※2023.01.23更新(エサやり回数)
屋外メダカベースで巷で言われている基準を書き連ねてみました。
野生のメダカに近い品種として販売されているメダカですが、野性のメダカではなく、あくまでも人工的に育てられた品種です。
・ヒメダカ
ホームセンターやペットショップに一番多く販売されている品種です。メダカといえば「ヒメダカ」を指すことが多いのではないでしょうか。ヒメダカは鑑賞用の改良品種です。江戸時代から、すでに出回っている品種で肉食魚のエサとしても販売されています。
・白メダカ
基本品種の中では人気の品種です。とても目立ちますし、集団で泳いている姿は非常に綺麗で容器の中でインパクトを与えてくれる品種です。
・青メダカ
完全に青ではなく、薄い青で灰色やシルバーにも見えるので、黒メダカと間違えてしまうこともあります。太陽に照らされると青白く見えますので、ようやく青メダカであることがわかります。
孵化したばかりで3㎜以下のメダカことを指します。鯉、金魚の子供について指すことが多いのですが、メダカにも適用されていることもあります。ヒレが未発達していないので泳ぎがうまくできません。孵化したばかりの毛子は、ヨークサックをつけています。ヨークサックとは、孵化したばかりの毛子稚魚が自分でエサを捕獲できる様になるまでの成長を助けるための栄養分が入った袋であり、2日程度でなくなります。
・針子(3~10㎜)
一般的な条件は、水温20℃以上で13時間の日照時間です。水温16℃以上や18℃以上の基準も言われていますし、日照時間も12時間以上とか14時間以上の基準もあります。あくまで目安です。
繁殖は1回に10~30粒の卵を産卵します。
メダカが生涯に産卵できる数は5,000個と言われています。繁殖シーズンは5ヶ月=30日×5=150日で、毎日10粒産卵すると1,500粒です。1,500粒×3年で4,500粒であり、ちょうど3年の寿命と合致するわけなのです。
孵化は産卵してから積算温度が合計250℃になったら孵化になります。25℃の日であれば10日で孵化しますし、30℃だったら8~9日で孵化します。
・36℃以上⇒死んでしまう
幅60.0×奥行き30.0×高さ35.0cm
水容量:約57L
・45cm水槽
・30cm水槽
・プラ箱
・睡蓮鉢(15号)
直径45.0×高さ24.0cm
水容量:約25L
・睡蓮鉢(10号)
直径30.0×高さ15.5cm
水容量:約7L
本来、野性の日本メダカは2種類です。それも長い間、調査されてきませんでしたが、2013年に兵庫県以北の日本海側と、青森県の太平洋側に分布する北日本の集団をキタノメダカ、逆に南日本の集団をミナミメダカと呼称することが提案されました。両種を総称してニホンメダカと呼ぶこともあります。
世界全体では、メダカは5,000種とされています。
メダカの仲間は全世界の熱帯地域に分布し、その繁殖形態から卵胎生メダカと卵生メダカにとに分けられています。
メダカは主にアジア、アフリカ、南アメリカに分布しています。アジアのメダカは日本のメダカと同じように、卵を産む卵生の種類です。アフリカは卵を産みますが、雨季と乾季があるために卵が乾燥状態に耐えられる耐久卵(低温や乾燥など、生息に不適な環境に耐えられる卵の総称)として孵化する種類が多く、南アメリカのメダカのほとんどは卵胎生(お腹で卵を産み育て子供を産む)です。
例えば、水草を植えており、水替えを一定間隔で適度にしていれば、密にしても1Lで5匹でも6匹でも元気に生き続けることができますし、1Lで1匹にしていても、エサのやり過ぎで水替えも怠っていれば、すぐにメダカは死んでしまいます。
太陽が照っている昼間は、屋外で日当たり対策をしていないと水温が36℃ぐらいになりますので、その時間に与えてもメダカの体調が悪くなるだけです。
ただし、他のプログに記事などを見ても、いろいろな考え方がありますし、1日1回にこだわる必要はありません。
むしろ、2日に1回とか、3日に1回でもよいのです。それは毎日のエサやりや観察によって決定していくのです。
春と秋の季節は回数は控えめ、産卵が盛んな夏前から夏までは回数は多め、また、若干重複しますが、春と秋の水温が低く、まだ活動的でない時は回数は控えめ、春を過ぎて水温が上がり活発し始めたら回数は多め、そして子供メダカであれば回数は控えめ、親メダカであれば回数は多め、また飼育環境でグリーンウォーターでエサとなる植物プラントンが豊富であれば回数は控えめなど、飼育環境それぞれですので、あくまで目安なのです。
どうしても、わからないというのであれば、最初は春秋は1日1回、夏は1日2回でエサやりしてみるといいと思います。
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