メダカのシーズンは大体4月~10月です。11月から翌年3月まではオフシーズンで、特に12月~2月は厳冬期であり、屋外、屋内に限らずにメダカの飼育者にとって、メダカを無事に越冬させて春を迎えさせることが最優先であり、そのために色々と悩んだり考えたりする期間でもあります。
ただし、屋外飼育者にとって冬はシーズン中のようにせっせと世話をすることはなく、春に備えて前シーズンの振り返りをしつつ、次シーズンに向けて構想を練る時期であり、屋内飼育者にとっては、オールシーズンなので引き続きメダカの飼育や繁殖を行いますが、屋外との気温差や足し水の元となる水道水が冷たいなど、屋内飼育といえども冬が若干気をつかう時期でもあります。
いずれにせよ、冬はシーズン中のようにいきませんが、シーズン中と同じことをしていては死なせてしまうこともあります。そんな悩める冬の飼育ライフを解決できればと思い、まとめてみました。もしよろしければ、覗いていってください。
❖屋外飼育
メダカは10℃以下になりますと食欲がなくなり、5℃以下になると冬眠状態になりますが、屋外でも冬を越すことができます。
ただし、0℃以下で水が中まで完全凍結してしまいますと凍死してしまいます。水面に氷が張るぐらいでしたら、水の中は0℃以下になっていませんので、メダカは水底でじっとして春を待っています。
メダカが越冬できる水量の容器に隠れ家である岩や流木、水草などを植えておけば陰に隠れて冬を越すことができます。もちろん、ベアタンク(何も入れない)飼育で越冬できないわけではありません。水量がある容器であれば冬を越すことができます。
❖屋内飼育
屋内飼育ではヒーターを点けていればメダカの適温である16℃~28℃を維持していれば問題ありません。屋外のシーズン中(4月~10月)のように飼育することができます。
ヒーターなしの場合は室内の温度に左右されますが、ヒーターなしでもメダカを飼育することは可能でできます。水温15℃以下にならなければエサをあげることもできます。
ただし、(人間の)ヒーターを点けていれば屋内の温度も暖かくなり、屋内の温度につられて15℃以上の水温を維持できますが、(人間の)ヒーターは24時間点けていられないと思います。その場合は15℃を下回る可能性がありますので、活性が落ちる場合があります。
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❖屋外飼育
屋外飼育では12月~3月(3月は15℃を超える日が増えるまで)は必要はありません。冬にメダカにエサをあげても消化できずに死なせてしまうことがあります。
例え、暖かい日が続いてメダカの活性が上がって元気よく泳いでいてもエサをあげてはいけません。そのうちに気温も低くなりメダカの活性は下がりますので消化できなくなります。
また、冬にエサをあげるとメダカが食べきることができずにエサが残り、水が富栄養化してヘドロの温床になったり、猛毒のアンモニアや亜硝酸が発生してもバクテリアが活動していないので分解されずにそのまま残り、メダカを死なせてしまうことがあります。
❖屋内飼育
屋内飼育ではヒーターを点けていればメダカの適温である16℃~28℃ですので、その適温を維持していればエサをあげても問題ありません。
ヒーターなしの場合は室内の温度に左右されますが、ヒーターなしでもメダカを飼育することは可能でできます。水温15℃以下にならなければエサをあげることもできます。
ただし、(人間の)ヒーターを点けていれば屋内の温度も暖かくなり、屋内の温度につられて15℃以上の水温を維持できますが、(人間の)ヒーターは24時間点けていられないと思います。その場合は15℃を下回る可能性がありますので、エサをあげる量を減らすなどしないといけません。
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❖屋外飼育
メダカの繁殖は15℃以上で日照時間が12時間以上です。冬の水温は15℃を上回ることはないので、卵を産みません。
❖屋内飼育
屋内飼育ではヒーターを点けていればメダカの適温である16℃~28℃ですので、その適温を維持していれば繁殖は可能です。
ヒーターなしの場合は室内の温度に左右されますが、ヒーターなしでもメダカを繁殖させることは可能です。この場合は水温を15℃以上に保たなければなりません。
従いまして、(人間の)ヒーターを点けていれば屋内の温度も暖かくなり、屋内の温度につられて15℃以上の水温を維持できますが、(人間の)ヒーターは24時間点けていられないと思います。その場合は15℃を下回る可能性がありますので繁殖がしずらいかもしれません。
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❖屋外飼育
冬の水替えはメダカの生命にかかわります。冬には基本的に水替えを避けたいところです。冬のメダカは水温が5℃以下になった場合、冬眠状態で水底や岩や流木、水草の陰で暖かくなる春になるまで過ごしています。暖かい日中で10℃以上になった場合は水面に上がってきますが、夜になり水温が低くなれば水底に移動します。
水替えにより、冬眠状態であるメダカを起こすことになりますので、変調をきたして死なせてしまう場合があります。
冬にアオミドロが酷くなって一面を覆うような状態になったら、アオミドロだけを取り除きましょう。水替えをしてはいけません。おそらく水替えをしなくてはいけないくらいアオミドロが多くなるということはエサをあげているか、個体が多すぎると思われます。冬にエサはあげてはいけません。ただし、個体が多すぎるからといって別の容器に移動はしないで、春までそのままにしておくしかありません。
❖屋内飼育
屋内飼育では、ヒーターを点けようが点けまいが、どちらでも水替えは可能です。ただし、水替えの元になる水道水は温水でメダカの適温(16℃~28℃)にするか、常温ならば屋内で1日程度汲み置いておきましょう。水温を屋内の室温にあわせる為です。
水道水を使用する場合はカルキ抜き剤を使用してください。
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❖屋外飼育
一般的には12月から翌年3月まではエサやりは必要ありません。
我が家ではもっと早く11月15日前後にエサやりを終えます。この時期はまだ気温が20℃前後ですが、15日を過ぎると15℃を下回ることもありメダカの活性がかなり落ちてきます。
エサやり始めは3月15日前後です。この時期は気温が15℃を下回ることもあるのですが、気温15℃を超える日はえさやりをし、暖かくなるとともにエサやりの回数や量を増やしていきます。
❖屋内飼育
屋内飼育ではヒーターを点けていればメダカの適温である16℃~28℃ですので、その適温を維持していればエサをあげても問題ありません。
ヒーターなしの場合は室内の温度に左右されますが、ヒーターなしでもメダカを飼育することは可能でできます。水温15℃以下にならなければエサをあげることもできます。
ただし、(人間の)ヒーターを点けていれば屋内の温度も暖かくなり、屋内の温度につられて15℃以上の水温を維持できますが、(人間の)ヒーターは24時間点けていられないと思います。その場合は15℃を下回る可能性がありますので、エサをあげる量を減らすなどしないといけません。
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