我が家の熱帯魚水槽ですが、長らく南向きの窓際に置いておりました。

窓際の南向きですから、当然のことながら太陽の光が降り注ぎます。南といっても若干南西でしたから、午後の強烈な西日を浴びるわけです。

長らくわからずに熱帯魚たちに申し訳なかったのですが、太陽の光による水温の上下が激しく、理由がわからずに或る日ポックリ死なせてしまうことが多々ありました。熱帯魚たちは温度変化に耐えられなかったのだと思います。

また、コケが藻がよく生えましたので、カノコ貝などのコケや藻を食べてくれる「コケ取り隊」が必ず必要ですし、それでも壁面のコケを食べきれませんので定期的に壁面の掃除が必要になってきます。

見た目が悪く大量に発生すると見苦しい状態になる黒髭ゴケも生えてきます。

黒髭ゴケは、取り除きで完全に除去することができませんし、黒髭ゴケを食べてくれる生態も限度がありますので難しいです。

そして夏場は部屋にクーラーを入れていないと水温が33℃程度になります。そこで必要なのが熱帯魚用クーラーです。クーラーといっても熱帯魚用のクーラーは高価ですので、我が家では冷却ファンを使用していました。ファンの風による気化熱を利用して水温を下げるのです。

我が家の水槽が置いてある場所は、常に人間のクーラーが稼働している部屋ではありませんでしたので、冷却ファンは必須のアイテムでしたし、実際に大活躍してくれました。

そんな熱帯魚水槽でしたが水槽台がありませんでした。床に直置きしておりましたので、しゃがんで見るのがちょっとしんどくなりましたので水槽台を購入したのです。

スペースの関係上、水槽台は東向きに置くことにしました。

この東向きが熱帯魚環境を好転させたのです。

一番大きく変わったのは、熱帯魚が死ななくなったことです。これは大きいですね。

熱帯魚が病気をしなくなりました。以前は松かさ病を発症させてしまい、死なせてしまうことが多かったのですが、今は皆無です。

熱帯魚水槽の景観を損ねるコケや藻も生えなくとはいいませんが、カノコ貝が取り除ける量程度に生えてきますので、とても綺麗です。黒髭ゴケは生えなくなりました。

そして夏場の冷却ファンは一度たりとも稼働しませんでした。逆サーモが反応温度に達せずに稼働しなかったのです。水温は28℃程度でした。水温は安定していましたし、電気代も節約できてと一石二鳥でした。
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※最後に
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