もしかしたら、元々弱いメダカだったのかもしれませんし、寿命だったのかもしれません。また、購入や譲渡した場合は移送中に弱ってしまったのかもしれません。
初心者の方の困っていますは、非常に解決が難しいということです。
初心者の方曰く「エサは少なく与えている」「メダカは少ない」「水替えは毎日やっている」ということもあり、根本的な原因を特定できないことが多いです。
結果、熟練者からのアドバイスは「水質が悪い」「病気かもしれない」「寿命かもしれない」といった、原因がわかりやすく、的中率の高いアドバイスに落ち着きます。私もきっと、同じような回答をしてしまいます。
一種のパーナム効果(※)のようなことになっていしまいます。
※星座占いなど個人の性格を診断するかのような準備行動が伴うことで、誰にでも該当するような曖昧で一般的な性格をあらわす記述を、自分、もしくは自分が属する特定の特徴をもつ集団だけに当てはまる性格だと捉えてしまう心理学の現象。
初心者の方は、インターネットを検索したり、掲示板で質問したり、本を読んだり、熟練者やショップ店員などの話から情報を得て、自分で何とかするしかありません。
冷たい話ですが、自分の家のメダカの飼育方法や百人百様であり、自分の家にあった自分の飼育方法を見つけるしかありません。メダカが元気に生き続けて(死んでしまわないように)、繁殖して増やすことを目標に試行錯誤するしかありません。
親メダカは口に入るものであれば、何でも食べてしまいます。それが自分の産んだ卵でも、卵から産まれた稚魚でも食べてしまうのです。
親メダカがいる飼育容器では、メダカは沢山増えることはまずないですし、飼育容器の大きさや隠れる場所の有無にもよりますが、せいぜい生き残っても数匹だと思います。
水草などに産み付けられた卵を隔離して、うまく育てれば生存率100%近くで親メダカになりますので、あっという間に増えることになります。
増えすぎたメダカを、何とか近所の人や知り合いにもらってもらっても、たかが知れていますし、譲渡する労力も使います。
レアで高級なメダカでない限り、オークションなどで売っても、労力の割には儲けは少ないと覆われます。
そうなる前に、個体数をコントロールすることが必要です。
メダカの繁殖シーズンは4~9月です。
一般的な条件は、水温20℃以上で13時間の日照時間です。水温16℃以上や18℃以上の基準も言われていますし、日照時間も12時間以上とか14時間以上の基準もあります。あくまで目安です。
繁殖は1回に10~30粒の卵を産卵します。
そして、メダカが生涯に産卵できる数は5,000個と言われています。繁殖シーズンは5ヶ月=30日×5=150日で、毎日10粒産卵すると1,500粒です。1,500粒×3年で4,500粒であり、ちょうど3年の寿命と合致するわけなのです。
ある程度の子孫の数の卵を確保したら、親メダカと一緒のままにして成り行きにまかせましょう。
メダカは個体によっては気性が荒い正確のものもおり、特に繁殖シーズンの4~9月は、子孫を残すために喧嘩が起きることが多くなります。
また、リスクは高まりますが縄張り争いをできなくするために、過密とはいいませんが、かなりの個体数の飼育をすれと縄張り争いをせずに群泳します。不思議ですね。
①エサの与えすぎの場合は、1つ目は餌の量が多いことです。これはエサの量をメダカが食べきれるくらいに減らします。
2つ目は、低水温でメダカの活性が落ちてる故に餌を食べないことです。これは日中の暖かい時間にエサを少量与える等で対応します。
いずれにせよ、エサの量が多い場合は、残ったエサの成分が油膜になります。
②ろ過環境が整っていないの場合、つまりろ過バクテリアが少ない場合は増やすことが大事です。これは時間が解決してくれます。エサの量を抑えつつ、ろ過バクテリアが増えるのを待ちます。大体1ヶ月程度でろ過バクテリアが増えて水質が安定します。
③死骸を放置することにより発生の場合、見つけ次第取り除きましょう。水質が悪化が起こり、次々にメダカが死んでしまう場合があります。
水替えをする場合で対処する場合は少量かつ少ない回数で行われた方が良いとは思います。ただし冬はメダカが冬眠していますので極力水替えを避けたいところです。
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