日中の最高気温も15℃を下回ることも多く、最低気温に限っては4℃とかなり低くなっています。屋外メダカは完全にオフシーズンであり、日中の日があたる時間帯は、水面に出て日向ぼっこしておりますが、基本的には水底に潜っていることが多くなります。

屋外のメダカ飼育者にとって、早くも春が恋しい状態になりますが、冬は冬で、乾燥してしまうので足し水をするなど、やることをしつつ、春まで待つことになります。

ただ、春までには時間がありますので、ショップや他の方の飼育方法を参考にしつつ、今年の自分の飼育方法を振り返り、来年に向けて、メダカ飼育の構想を練るのもいいかと思います。

来年のシーズンに向けて、うまくいくか否かは、今年1年シーズンで成功したこと、失敗したことを、自分の飼育経験を通して、感覚を養ったと思います。この感覚ですが、飼育者100人、100通りですので、自らの経験を通して養っていくしかありません。

メダカの飼育をするにあたって、事前に沢山の飼育者の方たちの情報をインターネットで収集したり、本を読んだり、飼育者やショップ店員からの情報を得て、初めてみたかと思います。

しかし、理想と現実はちょっと違ったとか、理論どおりにいかないなとか、そんなにあれこれしなくてもいいのではないか、と思うのではないでしょうか。

ブリーダーや業者レベルとしての飼育でなければ、何点かのポイントを感覚でつかんでおけば、一般人のメダカの飼育はうまくいくと思われます。

容器の大きさ
せっかく購入した容器ですが、1年を通してみて、小さかったなと思うことはありませんか。

最初に購入したときは、容器ザイズにあわせてメダカを購入したと思います。しかしながら、最初の構想に、水草や岩や流木などのレイアウト商品、水草を育てる用土や鉢、混泳する、例えばミナミヌマエビや、ヒメタニシ、そしてシマドジョウなどを混泳させますと、最初から容器がパンパンなんてことがあるんではないでしょうか。

そして、シーズン途中には、水草が育ってきます。(抽水性植物だと)地上部が大きくなりますし、浮遊性植物ですと水面を覆い、メダカの泳ぐスペースを奪っていくことになります。

ミナミヌマエビやヒメタニシと混泳していれば、繁殖して増えていきますし、メダカも繁殖で卵を産んで、稚魚が生まれて育てば、容器がかなり狭くなっていきます。

繁殖を考えると容器を増やすなどということも考えなければいけませんが、繁殖があれば、寿命を迎えるということもありますが、差し引きゼロみたいな感じが理想ではありますが、流石に難しいところですが、少し大きめな容器を購入して、春に乗り換えることも検討すべきかと思います。

個体数が増えますと、エサが多くなる(=残飯が多くなる)、排泄物が多くなるので、水質の汚染が頻繁に発生し、水質が不安定となりますので、容器が小さいのを放置しておくのがよくないと思います。出費はしてしまいますし、元々の容器をどうするのか?という問題も発生しますが、引き続き、安定(なかなか死なない、繁殖してくれると定義)して、メダカを飼いたい場合は避けて通れない問題だと言えます。

日当たり
飼育容器をいざ設置してみて、その後、用土を入れて水草を植えて、岩や流木などのレイアウト商品を置いてみて、飼育水を入れて、メダカなど水棲生物を入れてみたところ、日当りが良いのはいいとして、日当りが悪くて困ったなんてこともあるのではないでしょうか。

日当たりが悪いと、メダカの繁殖(水温20℃以上で13時間以上の日当りが一般的な話)がうまくいきません。そして、メダカの骨や皮など健康的な体を作ることが難しくなり、ひ弱な、病弱な個体になっていきます。

日当たりが直射日光のあたる場所ですと、夏場は水温が上昇して煮えてしまうリスクがあるものの、水量の多い容器で水草、岩や流木などの隠れる場所があれば、水温36℃ぐらいまでは耐えることができます。メダカは日本の魚ですので、基本的には春夏秋冬を元気に生きていくことができます。

そして、水草も半日蔭でもいいという種類以外は、ほぼうまくいきません。何とか育っているけど、見た目元気がない、花が咲く種類であれば花が咲かないなど、植物は正直ですので、はっきりと見た目で結果を現してくれます。

メダカ飼育で一番重要なのは、日当たりでして、この日当りが悪いとなると、容器やろ過機、エアーポンプなどの設備、水草やミナミヌマエビ、ヒメタニシなど生体ろ過など、いくら他でメダカが棲みやすい環境に工夫してあげても、うまくいきません。

日当たり改善は、メダカ飼育のなかで一番の優先事項と言えるでしょう。

エサやり
メダカはエサをあげなくても生きていくことができます。

基本的に藻やコケ、水草を植えていれば水草の根や、微生物が増えてくれば、これらをエサにするので、極論かもしれませんが、エサをあげなくてもいいのです。

エサをあげる意味は、エサにより、より丈夫な体を作ってもらう、色上げ(鮮やかで美しく)する、長生きしてもらう、たくさん繁殖できる体力をつけてもらう、です。

そして、もう一つ、飼育容器に対して個体数が多く、エサが足りない部分を補うです。

エサやりの量や回数、タイミングは非常に難しく、答えはありません。これこそ感覚をつかむしかありません。もちろん、メダカ飼育を始める前は、経験者の方の情報や、本などを沢山見たり読んだりして、知識をえて、自分なりの考え(エサの量や回数、タイミング)を固めたはずです。

しかしながら、実際にエサやりを始めますと、最初に得た情報は、あくまで参考程度でしかないことがわかります。飼育環境が違うからです。

春からメダカを飼育し始めますと、春から夏にかけてメダカの活性が上がってエサの消費が多くなっていきますので、エサの量や回数が自然と多くなっていきます。

エサが多くなっていきますと、ついついエサをあげすぎてエサの残りが多くなりますし、エサを多くあげるということは、排泄物が自然と多くなります。これらは水質を汚していくのです。

自然の川や池、沼などは、自然のろ過フィルターにより水は綺麗になっていきますが、飼育容器で一度水質が不安定(突如メダカなどが死んでしまうなどのサインあり)になってしまうと、なかなか元に戻すのは難しいです。シーズン途中の全水替えという手もありますが、水が安定するまでに1ヶ月かかりますし、そうなると繁殖が止まってしまう場合もありますので、できれば避けたいところです。

ただ、1年を通して、エサの量や回数の感覚はつかんだと思いますので、春に向けて試案してみるのもいいかと思います。



※最後に
ご覧になられている記事は、内容の見直し、文章の誤り(誤字や不適切な表現)による修正で内容が更新されることがあります。