虎ノ門虎之助のベランダ・ラボラトリー ft.メダカ

いつものようにプログを眺めていたら、妻が言った『7年もやってるんだから、プログ書いてみたら?』と。こうして始まりました。 屋外(ベランダ)での、メダカ、ドジョウ、エビ、貝や、水生植物の飼育記録をとっていないので、自分自身でも後から見返せるように残しています。


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タグ:エサ

※2022.08.11更新(ハッシュタグ対応)

最高気温が一桁台の続いている関東千葉ですが、今日も寒いですね。いつものようにベランダに出てメダカの状態を観察しながら足し水を行いましたが、やはり冬の乾燥は侮れず水があっという間に減ってしまいます。

屋外メダカの飼育者は、あと1ヶ月は我慢?の季節であります。メダカの状態を見ると書きましたが、メダカも寒さで水底にひっそりを春を待っている為、なかなか水面にでてきてくれず、まったく1匹も見えない時もありますので、もしや全滅したんでは?と何年やってても心配になります。

ただ、今年は結構、寒さに耐えきれずに死んでしまうメダカの見かけておりますので、かなりの数が冬を越せないことも想像されます。こればかりは強い者が生き残る自然の原理ですので、何もすることができません。

この時期はよく松任谷由実さんの『春よ、来い』を春を待ち焦がれながら聴いています。

❖春に向けて
春に向けて飼育でやることはメダカ容器の状態の確認と足し水だけです。メダカ容器の状態というのは、メダカが死んでいないか?ではなく、メダカの冬越しを阻害することは起きていないか?を確認しています。

この阻害するものというのは2つあり、1つ目は水草が繁茂しずぎてメダカの泳ぐスペースを奪っていないか?とうことです。水草の中で水中で生きていける沈水性の植物の場合は、冬の間も夏場より成長ペースは落ちているものの、少しずつ成長していきますので、徐々にメダカの泳ぐスペースを奪っていきます。

どうしても間引きしないといけない場合は、日中暖かい日を選んで間引きを行いましょう。間引きは少量に留めておき、そして春まで2度と間引きしような量を間引きします。間引き自体がメダカたちの冬越しの環境を大きく変えてしまいますし、冬眠状態だったメダカを起こして体力を使わせてしまいます。

本来であれば、冬越し前に水草を春まで繁茂しても大丈夫な量にかなり間引きするのがいいと思います。

もうひとつはアオミドロが水面を覆ってしまい、メダカの泳ぐスペースを奪ってしまわないか?ということです。アオミドロが水が富栄養化したことで、その栄養分を取り込んで増えていきます。この富栄養化はエサの残りや水棲生物の排泄物、枯れた水草、死んだ水生生物などが原因です。

夏場の場合は、水草や植物性プラントンが活発に栄養分を取り込みますので、アオミドロが繁茂することが抑えられますが、ひとたび冬になりますのと、水草や植物性プランクトンの活性が弱まりますので、アオミドロに栄養が回ってきます。アオミドロは徐々に勢力をひろげていくことになります。

このアオミドロが水面などを覆ってしまった場合は、取り除くことをオススメします。アオミドロが水面一面を覆ってしまうと、水中までに日光が届かなくなり、水中のプランクトンや水棲生物、水生植物が死んでしまいかねません。

アオミドロの間引きは日中暖かい日を選んで間引きを行いましょう。間引く量は水面までに留めておき、春まで2度と間引きしような量を間引きします。

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そして冬は乾燥する季節です。夏場のように毎日観察をしなくなるのも手伝って水の減りが早く感じます。水の減り具合を確認するので、1日1回とは言いませんが、2,3日に1回ぐらいはメダカ容器の水の減り具合を確認しましょう。

エサは冬場にはあげません。春になるまで待ちましょう。

そして、春になるまでは『来シーズンの構想』を練る季節でもあります。前シーズンの反省を踏まえて、例えば、メダカ容器の設置位置を替えてみようとか、新しい種類のメダカを購入しよう、他にも混泳する生き物を購入しよう、新しい水生植物を育ててみよう、新しい容器を購入してみよう、レイアウトを変更してみよう、など枚挙にいとまがないと思います。

春がくるのをひたすら待ちながら、来シーズンの構想を練って、ホームページを見て、実際の水棲生物やアクアリウム用品などを見て、自分なりの構想を深めていきましょう。

❖春になったら
春になったらの定義が難しいのですが、水温が15℃前後になれば、エサやりを開始してもいいと思います。エサをあげ始めたら、ずっとあげなくてもいいと思います。この時期は日によって水温15℃を下回る日もありますので、水温計とにらめっこしながらエサをあげていいと思います。

そして、春は一大イベントの容器の大掃除、水替え、植え替え(リセットとも言っていますが、この言葉は私はあまり好きではありません)を行います。

春に行うのは、容器の掃除や植え替えなどをして環境を変えても死ぬリスクが冬より低いことや、暖かくなるとメダカやエビの産卵が始まりますし、水生植物が芽を出しますので、その前に大掃除や植え替えを行うのです。

そして、もうひとつ、冬をどれくらいの水棲生物や水生植物を越してくれたか?の確認の意味合いもあります。越冬対策の結果発表ですね。

水替えは、冬の間に使用していた水を半分程度残しておき、新しい水(カルキを抜いた水)を加えます。全部水替えをすると環境変化についていけずに、メダカというより水質変化に弱いエビが真っ先に大量死を迎えますので注意しましょう。

たくさんの生き物が冬を越してくれていると『よかった~。』と心底思います。

他にも、新しい水草を導入するというのであれば、ここで購入して植えるという楽しみもあります。

❖春
春のメダカ飼育は、容器の大掃除や水替え、植え替えを行ったので、少なくとも環境変化、特に水質の変化が激しいので、水の安定までに1ヶ月程度の期間を要します。エサをあげる量は控えめにします。

水が安定してきたら、新しい魚やエビなどの水棲生物を購入したい場合は購入して容器に入れてみます。



※最後に
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※2022.08.11更新(ハッシュタグ対応)

春になり暖かくなりましたので、メダカのエサやりを開始しました。冬の間に冬眠状態にありましたメダカをはじめとする水棲生物たちですが、暖かくなる過程で活性も上がり、それとともに飢餓状態になりますので、そろそろエサよりを開始せねばと思っておりました。

そこで今日の天気と暖かさですのでエサやりを開始するには都合のよい日でした。この春のエサやりのタイミングをあやまって、タイミングが遅くなりますと餓死してしまいかねませんし、エサやりを早く始めて、寒さがぶり返して水温が低くなりますと、その場合は消化不良で死んでしまいかねません。

毎年天候や気温の上がり方は違いますので、エサやりのタイミングは毎年非常に難しいです。

エサやりのタイミングは水温が20℃を超えてきたらと開始となります。

我が家は大体例年3月15日かつ水温が20℃を超えてきたらエサやりを開始しております。メダカにエサをあげますと、最初はエサの存在に気付きませんでしたが、気づいた瞬間にパクパクと食べ始めました。

他の水棲生物たちも同様で久しぶりのエサに一気に集まってきて食べておりました。楽しいシーズンがはじめりました。


ヒメダカです。エサをあげると底の方から水面に出てきました。
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白メダカです。エサをあげるとパクパクと食べておりました。
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コリドラス・パレアタスも沈下性のエサをあげますと底の方から出てきて食べておりました。
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ミナミヌマエビは「うじゃうじゃ」と集まってきました。
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チョウセンブナは飢餓状態にあったのか、物凄い勢いでエサを食べております。
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ナガバオモダカの花が咲いております。
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長かった梅雨も明けて、本格的な夏が始まりました。夏と言えば、太陽が焼けるように熱く、気温が高いです。

猛暑日ともなれば日中は35℃を超えて気温は上昇し、暑いところでは40℃にもなります。熱帯夜ともなれば、夜でも25℃以下に下がりません。

メダカの屋外飼育で一番過酷な時期は、夏場でして、親メダカや稚魚が直射日光による気温上昇に伴う水温上昇に耐えられずに突然死んでリしまうことがあります。

寒く長い冬を越えて、春から産卵を行い、元気に育っていた親メダカたちも、卵から孵化して成長していた子メダカたちも、この暑い夏で力尽きてしまうことが多いです。

暑い夏は、エサやり、水替えに加えて、水草の間引き、足し水、日除けなど、いろいろと、世話をしてあげないと、自然で住んでいるメダカと違い、逃げ場がないので、あっと言う間に全滅なんてことになりかねません。

夏はビオトープを行うものにとって、気に抜けない季節なのです。

そして、夏と言えば『夏休み』があります。学生であれば、7月下旬から8月下旬まで1ヶ月以上の夏休みがあります。

社会人も、ある程度まとまった休み、土日含めた9連休、平均6日なんて結果もでておりますが、そのある程度まとまった休みで、家にいるなんてもったいないなんて方も多いと思います。

やはり、夏休みは、海外旅行や国内旅行でリフレッシュ、田舎への帰省でのんびり過ごすなんて方が多いんではないでしょうか。

そこで問題となりますのが、屋外に置いてあるメダカの容器です。

そして家を長期間空ける場合で一番気になるのは、『エサ不足』をどうするかということですが、これは屋内飼育では当てはまるかもしれませんが、屋外では『エサ不足』は、さほど重要ではありません。

屋外飼育では、コケや藻、微生物(植物プランクトン)などを食べて生き抜くことができますので、1週間や10日ぐらい家を開けていても、餓死するなんてことはありません。


屋外飼育では、家を長期間空ける場合、何が重要かと言いますと、
・水の蒸発をさせないこと
・水温の上昇をさせないこと
以上の2つがメダカを生命を守る重要なファクター(要素)なのです。

暑い夏は『水の蒸発』と『水温の上昇』との戦いなのです。

もし、そのまま、ほったらかしにして、1週間でも家を開けようものなら、場合によっては容器内の水が全てなくなってしまい、メダカは「煮干し」に、エビは「かっぱえびせん」に、貝は「焼き貝」になってしまうでしょう。

さて、家を長期間空ける場合は、どうしたらよいでしょうか。実は夏になって対応できることはわずかであり、春先に決まってしまっています。


◆それは...水量が多く入る容器で飼育することなのです。

春先に夏を見据えて容器を決めなくてはいけません。

私も最初、夏の暑さ対策は夏になったその時に何とかなると思っておりましたが、実際に夏になって、水の入った容器を日陰に動かそうとしてもできませんでした。

水は比重が1なので水1Lなら1kgとしますと、我が家のタライは32Lの水が入りますので、32kgということになります。これでは、とても持ち上げて運ぶことでできません。

また、家にいない間は、水を自動的に足すという事は難しいと思われます。

この『難しい』というのは、自動給水器で水を給水することはできるのですが、自動給水器は水槽用ばかりですし、水槽の縁にセットすることはできるのですが、ビオトープの容器、例えばプラ船やトロ船、プランターやスイレン鉢などにうまくセットすることができません。

以前に『ニッソー 自動給水器水足しくん』を購入しました。

この製品はペットボトルを使用して給水する装置です。この製品を無理やり、なんとかセットしてみましたが、ペットボトルの水(2L)はあっという間になくなってしまいました。

簾(すだれ)で日蔭にするのはどうでしょうか。

簾(すだれ)により日陰にはなりますが、1週間も家を空けるとなりますと、1週間日陰になりますので、この状態はよくありません。

いくら夏の直射日光がきついと言っても、まったく日の光を浴びないとメダカも変調をきたしますし、水性植物も育てていれば元気がなくなってしまいます。

ただ、生体を屋外の容器から屋内の容器に移動させるという手があります。

これには屋内の水槽に、ろ過機やライトなどの設備も必要になりますのでコストはかかります。夏以外は何か別のものを育てないと、コスト的に勿体無いことになります。

夏だけにの為に購入する方は、流石に現実的ではないように思います。


◆メダカの稚魚は..。
もし、水量が多く入らない容器でも、なんとか1週間生き残るとして、それは親メダカの話です。

メダカの稚魚は違います。タイトルに『エサじゃない!』と書きましたが、メダカの稚魚は水量の多く入る容器で育てるのはもちろん、それにプラスして『エサ』がどうしても必要になります。

メダカの稚魚の死因の多くは実は餓死なのです。

家にいない間は、自動的にエサをあげることができる自動給餌器がありますが、自動給餌器は、自動給水器と同様に、水槽用ばかりであり、ビオトープの容器にセットできるようなものはありません。

メダカの稚魚を育てるのは、やはり『グリーンウォーター』です。植物プランクトンをメダカの稚魚は食べて生き残っていきます。

ただし、親メダカもそうなのですが、特にメダカの稚魚は容器の密度(入れすぎ)になりがちです。

飼育密度が高くなると、酸素不足になったり、メダカの成長に悪影響を及ぼす場合があり、適者生存(てきしゃせいぞん)により徐々減っていってしまいます。メダカの入れすぎには注意してください。


◆水生植物が水を吸い取る..。

メダカとともに水生植物を育てている方が多いと思いますが、水生植物によっては、水を吸収しますので、水の減りが多くなります。

ハスやオモダカ、ウォーターコインやウォータークローバーなどが多くの水を吸収します。特にハスは物凄く吸収します。

ハスの容器だけは毎日足し水をしなくてはいけなくなります。以前に1週間家を空けた時ですが、水槽用の自動給水器を無理やりハスの容器にセットして、水を4L足せるようにして出かけました。

しかし、それでも足りずに帰ってきた時はペットボトルの水はもちろん、容器の水はなくなっており、ハスは枯れてしまい、メダカは「煮干し」に、エビは「かっぱえびせん」に、貝は「焼き貝」になってしまいました。

それだけではありません。そこにウジが湧いてしまい、慌てて(すでに遅いのですが)足し水を入れた時に水にウジが浮かんできて...の地獄絵図でした。

その時は少し小さめの容器でして不安ではあったのですが、不安が的中してしまいました。最初にご紹介したとおりに、『水量が多く入る容器で飼育する』は、この経験を受けてのものです。


◆水質を汚染されるのは..。
家を空ける前に『エサ』を多くあげていく、また自動給餌器を使用して『エサ』をあげると、普通に家にいて『エサ』を与えているのを同様に水質は汚れていきます。

むしろ、家にいる場合は、毎日メダカの状態を確認しながら「今日は少な目にしよう」とか、「今日は少し多めに入れよう」などの微調整ができると思いますが、家にいない場合はその微調整もできないので、エサの残りで水質は汚れてしまうスピードはむしろ早いと思います。

加えて水温の上昇でメダカ体調を崩しやすいのです。

また、水の蒸発で水が減ってしまうと水質に影響します。水分だけ減少すると、有害なアンモニアの濃度が高くなり、弱酸性だった水が酸性に傾いていきます。


◆まとめ
ここまで書いておいて何なのですが、一番は『家を長期間空けない事』なんだと思います。

生き物に対して責任があると思いますし、旅行などに行くからと言って、生き物を死なせていいわけないのです。

しかし、誰もあえて死なせたいなんて思わないです。『家を長期間空けない事』なんて言ってしまいますと、元も子もありません。

自分の人生の中で、ビオトープやアクアリウムライフも充実し、旅行だって楽しみたいと思います。

やはり自分の経験の中で言いますと、繰り返しになりますが『水量の多い容器』でメダカを飼う事が一番ではないかと思います。今は水量の多い容器でしか、メダカを飼っておりません。



※最後に
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◆はじめに
ヒメタニシを飼おうと思っている方に問います。

・ヒメタニシにはエサは必要?何を食べているの?
・ヒメタニシは昆布、ホウレンソウを与えればいいの?
・十分なコケや植物プランクトンの発生してるかわからない。

初めはあちこちにいたヒメタニシは、少しずつ減っていき、最後にはいなくなる..。

実はヒメタニシの飼育はエサ不足(=餓死)との戦いです。

特に下記の原因によるエサ不足が多いかと思います。

・春の水替え、植え替えで容器の掃除を行いコケが少なくなる
・繁殖が盛んに行われ、個体数が増加してエサ不足
・他の生体(エビ、スネール)とエサの取り合いによるエサ不足

そのような結果にならない為にも、試行錯誤してエサ不足を解消してヒメタニシを増やすことに成功しました。少しでも参考になればと思い、この記事を書きましたので、覗いてみてください。


◆タニシにオススメするエサは..。
オススメしたいエサは『キョーリン ひかりクエスト プレコ』です。このエサは、タニシはもちろん、エビやドジョウなどのいわゆる底に生活している生体なら、このエサを好んで食べてくれます。

このエサの凄いところは、水面を泳いでいるメダカも食べてくれるのです。メダカが水底でつついている姿を見ることができます。メダカ、エビ、タニシ、ドジョウが食べてくれて万能なエサのです。


下の写真は見づらいのですが、プレコに群がるメダカ、タニシ、カワニナ、そしてコリドラスパレアタスです。プレコを嫌う水棲生物は見たことがないです。
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◆何故、タニシは減っていくのか?
このエサに辿り着くまでに、市販のメダカのエサやエビのエサ、ドジョウのエサ、ザリガニのエサなど、ありとあらゆるエサを試しました。

もちろん、メダカのエサはメダカは食べますし、エビのエサはエビは食べます。また、メダカのエサには、メダカの他にもエビやドジョウは食べます。

毎回、それぞれ専用のエサを与えると、あっと言う間に水が汚れてしまいますし、手間もかかりますので、すべて生体に専用のエサを与えることは現実的ではありません。

メダカやエビ、土壌に与えるエサには浮上性(水に浮く)のエサと沈下性(水に沈む)のエサの2種類のエサがあります。

大体の方はビオトープに、メダカ、エビ、タニシ、ドジョウなどを混泳させていると思います。エサを与えるには水面にいるメダカと、水底にいるエビ、タニシ、ドジョウに生息エリアがわかれますので、浮上性のエサはメダカ用に、沈下性のエサは、エビやドジョウに与えるかと思います。

その中でどうしてもタニシだけは、エサを食べるという行為はありません。最初、私はタニシのエサに関しては、コケなどの藻類や植物プランクトンの発生を待っていて、完全に受け身なのですが、何とかなるだろうと思っておりました。これが餓死で死ぬ理由となります。

藻類や植物プランクトンの発生をも待っていると、どうしても3~4月の春の水替え、植え替えシーズンになると容器はコケなど藻類を洗い落とさずにいても一時的にエサ不足になり、タニシが死んで減少してしまいます。

5月以降にコケなど藻類が繁茂し始め、植物プランクトンが豊富になるとエサは十分になり、死ぬタニシはいなくなり安定します。やがて繁殖のシーズンに入り、個体数が増加していき一安心となるのですが、個体数が増え過ぎた結果、エサ不足になっていき再び個体数は減少に入ります。

秋にかけてタニシはさらに減少していき、冬越しのエサを食べることもままららず、さらに冬越しで減少していき、僅かに生き残ったタニシがいるだけです。

こうして、翌年春にはタニシを追加購入することになるのです。



◆何故、このエサに辿りついたのか?
タニシの餓死により、1年をかけて徐々に個体数が減っていき、翌年春にタニシを追加購入していくサイクルを繰り返していた私ですが、何とか、餓死を防ぐ方法がないか調べました。

コケなどの藻類や植物プランクトンを増やす方法は、水を富栄養化させれば簡単なのですが、メダカやエビなどにとっては『汚れた水』になり、死んでしまうかもしれません。水が汚れ過ぎるとタニシも死んでしまいます。

何とかタニシの餓死を少なくする方法がないのか?やはり、コケなどの藻類や植物プランクトンなどのエサ不足となる場合は市販のエサで補うしかないと思いました。

市販のエサでそのようなものはないか?調べたところ、『プレコ』というエサに辿り着いたのです。



◆基本情報
名称   : プレコ
タイプ  :円盤型タブレット(沈下性)
特徴   :栄養価が高い原料を配合した熱帯魚のプレコ専用飼料です。
      植物質を主食とするプレコのために植物性原料をメインに
      スピルリナ・クロレラを配合されております。
与え方  :1回に与える量は、2時間以内に食べ終わる量とし、1粒でも多すぎる時は、
      適当な大きさに割って与えてください。


今までどの市販のエサを与えてもタニシが食べているところを見たことがないので、半身半疑でしたが、これ以上タニシを死させたくないですし、藁をもすがる思いで使ってみたのです。
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上記の写真は1年前の写真ですが、『プレコ』に群がっている写真です。『プレコ』は原形を留めておりませんが、徐々にタニシたちに食べられていきます。

結果としては、1年をかけて徐々に減っていたタニシは、減ることもなく、個体数の維持、さらに増やすことに成功したのです。

最初に『プレコ』を食べにくるのはエビたちです。次に食べに来るのはドジョウです。メダカもツンツンつつきに来ます。その後、タニシたちが『プレコ』のニオイ?を嗅ぎ付けて食べに集まってきます。タニシたちによって徐々に『プレコ』は粉々になっていきます。



◆注意事項
『プレコ』を使用しすぎると水は汚れますので、メダカやエビなど影響の受けやすい生体は死んでしまいますので注意してください。



※最後に
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