
近所の公園にあります調整池にカダヤシとアメリカザリガニ、ウシガエルとミシシッピアカミミガメが住み着いており、外来種天国となっています。
ウシガエルは近くに沼がありますので、そこから来たのだと思います。近くと言ってもなかなかの移動距離ですが、ぴょんぴょんと跳ねてはるばる来たのでしょう。
他のカダヤシとアメリカザリガニ、ミシシッピアカミミガメが人間によって放流されたのだと思います。
水草を植えてあり、うまく繁茂していますし、トンボが飛んでいますので、ヤゴもいたのでしょうが、そのうちに水草はなくなりますし、ヤゴもトンボもいなくなるでしょう。
さて、この4種のカダヤシとアメリカザリガニとウシガエルとミシシッピアカミミガメで最悪な外来種はどれなのでしょうか?
この4種はどれも日本の生態系に深刻な影響を与えてきた外来種ですが、「最悪」をどう定義するか(生態系破壊の規模、在来種への影響、人間社会への影響など)によって順位が変わります。
ざっくり比較するとこうなります👇
| 種類 | 主な被害 | 環境省の位置づけ | 影響の強さの特徴 |
|---|---|---|---|
| カダヤシ(モスキートフィッシュ) | 在来メダカ・小型魚・水生昆虫の捕食、繁殖力が非常に高い | 特定外来生物 | 小規模水域でも瞬く間に優占化、駆除困難 |
| アメリカザリガニ | 水草・在来甲殻類・魚卵の捕食、泥濁りによる環境悪化 | 条件付特定外来生物 | 全国分布・水辺の構造破壊、被害範囲広い |
| ウシガエル | 小魚・カエル・小鳥まで食べる大食漢、オタマジャクシによる水質悪化 | 特定外来生物 | 食物連鎖の上位に立ち生態系を根本から変える |
| ミシシッピアカミミガメ | 水生植物・在来カメ・水鳥の卵への影響、長寿&繁殖力高い | 条件付特定外来生物 | 個体寿命が長く、放流個体が減らない |
💡 生態系への総合的な破壊力で言えば
広範囲かつ食物連鎖の上位に立つウシガエルが最も深刻
続いて、雑食・長寿・適応力の高いミシシッピアカミミガメ
その次に、局所的だが密度を一気に高めるカダヤシ
最後に、影響は広いがやや局所性のあるアメリカザリガニ
つまり、ランキングにすると
①ウシガエル > ②ミシシッピアカミミガメ > ③カダヤシ > ④アメリカザリガニ
という評価が多いです。
※最後に
ご覧になられている記事は、内容の見直し、文章の誤り(誤字や不適切な表現)による修正で内容が更新されることがあります。
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