虎ノ門虎之助のベランダ・ラボラトリー ft.メダカ

いつものようにプログを眺めていたら、妻が言った『7年もやってるんだから、プログ書いてみたら?』と。こうして始まりました。 屋外(ベランダ)での、メダカ、ドジョウ、エビ、貝や、水生植物の飼育記録をとっていないので、自分自身でも後から見返せるように残しています。


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カテゴリ: ホテイ草

GWが終わりました。5月1日、2日を休みましたので9連休という長い休みでした。

こんなに長くの休みとなりますと、最初は朝早く起きてジョギングしてと健康的な生活を計画しておりましたが、結局、昼近くまで寝てしまう日が多く、ジョギングも3回程度しかできず、あとはベランダでノンビリとメダカや金魚、カブトムシやオオクワガタを世話しながら眺めていました。

外出は遠出はしないけど、電車に乗って幕張に行ったり津田沼になったりするぐらいでした。

結局、何となく過ごす堕落した生活を送ってしまい、あっという間に終わってしまいました。

そのまま在宅勤務で仕事に入っても「社会復帰」できないだろうと、通勤でオフィスに出社したものの、朝はとても眠くてパフォーマンスがなんとなくよろしくないといった感じでしたが、膨大な仕事は待ってくれませんので、あっという間に「社会復帰」をはたしたのでした。

メダカ容器の入れております、冬越しで9割9分の株が枯れてしまったホテイ草ですが、ちょっとだけ復活の兆しを見せています。

ホテイ草は多年草なんですが、日本の冬の寒さに耐えれないので枯れてしまいますので、一年草に感じられるかもしれませんが、実際には多年草です。

よく川や池にホテイ草が繁茂して水面を覆ってしまっている光景を目にすることがありますが、これはホテイ草の一部が冬を越して春になって繁茂し始めるからです。

ホテイ草は世界中の熱帯・亜熱帯域に帰化し、日本では関東から南ではあちこちで野生化しています。冬はほとんど枯れてしまいますので、枯れたホテイ草が悪臭を放ちます。

寒い冬には弱いのですが、一部の株が生き残れば繁殖力が強く、富栄養化した水域ではあっという間に水面を覆い尽くすのみならず、肥料分が多くなると個体の大型化もみられるので、野外に放たれるとやっかいな植物です。
川や水路などの水の流れを滞らせ、水上輸送の妨げとなり、また漁業にも影響を与えるなど日本のみならず世界中で問題となっています。

国際自然保護連合(IUCN)種の保全委員会が作成した「世界の侵略的外来種ワースト100」に選ばれているのです。

我が家のホテイ草も新芽がかなり出てきて復活してきました。

冬を越した4月のホテイ草の状態です。ほぼ枯れていますが、一部緑の部分が残っています。
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現在のホテイ草の状態です。復活してきましたが地上部はまだまだです。ただし根は伸びており、そこにメダカが卵を産み付けております。これでも立派な産卵床です。
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※最後に
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5月もあと1週間でGWを迎えようとしていますが、ここ2日は空にどんよりと雲が覆っており、風が幾分冷たい天気になっています。Tシャツでベランダに出ますとヒンヤリと風を受けて寒く感じますが、メダカや金魚のお世話をしますと温まるので何とか大丈夫といった感じです。

メダカ容器の入れております、冬越しで9割9分の株が枯れてしまったホテイ草ですが、ちょっとだけ復活の兆しを見せています。

ホテイ草は多年草なんですが、日本の冬の寒さに耐えれないので枯れてしまいますので、一年草に感じられるかもしれませんが、実際には多年草です。

よく川や池にホテイ草が繁茂して水面を覆ってしまっている光景を目にすることがありますが、これはホテイ草の一部が冬を越して春になって繁茂し始めるからです。

ホテイ草は世界中の熱帯・亜熱帯域に帰化し、日本では関東から南ではあちこちで野生化しています。冬はほとんど枯れてしまいますので、枯れたホテイ草が悪臭を放ちます。

寒い冬には弱いのですが、一部の株が生き残れば繁殖力が強く、富栄養化した水域ではあっという間に水面を覆い尽くすのみならず、肥料分が多くなると個体の大型化もみられるので、野外に放たれるとやっかいな植物です。
川や水路などの水の流れを滞らせ、水上輸送の妨げとなり、また漁業にも影響を与えるなど日本のみならず世界中で問題となっています。

国際自然保護連合(IUCN)種の保全委員会が作成した「世界の侵略的外来種ワースト100」に選ばれているのです。

そんな一端を見れるホテイ草の復活劇なのです。

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3月も後半となり、我が家の周辺や会社の周辺では桜も開花しております。面白いもので桜も植わっている位置が少し違うだけで満開の桜もあれば、三部咲き程度の桜もあり、まるで違いますので、桜にも個体差があるのかなぁと思った次第です。

我が家の屋外ベランダのメダカ容器に目を向けますと、多年草の抽水性植物であるコガマやオモダカ系の植物は新芽をだしてきていますし、姫スイレンは蕾がでてきているのが見えます。ただし、年に1回の春の風物詩である全水替え、全植替えを行っておりませんので、この植え替えを行ってしまうと姫スイレンの蕾(実際は株)がダメージを受けてしまい、咲かなくなってしまうので毎年悩んでおります。

しかしながら植え替えないと植木鉢の中で根がパンパンになっており、それ以上株が成長しませんし、用土も栄養を昨年1年間で失ってしまっていあmすから、生育には確実に影響がでるからです。

他にも浮遊性植物であるホテイ草は、越冬に成功して新芽を出してきています。

本来、ホテイ草は多年草なのですが、日本の冬の寒さに耐えられず枯れてしまい、一年草と間違えられています。ただ、それは私が子供時代の昭和の時代であり、この令和の時代では、温暖化が進んでいるのか、屋外で越冬対策をしなくても、なんとか越冬できました。

「なんとか」と書きましたが、越冬できても元々は南米原産の植物ですので、寒さに強いわけではありません。

いくら温暖化でも日本の冬の寒さで枯れてしまうホテイ草の株は多く、全ての株が生き残るわけではありませんし、無事に越冬したとしてもホテイ草の株はかなりのダメージを受けております。

特に去年の冬は、とても寒い日が多かったのか、思いのほかホテイ草の株のダメージが大きく、ほぼ9割9分の株が枯れているホテイ草がありました。

ただし、残り1分が枯れていない緑の部分が残っていましたので、果たしてこれで復活するのか、観察してみることにしました。

うまく越冬できたホテイ草です。冬のダメージを受けていますが、これなら復活すると思います。ただし、復活までに大分時間がかかると思われます。
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ほぼ9割9分の株が枯れているホテイ草です。見た目は完全に枯れてしまったホテイ草です。
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ほぼ9割9分の株が枯れていますが、わずかに緑の部分が残っています。ここから復活できるか観察してみようと思います。
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今日も寒いですね。関東も雪だそうですが、ベランダから見える景色は、今のところ雨ですし、都心でも雪は降っていたようですが雨に変わってきています。

しかしながら、寒さは変わらず最高気温でも5℃予想とベランダに出ると凍るような寒さです。

今年は寒波が結構な頻度できております。近年続いていた暖冬とはちょっと違う感覚ではあります。

ベランダの生き物たちは春がくるのをじっと耐えていますので、寒波が訪れた日はメダカは水底にいます。動き回っているのは寒波にも強いスネールでして、元気に水面を逆さに浮いて動いている姿をよく見かけます。

全ての生き物は元気に春を迎えてくれるのが一番いいのですが、冬の厳しさを越すことができない生き物は、おそらく人間の目に見えない所で力尽きてしまっていると思われます。

生き物の中でも水生植物は多年草ばかりの抽水植物でして、常緑ではない植物が多いので、冬を迎える前には地上部が枯れてしまっています。春になると新しい芽が出てくるのです。

水生植物の中には、熱帯地方の多年草があります。

それは「ホテイ草」です。ホテイ草は本来は多年草ですが、日本の冬を越せないので枯れてしまい、1年草に見られることが多いです。ホテイ草を越冬させたい場合は暖かい場所を作ってあげてそこに格納してあげます。

本来は冬の寒さから身を守ってあげる「ホテイ草」ですが、近年の暖冬で何もしなくても無事に春を迎えることができています。ただし、冬のダメージはかなりのもので、なかなか新しい芽が生えてきません。それでも夏前には大きな株になっています。

しかしながら、今年の冬は寒波が結構な頻度できていますので、「ホテイ草」の株は大分、ダメージを受けており、越冬が難しい状態になってきています。



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今日もいい天気です。メダカや金魚、そしてカブトムシやクワガタのお世話をする為にベランダに出ただけで汗がダラダラと滝のように流れてきます。

セミの(羽化)スイッチも入ったようでして、昨日あたりからミンミンゼミが鳴き始めました。アブラゼミはまだのようです。公園を通りますと、さっそく子供たちがセミ取りに興じておりました。我が家の近くには森はありませんので、カブトムシ、クワガタムシなどはおりませんし、トンボが飛んでいて、子供だけが遊べるような池や湿地帯はありません(禁止区域は山ほどあります)。雑草が生えていてバッタが沢山いるような場所も近場にはありません。総じてセミ取りになるわけです。

我が家のメダカの容器の水棲生物たちも暑い日中は水草の陰に隠れております。メダカは一旦産卵が止まりました。一般的に暑い夏でも産卵はするのですが、我が家のメダカは一旦完全に産卵するのを止めてしまいます。産卵が盛んな時期は春から梅雨の間までです。

メダカの産卵はホテイ草に根に行います。産卵が盛んな時期は毎日ホテイ草の根についているメダカの卵をせっせと隔離容器に移します。

メダカの産卵が一時的に止まった暑い時期にはホテイ草が役に立たないかといいますと、そうではありません。

ホテイ草は夏の強烈な日差しからメダカたち水棲生物を守ってくれる役目となります。ホテイ草は夏の暑い時期に繁茂して株が大きくなりますので、丁度良い日陰になってくれます。メダカやミナミヌマエビはホテイ草に集まってきます。

ヒメタニシやカワニナもホテイ草の根や枯れつつある葉の裏についています。これら貝類はホテイ草をエサにしているのもあり、根がびっしり生えるので隠れ家としても最適なのです。

そんなホテイ草は実は多年草でして、何年も育てられるのですが南米原産ということもあり、日本の冬の寒さに耐えれずに枯れてしまいます。

しかしながら、温暖化なのかどうかわかりませんが、屋外で冬も越せるようになってきています。以前は越冬対策をして冬を迎えていましたが、去年の冬は何も越冬対策をせずに冬を迎えましたが、見事に冬を越しました。

ただし、全てのホテイ草の株が冬を越せたわけではなく枯れてしまう株もあります。特に傾向はなく、大きな株が冬を越せるわけではなく、小さな株でも冬を越せますし、同じ容器に入れていても冬を越せる株、越せない株があります。

そして春になり再び新しい芽が出てきますが、ここからなかなか回復しません。何とか、メダカが産卵するようなレベルの株にはなりますが、春から販売されるホームセンターなどのホテイ草に比べて、元気がない状態が続きます。

もしかしたら、枯れてしまうのではと思うほどに元気がありません。

そして、梅雨辺りになってようやく大きな葉を出すようになります。

夏場の今頃になってようやく株が大きくなってきましたが、ホームセンターで購入してきた株に格段の差があります。冬場のダメージがそうそうあり、ダメージ回復に時間がかかるのかなと思います。


冬越ししたホテイ草です。少しだけ緑の部分があれば越冬成功です。
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冬越しして復活したホテイ草です。まだまだ小さいです。
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こちらはホームセンターで購入したホテイ草です。かなり大きくなっています。
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今日はやや寒いです。寒の戻りでしょうか?ベランダのメダカの動きも鈍い感じです。今週末を過ぎると20℃以上の日が続く予想ですので、いよいよ春本番です。

昨秋から何も冬の対策をせずに越冬させたホテイ草ですが、枯れる手前で何とか踏ん張り春を迎えました。ただ。全部が全部冬を越せたわけではなく、枯れてしまったホテイ草もあります。

ホテイ草は多年草ですので、本来であれば翌年も元気に新しい芽が出て繁茂して育ちますが、日本の寒い冬の気温に耐えられずに枯れてしまいます。また、花を咲かせて実になり、水中に種がばらまかれて新しい芽がでる増え方もあります。

家庭でのホテイ草は、花が咲かないことが多く、また種がうまくできない、そして種が日本の気候では越冬できないなどの問題があり、前者の多年草として春に新しい芽が出てきて育ちはじめるのが主な増え方です。

日本の冬に生き残るホテイ草、枯れて死んでしまうホテイ草は株により違います。

まず、一律に大きな株のホテイ草が生き残り、小さな株のホテイ草が枯れてしまうかと言われれば、そうではありません。大きな株でも枯れて死んでしまい、小さな株でも生き残ります。

次に、日当りが良い場所の株が生き残り、日当りの悪い場所の株が枯れてしまうのかと言われれば、そうではありません。

実は生き残る株、枯れてしまう株の条件はよくわかっておりません。従いまして、1株で越冬させてしまいますと枯れてしまう可能性がありますので、何株かを越冬させる必要があります。

完全に枯れてしまったホテイ草の株です。こうなってしまったら春に新しい芽はでません。
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少し枯れていない部分が残ったホテイ草です。新しい芽がでてきました。
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こちらも僅かに枯れなかった部分が残ったホテイ草です。新しい芽がでてきました。
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今日は若干曇りですが、それでも外に出ても寒くないような気がします。ただし、水温は20℃を割り込んでいますので、昨日から再開した水棲生物たちへのエサやりは小休止です。

一方、多年草の水生植物たちも新しい芽を出すもの、もともと冬も常緑でそのまま元気なものと様々ですが、そんな中で本来、多年草の水草のホテイ草は、冬の寒さでほぼ枯れた姿になっています。

ホテイ草の越冬は日本の気候でも難しいところもありますが、野に放たれたホテイ草の一部は無事に越冬して、春にあり暖かくなっと同時に繁茂し始めて、爆発的に増えて水面を覆い各地で問題になっています。

そんなホテイ草ですが、水質浄化に優れている、メダカの産卵床になる、水棲生物のエサになるなど、アクアリウムの世界では重宝がられており、ホームセンターやペットショップでは必ず見かけるメジャーな水草なのです。

我が家もホテイ草を重宝しており、必ず1容器に1株のホテイ草を入れているぐらいです。

冬に弱いホテイ草の越冬対策ですが、数年前はビニールハウスに入れてみたり、発泡スチロールにいれてみたり対策をして越冬させていましたが、近年の暖冬により越冬対策しなくても越冬できるのではと思い、一昨年(前回)の越冬からは特に何もせずに越冬させており、問題なく越冬できておりました。

ただ、前回の越冬は記録的な暖冬でしたので参考にならなかったのですが、そのイメージが先行してしまい、何も越冬対策せずにいたわけです。

しかしながら今回の越冬では、思いのほか寒くといいますが、日本の冬らしい寒さで平年より寒い気温となりました。

そんな中でホテイ草はみるみるうちに元気がなくなっていき、1月ぐらいに枯れ死してしまったホテイ草もありました。

今年は全滅かなと思いましたが、3月を迎えてわずかですが、緑色の枯れていない葉を残したホテイ草もおります。

本格的な春はもう少しですので、まだ安心できないのですが、何とか越冬できたのかなとも思っております。ただし、ほんの僅かですので、ここから新しい芽(葉)が生えてくるのか?といった不安要素もありますが、植物の生命力に期待したいと思います。


わずかに少しの葉が緑色のホテイ草です。瀕死の状態です。
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こちらは枯れ死してしまっているホテイ草です。
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こちらも緑色の部分を残しているホテイ草です。ここから復活するのでしょうか。
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今年はやたら寒く感じます。1月中旬から2月上旬までは1年で一番寒い季節ですが、平年よりとても寒く感じます。

気象庁がまとめている1991年から2020年の30年間のデータによると、千葉県内で最も寒いのは1月(平均6.1℃)でした。

今年の冬は、ラニーニャ現象の影響で雪が多く寒い冬になるという予報が昨年から出ていました。実際に、昨年末からは次々と強い寒気が襲来し、東京でも正月明け(1月6日)に大雪となるなど、各地で冬らしい厳しい寒さが続いています。

実際に、12月後半以降は東日本や西日本ではほぼずっと平年より寒い状況が続いているそうです。今、一番寒い時期に突入していますので、ここしばらくは厳しい寒さが続くと思われます。

屋外の水生生物や水生植物の飼育者は、世話をしたくても暖かくなる春までもう暫く辛抱しないといけません。

この時期はひたすら屋外容器で冬越ししている水生生物や水生植物が元気でいるのかの観察と、冬の乾燥で容器の水が減ってきますので、足し水を行うのが日課となります。

その中で心配なのが「ホテイ草」です。ホテイ草は南米原産の外来種ですが、水質ろ過とメダカの産卵床、そしてエビの隠れ家、貝の食べ物となる非常に使い勝手のいい水草です。

ホテイ草はランナーを出して株を増やしていく水草ですので、環境が揃えば爆発的に株が増えてしまいます。

ひとたび野に放たれると、水面を覆い尽くして、船の運航を妨げたり、排水口に詰まって洪水を引き起こしたり、そして、水面を多くことで日光が水底に届かなくなりますので、他の水草が枯れたり、生き物が死滅してしまうという問題を引き起こします。

このため、国際自然保護連合(IUCN)種の保全委員会が作成した「世界の侵略的外来種ワースト100」に選ばれています。

ホテイ草が基本的には日本の冬の寒さに耐えられず枯れてしまいますが、腐敗して水質を汚染してしまうのも問題です。

1年我慢すればホテイ草は枯れてなくなるのかというとそうではありません。ホテイ草は多年草で暖かければ生き残ります。その為、ホテイ草の中には日本の寒い冬を耐えて、翌年の夏に爆発的に繁殖するのです。

さらに温暖化で日本の冬は暖かくなってきており、ホテイ草が生き残りやすい環境になってきています。

我が家のホテイ草も冬の寒さ対策を行い越冬させてきましたが、昨年は越冬対策をしなくても無事に冬を越しました。

しかしながら、今年の冬は平年よりといいますか、本来の日本の冬と思っておりますが、寒いのでホテイ草が枯れてきています。

今まさに一番寒い時期に突入しているので越冬は厳しい状況となっております。


これはまだ元気な部類のホテイ草です。
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ホテイ草は株の大きいものが生き残ると思っていましたが、大きいものでも枯れてしまい、小さいものが生き残る場合があります。これは大きめの株でしたが枯れてきています。
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完全に枯れてきているホテイ草です。
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日中は水温12℃でした。ドワーフフロッグビットは元気に生き残っています。
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全国的に寒さが続いています。北海道、東北、北陸地方は雪が凄く多く降っているとの事です。特に北海道は24時間の積雪が50㎝以上ということで除雪が大変との事です。その除雪も除雪車に巻き込まれる事故が多発しているとか、雪国の方は当たり前の事とはいえ春までずっとですし、力作業ですから注意していただきたいものです。

除雪車(除雪機が正しい?)といえば、燃料はガソリン、ディーゼル、電動とタイプがありますが、ガソリンは、例の大阪北新地ビル火災で、現在の身分証と使用理由を確認されるガソリン購入に対して、さらに厳しくなりそうですから、ガソリンが車以外で生活に直結している方にとっては「何してくれてんのじゃー!」という憤りしかないのではないでしょうか。

それに比べて我が家のある関東千葉は寒いは寒いのですが、雪は降りませんので除雪の必要ありませんというか、クリスマスだから少し降ってくれてもいいかなぁなんて思ってしまいますし、外に出ますと「寒い寒い!」なんていっておりますが、雪国の方に比べれば全く大したことはありません。

屋内にぬくぬくすごしている?人間様より寒い場所ですごしていますのは、ベランダにおります水棲生物や水生植物です。

メダカなど水棲生物は水底でじっとしていることが多く、暖かい日中になってもなかなか姿を現しません。一方、水生植物は、多年草の地上部は枯れてしまっていますし、常緑のものは、寒い冬でも常緑のままです。

そんな中で、一年草で寒い冬には枯れてしまうのですが、頑張っている生き続けている水草があります。

それは『ホテイ草』です。

私は小さな頃は冬には原形を留めずに枯れてしまいますが、近年は温暖化がすすみ、我が家でも冬越しできることが多くなりました。

『ホテイ草』は南アメリカ原産の浮遊植物です。

『ホテイ草』を入れる理由として、水質浄化にすぐれた機能に水中に伸びた根がメダカの産卵床になるとともに、あらゆる水棲生物の隠れ家になり葉や根が食料にもなります。

育て方も簡単で水に浮かべておけば、ランナーをのばして親株かたら株が分裂していきます。夏になると花も咲きますので鑑賞できます。

このようにいいことばかりの水草ですが、一旦野外に放たれるとさぁ大変です。野外で爆発的に繁殖していない、池や沼、湖や川の水面一面を覆ってしまいますと、水中に日光が届かなくなりますので、生き物が死滅してしまいます。枯れた『ホテイ草』は腐敗して臭いがひどく、水路をふさぎますので船やボートが通ることが困難になります。

これは日本だけでなく、世界中で問題となっており、このため、国際自然保護連合(IUCN)種の保全委員会が作成した 世界の侵略的外来種ワースト100に選ばれています。

繰り返しますが、アクアリウムで育てるうえでうまくコントロールしてあげると大きな戦力になってくれます。

ペットショップやホームセンターで販売されており、水棲生物を育てる時には一緒に購入することはよくあると思います。こんなに好かれたり、一方で嫌われたりする水草は珍しいのではないでしょうか。

そんなホテイ草ですが冬も大きな役割を果たしてくれます。ホテイ草の長い根が保温の役割と冬の間の隠れ家となります。

「らんちゅう」の例でいいますと、暖かい日中には水面に現れますが寒い夜間には現れません。他にも「メダカ」もホテイ草の根の近くでじっとしておりますし、「カワニナ」や「ヒメタニシ」、「ミナミヌマエビ」などもホテイ草の根に集まってきております。

1年中活躍してくれるホテイ草ですが、株が増えすぎて育てられない場合は絶対に野外に捨てずに、廃棄するなどして、自分のアクアリウムでは、うまく戦力になるように育てましょう。


昼間には水面に現れる「らんちゅう」です。
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夜はホテイ草に隠れて水面に「らんちゅう」は現れません。
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台風9号、10号が過ぎ去りました。我が家付近では、大雨というより強風が何日も続きました。海に近く強風の影響をまともに受けやすい地域ですので、水草、特に抽水性の水生植物の茎がポキポキ折れて、こちらの心もポキポキ折れましたが、今現在は、水棲植物も心も立ち直りの状態となっています。

世間はオリンピックが終了して、オリンピックが最中にみるみるうちにコロナ渦が物凄いことになっておりますが、生き物飼育が趣味の人間には、あまり影響がなく、「自粛疲れ」なんて言葉はどこ吹く風でございます。

お盆に差し掛かってきましたので、早めに羽化したカブトムシがポツリポツリと命を全うしつつあります。

他にも春先に孵化した子メダカが大きくなって親メダカの容器に移動させて一緒に泳いでおりますし、チョウセンブナの子供が孵化して夜になると姿を現します。ただ、食べられているのか、大きくなった個体がありません。

ハスはあまりうまくいってませんが、睡蓮は花をよく咲かしております。

そんな中でホテイ草も夏の日差しを受けてかなり大きくなっておりまして、ランナーで増える株をせっせとカットしている状態です。元気過ぎるホテイ草の中でホテイ草が枯れてきている株があります。

ホテイ草が夏でも枯れる原因として、以前に日光不足で枯れる記事を書きましたが、今回は違うようです。


元気なホテイ草です。緑でツヤツヤしていています。
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こちらは元気がなく、葉が白く枯れてきているホテイ草です。
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ホテイ草をよく見ますと、蜘蛛の巣みたいなところに何か蠢いています。
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蜘蛛の巣みたいな場所に赤い虫が群がっております。
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この赤い虫は、蜘蛛やアブラムシではなくて『ハダニ』といいます。ハダニの足は8本あり蜘蛛の仲間ですので、見た目が蜘蛛のように見えます。そして何といっても蜘蛛の巣と同じように白い巣を作って繁殖するので、蜘蛛と勘違いしてしまいますが、ダニの一種になります。

ハダニは、ホテイ草だけでなく、どんな植物にも寄生する虫です。

◆ハダニの特徴

・体長は0.5mm前後
・単為生殖(メスが単独で子供を産む)
・発生期間は6~10月
・10日で卵から大人になる(早い!)
・25℃以上の高温乾燥が好き
 ⇒水に弱いのでホテイ草の寄生は命がけ??

ハダニは発生当初は植物の葉の裏に寄生し葉を吸汁します。口から糸を吐いて次々と他の植物へ移動して被害をどんどん拡大させていきます。

ハダニは数が少ない時は被害はあまりありませんが、繁殖の発生サイクルはとても短いので爆発的に個体数が増えていきます。個体数が増えると葉の表へも移動して被害が更に大きくなり植物は生育不良になって枯れてしまいます。

ハダニが夏に発生するのは、夏は高温で雨があまり降りませんので乾燥しがちですので、ハダニには絶好の環境となるわけです。我が家のベランダは雨が降り注がないので最高の環境ですね。


◆ハダニに寄生されたら..。

・水に弱いので水をかけてしまう
・ハダニ専用の殺虫剤を使う
・枯れた葉や蜘蛛の巣がかなりある葉はカット

ハダニはダニの仲間です。ハダニは人を刺すのか?という疑問がありますが、人を刺すのイエダニ、ツメダニであります。

ツメダニは、梅雨や秋などに発生しやすいダニの種類です。イエダニは、鳥などに寄生しているダニの種類です。

人がダニに刺される被害で多く聞かれるのは、ツメダニです。

ツメダニはソファやカーペット(じゅうたん)などフワフワした場所によく発生します。このツメダニは”たまたま誤って人を刺してしまいます。

実はツメダニの主食は人の体液ではなく昆虫の体液が主食です。人を刺してしまうのは、ツメダニの生息環境にたまたま人が入ってきたからです。

イエダニは主に鳥やねずみに寄生して吸血します。また草むらや樹木などで野生動物を待ち伏せして寄生して吸血します、人にも取りついて吸血する性質を持っています。

話をもとに戻して、ハダニですが、植物の養分を吸収する生き物ですので、ツメダニ、イエダニのように人間を刺すということはありません。



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