虎ノ門虎之助のベランダ・ラボラトリー ft.メダカ

いつものようにプログを眺めていたら、妻が言った『7年もやってるんだから、プログ書いてみたら?』と。こうして始まりました。 屋外(ベランダ)での、メダカ、ドジョウ、エビ、貝や、水生植物の飼育記録をとっていないので、自分自身でも後から見返せるように残しています。


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カテゴリ: カブトムシ、オオクワガタ、コオロギ、鈴虫

オオクワガタのオスが死んでしまいました。成虫は屋外で飼育しておりまして3回の冬を越えてくれて4年目でしたので、かなり長く生きてくれました。寿命を全うしたと思います。

しかしながら、オオクワガタが死んでしまうとショックではあります。残りのオオクワガタたちに繁殖してもらい、次世代につなげていこうと思います。

今までもオオクワガタが死んでしまうことはありました。寿命だけでなく、喧嘩して死んでしまうこともあります。

ただ、寿命に死んでしまいそうになる時は行動は、まずは昼間にマットから出てきてあてもなく、ゆっくりと徘徊し始めることです。これは何度も見ていますので、たまたま目撃してしまうと『このオオクワガタは死んでしまう』とわかります。

徘徊していて転倒してしまうこともありますが、もう自分では起き上がれません。元に戻してあげますが、うまく歩けないので、自らひっくり返ってしまいます。

そしてエサを食べません。もうエサを食べる気力もないのだと思います。

上記の状態になってしまうと、もう元気になることはありません。お迎えがくるのをも守りましょう。

死んでしまったオオクワガタのオスです。
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※最後に
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我が家ではオオクワガタの成虫は1年中、屋外で飼っています。4月になって夜も暖かい日ですとマットから出てくるので、ゼリーを3月後半あたりから置いておきます。いつ地上に出てきてもエサを用意しておくのです。

それでも地上に出てくる個体とまったく出てこない個体にわかれるために、いくつかある飼育ケースはゼリーが減るケースと全く減らずにゼリーからカビが生えているケースにわかれます。

飼育環境ではエサ場がありませんので、このようにゼリーを用意するわけですが、この時期に樹液の出ていない野生環境だと、どうなるんだろう?と思っていましたが、最近はYoutubeでクワガタ捕りの動画があり、5月には樹液がでている樹木があることがわかりましたので、もう既にこの時期に樹液が出ているポイントを探して生き残るために探し当てるんでしょうね。

我が家の飼育環境ですと、5月中旬あたりから、ほぼ毎日のようにマットから出てきてゼリーを食べています。5月中旬あたりですと、夜も暖かい日が続き気温が20℃程度と安定してくるのです。

それ以前ですと、日中は暖かいものの、夜は寒いので、オオクワガタの成虫はマットから出てこないのです。

長ズボンで過ごすには暑く、半ズボンに着替えても寒くなく過ごせる気温であれば、オオクワガタも毎日夜に出てくると思っていいと思います。

飼育ケースのゼリーに群がっているオオクワガタです。
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現在、我が家には昨年に孵化して越冬しましたカブトムシの幼虫が45匹おります。大量に増やしてオークションで販売するわけでもなく、誰かに譲るわけでもありません。こじんまりとベランダで累代飼育をしておりますので、この幼虫の数ですと飼育するのにはちょっと多い数なのです。

近くにバザーがありまして、そこで販売することもできるのですが、事情により出展しませんので45匹をしっかり成虫に育てることになりました。

飼育ケースは30㎝のケース1つと45㎝のケースが1つで計2つですので、とても手狭であり、すぐにマットは食べつくされて糞だらけになります。そこで、今は空いているメダカの60㎝飼育容器を使用して、そこにまとめて育てることにしました。

ただし、飼育ケースのように透明ではありませんので横から蛹化や、羽化して成虫なったことがわかりませんので、1匹を観察ケースに入れて観察することで、蛹化や羽化を把握しようと思い立ちました。

この観察ケースは魚用の観察ケースでして横幅がやや太めで5㎝程度です。実はカブトムシ専用の観察ケースもありますが、こちら横幅が6㎝あり、魚の観察ケースより横幅が広いのです。

そこで魚の観察ケースを購入したのですが、ここにカブトムシの幼虫を入れたところ、蛹化した時の蛹室が横から見えることに期待していたのですが、ど真ん中に蛹室を作ってしまい、以外にも見ることができない事態になりました。

そこで、もう少し横幅を狭めるように工夫することにしました。

魚の観察ケースです。これを使用します。
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観察ケースは横幅は5㎝です。一見、細く見えますが、もう少し狭めないと蛹室が見ることができません。カブトムシ専用の観察ケースも販売されていましたが、なぜか横幅が6㎝と魚のケースより広かったのです。
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プラスチック版を折り曲げて横幅を狭めることにしました。観察ケースの大きさにカットしています。
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観察ケースの中にプラスチック版を入れました。
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観察ケースにマットを入れます。横幅を4㎝幅にするといいのかもしれません。カブトムシの幼虫の大きさでも横幅4㎝は手狭ではないと思います。
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カブトムシの幼虫を入れると、横から見ることができるようになりました。
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※最後に
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本日は朝から曇が空を覆っており、太陽が一向に見えませんので昼間でも薄暗い天気です。外では元気に子供たちの遊ぶ元気な声が聞こえますが、ベランダに出ますと風が冷たく感じます。この風が冷たい感じになるのは、何だか久しぶりな感じがします。

それまでの4月は春の陽気で暖かく、今年初の夏日になるなど、夜になってもTシャツで過ごせる日もでてきました。

屋外で飼育しているオオクワガタの成虫ですが、この4月中旬あたりから越冬していた朽木の下から出てきて、ゼリーを食べ始めます。

暖かくなったといっても4月の温度は乱降下しますので注意が必要なのですが、暖かい夜に地上に出てきたときに、ゼリーがないとあっという間に餓死してしまいますので、4月に入ったら、暖かくても寒くてもゼリーを置くようにしています。

野生のクワガタの成虫はクヌギ、ナラ、ニレ、ヤナギなどの樹液をなめるように食べるのですが、この樹液が出始めるのは初夏のことからですので、4月にもし地上に出てしまったら、餓死してしまうと思います。

4月に出るのはあくまでも屋内飼育下だけのようです。


オオクワガタのオスが地上に出てゼリーを食べています。
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オオクワガタのメス2匹が地上に出てきています。
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まだまだゼリーの消費は少ないので、1日でなくなるようなことはありません。
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※最後に
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冬の間に活動が鈍っていたカブトムシの幼虫でしたが、春になり暖かくなるにつれて活発に動くようになるのが飼育ケースの外からでもわかります。冬の間は底におりほぼ動きませんので、飼育ケースの下から覗くほうがとてもわかりやすいのです。

それが暖かくなりますと、飼育ケースの中を動きまわしますので、飼育ケースの横からカブトムシの幼虫を観察できます。それとともに、マットの状態、特にマットが食べつくされて糞だらけになっていないかと、春といっても気温が寒い場合をさけてマット交換をしたく様子を見ていましたが、ちょっと気を抜いたとたんにマットが食べつくされて糞だらけになっておりました。

4月に入り暖かい日が続いていましたので、カブトムシの幼虫のマット交換をすることにしました。

まずは30㎝の飼育ケースです。マットの表面に少しだけ糞があります。
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手でゆっくりと掘っていきます。
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マットを掘り進むと幼虫が出てきました。結構な数の幼虫を入れていましたが、マットをしっかり食べており、大きさはいい方かと思います。
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15匹の幼虫がおりました。全ての幼虫が越冬できました。
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新しいマットを入れて幼虫をマットの表面にのせると、あっという間に潜っていきました。
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こちらは45㎝の飼育ケースです。こちらは30匹入れていますので、3月下旬までは、まったく問題なかったのですが、4月になって見ると糞だらけになっていました。
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マットを掘り進むと、すぐに沢山の幼虫が出てきました。
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沢山入れていた飼育ケースでもカブトムシの幼虫は大きくなっておりました。でもマットは食べつくされているので、これ以上は大きくならないですね。
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30匹の幼虫がおりました。こちらも全ての幼虫は越冬できたようです。
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新しいマットを入れて幼虫を入れました。狭そうですね。あっという間にマットはなくなりそうなので、新しいマットはすでに購入済です。
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次に交換するのが最後か、さらにもう一度交換かは、マットの減り方で決めたいと思います。カブトムシの幼虫は6月に入ると蛹化しますので、その辺りで、マットを交換してしまうと、すでに蛹化しかけている幼虫に遭遇してしまいかねませんので、かといって糞だらけの状態で蛹化させるのは、よくありませんので、うまく見極めたいと思います。



※最後に
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オオクワガタの幼虫を育てています。オオクワガタの成虫は屋外に飼育ケースを置いて育てており、冬はマットに潜って越冬させております。

幼虫といいますと、屋内で菌糸ビンの中に入れて飼育しており、前年夏に生まれた幼虫は春にはかなり大きくなって、成虫になるのが楽しみとなります。

そんなオオクワガタの幼虫ですが、屋外で育てると、どうなるのだろう?と思い、昨秋に思いまして、屋外で冬越しさせてみたのです。

屋外では菌糸ビンに入れて飼育するのではなく、朽木を置いてオオクワガタ幼虫の専用マットに埋めて越冬させてみました。この時点で菌糸ビンに比べると、栄養価の面で見劣りしますし、寒い冬には冬眠状態となるので、屋内で寒いながら菌糸ビンを食べて大きくなる幼虫に比べると育たないだろうとは若干思っていました。

そして暖かくなったので、掘り返して様子を見ることにしました。

予想は当たっていましたが、思いのほか育ちが悪くかったという印象です。

これは、幼虫が結局、冬の間にどこにいたのかというと、栄養価の高いマットではなく、栄養価の低い朽木に中にいたのです。オオクワガタ幼虫専用のマットを使用したのですが、幼虫が好んだのは朽木であり、マットよりも朽木の中で寒く長い冬を耐えしのんでいたのです。

それにしても、改めて菌糸ビンの偉大さを知った次第です。私が使用しているのは一般的な菌糸ビンであり、これよりも評判のいい菌糸ビンは沢山あります。それでも、春のなった時の幼虫の大きさにかなりの開きがあります。同じ時期に生まれた幼虫ですが、こうも違うとは!と思います(菌糸ビンで育てた幼虫:菌糸ビン飼育のオオクワガタは早春に交換しないと遅いの巻)。

やはり、オオクワガタの幼虫は菌糸ビンという先人達の知恵が詰まった飼育容器で育てるのが一番いいようです。


屋外に置いて越冬させた容器です。朽木をマットの中に埋めています。
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朽木を取り除いていきます。
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招かれざる客「コバエ」が繁殖しておりました。「コバエ」も冬越ししたのでしょうか。結構な数の「コバエ」がいました。
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マットのどこかにいると思ったのですが、マットを掘り返しても影も形もありません。もしかして死んでしまった(冬の間に分解されて跡形もなく消えた)と思ってしまいましがが、朽木がボロボロになっているので、もしかしたら朽木にいるのではと思い、朽木を割ってみることにしました。
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朽木をちょっと割るとすぐに姿が見えました。やはり冬眠していた関係からか?かなり小さいですね。
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秋に2匹の幼虫を屋外で越冬させたのですが2匹とも無事に越冬できました。朽木にいた2匹目の幼虫もかなり小さいです。奥に逃げ込んでしまいましたので朽木はそのままマットの中に埋めなおすことにしました。
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※最後に
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我が家ではオオクワガタの幼虫は屋内で菌糸ビンに入れて飼育しております、一方、オオクワガタの成虫は屋外で飼育ケースに入れて飼育しております。

春になって『動き』のあるのは、もちろん屋内の暖かい場所で飼育している幼虫でありまして、冬の間には食痕が少なかった菌糸ビンが徐々に外側から見ますと食痕だらけになります。

そして季節も3月を迎えて暖かくなりましたので、菌糸ビンを新しいものに交換することにしました。

なぜ、この時期に菌糸ビンを交換するのかといいますと、オオクワガタの幼虫の蛹化が早ければ4月末に、遅くても5月中旬あたりまでになりますので、ここで変えておかないと、最後の一押しとして体を大きくできないので、暖かくなって幼虫が動き始めたらすぐに行動にうつすのです。


食痕の多くなった菌糸ビンです。大きくなりましたオオクワガタの幼虫が見えています。
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菌糸ビンを開けると、すぐに幼虫を見ることができました。
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元気に育っています。
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菌糸ビンを掘り続けると、もう1匹の幼虫が見えました。
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もう1匹も大きくなっていました。
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菌糸ビンを2つ購入しました。
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割り箸で穴を開けて幼虫を入れます。
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幼虫は菌糸ビンを掘り進んで潜っていきます。
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※最後に
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最近は急に暖かくなり、気温が20℃を超える日もでてきました。在宅勤務でも寒い冬に日に比べて、服を1枚少なく着るようになりました。

屋外ベランダのメダカ容器などを見ますと、かなり活性が上がってきて、元気に泳いでいる個体も見受けられますし、多年草の水草でオモダカや姫スイレンなどは春が近づいたので新芽をだしているのを見つけました。

春の訪れを告げてくれるのは、水生生物だけではありません。カブトムシの幼虫も元気に活動しているのが飼育ケースの外からでもわかるようになりました。

この頃になると、一見無駄だとわかっていても、屋外オオクワガタ成虫にしてしまうことがあります。

それはエサであるゼリーを置くことです。

屋外オオクワガタ成虫のシーズン(毎日、姿を見れるようになる)は、5~10月なのですが、暖かくなる3月になりますと、夜になるとひょっこりと地上にでてくることがあるのです。

まだ3月なのででてきても活性が上がっていないので、動きが鈍いとか、そういうわけでもなく元気に動き廻ります。

冬の間に食事をしていないので、とてもお腹を空かしているので、エサのゼリーがあれば食べることがあり、夏のようにすぐにゼリーが空っぽになるわけではありませんが、しっかりと減っているのです。

なぜ、3月の暖かい日になったらゼリーを置くようになったのかといいますと、以前にコクワガタを飼っていて、シーズンは6月頃と勝手に決めつけてゼリーを置かなかったことがあり、6月に飼育ケースを覗いた頃には、コクワガタは地上にでていたものの餓死していたのです。

その時の苦い経験といいますか、死なせてしまった後悔をしたくない思いから、3月になって暖かい日がきたら、すぐにゼリーを入れるようにしています。

もちろん、地上にでてこないことの方が多いのですし、ゼリーも腐ってしまい無駄になることも多いです。それでも暖かくなって、地上にでてきても、すぐに食事にありつけるように、暖かくなったらゼリーをあげ始めて、定期的に交換するようにしています。

そして、冬になれば冬眠してしまうのですが、完全に出てこなくなる12月までゼリーをあげ続けます。

屋外オオクワガタには飼育ケースの世界だけですから、不便のないようにしてあげるのが勤め?だと思っております。



※最後に
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※2023.01.21改題(旧題:【閲覧注意】生き物の死から教わるメダカの飼い方、カブトムシ・オオクワガタの飼い方など)

寒い寒い~。日中の最高気温も9℃の予想でしたが、その予想通りに今日はとにかく寒かったです。室内から見ますと外は晴れて太陽光が降り注いでいますので暖かそうなのですが、一歩外に出ると身も凍るような寒さでした。関東も来週は雪の予想ですので、今年初めて雪が見れるのかもしてません。

そんな中でメダカたち水棲生物はじっと水底の物陰に隠れて春になるのを待っています。本来であれば、ベランダで飼っている生き物すべてが寒い冬を越せればいいのですが、残念ながら寒い冬を越せるのは一部の強い個体だけであり、弱い生き物は力尽きて春には微生物に分解されて存在すらないという状態になります。

何も冬だけではなく、シーズン中も寿命や病気と寄生虫、猫や鳥などの捕食者による捕食、そして環境悪化にによるもので死んでしまうこともあります。そんな生き物たちの死も、振り返れば、今後の飼い方、飼育環境を改善したり、エサの量に回数などの見直しなど、生き物が幸せに過ごすような飼い方ができるかもしれません。

生き物の死から振り返ってみました。

オオクワガタ「戦いに敗れた死」

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オオクワガタのオス同士が喧嘩をして死んでしまったのです。複数頭飼育によって起きてしまったのです。

ベランダ飼育ですと限られた容器しかなく無尽蔵に容器を増やせない諸事情もありますが、オオクワガタからしたら逃げ場もないですし、エサ場も少ないとなれば、自然とオス同士が出くわす場面が増えます。野生環境でも出くわす事があると思いますが、個体数から考えますと確率的に相当低いのではないでしょうか。

容器の数に限りがありますが、オオクワガタの成虫はできるだけオス1匹であることが望ましいのです。オスは1匹でメスは複数匹でも問題は起きませんが、オスとメスの相性が悪い場合はオスがメスを殺してしまうこともあります。

メダカの稚魚「冬の衰弱死」

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メダカシーズン(4~9月)の夏(8月)前に生まれた稚魚は十分な成長時間があり、エサを沢山食べて成魚の大きさに近い形で冬を迎えることができます。秋までに沢山のエサを食べて体力を蓄えて冬に臨むことができますので、寒い冬をエサをあまり食べなくても無事に春を迎えられる率が高いです。

最後、秋に生まれたメダカの稚魚は、十分な栄養を蓄えることもできないまま冬を迎える個体もおり、低温になってもグリーンウォーターの中の植物プラントンを食べながら生き残る、そして水温が5℃を下回ると冬眠状態となるのですが、活性が落ちてエサ食べることができずに徐々に衰弱していき、寒い冬を越すことができずに死んでしまうのです。

小さな個体でも元気な個体は、なんとかグリーンウォーターの中の植物プラントンを食いつないて生きていくこともできます。弱い個体ですとエサを食べることが困難であるわけです。

屋内で育てるという手もありますが、弱い個体ですので、成長しても病気にかかりやすい、寄生虫に犯されやすいなど、生き残るのが難しいとも考えられます。

できるだけ秋になったら、メダカが産卵しても卵を孵化させないという手があり、産卵した場所にそのままにしておけば親メダカは口に入るものは何でも食べてしまいますので、ちょっと可哀想ですが、エサとして食べてもらい、冬を越せないような小さな稚魚、弱い稚魚を産ませないということもあるのです。

ハチェット「飛び出し死」

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熱帯魚を飼っていますと、ヒーターで飼育水を温める関係上、水の減りが早いです。そこで足し水を頻繁にすることになるのですが、ついつい満杯といいますか、水位をギリギリまでにしてしまうことが多いです。

その結果、何が起きるのかといいますと、魚の「飛び出し死」ということになります。

巡回といいますか、頻繁に観察をしていても、なかなか「飛び出し」した魚を救うことはできません。魚は人がいない時に「飛び出し」することが多いのです。リアルタイムで見たことがある人は、ほんの一握りだと思います。

「飛び出し死」を防ぐには、水槽の蓋(ふた)を購入して防ぐしか手立てはありません。水位を低くしても、魚のジャンプは、メダカでも10~15cm程度は飛んでしまいますので、かなりの水位を下げる必要があります。よく水位を5cm程度下げるのがよいという話もありますが、特に目安ということはありません。あくまで「飛び出し死」する確率が減るだけです。

カブトムシ「寿命」

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毎年7月に羽化するカブトムシの成虫ですが、複数の個体を一緒の容器に飼いますと、エサやメスを巡って、毎日のようにバトルを繰り広げます。そして勝ったオスはメスとの交尾に励みます。子孫を残す自然な行為なのですが、毎日、喧嘩と交尾を続けていれば、いくらカブトムシと言えど寿命が短くなります。

そのようなカブトムシは1ヶ月から1ヶ月半程度の寿命で死んでしまいます。大体、オスが先に死んで、メスが残るという構図になりますが、喧嘩に負けたオスは羽化した翌日にでも急所をつかれて死んでしまうという過酷な運命が待っています。

1ケースにオスメスペアで飼ってみたいところですが、やはりスペースの関係上、ある程度の数を一緒の容器に飼ってしまうことになります。

金魚の「白点病の死」

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白点病だった金魚でした。もともと子供と行きました釣り堀で貰ってきた金魚でした。貰ってきたというのは、金魚・鯉釣りの釣り堀に行ったのですが、全く釣れずの「ボウズ」でして、見かねた、おそらく常連の方だと思ったのですが、子供に金魚をいただいたのでした。

ただ、この釣り堀自体の水質管理が悪いのか、釣りをしている時にも池を覗くと病気の魚が多くて、常連の方の釣ったバケツの中も病気の魚が多かったです。

病気ではない魚を選んで持ち帰ったのですが、やはり伝染していたようでして、すぐに病気になりました。そこでメチレンブルーによる薬浴をしましたが、最終的に死んでしまいました。

金魚を飼うのは、金魚すくいや釣り堀で捕ってくる、そしてペットショップやホームセンターで購入するという選択肢がありますが、金魚を買うのがどこでも、その購入元の水質管理がしっかりしていないと、病気の金魚を購入してしまい、その金魚を飼育容器に入れると、元々飼っていた金魚にも伝染してしまいかねません。

金魚を飼うとなった時は、購入元の金魚をよく観察して、病気の金魚がいないかを見極める必要があります。1匹でもいれば、その水槽は病原菌だらけの場合がありますので、購入を見送ることもできます。

工事中
 


※最後に
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国産カブトムシを飼っています。毎年毎年、夏のシーズン間の掘り出しでカブトムシの成虫を見つけ出すがとても楽しみですし、1年間の幼虫飼育の成果でもありますので、大きな個体が多ければ、マットを沢山食べてくれて、うまくいったと思いますし、逆に小さな個体が多ければ、マットの量が少なかったのかなと思います。

そして、夏のシーズンが終わった後に掘り出すカブトムシの幼虫を発見すると、また来年もカブトムシの飼育をすることができると思いますと嬉しく思います。

とにかく成虫の場合は、大きい個体であれば嬉しく、そして、たまに出る「赤カブ」であれば、もっと嬉しいのです。今では「赤カブ」でなく「レッドボディ」なんだそうですね。

私には縁がないのですが、カブトムシに一般的な「黒い眼」「黒いボディ」の他に、眼(※)の色が「ホワイトアイ」「レッドアイ」など、遺伝学的に変異を遂げたカブトムシが人気なのです。

※「目」は、眼球やまぶた、目頭や目尻といった周辺のパーツを全て含めたものを指す場合が多く、「眼」は、生き物が光を感知する器官である眼球そのものを指します。 「目」と「眼」両者とも体のパーツである「め」を表す漢字として、どちらを使っても間違いではありませんが、「目」を使った表現は感覚的で幅広い特徴があります。

ホワイトアイ

ホワイトアイカブトムシ

ホワイトアイは外観は普通種であるが、突然変異した「白い眼」をしたカブトムシです。黒眼以外のカブトムシでは一番最初に市場に出てきた遺伝子変異種です。

ホワイトアイにはブランドがあり、「弥栄ホワイトアイ」があります。

❖弥栄ホワイトアイ
「弥栄ホワイトアイ」は、弥栄カブト・クワガタワールド様が作出したものです。そして、ブリーダーが累代したのがホワイトアイカブトムシと言います。

2001年の夏に島根県弥栄村のカブトムシ養殖場かた突然変異した一頭の白眼のカブトムシメスから始まりました。飼育繁殖に成功して販売するに至り、2003年に初登場(当時のビッターズ)しました。

その時の価格は30万程度の価格(オークション)であり、一般人には手が出ない者でしたが、翌年の2004年に一般のブリーダーの方が繁殖した個体が出回るようになり価格が徐々に安くなっていきました。

❖アルビノ
ホワイトアイは「アルビノ現象」であり、メラニン色素の欠乏により体毛や皮膚が白くなり、瞳孔は毛細血管の透過により色を出しています。劣勢遺伝や突然変異で出現した個体なのです。

アルビノには眼皮膚白皮症と眼白皮症がありますが、ホワイトアイは眼白皮症で遺伝子の突然変異です。眼だけ現れる白皮症で皮膚の色はほぼ正常ですな状態です。

❖遺伝子表記と発生確率
◆遺伝子表記
 ・ホワイトアイの白眼の遺伝子は、WW、WEと表記
 ・ホワイトアイの黒眼の遺伝子は、WBと表記
 ・普通種の遺伝子はBBと表記

◆出現確率
 ・WW×WWでは、次世代100%の確立でWWが出現
 ・WB×WWでは、次世代50%の確立でWW1個体、WB1個体が出現
 ・WB×WBでは、次世代25%の確率でWW1個体、WB2個体、WB1個体が出現
 ・WW×BBでは、次世代100%の確率でWBが出現

❖飼育・繁殖
飼育・繁殖方法は普通の国産カブトムシと一緒です。カブトムシは平均30個、多くて50個の卵を産卵しますので増え過ぎは注意が必要です。

レッドアイ

レッドアイカブトムシ

レッドアイは「赤い目」をしたカブトムシですが、白い目の「ホワイトアイ」よりは歴史の浅いの遺伝子変異種です。

レッドアイにもブランドがあり、「江田島レッドアイ」「阿古谷レッドアイ」があります。

❖江田島レッドアイ
「江田島レッドアイ」は、広島県江田島市のカブトムシのブリーダーさんが出所です。

養殖時に赤眼のカブトムシを発見して繁殖累代に成功したそうです。2007年にオークションに初登場しています。

特徴としては国産カブトムシの平均サイズと同じサイズだそうで、室内光やカメラ撮影では眼が葡萄色に見えます。また、野外の自然光ではワインレッドアイに見えます。

❖阿古谷レッドアイ
「阿古谷レッドアイ」は兵庫県川辺郡名川町阿古谷の街頭採取で捕まえたられたメスのカブトムシ1匹が最初です。

採取した方は、珍しいとわかったもののブリードするのは興味がなかった為、繁殖累代できるブリーダー方に譲渡しました。そして、そのブリーダーの方が繁殖に成功したのです。2004年にオークションに初登場しました。

特徴としましては、大型個体になりやすく、眼色は赤眼、ピンク、パールピンクと色々な色に見える個体が生まれます。

❖遺伝子表記と発生確率
◆遺伝子表記
 ・レッドアイの赤眼の遺伝子はRR、REと表記
 ・レッドアイの黒眼の遺伝子はRBと表記
 ・普通種の遺伝子はBBと表記

出現確率はホワイトアイと同様だそうです。

ホワイトアイはアルビノ現象の眼皮膚白皮症と言われております。眼皮膚白皮症は色素の欠乏が全身に起こり、外見上、目と皮膚に色素の欠乏した状態です。

しかしながら、レッドアイはさだかではないのです。

❖飼育・繁殖(阿古谷は難しい)
飼育・繁殖方法は普通の国産カブトムシと一緒です。
ただし、「阿古谷レッドアイ」は遺伝による体質が弱いのか、累代により、レッドアイの持つ頭数はわずかとなり、そのうち羽化不全や死んでしまう個体もでてきます。

レッドボディ(=赤カブ)

レッドボディカブトムシ

レッドボディは、その名の通り体がカブトムシです。別名「赤カブ」とも呼ばれています。

本来、カブトムシの体の色は黒いのに、赤いカブトムシがいるのは何故でしょうか?

それはDNAの違いで、色素の濃い、薄いがあるのです。

これはカブトムシが絶滅しないための生存本能による防衛なのです。

黒い体は夜では目立ちにくく、夜の暗闇に外敵から隠れて行動するにに適しています。夜型のカブトムシの体の色なのです。

逆に赤い体は、昼間でも活動でき、周囲に擬態して鳥や動物などの外敵に見つからないようにしているのです。昼型のカブトムシの体の色なのです。ただし、赤い体のカブトムシは夜に活動できないわけではなく、昼の活動も可能ということです。

これは急激な気候変動などの環境変化により、カブトムシが全滅しないように、DNA情報を変えることによって、それぞれ、どちらかが生き残るようにしているのです。

最悪の場合、どちらかが全滅してしまっても、どちらかが生き残ることによって、再び赤い体や黒い体のカブトムシが増えてくるのです。




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