虎ノ門虎之助のベランダ・ラボラトリー ft.メダカ

いつものようにプログを眺めていたら、妻が言った『7年もやってるんだから、プログ書いてみたら?』と。こうして始まりました。 屋外(ベランダ)での、メダカ、ドジョウ、エビ、貝や、水生植物の飼育記録をとっていないので、自分自身でも後から見返せるように残しています。


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タグ:メダカ

※2022.08.11更新(ハッシュタグ対応)

今日は秋晴れでした。日光があたると暖かいのですが、風は冷たく長袖長ズボンでないと寒さを感じる季節となりました。

今日の最高気温は19℃、最低気温は10℃でした。

メダカで言うと水温15℃以下になると活動が鈍くなり、水温10℃以下になるとエサを食べなくなる水温の季節となったのです。

それでも日が昇り、日光が当たれば暖かくなりますので、メダカたち水棲生物は活発に動き始めますのでエサをあげております。

エサをあげれば、我先にと争って食べていたシーズン中とは違い、「あ、エサだ!食べるかぁ。」みたいな感じで食べるのです。

いよいよ「冬のエサ断ち」をする時期がやってきました。少し様子を見て時期を決めたいと思います。

チョウセンブナの稚魚たちです。
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白メダカの容器です。アナカリスが光合成をして泡を出しています。
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ヒメダカです。エサを食べてそこそこに水草の陰でひっそりと休んでいます。
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水底でヒメダカがエサを食べています。
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メダカの稚魚たちが一生懸命食べて大きくなろうとしています。
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ヒドジョウが水草の根の下に潜って休んでいます。
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※最後に
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※2022.08.11更新(ハッシュタグ対応)

今日も暑いんだか、涼しいんだか、はっきりしない暑さでした。今日はほぼインドアでして、昼に買い物に出かけただけでしたが、帰ってくると汗をじわっとかいており、すぐにシャワーを浴びて着替えた次第です。

体温調整がうまくいきないのか、いきなりドッと汗を書いたり、寒くなったりとしており、夜もぐっすり寝れない日が続いております。

屋外のメダカたちは、最近活性が落ちてきたのか、シーズン中のようにエサをパクパク食べるといった感じがなくなってきております。あまりエサの量をやらないようにしてきております。

シーズンのままのエサの量ですと、あっという間に水が汚れてしまい、そのまま冬に突入して、水替えができなくなりますと、春にはヘドロやアオミドロだらけになるので注意です。

今は秋色と書いて『しゅうしょく』というらしく、秋らしい景色という意味だそうです。たしかに秋らしい景色になりつつあり、イネが稲穂が黄金色になり、頭(実)の部分が垂れ下がってきております。もうすぐ収穫の時期です。

水生植物で多年草のもの(常緑)などは、徐々に地上部が枯れてきます。

枯れた地上部は、そのまま水底に沈んでしまうと、腐敗して、水を富栄養化させてしまい、アオミドロやヘドロの温床になりますので、枯れてきたらカットするなどして取り除いていきます。

特に沈水性のアナカリスやマツモなどは要注意でして、冬の間にも少しずつ成長しますので、徐々にメダカたちの水棲生物のエリアを侵食していきますので、寒くなる一歩手前で、かなり大胆に間引きします。

「隠れ家がなくなる!」と思い、間引きを怠る、あるいは間引き足りないと、冬の間に増えすぎてしまい、春にはアナカリスやマツモに引っかかっているメダカの死骸を見ることになります。

今のこの時期は、メダカ含めた「水棲生物ファースト」で、冬を越せる環境を作ってあげないといけない時期ということなのです。



※最後に
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※2022.08.11更新(ハッシュタグ対応)

8月も今週末が最後の週末となりました。翌週からはいよいよ9月に突入します。学校も夏休みが終わり2学期が始まりますが、コロナ渦で夏休み延長やオンライン授業も議論されているようですので、コロナ渦による影響も拡大傾向に歯止めがかからない状態になっております。

すでに2学期が始まっている学校もありますが、オンライン授業や通学授業の併用などで乗り切る学校もあるとのことです。

コロナ渦がどうなろうと、季節は夏が終わり秋に入っていきます。1年の3分の2が終わりを迎えるのです。1年経つのは早いものです。

今年の8月は人間の体感温度なみの猛暑日や線状降水帯や台風による大雨、強風とありましたが、無事に難所を超えたメダカたちは、秋を過ごします。

秋になると4月(早くて3月)からコンスタントに産卵していたメダカは気温の低下とともに産卵活動を少なくしていきます。

屋外で育てるのであれば、9月の産卵、孵化となると、12月に突入する頃には越冬するだけの大きさ、体力を備えたメダカに成長する最後の期間となります。卵を隔離するのも9月までがいいところと思います(屋内で育てるのであれば10月でも可能と思います)。

4月から7月ぐらいに早く産まれたメダカの稚魚は大きくなっており、親の大きさになっていますので、すでに親メダカと一緒に混泳させているかと思います。

もし、すでに採卵による孵化で稚魚が沢山産まれて育っている場合は、採卵を停止するのも一つの手だと思います。

ただ、メダカの産卵は水温20℃以上で、日照時間13時間以上と謳われていますので、それに当てはめれば、水温も低下してきますし、日照時間も13時間を切ってきますので、産卵も少なくなっていきますので、自然と産卵も少なくなっています。

まだ、メダカの活性は下がりませんし、水温もメダカの適温になりますので、冬に備えてエサをしっかりと与えます。ただし、9月下旬あたりから、少しずつ水生植物の活性は下がってきます。水生植物の活性が下がるということは水質浄化の機能も下がりますので、水質が汚染されやすくなりますので、注意が必要です。

10月から11月にかけてが、冬の準備期間となりますので、9月は「繁殖終了の始まり」の時期(10月に終了)となります。



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※2022.08.11更新(ハッシュタグ対応)

8月もあと少しで終わろうとしています。8月最後の猛暑となっておりますが、メダカたちも元気に泳いでおり、産卵も5、6月に比べるとかなり少なくなりましたがホテイ草に少しずつ産卵しております(産卵のペースはあくまで我が家の話です)。

飼育者であれば、今いるメダカの産卵によって沢山の個体を増やしていきたいものです。

ただし、メダカの卵は隔離しないと、なくなっていってしまいます。それは例えばですが、エビやドジョウ、タニシを混泳させていたとしても、混泳しているメダカ以外の種が卵を食べてしまうわけではありません。

卵の最大の敵は『親メダカ自身』です。

メダカは産卵しても、卵や産まれた稚魚も自分の口に入るのであれば食べてしまいます。
同じ容器内で親メダカがいるところで子メダカ(=稚魚)が育つことはあまりありません(隠れ家があれば可能性はあります)。

そこでメダカの卵は産卵したら隔離して孵化させて稚魚を育てなくてはなりません。
飼育者はタイムリーに産卵された卵を採取して隔離しなくてはいけません。

どうすれば、タイムリーにメダカが産卵した卵を採取できるのでしょうか?

まずは、メダカが産卵兆候を見逃さないようにする必要があります。

産卵の兆候はメダカのお腹に卵をぶら下げるようになる抱卵(ほうらん)姿を見せてくれます。抱卵はメダカのお腹と尾びれの間に部分をよくよく観察するとわかると思います。

ただ何匹かの少数精鋭で飼っておりますと、抱卵姿はわかりやすいと思いますが、飼育容器の中で多頭飼育、それもかなり多い個体数ですと見逃してしまう場合もあります。

また、メダカの抱卵から産卵までの時間は24時間程度ですので、産卵するまで待っていられません。

そこで、ある程度当りをつけて産卵した卵を採卵する必要があります。

産卵する場所は、アナカリスやマツモなどの水草もいいですし、人工産卵床でもいいのですが、ベストな産卵床としてホテイ草をオススメいたします。

メダカの産卵は普通早朝に行なわれます。野生のメダカの場合、朝の4〜5時に産卵が行なわれることが多く、朝8時頃には終わると言われています。

ただ、飼育メダカは早朝に産卵するとも限りません。ただし、メダカの産卵の目安として午前中早いうち、10時ぐらいまでに産卵するものとして、午前中に採卵して隔離容器に孵化させます。

採卵はメダカのお腹から直接採卵する方法と水草や人工の産卵床に産み付けられた状態で採卵する方法があります。産卵床に産み付けられた卵を採卵する場合は、産卵床ごと隔離容器に入れる場合と、産卵床に産み付けられた卵を隔離させる方法があります。

ここでは、産卵床に産みつけられた卵を採卵して隔離容器に入れる方法をオススメします。メダカから直接採卵する方法は、メダカを捕獲、メダカから卵を取り除くのにメダカの負担になりますし、産卵床ごと隔離容器に入れますと、新たに産卵床を入れないといけない手間や準備が必要になるからです。

産卵床からは指で直接、卵をつまんで隔離容器に入れます。卵をつまんでも有精卵であれば、力任せにつままない限りは卵は潰れません。つまんだ卵は隔離容器の底に沈めます。沈んだ卵でも無事に孵化します。


隔離容器に卵を入れる場合ですが、1回目だけ水は水道水をそのまま入れても大丈夫です。カルキ(塩素)は魚には有害ですが、メダカの卵は膜で覆われており死んでしまうことはありません。

2回目以降、採卵した卵を追加して入れる場合は、すでに稚魚が産まれている可能性がありますので、卵を入れる場合に足し水をしたい場合は、カルキを抜いた水にしてください。

メダカの卵を隔離容器に入れてから、大体1週間から10日程度で孵化(250℃の孵化法則)します。
メダカの卵をたくさん隔離して子孫を増やすことにトライしてみてください。



※最後に
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※2022.08.11更新(ハッシュタグ対応)

梅雨が明けてから、ずっと暑い日が続いています。猛暑(最高気温が35℃以上)の日までとはいかないものの、日本らしくて蒸し暑い夏になっておりまして、少し外出でもしようものなら、家に帰る頃には汗だくで帰宅することになります。

屋外メダカや金魚などの水棲生物の容器は、夏の直射日光を受けて水の蒸発が早く、足し水をほぼ毎日しております。カブトムシやオオクワガタの成虫は活発に動いており、エサのゼリーを毎日交換しております。

メダカなどの水棲生物は、夏に逝ってしまう個体が多いことも事実です。そして、次の世代が生まれて大きく育つ季節でもあります。

かなり昔、飼育がうまくいかなかった年は、夏に親たちを死なせてしまい、その時点で子供たちは増えているので心配せずにいたのですが、秋になると、その子供たちもめっきり個体数が少なくなっており、冬にさらに減り、翌年春になると、少ししか残っていないという構図です。

夏は個体数を増やす、または大きく減らしてしまうという、ひとつのポイントになります。日陰を作ったり、足し水を忘れないようにこまめに行う、エサを量を気を付けるなどの注意しなくてはいけない季節でありまして、人が介入している以上、気を使ってあげる必要があります。


力尽きたメダカです。
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かなり大きくなったメダカの稚魚たちです。
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命が尽きましたチョウセンブナです。
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アサザの葉の下で産まれたチョウセンブナの稚魚たちです。
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ヒメタニシの稚貝です。たくさん産まれています。
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カワニナの稚貝です。ヒメタニシより2ヶ月ぐらい遅い繁殖です。
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死んでしまったコリドラス・パレアタス(=青コリ)です。
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※2022.08.11更新(ハッシュタグ対応)

関東甲信の梅雨が明けました。梅雨明けは平年より3日程早いそうです。昨年が8月1日ですので、昨年からは半月程度も早いことになります。

ずっと雲に覆われて、雨が降りっぱなしな感じの梅雨でしたが、いざ梅雨が明けて、太陽が顔を出しますと、少し屋外に出たり、またクーラーを点けないで屋内で作業をしますと、すぐに汗だくになりますので「もうちょっと涼しい方がいいなぁ」なんて気持ちのなりまして、夏本番はこれからなのに『たまらんなぁ』という感じであります。

関東甲信、東北と一気に梅雨が明けましたが、そもそも「関東甲信」の定義は、関東地方の1都6県(茨城県、栃木県、群馬県、埼玉県、千葉県、東京都、神奈川県)に甲信地方の2県(山梨県、長野県)を加えた、1都8県を指すんだそうです。

ちなみに関東甲信越は、新潟県を入れた1都9県なんだそうです。

さて、梅雨が明けて、いきなり猛暑日となりましたので、メダカと熱帯魚は猛暑対策を行いました。

猛暑対策といってもメダカには簾(すだれ)を、熱帯魚には冷風機を設置しただけなんですけども、するのとしないのでは雲泥の差がありまして、魚の生存を脅かす水温上昇を防いでくれるのです。

屋外メダカの場合は、簾(すだれ)をかけるんですが、我が家の日照環境は午後から日光が当たり始める環境でして、日照時間はせいぜい6時間程度ですので全面にかけてしまいますと、日照不足で魚の成長を阻害してしまいます。また、抽水植物、浮遊性植物を入れておりますので、ある程度は日陰ができている状態でもありますので、端に少しだけかけているだけなのです。

簾(すだれ)を端にかけています。
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屋内の熱帯魚は、逆サーモスタッドの冷風機を設置して、水面に冷風を当てることで水温を下げます。逆サーモスタッドは26℃の設定になっており、水温が26℃程度まで下がりますと自動で送風を停止し、水温が28℃を超えますと自動で送風を開始します。
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熱帯魚たちも涼しげに?に泳いでおります。
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今年は猛暑が続きそうな年になりそうですので、人間もメダカや熱帯魚たちも涼しく過ごして熱中症にならないようにしていきたいと思います。



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昨日と今日はいい天気で、日差しが強く夏日が続いております。メダカたちは、太陽がでてくれば、ここぞとばかりに産卵を始めます。少し前まで曇りが続き、産卵が小休止となっていましたが、日差しの効果で、抱卵しているメダカを多く見かけます。

一方、ホテイ草の根に産卵したメダカの卵を指でつまんで、せっせとメダカの孵化をさせる為に稚魚専用の容器に放り込んでいましたが、その卵も孵化し、稚魚たちが泳いでおります。

せっかく授かった命ですので、大切に育てて親メダカにしてあげたいです。



容器の種類、大きさ
容器の種類は何でもいいです。バケツ、プランター、プラ船、トロ船、睡蓮鉢でも何でもいいです。ただし、稚魚専用の容器としてください。もちろん、稚魚を入れるのではなく、産み付けられた水草や産卵床などから採卵した卵を入れて孵化させます。

大きさは水面の面積が大きくない方がいいです。幅45cm×奥行20cm×高さ15cm、程度が理想です。

水面がひろすぎますと、エサをあげるときに、水面に対して適度に散らさないといけませんが、その分エサをあげることになりますので、おのずとエサを多くまいてしまいます。

深さは気にしないで問題ありません。

難点は水量です。水量が少ないので、水がグリーンウォーター化しやすいです。グリーンウォーター自体は、植物プランクトンの集まりですので害はなのですが、藻が繁茂し過ぎますと、遊泳スペースを奪いますので、藻を繁茂させないように、タニシやホテイ草を入れて抑えること必要になってきます。

水替えをする方法もありますが、メダカの稚魚にとっても環境変化が激しく、いきなり死んでしまいかねませんので、水替えはしておりません。






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水替え(しません、足し水します)
水替えはしません。メダカの稚魚にとって水替えによる環境変化が激しく、死んでしまいかねませんので、水替えはしません。水が減った分の足し水を行います。足し水は水道水で構いませんがカルキを抜いてください。

またカルキ抜きは、カルキ抜き剤を使用するのではなく、バケツに水を汲んで半日から1日置いたものを使用します。それは水温が、メダカの稚魚の棲んでいる容器の水温と同じになっているからです。いくらカルキ抜き剤ですぐにカルキを抜いても、水温までは同じにはならず、そのまま稚魚の容器に入れますとショックでいきなり死んでしまいかねません。

足し水は、何日置きとかいうサイクルはありません。水が減ってきたら、足し水を行います。足し水でも環境変化が激しいので、ギリギリまで足し水を行いません。


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容器の置き場所
容器の置き場所は日当たりのよい場所に置きます。日光は、メダカを丈夫に育ててくれるます。紫外線がメダカの体を作ってくれます。紫外線は、ビタミンAとビタミンDが生成され、免疫力を高めたり、骨が形成されます。

メダカの稚魚が丈夫で大きく育ってくれて、親メダカのなるスピードも、しっかり日光にあたっている方が早いです。

そのまま、親まで翌年春まで育てていると、翌年の水温15℃以上、日光13時間(我が家は6時間程度)の条件を満たしますと産卵をはじめます。


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餌(エサ)はいつから何をあげるか
エサは、稚魚専用の粒子の細かいエサをあげます。メダカの稚魚は孵化してから3日は必要ありません。メダカの稚魚は栄養の入った袋をつけており、卵黄嚢(らんおうのう)とか、ヨークサックとかの呼び名があります。サケの稚魚が赤い袋をつけているのをテレビや本で見たことがあると思います。

この袋から栄養補給をしますので、エサがいらないのです。しかし3日でこの栄養はなくなってしまいますのでエサが必要となります。

従いまして、容器に一番最初に入れた卵が孵化した日を抑えておく必要があります(その後にも入れていると思いますが、最初の生まれたメダカの稚魚だけ、意識しておけばいいと思います)。

エサはメダカの稚魚専用をものを購入します。稚魚用に粒子の細かいエサですので、産まれたばかりの稚魚も食べることができます。

エサは1日に2回、もしくは1回でも十分です。いくらエサをこまめに複数回あげても、しょせん稚魚は全部食べることはできません。2回か1回で、1度に適度にあげてもいいと思います。


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生存率
過密で育てると、どうしても生存競争がおきますので、生存率は低くなります。また、遊泳スペースが広ければ、全員親メダカにすることも可能です。例えば過密で300個の卵を孵化させて生存率50%では150匹となりますし、30匹でも遊泳スペースが広ければ、生存率100%で30匹となります。

従いまして、はっきりした生存率の指標があるわけではありません。要はどれだけのメダカを親まで育てたいかによります。


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親の水槽に戻すタイミング
親メダカの容器から隔離している子メダカですが、どれくらい大きくなったら親の容器に戻せばいいのでしょうか。悩むところかと思いますが、簡単にいうと「親メダカの半分の大きさ」になったら、戻せばいいと思います。

メダカの稚魚が1㎝とか2cmとかの基準がありますが、泳いでいるところを測れませんので、大体半分ぐらいの大きさということです。

メダカは、卵も稚魚も口に入るものは何でも食べてしまいますので、稚魚を入れるタイミングを間違えてしまうと食べられてしまいます。

限られた容器内ですので、稚魚には逃げ道がありません。水草などが繁茂していて隠れることができますが、どうしても親メダカと出会う確率が高いので、食べられてしまうことが多いです。


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※2022.08.11更新(ハッシュタグ対応)

屋外でメダカを飼い始める、または飼っていますと「何かメダカと同居してくれる生き物は他にいないかなぁ」と思うことがあるのではないでしょうか。容器の中に、いろんな生き物がいますと、バリエーション豊かで、華やかな感じになり、さらに楽しい飼育となるはずです。

同居人の候補は、タニシ、ヌマエビ、ドジョウとおりますが、大体、タニシならヒメタニシ一択、ヌマエビならヤマトヌマエビやミナミヌマエビとなります。

そしてドジョウですが、マドジョウ、ヒドジョウ(マドジョウに品種改良種)、シマドジョウ(スジシマドジョウ含む)、アジメドジョウ、ホトケドジョウ、フクドジョウとバリエーションが豊かです。

ホトケドジョウは肉食傾向が強いので、メダカの同居はオススメしません。

アジメドジョウ、フクドジョウは水が綺麗で冷たくないと難しいです。屋内向きと言えるのではないでしょうか。シマドジョウも綺麗な水を好みますが、アジメドジョウ、フクドジョウほど条件は厳しくなく、水質汚染や高水温に強いです。

屋外で飼うとなりますと、マドジョウ、ヒドジョウ、シマドジョウが残ります。

この中からは「シマドジョウ」をオススメさせていただきます。

マドジョウ(ヒドジョウ)でもいいのですが、シマドジョウの方が性格が大人しく臆病です。メダカなどと混泳させても問題なく飼いやすいと思います。


◆基本情報
名称   : シマドジョウ
最大全長 :12~13cm
飼育環境 : 淡水
価格   : 1匹400~500円
寿命   : 3~5年
水温   : 5~32℃
混泳   : 多種と混泳可能
飼育   : 難易度は低い
繁殖   : 難易度は高い
棲息場所 : 水底
餌    : 人工飼料(プレコ、ザリガニのエサ)
棲息地域 : 日本固有種で、河川中~下流域、湖沼などに生息
       一般的に知られるマドジョウに比べ比較的きれいな水を好み、
       砂礫底で見られる
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❖マドジョウは雑食性が強い傾向
マドジョウ(ヒドジョウ)は、雑食性が強く、人工飼料のエサはもちろん、コケや藻、水草の根や枯れ葉、死骸など何でも食べてしまいます。食害まではいきませんが食欲旺盛です。

メダカやミナミヌマエビなどと同居するには普段は問題ありませんが、飢餓状態になりますと、肉食傾向が強くなりますので、ミナミヌマエビやメダカも狙われてしまいます、

特に冬の場合、飼育下で温暖化の冬は暖冬で暖かく水温も比較的高いので完全に冬眠するわけにはならずに、覚醒している日もあります。飼育下の冬は人工飼料のエサをあげませんので、起きていれば自然にお腹が空きますし、飢餓感に襲われることになります。

そうなりますと、藻やコケが繁茂しておりますので食料にするのですが、それでも足りませんので大物を狙って、メダカやミナミヌマエビを襲い食料にしてしまうのです。

シマドジョウの場合も、同じような状態に陥っても肉食傾向が少ない為、メダカやミナミヌマエビが襲われることはまずありません。

❖マドジョウはかなり大きくなる
マドジョウは、最大で20cmぐらいになります。最大に育たなくても15cm程度になります。そうなりますと、マドジョウが泳ぐだけで付近で水流が発生することになり、メダカが巻き込まれます。特にドジョウは、びっくりすると暴れるように容器内を泳ぎますので、メダカがドジョウにびっくりして容器内を逃げ回ります。

そのような事が続いていますと、メダカはストレスや疲弊してしまいますので、いい状態とは言えません。

シマドジョウは、最大で13cmぐらいになります。最大に育たなくても8cm程度になります。飼育下では10㎝満たない個体が多いです。

シマドジョウも、びっくりすると暴れるように容器内を泳ぎます。ただし、シマドジョウは臆病な性格ですので、なかなか姿を現しません。石や流木、水草の陰、地中に潜って隠れますので姿がなかなか見えずに、お目にかかることがありません。

❖マドジョウは食欲旺盛すぎる
マドジョウは、食欲旺盛でして、メダカ用の浮上性のエサも水面まできて食べてしまいます。

そんな場合は、メダカにエサを追加してエサをあげないといけません。また、マドジョウ用に沈下性のエサをあげないといけません。

エサの量が多くなればなるほど、おのずと水が汚れることになります。ただし、マドジョウにエサをあげないと、メダカやミナミヌマエビを襲うことになりかねませんし、水草も食べられてしまいますので、あげないわけにはいきません。

シマドジョウはメダカ用の浮上性のエサを横取りすることはありません。

❖用土を舞い上げて水が濁りやすい
マドジョウは、大きくなります。その大きな個体が動き廻わりますと、動き廻るごとに用土を舞い上がり、水が濁ることになります。

水が透明になるには、マドジョウによって舞い上がった用土が底に沈むまでに時間がかかりますので、その間にドジョウが泳げば、再び用土が舞い上がることになります。

粒子の細かい用土であると用土が巻き上がりやすくなりますので、粒子に大きい用土を敷くことをオススメします。

ただ、粒子の大きい用土でも粒子の細かい用土が混じっていますので、ある程度、用土が巻き上がることになります。粒子の細かい用土が少量の場合は、底に定着(固まる)するまでは、ある程度の時間がかかります。マドジョウは、定着するまでに、激しい動きをしますので、なかなか定着して、水が透明になるといった状態になりません。

シマドジョウでは、用土が巻き上がるような激しい動きはしませんので水が濁るという状態はあまりありません。


❖まとめ

 メダカと混泳するドジョウはシマドジョウがオススメです。シマドジョウは、温和であり臆病でもありますので、他の水棲生物を襲うことはありません。




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メダカを飼い始めて、かなりの年月が経ちました。メダカを順調に育てるノウハウを身に着けるまで、本やプログに参考にして手探りで飼育して、何とか自分なりといいますか、この南西向きのベランダ環境での飼育方法を確立できたと思います。でも、まだまだ完全ではありません。もっとメダカのことを勉強しないといけないと思っています。

メダカを飼う場合は最初は本やプログ、そしてホームセンターやペットショップの販売員さん、身近にいる詳しい方などの話を参考に始めることでしょう。

最初は、基本セオリー通り、教科書通りに育て始めると思いますが、自分の飼っているメダカの数や種類、混泳させている生き物、用土の種類、水草の種類や数、容器の大きさ、深さ、そして日照環境や日照時間など、一人一人全く違う環境になりますので、教科書通りに行かない場合もあるかと思います。

そして「あれ?本に書いてあることと自分の環境では違うんだな。」ということもあるかと思います。
一瞬、掟破りなといいますか、セオリー通りではない、飼い方、飼育方法を列挙してみました。

これは本やプログの飼い方を否定しているのではありません。むしろ、本やプログでの飼い方は正しいと思います。本やプログも、しっかりそのまま実践してほしいのではなく、自分の環境にあわせて、あくまで指標として書いている部分もあると思います。

もう一つ、あくまで我が家で飼育した実績をもとに、ご紹介させていただきますので、必ずしも、そうとは限らない点です。むしろ、本やプログの飼い方が正解なのです。

上記の注意点がありますが、自分の飼育環境にあわせて「飼い方」は柔軟に考えてもらい、「自分なりの飼育方法を確立」するのがいいのかと思います。

よりよい「メダカの飼育」のご参考になればと思いますので、もしよろしければ、続きを覗いていってください。

❖1匹につき1L(リットル)
よく、メダカの1匹につき1L(リットル)が必要、飼えると推奨されています。実際に飼い始めると、どうしても容器は過密になります。何故なら、メダカだけではなく、混泳させる生き物(ヌマエビ、タニシ、ドジョウ)や水草、そして用土、また石や流木などを入れますと、容器の容量100%(30Lなら30L=30匹)を使い切ることができないからです。

また、ヌマエビやタニシ、そしてメダカの繁殖が容易(メダカは卵の状態で隔離が必要です)な生き物ですので、うまく飼うことができれば個体数も増えていきますし、水草も繁茂して容器のスペースを奪っていきます。さらに容器内は狭くなっていくのです。

容器の容量に対して生き物の個体数は多くなりますが、なぜ死なないのかといいますと、水草や混泳している生き物、また増えたバクテリアによる水の浄化作用、そして定期的な水換え、容器に入れられたメダカの順応があると思います。

ただし、容器の容量は有限ですので、過度な生き物の個体数の増加は禁物です。いきなり、大量の個体数を購入して容器に入れますと、水質が汚染されて大量死ににつながります。少量の個体数から徐々に増えていく場合は、ある一定数を超えると増えなくなります。人間の目に見えないところで淘汰されているのです。よって右肩上がりの増加は考えられません。

要はメダカの棲める環境さえ整えば、30Lに60匹、90匹入れていても問題ないのです。

❖水温15℃以上、日照時間13時間以上で産卵
水温15℃以上、日照時間13時間以上で産卵と謳われています。日照時間ですが、我が家に日が当たるのは正午頃です。よって日が長くなって19時に日没としても、半分の7時間程度しか日が当たりません。春先は18時には真っ暗ですが、メダカは抱卵してくれます。

実際に日照時間13時間を確保するのは、一軒家でも、この狭い日本の住宅事情からしますと、なかなか大変なのではないでしょうか。

この産卵の基準は水温20℃以上、日照時間12時間以上という基準もありまして、2つの基準があるという認識なのですが、あまり捉われる必要はないかと思います。

❖水合わせ(水質)
メダカを購入、または貰ってきて、いざ容器に投入となりますと、その前に水合わせがいると思います。本やプログで、いろいろな水合わせの方法があるかと思います。

実は、この「水合わせ」ですが正解はありません。水合わせをしても容器に投入したとたんに死んでしまうメダカは、そもそも衰弱しているか、遺伝的に問題のあるメダカなのです。

水合わせの意味は水質というより水温合わせです。水質合わせは、いくら事前に合せてようが結果的に投入された後に、適応できない水質であれば、遅かれ早かれ死んでしまいます。

水温の場合はネット店で購入した場合は、宅急便で輸送されてきた場合は保温措置がとられていますし、リアル店で購入した場合は、輸送中に温度は上がっていますので、これから投入しようとする水温に合っていることはありません。

水温の違いは、人間もプールに入って心臓麻痺を起こすのと同じ(準備体操せずに飛び込んで心臓麻痺は都市伝説で、準備運動で心臓への負担を高めてからプールに入っても先天性疾患が原因で泳いでいるうちに心臓麻痺を起こす、という意味)で、温度の違いは水棲生物とはいえ体にダメージを与えます。

実際に投入して死なせてしまったこともあります。いきなり動かないメダカがいたのでビックリしました。この1匹だけでしたがメダカさんに申し訳ないことをしました。

お好みになりますが、水合わせ時間は30分から1時間程度でよいと思います。本やプログによっては半日とか、1日とか、また、温度合わせ、投入先の容器の水を購入してきたメダカの袋に少しずつ何度かにわけて入れて、水の慣れさせるといった方法だと2~3時間になります。

また、水質が気になる場合は、先ほどの水を少しずつ袋に入れていく方法と点滴法という方法で徐々に慣れさせていく方法があります。



※最後に
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※2022.08.11更新(ハッシュタグ対応)

4月になりました。新しい年度が開始となります。社会人としては入社式や期初の開始、組織改編や人事異動などがあり、学校なら入学式や始業式があります。4月は何かと忙しい季節です。

そして、あっと言う間に1ヶ月がたち、5月に入ってゴールデンウィーク(以下、GW)を迎えることになります。

今年のGWは4月29日の昭和の日から始まり、平日4月30日を挟んで、5月1日土曜日から5月5日の子供の日までです。

社会人や学生は日程を調整して、暦通りなら5月1日から5月5日の5連休、4月30日を休めば4月29日から5月5日の7連休、さらに5月6日と7日を休めば4月29日から5月9日の11連休となりますので、現在のコロナウィルス流行の状況下ではありますが、皆さんうまく対策をして旅行などに出かけられる方もおられると思います。

そして夏休みに入り、東京オリンピックが開催されます(なんとしてでも決行するかと...)。オリンピックを観戦がてら旅行に出かける方もいると思います。また夏休みはオリンピックだけではなく、お盆中心に国内旅行や帰省などで家を空けることもあるでしょう。

そして、あっという間に年末年始を迎えます。ワクチン接種状況はどうなっているでしょうか?コロナウィルスは収束に向かっているでしょうか?実際にどうなっているかは「神のみぞ知る」ですが、帰省ラッシュがあり、皆さんは家を空けることがあると思います。

GW、夏休み、年末年始の『3大長期休暇』は人間にとっては、どこかに出かけるには貴重な連休となるわけですが、メダカなどを飼育している場合は、長期間、家を空ける場合は、何か対策は必要なのでしょうか。


GW
長期間、家を空けることで一番気になることは「エサ」ではないでしょうか。しかしながらメダカは1週間程度(今年で言えば11連休)、家を空けたところで死んでしまうことはありません。メダカは容器の壁面や岩、流木についているコケや用土の中にいる微生物などを食べて生きていますので餓死することはありません。

気にすべきことの一つに「水温の上昇」がありますが、GWはまだ暖かくなることはそうありません。せいぜい「夏日(最高気温が25℃)」ぐらいですので、水温も上昇することはありません。

GWは何も対策しなくても問題ありません。

夏休み
夏休みもGW同様に、長期間、家を空けることで一番気になることは「エサ」ではないでしょうか。しかしながら夏であろうが、メダカは1週間程度、家を空けたところで死んでしまうことはありません。メダカは容器の壁面や岩、流木についているコケや用土の中にいる微生物などを食べて生きていますので餓死することはありません。

夏休みで長期間、家を空けることで気にすべきことは「水温の上昇による水の蒸発」です。夏の直射日光による水温の上昇で死んでしまうこともありますが簾(すだれ)をかけるなど対策は可能です。

特にメダカを危険にさらしてしまうのは『水の蒸発により干上がってしまうこと』です。家を空けた機関に「猛暑日(最高気温が35℃以上)」が連日続きますと水が干上がって、泳ぐスペースがなくなり、メダカが干からびて死んでしまうことです。

簾(すだれ)をかけても、水が蒸発することを完全に防ぐことはできません。そして、水の多い容器に移し替えるは現実的ではありませんし、容器を水を満帆にしていくといったことでも対策としては限定的です。日陰、半日蔭の場所に水の入った重い容器を移動させるのは至難の業です。

水の蒸発に対しては、これといった対策がないのです。

対策としては、メダカ飼育を始める時に遡ってしまいますが、容器を購入するときは出来るだけ水量の多い容器を購入するようにしてください。長期間、家を空けて水の蒸発があっても水が残ることがあるようにしてください。

年末年始
年末年始は、季節は冬ですので気温も低下しており、メダカは冬眠状態になっております。冬眠状態になっているメダカはエサを食べることはありません。また、水温も低下しており、水の蒸発も少ないので、水が減ることもありません。

年末年始は何も対策しなくても問題ありません。



※最後に
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