※2022.06.03更新(全体的に文章を追記)
※2022.08.11更新(ハッシュタグ対応)

「ユリシスメダカ」「レクリスメダカ」「マリアージュメダカ」「サバンナメダカ」。

最近ネット検索をしていますと、よく出会うメダカです。

最初、「ユリシス」とか「レクリス」とかのメダカ抜きの単語だったので『何だろ?』と思いながら調べていきますと、メダカであることがわかりました。

我が家は緋・黒・白・青の基本品種しか飼っておりませんので、購入しようとかはないんですが、品種改良がすすむたびに綺麗なメダカが誕生しますね。

ラメ色って凄いですよね。人間の品種改良技術はそこまでできるのか?と感心してしまいます。


❖ユリシスメダカ

2021年2月に発表されました品種です。

ユリシスメダカの由来ですが、「幸運の蝶」として有名な鮮やかな青い羽が特徴的な蝶「ユリシス」からきているとのことです。

ユリシスはオーストラリアのクイーンズランド州北部の熱帯雨林やケアンズ等熱帯地区に生息しています。チョウ目アゲハチョウ科のチョウで日本名は「オオルリアゲハ」という名前になっています。

ユリシスには、一度見ると幸せになれるという伝説など幸運の伝説が多くあります。

このユリシスは舞メダカさんが作出されたそうです。こんな綺麗な品種を作出とは!凄いです!

柿色夜桜にサファイアの青ラメを遺伝した品種になります(作出経緯に柿色夜桜は関係ありませんのでご注意を)

柿色夜桜と比較すると、ラメが更に乗り色鮮やかです。

多色だったラメが青ラメになり、柿色体色との相性がよく美しい色合いのメダカとなっています。

頭が柿色で体は色鮮やかなラメが特徴です。臆病な性格なんだそうです。

子供の時ははっきり特徴がでませんが成長するにつれ色やラメがはっきり出てきます。

屋外で越冬させるとオレンジが強くなる?ことも報告されています。

また、白い容器で飼うと体色が明るい白っぽくなりラメが強くなり、黒い容器で飼うとオレンジと黒が強くなる、グレーの容器で飼うとラメが引き立つという体色の変化もみられるようです。

どのような掛け合わせで作出されたのかは未公表(そりゃそうですよね)です。

ユリシスは固定率の高いメダカだそうです。奇形も出ないメダカです。

※新しく生まれた個体(以下、子)のうち、その親の特徴を受け継いだ同形質(生物のもつ性質や特徴のこと)の子供が生まれる割合のことを指します。同じ同形質の雌雄から生まれた子全てが親と同じであれば固定率は100%、生まれた子のうち3/4が同じであれば75%、半数が同じであれば固定率は50%、1/4が同じであれば固定率は25%、同形質の子がいなければ固定率は0%となります。


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❖レクリスメダカ

黄色の体色にゴールドのラメが乗ったヒレ長です

黄色の体色に金色のラメが映える美しい種類です。

オレンジラメよりラメが密度があり強く感じるのが特徴であります。

レクリスの由来ですが、英語で、reckless(レクリス)を書き、無謀なという意味だそうです。

「無謀な交配をし作出した個体」ということですが正しいのでしょうか?

レクリスは固定率がいいといわれていますが、飼育条件によりますが、生まれてくる子の割合は色が違うシルバータイプの子、ラメが弱い子、ラメがのっている子にわけられます。

累代が進むとシルバータイプの子が3割程度、ラメが弱い子が4割程度、ラメがのっている子が3割程度(種親にできる子)でてくると言われています。ただし、奇形は出にくいメダカです。

どのような掛け合わせで作出されたのかは未公表(そりゃそうですよね)です。

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❖マリアージュ(ロングフィン)メダカ

「マリアージュメダカ」でなく、正式には「マリアージュロングフィンメダカ」というそうです。

なお「マリアージュロングフィン」と名乗ることができるのは垂水ブリード個体及びその血統に限りそうです。

「マリアージュロングフィンメダカ」は愛媛県の垂水さんが「鱗光ロングフィン(垂水ロングフィン)×モルフォ」の交配で作出されたメダカなんだそうです。凄いですね。ヒレはモルフォの系統なので、横から見ますととても綺麗です。

マリアージュとはフランス語で「結婚」「婚姻」「結婚式」「結婚生活」「組み合わせ」などの意味を持つ言葉だそうです。

ワインの世界で、「このワインと料理のマリアージュはすばらしい」という言葉をよく聞きますが、これは「ワインと料理の相性や合わせ方がよい」「うまくお互いを引き立て合っている」という意味になります。「鱗光ロングフィン(垂水ロングフィン)×モルフォ」の特徴がうまく引き立て合っているということなんでしょうね。しかし、綺麗だなぁ。

特徴は背ビレと尻ビレで伸長して白いフサフサを付けているような感じになります。

累代が進むと、背ビレが伸長していない、光体型、これからヒレが伸長する期待のもの、すでの親の特徴である背ビレ、尻ビレが伸長してフサフサになっているものにわけられるます。

「マリアージュロングフィンメダカ」は横から見るのがいいですね。私は基本種だけしか飼育していないんですが、もし高級メダカを購入するなら「マリアージュロングフィンメダカ」かなぁ。もうこれは芸術作品ですね。

「マリアージュロングフィンメダカ」の改良種である「マリアージュキッシングワイドフィン」も作出されております。説明読んだけど凡人には違いがわかりません。

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❖サバンナメダカ

サバンナメダカというのはいないそうです。

サバンナというメダカ屋さんが作出したメダカは多数あり、そのメダカを「サバンナメダカ」というらしいです。

動画もアップされているので見てみてください。とても綺麗なメダカが沢山おります。

レアなメダカが多く一般庶民の自分には全く手が出ない高級メダカを販売されている模様ですが、沢山の人が来場されて、品定めされている様子が見れます。

ショップの場所は埼玉らしいので、千葉からはちと遠いですねぇ。


❖さいごに

私は基本品種しか飼っておりませんので、交配した個体名が出てきますが、それもさっぱりわかりません。しかしながら、どれも芸術作品のように作られたといいますか、メダカ愛にあふれた芸術品のように、とても綺麗ですね。

しかしながら、とても高価ですので万が一死なせてしまったらと考えますと、とても平常心で飼うことができません。

血統が固定されるまで何世代も累代飼育されることに、ただただ尊敬しかありません。



※最後に
ご覧になられている記事は、内容の見直し、文章の誤り(誤字や不適切な表現)による修正で内容が更新されることがあり ます。