虎ノ門虎之助のベランダ・ラボラトリー ft.メダカ

いつものようにプログを眺めていたら、妻が言った『7年もやってるんだから、プログ書いてみたら?』と。こうして始まりました。 屋外(ベランダ)での、メダカ、ドジョウ、エビ、貝や、水生植物の飼育記録をとっていないので、自分自身でも後から見返せるように残しています。


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カテゴリ: シリーズもの

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最初細々とやろうと思っていたビオトープであるが、あれこれ夢が膨らんで容器を沢山購入した結果、今ではかなりの容器が増えた。ここで迷走した容器の使い方を振り返ってみる。



◆セラルンガ 浅型ボウル45 アイボリー

【概要】
最初に購入した容器であり、使い方が一定でなく毎年お試しで生体や植物が変わった。

【大きさ(単位ミリ)】
直径:Φ420(底部200) 、高さ:230

【歴史】
当初は夢がどんどん膨らんで、水生植物は姫スイレン、アサザ、ナガバオモダカ、ウォーターバコパなど鉢に入れて沢山植えた。まずアサザは姫スイレンに駆逐されて消えてしまった。日照不足で姫スイレンの花がうまく咲かない。ナガバオモダカ、ウォーターバコパが爆発的に増えて、メダカの姿が見えなくなってしまった。そのうちに植物に覆われたことでストレスを感じたのと餌のあげすぎでメダカは全て死んでしまった。

その後、自然な感じ?にあこがれて直接底床に植える方法で試してみたが、ナガバオモダカ、ウォーターバコパが爆発的に増えて姫スイレンが育たないし花も咲かない。再投入したメダカもいつの間にか死んでしまった。また餌のあげすぎで水が濁ったことにより水質調整剤を投入したところミナミヌマエビが一晩で全滅してしまったこともあった。

再び鉢植えに戻し、抽水性植物と浮遊性植物(アマゾンロビンフット)に絞って育ててみた。この構成がうまくいき現在に至っている。

【失敗原因】
・高さが低いのに浮葉性植物を中心としたレイアウトにした。
・広さが狭いのに生き物を大量に育てようとした。
・日が当たらない場所であった。


現在の様子
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◆【FRPポット】アベニュー 30型

【概要】
2番目に購入した容器であり、投入当初は材質のせいか生体がすぐに死んでしまって廃棄しようか悩んだ容器。使い方が一定でなく毎年お試しで容器に入れる生体や植物が変わった。

【大きさ(単位ミリ)】
縦:310(底部190)、横:310(底部190)、高さ:330

【歴史】
最初に購入した丸型の容器が浅いことを反省し、特にメダカの育成を重視して深い容器を購入した。材質に不純物が含まれていたのか?導入当初からメダカ達は次々に死んでいった。

メダカは何度か投入したが失敗の連続であった。

メダカの失敗でメダカより丈夫な魚であるアカヒレやカワバタモロコを投入するも死んでいった。

その後、更に少し大きめの魚、イエローバラタナゴ、ギンブナ、金魚と投入するも立て続けに死んでいって途方に暮れた。


いったん抽水性植物の鉢だけ置いて魚を入れずに半年ほど放置することにした。

ただ、元々投入されていたミナミヌマエビ、タニシなどは、そのままとしたが元気で生き続けていた。半年後、再度メダカを投入したところ、すこぶる元気であったが容器が狭いのか産卵はしなかった。

その後メダカを育てるのをやめて金魚とギンブナと入れて現在の姿となる。

植物に関してはミニシペルスを植えていたがスペースを確保しようと鉢が細いものを選んだ為、成長サイズに追い付かずに強風で倒れる事態が何度か発生した。鉢は3回ほど替えて、現在の鉢とセイタカアシ、ミズトクサの抽水性植物に変えたところ倒れる事はなくなった。

【失敗原因】
・購入後にいきなり生体を投入した。
・広さが狭いのにメダカを育てようとした。
・日が当たらない場所であった。


現在の様子
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◆【Serralunga】セラルンガ・ガーランド長角60

【概要】
3番目に購入した大きな容器であり、その大きさの為にメダカに金魚やフナなどの大きな魚を同居させてしまい、うまくいかなかったこともある。

【大きさ(単位ミリ)】
縦:290、横:580、高さ:240

【歴史】
メダカがうまく飼育できない為、広さも深さもある大きな容器を探した。丁度、この容器を見つけて購入したのだが『自然な感じ』に相変わらず憧れていた為、直接底床に植える方法を試したり、また段差にあこがれた為に段差を作り、浅いところは湿地性植物を植え、深いところは抽水性植物を植えて共存させようとした。


当然メダカの生息エリアは限られてくるし、また同居させた金魚やフナが体長が大きく暴れる為、メダカはストレスを抱えて早々に死んでしまった。

金魚やフナは浅い湿地帯エリアにも侵入してくるため、湿地性植物の生育も悪くあっという間に枯れてしまった。

その後ハスを育てる容器としたが四角の容器では具合が悪いらしくハスは2年あまり一向に花が咲く気配がなかったし置いた場所も日当たりが悪いのか生育もよくなかった。

その後金魚やフナにコイまで飼育したが、すべてうまくいかずに死んでいった。現在はチョウセンブナを飼育している容器となっている。

【失敗原因】
・段差を作成してメダカの生息エリアをせばめてしまった。
・投入する植物や生体を検討せず、適当にいれている。
・日が当たらない場所であった。



現在の様子
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◆タカショー FRP軽量プランター ユニットプランター 角型 FIP-22

【概要】
現在はメインの容器。購入した容器のなかで唯一、最初に底穴があった容器。


【大きさ(単位ミリ)】
縦:550、横:550、高さ:270

【歴史】
メダカがうまく飼育できない為に広さも深さもあり更に大きな容器を探した結果、この容器にいきついた。

本当は『凛 RIN 角型 白 S』を購入したかったのだが、購入を思い立った時点で売り切れとなっており、いつまで経っても入荷しない為に痺れを切らして購入した。穴はゴム栓で塞いでから防水粘土と防水テープでさらに塞いだ。


始めにメダカを投入したが容器の大きさもあってメダカだけでは寂しさを感じた。

物足りなくなって金魚、ギンブナ、コイ、タナゴ、チョウセンブナとありとあらゆる生き物を同居させて飼育した。

やはりメダカは大きな魚たちにストレスを感じて直ぐに死んでしまった。その後次々と大きな魚たちまでも死んで死んでいった。

水生植物は抽水性植物を中心に鉢に入れて沈めるやり方で育てたが、これはうまくいって水生植物は大きく成長した。

その後メダカだけ育成する容器としたが日照条件が悪いのかメダカは産卵せずに死んでいったので累代飼育なんて夢のまた夢であった。

日照条件を改善する為にテーブルを設置して、その上に容器のせて生体はメダカ、ヒドジョウ、ミナミヌマエビ、ヒメタニシとオーソドックスな生き物だけにして現在の状態となっている。

【失敗原因】
・大小の生体を一緒に育てて、小さい生体は大きい生体に駆逐された。
・日が当たらない場所であった。


現在の様子
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◆菜園ボックス スノコ付 No500 プランター サンコープラスチック

【概要】
我が家(マンション)の大規模修繕工事中に、大きな容器『タカショー FRP軽量プランター ユニットプランター 角型 FIP-22』は重くて1階にもっていけない為に代用として購入。

【大きさ(単位ミリ)】
縦:300、横:430、高さ:210

【歴史】
我が家(マンション)で昨年8月から今年1月に大規模修繕工事を行った。

工事中はベランダ、バルコニーに置いてある鉢やプランターなどは1階の広場に置かなれればならないことになった。

しかしながら、大きな容器『タカショー FRP軽量プランター ユニットプランター 角型 FIP-22』は水と水生生物が入った状態ではとてもじゃないが重くて1階までは運べない。


飼育中の生き物はどうしようか?部屋の中で飼育するか?部屋の中だと置き場所に困るし、室内設備も新たに用意しなくてはいけない。

川や沼にに捨てるなんて生態系を破壊する行為なので論外だ。よって、できるだけ軽量な容器で尚且つ大きいもの(トロ船、プラ船は却下、その後も使用できるもの)を探して、移し替えをして1階に置きにいくことにした。

ヒドジョウやミナミヌマエビ、ヒメタニシやカワニナを入れて昨年8月から今年の3月まで使用した。生体に大きな問題なかった。

ただ余談であるが、管理人さんに気を使っていただいたのか、我が家の容器だけ、室内(マンション内1階ホール)に置いていただいた。これにより雨で水が溢れるの事態は避けられたが日当たりが少ない為に水生植物は壊滅的となってしまった。

今年は『タカショー FRP軽量プランター ユニットプランター 角型 FIP-22』にメダカやドジョウ、ミナミヌマエビ、ヒメタニシを戻して飼育しており、現在はザリガニ専用の容器となっている。

ザリガニ専用の容器としては、とても広く複数飼育している。複数飼育すると共食いは発生すると言われているが今のところ発生していない。また洗いやすくザリガニ飼育には最適である。

【失敗原因】
なし



現在の様子
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◆大きな鉢?(ホームセンターのユニディで購入)

【概要】
ハス専用の容器として購入。大きさは小さいが昨年まで即非蓮(ソクヒレン)の花が咲かせた。

【大きさ(単位ミリ)】

直径:Φ310(底部160)、高さ:270

【歴史】
試行錯誤していくなかで若干軌道にのってきたベランダビオトープであるが我が家の日照環境は南西に位置し5月でも6時間40分程度の日照が得られない場所であり、あまり日当たりがいいとはいえない。

その中でもハスは日当たりが大事であり特に花を咲かすには、諸先輩方のプログを参考にすると半日から16時間と必要と幅広い。なんとしてもハスの花を咲かせたくなり購入。1年目からうまくいって花が咲き、以降毎年咲いた。


しかしながら何といっても容器が小さかった。昨年の夏休みの旅行で1週間空けてることになり水不足になることが明らかであったので水不足に対策で『ニッソー 自動給水器 水足しくん(ペットボトルで水足しくん)』をセットして出かけた。

しかしながら、真夏日が続いてしまい、帰ってみたら、ハスは枯れる、メダカは煮干しに、ミナミヌマエビはカッパエビセンになっており急いで水をいれたものの、水を入れたら『蛆虫』が浮いてきてまさに『地獄絵図』であった。

今年は、更に大きい容器を用意してハスのタネから発芽させて育ててみようと思いトライしている。なお、この容器で現在イネを育てている。

【失敗原因】
・推奨されている大きさより、はるかに小さい容器でハスを育てた。


現在の様子
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昨年であるが我がマンションは大規模修繕工事を行った。

6ヶ月間にわたり、ベランダ、バルコニーにあるものは工事の邪魔になるので撤去し指定場所(1階の広場)に置かなくてはならない。

ベランダビオを行っている者としては大きな難題に直面することになった。生体と水生植物が入っている容器、それも水が入っているのでかなり重く、これを運ぶのか?と思うだけで気が遠くなりそうであった。かといって家のなかに置くのは数が多すぎて、とても無理であった。


気を取り直して、まずは現状不要な用具や容器の整理に入った。ベランダビオをやっているうちに、かなり増えていたので一気に廃棄した。


この年は、生体を増やす行為、採取してくる、購入するといった事は控えた。

指定場所では、これまでのように小まめに世話ができないし、その場所自体が生体や水生植物に何らかの影響を与えることは確実だからだ。


運搬を検討している中でどうしても広場に運べないと思える重量の容器がひとつ存在した。

『タカショー FRP軽量プランター ユニットプランター 角型 FIP-22』である。

縦:550ミリ×横:550ミリ×高さ:270ミリであり、当然、水が入っているので相当な重量となる。

これは、運搬時にやるのは時間がかかる為、その年の春に先駆けて『リッチェル Nシャンティ 深型プランター 45型 アイボリー』数箱に生体と水生生物をわけた。

しかしながら、大きくなっていた紅葉和金、ギンブナなど大型魚は水質悪化に耐えきれずに大規模修繕工事前に消えていった。【続く...。】


『タカショー FRP軽量プランター ユニットプランター 角型 FIP-22』は、水が入ると相当重くて運べない。
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『リッチェル Nシャンティ 深型プランター 45型 アイボリー』は、大型魚には小さすぎた。
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◆リッチェル Nシャンティ 深型プランター 45型 アイボリー

【概要】
チョウセンブナを飼育する為に購入。余った水生植物、増えた水生植物を入れておいたりメダカの稚魚を飼育したり、大規模修繕工事で大きな容器から小分けにする為の容器(うまくはいかなかった)といろいろ汎用的に使用できる。

【大きさ(単位ミリ)】

縦:170、横:400、高さ:230

【歴史】
水生植物が我が家の環境にあうものが増えてきて邪魔になっていた。しかしながら廃棄するのは勿体無い為、コンパクトで水深が深い容器を探していて見つけた。

当時、かなり大きく育ってしまうカンナフラッキダの扱いに悩んでおり一時的に植えておく容器としても使用した。

しかしながら、ボウフラの天敵であるメダカなどの魚をいれていないとボウフラが沸いてしまう。ただあまり幅が広くない容器である為、メダカを入れても当時の状況ではストレスで死んでしまうのが目に見えていた。


悩んでいたところ、日本淡水魚にはない独特な動きをするチョウセンブナを見かけて飼育しようと思い立った。

すでに水生植物も植えていたし幅は狭いが水深は深くうってつけであった。飼育してからしばらくすると、カンナフロッキダの地上根に泡のようなものがあった。

これはチョウセンブナの産卵であった。ただ孵化もしたが稚魚は食べられてしまったので別の容器に移しかえるべきであった。

その後カンナフロッキダは爆発的に大きくなってしまい、この容器でも他の水生植物を駆逐するようになってしまった。

現在は水替えで一時的に生体を入れてたりメダカの稚魚を育てたりする汎用的な使い方をする容器として使っている。

【失敗原因】
なし(ただし、我が家ではこの大きさだと固定した使い方が難しい)


現在の様子
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昨年であるが我がマンションは大規模改修工事を行った。

6ヶ月間にわたり、ベランダ、バルコニーにあるものは工事の邪魔になるので撤去し指定場所(1階の広場)に置かなくてはならない。

ベランダビオを行っている者としては大きな難題に直面することになった。生体と水生植物が入っている容器、それも水が入っているのでかなり重く、これを運ぶのか?と思うだけで気が遠くなりそうであった。


何しろ、ベランダビオをやっている人間なんて自分一人じゃないか?(結果一人だった)。

住民の皆さんは観葉植物や果樹、野菜や花がほとんどだ。我が家は生体もいるし水生植物と特殊な部類に入るし、まさか駄目とは言われないと思うが住民説明会で個別に相談可という話があったので、まずは管理人さんに相談して実際にベランダを見てもらった。

管理人さんの『人のベランダに入るのは初めて』なんてコメントはあったものの特段問題視されずに、まず我が家が最初に広場に置くことにもしていただいた。

ただし、カメやザリガニ、カブトムシやクワガタムシ、鈴虫やコオロギといった生体は盗難防止として玄関前のスペースに置いた。

ベランダの改修工事を行っている時は玄関前のスペースに玄関前の廊下を改修している時はベランダにといった具合だ。

廊下とベランダの双方を同時に改修する日程でないことは非常に助かった。いよいよ運搬となるが、さすがに日中に運ぶのは悪いことはしていないが他の住民の目もあるし、子供を寝かしつけて夜間に行った。

しかし一人では運べない。そう、援軍がいた!妻が手伝ってくれたのだ!むしろ進んで手伝ってくれた。

断っておくが妻は決して『生き物全般』が好きなわけではない、むしろ好きではない。本来なら嫌々手伝ってくれる場面だ。

しかしながら、ここは妻を尊敬している部分であるが『理解力』がある。自分が好きではなくても相手の立場や気持ちをくみとってくれる。本当にありがたい。

ただし運搬方法は大変だ。二人で持って1階までなんて重くてできない。よって台車を使うわけだが玄関まで運ぶのも重いし難しい。

通る玄関から廊下、そしてリビングと通り道に新聞をひいて、その上を台車に通してベランダ近くまできて台車に置いて1階へ。これを何往復も行った。

暑い日、熱帯夜であった。終了時間は深夜0時を廻っていた。

その間生体を気遣う言葉はあったものの、文句や愚痴を言うことは全くなかった。

本当にどんなに感謝してもしきれない。ありがとう(涙)。

ただし、日ごろからの以下の約束を守っているからだろう。


・汚くしない。

・家にマッチしたセンスのある容器を置く
 (トロ船、プラ船、陶器の睡蓮鉢禁止)。


・くさい匂いを発生させない。



今後も続けよう。【続く...。】




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◆IRIS アイリスオーヤマ レリーフプランター ウォームベージュ370

【概要】
メダカの産卵した卵を取り出して孵化した稚魚を育てる容器として使用。また少し前まではミシシピィニオイガメの飼育に使用していた。コンパクトなので汎用的な用途で使用。

【大きさ(単位ミリ)】
縦:160、横:320、高さ:150

【歴史】
メダカの産卵した卵を取り出して孵化した稚魚を育てる容器として使用したり、また少し前まではミシシピィニオイガメの飼育に使用していた。

他に水カビ病などの病気の魚をメチレンブルーの薬浴をさせたり、増え過ぎた水生植物を一時的に育てるのに使用していたが、何しろ小さいので最近はメダカの稚魚を育てる容器として使用している。

【失敗原因】
なし



現在の様子
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