虎ノ門虎之助のベランダ・ラボラトリー ft.メダカ

いつものようにプログを眺めていたら、妻が言った『7年もやってるんだから、プログ書いてみたら?』と。こうして始まりました。 屋外(ベランダ)での、メダカ、ドジョウ、エビ、貝や、水生植物の飼育記録をとっていないので、自分自身でも後から見返せるように残しています。


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タグ:屋外飼育

※2022.08.11更新(ハッシュタグ対応)

今日も暑いんだか、涼しいんだか、はっきりしない暑さでした。今日はほぼインドアでして、昼に買い物に出かけただけでしたが、帰ってくると汗をじわっとかいており、すぐにシャワーを浴びて着替えた次第です。

体温調整がうまくいきないのか、いきなりドッと汗を書いたり、寒くなったりとしており、夜もぐっすり寝れない日が続いております。

屋外のメダカたちは、最近活性が落ちてきたのか、シーズン中のようにエサをパクパク食べるといった感じがなくなってきております。あまりエサの量をやらないようにしてきております。

シーズンのままのエサの量ですと、あっという間に水が汚れてしまい、そのまま冬に突入して、水替えができなくなりますと、春にはヘドロやアオミドロだらけになるので注意です。

今は秋色と書いて『しゅうしょく』というらしく、秋らしい景色という意味だそうです。たしかに秋らしい景色になりつつあり、イネが稲穂が黄金色になり、頭(実)の部分が垂れ下がってきております。もうすぐ収穫の時期です。

水生植物で多年草のもの(常緑)などは、徐々に地上部が枯れてきます。

枯れた地上部は、そのまま水底に沈んでしまうと、腐敗して、水を富栄養化させてしまい、アオミドロやヘドロの温床になりますので、枯れてきたらカットするなどして取り除いていきます。

特に沈水性のアナカリスやマツモなどは要注意でして、冬の間にも少しずつ成長しますので、徐々にメダカたちの水棲生物のエリアを侵食していきますので、寒くなる一歩手前で、かなり大胆に間引きします。

「隠れ家がなくなる!」と思い、間引きを怠る、あるいは間引き足りないと、冬の間に増えすぎてしまい、春にはアナカリスやマツモに引っかかっているメダカの死骸を見ることになります。

今のこの時期は、メダカ含めた「水棲生物ファースト」で、冬を越せる環境を作ってあげないといけない時期ということなのです。



※最後に
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※2022.08.11更新(ハッシュタグ対応)

8月も今週末が最後の週末となりました。翌週からはいよいよ9月に突入します。学校も夏休みが終わり2学期が始まりますが、コロナ渦で夏休み延長やオンライン授業も議論されているようですので、コロナ渦による影響も拡大傾向に歯止めがかからない状態になっております。

すでに2学期が始まっている学校もありますが、オンライン授業や通学授業の併用などで乗り切る学校もあるとのことです。

コロナ渦がどうなろうと、季節は夏が終わり秋に入っていきます。1年の3分の2が終わりを迎えるのです。1年経つのは早いものです。

今年の8月は人間の体感温度なみの猛暑日や線状降水帯や台風による大雨、強風とありましたが、無事に難所を超えたメダカたちは、秋を過ごします。

秋になると4月(早くて3月)からコンスタントに産卵していたメダカは気温の低下とともに産卵活動を少なくしていきます。

屋外で育てるのであれば、9月の産卵、孵化となると、12月に突入する頃には越冬するだけの大きさ、体力を備えたメダカに成長する最後の期間となります。卵を隔離するのも9月までがいいところと思います(屋内で育てるのであれば10月でも可能と思います)。

4月から7月ぐらいに早く産まれたメダカの稚魚は大きくなっており、親の大きさになっていますので、すでに親メダカと一緒に混泳させているかと思います。

もし、すでに採卵による孵化で稚魚が沢山産まれて育っている場合は、採卵を停止するのも一つの手だと思います。

ただ、メダカの産卵は水温20℃以上で、日照時間13時間以上と謳われていますので、それに当てはめれば、水温も低下してきますし、日照時間も13時間を切ってきますので、産卵も少なくなっていきますので、自然と産卵も少なくなっています。

まだ、メダカの活性は下がりませんし、水温もメダカの適温になりますので、冬に備えてエサをしっかりと与えます。ただし、9月下旬あたりから、少しずつ水生植物の活性は下がってきます。水生植物の活性が下がるということは水質浄化の機能も下がりますので、水質が汚染されやすくなりますので、注意が必要です。

10月から11月にかけてが、冬の準備期間となりますので、9月は「繁殖終了の始まり」の時期(10月に終了)となります。



※最後に
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※2022.08.11更新(ハッシュタグ対応)

梅雨が明けてから、ずっと暑い日が続いています。猛暑(最高気温が35℃以上)の日までとはいかないものの、日本らしくて蒸し暑い夏になっておりまして、少し外出でもしようものなら、家に帰る頃には汗だくで帰宅することになります。

屋外メダカや金魚などの水棲生物の容器は、夏の直射日光を受けて水の蒸発が早く、足し水をほぼ毎日しております。カブトムシやオオクワガタの成虫は活発に動いており、エサのゼリーを毎日交換しております。

メダカなどの水棲生物は、夏に逝ってしまう個体が多いことも事実です。そして、次の世代が生まれて大きく育つ季節でもあります。

かなり昔、飼育がうまくいかなかった年は、夏に親たちを死なせてしまい、その時点で子供たちは増えているので心配せずにいたのですが、秋になると、その子供たちもめっきり個体数が少なくなっており、冬にさらに減り、翌年春になると、少ししか残っていないという構図です。

夏は個体数を増やす、または大きく減らしてしまうという、ひとつのポイントになります。日陰を作ったり、足し水を忘れないようにこまめに行う、エサを量を気を付けるなどの注意しなくてはいけない季節でありまして、人が介入している以上、気を使ってあげる必要があります。


力尽きたメダカです。
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かなり大きくなったメダカの稚魚たちです。
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命が尽きましたチョウセンブナです。
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アサザの葉の下で産まれたチョウセンブナの稚魚たちです。
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ヒメタニシの稚貝です。たくさん産まれています。
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カワニナの稚貝です。ヒメタニシより2ヶ月ぐらい遅い繁殖です。
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死んでしまったコリドラス・パレアタス(=青コリ)です。
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※最後に
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昨日と今日はいい天気で、日差しが強く夏日が続いております。メダカたちは、太陽がでてくれば、ここぞとばかりに産卵を始めます。少し前まで曇りが続き、産卵が小休止となっていましたが、日差しの効果で、抱卵しているメダカを多く見かけます。

一方、ホテイ草の根に産卵したメダカの卵を指でつまんで、せっせとメダカの孵化をさせる為に稚魚専用の容器に放り込んでいましたが、その卵も孵化し、稚魚たちが泳いでおります。

せっかく授かった命ですので、大切に育てて親メダカにしてあげたいです。



容器の種類、大きさ
容器の種類は何でもいいです。バケツ、プランター、プラ船、トロ船、睡蓮鉢でも何でもいいです。ただし、稚魚専用の容器としてください。もちろん、稚魚を入れるのではなく、産み付けられた水草や産卵床などから採卵した卵を入れて孵化させます。

大きさは水面の面積が大きくない方がいいです。幅45cm×奥行20cm×高さ15cm、程度が理想です。

水面がひろすぎますと、エサをあげるときに、水面に対して適度に散らさないといけませんが、その分エサをあげることになりますので、おのずとエサを多くまいてしまいます。

深さは気にしないで問題ありません。

難点は水量です。水量が少ないので、水がグリーンウォーター化しやすいです。グリーンウォーター自体は、植物プランクトンの集まりですので害はなのですが、藻が繁茂し過ぎますと、遊泳スペースを奪いますので、藻を繁茂させないように、タニシやホテイ草を入れて抑えること必要になってきます。

水替えをする方法もありますが、メダカの稚魚にとっても環境変化が激しく、いきなり死んでしまいかねませんので、水替えはしておりません。






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水替え(しません、足し水します)
水替えはしません。メダカの稚魚にとって水替えによる環境変化が激しく、死んでしまいかねませんので、水替えはしません。水が減った分の足し水を行います。足し水は水道水で構いませんがカルキを抜いてください。

またカルキ抜きは、カルキ抜き剤を使用するのではなく、バケツに水を汲んで半日から1日置いたものを使用します。それは水温が、メダカの稚魚の棲んでいる容器の水温と同じになっているからです。いくらカルキ抜き剤ですぐにカルキを抜いても、水温までは同じにはならず、そのまま稚魚の容器に入れますとショックでいきなり死んでしまいかねません。

足し水は、何日置きとかいうサイクルはありません。水が減ってきたら、足し水を行います。足し水でも環境変化が激しいので、ギリギリまで足し水を行いません。


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容器の置き場所
容器の置き場所は日当たりのよい場所に置きます。日光は、メダカを丈夫に育ててくれるます。紫外線がメダカの体を作ってくれます。紫外線は、ビタミンAとビタミンDが生成され、免疫力を高めたり、骨が形成されます。

メダカの稚魚が丈夫で大きく育ってくれて、親メダカのなるスピードも、しっかり日光にあたっている方が早いです。

そのまま、親まで翌年春まで育てていると、翌年の水温15℃以上、日光13時間(我が家は6時間程度)の条件を満たしますと産卵をはじめます。


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餌(エサ)はいつから何をあげるか
エサは、稚魚専用の粒子の細かいエサをあげます。メダカの稚魚は孵化してから3日は必要ありません。メダカの稚魚は栄養の入った袋をつけており、卵黄嚢(らんおうのう)とか、ヨークサックとかの呼び名があります。サケの稚魚が赤い袋をつけているのをテレビや本で見たことがあると思います。

この袋から栄養補給をしますので、エサがいらないのです。しかし3日でこの栄養はなくなってしまいますのでエサが必要となります。

従いまして、容器に一番最初に入れた卵が孵化した日を抑えておく必要があります(その後にも入れていると思いますが、最初の生まれたメダカの稚魚だけ、意識しておけばいいと思います)。

エサはメダカの稚魚専用をものを購入します。稚魚用に粒子の細かいエサですので、産まれたばかりの稚魚も食べることができます。

エサは1日に2回、もしくは1回でも十分です。いくらエサをこまめに複数回あげても、しょせん稚魚は全部食べることはできません。2回か1回で、1度に適度にあげてもいいと思います。


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生存率
過密で育てると、どうしても生存競争がおきますので、生存率は低くなります。また、遊泳スペースが広ければ、全員親メダカにすることも可能です。例えば過密で300個の卵を孵化させて生存率50%では150匹となりますし、30匹でも遊泳スペースが広ければ、生存率100%で30匹となります。

従いまして、はっきりした生存率の指標があるわけではありません。要はどれだけのメダカを親まで育てたいかによります。


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親の水槽に戻すタイミング
親メダカの容器から隔離している子メダカですが、どれくらい大きくなったら親の容器に戻せばいいのでしょうか。悩むところかと思いますが、簡単にいうと「親メダカの半分の大きさ」になったら、戻せばいいと思います。

メダカの稚魚が1㎝とか2cmとかの基準がありますが、泳いでいるところを測れませんので、大体半分ぐらいの大きさということです。

メダカは、卵も稚魚も口に入るものは何でも食べてしまいますので、稚魚を入れるタイミングを間違えてしまうと食べられてしまいます。

限られた容器内ですので、稚魚には逃げ道がありません。水草などが繁茂していて隠れることができますが、どうしても親メダカと出会う確率が高いので、食べられてしまうことが多いです。


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※最後に
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※2022.08.11更新(ハッシュタグ対応)

メダカを飼い始めて、かなりの年月が経ちました。メダカを順調に育てるノウハウを身に着けるまで、本やプログに参考にして手探りで飼育して、何とか自分なりといいますか、この南西向きのベランダ環境での飼育方法を確立できたと思います。でも、まだまだ完全ではありません。もっとメダカのことを勉強しないといけないと思っています。

メダカを飼う場合は最初は本やプログ、そしてホームセンターやペットショップの販売員さん、身近にいる詳しい方などの話を参考に始めることでしょう。

最初は、基本セオリー通り、教科書通りに育て始めると思いますが、自分の飼っているメダカの数や種類、混泳させている生き物、用土の種類、水草の種類や数、容器の大きさ、深さ、そして日照環境や日照時間など、一人一人全く違う環境になりますので、教科書通りに行かない場合もあるかと思います。

そして「あれ?本に書いてあることと自分の環境では違うんだな。」ということもあるかと思います。
一瞬、掟破りなといいますか、セオリー通りではない、飼い方、飼育方法を列挙してみました。

これは本やプログの飼い方を否定しているのではありません。むしろ、本やプログでの飼い方は正しいと思います。本やプログも、しっかりそのまま実践してほしいのではなく、自分の環境にあわせて、あくまで指標として書いている部分もあると思います。

もう一つ、あくまで我が家で飼育した実績をもとに、ご紹介させていただきますので、必ずしも、そうとは限らない点です。むしろ、本やプログの飼い方が正解なのです。

上記の注意点がありますが、自分の飼育環境にあわせて「飼い方」は柔軟に考えてもらい、「自分なりの飼育方法を確立」するのがいいのかと思います。

よりよい「メダカの飼育」のご参考になればと思いますので、もしよろしければ、続きを覗いていってください。

❖1匹につき1L(リットル)
よく、メダカの1匹につき1L(リットル)が必要、飼えると推奨されています。実際に飼い始めると、どうしても容器は過密になります。何故なら、メダカだけではなく、混泳させる生き物(ヌマエビ、タニシ、ドジョウ)や水草、そして用土、また石や流木などを入れますと、容器の容量100%(30Lなら30L=30匹)を使い切ることができないからです。

また、ヌマエビやタニシ、そしてメダカの繁殖が容易(メダカは卵の状態で隔離が必要です)な生き物ですので、うまく飼うことができれば個体数も増えていきますし、水草も繁茂して容器のスペースを奪っていきます。さらに容器内は狭くなっていくのです。

容器の容量に対して生き物の個体数は多くなりますが、なぜ死なないのかといいますと、水草や混泳している生き物、また増えたバクテリアによる水の浄化作用、そして定期的な水換え、容器に入れられたメダカの順応があると思います。

ただし、容器の容量は有限ですので、過度な生き物の個体数の増加は禁物です。いきなり、大量の個体数を購入して容器に入れますと、水質が汚染されて大量死ににつながります。少量の個体数から徐々に増えていく場合は、ある一定数を超えると増えなくなります。人間の目に見えないところで淘汰されているのです。よって右肩上がりの増加は考えられません。

要はメダカの棲める環境さえ整えば、30Lに60匹、90匹入れていても問題ないのです。

❖水温15℃以上、日照時間13時間以上で産卵
水温15℃以上、日照時間13時間以上で産卵と謳われています。日照時間ですが、我が家に日が当たるのは正午頃です。よって日が長くなって19時に日没としても、半分の7時間程度しか日が当たりません。春先は18時には真っ暗ですが、メダカは抱卵してくれます。

実際に日照時間13時間を確保するのは、一軒家でも、この狭い日本の住宅事情からしますと、なかなか大変なのではないでしょうか。

この産卵の基準は水温20℃以上、日照時間12時間以上という基準もありまして、2つの基準があるという認識なのですが、あまり捉われる必要はないかと思います。

❖水合わせ(水質)
メダカを購入、または貰ってきて、いざ容器に投入となりますと、その前に水合わせがいると思います。本やプログで、いろいろな水合わせの方法があるかと思います。

実は、この「水合わせ」ですが正解はありません。水合わせをしても容器に投入したとたんに死んでしまうメダカは、そもそも衰弱しているか、遺伝的に問題のあるメダカなのです。

水合わせの意味は水質というより水温合わせです。水質合わせは、いくら事前に合せてようが結果的に投入された後に、適応できない水質であれば、遅かれ早かれ死んでしまいます。

水温の場合はネット店で購入した場合は、宅急便で輸送されてきた場合は保温措置がとられていますし、リアル店で購入した場合は、輸送中に温度は上がっていますので、これから投入しようとする水温に合っていることはありません。

水温の違いは、人間もプールに入って心臓麻痺を起こすのと同じ(準備体操せずに飛び込んで心臓麻痺は都市伝説で、準備運動で心臓への負担を高めてからプールに入っても先天性疾患が原因で泳いでいるうちに心臓麻痺を起こす、という意味)で、温度の違いは水棲生物とはいえ体にダメージを与えます。

実際に投入して死なせてしまったこともあります。いきなり動かないメダカがいたのでビックリしました。この1匹だけでしたがメダカさんに申し訳ないことをしました。

お好みになりますが、水合わせ時間は30分から1時間程度でよいと思います。本やプログによっては半日とか、1日とか、また、温度合わせ、投入先の容器の水を購入してきたメダカの袋に少しずつ何度かにわけて入れて、水の慣れさせるといった方法だと2~3時間になります。

また、水質が気になる場合は、先ほどの水を少しずつ袋に入れていく方法と点滴法という方法で徐々に慣れさせていく方法があります。



※最後に
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※2022.08.11更新(ハッシュタグ対応)

4月になりました。新しい年度が開始となります。社会人としては入社式や期初の開始、組織改編や人事異動などがあり、学校なら入学式や始業式があります。4月は何かと忙しい季節です。

そして、あっと言う間に1ヶ月がたち、5月に入ってゴールデンウィーク(以下、GW)を迎えることになります。

今年のGWは4月29日の昭和の日から始まり、平日4月30日を挟んで、5月1日土曜日から5月5日の子供の日までです。

社会人や学生は日程を調整して、暦通りなら5月1日から5月5日の5連休、4月30日を休めば4月29日から5月5日の7連休、さらに5月6日と7日を休めば4月29日から5月9日の11連休となりますので、現在のコロナウィルス流行の状況下ではありますが、皆さんうまく対策をして旅行などに出かけられる方もおられると思います。

そして夏休みに入り、東京オリンピックが開催されます(なんとしてでも決行するかと...)。オリンピックを観戦がてら旅行に出かける方もいると思います。また夏休みはオリンピックだけではなく、お盆中心に国内旅行や帰省などで家を空けることもあるでしょう。

そして、あっという間に年末年始を迎えます。ワクチン接種状況はどうなっているでしょうか?コロナウィルスは収束に向かっているでしょうか?実際にどうなっているかは「神のみぞ知る」ですが、帰省ラッシュがあり、皆さんは家を空けることがあると思います。

GW、夏休み、年末年始の『3大長期休暇』は人間にとっては、どこかに出かけるには貴重な連休となるわけですが、メダカなどを飼育している場合は、長期間、家を空ける場合は、何か対策は必要なのでしょうか。


GW
長期間、家を空けることで一番気になることは「エサ」ではないでしょうか。しかしながらメダカは1週間程度(今年で言えば11連休)、家を空けたところで死んでしまうことはありません。メダカは容器の壁面や岩、流木についているコケや用土の中にいる微生物などを食べて生きていますので餓死することはありません。

気にすべきことの一つに「水温の上昇」がありますが、GWはまだ暖かくなることはそうありません。せいぜい「夏日(最高気温が25℃)」ぐらいですので、水温も上昇することはありません。

GWは何も対策しなくても問題ありません。

夏休み
夏休みもGW同様に、長期間、家を空けることで一番気になることは「エサ」ではないでしょうか。しかしながら夏であろうが、メダカは1週間程度、家を空けたところで死んでしまうことはありません。メダカは容器の壁面や岩、流木についているコケや用土の中にいる微生物などを食べて生きていますので餓死することはありません。

夏休みで長期間、家を空けることで気にすべきことは「水温の上昇による水の蒸発」です。夏の直射日光による水温の上昇で死んでしまうこともありますが簾(すだれ)をかけるなど対策は可能です。

特にメダカを危険にさらしてしまうのは『水の蒸発により干上がってしまうこと』です。家を空けた機関に「猛暑日(最高気温が35℃以上)」が連日続きますと水が干上がって、泳ぐスペースがなくなり、メダカが干からびて死んでしまうことです。

簾(すだれ)をかけても、水が蒸発することを完全に防ぐことはできません。そして、水の多い容器に移し替えるは現実的ではありませんし、容器を水を満帆にしていくといったことでも対策としては限定的です。日陰、半日蔭の場所に水の入った重い容器を移動させるのは至難の業です。

水の蒸発に対しては、これといった対策がないのです。

対策としては、メダカ飼育を始める時に遡ってしまいますが、容器を購入するときは出来るだけ水量の多い容器を購入するようにしてください。長期間、家を空けて水の蒸発があっても水が残ることがあるようにしてください。

年末年始
年末年始は、季節は冬ですので気温も低下しており、メダカは冬眠状態になっております。冬眠状態になっているメダカはエサを食べることはありません。また、水温も低下しており、水の蒸発も少ないので、水が減ることもありません。

年末年始は何も対策しなくても問題ありません。



※最後に
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※アドセンス再設定対応済
※2022.08.11更新(ハッシュタグ対応)

今日は朝から雨が降っています。関東南部は雪の予報ですが、雨がしとしと降っています。朝に江戸川河川敷にジョギングに行きましたが、雨の予報を知ってか、朝からランナーが沢山走っておりました。

帰る頃にはポツリポツリを振ってきておりましたが、その後、シャワーを浴びてから朝食を食べて一息ついたころには、すでに雨が本降りになっておりました。

これから寒くなって雪となるのでしょうか。

屋外メダカ飼育のオフシーズンとなって、春までまだまだですので、世話したくてウズウズしますが、しばらく観察だけで我慢するシーズンが続きます。

冬にアクアリウムなどを楽しみたい場合は、やはり気温の高い屋内で楽しむしかありません。冬だからと言って飼えないわけではありません。むしろ飼いやすいかもしれません。暑い夏場に飼い始める前の準備や世話をするより寒い冬場にするほうが、生き物が変調をきたしてしまうことが少ないからです。

飼う種類は淡水魚でも熱帯魚でもカメなんかの爬虫類でもいいと思いますが、熱帯魚をオススメします。綺麗で丈夫な熱帯魚は比較的飼いやすい生き物です。熱帯魚を飼うからには、屋外メダカのように、水のたっぷり入った容器にいれておけば、生きてくれる(これも実は世話が必要です)わけではありません。

水を綺麗にしてくれる「ろ過機」や、水草を光合成させるための「ライト」、また寒いので「ヒーター」と必要な設備は揃えないといけません。
そして大事な「水槽」です。大きさは10㎝、20cm、30cm、45cm、60cm、90cmとありますが、やはり60cm水槽をオススメします。

60cmぐらいでないと水質と水温が安定しないので、熱帯魚がいきなり死なせてしまうということもありえます。我が家は45cm水槽で飼育していますが、水が富栄養化して、ガラス壁面にコケが生えたり、水草に黒ゴケが付着したり、水草モスが異常に繁茂したりします。

また、水質が突然悪くなり、突如変調をきたして死なせてしまうこともありますので、エサやりは慎重に、水換えも頻繁に行っております。

60cm水槽でも、同じようなことは起きますが、やはり、広さと水の容量が違います。我が家はミシシッピニオイガメの『ミッピーちゃん』の水槽が60cmですが、一時期(3ヶ月程度)、熱帯魚を飼育していたことがあり、その時は水質がとても安定しており、たまたまかもしれませんが、1匹も死ぬことがありませんでした。

❖45cm水槽
幅450mm×奥行き300mm×高さ300mm、水量35L

❖60cm水槽
幅600mm×奥行き300mm×高さ360mm、水量56L


◆水槽セット



水槽セットは、ろ過機、ライト、ヒーターがセットで入ってるものを購入します。単品で買う時に水槽にあわせないといけませんので、一つずつ選ばなくてすみます。値段も断然お得です。さらに追加で水温計やエサもついているものもあります。

これらを単品で購入しますと、¥17,400となり、なかなか高額になります。
・水槽     ¥3,980(※)
・LEDライト ¥5,500(※)
・ろ過機    ¥2,950(※)
・ヒーター   ¥4,970(※)

※店によって値段も違いますし、季節によって値段も違います。


❖デジタルタイマー



デジタルタイマーは、ライトなど24時間365日点けておくことはできません。昼夜を再現してあげないと熱帯後は変調をきたしてしまいます。自分自身で電源を抜くにも、働いている、学校に行っている、用事があった、などで毎日定時でできないと思います。

このデジタルタイマーは、自動的に電源off/onをしてくれますので大変助かります。電源off/onパターン(曜日設定、時間設定)もいくつも登録できます。そして切り替えて使用することができます。

❖さいごに

水槽や設備を購入してしまえば、寒い冬でも問題なく生き物を飼うことができます。この記事に生き物は載せていませんが、生き物もリアル店舗で購入すると寒い中の輸送の問題がありますが、ネット通販ですと、
ネット店が保温措置をしてくれますし、自宅まで輸送してくれますので、生き物が元気なまま自宅に迎い入れることができます。
現代社会で生き物を飼うのは、いつでも可能なのです。



 ※最後に
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◆ドキュメント
作成日付:2020/12/26
更新日付:2020/12/29
※アドセンス再設定対応済
※2021.11.23更新(過剰広告カット)
※2022.01.26更新(タイトル変更)
※2022.08.11更新(ハッシュタグ対応)
※2023.01.20更新(アメリカザリガニの「条件付き特定外来生物」指定へ)
※2023.01.20改題(旧題:【初心者向け】天寿を全うする!屋外でのザリガニの飼い方(簡易マニュアル)失敗談付き)

◆はじめに

ザリガニ。私は昭和生まれですが、すでに子供の頃からザリガニと言えば、アメリカザリガニでした。当時は外来種とは知らずに、国内種(日本生まれ)だと思い込んでおり、体が大きくて赤い「まっかちん」と呼ばれる大物を狙って捕っておりました。

ザリガニ以外に、メダカやドジョウ、タニシやカワニナ、エビなんかも捕れましたが、当時はザリガニが主役としてみており、その他大勢の脇役でしかありませんでした。

家に持って帰りザリガニばかり飼っていました。しかしながら、今から振り返りますと長続きと言いますか長生きしたとは言えません。

まず共食い、どうしても1つの容器に沢山のザリガニを入れてしまいますので、強く大きいものが残り、弱く小さいものは淘汰されてしまいます。次に水の汚れに耐えきれずに、これも徐々に減っていきます。

そうして飼っているザリガニの数は減っていき、容器の中が「さみしく」なってきますので「にぎやか」にする為に、またザリガニ捕りに行くわけです。

いくら外来種とはいえ、正しい飼育方法がわかれば、長く元気に育てることができ、繁殖して増やすこともできます。

時が立ち、アメリカザリガニが外来種だと知ってから、さらに時が立ち、ついには、アメリカザリガニを除く(※)外来種が「特定外来種」に指定されるまでになりました。

しかしながら、まだアメリカザリガニは飼うことができます。

外来種ではありますが、アメリカザリガニも生き物ですので長く元気に飼える方法などの話をさせていただきますので、もしよろしければ、覗いていってください。

※全国各地に広まっている「アメリカザリガニ」は、専門家から「指定することで、川や池に大量に捨てられるなど混乱を招くおそれがある」という意見があり、特定外来生物の指定対象から外されました。

◆外来ザリガニの特定外来生物指定について(環境省自然環境局)

❖要綱
 外来ザリガニ全種(アメリカザリガニを除く)が特定外来生物に指定され、2020年11月2日から規制が始まりることになりました(2020年9月11日閣議決定)。

規制対象となるザリガニ
 アメリカザリガニを除く全ての外来ザリガニ

❖新規指定ザリガニの飼養等の許可について
 許可申請は2020年11月2日~2021年5月1日の間に行ってください。

❖ホームページ
(環境省自然環境局)
 https://www.env.go.jp/nature/intro/2outline/attention/gairaizarigani.html

◆アメリカザリガニの「条件付き特定外来生物」指定へ(2023年1月20日)

 環境省はきょう、アメリカザリガニと、ミドリガメの通称で知られるアカミミガメを、2023年6月1日以降、条件付き特定外来生物に指定すると発表した。

 指定されて以降、この2種を川や田んぼなどに放出することは禁じられ、違反者には3年以下の懲役・300万円以下の罰金が課される。また、販売や購入も禁じられる。

 特定外来生物に指定されると、無許可での飼育も禁じられるが、この2種は飼育している人が多いため、飼育を禁止すると、密かに自然環境に放出される事例が多発する事が予想された。

 そこで、原則として飼育を禁止する「特定外来生物」とは異なり、「条件付特定外来生物」は捕まえて飼育することや無償での譲り渡しなどは禁止されない。

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◆ザリガニ相談ダイヤルの解説について(環境省)

❖要綱
今回規制対象と規制対象外であるザリガニの見分けがつかないことや規制の内容、飼育しているザリガニについての手続きの要否に関する問合せや相談の為に相談ダイヤルを開設しました。

❖開設期間・対応時間
 ・開設期間:令和2年12月22日(火)開設から令和3年春頃受付終了予定
 ・対応時間:土日祝日を含む毎日(12月29日~1月3日を除く) 午前9時から午後5時まで
 ・電話番号:0570-051-110

❖ホームページ
 http://www.env.go.jp/nature/intro/2outline/attention/gairaizarigani.html

◆アメリカザリガニ
アメリカ南部原産の1927年にウシガエルのエサとして神奈川県に持ち込まれました。その後、逃げ出して全国各地に広まりました。

池や川、沼や水田などの水辺に棲んで雑食性であるため、メダカなどの魚やドジョウ、水草などの特に新芽なども食べて生態系に影響を与えます。

水田の畦(あぜ:田の中の泥土を盛って、水が外に漏れないようにした盛土の部分)に穴を掘って畦が崩され、イネの新芽も食べられる為、農家の嫌われ者になっています。

脱皮を繰り返して大きくなり約1年で成熟します。1回の産卵で300から400個の卵を産みます。

◆基本情報
名称   : ザリガニ
別名   : マッカチン
最大全長 : 15cm(最大サイズ28.5cm)
飼育環境 : 淡水
価格   : 1匹100~150円
寿命   : 3~5年
水温   : 0~28℃
混泳   : 単独飼育
飼育   : 難易度は低い
繁殖   : 難易度は低い(卵生)
棲息場所 : 水底
餌    : 人工飼料

◆捕り方・釣り方
ザリガニは池や川、沼や水田、他に用水路や湖などにも棲んでおります。主に流れの緩やか所に棲んでおり、かなり水が汚れた場所でも平気です。

しかし 流れが速く水の冷たい山の渓流には棲んでいません。大きな川では 川原や岸辺の水たまりには棲んでいますが、あまり深い場所には棲んでいません。広い湖でも、岸辺のヨシなどの水生植物が茂って隠れ家のある場所に棲んでおります。

ザリガニを捕まえる方法は何種類もありますが王道は以下の3種類です。

・網で捕まえる
 網を使用して掬ってザリガニを捕まえます。これが一般的な捕まえ方かと思います。岸辺の水草の中に隠れています。水草をガサガサして捕まえましょう。ザリガニが見えている場合は、前から網で掬おうとするとザリガニは後ろに逃げる性質がありますので逃げてしまいます。ザリガニの後ろに逃げる性質を利用して後ろから網で掬って捕るのをオススメします。

・釣りで釣り上げる
 釣り竿を使用するか、そこらへんに落ちている木の棒を竿にしてもいいです。竿につける糸は耐久性のある凧糸がいいと思います。エサは煮干しやスルメなどを使用します。ウィンナーやかまぼこも使用できますが食い千切られてしまう場合もありますので、耐久性のある煮干しやスルメをつけた方がいいです。

水底に向かって糸に括ったエサを投げ込みます。そしてザリガニがエサに食いつくまでしばらく待ちます。

ザリガニがエサに食いついたら糸が引っ張られます。勢いよく引き上げますと、ザリガニがエサを離して逃げてしまいますので、そうっと静かに引き上げていきます。

岸辺まで引き上げるのは意外に難しいので、最後は網に頼ります。網を出してエサを掴んでいるザリガニを掬います。

・巣穴に手を入れる
 巣穴に手を入れます。巣穴の中に確実にザリガニがいるので捕まえることができます。ただし巣穴が深い場合は手が届かないか、手を奥に入れないといけませんので汚れることがあります。大体は小さい穴には小さい個体が、大きい穴には大きい個体が棲んでおりますが、稀に大きい個体が棲んでいた巣穴に小さい個体が棲んでいることがあります。大きい個体が何処かに行った後に棲みついているのです。

❖捕れない場合は購入する

【2020.12.27】追記
近所に池や沼、川などがなくザリガニが捕れない場合は購入することになります。値段は1匹500円から1,000円です。綺麗とは言えない用水路でも捕れるザリガニですので高いと思います。できるだけ、池や沼など水辺を探し回って捕ったほうが賢明です。

◆飼い方
ザリガニはエサを綺麗に食べることができませんので水を汚します。本来ならば、バクテリアが分解して水をある程度綺麗にしてくるのですが、ザリガ二は大食漢ですので分解が間に合わずに水が腐敗して臭いがします。飼う準備としては、水替えをし易いシンプルな構成、そして共食いしずらい隠れ家の設置を行いましょう。

 ・容器
  ザリガニをオスメス1匹ずつ入れるぐらいの大きさ、45cmぐらいはほしいところです。水槽(特に屋内)でもいいですし、プランターなどでも構いません。

❖脱走名人

【2020.12.27】追記
ザリガニは脱走名人ですので、ろ過機のコードや流木、水草などをつたって脱走してしまいます。見回りで早く見つかればいいのですが遅れてしまう。または、暑い時期で直射日光にさらされるなどで、干からびて死なせてしまうことがあります。

そこで水槽であれば蓋をして脱走できないようにします。屋外の容器であれば、蓋までしないと思いますので、水位を下げて、壁面に流木や石、水草を配置しないようにしましょう。

脱走して干からびて死なせてしまったザリガニのオスです。

IMG_3543

 ・隠れ家
  ロックシェルターなどの隠れ家でもいいですが、費用を安くすませるなら植木鉢が一般的です。隠れ家は必ず入れましょう。隠れるところがないとオスメスでも共食いしてしまいます。

 ・石や砂(不要)
  砂を入れないと平衡感覚が保てないとよく言われていますが、特にそんなことはありません。石や砂にわずかなバクテリアを定着させるのも意味がありません。人間側としても、すぐに水が汚れて、かなりの頻度で水替えや掃除をおこなうことになりますし大変ですので不要です。ベアタンク(用土を入れない飼育方法)が基本でいいと思います。

 ・エアーフィルター(屋内)、ろ過機(屋内)
  ザリガニは水を汚す生き物ですので、水をろ過する装置がかなり有効です。ろ過装置がない場合は、水替えを沢山行う必要があります。ろ過装置により、水替えの頻度が少なくなりますが、ろ過装置自体がかなり汚れますので、ろ過装置を洗う頻度が魚を飼うより多くなります。

 ・ヒーター(屋内)、クーラー(屋内)
  冬はヒーターを入れますと1年中ザリガニの元気な姿を見ることができます。また、夏、特に猛暑時に屋内でクーラーのない部屋で育てていますと、水の温度は33℃ぐらいになってしまいます。そこで威力を発揮するのがクーラーです。クーラーといってもまともに飼うと何万円となりますので、安い冷却ファンで冷やします。冷却ファンは水面に冷風を吹き付けて気化熱で水温を下げます。

◆エサ
飼い方で書くべきですが別章で書きました。ザリガニは雑食性が強いのでエサは何でも食べます。生餌としてメダカなどの魚やタニシなどの貝、そして煮干しやスルメなどの人間が食べるような食品、そしてホテイ草やマツモなどの水草です。

しかし、何といっても人工飼料をオススメします。人工飼料は栄養バランスがとれていますし、上記の食料はいずれも水をかなり汚します。

人工飼料が「ニオイ防止」「水を汚さない」と書いてありますが、そんなことはなく水は汚れますし、臭いも出ます。しかし上記の食料よりかは水は汚れにくいです。

❖ザリガニを青くする【2020.12.29】追記

大人になると赤くなるアメリカザリガニを青くする方法があります。子供が小さい頃(2cm~4cm)から行わないといけません。大人になってから色を変えるのは難しいです。青くするには人工飼料で青くするエサが販売されていますので食べさせて成長させます。

ザリガニが脱皮するごとに青くなっていきます。なお「青くする」と決めたからには、このエサ以外に他のエサは食べさせてはいけません。

エサは、ザリガニ専用のエサに加えて、熱帯魚のディスカスの専用のエサも効果があります。


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◆繁殖
オスメスを一緒に入れて飼うと、うまくいけば繁殖となります。繁殖シーズンは6月から10月ぐらいです。交尾はオスとメスのハサミを押さえて向き合って1時間程度交尾します。その後、早ければ2週間、遅いと2ヶ月後に産卵します。産卵は300個から400個の卵をお腹に産み付けます。その後20日程度で孵化します。

孵化してからも親のお腹にくっついて育ちます。子供の生存率が高くなるのです。子供は1ヶ月程度で親から離れていきます。


抱卵しているザリガニのメスです。
IMG_3544

❖交尾後が怖い!

ザリガニの交尾はオスとメスのお腹を合わせて交尾します。ザリガニの交尾ではオスがメスに精子が入った袋(精包)を渡します。その後、オスメスは離れることになるのですが、お腹を見せているので非常に無防備です。離れた瞬間にメスに捕食されてしまうことがります。

カマキリなどもそうですが、交尾はいのちがけなのです。

◆稚ザリガニに飼育
【2020.12.28】追記
ザリガニは一度に300個から400個の卵を産みます。そして、そのままの数の稚ザリガニが孵化します。かなりの数です。

ただ、稚ザリガニは産まれてすぐに「生存競争」が待っています。それは『共食い』です。共食いであっという間に100匹、50匹、30匹、20匹、10匹と減っていきます。

沢山増やしたい方は産まれてから、容器をわけてもいいと思います。ただ、そのままの数のザリガニが大きくなっても飼えなくなるのが目に見えていますので、ザリガニには可哀想なのですが、そのままにしておいて、生存競争に打ち勝った強いザリガニだけを育てるのも手かと思います。

しかしながら、本当にそのままにしておくと、最後の1匹になってしまいますので、適当な数になったら容器をわけて飼育したほうがいいと思います。

エサは親のエサで構いません。小さく砕く必要もないかと思います。そのままでも何とか食べて大きくなっていきます。

◆脱皮
ザリガニは脱皮を繰り返して大きくなっていきます。ザリガニは外骨格という骨格の作りをしています。よってザリガニが大きく成長するには脱皮をしなければいけません。これを失敗してしまうと、ザリガニ自体が死んでしまいます。それくらい重要な役割なのが脱皮なのです。

※脊椎動物の 骨格 のように体の内部に形成される内骨格に対して,動物の体の 表面 を覆って形成される殻などの固い構造物を外骨格といいます。

ザリガニは大きくなるまでに2週間から1ヶ月周期で脱皮を行います。大きくなると半年周期で行います。冬は冬眠間に1度脱皮を行います。

脱皮時間はとても短く1分です。それ以上かけると自然界では外敵に襲われてしまうからです。

脱皮の前兆はわかりやすく、エサを食べなくなります。そして、じっと動かなくなります。

見た目も変化があり、甲羅が浮いてきます。尻尾から甲羅が浮いた感じで隙間がみえます。

脱皮中は観察してもいいですが邪魔をしてはいけません。脱皮後は甲羅が柔らかいので、敵に襲われたら、流石のザリガニもひとたまりではありません。2~3日で甲羅はかたまりますので、隠れ家を多く入れて、同じ容器で暮らしているザリガニから逃げれるようにしておきます。

脱皮した抜け殻は捨てないようにします。抜け殻は脱皮の後にザリガニが食べることによって、栄養分を補給します。ただし、脱皮の後にすぐに食べない場合もあるので、少し気長に放置しておきましょう。1週間くらいしてから食べるザリガニもいます。あまりにも食べないようであれば容器の水が汚れてしまうので、そうなる前に取り除きます。

◆水替え
何度も書いてしまいますが、ザリガニはエサをうまく食べることができず、エサの残りが水を汚します。バクテリアが分解して水を綺麗にしてくれればいいのですが、とても処理能力に追い付けませんので、水替えすることになります。

ろ過機を設置していない場合は2~3日に1回がいいのですが、なかなか大変ですので、ちょっと水が汚れてしまうかもしれませんが1週間に1回でいいかと思います。ザリガニは水の汚れにはある程度耐久性がありますので問題ないと思います。

水は水道水でも大丈夫です。カルキ(塩素)は魚ほど、ザリガニに影響は与えません。

◆冬眠
ザリガニの越冬は以下の記事をご参照願います。




※最後に
ご覧になられている記事は、内容の見直し、文章の誤り(誤字や不適切な表現)による修正で内容が更新されることがあります。

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※アドセンス再設定対応済
※2022.01.23更新(タイトル変更)
※2022.01.24更新(日々の飼育)
※2022.03.27更新(タイトル戻す)
※2022.08.11更新(ハッシュタグ対応)

12月に入りまして、寒い日が続いております。雲もどんよりとした日が続いており、いつの間にか師走の気候になっております。

それでも日中は日の光が差し込む時間帯もありました。ベランダに出てみますと、床にポツンを何かがおります。

「何だろう?」と思い見てみますとニホンヤモリの子供でした。でもじっとしており全く動きません。どうしたんだろう?と思い近づいて見ようとしても動きません。

以前、9月末にいた見つけた時には、近づこうとしますと元気に動いて逃げてしまいましたが、今回はそのような元気はないようです。

気温が低く寒くて凍えてしまっているのでしょうか。それとも冬眠していて、日が昇ったので日向ぼっこでもしに出てきたのでしょうか。

元気がないのであれば、救出してあげたいのですが、そもそも飼育できる生き物なのか判りません。

二ホンヤモリの生体が判らないので、ちょっと調べてみることにしました。

❖ニホンヤモリ
ニホンヤモリはトカゲの一種です。単にヤモリと呼ばれることもあります。

ヤモリは漢字では「家守」と書きます。その名の通り家を守るという意味があります。

ユーラシア大陸からの外来種と想定されており、日本固有種ではありません。日本に定着した時期については不明ですが平安時代以降と考えられています。日本の複数の都道府県において、レッドリスト(準絶滅危惧、情報不足など)の指定を受けています。

よくイモリ(井守)とヤモリ(家守)がごちゃごちゃになりますが、両者の違いは以下の通りです。

 ・「イモリ(井守)」は、水の中に棲んでいて井戸を守っている両性類
 ・「ヤモリ(家守)」は、家の中に棲んでいて家を守っている爬虫類

◆基本情報
名称   : 二ホンヤモリ
最大全長 : 7~10cm
飼育環境 : 夜行性
       流木やロックシェルターなどの狭い場所に隠れていることが多い
価格   : 1匹500~1000円
寿命   : 5~10年
水温   : 20~27℃(活発に動く温度)
混泳   : 多頭で飼育可能
飼育   : 難易度は高い
繁殖   : 難易度は高い(卵生)
棲息場所 : 住宅の壁、樹の皮
       -主に民家やその周辺に生息
       -都市部では個体数が多く郊外では少ない
餌    : 生餌だけ(コオロギ、ミルワーム、デュピア)




❖どこで手に入れるのか?【2022.01.23】追記
二ホンヤモリは、家の壁などにいて捕獲できるので、カナヘビと同じように販売していることは少ないです。

捕獲以外では、オークションやネット販売で探すことになります。ホームセンターやペットショップなどのリアル店では、ほとんどお目にかかることはないと思います。探すのが大変なので、捕獲前提で入手した方がいいと思います。値段は1匹1,000円程度が相場になります。

環境省のレッドリスト(絶滅危惧する野生動物リスト)には掲載されていませんが、乱獲せずに自分の飼育する頭数を捕獲することにしましょう。


❖食べ物
ヤモリの食べ物は「生餌」だけです。特にコオロギとミルワームとデュビアが好物です。どれがいいかと言いますとコオロギの方が栄養バランスがよいのでコオロギがオススメです。ミルワームは脂肪過多になります。そしてデュビアは大きすぎて食べれないことがあります。二ホンヤモリは顔の大きさぐらいまでのエサしか食べれません。

この「生餌」だけしか食べないことは、飼育する上で一気に難易度が上がってしまいます。まず、「生餌」を買い求めないといけません。ホームセンターでは人工飼料しか置いてありませんので、ペットショップかネットで「生餌」を買い求めることになります。そして「生餌」自体を死なせないように育てないといけません。

そして繁殖させないと毎回購入するはめになりますし、「生餌」を育てるに飼育環境やエサが必要になり、人工飼料よりコストがかかります。そして「生餌」のコオロギやミルワームも口に合わないと食べない場合もあり、体の大きさにあった「生餌」を用意しないといけませんし、毎回同じ生餌では「栄養」が偏って病気になってしまいます。

まず、このプログを読んでいるのと同じで、生餌を飼育するノウハウを身につけなくてはならず、別のプログを読むことになるでしょう。

そして二ホンヤモリを飼っている途中で、メインで二ホンヤモリを飼育しているのか?生餌を飼育しているのか?わからなくなってしまう方は、やめておいた方が無難です。



[商品価格に関しましては、リンクが作成された時点と現時点で情報が変更されている場合がございます。]

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コオロギなどの生餌をあげる場合は必ずカルシウム剤を添加してください。「生餌」の栄養価は高いのですが、カルシウムが不足します。カルシウムが不足するとクル病というとても危険な病気にかかってしまいますので、カルシウムの添加は忘れないようにしましょう。


❖飼育環境

・飼育ケース
 蓋のついた飼育ケースで飼います。ニホンヤモリは脱走の名人ですので、高さの高いものが必要です。1匹で飼うのであれば縦15cm×横15cm×高さ15cmぐらいが理想です。



・水飲み場
 ニホンヤモリは水を飲んで水分補給しますので、水飲み場を用意します。

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・隠れ家
 普段は臆病な性格で狭い隙間などに潜んでいますので隠れ家を用意しましょう。ロックシェルター、流木や石などです。



・床材
 床にひくものは色々ありますが以下のものが代表的なものです。

 -デザートサンド
  赤みがかった砂漠の環境を再現する爬虫類用床材です。

 -園芸用腐葉土
  ニホンヤモリを飼育する場合や、土に穴を掘って生活をする爬虫類・両生類のために選びたい床材です。



・爬虫類用ヒーター
 爬虫類用のパネルヒーターを設置して冬も活動させます。



❖日々の飼育【2022.01.24】追記
水分を補給する為に、こまめに霧吹きを行います。ニホンヤモリには水入れはいりません。霧吹きの水がかかった壁や流木などから水を接種します。そして排泄物を掃除してください。

飼育ケースは半日蔭の場所に設置します。直射日光が当たる場所は避けます。夜行性ですが、全く日光が当たらない場所だと体が弱りますので、少しバスキングさせて丈夫な体にしてあげます。


❖越冬するのか?
ニホンヤモリは冬になり気温が低くなりますと越冬します。冬眠状態ではエサを全く食べなくなります。ただし、冬眠自体も難しく、そのまま死んでしまうこともあります。冬眠させないようにパネルヒーターを設置して25℃程度に設定して、冬も活動させる方法もあります。


❖天に召されました。
結局、ベランダにいました二ホンヤモリは天に召されてしまいました。よく見ますと尻尾が切れており、左後ろ足も折れたような感じになっており、何かに襲われたような状態でした。

保護したかったのですが、何しろエサがありませんので、栄養を与えることができません。近くに販売している場所もありません。静かで暖かい場所に移動させて少し様子を見たのですが、夜になって動かなくなって天に召されてしまいました。どうしたらよかったのか?悩ましい限りです。


こんなところに何かいます。
IMG_4223

ニホンヤモリです。尻尾が切れており、左後ろ足が折れております。
IMG_4222

この時は動きましたが、もう弱っておりました。そうっと静かで暖かい場所に移動させたのですが、夜になって動かなくなってしまいました。
IMG_4226



※最後に
ご覧になられている記事は、内容の見直し、文章の誤り(誤字や不適切な表現)による修正で内容が更新されることがあります。

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※室町時代伝来の屋外金魚の育て方「きんぎょ~え、きんぎょ~。」

◆ドキュメント
作成日付:2020/11/19
更新日付:2022/01/29
※アドセンス再設定対応済
※2021.11.23更新(過剰広告カット)
※2022.01.26更新(タイトル変更、もといPilot)
※2022.01.28更新(全面改訂)
※2022.08.11更新(ハッシュタグ対応)

◆はじめに

金魚。子供の頃に縁日やお祭りで出会う魚であり、おそらく人生で最初に飼うであろう魚です。

金魚掬いで何匹か掬って家に持って帰ってくることになると思います。そして飼育ケースかバケツに水に入れて飼い始めますが、これがなかなかうまくいきません。

翌日、あるいは1週間以内に死なせてしまうことが多々あるかと思います。

縁日やお祭りに売られている金魚は弱っておりますので、掬われて家まで輸送されるとすでに相当なダメージを受けておりますので、ある意味仕方のないことではあります。

その期間をクリアすれば環境に適応して元気に育ち始めてくれます。金魚は本来、丈夫で飼いやすい魚ですので、メダカや熱帯魚などに比べて比較的長きにわたり楽しませてくれるのです。

金魚の魅力は、水槽の中で優雅に泳いでいる綺麗で姿やユーモラスな仕草です。

特に鮮やかな「赤」、金魚は赤色だけではありませんが、あの赤色は見栄えがしますし、とても目立ちます。

そんな素敵な金魚を長く元気に飼育できるように、少しでも参考になればと思い記事を書きましたので、もしよろしければ覗いていってください。

◆金魚の起源
1700年ぐらい前に、中国の野生のフナの仲間から突然変異で現れた、体色の赤いヒブナが始まりとされています。

その中国から日本に入ってきたのが西暦1502年(室町時代・戦国時代)の500年以上前です。今で言う「和金」に近いかたちだったようで、500年以上の歴史がある観賞魚です。

金魚は初心者からマニアまで幅広い層の愛好家に飼われている観賞魚です。様々な品種が作出され、可愛らしい金魚たちが縁日やお祭り、そして店頭を賑わせています。

◆飼いやすさ【2022.01.29】追記
金魚は丈夫で飼いやすい魚ですので、アクアリウムの世界の入門魚として飼い始めるかと思います。
金魚は屋内飼育はもちろんですが屋外飼育もできますし、繁殖は割と容易です。そして長生きしますので長い期間飼うことができ、個体毎に愛着がわくこともあると思います。

メダカも丈夫で飼いやすいのですが、寿命はもって1~2年程度ですし、繁殖させないと、あっと言う間に全滅となりますので、鑑賞に加えてせっせと繁殖させる飼育方法が必要です。

熱帯魚は(一部を除き)屋内飼育となります。そしてヒーター、クーラーなどの温度調整を行う機器、ろ過機が必要となります。金魚だけ、メダカだけで育てるのであれば、両者は品種を問わず混泳させることができますが、熱帯魚を混泳させるには性格と相性を事前にしっかり確認しないといけません。エサの種類もあげ方も種類によって違いますので初心者向けではないと思います。

❖代表的な魚の飼いやすさ

 金魚 > メダカ > 熱帯魚(グッピー、ネオンテトラ)

◆金魚の種類
 金魚の品種は100種類以上とも言われ、現在の日本では約30品種が飼育されています。沢山おりますので、有名どころをご紹介いたします。


 ❖和金系


 ・和金

【歴史】
フナの突然変異で現れた赤いヒブナを品種改良したものが和金です。中国から日本に最初に渡来(とらい:海を渡ってくること)した金魚です。
【特徴】金魚すくいで見かける金魚です。動きが俊敏で非常に丈夫で飼育しやすい品種です。
【種類】体型はほぼヒブナと同じです。尾びれが普通のフナ尾(※1)から、三つ尾(※2)や四つ尾(※3)のものまであり、体色も普通の赤や紅白(更紗=さらさ)、白色があります。体格による呼び名は、小さいものから「小赤(小金)」「別下」「小和金」「姉金(姉、大姉)」となります。
【体長】20~30cm程度
※1 金魚の尾の型。 和金系の金魚によく見られる、鮒に似たシンプルな形状の尾。
※2 金魚の尾の型。 フナ尾を2枚張り合わせたような形状の尾。
※3 金魚の尾の型。三つ尾の中心に深い切れ込みが入る形状の尾。



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 ・コメット

【歴史】米国人のヒューゴ・ムラート(Augo Mulert)氏により琉金の突然変異個体をフナと交雑させて作出固定されたと言われています。
【特徴】体型は和金型、体色は白地に朱(赤)色、長く伸びたフキナガシ尾が特徴。名前の由来の通り、動きが俊敏で非常に丈夫で飼育しやすい品種です。
【種類】類似品種に「庄内金魚(山形金魚)」がある。コメットと庄内金魚の明確な違いは見た目ではわかりません。
【体長】15cm程度

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 ・朱文金

【歴史】三色出目金、フナ尾和金、ヒブナの自然交配により固定させた品種です。
【特徴】和金型の体型に長いフキナガシ尾(※)、体色が赤、青、白、黒の和を感じさせる渋い雑色、モザイク透明鱗が特徴の味わい深い品種です。
【品種】派生品種に、日本の朱文金をもとにイギリスで改良されたハート型の尾を持つ「ブリストル朱文金」があります。
【体長】30cm程度

※金魚の尾の型。フナ尾が長く伸びた形状の尾。

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 ❖琉金系


 ・琉金

【歴史】和金の突然変異で現れた尾ビレの長い固体を淘汰し固定化された品種です。金魚すくいで見かける金魚です。
【特徴】寸詰まりで体高のある丸い体、各ヒレが伸長し、特に尾ビレは長く発達することが特徴です。体色は赤白(更紗)、赤(素赤)が基本。白色も出るが選別の対象となります。
【品種】琉金で有名なのが、東京の「江戸川琉金」です。堀口養魚場産の琉金は「堀口琉金」と呼ばれ、ブランド扱いされています。
【体長】10㎝程度

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 ・出目金

【歴史】出目金は琉金の突然変異により作出された品種です。
【特徴】体型は琉金で左右に突出した大きな眼球が特徴です。生後数ヶ月経過すると徐々に眼球が突出し始めます。
【品種】中国では日本と違い様々な品種で出目性の金魚が作られています。
【体長】10㎝程度

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国産金魚 黒出目金 3匹 2020年10月20日入荷
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 ❖ランチュウ系

 ・ランチュウ
【歴史】江戸時代に中国からきた品種を日本で改良したといわれています。「金魚の王様」といわれています。
【特徴】体型は丸くて短く背ビレがありません。尾ビレは太くて短い尾筒に対して角度をつけて伸びています。頭部の肉瘤は豊かに発達しますがバランスよく発達した魚が良いとされています、
【品種】
【体長】20cm程度

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(国産金魚)協会系らんちゅう 3〜5cm(1匹)
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 ・江戸錦
【歴史】ランチュウと東錦を交配させてできた品種です。
【特徴】体型は背ビレがなくランチュウ型、柄は東錦同様の赤、白、浅葱色の三色で、モザイク透明鱗が特徴です。
【品種】派生品種に「京錦(キョウニシキ)」があります。
【体長】15cm程度

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江戸錦 1匹/金魚 生体 埼玉志村養魚場産 8から9cm前後
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 ❖オランダ系

 ・オランダシシガシラ
【歴史】江戸時代に琉球経由で長崎に輸入されたといわれています。当時は鎖国時代ですが、唯一交易が許されていたオランダにちなみ命名されました。頭部の大きな肉腫が特徴で、中国では獅子頭と呼ばれています。
【特徴】背ビレがあって肉瘤があり伸長した開き尾を持つことが特徴です。褪色は紅白(更紗)が基本。豪快で優美な品種で一般的にも人気があります。
【品種】オランダ獅子頭が巨大化する「ジャンボオランダ獅子頭」があります。
【体長】30cm程度

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 ・茶金

【歴史】中国から輸入された茶褐色の金魚です。
【特徴】独特といえる茶褐色の体色が特徴。体型に関しては長手のオランダ獅子頭型と、丸手の琉金型の2タイプがあります。
【品種】
【体長】15cm

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◆産地
産地は複数あり、代表的な金魚の産地としては愛知県の弥冨、東京の江戸川、埼玉の加須などが知られています。 その他にも奈良県の郡山や静岡県の浜松などたくさんの産地があります。

◆大きさ
金魚の品種や体長によりますが、 丸型の金魚で最大15cm程度、 和金などフナ型の金魚は20cm以上になります。 終生飼育するには 60cm水槽で2~3匹が目安です。

ただし、水槽ではここまでの大きくするのは難しいです。 大きくしたい場合は、60cm以上の水槽にできるだけゆったり(60cm水槽で1尾)泳がせて、水換えをこまめに(週に2回以上)に行い、エサを回数多く(1日3回以上)与えると大きくなる可能性があります。

◆何匹入れるか?
金魚が大きければ大きいほど、必要な水槽のサイズは大きくなります。

※水槽に対しての匹数の目安
水槽サイズ 3~5㎝ 5~10㎝ 10㎝~
30㎝   3匹   2匹   1匹
40㎝   4匹   3匹   1匹
45㎝   5匹   4匹   1匹
60㎝   10匹   6匹   2匹

◆盆栽飼育

本来、大きくなるべき金魚を小さく育てる方法です。限られたスペースで魚に負担を与えることなく自然に大きくなることを抑制するのです。自然に育つのを抑制しますので、盆栽飼育に関しては、いいイメージがもたれていません。

下記の4つが代表的なものですが、この中でも「小さな容器で育てる」のが「盆栽飼育」の近道です。他の3つは、エサを少なくは餓死や栄養失調でうまく育たない場合があります。水温を下げるのも体調不良になりやすいです。過密飼育も水質悪化を招きます。ハードルが比較的低いのは、この「小さな容器で育てる」

 ・小さな容器で育てる
 ・エサを少なく与える
 ・水温を下げる
 ・過密飼育を行う

◆金魚の選び方
ホームセンターやペットショップなどの店で自分の飼いたい金魚を探しましょう。ただし、実際に見て気に入ったものを購入しましょう。金魚はなるべく同系のものを一緒に入れるのがいいです。

金魚には大きさや、泳ぎの速い金魚(和金・コメット・朱文金など)・ゆっくり泳ぐ金魚(琉金・オランダなど)とさまざまです。同じ金魚なので一緒に入れることは問題は無いのですが、エサの食べ具合に差が出てしまったり、なにかと問題が発生しやすくなります。

◆屋外飼育
金魚は屋外飼育を行えるかと言われれば問題なくできます。

❖屋外飼育のメリット

・金魚が丈夫で綺麗な色に仕上ります。
 太陽にあたることで健康な体を作られるのを同時に綺麗な色に仕上がります。また、飼育水がグリーンウォーター(植物プランクトンが増えた状態)になると、エサにも困りませんし、体にいい食べ物ですので、より健康的で丈夫な体になります。

・飼育の手間がかからずに楽です。
 金魚と言えば大食漢ですので、排泄物も多く水が汚れやすいです。屋内飼育であれば、ろ過機を設置すると思いますが限界もあり、水換えを頻繁に行わないといけません。屋外飼育であれば、ホテイ草などのろ過機能の比較的高い水草を入れたり、バクテリアがう増えれば、水換えを頻繁に行わなくてもすみます。

・用具がいらない、電気代も不要でお金がかからないです。
 屋内飼育ですと、水槽に加えて、ろ過機を設置したり照明を設定したりと何かと費用がかかります。屋外飼育ですと、バケツやトロ船、プラ船、ひょうたん池などで水槽よりは安く購入できますし、ろ過機や照明が不要です。

 ただし、金魚は水を汚しやすい魚ですので水替えを頻繁に行わないといけません。もちろん、屋外飼育でもろ過機を設置している方もおられますので、検討してもよいかと思います。

◆水温と水質について
金魚の活性が高い水温は16℃~28℃です。金魚の適応水温域は0℃~35℃程度で広範囲の水温に適応できる魚です。水温が10℃以下になると活性が落ちて食欲がなくなり、水温が5℃以下になると冬眠状態になりエサを食べなくなります。ただし、水温が0℃以下になり水が凍ってしまいますと凍死してしまいます。

金魚はエサをたくさん食べて排泄物が多いので水を汚しやすい魚です。水が汚れると病気になりやすいので、屋内飼育でも屋外飼育でもろ過機を設置するのが無難です。

準備したい飼育設備・備品【2022.01.29】追記
金魚を飼育したい場合に揃える設備、備品は以下の通りです。


❖金魚飼育に揃えたい設備・備品
 ・水槽(容器)
 ・ろ過機
 ・カルキ抜き
 ・エサ
 ・水温計

❖金魚飼育を楽にするので検討してもいい設備・備品
 ・照明
 ・ヒーター、クーラー(冷風機)
 ・タイマーコンセント


 ・水槽(容器)

金魚は小さい種類でも10~15cm程度に大きくなりますので、最低45cm水槽を購入するようにしましょう。屋内飼育では横から鑑賞できる水槽を購入します。屋外飼育ではトロ舟、プランター、睡蓮鉢など、色々ありますので、お好みにあわせて購入します。

金魚鉢は、金魚専用の容器のように思えますが、小さくて金魚を死なせてしまう「デス容器」なだけで人間が鑑賞し易いだけですので使用するのはやめましょう。




 ・ろ過機

ろ過機は水槽の水に酸素を送り込むと同時に水の汚れを取り除くフィルター付エアポンプ(投げ込み式ろ過フィルター)がオススメです。エアポンプがなくてもいいといえばいいので、上部式や外掛け式などでも構いません。








 ・カルキ(=塩素)抜き剤

金魚の飼育水は指導水を使用すると思いますが、水道水に含まれている塩素(=カルキ)は金魚には毒で死なせてしまいますので、使用する前にカルキを中和させます。

なお、水道水を1日汲み置きする場合はカルキは自然に抜けますので、カルキ抜き剤は不要ですが、病気や寄生虫の蔓延などで急に全水換えとなる場合は、1日汲み置きを待てませんので、即効性のあるカルキ抜き剤を購入しておくことをおすすめします。

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 ・エサ

金魚は口にはいるものなら何でも食べてしまう大食漢です。生餌は必要なく人工飼料で大丈夫です。金魚専用のエサを与えておけば栄養はバランスよく配合されているので問題ありません。

乾燥アカムシの人工飼料が人気ですが、純粋にアカムシだけではなくビタミン類などが配合されていますので栄養が偏ることはありません。






 ・水温計

金魚は温度変化に強い上、適応水温域が広いため、細かく温度管理する必要はありません。しかし、急激な温度変化に弱く消化不良にも繋がる可能性がある為、水温計を設置して水温を確認することをオススメします。

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※最後に
ご覧になられている記事は、内容の見直し、文章の誤り(誤字や不適切な表現)による修正で内容が更新されることがあります。

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