※2021.11.23更新(過剰広告カット)
本日もうだるような暑さでした。最高気温35℃が連日続いています。長い長い梅雨で涼しい季節が長く続いた後に、いきなりの猛暑(最高気温35℃以上)ですので、体がついていきません。
朝出社するのに駅まで10分ちょっと歩くのですが、ホームに並ぶ頃には滝のような汗が流れています。
そんな中、我が家のミシシッピニオイガメの『ミッピーちゃん』ですが、屋外の夏の広いプールに移動してスイスイと泳いでいます。
屋外で過ごしてもらうのは犬用のプール(Φ(ファイ:直径)800mm×高さ300mm)でして形は丸く深いので、普段は水中で暮らす水棲カメであるミシシッピニオイガメには最適です。前年まではベビーバス(縦340mm×横660mm×高さ240mm)を使用していたのですが手狭になりましたので今年から使用しています。
ろ過機から出る水流が割と強いので、それが流れるプールを作り出して水流を使用して外側を泳いでいます。まるで人間の子供が流れるプールで泳いで遊んでいるかのようです。
我が家にきて3年ちょっとになる『ミッピーちゃん』ですが、当初は試行錯誤でして、いろいろな本を読んだり、プログを読んだりして、何とか「お世話」しておりました。
その間、少しずつ飼育の経験値を上げていくのですが、飼育し始めた当初に考えていた方法とは違うのではないか?と思うことがあります。
その代表格は「バスキング」です。
では何故日光を浴びるのでしょうか?
理由は2つあります。
それでも別に3年間は問題ありませんでしたし、元気がなくなることもなく、病気になることもありませんでした。
しかしながら、今思うと「実はバスキングしたいのではないか?」と思わせる行動などがあり、先入観から見逃していたのではないかと思うのです。
そのカメは人が近づくと「サッ」と水中に逃げ込んでしまいました。
水中には、アリゲーターガーやハクレンなどの大型魚、ミシシッピワニなどの爬虫類などの天敵が多いので、流木が安全地帯になっており、さらにバスキングも行っていたのかもしれません。
生まれ故郷の「ミシシッピ川流域」では、水中から浅瀬に移動して流木にのって休んで「バスキング」しているので、そのような環境を作ってあげれば「バスキング」するのではないかなと思ったのです。
ただし、繰り返しになりますが先入観ありきで、そもそも浮島や陸場をしっかり設置しようとは思っていませんでしたし、申し訳程度の小さな浮島を浮かべているだけでして、『ミッピーちゃん』は「バスキング」したくても場所がなくて「バスキング」できなかったのではないかと思ったのです。
屋内で暮らしているのは60cm水槽と、ミシシッピニオイガメにとって大きいとは言えない広さです。その中で陸島を用意しますと、逆に泳ぐスペースを奪ってしまいますので、どちらをとるかと言いますと、水棲傾向ということで、あえて陸場を設置しませんでした。
ただし、陸場や浮島(我が家は沈みかけている浮島があります)を設置しなかった結果、それはそれで慣れたのか、「バスキング」しなくても病気もせずに元気に暮らしております。
屋内の60cm水槽です。秋から翌年梅雨ぐらいまで過ごしてもらっています。
我が家の水槽は窓際にあり、昼間は日光が当たりますので、よく水中で日光にあたるように外の景色を見てマッタリしている姿を見かけますが、それは「バスキング」をしないことによる日光不足をうまく補っているのかもしれません。
もし「バスキング」が好きな個体であれば、屋内であればバスキングライトの購入も必要となってきますが、屋外であれば日光を数時間当ててあげればいいのかなとも思います。
「バスキング」の効果としては、甲羅と皮膚の乾燥は、甲羅と皮膚の脱皮にも効果があり、身体を乾燥させて殺菌させる役割もあるので水カビ病などの病気を防止してくれます。
前年まではベビーバスを使用しておりましたが手狭になりましたので、犬用のプールを使用しております。とても広くなりましたので「バスキング」するエリアも確保できますので、陸場を購入しました。
バスキング&シェルターです。陸場も広く上がりやすそうです。また陸場の下に隠れることもできます。
環境を用意すれば本当に「バスキング」するのか?見向きもしないのか?を確認してみました。
バスキング&シェルターを置いた犬用プールです。
バスキングしましたが、このような体勢は最初だけで現在はバスキング&シェルターの上で完全に寝ています。
日中も夜間?(夜間はいいませんが)もバスキングしております。日中の場合は直射日光の当らない薄日の差すような夕方にバスキングすることが多いです。また夜間でも陸場で寝ている姿を見かけます。
そして、日中でも夜間でも泳ぎたくなったら陸場から飛び込んで泳ぎに行きます。
バスキング&シェルターで右手と左足を出して寝ています。
両手をつけて休んでいる『ミッピーちゃん』です。
水を飲んでいるかのような感じに口だけ水に浸ける時があります。
【2020.08.21】追加
日中バスキングするとしても直射日光には当たらない薄日の差すような夕方にすることが多いです。また、直射日光の場合、登り坂の部分、半分水が浸かるような場所でバスキングしています。決して直射日光下ではバスキングはしません。
それは幼少期からバスキングしていないからなのか、生体固有の性格のものなのかは判断がつきません。ただ、自分から積極的に登っておりますのでバスキングはしたかったのだと思います。
犬や猫のように声や仕草でわかりませんので、よくよくカメの行動をよく観察して、カメが住み心地のよい環境を手探りで用意してあげるのが人間の役目ですね。なかなか難しいです。
夜も陸場に登って休んでいます。
※最後に
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