3月から4月、新年度になろうとしている時に、いきなり暖かくなりました。前日の3月30日は東京都心では夏日(最高気温25℃以上)、本日3月31日は、東京都心は28℃を超えて、およそ150年の観測の歴史の中で3月として最も高温になりました。
今年も猛暑、酷暑が予想されますが、本日は、まさにほぼ無風状態であり、これはメダカや金魚の水替え日和であります。1週間前にに天気予報で高温になるとの事でしたので、早速、水草用の用土を注文して、この日を迎えました。
冬を越えて、容器はコケだらけであり、元々、昨年の秋口に少なかったメダカが越冬しましたが、なんともさみしい感じでしたので、昨年度の稚魚容器で育てて成魚になったメダカも入れてあげつつ、用土の全交換、飼育水の全交換(実際には水質ショックにならないように少し残す)を行うことにしました。
メダカ容器のホテイ草はほぼ枯れ死してしまっていますので、何とか金魚の飼育容器で冬越しできたホテイ草を入れることにしました。
大掃除する生き残りのメダカは僅かですので、すぐに掬うことができます。
そして水を抜きます。水抜きはポンプ付きクリーナーを使用したのですが、吸い込み口はバキッと折れました。ポンプ付きクリーナーは水抜きをするのが便利ですけども、もって1年で2年目になると吸い込み口が割れます。折れた吸い込み口はエビなどの小型の生き物を吸い込まないように網目になっておりまして、これが折れますと小型の生き物が吸い込まれてしまいます。ただ、割れた吸い込み口に網をかけて使用すれば問題ありませんので、水抜きを始めます。あっという間に飼育水は抜けました。
そして、残っている水草や流木などのレイアウト用品を取り除きます。睡蓮の鉢を取り除こうとしますと、底穴から根が出て底土にへばりついておりました。睡蓮の根を切って取り除きます。
残りの飼育水を網で濾しながら流します。そうしますと大量のミナミヌマエビが網に残りました。それでも、底にビッシリとミナミヌマエビが残っていますので、これは根気よく1匹1匹を指でつまんで救い出していきます。
他にもヒメタニシやシマドジョウなどもおりますので、こちらも1匹1匹救い出していきます。
そして全ての生き物を捕り除いた後で、底土を取り除いて、ようやく飼育容器から全てを取り除くことが完了しました。
その後も飼育容器のコケ取りや、レイアウト品の掃除、水草の間引き後に植え替えなどを行い、飼育容器を再セットしてから飼育水を入れて、生き物を戻すという工程で今シーズンの飼育環境が整うというわけです。これが飼育容器1箱分の作業となります。
※最後に
ご覧になられている記事は、内容の見直し、文章の誤り(誤字や不適切な表現)による修正で内容が更新されることがあります。
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