオモダカ鉢を取り除くことにしました。鉢を取り除くと汚泥がかなり舞い上がってしまうのでやりたくありませんでしたが仕方ありません。

やっと最後の一匹を捕獲することができました。

水草を取り除き、水を抜いて、鉢を取り除きとかなり大掛かりな作業になってしまいました。

たかだかメダカ稚魚の容器ですので、大きい容器でもないのですが、これが自然の川や池、沼や湖などに外来種を逃がしてしまったら、到底取り除くことは不可能だろうと改めて認識させられた次第です。

水を抜いて、水草を取り除き、鉢を取り除いたメダカの稚魚容器です。
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オモダカの鉢です。
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取り除いた水草です。
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※最後に
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