虎ノ門虎之助のベランダ・ラボラトリー ft.メダカ

いつものようにプログを眺めていたら、妻が言った『7年もやってるんだから、プログ書いてみたら?』と。こうして始まりました。 屋外(ベランダ)での、メダカ、ドジョウ、エビ、貝や、水生植物の飼育記録をとっていないので、自分自身でも後から見返せるように残しています。


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タグ:メダカ


◆ドキュメント
作成日付:2021/02/26
更新日付:2021/02/28
※目次へ戻るを付けました(2021/02/28)
※2022.08.11更新(ハッシュタグ対応)

メダカを飼っておりますと、群れて泳いでいる姿を見たり、エサを食べている姿を見たり、抱卵している状態を見たりするのが、シーズン中の楽しみではあるのです。ただ、観察をしていますとと、これはどんな状態なんだろう?大丈夫なのかな?というメダカの様子がおかしな場合があります。

病気なのかな?衰弱しているのかな?何かのサインなのかな?と疑問に思うんですけど、メダカが当然、自分の状態を話してくれませんので、飼育している人間が気付いてあげなくてはいけません。

もちろんメダカもそのような状態になるのは必ず意味があるのです。

それを予め知っておけば、問題ある場合は対処もできますし、問題ない場合は安心できます。 

以前に動きに話を書きましたが、今回はメダカの体の様子に着目して書いてみました。




1.白点がついている
メダカの体に白い斑点がつくのは白点病です。白点病は、メダカ、金魚、熱帯魚など、魚全般で発症する病気です。

繊毛虫(せんもうちゅう)に一種で「ウオノカイセンチュウ」と言われる虫が寄生し発病する魚の感染症です。初期段階では、尾ヒレの先などに白い点が出てきます。それから白点が急速に広がり、全身に出てきて、最終的には白い粉を振りかけたような状態になってしまいます。

伝染力が高いため、同じ容器内のの魚には数日以内に感染します。白点病で弱ったところに、他の病原体がやってきて感染することもあります。症状が悪化し、命を落とす危険もあります。

白点病が発病しやすい条件は水温の低下が挙げられます。メダカの活性が落ちて抵抗力はなくなり、「ウオノカイセンチュウ」が寄生しやすくなるのです。

治療方法としては水温を28℃に上げた容器に隔離します。「ウオノカイセンチュウは25℃以下の水温を活動しますので水温を上げることにより活動を鈍らせることができます。

薬浴を行います。白点病を退治する治療法ですので非常に効果的な治療です。白点病の薬浴をおこなう場合は使用する薬品の用量用法をしっかり守るようにしましょう。

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2.背骨が曲がっている
以下の理由が考えられます。一度、背骨が曲がると治りません。

 ・老衰
  メダカの寿命となりますと痩せて背骨が曲がります。人間でいう骨粗鬆症が起きるのです。安らかな老後にしてあげましょう、
 ・栄養の偏り
  栄養が偏ると背骨が曲がります。マグネシウムやビタミンDが不足すると骨の形成に影響がでます。市販の人工飼料であれば栄養のバランスがとれていますので問題ありません。
 ・遺伝(近親交配)
  近親交配を繰り返しますと奇形で背骨が曲がっている個体が生まれることがあります。外部から定期的に新しい血のメダカを入れましょう。

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3.黒くなる
以下の理由が考えられます。

 ・発育不良
  原因はわかっておりませんが発育不良の個体で黒くなることがあります。
 ・黒斑病
  黒斑病があります。金魚が発症することが多い病気です。ヒレや体に黒い班が現れますが、これは白雲病と呼ばれる病気で、魚の体表や鱗に白くモヤっとした斑点ができるようになり、次第に膜のように体を覆うようになってしまいます。この病気はとても進行が早く、放置すると一週間から二週間ほどで死んでしまうことが多い病気です。黒斑病は回復過程ですので滅多にみることが見れない病気です。
 ・保護色
  外敵から身を守る保護色になっています。黒い容器や石など黒い環境下でも黒くなることがあります。

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4.片目が飛び出る(ポップアイ)
滅多にないかと思いますが、メダカの目玉が飛び出てきて出目金のような状態になることがあります。出目金と言っても片目が飛び出るだけで、両方の目玉が出ていることがありません。この目玉が飛び出る状態のことを「ポップアイ」と言う症状です。

原因として考えられるのは水質汚染や密集状態によるストレスなどが言われていますが、はっきりした原因はわかっていません。個体差や遺伝的な要素が強く集団で発症することはありません。伝染する症状ではありませんので容器内のメダカ全てが「ポップアイ」になることはありません。

一度「ポップアイ」になると回復の見込みはありませんし、生き残ることは難しいです。そのまま飼育して天国に送ってあげるしかないです。

対策としては、せめて水替えや密集状態にならないように移動させるなど、他のメダカが「ポップアイ」にならないようにします。

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5.白い綿がついている
【2021.02.27】追加
メダカに白い綿のようなものがついている場合があります。これは「水カビ病」というもので、水カビがメダカに寄生して発症する病気です。傷口などから進入して、徐々に幹部を拡げていきます。その症状が綿が付着しているように見えます。

水カビ病は水温が20℃程度になると発症しやすくなるのですが、特にメダカに外傷があり抵抗力が下がった場合に、その傾向が強くなります。メダカが元気でいる限り発症することのない病気です。

発症した場合は感染力もある病気の為、まずは隔離します。そして、治療薬であるメチレンブルーやグリーンFなどで治療を行います。大体1週間程度行い、メダカ状態をみて回復が見込めないなら、水替えを行ない再投薬します。

屋内であれば、ヒーターなどで水温を高め(26℃~28℃)に設定しますが、屋外であれば、日当たりのよい場所に移動せるか、移動も難しいのであれば暖かくなるのを待つしかありません。

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※最後に
ご覧になられている記事は、内容の見直し、文章の誤り(誤字や不適切な表現)による修正で内容が更新されることがあります。

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※アドセンス再設定対応済
※2022.08.11更新(ハッシュタグ対応)

今日は朝から雨が降っています。関東南部は雪の予報ですが、雨がしとしと降っています。朝に江戸川河川敷にジョギングに行きましたが、雨の予報を知ってか、朝からランナーが沢山走っておりました。

帰る頃にはポツリポツリを振ってきておりましたが、その後、シャワーを浴びてから朝食を食べて一息ついたころには、すでに雨が本降りになっておりました。

これから寒くなって雪となるのでしょうか。

屋外メダカ飼育のオフシーズンとなって、春までまだまだですので、世話したくてウズウズしますが、しばらく観察だけで我慢するシーズンが続きます。

冬にアクアリウムなどを楽しみたい場合は、やはり気温の高い屋内で楽しむしかありません。冬だからと言って飼えないわけではありません。むしろ飼いやすいかもしれません。暑い夏場に飼い始める前の準備や世話をするより寒い冬場にするほうが、生き物が変調をきたしてしまうことが少ないからです。

飼う種類は淡水魚でも熱帯魚でもカメなんかの爬虫類でもいいと思いますが、熱帯魚をオススメします。綺麗で丈夫な熱帯魚は比較的飼いやすい生き物です。熱帯魚を飼うからには、屋外メダカのように、水のたっぷり入った容器にいれておけば、生きてくれる(これも実は世話が必要です)わけではありません。

水を綺麗にしてくれる「ろ過機」や、水草を光合成させるための「ライト」、また寒いので「ヒーター」と必要な設備は揃えないといけません。
そして大事な「水槽」です。大きさは10㎝、20cm、30cm、45cm、60cm、90cmとありますが、やはり60cm水槽をオススメします。

60cmぐらいでないと水質と水温が安定しないので、熱帯魚がいきなり死なせてしまうということもありえます。我が家は45cm水槽で飼育していますが、水が富栄養化して、ガラス壁面にコケが生えたり、水草に黒ゴケが付着したり、水草モスが異常に繁茂したりします。

また、水質が突然悪くなり、突如変調をきたして死なせてしまうこともありますので、エサやりは慎重に、水換えも頻繁に行っております。

60cm水槽でも、同じようなことは起きますが、やはり、広さと水の容量が違います。我が家はミシシッピニオイガメの『ミッピーちゃん』の水槽が60cmですが、一時期(3ヶ月程度)、熱帯魚を飼育していたことがあり、その時は水質がとても安定しており、たまたまかもしれませんが、1匹も死ぬことがありませんでした。

❖45cm水槽
幅450mm×奥行き300mm×高さ300mm、水量35L

❖60cm水槽
幅600mm×奥行き300mm×高さ360mm、水量56L


◆水槽セット



水槽セットは、ろ過機、ライト、ヒーターがセットで入ってるものを購入します。単品で買う時に水槽にあわせないといけませんので、一つずつ選ばなくてすみます。値段も断然お得です。さらに追加で水温計やエサもついているものもあります。

これらを単品で購入しますと、¥17,400となり、なかなか高額になります。
・水槽     ¥3,980(※)
・LEDライト ¥5,500(※)
・ろ過機    ¥2,950(※)
・ヒーター   ¥4,970(※)

※店によって値段も違いますし、季節によって値段も違います。


❖デジタルタイマー



デジタルタイマーは、ライトなど24時間365日点けておくことはできません。昼夜を再現してあげないと熱帯後は変調をきたしてしまいます。自分自身で電源を抜くにも、働いている、学校に行っている、用事があった、などで毎日定時でできないと思います。

このデジタルタイマーは、自動的に電源off/onをしてくれますので大変助かります。電源off/onパターン(曜日設定、時間設定)もいくつも登録できます。そして切り替えて使用することができます。

❖さいごに

水槽や設備を購入してしまえば、寒い冬でも問題なく生き物を飼うことができます。この記事に生き物は載せていませんが、生き物もリアル店舗で購入すると寒い中の輸送の問題がありますが、ネット通販ですと、
ネット店が保温措置をしてくれますし、自宅まで輸送してくれますので、生き物が元気なまま自宅に迎い入れることができます。
現代社会で生き物を飼うのは、いつでも可能なのです。



 ※最後に
ご覧になられている記事は、内容の見直し、文章の誤り(誤字や不適切な表現)による修正で内容が更新されることがあります。

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◆ドキュメント


※アドセンス再設定対応済
※2021.08.29更新(目次を付けました)
※2021.08.30更新(タイトル「メダカが白く死ぬ、卵が白くなる、飼育水が白くなる、の白い話」から変更)
※2022.08.11更新(ハッシュタグ対応)

今日は寒いですね。日中に気温は10℃程度でした。部屋の中にいても何だか寒々しく、暖かい服に着替えなおしたほどです。メダカも水底で静かに過ごしておりましたけれども、体力のないメダカは死んでしまっている個体もおります。

メダカは死んでしまいますと白くなります。はたして何故、白くなるのでしょうか。卵と水を含めて、「白い話」として、まとめてみました。



❖メダカが白く死ぬ
メダカが何らかの理由で死んでしまった場合、体表が白くなります。このように白くなってしまうのは特に問題はなく、メダカが死んでしまえば心臓が止まり血流もなくなり白くなっていきます。また、細胞が溶け始めて体の形もくずれてしまいます。よって、メダカが白くなって死んでしまっても死因が何であるかは特定できません。

しかしながら、死んでしまった後に白いモヤやゼリー状に包まれたりした場合は少し考える必要があります。

この場合は、飼育水がメダカのすめる健全な状態になっていないことが原因です。

メダカが死んでしまうと、白い綿のようなカビがまとわりついた状態になることがありますが、このような状態になってしまった場合は、飼育容器のろ過サイクル、要はバクテリアによるろ過がうまく機能していない可能性があります。

バクテリアによるろ過がうまくいっている飼育容器でメダカが死んでしまった場合、白いカビ(水カビ)がまとわりついたことはなくて、そのまま体が溶けていくように速やかに水槽内の微生物に分解されますので、白いカビ(水カビ)だらけの状態になる事はありません。

ところが、バクテリアによるろ過が機能していない飼育容器の場合、飼育水の中にメダカの死体を分解する微生物やバクテリアが殆どいない状態ですから、白いカビ(水カビ)がメダカを覆うことになります。

この場合は、飼育水をメダカが元気に泳いでくれる環境にすることが必要です。

白カビ(水カビ)が繁殖するのは低いと発生しやすいので、温度を高め(27~29℃)にすることが望ましいです。

【2021.08.29】追記
屋内ではヒーターなどを調整することにより、水温調整は可能ですが、屋外では難しいので現実的には日当たりのよい環境などに設置場所を変更するなどの方法となります。それができない場合は気温が高くなるのを待つしかないという選択肢になります。

また、バクテリアが繁殖してろ過機能が安定していく為に、しばらく(1ヶ月程度)はメダカを少数で飼育することも必要です。少数というのは、メダカの排泄物やエサの残りと元とした養分がバクテリアのエサになるのです。

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❖メダカの卵が白くなる
メダカの卵が白くなる、というより卵が白くなりつつ、カビが生えてしまう状態になるかと思います。メダカの卵が白くなる理由のひとつは、卵が無精卵である場合です。 受精(※)しなかった卵は白カビ(水カビ)が増える要因があれば、あっという間に白カビ(水カビ)にくるまれてしまいます。

※受精(じゅせい):精子が卵(または卵細胞)の中に入り込み、細胞分裂によって成長可能な状態になること。

また、有精卵であっても、水温が低かったり、日光が卵まで届いていなくて、卵の成長速度や成長の状況が順調ではない場合です。順調に成長していない卵は、 もちろん白カビにやられやすくなります。菌も取り付いて繁殖しようとしているわけですから、メダカの卵が弱っていると当然カビの繁殖力が勝る場合もあります。

この白カビ(水カビ)は、水道水のカルキ(塩素)が効果的に抑制できます。

水草などに産卵した卵はそのままにするとメダカの食べられてしまいますので、別の容器に隔離するかと思いますが、最初だけですが、水道水を入れて卵を孵化させることができます。

本来、メダカに殺菌のためのカルキがダメージを与えてしまいます。

しかしながら、メダカの卵に関しては、 カルキ(塩素)が入っているということがプラスに働く場合もあります。カルキ(塩素)は飲み水の殺菌目的で用いられている為、水カビの菌を殺す効果があります。卵の段階では、カルキ入りの水に卵をつけていたところで悪い影響はありません。

最初だけというのは、メダカが孵化して稚魚が泳ぎ始めても、別の日に産卵した卵を容器に追加して入れていくと思われるからです。すでにメダカの稚魚が泳ぎ始めているところにカルキ(塩素)を入れるとすぐに死んでしまうからです。

透明な卵が1~3日経ってから白くなるのであれば、無精卵の確率が高いですが、透明だったのにじょお所に白くなっていくのは有精卵だったのに白くカビて死滅しているのです。

よって、カルキ(塩素)は最初だけ有効です。卵の隔離容器にエアレーションをして水を循環させることで防ぐこともできます。もちろん屋外では電源設備がないと難しいです。

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❖水が白くなる
水が白く濁る理由としましては、水替えや水を大量に交換した場合に有機物を分解するろ過バクテリアが少なくなることで発生します。しばらく少数のメダカを飼育して、飼育水にろ過バクテリアが増えた状態にするか、市販のバクテリア剤を入れることで、白くなった水が透明になるまで待ちます。

過密飼育をした場合にも排泄物で白く濁ることがあります。この場合にも少数のメダカで飼育して、ろ過バクテリアが分解してくれるまで待ちます。

また、エサの与え過ぎなどによる飼育水の汚れでも白く濁ることがあります。エサを与える回数、量を見直します。

他にも用土が新品の時で水で洗い流すのが少なかった場合にも白く濁ることがあります。この白い濁りは時間が経てばおさまりますので待ちます。

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❖メダカの糞が白くなる
【2021.08.29】追記
メダカの糞が白くなる理由としましては、消化不良か、寄生虫に寄生されているか可能性があります。消化不良の場合は、人間でいう下痢と同じ状態になっています。消化不良には様々な原因が考えられますが、主には、エサ の与え過ぎや水温が低いときに与えたことでなることがあります。また、水質が悪い(魚に有害なアンモニアや亜硝酸の濃度が高い)場合にもありえます。

寄生虫の場合には、腸管内に寄生虫が侵入して消化不良になり白い糞が出てしまうことがあります。寄生虫による白い糞が出る状況は、あまりメダカではないと思います。

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❖メダカに白いモヤモヤしたものがついている
【2021.08.29】追記
水カビ病の可能性があります。水カビが進行すると外傷にように傷ができます。ヒレは溶けたりしている場合は尾ぐされ病に罹ってから、そこから水カビが侵入したと思われます。

水温変動の大きい春先や秋に体調を崩してなりやすい病気です。

対処として、症状が軽い場合は塩水浴だけでも治癒しますが、治らない場合は薬を使用します。

病気の発症した魚は隔離容器に隔離して、0.5%濃度(1リットルに5グラム)の塩水と規定量のメチレンブルーで薬浴してみてくさだい。水温は低い場合は徐々に25℃~28℃程度の水温にしてください。

その場合は可能であればエアレーションをしてあげてください(実質、屋外飼育でも屋内で治療となりります)。
濾過装置を使う場合は、活性炭など吸着系濾材は外して使用します(メチレンブルー自体が濾過されてしまいます)。

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❖容器の底に溜まった白いモヤモヤ
【2021.08.29】追記
何らかの原因でバクテリアが死んで、溜まったものが白く見えている可能性があります。
そのまま放置しますと水カビ病の原因となりますので、水替えで取り除くことをオススメします。

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❖メダカの体に白い斑点がある(白点病)
【2021.08.29】追記
白点病は白点虫が寄生することで発生します。症状としては、見た目ではっきりとわかり、体や尾ヒレに小さな白い斑点が見えるようになります。症状が進行すると体全体が白い斑点に覆われて死んでしまいます。

白点病は伝染力が強い病気で、金魚、メダカ、熱帯魚などほぼすべての鑑賞魚で発症する可能性があります。

体表に寄生した白点虫は1週間程度(水温によります)で体を離れ水中で増殖し、小さな白点虫(子虫)がまた魚の体に寄生して、次々と増えていきます。同種の魚は数日内に感染してしまいます。

季節の変わり目など、水温変化が大きく変化した状況にくわえて、魚の体力が弱った時(抵抗力が落ちた時)に発症することが多く、他にも新しく購入した魚や魚を輸送した水から白点虫が水槽に侵入することが主な原因とされています。

白点虫は、繊毛虫(イクチオフシリウス・ムルチフィリス)とも呼ばれています。

白点虫は成長すると水中や底砂で分裂して増え、別の魚に寄生します。そのため、他の魚に感染しやすいです。早めに対処して被害を小さくすることが大事です。

治療としては、水槽全体に対して行う必要があります。
発症している魚はすぐに隔離容器に移します。

発症した魚のいた容器は水換えを行います。水換え量は容器の半分程度を2~3日に1度に行い、それを5回程度繰り返します。

可能であれば、飼育水を 0.5%濃度(1Lに0.5グラム)の塩水にしたほうがベターですが、他の魚への影響を考えて使用します。

発症した魚は治療薬(ヒコサン、メチレンブルー、マラカイト、グリーンF、ニューグリーンF)で薬浴します。

白点虫は高温に弱いため、水温を28℃~30℃に上げます。

それは、治療薬は魚の体に寄生している白点虫に効果がなく、水中を遊泳している白点虫にしか効果がありません。そこで水温を28℃~30℃に加温し、白点虫を魚の体から離れさせて撃退します。

うまく対処をすれば、数日で治ることが多いです。

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❖メダカに白い糸くずのようなものがついている(イカリムシ病)
【2021.08.29】追記
メダカの体に、白い糸くず状上のものが付着します。これは、イカリムシ(レルネア・シプリナセア)という寄生虫が体に付いて吸血している状態です、

症状としましては、メダカが底でじっと動かずに元気がなかったり、何かを振り落とすような動作をするようになります。

治療としては、直接イカリムシ(白い糸くずのようなもの)を取ってしまうのが早いです。
具体的に歯ピンセットでイカリムシを取り除きます。
もし取り除くのをしたくない場合は、治療薬( (リフィッシュ)で薬浴してください。

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❖容器に白い虫がいる
【2020.08.30】追記
容器の底で白い糸のようなウネウネした生き物がいるのを確認します。人間から見た目が気持ちいいものとは言えませんので、メダカの寄生虫が体内から飛び出してきたのではと心配するかと思います。

その正体は「ミズミミズ」といいましてミミズの仲間です。

発生原因は以下の通りです。
 ・ろ過が不十分
 ・水が富栄養化(エサの食べ残し、用土の栄養分)
 ・エサの食べ残しが多い
ミズミミズのエサになるものが水の中や用土にあるので育ってしまっているということです。

ミズミミズが発生するのは、購入した水草や流木、石などに卵が付着しているからです。外部からの侵入はありません。
従いまして、ミズミミズが発生するのは問題ないのですが、元気に育ってしまっている環境であると水質が悪化しているシグナルとなります。

メダカに害はありません。対処としては水替えをすることで発生を抑えることができます。

ただし、ミズミミズはメダカのエサ(=生餌)となるために、そのままにしておくのも手かと思います、また、ミズミミズはエサの残りや用土の栄養分などを食べてくれ、水質を浄化してくれる生き物でもあります。

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❖番外1:白メダカを飼う
ご興味がございましたら、以下の記事をご覧ください。


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❖番外2:白メダカの種類
【2021.06.29】追加
白のつくメダカを調べてみました。全ては掲載できているかわかりませんが、以下の種類がおりました。沢山いるものですね。

・白メダカ
[商品価格に関しましては、リンクが作成された時点と現時点で情報が変更されている場合がございます。]

(めだか)白メダカ/白めだか(6匹)
価格:690円(税込、送料別) (2021/6/29時点)



・白ダルマメダカ
・白カブキメダカ
・白ヒカリメダカ


・煌紅白(きらめきこうはく)メダカ
・白幹之(しろみゆき)メダカ
・白ラメ幹之メダカ


・白天山メダカ
・白天女メダカ


・白錦ラメメダカ
・ピュアホワイトメダカ


・ピュアホワイト透明鱗メダカ


・クリームラメヒカリメダカ


・白幹之ヒカリ体型メダカ
・鉄仮面系統幹之メダカ


・白パンダメダカ
・極上白桜メダカ
・紀州白黄メダカ


・松井ヒレ長白幹之メダカ
[商品価格に関しましては、リンクが作成された時点と現時点で情報が変更されている場合がございます。]

(めだか)松井ヒレ長白幹之メダカ(3匹)
価格:2120円(税込、送料別) (2021/6/29時点)



・松井白幹之ヒレ長スワローメダカ


・白ブチラメ幹之サファイアメダカ


・夜桜白タイプメダカ
・白蒼夢叉メダカ
・月華メダカ白ブチ
・プラチナ白ラメ幹之メダカ
・極上白ブチラメ幹之サファイアメダカ
・白ラメ幹之ダルマメダカ
・月華白勝ちメダカ
・オーロラ白ラメメダカ
・白透明鱗メダカ


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※最後に
ご覧になられている記事は、内容の見直し、文章の誤り(誤字や不適切な表現)による修正で内容が更新されることがあります。

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◆ドキュメント
作成日付:2020/10/05
更新日付:----/--/--
※アドセンス再設定対応済
※2021.11.23更新(過剰広告カット)
※2021.12.05更新(目次へ戻るを付けました)
※2022.08.11更新(ハッシュタグ対応)

◆はじめに

メダカを飼おうとしますと、あるいはメダカを飼い始めますと、いろいろな疑問がでてきます。

その疑問は一例を言いますと飼育水の入れ替えの量やタイミング、またメダカのエサやりの量やタイミング、稚魚をそうやって育てるのかなど、いろいろと出てくると思います。

インターネットで情報を収集するのが一番の近道でありますが、いざ自分の飼育環境に当てはめてあっているかどうかで、手探りで行うことになります。

ただ、手探りで行うにしても、ひとつのサイトを見て「このやり方は本当にあっているのか?」と思い、あちらこちらのサイトを見ることになると思います。

そして最終的に「これだ!」といった飼い方、または「この飼い方は他のサイトでも載っていたから正しいのかな」と最大公約数的な考えとして、飼い方を決定するのではないでしょうか?

そんな一つのサイトになれればと思い書いてみました。もしよろしければ、ご覧になっていってください。

◆目次

孵化した稚魚が死ぬ
稚魚を親と一緒にするタイミング
ヒーターなしで飼える?
ミナミヌマエビかヤマトヌマエビか?
直射日光は当てた方がいいのか?
容器は浅い方がいいのか?、広い方がいいのか?
メダカは何もない環境がいいのか?
ドジョウはどれがオススメなのか?
タニシはどれがオススメなのか?
1L1匹は正しいのか?
冬から飼えるか?
金魚と飼えるか?
容器はアクリル?ガラス?
飼うのは屋内?屋外?
フィルターやエアポンプはいるのか?
エサの量とタイミング
エサをあげてもさらに食べたがる
ソーラーパネル式エアポンプ
浮草が水面を覆っている
違う種類のメダカを入れても大丈夫?
近親交配させないようにするには?
ミネラルウオーターは使えるのか?
手間がかかるのか?


◆孵化した稚魚が死ぬ
孵化した稚魚が死んでしまうのは「餓死」が最も多い理由です。孵化した稚魚は2~3日はお腹についている栄養袋から栄養を補給して生きていますが、そこから先はエサを食べ始めます。

孵化した最初はエサを食べないから放っておきますと、あっという間に餓死でいなくなってしまいます。とても小さいので死んだことに気が付かない。おそらく多くの稚魚が生まれていると思いますが、ふと気付くととても稚魚が少なくなっていることに気が付きます。

メダカには胃がありませんので食べていないと栄養が足りなくなります。稚魚のお腹を満たして大きくするには、稚魚用で粒子の小さいパウダー状の稚魚専用のエサを与えます。

それでも毎回与えるとなりますと大変ですので、グリーンウォーターと呼ばれる植物プランクトンがいる状態の水を作り上げるとメダカの稚魚は植物プランクトンを食べて大きくなりますのでエサ不足にはなりにくいです。

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◆稚魚を親と一緒にするタイミング
子メダカ(稚魚)は大体3mm程度で生まれてきます。親メダカは口に入る大きさであれば稚魚と認識せずに食べてしまいます。

親メダカの大きさや飼育環境(隠れ家など)にもよりますがメダカの子が親と安全に同居するには2cm程度が目安です。

ただ、2cmで親メダカと一緒にした場合、親メダカの方が当然大きいので追いかけ廻されたり、エサ取りに負けたりしてしまうこともあります。特にずっと追いかけ廻されますとストレスで死んでしまうこともありますので、眺めていて追いかけ具合がひどいようであれば、一旦引き離した方がいいと思います。

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◆ヒーターなしで飼える?
屋内でも屋外でもヒーターなしで飼えます。水温が15℃を下回ると活動が鈍ります。

しかしながら、屋外で真冬に容器の水全てが凍り付いてしまうような場所ではメダカも凍り付いて死んでしまいます。屋内でも15℃を下回らないような暖かい場所に置くいたほうがメダカにとってはよいです。

◆メダカの水温

36℃以上⇒死んでしまう
30℃~35℃⇒活動が鈍る、食欲なくなる
・16℃~28℃⇒活発に活動
・10℃~15℃⇒活動が鈍る
5℃~10℃⇒食欲なくなる
5℃以下⇒冬眠状態
0℃以下⇒死んでしまう
 ※氷が張っても水面だけで水底が凍らなければメダカは生きることができます。
◆ミナミヌマエビかヤマトヌマエビか?
ミナミヌマエビでもヤマトヌマエビでもどちらでも構いません。コケ取り能力ではヤマトヌマエビの方が優秀です。体格はヤマトヌマエビがオス4cm、メス5cm程度になるのに対してミナミヌマエビはオスメスともに3㎝です。

しかしながら、ヤマトヌマエビは繁殖が難しいです。ヤマトヌマエビの子供はエビの幼生の総称であるゾエアと呼ばれます。このゾエアは汽水でしか生きられませんので稚エビになることはできません。

逆にミナミヌマエビは繁殖できます。ただ爆発的に増えますので頭数管理はできません。

よくメダカを襲うと言われますが、どちらも襲いません。弱っているメダカを襲うことはありますが、それはエビが弱っているのをメダカが襲うのと同様です。元気な個体は襲われません。

ヤマトヌマエビもミナミヌマエビも高い水温と水質汚染に弱く死んでしまいます。丈夫さは互角と思います。

お好みで入れていいと思います。

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◆直射日光は当てたほうがいいのか?
そもそもメダカが日光に当るのは元気な体を維持する為です。よく言われているます繁殖をするのは13時間の日照時間(水温20℃以上の条件)が必要の話より、はるかに重要なことです。日光には紫外線が含まれており、この紫外線を浴びることで丈夫な骨や体を作り上げます。

日蔭では丈夫な体を作り上げるのが難しく、徐々に弱っていき最後には最後には死んでしまいます。メダカのエサとなるコケや植物プランクトンなどは日光に当らないと生きていけませんし増えていきません。水生生物も繁茂しませんので飼育水をろ過する効果が薄れます。

しかしながら、直射日光を当たりすぎますと特に夏場などは水がお湯になってしまうほどに水温が上がりましてメダカが死んでしまいます。そこで簾(すだれ)をかけたり、水生生物でメダカが隠れる場所を作ってあげたりしないといけません。我が家の経験上では水温36℃まで生きております。

屋外では日光によって健康な体を維持することができますが、屋内では照明やろ過機などで屋外のような環境を作り上げるのはなかなか難しいのです(もちろん出来ないわけではありません)。

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◆容器は浅い方がいいのか?広い方がいいのか?
メダカを飼う場合は水深よりも面積が重要です。例えば同じ水量の容器があるなら水深の深い容器より面積の広い容器のほうが、水面で棲息しているメダカにとって水面に落ちたエサを食べやすいのと酸素も取り込める利点があります。

野生のメダカは田んぼや小川など非常に水深の浅い場所にも住んでいますし、屋外で飼育されるとわかりますが冬場以外あまり底にいることはありません。

ただ、水深が浅すぎると真冬に氷が張った場合や水温の外気に影響を受けやすく死んでしまうこともありますので、ある程度水深の深い容器(水深15cmはほしいです)がいいのはたしかです。

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◆メダカは何もない環境がいいのか?
条件によります。屋外であれば、水草はホテイ草かアナカリス、マツモが入っており、グリーンウォーターまでいかなくても植物プランクトンなどの微生物が豊富でコケが繁茂している状態、そして個体数が適正であれば、エサを与えなくても長く生きられます。足し水のみで生きられます。

何もしなくても放置で問題ありません。

メダカの一番の大敵は、実は「エサ」です。「エサ」のあげ過ぎで水が汚れてしまい下手をするとメダカが死んでしまうのです。あるショップの店員さんは「魚が死ぬのはエサなんですよね。」と言い切っておりました。

メダカにエサをあげるのは、自然より早く成長させる為、繁殖させる為、メダカ全部にエサが行きわたらないので人工飼料で補う、だと思います。よって自然に近い形で大きくする、繁殖させるには何もしない環境となります。

ただ、容器内で飼えるメダカの頭数はおのずと少なくなります。また、繁殖しても卵や稚魚が食べられてしまいますので、親になる確率がとても低いです。

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◆ドジョウはどれがオススメなのか?
ドジョウは、マドジョウと変異種のヒドジョウがおりますが、できれば一緒に混泳させない方がいいです。雑食性が強く、飢餓に襲われる冬場などにメダカに襲いかかることがありますし、ミナミヌマエビやヤマトヌマエビを食べてしまうこともあります。

その点、シマドジョウは、マドジョウより雑食性が強くありませんし、マドジョウの体格は15cmを超える場合がありますが、シマドジョウは10㎝程度ですので、メダカやミナミヌマエビ、ヤマトヌマエビの驚異にはなりません。

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◆タニシはどれがオススメなのか?
一番のオススメはヒメタニシです。ヒメタニシは水質汚染と水温の高低どちらにも強いので生命力が強く、水質を改善してくれ、コケなども食べてくれる「掃除役」として重宝します。

ヒメタニシの棲息場所は、田んぼや放棄水路、池沼、水路、河川中流から下流などの浅くあまり流れのない場所を好んで汚れた環境にも多く見られます。

オオタニシですと、水質が綺麗な場所でヒメタニシより低水温を好みますので混泳させるのはやや難しい部類に入ります。

オオタニシの棲息場所は、緩やかに流れる河川や池沼、水路などのある程度の水量と水質が安定している環境を好む。田んぼでは、山間のわずかに湧き水のあるような場所に見られ、平野部に広がる大規模な田んぼでは見られません。

メダカにはヒメタニシがあうと思います。

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◆1L1匹は正しいのか?
メダカを飼うにはよく1L1匹と言われております。これは、あくまで目安で極端な話で言えば1Lで2匹飼っても構いません。あまり気にする必要はありません。もちろん水量が多い方が少ない方より水質や水温が安定しますので水量が多いにこしたことはありません。

メダカを繁殖させているとわかりますが、実際は1L1匹なんて贅沢な?水量では飼えません。実際には逆に過密で飼育しております。

また、例えばですが12Lの容器があるとしますと飼えるのメダカ12匹となりますが、水を一杯にいれて12Lだと思います。満杯に入れたらメダカが飛び跳ねて容器の外に出てしまうかもしれません。他にレイアウトの流木や岩、水草、底床に用土などで12L入れられないと思いますし、混泳させるエビやドジョウ、タニシなどの貝など入れて考慮しますと、とてもメダカの数を少なくしなくてはいけません。

1匹に対する水量が少なくても、ろ過などの設備で水質を安定させるとか、水替え回数を少し多めに行う、あるいは水生植物やタニシなどによる生物ろ過などで、水質を安定させることができます。

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◆冬から飼えるか?
暖かい水温で育てられていたメダカを冬に購入して飼い始めるのは、なかなか厳しいと思います。それは屋内でもです(屋外は論外)。

暖かい水温で育てられたメダカが寒い気温にさらされて(無論保温はしますが)運ばれますので弱ります。

どうししても暖かい水温で育てられてメダカが自分の家の水槽でも水温は違いますので、ダメージを受けてしまうことが多いと思います。

できるだけ、暖かいシーズン中(3月~10月)までに飼い始めたほうがよいと思います。

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◆金魚と飼えるか?
金魚は雑食性が強く口にはいるものなら何でも食べてしまいます。メダカは3㎝、金魚は20cmになります。20cmにならなくても金魚の口に入るようであればメダカは食べられてしまいます。

また、金魚の尾びれによる水流に巻き込まれて、メダカは徐々に体力が奪われていきます。追いかけられることもありますのでストレスがたまります。エサもメダカと金魚で奪い合いしても勝てません。

メダカは徐々に体力を奪われていき死んでしまいます。メダカは金魚と混泳させないようがいいです。

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◆容器はアクリル?ガラス?
お好みで構いません。アクリルとガラスの比較で判断するといいと思います。ただ、アクリル水槽の方が小さい容器であればガラス水槽より安いのですが、大型になるとアクリル水槽がガラス水槽より高価になりますので考慮してください。

❖ガラス
 ・メリット
  -透明度が変化しない
  -温度変化によりゆがまない
  -傷がつきにくい
 ・デメリット
  -衝撃に弱く割れやすい
  -重い

❖アクリル
 ・メリット

  -衝撃に強く割れない
  -軽い
 ・デメリット
  -傷がつきやすい
  -曲がりやすい
  -高温に弱く変形しやすい

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◆飼うのは屋内?屋外?
屋内では、水槽(必須)、水槽と水質を安定させるろ過器一式(必須)、空気を送るエサポンプ(好み)、冬場温めるヒーター(無加温でも可能です)、夏場冷やすクーラー(涼しいところに置かないと意外に水温は上がります)、水温計(好み)、水草(好み)、用土(好み)、照明(必須)、タイマー時計(自分で証明をOn/Offするならば不要)などを揃えます。費用はピンキリで7,000円程度から、まともに揃えるとなると10,000円はかかると思います。

屋内では、容器(必須)、水草(必須)、用土(好み)ぐらいですみます。費用は容器の大きさなどにもよりますが3,000円程度ですみます。

費用対効果だけで屋外を選んでもよいです。屋外はメダカの身体を健康的にする日光があります。日光は繁殖を促してくれます。

また水槽管理であるコケ取りが必要ありません。水を富栄養化させないことなどが条件ですが、タニシなどのタンクメイトを入れておけばコケをある程度ですが食べてくれます。

水替えも必要ありません。足し水だけで大丈夫です。水が富栄養化しずぎないようにエサのあげ過ぎ、生体の入れすぎ、用土に肥料を使いすぎないなどが条件ですが、水替えが必要ありません。

通常春に全替え、植え替えなどを行いますが、水草の種類により植え替え不要ですし、底床の用土交換も用土なしのベアタンクであれば全替え不要になります。

屋外がいいかといいますと、屋外は水温が安定しません。春夏秋冬があり1年中水温が変わります。特に夏場の猛暑により、直射日光を浴びると水温は35℃を超えて、メダカが煮立って死なせてしまうこともあります。冬は冬で真冬に水が全て凍ってしまうような場所であれば、メダカも凍り付いて死なせてしまいます。

屋外はシーズンがあり、3月~10月まで楽しめる期間であり、11月~3月まではメダカは水温5℃を切りますと冬眠状態になります。

その点、屋内であれば1年中暖かいので年がら年中メダカの観察を楽しめます。また、日光に当る照明で産卵させることもできますし、ろ過はろ過機で水質を維持することもできます。

また、ヒーターやクーラ―を使用していなくても水温も安定しておりますし、コケ取りなどもカノコ貝などの生体を代わりに入れれば、しっかりとコケを食べてくれます。

お好みでどちらかを選択してください。

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◆フィルターやエアポンプはいるのか?
フィルター、ろ過機ですが絶対に必要です。ろ過機がなくても大丈夫なのですが、ブリードを本格的にしている、メダカの販売業者など上級者の方々だけです。一般的な人間が飼育する場合は、ろ過機は絶対に必要です。

一方、エサポンプが必要なのかと言いますとなのですが、まずエアーポンプは、エアレーションにより、水槽内に酸素を供給したり水を循環させたりするために空気を送り込む装置です。

ろ過の機能はない、あるいは少ないので、エアーポンプよりろ過機を購入することをオススメします。

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◆エサの量とタイミング
メダカのエサは4月~10月のシーズン中は週2回程度で朝夕に与えます。3月、11月は週2日でもいいですが夕方1回でも構いません。よく5分で食べれる量と言われていますが、それでは多いと思います。実際には2分程度で食べれる量がいいと思います。

夏場は日中水温が上がりますので日中に与えますと体調不良になりますのでやめましょう。水温の低い朝方にエサを与えるようにしましょう。

メダカの死因のひとつは「エサやり」です。エサの与え過ぎによる水質悪化で死なせてしまうのです。最適な量はメダカの数や大きさ、季節によって違いますので、手探りで少しずつ量を増やしたり減らしたり、回数を増やしたり減らしたり、タイミングを変えたりとして、最適なタイミングと量を把握するようにしましょう。

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◆エサをあげてもさらに食べたがる
メダカにはお腹がいっぱいになるという感覚がありませんし、口に入るものを食べる習性があります。自分が産卵した卵も孵化した稚魚もエサと思って食べてしまいます。

エサも与えたら、与えた分だけ食べてしまいます。そのうちにメダカが体調不良になるか、水質が汚れてメダカを死なせてしまいます。

メダカがエサを欲しがっていそうでも追加で与えてはいけません。メダカの為にも我慢しましょう。

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◆ソーラーパネル式エアポンプ
エアポンプは水流を発生させてメダカを泳がすことと水流がでている自体を楽しむ目的で購入するかと思います。しかしながら、現時点で「これ!」という決定打のある商品はありません。

まず晴れの日でないと稼働してくれません。晴れてもエアの圧力も弱いので想定通りの水流が出ません。蓄電のあるタイプもすぐに電力を消耗してしまい長時間日光が当らなくても稼働できるような時間は稼働してくれません。

また、場所も以外にもとりますので容器の大きさによってはメダカの邪魔になります。

他に噴水の給水口に泥や砂利、ゴミがつまって噴水が出なくなります。

ソーラーパネル式のエアポンプはオススメしません。

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◆浮草が水面を覆っている
アオウキクサやアマゾンロビンフッド、ホテイ草などの浮草が水面一面を覆ってしまいますと、メダカは水面から酸素を補給できなくなってしまいます。浮草は水中に光合成で酸素を補給しません。

また水面に浮いているエサを食べることができなくなってしまいます。水中に日光が届かなくなります。微生物でも日光を必要としますので死に絶えてしまいます。

ホテイ草などが捨てられて「青い悪魔」としてはびこっているわけの一つはこれです。

多くなってきたなと思ったら、すぐに間引きましょう。週末にでもとか思わないで「思い立ったら吉日」の精神ですぐに間引きましょう。浮草の繁殖力はすごく、あっという間に水面を覆ってしまいます。間引く時は思いきって3分の2くらい間引いてよいと思います。

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◆違う種類のメダカを入れても大丈夫?
同じ容器に違う種類のメダカを入れても問題ありません。一緒に入れていますと必ず交配しますので、その子供は両親の綺麗な色を引き継いで生まれますがそのままではありません。

両親のDNAを引き継ぎますので両親とは違う色のメダカになります。でも品種改良はそのような形で新たな品種を作り出していますので醍醐味ではあります。

黒メダカとヒメダカを一緒の容器に飼いますと両親の色を引き継いだ斑模様(まだらもよう)の個体が産まれました。

ただ同じ系統で交配するよりは血が薄くなって丈夫になります。

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◆近親交配させないようにするには?
3世代ぐらいに新しい親を購入なり貰うなりして新しい血を混ぜていきます。

販売されているメダカは同じ店であれば、ほぼ近親交配となります。

販売されている個体から繁殖させるのであれば、いつもと異なる店の個体と交配させたほうが血を薄められるので奇形や劣等遺伝等の確立が減ります。

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◆ミネラルウオーターは使えるのか?
ミネラルウォーターはメダカなど飼育されている魚の飼育には不向きな水です。メダカの飼育に適した水は、生息環境の水質に似たミネラルの少ない軟水なのです。

しかしながら、ミネラルウォーターはミネラルを多く含んだ硬水が多いのです。このミネラルの多い硬水は魚にはストレスとなってしまいます。

メダカなどの魚の飼育に適した水は水道水です。日本の水道水は軟水ですなので、メダカの棲息環境の水質に似ています。

水道水には塩素が含まれていますので、そのまま入れてはいけません。魚にとってはかなりのストレスになります。水道水には塩素中和剤を入れて塩素を取り除いてから(=カルキ抜き)容器に入れます。

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◆手間がかかるのか?
メダカ飼育は手間がかかります。飼育環境を決めますが、屋外か屋内で飼うのか?容器は何にするのか?大きさはどうするのか?用土が入れるのか入れないのか?入れるなら何の用土がいいのか?、水草はいれるのか入れないのか?、メダカの種類は何にするのか?何匹飼うのか?と決めないといけません。

飼育環境を決めるだけで手間も時間もかかりますしお金も使います。それは飼い始めてからも同様です。メダカが好きでないと長続きしませんし、メダカをすぐに死なせてしまいます。

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※2022.08.11更新(ハッシュタグ対応)

今日も暑かったです。9月に入ったというのに、まだ入道雲が遠くに見えています。

ただ、最近はセミの鳴ぎ声がめっきり聞えなくなり、日の入りがとても早くなり、夕方の風も幾分涼しくなりました。ほんとに少しずつですが秋に近づいていっているんですね。

ちょっと早いのかもしれませんが。夏の間中、容器にかけていました簾(すだれ)をとることにしました。明日から最高気温が若干低くなることを見越してですが、久しぶりに容器全体をみることができました。

我が家は正午過ぎから日が当たり、午後は強烈な西日があたるような環境ですので、完全に簾(すだれ)で覆いますと日照不足でメダカや水生植物が不調になりますし、覆わないと水温が高温になりますので、これもまたメダカが不調と言いますか、死なせてしまうこともあります。

苦肉の策といいますか、半分だけ簾(すだれ)をかけています。これがうまいことハマり、メダカたち、タニシたち、カワニナたちは元気でいます。

ただ、ミナミヌマエビだけは今年の猛暑に耐えきれない個体が多かったらしく、かなり死なせてしまいました。これは近年まったくなかったことです。

それだけ、梅雨明けが遅くて涼しい期間が続き、梅雨が明けたとたんに夏の猛暑がすさまじかったことで、この寒暖差に耐えきれなかったのかなとも思っています。

少数は生き残っておりますが、累代を重ねて近親交配をしすぎて弱くなった面もありますし、久しぶりに購入を検討しています。


簾(すだれ)が半分かけてあるメダカ容器です。
IMG_3814

簾(すだれ)をとりました。白メダカたちは元気です。
IMG_3817



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◆ドキュメント
作成日付:2020/09/07
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IMG_3079


◆はじめに
メダカを飼おう!

そう決めた後に『どんなメダカを飼おうかな?』になると思います。

 ・やはりよく田んぼにいる黒メダカ
 ・黄色くて一般的なヒメダカ
 ・赤みがかって綺麗な楊貴妃メダカ
 ・白が目立つ白メダカ
 ・青くて綺麗な青メダカ
 ・変わった体系のダルマメダカ
 ・レアな品種のメダカ

目的は違えど、大体こんな感じかと思います。
基本種(黒メダカ、ヒメダカ、白メダカ、青メダカ)に加えて楊貴妃メダカが、いわゆる初心者向けのメダカと言われてまして、他、ダルマメダカや品種改良されたレアなメダカは中級者や上級者向けなのかなと思います。

そんな中で基本種ですが、容器にいれると目立つし華やかになる『白メダカ』が一つの選択肢としてあるかと思います。

実際に増えすぎたための引き取りで(基本種の中で)もらわれていくメダカで人気なのは圧倒的に「白メダカ」です。

しかしながら、白メダカは「か弱い」「すぐに死んでしまう」といった話もあり、なかなか難しいのでは?と飼うのにハードルのあるメダカにもなっています。

本当にそうなのでしょうか。
我が家は「白メダカ」メインに飼っており、最初は難しいと思ってしまった時もありました。試行錯誤して今は問題なく繁殖しております。

そんな経験談を踏まえて「白メダカの育て方」を記事にしてみましたので、もしよろしければ読んでいってください。



◆白メダカ
白メダカは、日本メダカ(※1)の突然変異種で黒色素胞(※2)がなく黄色素胞(※2)が弱く白い体色で目立つので人気種となっています。江戸時代(※3)からの歴史のある品種です。

※1 原種メダカ(日本メダカ)
日本にいるメダカは二種類でキタノメダカ(生息分布:本州の日本海側 東北・北陸地方)とミナミメダカ(本州の太平洋側、中国地方、四国、九州、南西諸島)の2種類に分類されます。黒メダカは原種メダカと体色や形状などの見た目は同じですが改良品種です。

※2 メダカの色を決める色素細胞
黒色素胞、黄色素胞、白色素胞、虹色素胞の4つです。

◆基本情報
名称   : 白メダカ
最大全長 : 3~5cm
飼育環境 : 淡水
価格   : 1匹150~250円
寿命   : 3~5年
水温   : 5~28℃
混泳   : 多種と混泳可能
飼育   : 難易度は低い
繁殖   : 難易度は低い(卵生)
棲息場所 : 水面から中層
餌    : 人工飼料

※3江戸時代「梅園画譜(ばいえんがふ)」
江戸時代の本草学者(中国および東アジアの医薬に関する学問)の
毛利 梅園(もうり ばいえん)によって書かれた著書「梅園画譜(ばいえんがふ)」にヒメダカは「赤目髙」、白メダカは「白麥魚」として絵画で載っています。初めて見た時「ほんとだ!いるいる!」と思わず叫んでしまいました。すごいですねぇ。

※画譜 絵画を種類別に分けた本
※国立国会図書館デジタルコレクションの38コマ目(インターネットで見れます)


◆白メダカの飼育
他のプログの方々の記事にも載っておりますが、他のメダカの飼い方と変わりません。

短い一言で終わってしまいますが「白メダカだけの特別な飼育方法はない」ということになります。

メダカ飼育は、
 ①屋外と屋外のどの環境で飼うか?
 ②ろ過機やエアーポンプの設備をつけるか否か?
 ③エビや貝などと混泳させるか?
 ④底床の用土を入れるか否か?
 ⑤水草を入れるか否か?

以上のどのように飼育したいか?を選択します。

販売業者やブリーダーであれば、マル秘の飼育方法はあるかもしれませんが、一般的に素人が飼う分にはメダカの種類にあわせた飼育方法はありません。

今までの飼育経験からなのですが黒メダカ、ヒメダカ、白メダカを飼いますと、白メダカが死んでしまうことが多い気がします。



◆いろいろな白メダカ
・白メダカ
 基本品種で白い体色でポピュラーなメダカです。

・白半ダルマメダカ
・白ヒカリメダカ
 メタリックな腹部の色素を背中に持ち、背びれは尻びれがほぼ同じ形のメダカです。

・白幹之(しろみゆき)メダカ 
 娘さんのお名前「幹之」が由来。光を当てると背中が光るメダカです。

・松井ヒレ長白幹之メダカ
 松井さんが品種改良した白幹之メダカです。
 尾びれが扇状に長く伸び、背びれ・尻びれも同様に長く伸びているメダカです。


◆白メダカは、か弱い?死にやすい?
白メダカはか弱く、死にやすいという話をよく書かれています。

一つ目は白メダカはヒメダカよりも強い遺伝子をもった種ができあがっていないともいわれますが、ヒメダカとともに江戸時代からの長い歴史のある種ですので、長い年月をかけて強い遺伝子をもった種が生き残っているはずです。

二つ目が黒色色素がなく「強い日光に弱い」というものです。黒色色素は魚類ですと真皮(しんぴ)という表皮と皮下組織の間の皮膚の層にあり体色に影響を与える色素です。

体色が白くて弱い種となりますと「じゃアルビノなのかな?」とも思うのですが、アルビノではありません。アルビノはメラニン(※4)に関わる遺伝情報の欠損で先天的に色素が欠乏している遺伝子疾患の個体でして、体が白く透けて見えて赤っぽい目をしているのが特徴です。

白メダカは野生のメダカにあるの黒色色素がないだけでメラニンが欠損しているわけではないですし、一つ目の話と同じで、ヒメダカとともに江戸時代からの長い歴史のある種ですので、長い年月をかけて強い遺伝子をもった種が生き残っているはずです。

※4 メラニン色素は紫外線にあたると生成され、皮膚の色を決める重要な因子で、量が多いと皮膚色が黒く見えてきます。主に紫外線から皮膚を防御する、髪の色を保持する機能があります。

◆様々な要因が重なった為?
私は考えますのは、販売前の白メダカが「屋内で飼育されている」「基本種なのでぞんざいな扱いで状態が悪い」に加えて「黒色色素がないことによる日光に弱い特徴が出た」という理由です。

特に白メダカは業者出荷前や販売されている場所は屋内で飼育されていることが多いと考えます。基本種なので他の品種改良されたレアで高価なメダカよりも丁寧に扱われないこともあり状態がよくないのではないかと思います。もちろん、これは全ての業者に当てはまるわけではありません。

そして、その白メダカを購入して屋外で育てるわけですが強い日光に弱いので屋内慣れしている白メダカは強い日光に耐えきれずに死なせてしまう確率が高い為です。

屋内で育てる場合ですと逆に日光が足らなくなることが多いですし、ろ過機のろ過能力や水流が強い、いといった問題が加わりますので白メダカでなくても死なせてしまいやすいと思います。

◆累代飼育で遺伝子の強い白メダカを育てる
屋外に限って言いますと、屋外で繁殖に成功すれば生まれた稚魚は最初から屋外の厳しい環境で育ちますので、おのずと遺伝子の強い個体が生き残ると思います。強い日光が当る場所では猛暑日などは対策が必要ですが、日光にも強い個体が育つと思います。

自分の家で生まれた黒メダカもヒメダカも白メダカも青メダカも同じ環境(容器)で育てていますが、一つの種だけが生き残り、一つの種だけが死に絶えてしまうといったことはありません。すべての種は元気に育っています。

◆春に購入する
白メダカを購入するのは春がいいかと思います。春先に白メダカの産卵、孵化させて、自宅の環境に順応している白メダカを育てることで、夏の猛烈な暑さに耐えれる、冬の寒さを越せる強いメダカを作ります。



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今日は曇りでした。ただし蒸し暑さが相変わらずでして外に出ると汗がでてきます。今日は在宅勤務でしたので、勤務時間終了後に近くの江戸川までジョギングをしに行きましたが、途中休憩をしていましたら思ったより日の入りが早く感じまして、暗くなって慌てて帰りました。

徐々に秋に近づいているのでしょうか?まだまだの感じもしますが台風が発生して日本列島付近を通り過ぎたりしますと、その分秋に近づく感じもします。今回の台風9号も10号も本州まで横断とはならずに沖縄や九州を通って朝鮮半島に抜けてしまうようです。

昨年のように日本列島を通り過ぎて各地で災害にならないことを祈ります。

話を戻しまして、残暑がまだまだ続きますが、これから秋になり、やがて冬となりますが、ようやく猛暑、酷暑が過ぎた後の残暑から秋にかけてのメダカ飼育は何をすればいいんでしょうか。

それは、来たるべき冬に向けての準備ではないでしょうか。


◆産卵の卵を採るのをやめる【9月】
来るべき冬に向けて、すでに春から沢山のメダカの稚魚を育てているのであれば、産卵した卵を採るのをやめてしまってもいいと思います。

秋遅くメダカの稚魚を孵化させて育て始めても冬までに冬を越せる体力のあるまで育てられない可能性があります。

それでも沢山のメダカを越冬させたい場合は、屋外で秋(9月)は孵化させ続けて晩秋(10月)まで育てて、寒い冬(11月)に突入したら屋内で育てる方法もあります。

屋外に限って言えば、とにかく冬までに寒さをしのげる体力のあるメダカに育てないといけません。

逆算して冬までにメダカの稚魚の大きさを最低でも1㎝程度には育てたいところです。メダカの稚魚がある程度大きくなるのは3ヶ月程度かかりますので育てられないのであれば、秋に卵を採るのをやめてしまってもいいと思います(卵は親メダカに食べられます)。

ただ、秋になり日照時間(一般的に13時間)が少なくなってきますと産卵を止めますので、卵は採取できなくなります。

◆子メダカを育てる【9~10月】
冬までに子メダカを冬の寒さをしのげるような体力をつけないといけません。子メダカの大きさは最低でも1㎝程度はほしいところです。この時期は猛暑、酷暑の夏が過ぎて涼しくなってくる季節です。

メダカは22℃~28℃が一番活性があがりますのでエサもよく食べるようになります。それでも日に日に少しずつ寒くなってきますので、一番元気であるこの時期に朝夕の最低2回はしっかりとエサをあげて冬を越せるような体力のあるメダカにしてあげたいところです。

子メダカにエサをあげ過ぎると、水質が悪化して死んでしまう場合があります。特に残暑の場合は残ったエサが腐敗しやすいので注意が必要です。

◆親メダカに体力をつける【9~10月】
秋はメダカの稚魚を大きくすることも大事ですが、親メダカの冬を越せるような体力をつけさせてあげなくてはいけません。この時期は猛暑、酷暑の夏が過ぎて涼しくなってくる季節です。

メダカは22℃~28℃が一番活性があがりますのでエサもよく食べるようになります。それでも日に日に少しずつ寒くなってきますので、一番元気であるこの時期に朝夕の最低2回はしっかりとエサをあげて冬を越せるような体力のあるメダカにしてあげたいところです。

親メダカですので、まだまだ産卵します。どの時期まで卵を隔離するのかを見極めます。ただ、エサをあげ過ぎると、水質が悪化して「痩せ細り病」になりやすくなります。特に残暑の場合は残ったエサが腐敗しやすいので注意が必要です。

◆メダカのエサやりの調整【10月】
先に書きました「親メダカの体力をつけるのにエサを朝夕2回しっかりあげましょう。」とありますが、秋は徐々に水温が低くなっていきます。水温が20℃を下回ってきますとメダカは徐々に活性が低くなり、エサを食べなくなってきます。

ここでシーズンと同じエサのあげ方をしていますと、エサの残りが増えて、さらに分解する微生物の活性も落ちてきますので水が腐敗してきます。最悪の場合はメダカが死んでしまいますので注意が必要です。

エサをあげた時によく観察して、2~3分で食べれない場合は、少し少なくしてエサをあげた方がいいです。

◆水草を間引く【10月】
冬でも常緑な水草の場合、アナカリスやマツモなどを入れている場合、シーズン中は爆発的に増えますので、しょっちゅう間引いていたかと思います。しかしながら徐々に水草も活性が落ちてきますので、冬はメダカの隠れ家になるようなボリュームで残さないといけませんので間引き過ぎを注意します。

抽水植物など、秋になると地上部が枯れてくる種類の植物は、枯れた葉や茎などを取り除いていきます。枯れた葉や茎を残すのは水中の微生物がそのうちに分解してくれますが、水の富栄養化を促し、冬に藻が繁茂することになり、春になることには藻だらけになり、メダカが絡まって死んでしまうこともありますので、取り除いた方がいいと思います。

枯れた葉や茎があると、それがそのままメダカの隠れ家になるという話もありますし、わざわざ枯れ葉を入れる越冬準備もありますので、好みの問題にもありますが、水が凍ってしまうような環境であればまだしも、冷たくなるだけの環境であれば、取り除いた方がよいです。

◆メダカの観察(一番楽しい時期)【9~10月】
秋はメダカの観察をするには一番いいシーズンです。

春は冬の名残が残っていますのでメダカの活性が上がっていませんし、春の水の全替え、水生植物の植え替えの大イベントがあり、水も安定していないシーズンではあります。

GWからはメダカの産卵が始まりますので、卵の採取が始まります。梅雨は長雨と日照不足、そして時々の夏日などによる高温で水質が安定しません。夏は猛暑、酷暑で夏場の対策となります。

梅雨の季節から夏が過ぎるまで屋外はちょっと出れば暑いですし、毎日のメンテナンスがありますので、ゆっくり鑑賞とまではいきません(それはそれで楽しいですけども)。

秋になると、暑さも和らぎ、メダカも産卵が終わり、エサもよく食べますので、一番鑑賞に適した季節なのです。また、秋はメダカ飼育に手のかからない季節でもあります。

メダカ鑑賞の秋を楽しみたいところです。



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◆屋外常温飼育熱帯魚の大量死
本日2020年8月16日千葉県市川市は最高気温34℃、最低気温29℃でした。我が家は正午から日が当たる南西向きの環境です。日照時間は短いのですが、午後の日差しは強烈なものがあり、特に夏場の西日により、なかなか温度が下がらないような特殊な環境です。

本日は真夏日(最高気温が30℃以上)であり、猛暑日(最高気温が35℃以上)ではなかったのですが、体感気温は40℃近くの感じもしまして、朝7時頃にジョギングをしたのですが軽い熱中症になってしまいましたし、買い物に行く時に汗が止まらない状態でした。

そんな中、直射日光がの当たる環境がいけなかったと思われますが、ゴールデンバルブとコリドラス・パレアタスのいる屋外容器が水温が夕方37℃を記録しておりまして大量死させてしまいました。

ここ数年コリドラス・パレアタスは夏場もうまく乗り切っておりました。ゴールデン・バルブは昨年夏場から育て始めましたので、夏は問題ないとたかをくくっておりました。

昨日今日の災害級の猛暑は容器の中のお湯のような状態にしてしまい、生き物たちを苦しめてしまいました。本当に申し訳ないことをしました。

気を取り直して原因分析です。

・メダカの容器に行ったような簾(すだれ)をかけなかった。
 ⇒水生植物で遮っており、対策として問題ないと思っていた。

・容器の深さが浅かった。
 ⇒2019年は深さが330mmでしたが、2020年は245mmでした。またさらに水位を満杯に入れていないので200mm程度だったと思います。逃げ場がなかったと思います。

・冬場を越えたので夏場は油断していた。
 ⇒日本の冬場の寒さを超えて元気でいてくれましたので夏場の暑さを油断しておりました。


ゴールデンバルブとコリドラス・パレアタスの容器です。
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死んでしまったゴールデンバルブとコリドラス・パレアタスです。
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◆生き残ったコリドラス。
屋外でこの猛暑での生き残ったコリドラス。・パレアタスがいます。その容器は深さが328mmです。やはり深くて日光が届きにくい容器は水温が上がらないので生き残ったのです。

容器の底で元気に泳いでいるコリドラス・パレアタスです。
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◆在来種は元気です。
容器の飼育水がお湯のような状態の中、元気な生き物たちもいました。それはメダカ、タニシ、カワニナ、ミナミヌマエビ、ドジョウなどの在来種たちです。この災害級の暑さの中で元気に生き延びております。この状態が更に続くと、どうなるかわからないのですが、今のところ、弱っている様子はなく、元気に活動しております。


白メダカたちです。元気に泳いでおります。
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ヒメタニシです。大量死してしまったゴールデンバルブとコリドラス・パレアタスと同じ容器です。
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ミナミヌマエビは繁殖で増えております。写真にはありませんが親エビも元気に生きております。m大量死してしまったゴールデンバルブとコリドラス・パレアタスと同じ容器です。
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※最後に
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今日も暑いですね。特に昨日8月11日は東京では2年ぶりに37℃を記録、15時までの最高気温は群馬県伊勢崎市と桐生市は40.5℃、埼玉県鳩山町は40.2℃まで上がり、日本全国で今年最多の229地点で35℃以上の猛暑日となりました。

長い長い梅雨が8月になってようやく明けまして、いきなりの灼熱地獄となりました。もう完全に日本の気候は熱帯になってしまっております。

そんな中、メダカを含む水棲生物は急激な温度変化にやられてしまうか心配です。屋外で飼育しているのであれば、夏の強烈な直射日光により水温は30℃をかるく超えて35℃(我が家最高水温)まで上昇してしまい、メダカはいきなり煮えて死ぬまではありませんが徐々に体力が奪われていきます。

野生のメダカであれば、繁茂している水草や流木や石の陰などに隠れることもできますし、そもそも小川の流れにより水温が高くなりません。川や池の水深の深い場所に逃げ込むこともできます。もちろん、逃げ遅れた水溜りで水が枯れて死んでしまうこともあり得ます。

ただ、基本的に野生のメダカには「逃げ道」が用意されております。しかしながら、家庭で飼っているメダカはそうはいきません。隔離された容器の中で飼育されておりますので隠れる場所も限られておりますし、逃げ場所もありません。

家庭で飼っているメダカにとって夏の暑さによる水温上昇は、どのような危険があるのでしょうか。

◆水温が高くなるリスク

・メダカの活動範囲を超える

 メダカの活動できる水温の範囲は広く5℃~30℃、活発に活動できるのは16℃~28℃です。
・バクテリアの活動が弱まる
 メダカにとって有害なアンモニアを分解してくれるろ過バクテリアですが30℃を超えると活動が弱まるため、水質悪化や富栄養化がすすみます。
・水中の酸素量が減る
 メダカの呼吸が増えて水中にある酸素を消費する為に、水中の酸素量が少なくなります。また、水に溶け込む酸素量も少なくなる為、酸欠になりやすくなります。

◆メダカの水温

36℃以上⇒死んでしまう
30℃~35℃⇒活動が鈍る、食欲なくなる
・16℃~28℃⇒活発に活動
・10℃~15℃⇒活動が鈍る
5℃~10℃⇒食欲なくなる
5℃以下⇒冬眠状態
0℃以下⇒死んでしまう
 ※氷が張っても水面だけで水底が 凍らなければメダカは生きることができます。


人間でも熱中症で倒れてしまう人もいれば、なかには亡くなられてしまう人もおります。メダカなどの水棲生物も同じであり、暑さで調子をくずしてしまったり、最悪の場合は死なせてしまうこともあるのです。

メダカの生育環境を野生のように再現してやれればメダカにとって一番なのですが、家庭で飼育している場合は再現するのは難しいと思います。

そこで「夏場の暑さ対策を考えて実行できる人間」がメダカの為に「水温が上がりにくい環境」を用意してあげる必要があります。

◆氷を入れる【NG】
いくら水温が高いからといって氷を入れてはいけません。急激に水温を下げることになりますので生体に負担をかけてしまいます。また、長時間の効果は期待できません。

氷自体は水道水で作るのでカルキ(塩素)が入っているはずです。一旦カルキを抜いて凍らせるなんて手間のかかることにもなります。

◆冷却ファン【屋内だけOK】
冷却ファンによる気化熱で水温を下げる分にはオススメです。水温を2℃~3℃下げてくれる効果があります。逆サーモがついていれば、温度制御をしてくれて電気代も節約できます。

ただ、それば屋内での話。

屋外では屋内のように人間がクーラーを点けて室内の容器の水温を低くなるということはなく、強烈な直射日光で日中は猛暑(最高気温35℃以上)ですし、夜は熱帯夜(最低気温25℃以上)ということもあり、1日中ファンが稼働したままとなりますが、屋外ではその効果が薄いです。

また、屋外では電源設備が必ずある家ばかりではありません。

屋外飼育のメダカには現実的な選択肢ではありません。

◆直射日光にあたらない場所に容器を移動【小さい容器ならOK】
先に言いますと、一番理想的な容器の設置場所は、午前中に日が当たり、午後は半日蔭のような場所です。夏場は特に午後の強烈な日光に当らずに水温上昇を抑えることができますし、メダカや成長、繁殖するための日光は確保できます。

また、水生植物もホテイ草など直射日光が必要な水草などの日光を確保することもできます。

そのような場所に移動できればいいのですが、そんな都合のよい場所があるかと言いますとそうそうないと思いますし、水生植物や流木などのレイアウト、水や用土の入った容器を運ぶのはとても重く大変な作業です。

小さなバケツなど持ち運びできる重さであれば可能ですが、睡蓮蜂(陶器でなくFRP素材)やプラ船、(大きな)プランターになりますと、とても重くて大人一人で運ぶのも厳しいかと思います。

夏場にこのような事にならないように容器を全洗いして水を取り換える春先に決めて設置しましょう。

◆簾などの遮光ネットで覆う【有効】
簾(すだれ)。細く割った竹やアシなどを横に並べ、糸で編み連ねたものです。部屋の隔てや日よけ・目隠しなどに掛けて垂らす、だそうです。

簾と書いていますが、葦簀(よしず)でもいいですし、竹細工のランチョンマットでも流用できます。

簾は軒先につるすもので、葦簀は立てかけて使用するものです。

この簾は、簡易に設置することができて、夏の暑さにとても有効な代物なのです。

簾で覆っても網連ねたものなので隙間が空いています。そこからの風は通りますので蒸れてしまうことはありません。また完全に日陰になることはないのですが、生き物たちは涼むことができます。

サラリーマンであれば朝の出社前にかけて、帰宅後にとるというような動作になるかと思います。ただ、日中は簾(すだれ)の隙間から日光があたるものの、流石に日光不足にはなりがちです。

従って日光不足には半分だけ簾を覆うというのもアリかと思います。日光を遮り水温を上げない抗力は少なくなりますが、1日中覆っていられてサラリーマンには出社前や帰宅後に慌ただしく作業をする必要がありません。

簾(すだれ)です。これは全面覆っている例です。
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ランチョンマットです。半分覆っている例です。
IMG_0033

◆水生植物で遮る【有効】
水生植物を植えて日蔭を作ってあげるのも有効です。抽水性の植物であれば成長して葉が容器を覆って影を作ってくれます。ハスが代表格です。難点は夏の暑い日までにうまく成長してくれないか、覆ってほしい場所に葉がない場合もあります。

浮葉性植物なら浮き葉が水面を覆ってくれて影を作ってくれます。スイレンが代表格です。

特にオススメなのが浮遊性植物です。水草自体が浮いており影を作ってくれます。ホテイ草が代表格です。水に浮いておりますので日陰にしてほしい場所に置くことができます。

ホテイ草はランナーを出して株を増やしてくれるので水面を覆うことができます。ホテイ草はとても増えやすい植物です。

ただし水面を全て覆ってしまいますと、全て陰になってしまい、水底に光が届かなくなりますので、バクテリアを含む生き物たちは死に絶えてしまいます。

ホテイ草の株が増殖した場合は、間引きして日光が水底に届くようにしてください。

沈水性の水草でも日蔭が作れます。水草自体が水に沈んでいますので水中で隠れる場所を作ってくれます。マツモ、アナカリスが代表格です。

マツモ、アナカリスも増えやすい水草です。成長して徐々にメダカの遊泳スペースを奪っていきます。成長して増えすぎた場合は間引いてください。

ホテイ草とランチョンマットの例です。
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◆ガーデニングの植物で覆う【現実的ではない】
ガーデニングで植えているヘチマやゴーヤなどの「緑のカーテン」と呼ばれる植物を植えて日光を遮り、日陰を作り出すこともできます。簾(すだれ)のように設置したり、取り外したりする手間もありません。

しかしながら、春先から植えて夏の暑い期間に覆ってくれるように成長させなくてはいけませんし、成長しても思ったところに日陰を作り出してくれないこともあり得ます。

広い庭の一軒家ではヘチマやゴーヤを植えて大きく育てることができますが、ベランダのプランターでは思うように育たないことが多々あります。

◆放置する【日蔭を作りたい】
夏の暑さ対策をとらずに放置する場合は、水深が深く間口の広い容器を用意します。夏の暑さにも水温が上がらないような大きさの容器を選びます。

それでも夏の直射日光に当りますと水温が30℃を超えてメダカの元気がなくなるレベルの水温まで上昇することが予想されますので、オススメはしません。

◆夏の暑さ対策で必ずしなければならないこと
夏になって暑くなったら共通して必ずしなくてはいけないことがあります。

 ・足し水
 ・水温計の設置

◆足し水
夏になると直射日光により水温が蒸発します。とても凄い量の水が蒸発します。気温や湿度、気圧や風など様々な条件などがあるので言えないのですが、我が家では2L近く失われる場合があります。

水が減るのは暑さだけではありません。水生植物を植えていた場合は水生植物が水を吸収しますので、夏の暑さによる蒸発に加えて水の減る量が増えます。

以前にハスを植えていて、旅行に出かけてしまった時があり、その旅行中は全ての日が猛暑日であった為、干からびてしまい、ハスが枯れる、メダカが煮干しに、といったことになってしまいました。ハスは「肥料食い」であるとともに「水飲み」でもあることを忘れておりました。

水生植物を沢山植えている容器も注意が必要です。毎日、注意深く観察しましょう。


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◆水温計の設置
夏の対策をとっても水温の確認は常にしておきましょう。暑さ対策をしたが思ったより効果がない、または予想を上回る猛暑、酷暑になることも考えられます。水温計を設置しておいて常に水温を確認しておく必要があります。

水温計です。
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8月になって梅雨が明けて、ようやく暑い夏が始まりました。今年はコロナウィルスの影響で夏休みも短くなっており、子供の通う学校も2週間程度に短縮されています。

今年の夏の予想はといいますと、東日本、西日本を中心に8月は猛暑で、9月に厳しい残暑が続くとのことです。

屋内の熱帯魚水槽には、さっそくクーラーを設置しまして威力を発揮してもらっています。直射日光の当らない屋内でも水温は32℃になりますので、流石の熱帯魚でも湯だってしまいます。そこでクーラーの気化熱で冷やしてもらうのです。

屋外のメダカ容器はといいますと、我が家では南西に位置しており強烈な西日が当たりますので、水温は34℃にも上昇します。そのままではメダカが湯だってしまいますが、実際にはホテイ草やハス、スイレンなどの水面を覆う水草が影を作り出していますので、少しは水温上昇を抑えられたりします。

また、容器が割と密集しており、他の容器の陰になりますので、そのおかげで水温上昇が抑えられている部分もあります。

それでも直射日光を抑えられない容器は、簾(すだれ)をかけて水温上昇を抑えます。簾(すだれ)が水温上昇を抑えてくれますので、29℃~30℃程度になんとか水温上昇を抑えてくれます。

ただし、我が家は特殊で日光が当たるのが正午すぎですので、極端に日照時間が少ないのです。また南西に位置しているので、強烈な西日があたるのです。よって悩ましいのですが、簾(すだれ)をかけますと日照不足になりますので、かける範囲を半分程度に留めています。


簾(すだれ)をかけた白メダカの容器です。
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簾(すだれ)の下に行ったり、出てきたりしています。
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