虎ノ門虎之助のベランダ・ラボラトリー ft.メダカ

いつものようにプログを眺めていたら、妻が言った『7年もやってるんだから、プログ書いてみたら?』と。こうして始まりました。 屋外(ベランダ)での、メダカ、ドジョウ、エビ、貝や、水生植物の飼育記録をとっていないので、自分自身でも後から見返せるように残しています。


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カテゴリ: メダカ

今や500種類を超すとも言われている「改良メダカ」です。メダカを飼うとなると、まぁ、安いメダカで十分という方もいれば、見た目がとても綺麗なメダカ、または可愛らしいメダカ、そしてレアで貴重なメダカを飼いたいという人もいるでしょう。

メダカは過熱する人気も手伝って、日々、品種改良がされており、新しい品種を世に出せれば、一攫千金も夢ではありません。品種改良はブリーダーや業者だけでなく、個人でも手軽にできますので、凌ぎを削って品種改良がされています。

メダカの品種改良には営利目的がセットとなりますので、一度世に出ますと、最初はレアでも、徐々に一般に普及して、価格が下がってきてレアなメダカではなくなります。

メダカがいわゆるレアな期間のサイクルは品種改良が過熱すればするほど短くなっているのが現状です。

そんなメダカの品種改良の現状で、ずっとレアであるメダカも存在します。

1つ目は「宇宙メダカ」と呼ばれる品種です。品種といいましても、実は基本品種のヒメダカでありますが、特異な環境におかれたことで大変レアなメダカになっております。

この「宇宙メダカ」は、1994年7月に実施されたスペースシャトル「コロンビア号」で、向井千秋さんとともに、4匹のメダカが15日間宇宙飛行しました。

このメダカは脊椎動物として初めて、宇宙で産卵を行いました。産卵された卵は正常に発生し、宇宙飛行中にメダカの幼魚が孵化したのです。宇宙に行った、そして宇宙で生まれたメダカを「宇宙メダカ」と呼んでいます。

そして、地上に戻って4日目には、親メダカはほぼ正常に泳げるようになり、1週間後には産卵を開始し、以後も毎日産卵を続け、ふ化した稚魚は、その後も成長し、1,300匹余に達しました。

そして、一般公開されて、宇宙に行ったメダカや生まれたメダカの子孫が配布されたのです。

メダカの寿命は1~2年ですので、すでに宇宙に行った、そして宇宙で生まれたメダカは生存しておりません。

宇宙で生まれた「宇宙メダカ」は、もう存在していませんので、その子孫のメダカであれば、どこかの施設や公的な機関で飼育されている可能性が高いので、そちらに問い合わせをして、譲渡が可能であればその相談をしてみたら、飼うことができるかもしれません。

「宇宙メダカ」そのものは、ホームセンターや専門店で販売や購入などはしていないと思われ、可能であれば譲渡になると思われます。

詳しくは、そのたぐいの専門機関に直接訪ねてみるのが一番の近道だと思いますが、見た目は普通のヒメダカなので、見た目で判別するのは不可能ですから、本当に「宇宙メダカ」かどうかはわからないと思います。
宇宙メダカ

2つ目は「赤く光るメダカ」です。

この「赤く光るメダカ」は魚のひれや骨の再生過程を観察しやすくするなどの目的で紫外線を当てると赤く発光するように遺伝子改変されました。

2009年10月頃、当時、東工大の大学院生だった男性(35)は、大学の研究室からこっそり持ち出して「赤く光るメダカ」の卵計30個をメダカ好きな友人の母親(64)に贈ったそうです。

卵を持ち出した男性は当時、大学院で実験用に飼育している淡水魚の管理を任されていたそうです。

友人の母親はその後、孵化させたメダカを知人に譲り渡し、さらにその知人が別の人に譲るなどして愛好家の間で拡散していきました。約13年の間に、少なくとも50人の手にメダカが渡ったとみられており、「ロイヤルピングー」などと名付けられ、2匹10万円で販売されたケースもあったそうです。

元大学院生が贈ったプレゼントは13年後、メダカ愛好家の男性5人が逮捕される事態に発展しました。元大学院生や、友人の母親ら4人も書類送検されたそうです。

メダカは即売会などで販売されていたとみられており、逮捕された1人は警視庁の捜査が迫っていることを察知し、メダカを用水路に廃棄していました。ただし、すべて用水路内で死んだとみられていますが、繁殖した場合などには生態系に影響が出る可能性もありました。

メダカ愛好家5人は「カルタヘナ法」での初めての検挙者でした。

この「カルタヘナ法」は「遺伝子組換え生物等の使用等の規制による生物の多様性の確保に関する法律」の通称で、生物多様性を守るために2004年に施行されました。遺伝子組み換え生物の飼育や栽培、販売を規制しており、研究室など閉鎖された場所以外で扱う場合は、生態系に影響がないことを証明し、国の承認を得ることが義務づけられています。違反すると1年以下の懲役または100万円以下の罰金が科される場合があります。

この「赤く光るメダカ」は購入して育てることはできないのです。
赤く光るメダカ



※最後に
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屋外でメダカを初めて飼うとなりますと、当然メダカに対する知識はゼロです。まず最初にやるべきことは、インターネットの検索サイトで「メダカの飼い方」みたいな言葉を入力して、いろいろなサイトのメダカの飼い方を見たり、または書籍を購入して飼い方を見たり、リアル店での購入であればショップの店員さんに極意など聞いたりして、メダカや飼育に対する知識を身につけていくと思います。

飼育も最初に行うべき飼育容器の種類や大きさや用土、岩や流木、そして水草などのレイアウトなど、そしてメダカと一緒に飼うタニシなどの貝、ミナミヌマエビなどのエビ、シマドジョウなどのドジョウなどの情報も見るでしょう。

そして主役であるメダカです。どんなメダカの種類を飼おうか?費用の安い基本種?または高価なレア種?とメダカの種類に豊富さと煌びやかな姿に目移りすると思います。

いざ飼い始めたら、エサの量とタイミング、水替えの量とタイミング、メダカの病気や寄生虫による寄生の対処方法、水草の間引き、産卵時期や産卵した後の隔離などの仕方、生まれた稚魚の育て方など多岐にわたります。ただ購入してほったらかしにしておけばいいというわけではないことがわかると思います。

自分にとってベストな飼い方を数ある情報や実体験から確率していくと思いますが、必ずと言っていいほど情報と実体験は違うという事柄があると思うのです。

「メダカを飼う水深は浅い方がいい」という誤解

その中で結構誤解されているのが『メダカを飼う水深は浅い方がいい』ということです。

実は『浅い方がいい』わけではなくで『水深ではなく面積が広い方がいい』ということなのです。

メダカは水面を好む魚で、水面にあるエサを食べる習性があります。また水面であれば酸素を取り込みやすいといった側面もあります。

春の小川の風景や田んぼでメダカが泳いでいる姿の写真を見たことがあると思いますし、動画やプログなどの写真を見ても水面に集まっているメダカの姿をよく見ると思いますので、その辺りが誤解されているのかもしれません。

そこで、数多くある飼育容器の種類で目移りしてしまうと思いますが、できるだけ面積の広い飼育容器を購入した方がいいのです。

ただし、あまりにも浅いと夏の直射日光で水が沸騰してしまいますし、水が蒸発してしまい、メダカが煮干しのようになって死んでしまいます。

また、冬の寒さで水が凍ってしまう恐れがあります。水面だけが凍ってしまうのはいいのですが、水底まで凍ってしまいますと、メダカの凍死してしまいます。

そこで、購入する飼育容器は20㎝以上の高さのある容器が好ましいです。

「日照時間13時間以上で産卵する」という誤解

正確には水温18℃以上で日照時間13時間以上であれば、メダカは産卵するというものです。

他にも水温20℃以上で日照時間12時間以上という条件もありますし、水温18℃と20℃、12時間と13時間が混在している条件もあります。

これはあくまでも目安であり、特に日照時間はまったく根拠のない時間です。飼育環境によってメダカの産卵する条件は、まるで違うのです。現に我が家は長くても日照時間7時間と一般的に言われている13時間の半分程度ですが、しっかりとメダカは産卵してくれますし、稚魚も立派な成魚に育ちます。

もし、屋内でヒーターを点けて水温20℃以上、日照時間を7時間でも確保すれば、1年中産卵すると思います。

メダカの卵の孵化は積算温度250℃と言われています。これは例えば水温25℃の日が10日続けば孵化するというものです。

もしかしたら、メダカの産卵にも孵化のような積算温度の指標があり、基準値を超えると産卵を開始するなんてことがあるのかもしれませんが、寒くなったら産卵しないので成り立たないので、まったく根拠のない推測であります。おそらく、ある水温を連続して超えるような日が続けばの方が、ひょっとしたら?正解に近いのかもしれません。そんな推測をしながら観察をしてみるのもいいですね。
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※2023.04.26更新(誤字脱字の修正)

メダカを飼い始めますと、メダカは水面近くを泳ぐ姿を見せてくれます。それはエサを食べようとしていたり、日の光を浴びて元気な体を作るためだったりです。

そんな元気なメダカですが、ある日、水底で一匹だけ、じっと動かないメダカを見つけることになるでしょう。

これは、メダカを飼い始めた人全員が体験することなのです。

『もしかしたら病気じゃないのか?』『寄生虫に感染したんじゃないのか?『』と、とても心配になると思います。

もちろん、メダカがじっと動かないのは理由があるのです。

まず、完全に身動きせずに横たわっていてエラも動いていないならメダカは死んでいます。これはどうしようもありません。死んでしまいますと腐敗してしまい、魚に有毒なアンモニアや亜硝酸を発生させてしまいますので取り除きます。

ただし、ミナミヌマエビがいる容器であれば、あっという間に食べつくしてしまいますので1日たてば死骸もろともなくなってしまいますので様子見でもいいです。

メダカが死んでしまう理由は寿命であることが多いのです。

次に、何かの病気にかかっていることです。底でじっとしているのは病気もかなり進行しており、もう動けない状態であることが多いです。

寿命と病気である場合は、もって数日、長くて2週間程度で死んでしまいますので、回復させることは非常に難しいといえます。自然治癒すればいいのですが、おそらく力尽きてしまうので、そのまま様子を見守ってあげましょう(メダカの病気は他のメダカに感染する場合もありますので隔離してもよいですが死期を早めます)。

他にも水替えを頻繁に行うと、激しい水質の変化にメダカがショックを受けてしまい、動かなくなることがあります。水替えは水質を回復する有効な手段でありますが、やりすぎると水質変化にメダカが対応できない場合もあり逆効果となるので注意が必要です。

また、メダカが底で動かない理由の中には、いじめられていることが原因である場合もあります。

メダカにも個体差があるので、強いメダカや大きいメダカが弱っている個体や小さい個体を攻撃する事があります。攻撃されたメダカは弱っているのと強い個体に見つからないようにする為に底でじっとしているのです。

この場合は隔離したのは正解です。ただし、隔離するのは強いメダカや大きいメダカ、つまりいじめっ子の方です。いじめられている子は弱っているので隔離すると、元々いた飼育容器の水質と隔離容器のの水質が変わっていることで、弱っている体にトドメをさしてしまうことになります。

購入してきたメダカを飼育容器に入れた時にいきなり底で動かないとなると、元々販売していた店の環境が悪く、弱っていた場合があります。これも下手に隔離しない方がよいです。飼育容器の水質に慣れさせるしかありません。隔離すると、隔離自体も網で掬ってとなりますので、この行為だけでも弱ってしまいますし、隔離容器の水質に慣れずに、死んでしまうことでしょう。

話はそれますが、一匹ではなく、全てのメダカたちが水底で動かない場合は、これは水温が急激に下がってしまったため、変温動物であるメダカたちは運動機能が急激に低下して余計な動きをしないように水底でじっとしていることがあります。

メダカが水底でじっとしているというのは、11月から2月位の水温が低くなる冬の期間です。水温が5℃以下になるとメダカたちは水底でじっとして動かなくなります。これが冬眠状態というものです。

冬の期間でも、天気が良くなり気温が高くなればメダカたちは一斉に水面に出て泳ぎますので変な病気に罹っているいるわけではないことはすぐに分かりますし、春になって暖かくなると泳ぎ始めますので冬眠であることがわかります。



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とても暖かい日が続いています。気温が20℃を超える日が続いており、少し動くと汗ばむように陽気になってきました。暖かくなると同時に花粉の量もやや多く舞っているのか?くしゃみをして、鼻が痒くなることが多くなりました。

メダカたちは陽の光が当たる前は、まだまだ泳ぎは鈍いのですが、いったん陽の光が当たると、とても元気に泳いでおります。

本日は、陽の光があたったところで、今シーズン最初のエサをあげることにしました。

我が家は、大体シーズンのエサ始めが3月15日、エサ終りが11月15日にしています。この頃がちょうど気温20℃、水温16℃の境界線辺りなのです。水温16℃はメダカが活発に動き始める水温なのです。

時期はやや早いのですが活発に活動し始めていますし、気温水温は基準を超えていますので、今シーズン最初のエサをあげてみることにしました。ここから、シーズンずっとエサをあげるのかというと、そうでもなく、特に3月は「寒の戻り」もありますので、気温水温の様子を見ながらエサをあげるか?あげないか?を決めていきます。

今シーズン最初のエサをあげますと、冬の間にしばらくエサをあげていないので、エサというものを忘れてしまっているのか「これ、なんだろ?」みたいな感じで反応が鈍いのですが、いったん、エサを食べ始めて美味い!!!となりますと「うぉー!エサだぁぁー!!!」という声が聞こえてくるほどにエサにパクつきます。メダカ飼育の醍醐味ですね。

メダカだけじゃなく、我が家のチョウセンブナ、福ダルマ金魚、屋外コリドラス・パレアタスもエサをあげると、パクついてきました。元気に冬を越してくれたようです。


エサをあげると、エサに集まってくるもの、水底から出てくるものがおります。
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エサをパクパク食べ始めます。
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❖遺伝子組み換え「光るメダカ」飼育容疑(2022年3月9日)

遺伝子が組み換えられた赤いメダカを違法に飼育するなどしたとして、警視庁は、埼玉県春日部市のメダカ販売店経営者の増田富男容疑者(67歳)ほか、観賞魚愛好家の60~72歳の男4人の計5人を遺伝子組み換え生物使用規制法違反(未承認使用)の疑いで逮捕した、と8日発表した。東京工業大の研究所(横浜市)で飼育していたメダカの卵が2009年に学生によって違法に持ち出され、繁殖したものだという。

生活環境課によると5人は2021年7月~2022年8月、遺伝子の一部がサンゴに由来する成分に組み換えられ、赤色になったミナミメダカを環境相の承認を受けずに販売目的で運搬したほか、飼育したなどの疑いがある。

5人は個人取引や展示会で「珍しい光るメダカ」などと説明し、1匹150円~2匹10万円などで販売。「見たことのないきれいないメダカなので手に入れたかった」などと話しているという。

同課は、約50人に流通していたとみて計1,400匹を押収。持ち出した当時学生だった男性(現在35歳)は時効が成立している。
光るメダカ


❖カルタヘナ法とは(農林水産省「カルタヘナ法」一部抜粋)

 遺伝子組換え技術は、その利用により生物に新たな形質を付与することができるため、人類が抱える様々な課題を解決する有効な手段として期待されています。しかし、作出された遺伝子組換え生物等の形質次第では、野生動植物の急激な減少などを引き起こし、生物の多様性に影響を与える可能性が危惧されています。

遺伝子組換え生物等の使用については、生物の多様性へ悪影響が及ぶことを防ぐため、国際的な枠組みが定められています。日本においても、「遺伝子組換え生物等の使用等の規制による生物の多様性の確保に関する法律」(通称「カルタヘナ法」)により、遺伝子組換え生物等を用いる際の規制措置を講じています。

遺伝子が組み換えられた生き物が野外に放たれた場合、自然に生きている生き物に多大な影響を与える危惧があるとして、「カルタヘナ法」で許可なく飼育や販売ができないように規制がされています。

「カルタヘナ法」で遺伝子組み換えをいうキーワードをききますと近年施行された法律では?と思いますが、2004年2月19日をもって施行された法律でして、施行されて19年も経っている法律なのであります。

「カルタヘナ法」の由来ですが、カルタヘナ議定書(※1)が1999年(平成11年)2月にコロンビアのカルタヘナでの国際会議が行われ、その時は議定書は採択されなかったが、地名を採用したもの

※1国家間の正式の合意文書。一般的には、成立した条約を修正または補完する取決めとして用いられる。

※2条約・法案・意見を選択して、議決機関において(投票、挙手、その他の方法によって)提案の採用を決定すること。

もともと罰則がなかったのですが、2018年(平成30年)3月5日(月)に改正されて、命令違反(=国の承認を受けない)の場合の罰則が1年以下の懲役又は100万円以下の罰金となりました。

私も「カルタヘナ法」という方汁は、詳しく知らなかったのですが、「カルタヘナ法」違反で初の逮捕!「光るメダカ販売の疑い」とくれば、メダカ好きであれば反応しないわけがありません。

それにしても、改良メダカは、愛好家やブリーダーの方が日々品種改良を行い、新しいメダカを作出することで、メダカの飼いやすくさも手伝い、金魚を凌いでいる人気となっておりますが、それにしても「サンゴ」の遺伝子を組み込むとは、ついにメダカもここまできているのか?となかなかビックリですね。

「ロイヤルピングー」という名で2匹10万で販売していたようです。それにひきかえ1匹150円は安すぎますね。

しかし「いやー綺麗ですね。これは凄い!」という声がでてしまう魅力がありますね。

勝手に研究対象の卵を持ち出した元東京工業大学の大学院生の男性(35歳)と、メダカ愛好家の友人の母親は書類送検となったようです。

遺伝子組み換えの専門家は「日本特有のメダカ」を絶滅させる恐れがあるとして警笛を鳴らしています。外来種と同じですね。

一部は千葉県内の用水路に放流されたと報道されておりますから「あちゃー!」という感じです。

品種改良するなら「長生きするメダカ」とか「やせ細り病」にならないメダカとか、「子供(卵や稚魚)を食べないメダカ」とかにしてもらいたいですね(国の承認を受けたら購入したい!)。


※最後に
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今日は暖かい日でした。日中の最高気温は18℃という予想そのままに、外に出ても生暖かい風が吹いておりました。

メダカや金魚を見ますと、もうシーズン開幕だ!とばかりに水面で気持ちよさそうに泳いでおりましたが、久しぶりの人間に会ったので天敵と思われたのか?近づくと慌てたように素早く泳いで隠れようとします。

あと少しで春を迎えます。よく、春を告げる行事である奈良の東大寺の「お水取り(※1)」が終わると、いよいよ本格的な春となりますが、2023年の今年は3月1日~14日までとなっており、残り13日なのです。

※1お水取り(おみずとり)は東大寺二月堂で行われる、修二会という法会の中の一行事。 3月12日深夜に閼加井屋(あかいや)にお水を汲みに行くことからこの通称で呼ばれるようになった。 目的は、仏の前で罪過を懺悔すること(悔過)である。

暖かくなりましたが、もちろん「寒の戻り」がありますので、まだまだ春とは言えませんし、「お水取り」が終わったところで、冬のように寒い日があると思われます。

※2寒の戻り(かんのもどり)とは、暖かくなった晩春の頃、一時的ながら異常に寒くなり、寒さがぶり返す現象のこと。

しかしながら、あとちょっとの辛抱ですので、屋外飼育のメダカに関しては、まだ動いてはいけません。

動いてはいけないというのは、まずはエサをあげてしまうことです。エサをあげると活性が上がってきているので食べると思います。まだ寒い時期にエサをあげてしまうと、よく内臓疾患で体調不良になると言われますが、そうではありません。

一番は水質が変化してしまうことです。エサをあげることで、エサの残りや排せつ物が多くなります。そして、これらを分解するバクテリアがまだ活性していませんので、分解がすすまずに、猛毒なアンモニアや亜硝酸が滞留してしまい、死んでしまうのです。

冬の間はエサをあげていませんので、綺麗な水質であるかといいますと、そうでもなく、容器の中でわずな食料である、藻やコケ、微生物を食べて冬を越していますし、排せつ物も出ています。完全に水温5℃以下になって冬眠状態であれば別ですが、寒い地域でなければ5℃以上の時間帯もありますので、生物の活動は続いているのです。

ただし、分解するバクテリアの状態は、活性が下がってしまっているので、水質がよくなることはありません。冬に見ると見た目は綺麗ですが、決して水質がいいとは言えません。

そして、少し暖かくなったからとエサをあげてしまいますと、大きく水質を悪化させてしまいますので、死んでしまうのです。

エサをあげ始めるタイミングもそうですが、春先については、特に気温の乱降下が激しいので、エサをあげていい日といけない日がありますので注意が必要なのです。



※最後に
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メダカや金魚を飼いたい。

どうしてメダカや金魚を飼うのか?それは、人それぞれ理由はあると思いますが、一言でいうとメダカや金魚を飼うのが楽しいからです。

メダカや金魚を飼っていて楽しいことを考えますと、飼い始める前から楽しいことがあります。

どんなメダカや金魚を飼うのか?ちょっと市場に流通の少ないレアな高級魚を飼うのか?基本品種など飼い易く人気がある魚を買うのか?そして、どんな飼育容器で飼うのか?、例えば、屋内では水槽、そして大きさは30cm、45cm、60cmと色々な大きさがありますし、屋外なら睡蓮鉢、トロ舟なんかもあります。

飼育容器の種類や大きさが決まったら、飼育容器のレイアウトはどうしようか?水草は何を入れようか?用土は入れるのか?用土を入れるなら赤玉土や砂利を入れようか?はたまた用土は何も入れないベアタンク飼育にするのかとか、他にも、ろ過機やエアーポンプなどのアクアリウム設備をどうしようか?なんてあり、どうやって飼育していこう?なんて飼う前から考えるのはとても楽しいですよね。

そして、いざ飼育開始となりますと別の楽しみがあるわけです。それはまず繁殖です。自分が育てている可愛い生き物が増えていくのは最高ですよね。産卵した卵を見つけた時の喜び、そして大事に隔離して稚魚が生まれた時の喜び、日に日に大きくなっていく楽しみがありますよね。

また、そもそもメダカや金魚などが泳いでるところをぼーっと見ているだけでも楽しいといいますか、癒されると思います。

そして繁殖より、とても身近で毎日楽しめるイベントがあります。

それは『エサやり』です。

何でエサやりが楽しいんでしょうか?

考えてみますと、エサをあげるという行為は、エサを食べているのをみると何だか癒されて幸せの気持ちになります。また、お腹が空いている生き物に食事を与えることで救ってあげているという、子供に美味しい食事をあげて成長するのを喜ぶ親のような感覚なのかもしれません。

とにかく、メダカや金魚を飼いはじめますとエサをあげることになります。最初はエサの量や回数やタイミングなどわからないことだらけですので、インターネットや書籍で情報を得たり、ペットショップやホームセンターの店員、または飼育に詳しい友人や知人などの助言をもとにエサをあげ始めると思います。

そして必ずと言っていいほど「エサのやり過ぎで水が汚れてメダカが死んでしまう」という類の話を見聞きすると思いますので、最初は恐る恐る少量のエサをあげるはずなのです。

しかしながら、少量のエサというのは、あっと言う間にメダカや金魚は食べてしまいます。

メダカや金魚が食べている可愛い姿を見る楽しみ、癒しの時間は、わずか2~3分で終わってしまうのです。

これは、折角メダカや金魚を飼い始めたのに、ちょっとガッカリな瞬間でもあります。

もうちょっとメダカや金魚の食べるところを見ていたいと思うのが当然であります。少しなら大丈夫だろう!という考えが芽生えますので、飼い始めのころより徐々にエサの量が増えていくはずです。

そして、この頃には、おっかなびっくりやっていたエサやりに慣れてきたこともあります。慣れるというよりも、むしろ過信なのですが、最初に見聞きした「エサのやり過ぎで水が汚れてメダカが死んでしまう」ということがなく、メダカや金魚が元気に泳ぎ廻っているので、「大丈夫だな」とエサの量や回数が多くなってしまいがちになるのです。

立ち上げた当初は、エサの残りを分解する微生物が少ないことで、メダカや金魚に毒となるアンモニア(※)と亜硝酸(※)が増えていき、じわりじわりと水質汚染が進んでいきます。見た目ではわかりません。水質検査キットを使用して酸性かアルカリ性かの指標で、弱酸性~弱アルカリ性(メダカはpH6.5~7.5、金魚は7.0前後)であるかを確認すれば防ぐことができます。

※生物ろ過の流れ

エサの残りや排泄物
 分解バクテリア
アンモニア(魚に毒)
 硝化バクテリア
亜硝酸(魚に猛毒)
 硝化バクテリア
硝酸(魚に無害)

水が白く濁ってきますと、かなり手遅れとなりますので、この状態(アンモニアや亜硝酸が増え過ぎて硝化バクテリアが急激に増えすぎた状態)にはなってはいけません。ある日を境に、メダカが1匹、2匹と死んでいき、突然の大量死で全滅ということになります。

一般的に、バクテリアが定着するのは1ヶ月ですので、この「1ヶ月の壁」を抜けれるかどうかとなります。

「1ヶ月の壁」を越えた頃、いわゆる春から夏場にかけてメダカや金魚の活性が上がってきますので、エサを食べる量が自然と多くなっておきます。メダカは長い産卵シーズン(4~9月)にもなりますので、体力をつけるために、さらにエサを食べるようになります。

これに勘違いしてしまい、必要以上にエサをあげてしまいます。

もし、ミナミヌマエビ、タニシ、ドジョウなどが混泳しているのであれば、この頃にメダカと同様に活性していますので、メダカのエサを横取りしに来ますし、エサの残りを食べますので、エサの量やタイミングが割と多くても消化してしまうのです。そして水草を入れていれば、硝酸塩は水草に吸収されて分解されてしまいますので、うまく生物ろ過のサイクルが廻ります。

しかしながら、その「生物ろ過のサイクル」の限界はきますので、アンモニアと亜硝酸が滞留していくわけです。

ミナミヌマエビがいると、水質がメダカより敏感ですので、ミナミヌマエビが死に始めます。そこで気づけばいいのですが、気づかないと引き続き、エサをあげ続けてしまいます。

そして、アンモニアや亜硝酸が増えていき硝化バクテリアの分解は追いつかない状態となっていき魚に猛毒な物質が蓄積されていきます。

ある日を境に、メダカが1匹、2匹と死んでいき、突然の大量死で全滅ということになります。

うまく「生物ろ過のサイクル」が続いていても、気づかないうちにエサをあげすぎてしまう原因となるものがあります。

それは「繁殖」です。

繁殖するということは、当然、個体数が増えるということです。メダカの場合、産卵した卵をそのまま放置しておきますと、何でも口に入る物を食べてしまう習性の親メダカは卵を食べてしまいますので、隔離容器に卵を移動します。

隔離容器の中で卵が孵化して、稚魚が育ち、成魚になるころに、親メダカのいる飼育容器に余裕があるのであれば、再び親メダカの飼育容器で、親メダカと一緒に飼うことになりますが、個体数がふえることで、自然とエサの量が多くなるのです。

この頃には、もしミナミヌマエビがいるのであれば、ミナミヌマエビも繁殖でかなり個体数が増えており、エサを食べてくれますので、エサを多くあげても消費してくれます。そして、ついついエサを多くあげすぎてしまいます。あまり意識をしていないと思います。

そして、アンモニアや亜硝酸が増えていき硝化バクテリアの分解は追いつかない状態となっていき魚に猛毒な物質が蓄積されていきます。

ある日を境に、メダカが1匹、2匹と死んでいき、突然の大量死で全滅ということになります。

こうしてみると、自分が意識していなくても、徐々にエサの量や回数が増えていき、メダカや金魚が全滅してしまうという結末を迎えてしまう可能性があるのです。



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新年初日は快晴となりました。とは言え、昼まで寝てしまい、起きたのは昼頃であり、ベランダからは暖かい日差しが差し込んでおりました。

『もう起きて~!』と起こされて、まずは1階のポストに年賀状を取りにいき、家族に用意してもらいましたお雑煮やおせち料理を舌鼓を打ちました。

朝ご飯ならぬ昼ご飯を食べてからベランダに出みました。日差しが降り注いて暖かく、我が家のあるマンションや、近所は帰省する人が多いのか?生活音が聞こえてこないので、とても静かです。マンションは全く人に会わないので、ゴーストタウン化しております。

話はそれましたが、午後なのでメダカも出ているかな?とも思いましたが、メダカ容器を覗いてもどこにもおりませんでした。

年末も年始も関係ないメダカたちは、水草の中で、春がくるのをじっと待っているのでしょう。

おせち料理です。伊達巻が好きです。
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メダカたちは水草の中で正月最初の1日を過ごしています。
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2022年も残りわずかです。コロナ禍は相変わらずですが、世間は経済優先といいますか、コロナ慣れしてしまい、インフルエンザと変わらない捉え方になっており、出勤や外出をすると、どこも人でごったがえしています。

たしか第8波だったと思いますが、もう何波だかよくわからなくなってきました。これからも波は沢山きますので、世間は政府のことなど見向きもせずに、密になる場所ではマスク着用、そして検査の自己対策、また罹った時はの医療機関にかかる自己対応で荒波を乗り切ると思います。

そんなコロナ禍の最初は、やれロックダウン(日本はできない)だの、外出自粛だの、リモートワークやオンライン授業など、インドア、在宅で過ごすことを余儀なくされておりました。

そうなりますと、在宅でも何か楽しめるものということで、在宅によるブームも生まれたわけでして、ウォーキングやジョギングなどの運動や、家庭菜園やガーデニングなど植物育成などに混じって、ペット飼育もありました。

ペットの中でも「メダカ」は、とても飼い易くて安価であり、古くから親しまれている魚で、品種改良が進んで500種以上のメダカがいますので、大人気となり、コロナ禍前から大ブームとなっています。業者や玄人による品種改良により、毎日のように新しいメダカが誕生しているといっても過言ではありません。

長らくは金魚が淡水魚飼育の主役であり、祭りや縁日の金魚掬い、ペットショップ販売で、淡水魚飼育と言えば金魚でした。

今やメダカが完全に主役の座を射止めており、コロナ禍によるペットブーム終焉とともにメダカブームも一段落といったところですが、今でも主役はメダカのままです。

何故、メダカは金魚より人気があるのでしょうか?

一言でいいますと・・・・・メダカは金魚より飼い易いからです!

これでは、身も蓋もないのですが、簡単にいうとこの一言ですまされます。

実際には、メダカのどこが魅力的なのでしょうか。

飼育が簡単
メダカは、止水で飼えますし、水替えもする必要はありません。金魚は60cm(奥行30cm)ですと、水量55Lぐらいとしますと、金魚だと3匹程度しか飼えませんが、メダカだと1L=1匹の法則でいきますと、55匹は飼えます。1L=1匹はあくまで参考ですので、実際にはもっと飼えます。

そして、メダカはエサの量が少ないので、水の汚れも少なく、年に1回の水替えでよく、後は足し水ですみます。

また、他の水棲生物と混泳し易く、ヌマエビやタニシ、カワニナ、ドジョウなど混泳できる種類が豊富です。

メダカも容器も小さく、場所をとりません。

繁殖が容易で品種改良がしやすい
メダカは成魚になるのは2~3ヶ月程度ですし繁殖し易い魚です。水温や日光の管理ができれば、屋内であれば冬も関係なく1年中、産卵させることができるのです(屋外であれば日照13時間以上、水温18℃以上の春(4月)~秋(10月))。

金魚ですと繁殖は春(4~6月上旬)・秋(9月下旬~10月中旬) 水温が18℃~25℃の早朝であり、繁殖自体が難しいです。

また成魚になって繁殖するのに最低2年かかりますが、メダカ繁殖サイクルが短いので品種改良がしやすいのです。

品種改良により魅力的なメダカを飼うことができる
メダカの品種改良が日々行われて、今や500種類いるといわれています。ラメの入った綺麗なメダカや、ダルマのような特殊な体型のメダカを飼うことができます。

ピンからキリまでの値段ですが、値段を気にしなければ、とても綺麗で流通が少ないレアなメダカを飼うこともできるのです。

金魚は形のバリエーションこそ豊富ですが色合いという点で見ればワンパターンと言わざるを得ません。

販売して儲けることもできる
メダカの繁殖サイクルが短いので、市場に流通が少ないレアなメダカを購入して繁殖させて販売することができます。また、品種改良で自分の作品を作り出して、独自に販売することもできます。

リアル店をもたなくても、Yahooオークションやメルカリなどのネットを使用して販売すれば、素人でも、うまくやれば、ちょっとした副業で儲けることも可能です。設備投資は少なくてすみます。



※最後に
ご覧になられている記事は、内容の見直し、文章の誤り(誤字や不適切な表現)による修正で内容が更新されることがあります。


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※2022.12.09更新(タマミジンコ、ミジンコウキクサ追加)

今日は最高気温が20℃と暖かい日でした。それでもメダカたちはエサを欲しがるようなそぶりを見せませんでした。

今シーズンはエサをあげるのをやめましたので、それはそれでいいんですけども、やはり冬を間近に感じているのか?いくら昼間暖かくでも、シーズン中の動きとは違います。メダカたちは暖かくなっても泳ぎ廻ったりはせずに、日向ぼっこをしているようでした。

今シーズンもメダカはよくエサを食べてくれ、沢山の子孫を残してくれました。メダカに体力をつけてもらい繁殖してもらうには、やはり市販のエサが必要なのです。

メダカにエサをあげなくても、微生物が多く繁殖している、藻やコケなどが生えている環境であれば、繁殖はすると思いますが、多くの繁殖は見込めませんので、市販のエサをあげて一押ししてあげる必要があります。

メダカの市販のエサは、もう沢山のサイトで「オススメのメダカのエサ」として紹介されていますので、いろいろな情報が手に入ると思います。

そしてそれは、メダカの成長、繁殖、長寿を助けてくれるものであります。ただ、メダカだけを飼っていれば、いわゆるオススメのメダカ専用のエサをあげていればいいと思います。自分の飼育環境にあったといいますか、自分が好むエサをあげると思います。

ただし、メダカだけを飼っている方もいれば、メダカ以外の生き物を混泳させて飼っている方も多いと思います。そうなりますと、メダカ以外の生き物もエサをあげなくてはならない、と思うかもしれません。

メダカ以外の生き物、おそらく、タニシやカワニナなどの貝類やミナミヌマエビなどを混泳させることが多いと思いますが、これら生き物もそのまま飼っていては繁殖して多く増やす事は難しいと思います。

そこはやはり市販のエサの力を借りなくてはいけません。

ただし、メダカはメダカのエサ、タニシやカワニナには貝類のエサ、ミナミヌマエビにはヌマエビのエサと、それぞれ専用のエサをあげていますと、容器の中の水は、あっと言う間に汚れてしまい、容器の中にいる生き物は繁殖どころか、健全に生きることもできません。

容器の中のどの生き物が食べれるエサはあるんでしょうか?・・・答えはあるにはあります。

プレコ

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「プレコ」は、商品名、またパッケージのとおり、熱帯魚のプレコ用のエサです。この「プレコ」はとても万能のエサでして、メダカはもちろんですが、ミナミヌマエビ、そしてタニシやカワニナなどの貝類も食べてくれるということです。

「プレコ」の使用原料である「クロレラ」が、多くの生き物たちに高い栄養を与えているです。

「クロレラ」は「地球の生命の原点」として今から約20億年前に誕生したと考えられていますが、非常に微細なため、その発見は19世紀末のことでした。

「クロレラ」は直径3~8μm(ミクロン)のほぼ球形の単細胞緑藻で、主に湖沼や河川などに生息しています。

「クロレラ」は“食物連鎖の起点=生産者”として地球上の多くの命を支えており、「クロレラ」を食べて成長する動物プランクトンを餌として多くの魚が食べてという食物連鎖を形成しており、多くの生き物の成長に欠かせない存在となっています。

プレコに集まるメダカたち
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プレコに集まるヒメタニシたち。
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クロレラ

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観賞魚用クロレラ 20g 約100粒 関東当日便
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上記の「プレコ」の使用原料である「クロレラ」そのものになります。人間の健康食品にも販売されており、メダカなどの生き物にも、とても体にいいエサとなっています。

先の「プレコ」と同様に沈下性のエサなので、底物の食料となりますが、上層や中層が住民の魚でも底(下層)まできて食べてくれるエサなのです。

底物はエビ、貝類だけでなく、熱帯魚ではコリドラス、そしてドジョウが食べつくしてくれます。

「クロレラ」には、9種類の必須アミノ酸、各種ビタミン、ミネラルを含まれており、魚の健康を維持するためにとても良いエサだと思っています。

そして、「クロレラ」自体が、動物プランクトンの「ミジンコ」や「ゾウリムシ」のエサになりますので、「ミジンコ」や「ゾウリムシ」を繁殖させて増やして、メダカにあげている方が多いのです。

1日の量は、飼育環境によってバラバラで1Lに1錠もあれば、3Lで1錠もありますので、最初は少なめにあげて様子をみて量を調整していきます。

エビオス錠



「エビオス錠」とは、乾燥酵母(ビール酵母)から生まれた指定医薬部外品です。
「エビオス錠」の成分である乾燥酵母 (ビール酵母を精製・乾燥させたもの)に含まれる40種の栄養成分が「胃もたれ・消化不良」などの弱った胃腸をいたわり、 元気な状態にしていきます。

「エビオス錠」とは、「ゾウリムシ」の培養に使用されることが多いです。

メダカに「エビオス錠」をあげますと、最初のうちは、メダカは様子を見ているのか?いきなり食べ始めることはありませんが、そのうちに「エビオス錠」の回りに群がり始めて食べ始めます。

1日の量は、飼育環境によってバラバラで1Lに1錠もあれば、3Lで1錠もありますので、最初は少なめにあげて様子をみて量を調整していきます。

PSB(光合成細菌)



PSBとは、酸素を発生させない光合成を行って生育する細菌、光合成細菌を主としたバクテリア剤です。

PSBは、紅色無硫黄細菌(Purple Non Sulfur Bacterla)の略で、光合成細菌の一種です。

光合成細菌の菌体成分には、豊富なアミノ酸やビタミンが含まれています。このことから、メダカ飼育においても栄養源としての利用が可能です。

PSBは、汚れの原因となる有害な有機物を分解し繁殖するので、水質浄化作用があり使用されることもある一方、メダカ飼育では人工飼料の他、ミジンコなどの動物プランクトンがエサとしても利用されています。

動物プランクトンを介した間接的な摂取だけでなく、メダカの稚魚は光合成細菌直接的な摂食も行います。

PSBは液状です。一般的なPSB商品の場合、飼育水10Lに10ml程度添加するのが適切な量と記載されているものが多いです。 60cm水槽(60L)の場合は50ml、90cm水槽(180L)の場合は150mlを添加するのが目安となっています。 

タマミジンコ



タマミジンコは、その名の通り、玉のような形をしたミジンコで、顕微鏡で観察すると、理科の教科書によくのっている、イメージどおりのミジンコらしい姿をしています。

このタマミジンコは、殻がやわらかく食べやすいせいか、メダカなどの小型魚が超絶に好んで食べます。

タマミジンコ以外で、ケンミジンコなどは殻が硬いせいか、魚があまり食べようとしませんし、殻の硬いミジンコも多いのです。また、メダカよりももっと大きな小型魚の愛好家の間で人気のオオミジンコは、その名のとおり大きいのでメダカの稚魚にはやや不向きだったりします。

タマミジンコは、メダカにあげますと、タンパク質やカルシウムが豊富で色揚げ効果もあります。幼魚期と成魚期のエサに適しています。サイズが大きいため稚魚は食べられません。

タマミジンコは、田んぼなどで捕まえてくることもできますが、多くのタマミジンコを捕るのは流石に大変ですので、一度に多くのタマミジンコを手に入れるには購入するのがいいと思います。

タマミジンコを購入して届いた後に、まずはタマミジンコの酸欠や餌不足を防ぐ為に、広い飼育容器へと移しましょう。

タマミジンコを投入すると、メダカは嬉々としてむさぼります。人工飼料のように与えすぎて残餌となる恐れがほとんどないのも大きなメリットです。

タマミジンコはもともと小柄で大きく成長した成体のミジンコでも1ミリ程度しかないので、生まれたばかりのタマミジンコや子供のタマミジンコは、よく見ないといとその存在を肉眼で確認できません。その為、時折、勘違いがおこり、購入したタマミジンコが全滅していると思われている場合があります。確かに、ミジンコ自体の寿命が短い為、 輸送の最中で寿命を終えて死んでしまうタマミジンコもたくさんいます。

しかしながら、ほとんどの場合、大きく成長したタマミジンコが寿命を迎えて死んでいるわけで、よく見ないと見えないような子供のタマミジンコはまだその水のなかで泳いでいるのです。 おそらく、寿命を終えたような肉眼で確認できる大人のタマミジンコが死んでいるだけで、肉眼で確認しづらい子供の個体が生きているのです。

よく袋の中を見ると小さなタマミジンコが泳いでいますので、そのまま袋ごと捨てていけません。

飼育飼育しているタマミジンコを採取する方法としては、タマミジンコは日中は水底の方に集まり、夜間は水面に浮かんでくるという性質がもっています。

そこで日中に採取する場合は容器の底の方から掬うようにし、夜は懐中電灯やライトで照らして光に集まってくる習性を利用して採取することができます。

タマミジンコのエサとしては、生クロレラさえあれば、タマミジンコの繁殖は容易です。昆虫飼育用のプラケースなどに水道水を入れて(2~3リットル)、カルキ抜きと生クロレラを数滴入れれば飼育の準備完了です。

最初の段階で唯一注意が必要なのは、生クロレラの濃度。濃すぎると水が強めのアルカリ性に傾き、ミジンコがあまり殖えない、もしくは死んでしまうので、生クロレラの量は控え目にするのが無難です。水がうっすらと緑色になる程度で十分です。

注意点としては、少しぐらいエサとしてタマミジンコをあげえすぎたかなと思っても 食べ残したタマミジンコは数日間は生きてくれますし、冷凍アカムシなどと違い食べ残しが腐敗して水を汚すというわけでもなく 鮮度を保った栄養価の高い活きエサとして飼育容器内を泳ぎまわり、メダカや金魚などのエサとなってくれますので 旅行や帰省などでエサを数日間、餌を与えられないといった場合も重宝します。

飼育できる水温は約10~35℃ととても広範囲で飼育することができるので気温の変化の激しい日本でももってこいの自家製活き餌です。水質は水質はpH7~8の範囲で、安定して繁殖・増殖してくれます。

ミジンコウキクサ



ミジンコウキクサは、メダカが食べられる植物性のエサです。

ミジンコウキクサは世界最小の種子植物で別名「仁丹藻(じんたんも)」と呼ばれ販売されることもある浮草の仲間です。 顕微鏡下においては表面のくぼみの中に世界最小の花を観察することができます。大きさは0.3mm~0.5mmで、20mmの大きさのメダカであれば食べられます(稚魚には不向きです)。

成分比率は約48%がタンパク質で、14.5%の食物繊維や9%の脂肪も含まれています。 そのほか、カロチノイド、ビタミン、ミネラルも含まれ栄養バランス的にも優れていると言われています。

カロチノイドは色揚げ促進には定番の栄養素ですのでもちろん、色揚げ効果も期待できます。 水を汚さないエサとして餌、メダカのおやつ、旅行などの留守時のエサなどとしても重宝されます。 

また、ミジンコウキクサは植物ですので、水質を悪化させる事なくメダカにエサを与えることができます。 旅行などで数日間、エサを与えられない時などは、あらかじめ水面に浮かべておけば安心です。そして ミジンコウキクサに適した環境であれば、水質浄化の役割を果たす場合もあります。

ミジンコウキクサを繁殖・培養・保管する場合は、ミジンコウキクサは強い光を好むという性質があり、 直射日光の元で管理することが理想的です。

直射日光で十分な栄養下においては、その増殖スピードはすさまじく、春~秋にかけてのシーズン中は屋外だと2日ごとに倍々のスピードで増殖します。冬もは増殖スピードは落ちますが、屋外で越冬することができます。



※最後に
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