昨夜、2段ベットの上でうつらうつらとしていた時のこと、「ガタンッ!」というけたたましい音がしました。普段あまり音がしても「ご先祖様が来ている」ぐらいで気にしませんので、1度目は再びベットの上から動きませんでした。

しばらくすると「ガタガタガタンッ!」というけたたましい音がしましたので、流石に「あれかな?」と思い、2段ベットから降りて『音』のする方にいきました。

『音』のする方というのは菌糸ビンのある場所でして、寝室の一角に菌糸ビンを置いており、幼虫はそこで育てているのです。菌糸ビンで羽化して成虫になると屋外の飼育ケースですごしてもらって繁殖活動にいそしんでもらいます。

『音』のする菌糸ビンに行きますと、3000㏄の菌糸ビンの蓋が空いており、カサカサとする音が聞こえてきました。周囲を見回しますと、オオクワガタのメスの成虫が動いていました。

やはりとは思いましたが、この時期に成虫が地上に現れるとは思っておりませんでした。

やはり、というのは、7月中旬に蛹化した個体でして、9月初旬に羽化したような感じが菌糸ビンの外側から確認できました。

オクワガタは蛹になって4週間から8週間で羽化して成虫になり、成虫になっても体が柔らかいので1ヶ月程度蛹室にそのままおり、体が固まってから地上に出てきます。

しかしながら、地上に出てくるのは計算上10月となるので、そのまま翌年春までは地上に出てこないと思っておりました。あまり遅いと冬に突入して命の危機に直面しますので、遅い羽化である場合は、そのまま蛹室で冬を越すというのが一般的な常識であったからです。

そして、もうひとつ驚いたのが菌糸を食い破って地上に現れたのは理解できますが、いとも簡単に菌糸ビンの蓋をこじ開けて外に脱出したのです。やはり朽木とは言え、木を掘り進んで産卵して幼虫が木の中で育ち、蛹をへて、成虫になり、木の中から地上に現れるのは、本能とはいえ素晴らしい能力と言わざるをえません。

クワガタの顎の力は自分の体重50倍から100倍ともいわれており、10gのクワガタなら500gということになり、人間でいうと50Kgなら2500Kgの力になります。

この時期に地上に現れるということは、やはり屋内に置いているので気温が高く出てしまったとしか考えられませんが、とにかく、すばやく保護して屋外の飼育ケースに入れてすごしてもらっています。

しかし大分寒くなってきていますので、これ以上地上に出てくるのが遅いと屋外の飼育ケースに移動させるのは寒すぎますので、ちょっと困ってしまいます。

菌糸ビンが空いているようです。
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蓋が開いています。何かが出た感じです。
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周囲を探すといました!オオクワガタの成虫です。メスですね。
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元気なオオクワガタのメスです。
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※最後に
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