虎ノ門虎之助のベランダ・ラボラトリー ft.メダカ

いつものようにプログを眺めていたら、妻が言った『7年もやってるんだから、プログ書いてみたら?』と。こうして始まりました。 屋外(ベランダ)での、メダカ、ドジョウ、エビ、貝や、水生植物の飼育記録をとっていないので、自分自身でも後から見返せるように残しています。


スポンサー広告



スポンサー広告


カテゴリ: 息抜き

魚のメダカを漢字で表す方法は一般的ではありませんが、漢字で表現するならば以下のようになります。

 ・目高
 ・目鱠
 ・眼高
 ・眼鱠
 ・目黒
 ・眼黒
 ・魚目
 ・魚鱠
 ・魚黒
 ・魚目高

一般的には、「目高(めだか)」が「メダカ」を表す漢字として使用されていますが、諸説いろいろありますので、調べてみるといいのかもしれませんね。



※最後に
ご覧になられている記事は、内容の見直し、文章の誤り(誤字や不適切な表現)による修正で内容が更新されることがあります。


スポンサー広告




2024年となりました。暖かい良い天気で正月らしい幕開けになりました。2023年のプログを見返したのですが、同じような天気だったようです。

昨日は夜更かししてしまいましたが、もう紅白歌合戦も裏番組も地上波方法はほぼ見ずに、ネット三昧の時間を過ごしてしまい、気がついたらあっという間に2024年になっておりました。

何とも大晦日らしくない日でしたが、家族もそれぞれネット三昧しており、もう昔のように一家団欒でテレビを見るなんていうのは、はるか昔の話なのだなぁと改めて思いました。とは言っても、お互いにずっと沈黙していたわけでなく、世間話をしながら正月になるのを一緒にすごしたのです。

今日は寝正月にならないように、夜更かしで眠たかったものの、家族全員、なんとか起きて、朝はお屠蘇に、おせちに舌鼓を打ちました。

そして子供にお年玉をあげて一通りの正月行事を終わらせました。ベランダに出ますと福ダルマ金魚が元気に泳いでおりました。『ミッピーちゃん』も元気に「明けましておめでとう!」と言ってくれているようです。
IMG_2684

IMG_2682

IMG_2686

IMG_2688



※最後に
ご覧になられている記事は、内容の見直し、文章の誤り(誤字や不適切な表現)による修正で内容が更新されることがあります。


スポンサー広告




今日は、在宅勤務でしたので、終了後に近くの江戸川沿いをジョギングしました。

日が暮れるのが早いので16時を過ぎると、もう辺りは暗くなっていきます。そして、更に暗くなる手前の17時にジョギングに行きました。

今日は強風が吹いており、元々遅いジョギングの歩みが更に向かい風で遅くなります。

秋の江戸川沿いは、圧倒的にエンマコオロギが多く、あちらこちらで鳴いているのですが、その中でも別の「ジーーー」という鳴き声が聞こえてきます。

これはクビキリギスです。クビキリギリスは普段は草むらにいるので、なかなか見つけることができないのですが、ちょうど江戸川河川沿いは草刈りをした後でしたので、比較的簡単に見つけることができました。

このエンマコオロギとクビキリギリスの鳴き声が秋の最後の虫の鳴き声となります。

夕暮れ時の江戸川河口です。
DSC_0948
クビキリギスです。もう少しするとシーズンが終了します。
DSC_0950



※最後に
ご覧になられている記事は、内容の見直し、文章の誤り(誤字や不適切な表現)による修正で内容が更新されることがあります。


スポンサー広告




新年初日は快晴となりました。とは言え、昼まで寝てしまい、起きたのは昼頃であり、ベランダからは暖かい日差しが差し込んでおりました。

『もう起きて~!』と起こされて、まずは1階のポストに年賀状を取りにいき、家族に用意してもらいましたお雑煮やおせち料理を舌鼓を打ちました。

朝ご飯ならぬ昼ご飯を食べてからベランダに出みました。日差しが降り注いて暖かく、我が家のあるマンションや、近所は帰省する人が多いのか?生活音が聞こえてこないので、とても静かです。マンションは全く人に会わないので、ゴーストタウン化しております。

話はそれましたが、午後なのでメダカも出ているかな?とも思いましたが、メダカ容器を覗いてもどこにもおりませんでした。

年末も年始も関係ないメダカたちは、水草の中で、春がくるのをじっと待っているのでしょう。

おせち料理です。伊達巻が好きです。
IMG_0136

メダカたちは水草の中で正月最初の1日を過ごしています。
IMG_0138



※最後に
ご覧になられている記事は、内容の見直し、文章の誤り(誤字や不適切な表現)による修正で内容が更新されることがあります。


スポンサー広告




タイトルに函館北斗(やはり函館がメジャーで北斗はマイナーな感じが..。)と書きましたが、北海道北斗市に行きました。私の生まれ故郷ではないんですが、両親と兄が住んでいます。

もちろんよく電話で近況報告などの話をして元気であることを確認をしているんですが、やはり対面で会って元気なのかを確認したいと思い、もちろん休暇がてらに行ってみたわけです。

函館から北斗市に向かうにつれ、家などの建物が少なくなり、その分、広大な原野(※)が広がっていきます。

※耕作の方法によらないで雑草、かん木類の生育する土地。 人手が加わっていないこと、林地でないことが要件となる。

それにしても車社会ですので、人がいないこといないこと。たまに自転車や歩いている人を見ると、何かのテレビ番組に「第一村人発見!」みたいな感覚になります。

函館市内の観光や大沼公園まで足を伸ばしてみたりと、あっと言う間に日が過ぎていきましたが、その間、時間がある時に、これだけ自然があるのだから、網(Amazonで現地配達購入)を持って、北海道で虫や水棲生物を捕ってみよう(その場でリリース)ということになり、近所を散策がてら出かけてみました。

しかしながら、広大な原野は拡がっており、原っぱに足を踏み入れてもバッタの類はおりませんし、トンボやセミ、蝶々も飛んでおりません。

近くの川(用水路みたいな所)に網を入れても何も捕れません。ようやく捕れてもカワニナ3匹といった具合です。川の水は透き通って綺麗な水です。しかしながら、綺麗すぎて何もいないのが何となくわかってしまいます。ガサガサしても意味がないのです。

そう言えば、セミが鳴いていないなぁと思いまして、大沼公園に行ったとき(厳密に大沼公園ではないのですが説明がややこしいので省略)はセミの大群がいたのですが、北斗市の家の周辺には全くおりません。

『過疎地であることはわかるけど、虫も魚も過疎地なの?』と思ってしまうぐらいに何もおりませんので、折角Amazonで購入したのに役に立ちませんでした。

IMG_9098



※最後に
ご覧になられている記事は、内容の見直し、文章の誤り(誤字や不適切な表現)による修正で内容が更新されることがあります。


スポンサー広告




中学校で仲良し四人組だったクニアキ、アイ、トシキ、テツは、怖い話を話したり心霊スポットに行くことが好きでした。

夏休み前のある日、テツが言いました。

テツ『そう言えば、さとるくん(※)の都市伝説の話、知っているよな?』
アイ『知ってるよ。電話で呼び出すと24時間以内に真後ろにきて、そこで質問できないか、後ろを振り返ると、あの世行きのやつ。』

※電話で呼び出す怪異。公衆電話に10円玉を入れて自分の携帯電話に電話をかける。公衆電話の受話器から携帯電話に「さとるくん、さとるくん、おいでください。さとるくん、さとるくん、おいでください。さとるくん、さとるくん、いらっしゃったらお返事ください」と唱える。すると 24時間以内にさとるくんから携帯電話に電話がかかってきて、自分の今いる場所を知らせながら近づいてくる。そして最終的にさとるくんは自分の真後ろに来て、このときどんな質問にも答えてくれる。ただし後ろを振り返ったり、質問が思いつかなかったりすると、さとるくんにあの世へ連れていかれてしまうという。

テツ『そうそれ。実は、この手の話っていろいろあるんだけど、面白いやつがあるんだ。』
トシキ『どういう話よ?』
テツ『それがさ。さとるくんに質問するんじゃなくて、メダカ一匹くださいって言うんだ。』
トシキ『作り過ぎだろ。それ。』
テツ『まぁ。聞いてくれよ。そうすると24時間以内にさとるくんが水鉢を届けてくれるだ。その水鉢にメダカが一匹入っているんだ。』
クニアキ『タダなんだ。じゃ貰おうか(笑)。』
テツ『待て待て。最後まで聞けって。』
テツ『その水鉢は一つしかないんだ。水鉢に最初に触れた者はいいんだけど、触れられなかった人間はあの世に連れていかれちまうんだ。』
アイ『何それ。一人で電話すればいいでしょ。』
テツ『それじゃ。さとるくんは来ないんだって。複数でやると来るんだよ。』
ミク『でも、それじゃ一人しか助からないデスゲームじゃん。』
テツ『全員でさとるくんを出迎えれば助かるって話だぜ。』
トシキ『くだらねぇ。作り話にも程があるだろ。電話もイマドキ公衆電話なんだろ。』
テツ『しょうがねぇだろ。でもやってみないか。』
アイ『やるの~?ホントに~。』
テツ『暇なんだからさ。騙されたと思って。なっ。』
クニアキ『まぁ。やってみようか。』

仲良し四人組は、地元にある、いわゆる誰でも入れるような高校に進学することがほぼ確定的でしたので、特別に受験勉強するわけでもなく、とにかく暇なのでありました。そんな時のテツの提案でしたので暇つぶしにでもいいかと思い付き合うことにしました。

テツ『学校の近くに公衆電話があるから行ってみようぜ。』
クニアキ『早速やるのか?』

学校から歩いて5分のところに公衆電話ボックスがありました。

公衆電話

テツ『やることは一緒。公衆電話からさとるくんに電話をかけるんだ。』
テツ『掛け声がちょっと違って「さとるくん、さとるくん、メダカを1匹ください。いらっしゃたら返事をください。」でいいんだ。』
トシキ『わかった。わかった。やってみようぜ。』

代表でトシキがかけることになり、四人は受話器の近くに耳を近づけました。

トシキ『かけるぜ。』
トシキは電話をかけた。電話のコール音が聞こえる、コールが繰り返される。くだらねぇと思った瞬間、電話はつながりました。
トシキはつながらないと思ったのか驚いて『もしもし..。』と言ってしまいましたが、気を取り直して『さとるくん、さとるくん、メダカを1匹ください。いらっしゃたら返事をください。』と話して電話を切ろうとした瞬間。

受話器から『わかりました。』とはっきりと声がきこえたのです。

トシキは驚いて受話器を叩きつけるように置きました。

トシキ『今、きこえたよな。「わかりました。」って。』
アイ『聞えた。』
テツ『はっきり聞こえた。』
クニアキ『じゃあ。くるのか?さとるくん。』
テツ『..。』

何となく沈黙した四人でしたが、ちょうど週末はクニアキの両親が仕事でいないこともあり、クニアキの家に泊まることにしました。

それぞれ一旦、家に帰って、18時頃には四人ともクニアキの家に集まり、持ちよった弁当やお菓子を食べながら、ゲームに興じたり、ホラー映画を見たりと過ごしていました。

そして、深夜0時を過ぎた頃、突然、クニアキの家の固定電話が鳴りました。この時間に固定電話が鳴るのはありえません。

テツ『さとるくんじゃね。』
アイ『嘘?』
トシキ『来ねえよ。作り話だから。イタ電だって。』

クニアキが受話器をとって耳にあてると『さとるだよ。今、トシキの家の前にいるよ。ガチャ』と切れました。
トシキ『!?』
トシキ『きてるじゃねえか!』
テツ『落ち着けよ。トシキ。今、全員クニアキの家にいるじゃねぇか。さとるくん、間違ってるよ。』

10分後に再び電話が鳴りました。
クニアキが受話器をとって耳にあてると『さとるだよ。今、アイの家の前にいるよ。ガチャ』と切れました。
アイ『ひぃ。』と声にならない声をあげました。
トシキ『さがしてるじゃねえか!どうすんだよ!テツ!』
テツ『知るかよ。だけど本当かわかんねぇだろ。』

10分後に再び電話が鳴りました。
クニアキが受話器をとって耳にあてると『さとるだよ。今、テツの家の前にいるよ。ガチャ』と切れました。
アイ『ひぃ。助けて..。』と声にならない声をあげました。
トシキ『次、ここにくるじゃねぇか!どうすんだよ!テツ!クニアキ!』
テツ『四人で出迎えようぜ。四対一なら勝てるから。』
クニアキが口を開いて『四人で出迎えてみようぜ。さとるくんの話だと待ち状態だと最後は背後をとられて終わりだからな。』
アイ『無理でしょ!そんなの。』
トシキ『ねえわ。そんなの。』
テツ『..。』
クニアキ『このままじゃ、やられるだろ!出迎えるんだ!次電話きたら、皆で一緒に出迎えるぞ!!!いいな!!!』

10分後に再び電話が鳴りました。
クニアキが受話器をとって耳にあてると『さとるだよ。今、クニアキの家の前にいるよ。』
クニアキは間髪入れずに『さとるくん、待ってろ。今、迎えにいくから!』と受話器を切り『アイ、トシキ、テツ、行くぞ!』と声をかけて玄関に向かって猛烈にダッシュをして玄関の扉を開けました。

玄関の扉を開けてさとるくんを探しましたが、どこにもいません。

クニアキの家は一軒家で玄関の前は庭があり、さらに庭先に門があります。もしかしたら庭の門の前にいるかと思い、庭にでて庭の門を開けて道路に出ましたが、さとるくんはいませんでした。そして気付いたのですが、アイ、トシキ、テツもいませんでした。

クニアキ『何だ!あいつら、来なかったのか!』と再び、庭の門をくぐり、玄関に戻ろうとすると

家の方から『ぎゃーーーー!!!!』『きゃーーーーー!!!』と絶叫がきこえてきました。

クニアキは急いで玄関に戻り、玄関の扉を開けて『アイ、トシキ、テツ、大丈夫かぁ!』と叫びました。

すると玄関の土間の先の式台に、水鉢があるのがわかりました。

クニアキが『何だ!この容器は?』と見ると水鉢の中にはメダカが1匹泳いでおりました。

その瞬間、全てを察しました。

そして気付きませんでしたが、いつの間にか背後に誰かいるのがわかりました。

背中からぞくそくするものを感じ、とっさに振り向いてはいけない!と思いました。

すると背後から『クニアキ。来たよー。』と子供の声がしたのです。

このままじゃ、やられる!と思ったクニアキは、とっさに水鉢をつかみました。

すると『それはクニアキにあげるね。じゃお礼にもらっていくね。』と言い残した瞬間、

居間の方から『ぎゃーーーー!!!!』『きゃーーーーー!!!』と絶叫がきこえてきました。

クニアキはしばらく動くことができませんでしたが、我に返ったクニアキは靴を履いたまま居間に行くと、そこはもぬけの殻でした。

いくら三人を呼んでも、どこを探しても、三人は見つかりませんでした。

警察に連絡して捜索してもらいましたが、その後三人は見つかることはありませんでした。

そして、さとるくんにもらった水鉢はいつの間にか、なくなっていました(終)。



※最後に
ご覧になられている記事は、内容の見直し、文章の誤り(誤字や不適切な表現)による修正で内容が更新されることがあります。


スポンサー広告




夏休みの登校日、小学校で同じクラスで仲良しだった、リク、タケル、ヨシキ、ミクの四人は肝試しとして、山の麓にある廃寺に行くことになりました。

その廃寺は地元では有名な心霊スポットではなく、むしろ心霊スポットは、地元には廃病院がありましたので、そちらが有名だったのです。

ただ、廃病院に行くと柄の悪い連中に出くわして別の事件に巻き込まれることになりますので、小学生でも行けて、またメジャーではない心霊スポットとして廃寺はうってつけだったのです。

リク『何時にどこに集合する?』
タケル『近くのコンビニに20時ごろでどう?』
ヨシキ『親にはカブトムシを捕りにいくことにしようぜ。』

流石に親に心霊スポットに危ない場所に行くなんて言えません。そこでカブトムシを捕まえに行くということに口裏合わせをしました。カブトムシを捕るの公園は人通りの多いので、地理も知っている親に何とか許可をとることができると思ったのです。

リク『そうだな。』
ミク『みんな、親を説得できるの?』と疑心暗鬼でしたが、
リク、タケル、ヨシキは口々に『ミクは怖くて来ないんじゃないの!』と言うので
ミクも『親に言うのなんか簡単だし!』と言い合いになりましたが、そこはいつも仲良しグループですから、すぐに違う話題になったのでした。

リク『もうひとつ、一人で行くってことにしようぜ。』
ミク『え?何で?』
リク『この間、四人で学校のガラス割っただろ。マークされてんの。俺たち。』
タケル『そうだな。一人で出かけることにするか。』

その場は解散して、リクは家に帰り、親に『一人で?』という反対を『人通りが多い』『明るい場所だから』と何とか理由をつけて何とか集合場所に集まることができました。

コンビニに行くとすでにタケル、ヨシキ、ミクは着いていました。

ヨシキ『遅いぞ!リク!』という言葉にリクは『わりぃ。わりぃ。』と三人に近づきましたが、三人はどことなく沈んでいる感じのするのでした。

リク『何だ!怖いの?やっぱりやめて本当にカブトムシ捕りに行く?』
タケル『はぁ。何言ってんの。平気だし!行こうぜ!』

四人は山の麓の廃寺に行きました。歩いて15分程です。

最初は賑やかだった四人でしたが、山の麓の廃寺に近づくにつれて徐々に口数が少なくなりました。

そして、ようやく廃寺に着いた時は、四人ともダンマリ状態となっていました。

山の麓の廃寺は真っ暗ですので、四人の懐中電灯の光だけが頼りです。

ここにきてミクが『やっぱりやめよう。』と言いましたが、四人は『ここまで来て止めれるか!』と即座に却下したのでした。

廃寺といいますと荒れ果てて草がボーボーに生えており、建物は老朽化が進み朽ちてきて今にでも崩れ落ちそうになるようなイメージですが、寺に入ってみると寺の中は草も刈られてような状態で、建物も朽ちたような感じでなく、今でも住職が住んでいるような新しさでした。

ヨシキ『意外に綺麗だな。』
ミク『草もあまり生えていないからよかったよ。』
タケル『奥に入ってみようぜ。』

寺の奥に入ると、月明かりに照らされて、庭には大きな池があるのがわかりました。

暗い池

そして、池が何やら光っているのが遠くからでもわかります。

四人は近づいてみると、池の中には青白く光るメダカが沢山泳いでいました。その光景はとても幻想的な感じがしました。

ミク『うわぁ。綺麗。』
タケル『すげぇな。』

よく見てみると、メダカが人に慣れているのか?こちらをじっと見ていることがわかりました。

リク『メダカがこっちを見てる感じがする。』

リクは、メダカが綺麗というより、得体の知れない何とも嫌な感じがしました。

するとメダカを見ていたヨシキが『こんなレアなメダカなかなかいないからを捕まえてみようぜ。』と言いました。

リクは『やめておけって。それに捕まえるものは何にも持ってきてないし。』

タケルが『そこにバケツがあるからすくおうぜ。』とバケツを持ってきました。

一番メダカに見とれていたミクが『すくってみる。』とタケルからバケツを奪い取りました。

そしてミクはメダカをすくおうとしましたが、メダカはすり抜けるように逃げてしまいます。

ミク『もう少し水中に入れて』とバケツをもつ腕ごと水中にいれたとたんに、何かに引き込まれるように池に落ちました。

それを見ていたタケルとヨシキがミクを助けようと片手を伸ばすとミクは二人の片手を両手でつかんだのですが、ミクの腕の力はとても力強く二人とも一気に池に落とされました。

池はとても深いのか?三人とも這いあげることができません。

ヨシキ『何かが足をつかんでいる!』
タケル『助けて!』
ミク『いやー。助けて!』と叫んで這い上がろうとしています。

ヨシキが『リク。助けてくれ!』とリクに助けを求めます。

リクはそれまで呆然と眺めていましたが、ヨシキの叫びに我にかえって、池に近づき懐中電灯で照らしました。

その瞬間、リクは身動きできませんでした。

ヨシキ、タケル、ミクの体には無数の手がからみついていたのです。

メダカだと思っていたのは人間でした。いや、池の中にいるので人間ではありません。

この世のものとは思えない者たちでした。

それはリクのライトに照らされて一斉にリクの方を向きました。

そして池から這い出てこようとしたのを見てリクは一目散に逃げ出しました。

後ろから三人の『リク!助けてくれー。』という声が聞えましたが、振り返る余裕もなく、必死に走って寺から出ようとしました。

寺から出ようとした時に『次、ここに来たらコロス!』という声が聞えたように感じました。

リクはとにかく全速力で家に帰りました。

家に帰って『三人を助けなきゃ。』と思いましたが、怖くてとても寺に戻ることはできずに、そのまま布団にくるまっていましたが、リクはいつの間にか寝てしまい朝になりました。

翌朝、起きてきたリクに母親が『ねぇ。ヨシキくん、タケルくん、ミクちゃんが昨夜から家に帰って来ないんですって、何か知っている?』と尋ねられましたが、リクは『一人でカブトムシを捕りに行ったから知らない。』と答えました。

その後はとても長く感じられる時間が過ぎました。ヨシキ、タケル、ミクの親は四人が仲良しなのを知ってか、親たちや先生が代わる代わる電話や家にきて『どこに行ったか?きいてない?』と尋ねられましたが、リクは繰り返し『登校日は一人で先に帰ったので知らない。』と答えました。

警察による捜索によって三人が見つかったのは三日後でした。三人とも寺の池で遺体となって発見されたのでした。

後日、警察が訪ねてきました。

警察官『リクくんだね。』
リク『はい。』
警察官『ヨシキくん、タケルくん、ミクちゃんが亡くなったのは知っているね。』
リク『はい。』
警察官『一番仲良しだったと聞いているけど、話をきかせてくれないかな。』
リク『はい。』
警察官『登校日にヨシキくん、タケルくん、ミクちゃんがどこかに行くって話をしていたのか?知らないかな?』
リク『カブトムシを捕りたかったので誘いましたが三人に行かないって言われました。その後は一人で先に帰りました。』

その後もいくつか警察官に質問されて、いくつか答えたものの事件に関係ないとわかると、警察官は最後にこう言いました。

警察官『三人はね。溺れてなくなったんだけどね。この近くに流れている○○川には特に行った様子がないんだ。』

こうとも言いました。

警察官『寺の池には水がはいっていないんだよ。溺れた理由がわからないんだ。』

あの夜、月明かりに照らされた池には水がありました。そして青白いメダカが泳いでいたのを覚えています。

その後、小学校卒業とともにこの町から引っ越しをしましたので、あの寺がどうなったのかはわかりません(終)。



※最後に
ご覧になられている記事は、内容の見直し、文章の誤り(誤字や不適切な表現)による修正で内容が更新されることがあります。


スポンサー広告




むかしむかし、あるところに寂れたお寺がありました。

普段は誰も寄り付かないような寺でして、お坊様も住んでいない空き寺でした。

そんな、お寺の一角に手水鉢がありました。

小さいな手水鉢でしたが、そこに1匹の金色に輝くメダカが棲んでいました。

小さい手水鉢でしたが、どんなに晴れが続いて雨が降らなくても水は一杯で

メダカはとても気持ちよさそうに泳いでいました。

手水鉢

そんな空き寺でしたが、、近くに住んでいる「喜助」という男が、時折やってきてはせっせと寺やお墓の掃除をしていました。

空き寺でも、寺は寺。神聖な場所であるお寺が汚れるのが見ていられない性格なのでした。

「喜助」は手水鉢にいるメダカを眺めながら、掃除をするというのが日課となっていました。

春夏秋、そして雪が降る冬は、暖かい日を選んでお寺やお墓の掃除をしておりました。

手水鉢を見るとメダカは一年中、気持ちよさそうに泳いでいました。

そして、メダカは死ぬことはありませんでした。

ある時、名高いお侍一行が、この寺に通りかかりました。

お寺に入り、休憩しようとして、呼びかけましたが、誰も返事がありません。

お侍様は『ここは空き寺のようだな。』と休憩することにしました。

お寺を散策していると、手水鉢にメダカが泳いでいるのが目に入りました。

お侍様は『この魚はたしか...メダカという魚だったな。金色に輝いていて綺麗な魚だな。』

『ぜひ、綺麗な魚を持って帰りたい。』と思い、柄杓でメダカをすくおうとしました。

しかしながら、メダカを何度すくおうとしても、メダカをすくうことはできませんでした。

『何と!』

そこに「喜助」がやってきて『お侍様。そのメダカをすくうことはできません。』

『そなた!何者じゃ!』

『すぐそこの村に住んでおります「喜助」という者でございます。たまに、この寺の掃除をしております。』

『「喜助」とやら。このメダカがすくえないとはどうしてじゃ?』

「喜助」は『このメダカは、この世のものではありません。いくらすくってもすくうことはできません。』

『このメダカは、以前、この寺の池にいたのですが、池で溺れて亡くなった子供がでたことで、村の者が池を埋めてしまったのです。』

『池を埋めたとたん、この辺りは雨があまり降らなくなりまして、不作が続いております。』

『それは如何な。我はこの辺りをこれから治めるためにきた領主となる身である。農作物が不作では困る。』

「喜助」は『池を掘り返しておりますが、何せ一人でしておりますので、元通りにはしばらくかかります。』

『そなたは、池を元通りにすれば、再び雨が降ると思うのか?』

「喜助」は『元に戻ります。お約束いたします。』

お侍様は『よし!それでは池を掘り起こそうではないか。「喜助」やら。雨が降らなかったら、ただではおかんぞ!』

お侍様は、家来たちに命じて、近隣の農家から道具を借りてきて、池を掘り起こしました。

沢山の家来たちによって、池は瞬く間に掘り返されて以前の池に戻りました。

お侍様は『池に水を入れないといけないな。』

「喜助」は『お侍様、必要ありません。』というと、柄杓で手水鉢にいるメダカをすくうと、なんと!メダカはすんなり柄杓に入ったのです。

そしてメダカを水のない池に入れました、すると池はみるみるうちに水で一杯になりました。

水の入った池の中で金色に輝くメダカはすぅーっと消えてしまいました。

喜助は『この池は、いずれメダカが増えていきます。お侍様、ありがとうございます。』

その時、辺りは暗くなり、雨が降り始めました。

お侍様は『「喜助」とやら。お主がいったことが正しかったようじゃ。』と「喜助」のほうを向くと「喜助」の姿はどこにもありませんでした。

後日、お侍様が再びお寺を訪ねると、お寺の池には沢山のメダカが泳いでおり、綺麗な睡蓮の花が咲いておりました。

「喜助」の姿はなく、近くの農村を訪ねて「喜助」を探すと、

『お侍様。喜助ですか..。この辺りに喜助という者は住んでおりません。』

『そう言えば、以前、池に溺れて亡くなった子供が「喜助」って子だったような。』

『自分のせいで池を埋めてしまったことで、あの世にいけなかったのだな。』とお侍様は遠くに見えるお寺を見て呟きました(終)。



※最後に
ご覧になられている記事は、内容の見直し、文章の誤り(誤字や不適切な表現)による修正で内容が更新されることがあります。


スポンサー広告




今日は朝起きると凄まじい雨が降っておりました。 これは通勤したら「びしょ濡れだな。」と思いましたが、在宅勤務ですので同時に「在宅っていいな。」と思った次第です。

昼になると雨はやみ、夕方になる頃には雲の間から太陽が覗きましたので、ちょっと外出でもしようかと思いまして、ホームセンターに行くことにしました。

とは言え、徒歩では行ける距離でもないので、自転車に乗ってサイクリングがてら自転車で15分程の場所にあるホームセンターに行きました。

ホームセンターには3つ購入したいものがありまして、1つ目は「ヒドジョウの赤ちゃん」です。このホームセンターのヒドジョウは赤ちゃんですが、世間一般で販売されているヒドジョウに比べて安いので何度か購入しています。

ところが「売り切れ!入荷待ち!」となっておりガックシとなりました。

次に欲しいのは「エビのエサ」です。ミナミヌマエビやスジエビを専用の容器で試しに飼ってみようと思い飼っておりますが、まだ立ち上げたばかりで藻やコケ、微生物といったエサが不足しているので、エビのエサを購入しようと思った次第です。とは言え、我が家で一番喰いつきがいい「ザリガニのエサ」がありましたので購入したした。

3つ目ですが、これはホームセンターに販売しているかどうかわかりませんでしたが、「アゲハ草(ヘンルーダ)」です。

「ヘンルーダ」はミカン科の常緑小低木。地中海沿岸地方の原産で、樹高は50センチメートルから1メートル位に育ちます。食用にはならないハーブのひとつで、独特の強い香りがあり、庭に植えると虫除けや猫除けになります。「猫除けハーブ」として販売されていることが多いです。また、アゲハ蝶の幼虫がつきやすいので「アゲハ草」とも呼ばれています。他にドライフラワーやポプリ・サシェにして飾っても防虫効果を発揮します

◆基本情報
【品種名】 : ヘンルーダ(アゲハ草)
【分類】  : ミカン科の常緑小低木
【草丈】  : 1m程度
【分布地】 : ヨーロッパ南部(地中海沿岸)
【開花期】 : 6月~7月
【冬場】  : 常緑(枯れない)
【繁殖】  : タネ、挿し木、株分け
【水管理】   乾燥を好む為、鉢植えなら土の表面が乾いたら
        水をあげること
【日当たり】: 日当たりのよい所
        夏の直射日光に弱いので半日蔭
【用土】  : 自分で土を作る場合は、
        赤玉土7:腐葉土3の基本的な配合の培養土
【肥料】    元肥で緩効性の化成肥料を土に埋める
        (春から秋にかけて、
        2週間毎に液肥を与える)
【シーズン】: 1年中(常緑)
【鉢サイズ】: 5~8号程度

※参考:鉢サイズ
号数 鉢の直径(cm) 土の量(L)
3号鉢 9 0.3
4号鉢 12 0.6
5号鉢 15 1.3
6号鉢 18 2.2
7号鉢 21 3.5
8号鉢 24 5.2
9号鉢 27 7.8
10号鉢    30 8.4
11号鉢 33 10
12号鉢 36 14

探していたら、前に低い台、奥に高い台があり、高い台の上に「山椒の木」がありまして、ご丁寧に「アゲハ蝶の幼虫がついていたら、タダであげますのでお声がけください。」という札がついていました。1週間前に見た時には、アゲハ蝶の幼虫がついていましたがおりませんでした。誰かに貰われていったのでしょうか。

実はアゲハ蝶の幼虫をベランダで育てようということで「山椒の木」を昨年購入して、うまく1年育てたのですが、春になり小さな新芽がでてはいるのですが育ちません。これ以上はちょっと厳しそうですが「山椒の木」をもう一度購入して育てるのは無理がありますし、かと言って、アゲハ蝶の幼虫だけ貰って持って帰っても餓死させてしまいます。

アゲハ蝶の幼虫を呼び込むのは、まだ先にして「アゲハ草」をまずは購入して育ててみようということにしたのです。

しかしながら「山椒の木」はあるものの「アゲハ草」は見つかりません。『やはりないのかな?』と諦めかけた瞬間、低い台を見ると「猫除けハーブ」ということで「アゲハ草」はあったのです。

そしてよくよく見るとアゲハ蝶の幼虫があちこちにいて、「アゲハ草」をモリモリ食べているではありませんか。

アゲハ蝶の幼虫とともに「アゲハ草」を購入したかったのですが、あまりにも「アゲハ草」が小さいので、そのまま購入して持ち帰っても「ハゲ山」にされてしまうことがオチなので、アゲハ蝶の幼虫がいない元気のいい苗を購入することにしました。

「山椒の木」の代わりに、うまく育てたいと思います。本当は「山椒の木」も復活してくれるとありがたいのですが..。


売られているヘンルーダにいたアゲハ著の幼虫たちです。知らない人はビックリするでしょうね。
20220527_173025191



※最後に
ご覧になられている記事は、内容の見直し、文章の誤り(誤字や不適切な表現)による修正で内容が更新されることがあります。


スポンサー広告




今日はいい天気でした。夏日でしたが暑く真夏日のようでした。江戸川河川敷にある小岩菖蒲園に行きました。小岩菖蒲園の菖蒲の開花時期は5月下旬から7月上旬まであり、園内では50,000本の花が咲いて来園者を楽しませてくれます。

本日ですと見頃に時期ですが、実は見頃の時期に訪れたことがなく、見頃の時期を過ぎてから訪れることが多かったのですが、初めて見頃に時期に行ってみました。

本日は土曜日ということもあり、小さな子供を連れた家族連れ、ご年配の夫婦、道も広く、バリアフリーなので車いすの方、カメラ小僧など、多くの人で賑わっておりました。

初めてきましたが、とても綺麗な菖蒲の花が咲き誇っておりました。

菖蒲を見に来たのも目的ですが、実は別に理由があり「ある生き物」を捕まえにきたのです。大量発生していると思われたのですが、時期が早すぎたのか、その生き物はおりませんでした。

大量発生しているのはアマガエルのおたまじゃくしか、ドジョウの子供でした。他にミズムシがおりました。親アマガエルも泳いでおりましたが、警戒心が強いので、とても素早く写真と撮る間のなく、逃げられてしまいました。


小岩菖蒲園です。入口っていうのは特にありません。どこからでも誰でもいつでも入れます。
20210612_172333195

小岩菖蒲園はムジナモなる天然記念物の水草が発見された場所らしいです。
20210612_170517760

洪水で流されたので、天然記念物の指定が解除されたそうです。
20210612_170530164

近くに京成本線が通っております。
20210612_163243091

株分け年数でエリアがわかれており、ここは2年目のエリアです。
20210612_171916384

こちらが4年目のエリアです。2年目より綺麗に咲いているような気がしました。株分けが2年目から4年目がエリアがわかれておりますが、初年度と5年目以降のエリアが見つけられませんでした。
20210612_165739561

アマガエルのおたまじゃくしが沢山いました。子供達が網で掬って捕っておりました。捕ったおたまじゃくしは持ち帰ってもいいと思いますが、親御さんは育てられないという感じで逃がしているのを何組か見ました。たしかにカエルになると、そこからの飼育はかなり難しいですね。
20210612_163818643

ドジョウの子供が産まれておりました。親ドジョウは見当りませんので、シーズン後は土の中に卵があり、菖蒲を植えて水をひくと孵化すると思われます。
20210612_163446452

ドジョウの赤ちゃんです。
20210612_172138436



※最後に
ご覧になられている記事は、内容の見直し、文章の誤り(誤字や不適切な表現)による修正で内容が更新されることがあります。

スポンサーリンク


スポンサー広告




↑このページのトップヘ