虎ノ門虎之助のベランダ・ラボラトリー ft.メダカ

いつものようにプログを眺めていたら、妻が言った『7年もやってるんだから、プログ書いてみたら?』と。こうして始まりました。 屋外(ベランダ)での、メダカ、ドジョウ、エビ、貝や、水生植物の飼育記録をとっていないので、自分自身でも後から見返せるように残しています。


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カテゴリ: 水生植物

ベランダでメダカやエビ、ドジョウなどの水棲生物を育てております。春になって暖かくなりますと、活性が上がって動きが活発になります。

暖かくなるとそれ以上に元気になるのが水生植物たちです。少し前までの寒かった時は新しい芽を出す様子もないのに、暖かくなりますと、新しい芽を一気に出してきました。


ホテイ草です。株のほとんどが冬の寒さで枯れてしまいましたが、少しでも生きている部分があれば、そこから新しい芽を出してきます。
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サジオモダカ、トウゴクヘラオモダカ、ヘラオモダカです。どれがどれだかわかりずらいですが、一番大きな株がサジオモダカです。サジオモダカはよく育ちます。
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オモダカです。オモダカは割と弱くて何度も枯らしてしまいましたが、今回は無事に冬越しできました。
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ハンゲショウとニオイショウブ、シロバナサクラタデです。1年で容器が根だらけになってしまいます。特に植え替え必須の植物です。
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ウキヤガラとコガマです。暖かくなりますと、いきなり芽を出してきます。
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アサザです。常緑ですが、春になりますと沢山の浮き葉を出してきます。
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※最後に
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メダカ飼育で容器に水草を植えることがあるかと思います。植える目的としては、メダカと容器だけでは無味乾燥ですのが、植えることで景観が華やかになりますし、純粋に水草の育成も楽しみたい、また、図水質浄化の一端を担ってもらいたい、と言った理由があるかと思います。

植える水草は、景観第一、例えば葉っぱの色がカラフルだとか、背丈の大きい水草を植える、他にレアな水草を植えて育てたいとか、花の咲く水草、メダカが産卵し易い水草とか、自分なりに好きな水草を決めて植えるのが一番いいんでしょうけど、特に決めていない場合もあるかと思います。

「何となくメダカと相性のいい水草でいいから何を植えようかな?」と思っているような方は、ただ、いざ水草を植えるとなると迷うこともあるかと思います。

メダカの水草の中で有名なのは、アナカリス(=オオカナダモ)、カボンバ、マツモ、ホテイ草、ドワーフフロッグフッドなどかと思いますが、メダカの水草といって、ホームセンターや、ネットショップの紹介ページに出てくる水草の中に「ナガバオモダカ」がでてくると思います。

この「ナガバオモダカ」ですが、非常に生命力、増殖力が強い水草でして、一度購入して容器の植えてしまえば、まず枯れることにない水草と言っても過言ではありません。

「ナガバオモダカ」は、北アメリカ原産の多年草抽水植物で、白い小さな花を咲かせる植物で初心者でも育てられる人気の植物でもあります。

「ナガバオモダカ」は小さな株で販売されております。その状態で容器の中に植えてから、徐々に増え始めて、一番花を咲かす時には、まだ可愛らしい姿なんですけども、その後、夏を迎える頃から徐々に増え始めて、他の水草の領域を侵食していきます。

◆基本情報
【品種名】 : ジャイアントサジタリア
【分類】  : 抽水性植物
【草丈】  : 北米原産のオモダカ科の植物
【分布地】 : 北米
【開花期】 : 6月~8月
【冬場】  : 冬は地上部は枯れる
【繁殖】  : 地下部でランナーを伸ばして芽を出す
【水管理】   鉢植えの場合は鉢ごと水につけ、株元が必ず水につかる水位で生育
【日当たり】: 半日以上、直射日光があたるところに置く
【用土】  : 水生植物の土(土の配合が難しいので
        水生植物の土を使用したほうがよい)
【肥料】    緩効性の化成肥料を土に埋める
【シーズン】: 4~10月(シーズン中は水上葉、シーズン外は水中葉を増やすので1年中)
【鉢サイズ】: 4~6号程度

※参考:鉢サイズ
号数 鉢の直径(cm) 土の量(L)
3号鉢 9 0.3
4号鉢 12 0.6
5号鉢 15 1.3
6号鉢 18 2.2
7号鉢 21 3.5
8号鉢 24 5.2
9号鉢 27 7.8
10号鉢 30 8.4
11号鉢 33 10
12号鉢 36 14


春の植え替え後の写真です。1シーズンで株がかなり増えますので、株わけして1株以外は全部廃棄しています。見慣れすぎた光景ですので、記録をとっていなくて古い写真しかありませんでした。
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白い可愛い花を咲かせたナガバオモダカです。花が咲いたぐらいでは記録をとらなくなりましたので、こちらもかなり古い写真です。
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◆メダカと相性が合う水草 ”でもないです”

よく、メダカと相性のあう水草とかかれていますが、特にそれを感じたことはありません。むしろ、繁茂することでメダカの遊泳スペースを奪っていきます。メダカが積極的に産卵することもありませんし、隠れ家になることもありません。メダカとの相性が合うというのであれば、水質浄化作用の一端を担ってくれるところかもしれません。


冬を迎えたナガバオモダカです、地上部は枯れてしまい、冬の間に水中葉を増やして勢力を拡大していきます。水中は凄いことになっています。
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春を迎えたナガバオモダカです。新しい芽がでています。
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春の植え替えで、冬の間に水中葉により勢力を拡大したナガバオモダカを引っこ抜くところです。ナガバオモダカはランナーを出して四方八方に伸びて容器全体に拡がり、春には容器全体を埋め尽くしています。
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写真が見づらいのですが、植木鉢に植えないで水の中にただ浸けて育てているだけのナガバオモダカです、浮草のように浮いて葉を伸ばしています。このようにナガバオモダカは土に植えるのはもちろん、水だけでも生き続ける水草なのです。
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※最後に
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今日はいい天気でした。風はありましたが、歩くとちょっと汗をかくような1日でした。大きなイベントも終わり、明日から遅ればせながら『春の大掃除』ということで、水替え、用土替え、植え替えを行います。

レイアウトも大きく変えようと思います。手広くやりすぎ容器を増やし過ぎましたので、一昨年から徐々に容器を集約しており、今年も減らします。

その際に水生植物も一緒の容器に植えていたのを別の容器にバラバラで植え替えということになります。大体の構想はできているのですが、やはり「何か別のものを育てたい病」が発症しまして、ひとつだけ、購入してしまいました。

「オモダカ」です。

我が家には「サジオモダカ」「ナガバオモダカ」「ヘラオモダカ」「トウゴクヘラオモダカ」を育てていますが、「オモダカ」だけ育てていません、というより厳密には育てていたんですが、「オモダカ」だけは、なかなか難しく枯れてしまいました。

二度目の挑戦になります。昨年は日当たりが悪かったのか、同じ場所に植えていた「ヘラオモダカ」「トウゴクヘラオモダカ」は無事に越冬しましたが、「オモダカ」だけは駄目でした。今度は日当たりのよい場所に植えますので、うまくいくといいなと思っております。

ネットで購入したのですが内容をよく確認しないで購入してしまいまして、届いたものは、まだ地上部の芽が出ておらず球根でした。

ある程度育っていないと、うまくいかない場合もありますので、ちょっと慎重に育てております。最初は球根も見つけられませんでしたので、本当に埋まっているのかも確認できないので、しばらく水に浸けて様子を見るしかありませんでした。

本日見ると少し育っているようでした。うまく芽がでてくれるといいです。


オモダカの球根。
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今日も風はやや冷たいんですが、日が当たると暖かくメダカたちも元気に泳いでいます。

ヒメタニシもカワニナも元気に姿を現し、ミナミヌマエビやドジョウなども可愛らしい姿を見せてくれています。

水棲生物だけでなく、水生植物たちも暖かくなったことで芽を出しています。無事に冬を越したようです。冬をうまく越せないと、いつまでたっても芽を出してくれず、鉢から掘り出しますと根も枯れていたなんてこともあります。

まだ、今年春に行うべき容器の水替え、植え替え、用土替えをしていません。流石に昨年1年間の魚に害のある亜硝酸やアンモニアなども堆積しておりますし、容器の中は藻やコケだらけになっています。そして植木鉢に植えて沈めている水生植物も根がパンパンですし、用土も栄養もなくなっていると思います。

そんな環境ですが、水生植物たちも元気に芽を出してくれています。そして、あっと言う間に大きく育ち始めています。

早く植え替えてあげたいんですが、なかなか時間がとれませんので、水生植物たちはもう少しの辛抱です。用土はたんまりと購入しましたので時間ができた時点で交換したいと思います。

ハンゲショウ、サジオモダカ、シロバナサクラタデが繁茂しています。
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コガマですね。地中でランナーを出して、あちこちで芽が生えています。
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手前がヘラオモダカで、奥がトウゴクヘラオモダカです。オモダカは枯れてしまいました。
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姫スイレンが蕾を出しています。まだ植え替えしていないんですよね。このまま植え替えると枯れてしまいます。
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最近、ベランダから外を眺めますと街路樹や公園の樹は葉が紅葉して落ち葉となって道に落ちており、風に舞い上がっている光景を目にするようになりました。残り少ない葉の残った樹は、風が吹くとカサカサと音がするようになりました。

我が家のベランダに植わっております水生植物はすべて多年草(※1)であり、越冬さえうまくいけば翌年春には芽を出して繁茂し始めて、あっと言う間に間引くのが大変になるほど育っていきます。そして秋には葉が枯れて落ち葉になり、最後には地上部が枯れて冬を迎えます。

※1 多年草とは何年間も枯れずに育つ植物のことです。「多年草」「宿根草」と呼び方があります。地上部は枯れても地下器官が冬を越して生存し,春になるとそこから再び地上に芽を出すのが特徴です。

多年草の水生植物の場合は、何か越冬対策はあるのでしょうか。

越冬と言えども、雪国などの寒い地方の公園や街路樹などに行う竹や縄またはムシロなどを使用して、雪や寒さから守るなんてことはしません。

多年草の水生植物の場合(雪国以外)は、特に冬の対策することはありません。冬の間に注意することはひとつです。

越冬している間に水が枯れてしまわないように足し水を行い、地下器官が水に浸かっているようにします。水が枯れてしまうと地下器官が枯れてしまいます。

人間ですと寒い水に浸かっていると「寒い~。寒い~。」と凍えてしまいますが多年草の水生植物は逆なのですね。

また、実は多年草なのですが一年草(※2)のような扱いの水草があります。その代表格はホテイ草です。ホテイ草は多年草なのですが、日本の寒い冬の耐えることができずに枯れてしまいますので、1年草のように思われております。

越冬対策などをすればしっかり年を越すことができますし、よく問題になっている池や川などの放置されたホテイ草が水面を覆ってしまうことは、本来は冬の間に枯れてしまう個体が生き残り、春になって再び繁茂して問題を引き起こすのです。

※2 1年草とは種をまいた年に発芽して花が咲くまで育ち、種が付いて枯れていくサイクルを1年で行う植物のことを一年草といいます。1年で種が付くので、生長速度が速いのが特徴です。

多年草の話に戻りますと、冬の間位に地上部が枯れてしまうものにはスイレン、ハス、ガマなどがありますし、冬も枯れない常緑のミニシペルスもあります。また、地上部では枯れてしまうものの、水中葉を出して水中で育つナガバオモダカなどもあります。



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今年は長い長い梅雨でありまして、梅雨が明けたのが8月に入ってからとなりました。その後、猛暑が続いており、本日も台風10号の影響からか、やたら蒸し暑い日でありました。

我が家は正午から日が差す南西の環境でして、西日が強烈に当たります。この環境下ですが、水棲生物は順応してくれています。

ただ、水生植物は元気に育つ一つの要素であります「日光」ですが、この「日光」が長い梅雨により足りないようでして、影響を受けている感じがします。

梅雨明けの8月の猛暑で水生植物たちは幾分元気に繁茂するようになりましたが、とにかく「花」が咲きません。今年は姫スイレンとサジオモダカしか花が咲かずに、他の水生植物は「花」が咲きません。

ガーデニングでもミニトマトが枯れてしまい、アサガオは普段ほど蔓を伸ばしません。植物たちは異常な夏を敏感に感じ取っているようです。


花が咲いたのは姫スイレンだけです。
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ホテイ草の花が咲きません。咲きやすい種なのですが今年は駄目です。
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ハスも咲きません。もともと咲きにくいのですが、今年は全く咲きません。ハンゲショウも今年は咲きません。サジオモダカだけはよく咲いています。ただ、鑑賞に適していないおで綺麗とは言えません。
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アサザは全く咲かないどころか元気がありません。葉があまり生えてきません。ホテイ草も枯れる一歩手前までいきました。今写っているホテイ草がそうです。他のホテイ草も同じようになった後に復活して元気になる感じです。
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5月30日に自分としては『最強』と思っていたコガマがあっさりと枯れてしまいショックでした。その後、地中にランナー(地下茎)を伸ばして、ひょっとしたら芽がでてくるかなぁと待ち続けておりましたが、いくら待っても生えてこないので後釜を植えることにしました。

ガマは近くの川に生えているのでダタで調達ができます。これが他の水生植物ですとそうはいきませんが、ありがたいことに、生えております。

ただ、いつも何気なく見えていたので具体的に何処に生えているのか、うろ覚えでした。そこで、毎週末はジョギングをしていますので、周囲をキョロキョロと見ながら、ガマが生えている場所を探してみました。

なかなか見つからなかったのですが、生えている場所を見つけましたので、ジョギングは小休止してガマを採ることにしました。

ガマは湖、池沼、河川、水路、湿地などの群生する多年草の植物で、田んぼで耕作を止めた後の廃田や休耕田などに入り込みます。そこでランナー(地下茎)を伸ばして群生を形成するので、一度入り込むと元に戻すのが大変な植物なのです。

そんなガマですので春の植え替えや強風、設置場所があまり日光の当らない場所でも長年耐えてきました。それが、あっさり枯れたのはビックリでした。

今回、河原から採ってきましたので、早速植えることにしました。

ガマを植えるのは、水棲生物の住処にしたいわけではありません。ガマは、とても細長い剣状の葉の間から、長さ20cm前後の細長い円筒状~ソーセージ型で淡褐色~褐色の花(果)穂を直立させるのが特徴です。その穂が見たいだけなのです。

ただ、今回植えるガマの種類は、枯れてしまったコガマなのか、ただのガマなのかがわかりません。さすがにヒメガマではないと思いますけども。


近くの川から採ってきましたガマです。
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枯れたコガマです。
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シャベルで掘ります。
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ガマを植えました。穂を出してくれるのを楽しみにしています。
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アサザの花が咲きました。昨年は咲きませんでしたので、うれしい限りです。アサザは咲く年と咲かない年があり、この原因はわかっておりません。

一輪の花ですが、それでも咲いてくれましたので、うれしいです。今シーズンはどれだけ咲いてくれるでしょうか。それとも、これだけでいきなり見納めになってしまうんでしょうか。

水生植物は、総じて元気に育っておりますが、コガマだけ何故か枯れてしまいました。コガマは過去どんな環境でも生き残っていた強い植物でしたので不思議でしかないのですが、やはり植え替えにはリスクがあるのだなと思い知らされた出来事ではあります。

異変に気付いたのは、半月ほど前ですが、まだ緑の部分が残っており、植え替えで一時的に元気がなくなったのかな?と思いましたが、それからも徐々に枯れてきてしまい、本日完全に枯れてしまいました。


アサザが一輪咲いております。
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ハンゲショウやサジオモダカが元気に育っています。
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ハス(ソクヒレン)の浮き葉と立ち葉が出ています。
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コガマが枯れてしまいました。地下で根が生き残って、そこから新しい芽が出ないかなとも思っており、まだ諦めておりません。
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姫スイㇾンも元気に育っています。蕾はまだつけておりません。
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※2021.11.23更新(過剰広告カット)

屋外でメダカやドジョウ、エビやタニシを飼育するとなると、何も入れないベアタンク飼育(※)は別として、必然的に水草を入れることになります。この水草ですが、1年草か多年草を選択することになりますが、我が家では1年草を選択することはありません。せいぜい、稲ぐらいでしょうか。

※ベアタンク
  底砂など底床を入れない飼育のこと。広い意味でレイアウトの岩や流木、水草を入れない形の飼育も多いです。


◆1年草
タネを播いて1年以内に開花して実を付けて子孫(タネ)を残して最後には枯れる植物。

◆多年草
何年も枯れずに生き続ける植物、開花して実を付けて子(タネ)を残すところは1年生と一緒(違う多年草もある)ですが、同じ株で何年も生き続けられるところが1年草と違うところです。


◆多年草のメリット
・冬でも常緑である(植物による)
・毎年タネを播かなくてよい、または毎年購入しなくてよい
・生命力が強く株が増えていくので、別の容器に植え替えできる
・水中葉で育つ植物があるので水棲生物の隠れ家になる
・生命力が強く少々の日蔭や寒さでは枯れない

◆多年草のデメリット
・生命力が強すぎるので株が増えてしまう
・生命力が強すぎるので他の植物を駆逐してしまう
・生命力が強すぎるので水棲生物の泳ぐスペースを無くなってしまう




多年草は冬になりますと地上部が枯れて地下部の株が生き残り、春になりますと芽が出て地上部が形成されていくのですが、地上部(水上葉)は枯れる植物でも水中葉を形成する植物は冬の間でも繁茂していきますので、春になると水棲生物の泳ぐスペースがなくなっている状態になる植物もあります。


抽水植物のセイタカアシです。冬でも常緑です。
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左手前の抽水植物のヨコシマフトイは少し枯れていますが緑が少し残っております。右手前の抽水植物のアコルス・バリエゲイタスは冬でも常緑ですが成長がかなり遅いです。

また、抽水植物のハンゲショウとシロバナサクラタデは冬には地上部が枯れてしまうので写真ではわかりません。浮遊性のドワーフフロッグビットは冬でも常緑ですが黄色くなる葉があります。
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浮葉性植物のアサザです。冬には地上部は枯れてしまうのですが、今年は暖冬の影響からか浮き葉が枯れずに残っております。抽水植物のナガバオモダカは地上部、水から上にでている葉は枯れますが、水中葉と呼ばれるものは冬でも常緑です。

冬でもゆっくりと水中で繁茂していくので春になって水替えを行なうと水棲生物の泳ぐスペースがなくなっており、引っこ抜くのに大変難儀します。
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浮葉性植物の姫スイレンです。冬は葉の部分が枯れるのですが、今年は暖冬の影響からか浮き葉が枯れずに残っています。
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沈水性植物のアナカリスです。冬でも常緑でメダカやミナミヌマエビ、タニシやカワニナ、ドジョウなどのありとあらゆる水棲生物の隠れ家になっております。
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抽水植物のウォーターバコパは地上部、水から上にでている葉は枯れますが、水中葉と呼ばれるものは冬でも常緑です。沈水性植物のモスは冬でも常緑で全体に拡がっております。
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※2021.11.23更新(過剰広告カット)

春から秋にかけて、メダカ容器にいるマツモやアナカリスが繁茂して増えた時に間引きを行うのですが、本来廃棄となりますが、すぐに捨てるのはためらわれます。

何故なら、メダカの卵が付着している可能性があるのでですが、自分は目が悪いので「小さなメダカの卵」を確認することができません。

そこで、マツモやアナカリスを一旦、仮置きで浸けておく容器を用意して、しばらく浸けておきます。そのうちにメダカが孵化して、稚魚が泳いでいる場面に出くわします。

ただ、その容器が、さらに元の容器で繁茂していて、間引いたマツモやアナカリスや、仮置きで入れておいたマツモやアナカリスが繁茂して一杯になってしまいますので、最後には廃棄してしまいます。

その場合は、下の方に沈んでいるマツモやアナカリスを中心に、「もうメダカの卵がありませんように」と思いながら、先入れ先出し(FIFO:First In First Out)で廃棄していきます。

マツモやアナカリスに付着しているのはメダカの卵だけではありません。ミナミヌマエビ稚エビや、ヒメタニシやカワニナの稚貝が付いており、彼らが大きくなっていくと、「どこに付着していたんだ?」と思うぐらいに、沢山の生き物たちで賑やかになります。それと同時に「すぐに捨てないでよかったー。」とホッとするわけであります。

繰り返しになりますが最初は全く稚貝や稚エビ、メダカの卵が付着しているか見えないので、そのまま捨てないで、しばらく別の容器に浸して様子を見るのもいいと思います。


一時的にマツモやアナカリスを入れておいた容器です。
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ミナミヌマエビやメダカが見えます。
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水草をとっていきます。ここにも付着しているかもしれませんので、一旦別の容器に浸してから最終的に捨てています。
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水草を取り除きました。しばらくするとメダカが浮いてきました。網で掬いだしていきます。
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黒メダカの稚魚です。メダカの稚魚やミナミヌマエビ、ヒメタニシやカワニナ、サカマキガイもおりますが、すべて選別して容器に振り分けていきます。
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カワニナの稚貝です。
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ミナミヌマエビがこんなに多く成長しておりました。
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そこにもカワニナがおります。今回はカワニナが多かったです。
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