虎ノ門虎之助のベランダ・ラボラトリー ft.メダカ

いつものようにプログを眺めていたら、妻が言った『7年もやってるんだから、プログ書いてみたら?』と。こうして始まりました。 屋外(ベランダ)での、メダカ、ドジョウ、エビ、貝や、水生植物の飼育記録をとっていないので、自分自身でも後から見返せるように残しています。


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カテゴリ: エビ、貝


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スネールと呼ばれている「サカマキガイ」です。
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水草などに付着してくるスネール。スネールは巻貝を意味する言葉ですが、アクアリウムでは駆除してもあっという間に増えてしまう繁殖力で、増殖した見た目が綺麗とは言い難いので、忌み嫌われる存在になっております。

スネールとして定義されているのは、モノアラガイ、サカマキガイですが、特に決まりはなく、ラムズホーン、スクミリンゴガイも入りますし、そして、メダカなどと一緒に飼育されているタニシやカワニナも入ります。

ただ、実際にはモノアラガイ、サカマキガイを指す事が多く、ひとまとめにスネールと呼ばれている事が多いです。

我が家にもサカマキガイが発生することが多く、おそらく水草に付着してきたのかと思いますが、我が家では気にしていないので存在を確認してもそのままにしています。

ヒメタニシやカワニナとともに、スネールが棲息しておりますが、今はともに繁殖シーズンですので、稚貝が見られるようになりました。

ただ、やはり圧倒的に、スネールであるサカマキガイが繁殖力が一番であります。


◆繁殖力の比較

・サカマキガイ・・・卵生でゼリー状の卵を数十~100個程度、1日~2日間隔で産卵する
・ヒメタニシ・・・卵胎生で1シーズンに2、3回程度30~40個を程度、5ミリ程度の稚貝を産む
・カワニナ・・・卵胎生で1シーズンに300~400個程度、3ミリ程度の稚貝を産む


繁殖力がありすぎて、ホテイ草の葉の裏やアナカリスやマツモなどにも産卵しています。稚貝が増えますとエサが足りなくなりますので、プレコなどの人工飼料で補っています。

ヒメタニシとカワニナの一番のリスクは餓死ですので、たらふく食べさせてあげる必要があるのです。ただし、それはサカマキガイも同じでして、ヒメタニシとカワニナの為に置いて上げた食料に群がります。

サカマキガイの繁殖力は他を圧倒していますが、サカマキガイは脱出王でして、よく容器外に出てしまい、かなりの数が干からびて死んでしまいます。冬もどちらかと言えばヒメタニシやカワニナより弱く越冬できずにかなりの数を減らして春を迎えますので、シーズン中は繁殖して、なかなか凄いことになるのですが静観しています。




食料に群がるサカマキガイ。かなり増えておりますね。
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カワニナと小さいのはサカマキガイの稚貝です。
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ヒメタニシの稚貝です。少し大きくなった個体です。
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カワニナの稚貝です。ちょっと見づらいですね。今年はカワニナの稚貝が少ないです。
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レッドラムズホーンです。
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マツモで休むミナミヌマエビです。
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ミナミヌマエビの繁殖が最盛期を迎えています。夜になるとミナミヌマエビはマツモの葉や茎につかまって、ゆっくり休んでおります。マツモは敵から身を守るのに最適な水草です。

マツモは、古くは金魚の水草と定番でして人気です。金魚は食欲旺盛で雑食性も強いですが、柔らかい水草は大好物ですので、マツモや、もう一つの定番のアナカリスは、おやつがわりに食べられてしまう水草です。

マツモは日本中の池や川で自生できる水草でして、自然環境に適応する能力が高く、とても丈夫で、育てやすい水草です。

マツモは沈水性浮遊植物でして、水中で生きている水草ですが、土に植えなくてもよく、水中に漂いながら繁茂していく水草でして、ただ、容器の中に入れておけば、条件が揃えば勝手に繁茂していくといった初心者向けの水草なのです。

条件も特段難しくなく、日光が当たる場所であれば問題ありません。冬は水が水中まで凍らない0℃から夏は猛暑の40℃まで耐久性が高い水草でして、値段もリーズナブルなのです。

マツモや金魚のエサになる金魚草としても有名ですが、メダカ飼育で容器に入れておきますと、産卵してくれるという水草でもあります(個人的にはホテイ草が1番と思います)。

ミナミヌマエビにとっては、最適な水草でして、ミナミヌマエビは、どこかに足場があると乗っかる習性がありますので、岩や流木などのレイアウトを司る物の上にいることや、タニシを混泳させているとタニシが水面まで登ってきた時に、タニシにつかまって休んでいる光景を見かけます。

沈水性浮遊植物のマツモは、まさにミナミヌマエビの足場というより、生活空間にうってつけで、よくマツモにつかまって休んでいる様子が見られます。特に夜になると顕著です。

そして、マツモの上で脱皮します。脱皮後は甲羅が固まるのがしばらくかかりますので、敵に襲われやすく、甲羅で防御できなくなります。マツモは避難所としても最適で、水中からの敵から守ってくれます。

産卵の最盛期を迎えたミナミヌマエビは抱卵しながら休んでいる姿を見ることができます。ここで産卵して稚エビが隠れ家として利用して大きく育つのです。

もうひとつアナカリスという水草がありますが、マツモの方が葉の隙間が狭く、水面に拡がるように繁茂しますので、外敵からの攻撃に身を守りやすい水草です。

そんなマツモも枯れてしまうことがあります。

それは日光不足です。水質や水温はほぼないと思います。ただし、日光不足だけには弱く、枯れたり、溶けたりする要因になります。

また条件が揃えば、すぐに増えてしまい、メダカなどの遊泳スペースを奪ってしまいますので、増えてきたら間引くといったことをしないといけません。面倒だから今週末とかでなく、水面を覆っているなと思ったら、すぐに間引いてください。

うまく使用すれば、水質も改善してくれて、一石何鳥にもなってくれるマツモです。




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マツモも白い花が咲きます。
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アナカリスに横たわった抱卵しているミナミヌマエビです。
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こちらもミナミヌマエビです。
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カワニナ。川や田んぼの水路などに棲息しておりますが、水は綺麗で比較的冷水(5~30℃)に暮らしている在来種の貝です。ホタルの幼虫のエサであることが有名です。

カワニナを入れる意義としては、水質浄化に一役買ってくれ、植物プランクトンの発生を抑えてくれて、汚泥を積極的に摂食し水質浄化とコケや藻の除去をしてくれます。ただし、タニシほどではありませんので、メダカのタンクメイトとしては、ヒメタニシを選ばれることが多いのではないでしょうか。

そんなカワニナですが、我が家の環境で何年も繁殖して生き続けております。

我が家の環境は、生き物が棲息するのに素晴らしい環境ではありません。日光は正午あたりにようやく当たりますし、南西に位置している関係で西日が強烈に当って、水温が上昇し易い環境です。

日光は6時間程度しか当たりませんし、海に近いので海風が吹いて強風が多い環境です。

夏場は水温は36℃程度になりますので、ぬるま湯状態が何日も続きます。カワニナの天敵であるホタルの幼虫はいませんが、メダカやミナミヌマエビ、ヒメタニシやシマドジョウなどと混泳しており、静かな環境ではありません。

現在、カワニナはメダカ容器の1つに集中させて育てておりましたが、カワニナとヒメタニシを育てているメダカ容器とヒメタニシだけ育てているメダカ容器とは、少し差があります。

カワニナとヒメタニシのある水槽は壁面もコケも食べられており、綺麗な状態なのですが、ヒメタニシだけの容器は若干コケが壁面についている状態です。

カワニナの雑食性を証明するのは、今年から容器を一回り大きくしたのですが、購入した時のラベル(シール)をつけっぱなしにしていました。

春の大掃除で容器を替えたのですが、新しい容器ですので壁面にコケがなく、エサが不足している状態でした。カワニナは、ラベル(シール)を食べ始めたのです。


新しい容器にした後の状態でス。ラベルが貼ってありますが、すでにカワニナが集まってきております。
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半月ほどたった容器の状態です。すでにラベル(シール)が食べつくされています。
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こちらはカワニナを育てていない容器です。ラベル(シール)が残っています。実はヒメタニシも食べていましたが、カワニナほどではないです。
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カワニナを育てていない容器では壁面にコケもかなりついております。
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カワニナを移動させることにしました。カワニナは日中は底におりますが、夜間になると水面付近に登ってきますので、そこを捕まえて、もうひとつの容器に移動させていきます。
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カワニナを1匹ずつ捕まえていきます。
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別の容器に移動させたカワニナです。ヒメダカやミナミヌマエビ、シマドジョウと一緒に仲良く暮らしてもらいたいです。
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今日は朝から雨がポツポツと降ったり、昼頃に雨がやんで太陽がのぞいたりと、そして昼過ぎから雲がどんよりとして、午後は再び雨がポツポツと降り始めまして、もう太陽をお目にかかることがない日でした。

午後には、メダカ用備品や容器などを置く3段スチールラックが届きましたので、一生懸命?組み立てて、ベランダに所せましと置かれている備品や容器などを収納してスッキリしました(歩けないほど、置いてはいません)。

備品や容器などはベランダで飼育している皆さんはどう収納しているんでしょうね。屋内に入れているですしょうか。皆さんの画像や動画を拝見させていただきますと、やたら綺麗なんですよね。

さて、GW以後の楽しみは、やはり夜のメダカたち水棲生物の観察なのです。「春の大掃除」をした後ですので、とても容器の中が見やすい、何故見やすいのかといいますと、水生植物などが繁茂する前ですので、遮られることがありません。そして、ベランダが涼しい!ということです。この先、梅雨に入ってきますと、蒸し暑くなりますし、熱帯夜になったら、ベランダにでるだけで汗がドッと出ますので、長時間、観察できなくなってきます。

この季節のいいころは、ベランダのガーデンテーブルで食事が楽しめますので、夕食などをした後にメダカたちの様子を楽しみます。

まぁ、夕食をとらなくても、お風呂あがりとかでもベランダに出ますし、何か目的がなくても気になって出てしまうんですが、夜のメダカたち水棲生物の世界は賑やかです。日中はでてきこないで、夜にしか会えない生き物にも会えますので、元気なのか確認もできます。

夜はヒメタニシやカワニナが水面まで上がってきます。うじゃうじゃいます。
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カワニナです。メダカ容器でも、どんどん増えていきます。
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浮かべる水温計にミナミヌマエビが休みに?きます。至近距離で撮影することができます。ピントがあっていないですね。サカマキガイもいるんですね。どこにいたのやら。
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沈没船に隠れていたと思われるシマドジョウです。日中になかなか会うことができません。
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こちらも可愛らしい姿を見せてくれたシマドジョウです。
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至近距離で撮影できたミナミヌマエビです。ミナミヌマエビの抱卵撮影は夜しかできません。現在、ミナミヌマエビは沢山抱卵していまして繁殖真っ盛りとなっております。
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白メダカです。カメラを向けてピントを合わせると一瞬の光で逃げてしまうんですよね。メダカは逆に夜の方の撮影が難しいです。
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カワニナ。子供の頃に近所の神社の近くに湧き水の川が流れており、そこに沢山のカワニナがいました。当時はカワニナには目もくれず、そこの水底の泥の中に棲んでいるオニヤンマのヤゴを捕っていました。

泥をじっとよく見ると、オニヤンマのヤゴの形が見えるので、手で捕まえます。大きなヤゴで4~5cmはありまして、子供の頃はヤゴ=オニヤンマでした。

ただ、その湧き水の川にオニヤンマの成虫が飛んでいる記憶がまったくなく、大人となった今では人がいない時に産んでいるんだろうなと思っています。

オニヤンマのヤゴを捕っている時に、一度だけ、神社の方に声をかけられたことがあります。その方は「この川にはゲンジホタルの幼虫が棲んでいるから幼虫を捕らないでね。」ということでした。

この川にゲンジボタルの幼虫が棲んでいるのも知りませんでしたし、幼虫のいで立ちは好きではなかったですので、事実を知っても捕ろうなどとは思いませんでした。

ゲンジボタルの幼虫はもちろん、エサであるカワニナは捕りませんでした。

時は流れ、大人になり、メダカを飼うようになって、ふとカワニナを飼いたいと思うようになりました。

ネットで見ると簡単に売っていましたので、カワニナを購入して育てましたが、春先から夏場までは繁殖して稚貝が増えていくのですが、夏場を過ぎる頃には稚貝の個体数がかなり減っています。

そして冬を越えて親貝の個体数も減ってしまいますので、春に買い足すということを繰り返しておりました。

カワニナが減ってしまう理由として、まず餓死が挙げられますが、これに関しては人工飼料の「プレコ」を与えることで、繁殖して稚貝が増えても大きくすることができました。

次に夏場の対策ですが、簾(すだれ)を容器にかけて日蔭を作ったり、ホテイ草を浮かべてカワニナの隠れ家をする、など対策をしました。

しかしながら、一定数のカワニナの親貝や稚貝は夏場を超えることはできないのです。

春に買い足すといったことはないのですが、個体数は少なくなってしまうのです。


死なせてしまったカワニナです。
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ただ、年数を重ねていきますと、夏場に死んでしまっていたカワニナも死ななくなってきたのです。

科学的根拠は一切ないのですが、累代を重ねることによって、我が家の環境に適用していったのではないかと思うのです。

我が家の環境は、南西に位置しており、正午まで日が当たりませんが、日が当たり始めますと、強烈な西日が当たるような、生き物にとって決していい環境ではありません。

メダカが卵を産む条件の日照が12時間程度ですが、12時間どころか7時間が精一杯です。それでもメダカは抱卵しますし、元気でいてくれます。

止水環境ですし、屋外ですので、ろ過機やエアーポンプといったものは取り付けておりません。夏場は34℃ぐらいまで水温が上がります。

それでもメダカとともにカワニナは、この特殊な環境に順応してくれて元気に繁殖して生きているのだと思っています。


夏場は酸素不足になり、水面に登ってきていると思われるヒメタニシとカワニナです。それでも死ぬことはなく元気に夏場を乗り越えてくれます。
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春になって暖かくなってきますと、生き物たちが長い眠りから覚めて躍動するシーズンが始まります。

人間側の心理も暖かくなって、ホームセンターなどで生き物が販売され始めたり、販売サイトに沢山の生き物が販売されたりと、沢山の生き物が目にとまるようになりますので、触発されて「何か購入して飼育に挑戦するかな」と自然な流れになると思います。

飼育する候補は色々な生き物がおりますが、その中で(高価な種類もありますが)安くて簡単に飼育できそう、子供と一緒に飼育すれば楽しいので「メダカ」が選ばれることは多いと思います。

メダカだけ飼育するのも楽しいと思いますが、他にも何か一緒に飼育できる生き物をいれて、賑やかな感じで飼育したくなるのではないでしょうか。

この「一緒」という言葉は、アクアリウムでいうと「タンクメイト」といいます。「タンクメイト」とは、観賞魚を水槽内で飼育する場合に、メインの魚とともに飼育するサブの魚やその他の水棲生物をいいます。

メダカと一緒に飼育できる「タンクメイト」は候補は、どんな生き物がいいでしょうか。何でもいいわけではありません。

❖メダカと「タンクメイト」になるポイント
 ・メダカを襲わない、メダカが襲われない
 ・メダカと共通のエサを食べれる
 ・体の大きさが同程度

メダカの「タンクメイト」になるポイントは、上記にも書いておりますが、もっと一言でいうと「メダカと一緒に飼育しても問題ない生き物」ということになります。

少し考えるとわかりますが、野生のメダカの棲んでいる環境、田んぼだったり、沼や池、小川などですが、野生のメダカが棲んでいる環境にいる生き物が候補になります。

家で飼育するので、野生とは違い、ちょっと変わった生き物を入れてオリジナリティーを出そうとか、こんな異色の組み合わせをして悦に入る、なんてことをしても、決してうまくいきません。

私は何度も同じ過ちを繰り返しました。


◆タンクメイトの組み合わせ(失敗ばかり)
メダカの飼い方(混泳する生き物の組み合わせ)

いろいろな組み合わせで試した結果、結局のところ、メダカと同じ環境下で棲んでいる生き物に落ち着きました。


❖ミナミヌマエビ
コケや藻、エサの残り、死骸なども食べてくれるタンクメイトです。メダカを襲うことも、メダカが襲うこともありません。卵生で5~10月で一度に30~100個の卵を産み、抱卵して稚エビになってから親から離れていきます。メダカとともに子孫を増やしていってくれます。

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❖ヒメタニシ
コケや藻、エサの残り、死骸なども食べてくれるタンクメイトです。メダカを襲うことも、メダカが襲うこともありません。卵胎生で5~10月にかけて稚貝を生みます。水質浄化に役立つことが知られ、水槽やビオの鉢内の植物プランクトンの大発生を抑え、汚泥を積極的に摂食してくれます。メダカとともに子孫を増やしていってくれます。

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❖シマドジョウ
コケや藻、エサの残り、死骸なども食べてくれるタンクメイトです。メダカを襲うことも、メダカが襲うこともありません。シマドジョウの繁殖は難しく、自家製繁殖は不可能といわれています。

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❖一番はよく紹介されている生き物
ご紹介した生き物は、本や雑誌、あらゆるサイトに取り上げられている生き物です。「な~んだ!」と思われるでしょうが、色々と試した結果、結局、野生のメダカが棲んでいる環境下に一緒に棲んでいる生き物に落ち着きました。先人達も色々と試してご苦労があったと思いますが、その結果、オススメしているのです。私もずいぶん回り道してしまいましたが、現在、元気に育てて、ドジョウを除けばですが、繁殖して増やすこともできるタンクメイトは上記の生き物となります。



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暖かくなってメダカが元気に泳いでいます。早くも抱卵するメダカもでてきました。冬を過ぎて一回り大きくなったメダカがエサを食べておりますので、かなりふっくらしている感じです。

ミナミヌマエビも元気に水面を「スィー」と泳いでおります。ドジョウも姿を現して、沈下性のエサをあげますと群がっております。

そして、淡水貝である、ヒメタニシ、オオタニシ、カワニナ、レッドラムズホーンも元気に姿を見せております。今シーズンも楽しませてくれそうです。


カワニナです。元気に冬を越しました。カワニナは比較的冷たい水温(5~25℃)と言われておりますが、夏の猛暑(36℃)でも耐えることができます。ただし、春に生まれた稚貝は夏の猛暑で淘汰されます。ホテイ草の根にくっついて夏の暑さを凌いでいます。特にタニシのようにコケ掃除や水質浄化をしてくれるわけではなく、ホタルのエサとして育てているわけでもないのですが、子供の頃によく捕っていたので育てています。
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ヒメタニシです。コケ取りも水質浄化もしてくれる働き者です。昔はよく餓死で死なせてしまっていましたが、自分の中で飼育方法が確立されたので、今は簡単に増えてくれます。夏の暑さにも問題なく生き残ってくれます。冬はオオタニシは用土に潜ってしまいますが、オオタニシよりかは用土に潜らずに水底でじっとしていることが多いです。
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オオタニシです。ヒメタニシより夏の暑さに弱いので死なせてしまうことがありますが、猛暑(36℃)でも生き残ることはできます。できれば深い水深と豊富な荒木田土で隠れることができるようにしてあげると確率が上がります。春から夏にかけて稚貝を沢山産んでくれます。オオタニシは冬には荒木田土に潜ってしまい見えなくなります。
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レッドラムズホーン。どこでも、どんな過酷な環境下でも生き残ります。水質は浄化してくれませんし、コケ取りもしてくれませんので、何でいれているのかと言いますと、デトリタス(水底に溜まった微生物や微生物の死骸など) を食べるデトリタス食です。水棲生物が死んでしまうと、プランターの土に埋めたり(すぐに分解されます)、レッドラムズホーンに食べてもらいます。ゴミ袋に捨てるのが、尊厳を踏みにじっているような嫌なんですよね。レッドラムズホーンは爆発的に増えますので、タニシやカワニナなどの淡水貝とは一緒にしません。タニシやカワニナの食べ物を食べてしまい、タニシやカワニナの稚貝が生まれても餓死して死んでしまいます。単体が飼育することをオススメします。
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メダカにエサをあげます。水面に浮かんだエサをメダカはパクパクと食べます。少なくあげるとすぐになくなってしまいますので、ついつい多めにあげてしまうのが心情です。メダカにエサをあげるのは、育てているうえでの醍醐味なので、仕方のないところです。

水面に沢山浮かんでいる場合は、エサをメダカは全て食べることはできません。残ったエサが水面に漂うことになります。

その漂ったエサを目がけてミナミヌマエビが集まってきます。ミナミヌマエビがスイレンなどの浮葉性の水生植物の葉に逆さにつかまって掻き掻きして食べてくれます。

ミナミヌマエビたちは、なかなかの食欲ですので水面にあるエサは徐々になくなっていきます。

しかしながら、水面にあるエサを狙っているのはミナミヌマエビだけではありません。

水面を逆さで這うようにノロノロと這ってエサに辿り着いてエサを舐めるように食べる貝がおります。

それは「サカマキガイ」です。卵生でゼリー状の卵をあちこちに産み付け大量繁殖しますので美観を損ねる巻貝、スネールと呼ばれていて、あまりよく思われておりません。

※スネールは、巻貝を表す"snail"の英語のカナ読みです。日本では観賞魚用水槽に意図せずして混入してしまった美観を損ねる巻貝を指します。

ノロノロと書きましたが、サカマキガイは割と素早く動いて目当てのエサに辿り着き食べるのです。「自然科学観察コンクール」というサイトには10回計測で5cmを33秒で動いたという結果が載っておりました。

ただ、ミナミヌマエビのように多くの個体がエサを掻き掻き食べるわけではありません。何匹かの個体が水面を逆さに這って舐め舐めと食べるのです。

従ってエサの残りを処理してくれる貢献度はミナミヌマエビよりは低いのですが、メダカのエサの残りを食べてくれる貴重な戦力であることには変わりありません。

我が家でも繁殖力がすごく、おそらく購入した水草にくっついてきて、いつの間にかどこもかしこもサカマキガイといった状況になっているのですが、屋外飼育ですし、他のタニシやカワニナに害はありませんし、もちろんメダカやミナミヌマエビにも害はありませんので、タンクメイトとして一緒に飼っております。

水面を逆さに這うサカマキガイです。
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※新規(2020.11.10)
※再掲(2020.11.10諸事情により)
※アドセンス再設定対応済


メダカにエサをあげます。メダカのエサは浮上性のエサでエサを入れると水面に広がっていき漂っていると思います。その漂っているエサをメダカは食べていきます。

エサをあげる行為は、メダカを育てる中での一つの醍醐味でもありますし、親メダカでシーズン中であれば栄養をとってもらって産卵させたい、子メダカであれば、早く大きく育てたいといった気持ちがあるため、ついついエサを多めに与えてしまいがちです。私もそうなんです。

メダカの適量のエサは、1分という方もありますし、2~3分、5分でメダカが食べきってしまう量といいますが、私は2~3分で食べてしまう量をあげています。

では実際にエサが残った、水面に浮いているエサがあったところで、よく言われている「残ったエサを掬いだす」という対応はするのでしょうか?

やはり「残ったエサを掬いだす」ということは正直あまりしないと思うんです。「残りもそのうち食べてくれるよ。」とか「ろ過バクテリアが分解してくれるよ。」という考えもあるんではないでしょうか。

浮上性のエサも時間が経つとそのうちに底に沈んでいきますので、もしドジョウやミナミヌマエビ、もしくタニシなどを混泳させてくれれば食べてくれます。サカマキガイやモノアラガイなどの「スネール」と呼ばれる貝も食べてくれます。

では「底に沈まないと食べてくれないの?」ということはありませんが、そんなことはありません。

実は水面に浮いた状態で、掬いとるように食べてくれる掃除屋さんがおります。

それは「ミナミヌマエビ」なのです。


メダカにエサをあげた後は、もちろんメダカたちが水面に漂っているエサをパクパク食べていきます。ミナミヌマエビはエサを与えられたのか、わからないのか普通に泳いでおります。いきなり食べにはこないのです。

飼育者であれば、メダカがエサを食べる光景はいくら醍醐味と言えども見慣れているので、ある程度メダカが始めていれば、ずっとその様子を見ることなく、立ち去ってしまうこともあるかと思います。

ミナミヌマエビが姿を現し始めるのは、その後なのです。メダカたちが一通りエサを食べた後に漂っているエサ目がけて食事をしにくるのです。

これには条件があります。浮葉性(根が底にあり葉が水面にある植物)か浮遊性(水面に浮かんで漂って状態)の植物があることです。

この葉につかまって「カキカキ」しながら「ムシャムシャ」と食事を行うのです。

この姿が何とも可愛らしいのですが、メダカにエサをあげて少し時間が経たないと見れない光景ですので、なかなかお目にかかることができないのです。時間が経つとすでに食べ終わっている場合があります。

そして、ミナミヌマエビたちが食べ終わった後の水面はエサの跡形もなく綺麗になっているのです。


姫スイレンの葉につかまってエサを掻き集めているミナミヌマエビたちです。
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カメラを近づけても気にせずに一心不乱に食べております。
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下の鉢には、おこぼれにあやかろうとしているシマドジョウが待機中です。
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みんなで食べておりますね。可愛いんですよね。
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こちらはホテイ草の葉に集まって食べております。
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本日も秋空がきれいでいい天気でした。ただ風が冷たいので、厚着をして動くと暑いですし、動かないと風にさらされて寒いですので、服装調整が難しい日ではありました。

この先は水曜日までは秋晴れが続き、木金曜日は雨や風が強いとのことですので、うまく服装調整をしないとコロナウィルスでなく風邪にやられてしまいそうですので注意ですね。

寒くなってきますと、いよいよ生き物たちの冬越し準備となり無事に来年春まで過ごしてくれるように飼育者として準備を行うことになりますが、特に冬越しの必要がない生き物たちがいるのも事実であります。

その中にヒメタニシ(オオタニシ、マルタニシもそうです)が当てはまりまして、ヒメタニシには越冬準備がいりません。ヒメタニシは冬の間は底床の泥などの用土に潜ってじっと春まで冬眠しておりますので、飼育者からは姿が見えなくなりますが、春に暖かくなりますと姿を現して無事であることが確認できます。

越冬準備が全く必要でなく、越冬中でもエサを与える必要は全くありません。何もしなくてよいので飼育者側から見れば、とても楽ではあります。

底床ありきの話をしておりますが、底床があったほうがいいとは思いますが、必須ではありません。底砂がない場合は、レイアウトの岩や流木付近、水草にくっついておりますし、それらもなければ底でじっとしていると思います。

もし底床を入れるのであれば、底砂の大磯砂や田砂などより底土である荒木田土か赤玉土の方がいいとは思います。野生のタニシが棲んでいるのは田んぼや池や沼などですので、その環境に近い用土を入れてあげるのがいいと思います。

冬の暖かい日であれば、タニシも動いてエサを摂取すると思いますが、人間がエサを与えてはいけません。まず、冬の暖かい時間はそう長くなく、すぐに寒くなってエサを完食することが難しいと思われます。そうなるとエサの残りによって水質が汚染されていきます。

特にメダカやミナミヌマエビなどの混泳している生き物がいても、メダカは冬眠状態になっておりますし、ミナミヌマエビも活動範囲が0℃~30℃ですので、ある程度は食べてくれるとは思いますが、シーズン中に比べると消費量は少ないです。




◆タニシが越冬で生き残る、生き残らないの分かれ目
タニシが越冬で生き残る、生き残らないの分かれ目はすでにシーズン中(4月~10月)にすで決まっているといってもいいです。

シーズン中にタニシが繁殖して、生まれた稚貝とともにシーズン始まりより個体数が増えている環境であれば、エサが豊富にあり栄養満点ですのでタニシは無事に越冬できますし、途中に暖かい日があってエサを多少なりとも補給できる状態と考えられますので春まで生き残ると思います。

逆にシーズン中にタニシが繁殖はするものの、生まれた稚貝とともに徐々に個体数が減っていき、シーズン始まりより個体数が減っている環境でありますと、エサも少なく栄養状態も悪いと考えれますので、そのまま冬に突入しても餓死で死んでしまい、数匹、もしくはたった1、2匹が生き残り、春の水替えでは「空の貝殻」が沢山でてくることになります。


タニシもクマみたいなもので、シーズン中にしっかりと栄養をとって越冬できる体力をつけて、寒い冬は体内に蓄えたエネルギーを使わない冬眠状態であるのが望ましいのです。これはタニシだけでなく、ドジョウなどもあてはまります。


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エサに群がるヒメタニシたちです。
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※最後に
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