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11月に入ってからいきなり寒くなってきました。本日は1日中秋雨が降っており、ベランダに出ていても、風がヒンヤリとして寒いです。

近年は温暖化で夏は猛暑が続き、秋は夏日が続いて秋が訪れずに、いきなり冬になってしまうような気候になりました。

秋雨とは言ってもベランダで飼育しているメダカや金魚の飼育容器の中の水温は午後には18℃となっており、メダカの産卵指標の20℃を下回っておりましたが、まだまだ水棲生物たちは元気に泳いでおります。

屋外で飼育しているオオクワガタも最近は飼育箱のマットの上にいるのを見かけることがなくなりました。いよいよ越冬で春といいますか、GW明けぐらいまでマットの中で冬眠することになります。

GWから梅雨開始ぐらいまでに冬眠していた成虫がマットから出てきて夏に産卵を行います。

それと同時期に、菌糸ビンの中で昨年に生まれて蛹化していた蛹が羽化します。

ただし、羽化した新成虫は産卵をいきなり開始するわけではないのです。成虫として成熟するまで、約半年ほどかかります。

そうなりますと新成虫が羽化した年には産卵しませんので越冬した翌年からの産卵となります。そこで新成虫が翌年から産卵できるように秋に新成虫を購入して、そのまま越冬させます。

冬眠させた方が、翌年の夏のシーズンに産卵をしっかり行ってくれると定説があるからです。二年目の成虫を、その年に購入すればいいということもありますが、二年目まで売れ残りでありますので状態がいい個体が手に入るとは限りません。

そこで一年目の新成虫を購入して越冬させることにしたのです。越冬のリスクはあるものの、我が家では越冬で死なせてしまうことはありませんので、このような方法をとっています。
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※最後に
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