虎ノ門虎之助のベランダ・ラボラトリー ft.メダカ

いつものようにプログを眺めていたら、妻が言った『7年もやってるんだから、プログ書いてみたら?』と。こうして始まりました。 屋外(ベランダ)での、メダカ、ドジョウ、エビ、貝や、水生植物の飼育記録をとっていないので、自分自身でも後から見返せるように残しています。


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カテゴリ: 金魚、フナ、ドジョウ

※2023.05.06改題(旧題:ヒドジョウとマドジョウの動きの違いについて)

ヒドジョウはマドジョウの色素変異個体です。我が家ではヒドジョウとマドジョウのどちらも飼っております。

どちらも基本的にはマドジョウには変わりないはずなのですが、今まで飼ってきて、この両者の動きに若干違いがあることがわかりました。あくまでも我が家での観察によるものですが、この違いで両者の生存率に若干の違いがあるのかな、とも思いますので書いてみます。

マドジョウは砂に潜り、ヒドジョウは砂に潜らない
マドジョウは外から購入するなり捕ってくるなり飼育容器にリリースしますと砂に潜ってしまい、しばらく出てきません。それに反してヒドジョウは砂には潜りません。石や流木、水草など物陰には隠れますが、砂には潜りらないのです。

もちろん、全くヒドジョウは砂に潜らないわけではありません。時々は砂に潜りますし、春になりますと鉢に植えていた水草の根の中から用土と一緒にでてくることもあります。

ヒドジョウは潜らないからか、寒くなる秋口に死んでしまうことがあります。冬の間も姿を見せますので潜っていないことがわかります。繰り返しますが個体により違い、砂に潜って冬を越すものがいるのが確かです。

ヒドジョウは夜に水面に出てくる、マドジョウは一切出てこない
ヒドジョウは夜になりますと水面に出てくることが多いです。飼育容器に沈めた植木鉢の上にいる、ホテイ草などの浮遊性植物やスイレンなどの浮葉性植物の葉や根に上に乗っかっている、単に水面に浮いているなどです。そしてヒドジョウが水面に出てくる場合は全身を見せているということです。

それに反してマドジョウが水面に出てくることはありません。水面に出てきても、ちょっと顔を覗かせている程度です。

ヒドジョウは養殖個体であり、人間慣れしているといいますか、野性味がちょっとなくなっているのかなとも思います。マドジョウは野生そのままに捕食者からの攻撃を回避するために水面に出てくることがないのかなとも思います。
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マドジョウは不定性のエサを水面に顔を出して食べる、ヒドジョウは沈下性のエサを好む
マドジョウは金魚やフナに浮上性のエサをあげていると、必ず水面まで浮いてきて泳ぎながら浮上性のエサを食べます。エサを食べることに貪欲な感じがします。

一方、ヒドジョウは滅多に水面に浮いてまでエサを食べることはありません。不定性のエサもやがて沈みますので、それを水底で食べています。それだとヒドジョウは餓死してしまいますので、ヒドジョウには沈下性のエサをあげています。



※最後に
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我が家にはヒドジョウ、マドジョウ、シマドジョウの3種類がおります。ドジョウ自体は好きでして、底物として掃除をしてくるということがあまり考えておりませんで、あくまで愛らしい風貌に惹かれているといった方がいいのかもしれません。

その中でヒドジョウは黄色い姿で、とても目立ちますし、この黄色が鮮やかなので、元々のマドジョウと変わらないことを忘れてしまいます。

ヒドジョウはマドジョウの色素変異個体です。このヒドジョウに魅入られてしまい。ついつい購入してしまう自分がおります。

実際に毎年のように子供のヒドジョウを何匹か購入しています。何匹か購入しますとヒドジョウだらけになるかというと、ヒドジョウはマドジョウよりも若干弱いのか水質汚染や冬の寒さにやや弱いように感じされまして、大人の大きさ(10㎝)になるまでに死なせてしまっていることも多いです。

近くにありますホームセンターでヒドジョウを販売しているのですが、これが間違いなく市場価格よりかなり安いことも手伝ってか、シーズンになりますとヒドジョウを購入してしまいます。

そのホームセンターに行きますと毎回アクアリウムコーナーに立ち寄ってしまいますが、ヒドジョウの可愛らしい姿に値段も安いとあって購入してしまうのです。

2023年の今年もヒドジョウ4匹を購入してしまいました。アクアリウムコーナーに店員さんがおりませんので、呼び出しブザーを鳴らしたところ、店員さんがすぐに来られました。バイトの方で全くわからない様子でして、黒龍メダカとヒドジョウが一緒に入っている水槽でしたが、ヒドジョウがわからない模様でした(ズッコケ!)。ヒドジョウを指さして『水槽にいる4匹(全部)をください。』と言いました。

ドジョウの取り出しは難しいようでベテランの店員さんを呼んできてヒドジョウを掬ってもらっており、ついでにレクチャーを受けておりました。がんばれー!!!


ヒドジョウ4匹を購入しました。
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ヒドジョウの子供です。
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※最後に
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我が家にシルクの福ダルマ金魚3匹と更紗の福ダルマ金魚3匹を迎い入れました。

今回は、どちらも違うネットショップから購入しました。

どちらも到着時は元気でした。水合わせ中ですが、シルク1匹が下向きで『転覆病』の初期症状になっていますが、過去に迎い入れました素赤の福ダルマ金魚は、いずれも水合わせして慣れてきますと『転覆病』が治りましたので、今回も同じように元に戻ると思っています。

シルクの福ダルマ金魚3匹と更紗の福ダルマ金魚3匹でしたが、更紗は2匹で購入しましたが、何故か3匹届きました。1匹おまけとも書いておりませんでしたので、ラッキーと思っていいんでしょうか。

いずれにせよ、我が家で末永く元気でいてほしいと思います。

シルクの福ダルマ金魚です。
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シルクの福ダルマ金魚は4㎝程度の大きさです。
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更紗の福ダルマ金魚です。2匹購入したのですが、なぜか3匹到着しました。
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可愛らしいですね。
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※最後に
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ネット購入で我が家に迎い入れました2匹の福ダルマ金魚ですが、到着したその日のうちに1匹は死んでしまい、もう1匹も元気がなく、最初は元々いる福ダルマ金魚の飼育容器に入れたのですが、さらに弱ってきてしまったので隔離しています。

金魚がずっと下を向いていると、とても心配になります。病気なんではないか?寄生虫がついているんじゃないか?魚に有毒なアンモニアや亜硝酸の中毒状態になっているんではないか?などです。

金魚が頭を下にして泳ぐ状態は『逆立ち病』とも言われますが、実はすでに『転覆病』です。

『転覆病』は、金魚にとっては珍しい病気ではなく、人間の風邪のように、よくある病気といっても過言ではありません。

なお、『転覆病』は金魚だけでなく熱帯魚でも発症します。

『転覆病』の症状は、大きくわけて2種類の状態があります。

1つ目の症状は、完全にひっくり返ってお腹が浮いている状態です。『転覆病』と言えば、金魚がひっくり返って浮いて泳いでいる画像や動画などを目にした機会が多いのではないでしょうか。

2つ目の症状は、底に沈んでしまっていおり、金魚のお腹が張っているいる状態です。魚は下を向いてじっとしているのです。

『転覆病』の原因は様々です。主に「水温変化」「消化不良」「水質悪化」「ストレスや病気」です。

そして、金魚の浮袋に障害や働きがおかしくなってしまうというわけです。

『転覆病』になるもっとも多い原因ですが、それは「水温変化」と「消化不良」が重なったときです。

金魚が日中に水温が高いと活性がよくなり、エサをよく食べますので多くエサをあげます。そして夜間に水温が低くなって、消化しきれないエサで腸内の働きが機能不全となり、ガスが溜まってしまうのです。

これは、夏から秋にかけても言えます。金魚が夏の水温が高時期は活性がよいので、エサをよく食べますので多くエサをあげます。そして秋になり徐々に水温が低くなりますが、夏と同じようなエサの量をあげます。そして消化しきれないエサで腸内の働きが機能不全となり、ガスが溜まってしまうのです。

しかしながら、近年の研究では、浮袋が正常であるのに『転覆病』の症状のある金魚がいることがわかってきました。金魚は平衡感覚をつかさどる神経に障害があり、平衡感覚をつかめずに、転覆してしまうのです。

この研究では『転覆病』になった金魚を解剖しましたが2つの浮き袋が正常であったことで、更に原因を究明した結果、神経障害に辿り着いたのです。

『転覆病』は病気ですが、実はこの病気に「特効薬」「治療薬」の類はありません。販売されているものは予防薬の類で治療薬ではないのです。あくまでも「よくなるかもしれない」といったものなのです。

『転覆病』の治療ですが、まずは発症した金魚を隔離します。これは他の金魚に感染してしまうからではありません。あくまで発症した金魚が他の金魚とぶつかったりして衰弱してしまうことを防ぐためです。

そして(ヒーターがあれば)ヒーターをつけて水温(28~30℃)を一定に保ちます。

また、塩浴(0.3~0.5%)も効果的です。

そして絶食(エサをあげないこと)して、腸内に負担をかけないようにします。回復途中でエサをあげる場合は沈下性のエサをあげるをおススメします(浮上性のエサは空気を飲み込むため、腸内に空気が溜まって再発してしまうかもしれません)。

あとは自然治癒に任せるしかありませんが『転覆病』は3日から1週間で治癒します。

ただし『転覆病』は重い症状になると再発しますので、初期で治すのが得策です。


左の更紗の福ダルマ金魚は死んでしまいました。右の素赤の金魚は治療の結果、元気になりました。
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※最後に
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我が家に新たな「福ダルマ金魚」を迎い入れました。我が家に到着した「福ダルマ金魚」は、素赤と更紗の個体2匹でしたが、どちらも元気がないのでした。とにかく袋の中で「福ダルマ金魚」が動かないんです。じっとしています。

ずっと下を向いていて、胸びれが動きません。「元々元気がなかったのか?」「輸送によるダメージを受けたのか?」かなり弱っている感じを見受けられます。

特に更紗の方が元気がありません。

水合わせをしたのちに我が家に元々いる福ダルマ金魚たちのいる飼育容器に入れてあげました。2匹とも容器の底でじっとしています。

底で少し動き始めたので、ちょっと様子を見ることにしました。

そして2時間後ぐらい経って、再度見たところ、更紗の「福ダルマ金魚」は底でじっとしておりました。ホッとしたのも束の間、その横をヒドジョウが通った時に水流で横に倒れたのです。そして「起き上がりこぼし」のように元の状態に戻ったのです。

網で引き上げてみますと、すでに死んでおりました。生き物の輸送は難しいことを痛感させられた出来事でした。

「福ダルマ金魚」です。左の更紗はすでに元気がなかったです。
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今日は1日中雨でした。朝から本降りでしたが、この時期ですと3月の気温に逆戻りしたりすることもあるのですが、気温は春の暖かさでしたので、ベランダに出て、福ダルマ金魚の飼育容器の大掃除を行うことにしました。

この福ダルマ金魚の飼育容器は、ギンブナやクチボソ、カラスゴイと、我が家の中では大型の魚を飼育している飼育容器です。

この飼育容器の福ダルマ金魚たちは、春から夏にかけてのシーズン中も、冬も関係なく元気に動き廻っておりました。

福ダルマ金魚たちは、屋外の冬の寒さをもろともせずに、冬眠状態になることも一切なく、人が近づくとエサをねだりに近寄ってくるくらいの元気さでした。

春になって、昨年から植えている水草の新芽が出てきていますし、植木鉢からランナーを伸ばして水底に根を広げていますので泳ぐスペースが少なくなってきていますので間引きしないといけませんし、底に泥が堆積していますので掃除しないといけません。

福ダルマ金魚たちも窮屈そうですので、さっそく大掃除に取り掛かることにしました。


福ダルマ金魚の飼育容器です。コガマ、ウキヤガラが新芽を出しています。この2つの植物は繁茂しすぎてしまうので、姫スイレンに変更して、福ダルマ金魚たちが泳ぐスペースを確保したいと思います。
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ヒドジョウが顔を出しています。1年間でかなりの泥が溜まっているのがわかります。
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福ダルマ金魚です。春の大掃除で水抜きして捕まえるときぐらいしか、じっくり見ることができません。とにかく泳ぐスピードが速いですから、この丸っこい体ですが、尾っぽがフナ尾といって和金の尾っぽのように鮒に似たシンプルな形状の尾をつけているので高速で泳ぐことができるのです。
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こちらも元気に冬越ししてくれました福ダルマ金魚です。ふっくらしています。
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ギンフナです。あまり大きくなっていません。福ダルマ金魚にエサをとられているのでしょうか。
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クチボソです。ちょっと細いような気もします。
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ヒドジョウです。一回り大きくなっています。
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昨年秋から、みんな元気に冬越ししてくれました。
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今日は、いい天気で暖かい日でしたので、年に一度、春に行うチョウセンブナの大掃除を行うことにしました。

チョウセンブナは中国、朝鮮半島原産の淡水魚です。日本国内では、新潟県、長野県、茨城県、岡山県などに生息しています。

チョウセンブナはベタやタイワンキンギョと同じようにラビリンス器官をもち空気呼吸ができるため、溶存酸素に少ない水でも生活できるそうです。

水田や用水路、平野部の池など、止水か流れが弱い環境に生息しています。どこにでもいるわけではなくて、同じ止水域でも、沢山の個体が棲んでいる場所もあれば、一つ隣り合わせの止水域では、全くいなかったりと、捕獲するのが難しくなってきております。外来種というと爆発的に増えて在来種の生息環境を奪ってしまうイメージがありますが、チョウセンブナは個体数は減少している珍しい外来種となっています。

水面に巣を作る性質があるため、止水域でないと、繁殖が難しい魚でありますが、一般家庭の屋外で飼っても繁殖してくれるため、割と飼いやすい魚といえます。

チョウセンブナの魅力は、独特な動きでしょう。普段の動きは緩慢な感じですが、ピタリと止まったり、急発進したりと見ていて飽きません。

チョウセンブナの環境は、プランターに水生植物は浮葉性植物のアサザと、沈水性植物のマツモとアナカリスです。アサザの葉の裏に泡で巣を作り、そこに沢山の卵を産んでくれるというわけです。

このアサザが1年経つとプランターの端から端まで根を伸ばしてしまい、葉が水面を覆って、水の中の魚の酸素不足に陥ってしまいますので、間引きするとともに、植え替えをしないといけません。

他にも1年分のゴミなどの堆積物があり、そのままにしておくと水質は悪化の一途となりますので、大掃除する必要があるのです。

水面をアサザが覆っているチョウセンブナです。春になって何回か茎からカットして葉を少なくしましたが、すぐにこうなってしまい限界が訪れています。
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魚が水面から顔を出す場所がほとんどありませんので、酸素不足に陥ってしまう場合はありますので、植え替えをします。
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水を抜きますと繁茂している水生植物が姿を現します。水の中も葉が一杯で泳ぐスペースもとても少なそうです。
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アサザを抜き取ります。容器の中では根が張っており、マツモとアナカリス含めて全ての水草がごっそり容器から抜けてしまいました。
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水草がごっそり抜けた容器です。水がヘドロで真っ黒です。
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チョウセンブナです。元気に生きておりました。
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ドブ貝は死んでしまっておりました。もともと二枚貝の長期間飼育は難しいですが、我が家の環境ではさらに難しい環境でした。
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大きいマドジョウが動き廻っておりました。
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チョウセンブナの飼育環境があっているのか?マドジョウが大きく育ちました。
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飼育容器に赤玉土をいれます。
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植木鉢に新しい用土を入れてアサザを植えます。
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容器に水を入れなおして完了です。夏場にはアサザもかなり繁茂して水面を覆って、そこにチョウセンブナが卵を産みます。
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今日はいい天気でした。秋晴れといってもいいのかもしれません。

しかしながら、最近は朝夕が寒いとまではいかないでも、すっかり冷えてきました。

少し前までは朝一番でメダカにエサをあげてもパクパク食べてくれましたが、最近は動きが鈍くなり、エサを食べることは食べるのですが、とても食べきるペースが遅いので、昼近くにエサをあげるようになりました。

夜の見廻り(観察と飛び出し死の防止)の寒くなりましたので、一枚羽織ってベランダに出ますが、ささっと見渡して終わるのはよくないと思い、ゆっくり廻っていきます。

その中で金魚の容器ですが、金魚の容器にはコガマとウキヤガラを植えた鉢を沈めています。

その植木鉢には、よく混泳しているヒドジョウが夜になると休んでいる光景が見られましたが、今日は違いました。

ヒドジョウが裏返しになっていたのです。たまに生きていても、そのような状態でいることもあるので棒でつついていましたが、動くことはありませんでした。

冬になる前に死んでしまったのです。今年の春に購入した稚魚でしたが、元気にエサを食べて、太りながら大きくなりかけておりました。

それが突然に死んでしまったので、何故死んでしまったのか?ビックリしています。一冬越えますと、長寿で生きてくれて、体も巨大化してくれますが残念です。

毎年、ヒドジョウの稚魚を数匹購入するのですが、3匹に1匹は死んでしまう感じであり、意外に大きくなるまでが難しいというのがヒドジョウ飼育の感想であります(うまい方法を模索中であります)。


裏返しになっているヒドジョウです。
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金魚を屋外で飼いたい。

そして、沢山種類のいる金魚の中で何を飼おうか?となります。

まずは、インターネットや本などで調べたり、店頭で(飼わないまでも)見ていたりしますと『コイみたいな金魚を飼おうかな?』『丸っこい感じの金魚をを飼おうかな?』と、何となく金魚のことを知らなくても、この2つを思い浮かべると思います。

『コイみたいな金魚を飼おうかな?』という金魚は「長物」といい、体が長い品種をそう呼んでいます。

『丸っこい感じの金魚をを飼おうかな?』という金魚は「丸物」といい、体が丸い品種をそう呼んでます。

金魚の体の特徴から「長物」「丸物」とひとくくりにして読んでいるのです。

一般的に「長物」は素早く泳ぐことができ、「丸物」はゆっくり泳ぐのが特徴です。この「長物」と「丸物」は一緒に飼うのはオススメされていません。

なんとていっても、エサの取り合いで泳ぎのうまい「長物」が勝ちますし、「長物」のスピードある泳ぎによる水流に「丸物」はストレスを感じてしまい弱って死んでしまいます。

「長物」なら、和金(※1)、朱文金、コメット、「丸物」でしたら、琉金(一択のような感じ)が飼いやすいと思います。

※1体格により呼び名がかわり、小さいものから「小赤(小金)」、「別下」、「小和金」、「姉金(姉、大姉)」などとなります。

今人気のらんちゅう、ピンポンパールなどは、屋外向き(水温の乱降下、水質汚染に弱い)でないので、育てるのは難しいです。

屋外で金魚を飼うなら、一般的に一番のオススメは和金タイプとなります。「長物」の定番になります。

ただ「長物」であれば、尾鰭の長いフナであるテツギョ(鉄魚)、フナの変異種のヒブナでいいかなぁとなりますが、メダカやフナ、クチボソ(モロコの関東名称)など「長物」を飼っていますと、どうしても「丸物」も混泳させたいなぁとなるのです。

前述した「長物」の泳ぐスピードに対抗できる、あるいは隙をついてエサを奪取することができる、とにかく「長物」と混泳できる「丸物」はいないのか?ということなのです。

そんな都合のいい「丸物」の金魚ですが、探したらいたのです!

それは『福だるま』と呼ばれる金魚です。

簡単にいうと「動けるデブ」なのです(ごめん!福だるま金魚ちゃん!)。

まったくわからないと思いますが「燃えよデブゴン」のサモ・ハン・キンポー(昭和時代の香港映画)みたいな、「どうしてそんな体型で早く動けるんだぁ~!」と思うぐらいに素早く泳ぐのです。

『福だるま』の体型は琉金と同じで丸っこい体ですが、尾びれは縦に広がっているフナ尾(※2)や吹き流し尾(※3)を持ちます。

※2金魚の尾の型で 和金系の金魚によく見られる、鮒に似たシンプルな形状の尾です。ひらひらした尾よりフナ尾のほうが水切りがよく敏捷性があります。

※3金魚の尾の型でフナ尾が長く伸びた形状の尾です。泳ぐことに関してはフナ尾、観賞の観点なら吹き流しの尾がフナ尾より綺麗です。

『福だるま』の外見は丸物なので、もちろん丸く、色は素赤(すあか※4)や更紗(さらさ※5)です。

※4赤一色で、尾先の縁取り部分が白くなっている魚をさします。

※5赤白、紅白の柄の事で、日の丸という柄も存在します。赤の面積が多い魚を赤勝ち更紗と呼んで、白の面積が多い魚を白勝ち更紗と呼びます。

特徴は、寒さに強く丈夫ということと、そして最大の特徴である「丸物」であるのに関わらず泳ぎが得意で、速い泳ぎと見た目とのギャップが魅力的な金魚です。

また、泳ぎが得意なため、他の泳ぎが得意な品種「長物」との混泳が可能ですが、逆に体型の似た泳ぎの苦手な種「丸物」との混泳には向かないかもしれません。

そして、極め付きは寒さには定評がありますが、暑さにも強いです。猛暑日は水温33℃ぐらいに上がりましたが、びくともしませんでした。

屋外で「丸物」を飼うなら、ぜひオススメしたい品種であります。


福だるま金魚たちです。和金並みに素早く泳ぎますのでギャップにビックリします。
福ダルマ金魚たち






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7月27日にチョウセンブナが泡巣に産卵していることを発見しましたが、昨日の夜に観察すると孵化しておりました。

チョウセンブナは産卵後、早ければ2日、遅くても1週間で孵化します。7月27日夜に産卵発見で、7月28日夜に孵化確認だとちょっと合いません。おそらく7月26日に産卵していたのだと思います。日中は、27日の日中は日光の照り返しでわかりませんでしたので、恐らく1日遅れの27日夜に産卵を発見したんだと思います。

泡巣にある卵から孵った稚魚を観察していますと、水底で親チョウセンブナのオスが稚魚を守っており、周りを泳いでおりました。卵でも稚魚でも口に入る物は何でも食べてしまうメダカとは大違いです。

しかし、いずれは親チョウセンブナも守ってくれなくなりますし、巨大マドジョウも一緒に棲んでいますので食べられてしまいます。

そうならないうちに別の容器に隔離するつもりです。

チョウセンブナが孵化するのが、毎年夏の暑い日ですので、夏の風物詩として、毎年楽しませてくれます。


写真が見づらいですが、チョウセンブナの稚魚たちです。
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