虎ノ門虎之助のベランダ・ラボラトリー ft.メダカ

いつものようにプログを眺めていたら、妻が言った『7年もやってるんだから、プログ書いてみたら?』と。こうして始まりました。 屋外(ベランダ)での、メダカ、ドジョウ、エビ、貝や、水生植物の飼育記録をとっていないので、自分自身でも後から見返せるように残しています。


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カテゴリ: ハス、スイレン

今年は、ハスの容器の設置場所がよかったのでハスの葉が沢山生えてきて「これなら蕾にいずれ出てくるな、楽しみ」と思っていたのですが、一向に蕾が水面から出てくる様子もなく夏を迎えました。

そしてようやく待望の蕾がでてきて、蕾も大きくなったので花を楽しみにしていましたが、何とそのまま花は咲かずに花びらが落ち始めました。

花が咲かない理由は肥料が足りないからという理由が一番でして、ハスはよくいう「肥料食い」の植物ですので、シーズン中(6~9月)までは毎月肥料を上げないと生育に影響がでてしまう植物ですので、肥料が足りなかったのかもしれません。

急遽、追肥を行うことにしました。しかしながら、次の蕾が見つからないために、今シーズンはこれが最後のハスの花になるかもしれません。


水面に落ちたハスの花です。
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花びらが落ちて中が見えているハスの花です。
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※最後に
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今日も空はどんよりしておりますが、雲の厚さが薄いのか、太陽の光が雲を通して地上を照らしております。そして若干の風が吹いておりますが、冷たいんだか、生ぬるいんだか、よくわからない風でして、午前中に買い物にいきましたが、汗がジワリとでてくるのです。

午後に入ると徐々に雲が厚くなってきて、どんより感が強くなってきており、今にも雨が降りそうな感じです。

午前中に水草の間引きを行いました。あまり日光が当たらなくてもアナカリスやマツモなどの沈水性植物はどんどん繁茂していき、メダカなどの水棲生物の棲息エリアを少なくしてしまいますので、適当なところで間引きします。

「思い立ったが吉日」でして、すぐに行わないと、あっという間に繁茂してしまいますので、すぐに行います。

5月以降に生まれた子メダカは順調に大きくなっていますが少し個体数が減りました。全部が全部、健康なメダカではないと思いますので、自然淘汰されているのだと思います。それでも、沢山のメダカがおりますので、ベランダ飼育としては、あまり増やすのも場所がなくなってしまいますので、個体数はコントロールしないといけません。

他にも一通り、ガーデニングやアクアリウムの生き物たちを確認していきます。

蕾をつけていた姫スイレンですが、今日、花が咲きました。

一般のスイレンは早ければ4月下旬から5月上旬に咲き始めます。他の方のプログでもスイレンが咲いた記事がたくさん載っていますが、我が家はというと他の方より1ヶ月~2ヶ月は遅れます。

そうというのも、我が家の日照時間は午後(12時頃)からで今(2022年の夏至は6月21日)だと7時間ぐらい、冬(2022年の冬至は12月22日)なら5時間あるかないかで日照時間がとても短いので、スイレンの生育に影響してしまっているんだと思います。

スイレンやハスの花はなかなか咲きませんが、全く咲かないというわけではなく、少しですが花が咲いてくれますので貴重な時間を楽しませてもらっています。

一般的なスイレンの花は早朝に咲いて午前中には閉じてしまいますが、姫スイレンの花は昼頃咲いて夕方に閉じます。

我が家の姫スイレンの花はというと、午前中に咲いて夕方近くに閉じます。ちょっと長いです。そして2~3日は咲いてくれますので、ありがたく拝ませてもらっています。

我が家の姫スイレンです。
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綺麗に咲いてくれています。
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数年、冬越しを成功させて育てていた「即非蓮(ソクヒレン)」を春に植え替えしましたら、蓮根(レンコン:根ではなく地中茎が肥大化したもの)がなくなっていました。

毎年冬をいつもうまく越していましたので、春には大きく太いわけではありませんが、今年も芽を出してくれそうな蓮根を取り出すことができました。冬の間に消滅した理由がわかりませんが、かなりショックでした。

そこで、ハスの種が一つ残っていましたので芽出しをして育てようと思いまして、水に浸けておいたのですが、ハスの芽出しはうまくいかないことを忘れてしまっていました。

とにかく、芽出しするだけの日照時間が足りないと思われます。我が家は正午頃から日光が当たりはじめて、日照時間は6~7時間程度ですので、芽は出るんですが、その後は浮き葉が出てくるも大きな葉が育たすに、枯れて消滅してしまうのです。

そこで「招福蓮(ショウフクレン)」という種 の株を購入しました。

自分でもよくわからないのですが、どうしても毎年、ハス、スイレン、イネのある風景を見たいという欲求があり、どれかひとつ欠けても、何か寂しい感じがしてしまいますので、枯れてしまっても再び購入するということを繰り返しております。もちろん毎年ではなく、3~4年に1回あるかないかぐらいかと思います。

ハスを購入するにあたり、植え替えをしなくてはいけないということです。もちろん、そのまま育てられるのですが、置く場所がありませんので、何とか今年育てようとするハスの容器に植え替えないといけません。

植え替え時に蓮根と芽が折れてしまうと枯れてしまいますので、慎重に取り出さないといけません。

購入したハスの容器は段ボールの中にビニールに包まれておりますので茎を折らないように取り出します。そして容器の用土を手で少しずつ掘り返していきます。

茎を折らないように、蓮根を折らないように掘り進みます。用土が徐々に硬くなってくるので、少しずつ時間をかけて掘り出していきます。

幸い、茎や蓮根を折らずに、うまく掘り出すことができました。

そして蓮根を移植することができました。

今年は花を咲かすのは難しいと思いますが、元気に育ってくれるように世話をさせてもらいます。


今回購入した「招福蓮(ショウフクレン)」です。
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うまく育たなかったハスの容器です。
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植え替えたハスの容器です。うまく育ってくれますように。
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今日はとても暑い日で夏日(日中25℃以上)でした。4月下旬の大掃除から6月となりました。1ヶ月半経過して、メダカたちは大量死や病気になることもなく元気に泳いでおり、卵をホテイ草に産み付けて、稚魚が生まれております。

ヒメタニシの稚貝やミナミヌマエビの抱卵姿も見ることができました。屋外常温で育てているゴールデン・バルブやコリドラス・パレアタス(=青コリ)も元気ですし、新たに迎い入れたヒドジョウの赤ちゃんも元気にエサを食べて、すくすく大きくなっております。

また、植え替えた水生植物は元気に繁茂しております。屋外で冬を越したホテイ草も大きくなってきました。夏になれば、さらに巨大化することでしょう。

カブトムシもオオクワガタも幼虫は蛹化しておりますし、屋外で冬を越したオオクワガタの成虫は元気にゼリーを食べております。

しかしながら、すべてが上手くいっているわけではありません。

屋外飼育で、なかなか上手くいっていないこともあるのです。生き物を飼うというのは難しいことです。人間の思い通りにはなりません。


・イネの芽出しが上手くいかない。
 GWあたりにイネの芽出しを行い、5月末には芽出ししたイネを植えるのですが、うまく芽がでません。外に置いておいたので、日中と夜間の寒暖差でうまく芽がでていないのか、それとも昨年は梅雨が8月1日まで明けない影響で、稲穂がうまく育っていないのかもしれません。

一度芽を出さないイネを取り替えて芽出しをしておりますが、稲穂が育っていない場合は全滅ですので、芽出しは意味のないことになります。

・ハスのレンコンが育たず、芽出しもなかなか育たず
 即非蓮(ソクヒレン)を育てておりましたが、冬越し後の春の植え替えではレンコンが消滅しておりました。一緒に植えていた水生植物に養分を奪われてしまったのでしょうか。
 そこで、ハスのタネの芽出しを行いましたが、浮き葉が3枚でてくるまではよかったのですが、浮き葉が元気がなく若干枯れ気味な感じです。

・アメリカカブトエビが孵化しない
 冬越しした容器をGWに水を入れました。いきなり3匹孵化したのですが、いきなり夜寒い日があったことで死んでしまいました。写真を撮る暇もありませんでした。その後、他に荒木田土の中に卵があるのを期待して孵化するのを待っていますが、今だに孵化しません。



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5月になりましたので、毎年恒例のイネのタネの芽出しを始めました。

昨年は長引いた梅雨と、一昨年からアメリカカブトエビを育てていまして荒木田土に産卵しているかもしれませんので土を新しくすることができません。おそらく2つが原因で収穫したイネの籾は小さくて細いので、果たしてうまく芽がでるか心配です。

そして、何といってもアメリカカブトエビが孵化するかもしれない、一昨年からイネを育てていたプランターに水を入れました。

イネの芽出しの仕方は容器にティッシュを敷いて、昨年収穫した籾を入れて水をいれます。水は水道水で大丈夫です。
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一昨年からイネを育てているプランターです。昨年秋から荒木田土は乾燥させています。この土にアメリカカブトエビが産卵しているかもしれませんので新しい土に変えられません。毎年、肥料を足して育てているのですが、やはりイネの生育はよくないです(ここが難点)。
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プランターに水を入れました。水はカルキを抜いたものです。アメリカカブトエビは水質変化に弱いので注意が必要です。はたして、今年も孵化してくれるでしょうか。
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イネの他にハスのタネがひとつ余っていましたので芽出しをしています。もともと一昨年からハス(即非蓮(ソクヒレン))を育てていましたが「春の大掃除」で容器をひっくり返したところ、レンコンがなかったのです。冬の間に枯れてしまったのだと推察しますが原因が思い当たりません。下の写真はタネを水に浸けて16日経過したものです。発芽しています。
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姫スイレンが咲きました。4月25日に「春の大掃除」で植え替えを行いましたが、その時点では蕾の状態でした。

姫スイレンは小型の睡蓮で、睡蓮を植えるとなりますと、ある程度の水面の広さが必要になります。睡蓮の葉が水面で拡がって、太陽の光を受けて光合成する必要があるからです。

従いまして、ある程度の面積の広さのある容器が必要になります。それでも池や沼とは違い、限られた範囲ですので、葉が水面を覆ってしまいますと、太陽の光が底に届かなくなり、(飼っているとしたら)水生植物や微生物が死滅してしまいますので、取り除いてやる必要があります。

◆基本情報
【品種名】 : 姫スイレン
【分類】  : 抽水性植物(温帯性)
【草丈】  : 花2cm~4cm程度、シーズン5回程度
【分布地】 : 日本
【開花期】 : 4月~8月
【冬場】  : 冬は地上部は枯れる
【繁殖】  : 地下部でランナーを伸ばして芽を出す
【水管理】   鉢植えの場合は鉢ごと水につけ、株元が必ず水につかる水位で生育
【日当たり】: 半日以上、直射日光があたるところに置く
【用土】  : 水生植物の土(土の配合が難しいので水生植物の土を使用したほうがよい)
【肥料】    緩効性の化成肥料を土に埋める(肥料食いなので、シーズンは2~3週間毎)
【シーズン】: 4~10月(シーズン中は水上葉、シーズン外は水中葉を増やすので1年中)
【鉢サイズ】: 4号~7号程度

※参考:鉢サイズ
号数 鉢の直径(cm) 土の量(L)
3号鉢 9 0.3
4号鉢 12 0.6
5号鉢 15 1.3
6号鉢 18 2.2
7号鉢 21 3.5
8号鉢 24 5.2
9号鉢 27 7.8
10号鉢 30 8.4
11号鉢 33 10
12号鉢 36 14


「春の大掃除」で植え替えましたが、その時は蕾でした。蕾の状態で植え替えしますと開花せずに枯れてしまうこともあるのですが、今回は見事に開花してくれました。
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※アドセンス再設定対応済

今年は長い長い梅雨でありまして、梅雨が明けたのが8月に入ってからとなりました。その後、猛暑が続いており、本日も台風10号の影響からか、やたら蒸し暑い日でありました。

我が家は正午から日が差す南西の環境でして、西日が強烈に当たります。この環境下ですが、水棲生物は順応してくれています。

ただ、水生植物は元気に育つ一つの要素であります「日光」ですが、この「日光」が長い梅雨により足りないようでして、影響を受けている感じがします。

梅雨明けの8月の猛暑で水生植物たちは幾分元気に繁茂するようになりましたが、とにかく「花」が咲きません。今年は姫スイレンとサジオモダカしか花が咲かずに、他の水生植物は「花」が咲きません。

ガーデニングでもミニトマトが枯れてしまい、アサガオは普段ほど蔓を伸ばしません。植物たちは異常な夏を敏感に感じ取っているようです。


花が咲いたのは姫スイレンだけです。
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ホテイ草の花が咲きません。咲きやすい種なのですが今年は駄目です。
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ハスも咲きません。もともと咲きにくいのですが、今年は全く咲きません。ハンゲショウも今年は咲きません。サジオモダカだけはよく咲いています。ただ、鑑賞に適していないおで綺麗とは言えません。
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アサザは全く咲かないどころか元気がありません。葉があまり生えてきません。ホテイ草も枯れる一歩手前までいきました。今写っているホテイ草がそうです。他のホテイ草も同じようになった後に復活して元気になる感じです。
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※アドセンス再設定対応済

アサザの花が咲きました。昨年は咲きませんでしたので、うれしい限りです。アサザは咲く年と咲かない年があり、この原因はわかっておりません。

一輪の花ですが、それでも咲いてくれましたので、うれしいです。今シーズンはどれだけ咲いてくれるでしょうか。それとも、これだけでいきなり見納めになってしまうんでしょうか。

水生植物は、総じて元気に育っておりますが、コガマだけ何故か枯れてしまいました。コガマは過去どんな環境でも生き残っていた強い植物でしたので不思議でしかないのですが、やはり植え替えにはリスクがあるのだなと思い知らされた出来事ではあります。

異変に気付いたのは、半月ほど前ですが、まだ緑の部分が残っており、植え替えで一時的に元気がなくなったのかな?と思いましたが、それからも徐々に枯れてきてしまい、本日完全に枯れてしまいました。


アサザが一輪咲いております。
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ハンゲショウやサジオモダカが元気に育っています。
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ハス(ソクヒレン)の浮き葉と立ち葉が出ています。
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コガマが枯れてしまいました。地下で根が生き残って、そこから新しい芽が出ないかなとも思っており、まだ諦めておりません。
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姫スイㇾンも元気に育っています。蕾はまだつけておりません。
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※モバイルデバイス対応済
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今朝は、前日の大雨から一転、晴れわたった秋空でして、直射日光に当たると、ちょっと暑いくらいな感じです。いつものようにメダカにエサをあげにベランダに出ますと、姫スイレンの花が咲いておりました。

蕾になってから、かなりに時間が経過しており、その間にも台風19号など、天候の悪い日が続きましたので、そのまま蕾で枯れてしまうのではと思っておりましたが、本日の晴れ、そして最高気温25℃という予想の天気で、咲いてくれたものと思っております。

また日曜日から月曜日にかけては、曇や雨ですので、姫スイレンとしては「咲くなら今日しかない!」というタイミングだったと思います。

今年最後の姫スイレンの花ですので、しっかり見届けたいと思います。


姫スイレンの花です。今年は2つだけでした。
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まだ咲ききっていない感じもします。
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姫スイレンの花の横を泳ぐ黒メダカです。
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※2021.07.15更新(リニューアル)

うまく咲いた場合のハスの花
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8月21日にハスの花が咲きましたが、あっという間に花びらが落ちてしまいました。蕾が咲かないままに枯れてしまいました。ハスの花びらが散ると、花托「かたく」(実がなる部分)と呼ばれます部分が残ります。なお、この花托は蜂の巣の形に似ていることから「はちす」と呼ばれています。

もう一つ蕾があり、こちらも楽しみにしていたのですが、本日見ますと蕾が枯れているのがわかりました。開花を楽しみにしておりましたのでショックです。

この原因として考えられるのが「日照不足」です。この蕾が出てきてからは、ちょうど天気が悪い日、雨や曇りの日が続きました。

我が家の日照環境は特別でして、晴れの日でも日光が当たるのが正午頃からです。元々日照時間が少ない上に、さらに天気が悪いと植物や生物の育成に大きな影響がある環境なのです。

次に考えられる原因は「水不足」です。少しの水不足で蕾どころかハス自体に変調をきたしてしまい、最悪の場合、枯れてしまいます。

まず、葉の端からシワシワになっていき、そのうちにシワシワ部分から葉が枯れてきます。そして蕾自体も大きくならずに枯れてしまいます。これが全体に波及していくのです。夏の水の管理は重要でして、最低15~20cmの水位を保ちたいところです。

我が家の水位はしっかりと20cm程度は保っており、ここに関しては問題はないと思っております。

もう一つ考えられる原因は「リン酸の不足」になります。特にリン酸が不足すると蕾の生育が悪くなり立ち枯れを誘引するのと、苦土(酸化マグネシウムの俗称)不足が見られるようになり、このまま にしておくと腐敗病を発症いたします。

対処としては追肥を行います。それでも葉は十分に育っているにもかかわらずハスの蕾が出てこない、蕾のまま花が咲かない場合があります。それはやはり肥料不足の影響と考えられます。その場合は回復難しく、その年のシーズンは諦めることも必要かと思います(来年に期待!)。

我が家は、春の植え替え時にハスの専用土を使用して肥料は与えず、そのままにしていきました。何故、肥料を与えていなかったといいますと、肥料を与えると水の富栄養化が発生し、コケや藻が大量発生して水棲生物に影響を与えます。メダカが泳ぐスペースがなくなりますし、水底に光が届かなくなり、水が腐敗していきます。

本当はハスの容器で生物を飼うのは薦められていないのですが、我が家ではメダカやコリドラス・パレアタス(青コリ)などを飼っておりまして、コケや藻を発生させずに、ハスに肥料を与える量がなかなか難しいので、ここ2年は春だけで肥料を与えておりません。

とはいえ、ハスの花も見たいので、来年は再考してみようと思います。

◆現在(2021年)は?

 ハスの容器の中で一緒に水棲生物は飼育し続けておりまして肥料も与えております。コケや藻は若干生えるものの、水棲生物を脅かすまでの繁茂状態は見られないような形で肥料を与えております。どうしても少なめになりますので、やや蕾のつきは悪いです。


ハスの花托「かたく」です。
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こちらの蕾は枯れてしまいました。
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