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※2020年8月8日更新
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※2022.08.11更新(ハッシュタグ対応)
※2022.09.12更新(コオロギを捕まえる方法追記)




◆はじめに
エンマコオロギを飼育しており、いわゆる累代飼育をしていた。昨年まで順調であったが産卵環境を全面マットではなく、小さな容器を入れてそこにマットを敷いて産卵させようとした。これがものの見事に失敗し、今年6月、7月とはいくら待っても全く孵化しなかった。

我が家で飼育しているエンマコオロギです。
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◆野生種を採取
エンマコオロギは以前少し歩いた河原付近で捕れたので、さっそく同じ場所に捕りに出かけた。目的の場所は水辺(側溝だけど)付近で草刈りをかなり前にしたので枯れた草が少しであるが積みあがっている。

早速足で枯草を踏んで出てくるか試してみる。小さなエンマコオロギが出てきたが素早く捕れない。ジュンプ力もかなりあり、ジャンプされると見失ってよくわからない。作戦を変更して足で枯草を踏んで水際に追い立てた。

エンマコオロギはジュンプして逃げていく。そのうちに水際でジュンプして水に落ちた。『しめた!チャンス!』エンマコオロギは必死に泳いでいる。しかしながら地面より俊敏さを落ちる。ここで手で捕まえるのだ。どんどん捕まえられる。

泳いでいるのも、這い上がってくるものもあっという間に飼育できるくらいの数は捕れた(正確に数えてないが15匹ぐらい)。

❖草刈りを待てない!でコオロギを捕まえる方法【2022.09.12】追記

コオロギを簡単に捕まえるなら夜に草むら近くの道路を歩く


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◆飼育の準備
持ち帰ったエンマコオロギは、今回は容器全面にマットを敷いてどこでも産卵できる環境にした。マットは専用のマットでなくても十分。

今回はカブトムシのマットを代用。また隠れる場所の流木や鉢の欠片をセット、他に水分を沢山とる生き物なので水苔に水をつけて置いておいた。

あと忘れてはいけないのがエサ皿だ。大食漢だからとりあえず二皿用意した。

エサは鈴虫のエサで『マルカン スズムシのエサ お徳用 90g(専用エサ皿付)』だ。今日は入れていないがキュウリ、ナスなどの野菜も入れる。要は鈴虫と同じで十分だ。

以下はエンマコオロギの飼い方の手順をまとめたものである。


●飼育場所
屋外でプラケースに入れて育てている。カブトムシやクワガタのように日蔭とはいかないものの、半日蔭で飼うことが望ましい。

●体長
成虫で3センチ程度。

●孵化から成虫まで
6月の梅雨の季節になると生まれる。鈴虫を同じ時期である。羽化直後は白いのでたくさんいるとダニが湧いたかと勘違いするが、よく見るとコオロギ特有の触覚があるのでわかる。

また少し成長したから発見するとゴキブリに見えてしまうが、これもコオロギ特有の触覚や後ろ足があるのでわかる(コオロギよ、ごめん!)。

鈴虫より若干遅く8月中旬ぐらいに成虫になり鳴き始める。若干涼しくなる9月の夜によく鳴いてくれるので『あぁ。秋がきたな~。あともう少しでビオトープの季節も終わりか~。』となる。

●購入・捕獲
我が家の周辺環境ではコオロギは近くの草むらで簡単に捕獲できる昆虫なので無料。

金額目安無料


●プラケース
プラケースはコバエシャッター大(370×221×240mm)である。その名の通り、コオロギの飼育ではコオロギのエサに鈴虫より凄い数のコバエがよってくる。

上面の蓋はフィルターで閉じることができるが、上面の蓋は全て閉じたままだと湿気がすごいので開けてしまっている。よってコバエは多少入ってしまうが、市販のプラケースよりは防げるし侵入する数が多くなって来たら蓋を閉じてしまえばよい。

この容器で20匹を飼育した。20匹でも問題ない大きさだ。ただしこの大きさでも成虫のジャンプで軽々と逃げてしまう高さであり、蓋の開け閉めは注意が必要だ。最後に飼育ケースは直射日光を避け風通しの良い涼しい所に置くこと。

金額目安コバエシャッター大 1,400~1,600円

●用土
今回は容器全面にマットを敷いてどこでも産卵できる環境にした。マットは専用のマットでなくても十分。今回はカブトムシのマットを代用。腐葉土や培養土でもいいし、水生植物の土でも問題ない。

ただ殺虫剤が入っているものはさすがに使用しない。要は土なら何でもいい。用土は産卵にむけて湿らせておくこと。

水は水道水で問題ない(メダカじゃないのでカルキ(塩素)の水をかけても死ぬことはない)。霧吹きでもいいが、我が家はドバっと水をかけてしまう。コオロギに直接あたっても大丈夫で死にはしないが驚いてジャンプし、逃げてしまうことがあるので注意が必要だ。

金額目安金の土 20L 1,000円
      (ガーデニングに使用するものである)

●隠れ家
隠れる場所としては流木や鉢の欠片を設置。また水分を沢山とる昆虫なので水苔に水をつけて置いておいた。水苔は水分がなくなったら補充。水は水道水で問題ない(メダカじゃないのでカルキ(塩素)の水をかけても死ぬことはない)。

金額目安流木 600~1,000円
       水苔 500~700円
       小さな和の庭 土管M 500円








▲エンマコオロギと鈴虫の同居
【2020.08.08】追記
エンマコオロギと鈴虫の同居はできません。エンマコオロギの方が鈴虫より強く、鈴虫は雑食性の高いエンマコオロギのエサになってしまいます。

また、エンマコオロギは体力も強く、ジャンプを沢山しますので、その度に鈴虫を驚かせて弱らせてしまいます。

エンマコオロギと鈴虫は別々に飼いましょう。


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◆飼い始めてから
比較的、簡単に飼育できる部類に入る。


●エサとエサ皿
エサは市販の『マルカン スズムシのエサ お徳用 90g(専用エサ皿付)』を使用している。オマケにエサ皿が付いているので、これを使用する。

タンパク質を捕らないと共食いして補給しようとする。過密飼育なら仕方がないが少数なら避けるべきなのでエサを切らさないこと。

植物性としてキュウリ、ナスなどの野菜も入れる。ただ『スズムシのエサ』だけでも十分ではある。

エサは毎日変えなくてもよい。エサ皿からなくなっていたら補給する。また市販でも野菜でも腐ってきたり、カビが生えているようであれば交換する。最後に用土にエサを置かないこと。エサにカビが生えるし、ムシが湧く温床となる。

金額目安マルカン スズムシのエサ
       お徳用90g(専用エサ皿付) 300円

●コバエ
コバエが鈴虫のエサを狙って、またはコオロギの死骸を狙ってやってくるが、防止目的でコバエシートなど使用するとせっかくの音色が聞えなくなってしまう。

私はあきらめて周囲に『ハエ捕り棒』や『ハエ捕り紙』を設置する。

金額目安ハエ捕り棒 500~600円




●維持費
市販のエサとナスやキュウリなどのエサ代だけだが、市販のエサを1回買えば20匹程度なら1シーズンは持つか持たないかギリギリ。コオロギは大食漢なので結構消費する。累代飼育なら用土代(用土を変える場合)とエサ代だけとなる。

金額目安マルカン スズムシのエサ
       お徳用90g(専用エサ皿付) 300円




●寿命
寿命は3~4ヶ月程度。成虫になると1ヶ月程度しか生きない。オスから死んでいき、最後はメスが残る(虫はみんな同じ)。


●卵での越冬
親コオロギが死んでからの容器は10月までは用土を乾燥させない。こまめに水分を補給する。

11月からは乾燥させてしまい翌年の5月までは、ほったらかしにしておく。保温も一切必要はなく、屋外にそのまま置いておいてよい。

翌年の5月になったら用土に水分を与えて湿らせて維持していく。そうして6月になると孵化する。


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◆さいごに
全ての準備が終わり最後にエンマコオロギを放つ。容器に入れられてピョンピョン跳ねている。と思ったら一匹脱走してしまった。もう捕まえられない。

その内、どこかに隠れてしまったので諦めて蓋を占めた。蓋を占めて眺めているとさっそくエサ皿に登って食べている。

夜、いつものビオトープ観察をしていると、そのエンマコオロギが壁にくっついて休んでいたので捕まえて容器に入れた。


飼育容器。隠れる場所と水場、エサがあれば十分。
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まだ小さなエンマコオロギ。
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親のエンマコオロギです。
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※最後に
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