虎ノ門虎之助のベランダ・ラボラトリー ft.メダカ

いつものようにプログを眺めていたら、妻が言った『7年もやってるんだから、プログ書いてみたら?』と。こうして始まりました。 屋外(ベランダ)での、メダカ、ドジョウ、エビ、貝や、水生植物の飼育記録をとっていないので、自分自身でも後から見返せるように残しています。


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タグ:梅雨

※2022.08.11更新(ハッシュタグ対応)

雨が降り続いております。とても蒸し暑いです。

雨も「しとしと(細かい雨が降るの意)」と降るわけではなく「ざぁざぁ(滝の様な雨)」と降りますので、ベランダの配管は上階と屋上からの甘雨水が流れており物凄い音を立てています。

ベランダから見る周囲の風景は、空は黒い雲で覆われて真っ暗であり、雨が道路に叩きつけられており排水溝で処理しきれない雨水が道路を川のように流れております。

線状降水帯
ニュースでは盛んに線状降水帯により、大雨の予想や大雨による被害の状況が伝わってきます。

線状降水帯とは、次々と発生する発達した雨雲(積乱雲)が集合した状態のものです。集合した積乱雲群によって、数時間にわたってほぼ同じ場所を通過または停滞することで作り出される、線状に伸びる長さ50~300km程度、幅20~50km程度の強い降水をともなう雨域を線状降水帯といいます。

近年は毎年のように線状降水帯による顕著な大雨が発生し、数多くの甚大な災害が生じています。

ベランダに雨が吹き込んだ場合
我が家のメダカなどの水棲生物はベランダですので、この線状降水帯は関係ないのかといいますと、そうではありません。

線状降水帯による大雨で風が強い場合は、ベランダの内側まで吹き込んできます。

大量の雨水は容赦なくメダカ容器に振り注ぎます。メダカ容器の水位は上がっていき、やがて溢れだします。

メダカ容器の水位が上がるとメダカはどうなるのでしょうか。

親メダカであれば、雨水から逃れるように水面にいることは少なく、水底でじっとしていますので、雨水とともに流れ出てしまうことは、ほぼありません。

雨水とともに流れ出てしまうのは、水面にいるメダカであり、大雨でも水面にいるメダカは何らかの原因で弱っていて水底に潜る力がない個体が多いです。

また、メダカの稚魚は、ある程度大きくなるまでは水面で生活していますので、メダカの稚魚は雨水とともに流れ出てしまうことがあります。

他にメダカではありませんが、タニシ、カワニナなどの貝、特にスネールと呼ばれているサカマキガイなどは沢山の個体が容器の外に出てしまい干からびていることがあります。

ドジョウも、ここぞとばかりに容器の外に出てしまいます。ドジョウ自体が脱走王との異名をとっていますので大雨で水位が上がった状態は『脱走する絶好の機会』です。

ヌマエビに関しては、逆に雨水とともに流れ出てしまうということはありません。水底に隠れてしまっております。

ベランダに雨が吹き込まない場合
線状降水帯による大雨でも風がない場合は、ベランダの内側まで吹き込んでくることはありません。

「これはどういうことなのか?」と言いますと「晴れの日」と変わりません。夏の場合は気温にもよりますが、ヘタをすると「猛暑日」と何ら変わらないことになります。

猛暑日と一緒となりますと、急激にメダカ容器の中の水が減っていき水位が下がっていくのです。

ここで忘れがちなのは、外は線状降水帯による大雨でざぁざぁ降りなのに、ベランダ(※)は当然雨が降っていません。晴れの日と変わらないことです。外が大雨ですので錯覚しがちなのです。気づいたら「あー!!!」なんてことになりかねません。

※ベランダとバルコニーの違いは屋根がついているかいないかということだ。 ベランダは屋根がついていて、バルコニーにはついていない。

メダカ容器歯はまだいいのですが、これがガーデニングの植物ということになりますと、プランターや鉢植えの植物の水やりを忘れてしまいますと、枯れ始めてしまい、大惨事なんてことになりかねません。植物は一度でも萎れてしまいますと元気を取り戻すのに時間がかかります。慌てて水をあげて元気になったようになりますが、その後の開花や結実(けつじつ:実がなること)に影響を及ぼすことが多いです。

最後に
『外は大雨かぁ。』と思っても、ベランダ飼育者は、ベランダの水やり、または排水に注意を払わないといけません。



※最後に
ご覧になられている記事は、内容の見直し、文章の誤り(誤字や不適切な表現)による修正で内容が更新されることがあります。


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※2022.08.11更新(ハッシュタグ対応)

暑い~。今日は休日ですので、平日にできなかった水棲生物や水生植物の世話をベランダに出てしておりますと、ダラダラと汗がしたたり落ちてきます。暑いは暑いんですが蒸し暑いんですよね。

コガマやウキヤガラの抽水植物を植えている金魚容器内の鉢が前日からの強風で倒れてしまい、金魚たちが落ち着きなく泳ぎ廻っていたのでした。鉢が小さいのか、すでに大きくなってしまったコガマとウキアガラの地上部が成長して重たくなってしまったのもので、強風に耐えれなくなっていました。

鉢を何度か起こしましたが、強風が吹きやまないので、再び倒れてしまいます。

仕方がありませんので、鉢の上に重しを置いて様子を見ています。

強風は昨日から吹いており、今日の夕方もまだ吹いている状況です。

日中はといいいますと、強風は吹いているのの、太陽はしっかりと出ており、直射日光に当たるととても暑いです。

水温は上昇しつづけて、30℃まで上がりました。日中は親メダカたちは水草の中に隠れてしまい、泳いでいる姿を見ることができません。そして夕方に涼しくなると水面で出てきて泳ぎ始めます。

いきなり6月に猛暑になりましたが、8月の猛暑では35℃程度まで水温が上がりますので序の口であります。水草を入れておけば陰になりますが、そこは状況を見て簾(すだれ)も併用して夏を凌ぎます。

明日も猛暑だそうです。


水温計は30℃となっています。
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白メダカは潜ってアナカリスの下で休んでおり見えません。
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ヒメダカもマツモの下に隠れて涼んております。
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メダカの稚魚は元気に泳ぎ廻っています。
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※最後に
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※2022.08.11更新(ハッシュタグ対応)

関東甲信の梅雨が明けました。梅雨明けは平年より3日程早いそうです。昨年が8月1日ですので、昨年からは半月程度も早いことになります。

ずっと雲に覆われて、雨が降りっぱなしな感じの梅雨でしたが、いざ梅雨が明けて、太陽が顔を出しますと、少し屋外に出たり、またクーラーを点けないで屋内で作業をしますと、すぐに汗だくになりますので「もうちょっと涼しい方がいいなぁ」なんて気持ちのなりまして、夏本番はこれからなのに『たまらんなぁ』という感じであります。

関東甲信、東北と一気に梅雨が明けましたが、そもそも「関東甲信」の定義は、関東地方の1都6県(茨城県、栃木県、群馬県、埼玉県、千葉県、東京都、神奈川県)に甲信地方の2県(山梨県、長野県)を加えた、1都8県を指すんだそうです。

ちなみに関東甲信越は、新潟県を入れた1都9県なんだそうです。

さて、梅雨が明けて、いきなり猛暑日となりましたので、メダカと熱帯魚は猛暑対策を行いました。

猛暑対策といってもメダカには簾(すだれ)を、熱帯魚には冷風機を設置しただけなんですけども、するのとしないのでは雲泥の差がありまして、魚の生存を脅かす水温上昇を防いでくれるのです。

屋外メダカの場合は、簾(すだれ)をかけるんですが、我が家の日照環境は午後から日光が当たり始める環境でして、日照時間はせいぜい6時間程度ですので全面にかけてしまいますと、日照不足で魚の成長を阻害してしまいます。また、抽水植物、浮遊性植物を入れておりますので、ある程度は日陰ができている状態でもありますので、端に少しだけかけているだけなのです。

簾(すだれ)を端にかけています。
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屋内の熱帯魚は、逆サーモスタッドの冷風機を設置して、水面に冷風を当てることで水温を下げます。逆サーモスタッドは26℃の設定になっており、水温が26℃程度まで下がりますと自動で送風を停止し、水温が28℃を超えますと自動で送風を開始します。
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熱帯魚たちも涼しげに?に泳いでおります。
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今年は猛暑が続きそうな年になりそうですので、人間もメダカや熱帯魚たちも涼しく過ごして熱中症にならないようにしていきたいと思います。



※最後に
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※アドセンス再設定対応済
※2022.08.11更新(ハッシュタグ対応)

今日もほぼ1日中雨が降っておりました。日の光が少ないので、水生植物たちが幾分元気がない様子です。次に太陽の光が出るのは、梅雨の中休みでなく梅雨明けになるのでしょうか。

水棲生物たちはと言いますと、メダカは相変わらず繁殖して卵を産んでおりますし、ミナミヌマエビも子供を産んでおりまして、小エビが泳いでいるのをみることができます。ヒメタニシもカワニナも小貝をみることができますので、順調に繁殖していることを確認できます。

我が家の田んぼと言いましても、小さいプランターの田んぼですが、アメリカカブトエビが6月末に確認してからも、よく泳ぐ姿を7月初旬までみることができましたが、長い長い大雨で、水嵩が増して、水が濁っており、よく見えなくなっておりましたが、最近、水嵩が低くなりまして見たところ、小さなアメリカカブトエビが泳いでいるのを発見しました。

5月に生まれたアメリカカブトエビから産まれた子供であるかはよくわかりませんが、タイミングをずらして1シーズンに2度生まれたことはなく、とても驚いています。


抱卵している白メダカです。
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これはちょっと大きくなったカワニナです。
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チェリーレッドシュリンプです。今年生まれですね。
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子供のヒメダカです。ある程度大きくなりましたので、親メダカと一緒の容器に入れています。親メダカに追い廻されることはないのですが、姫スイレンの葉で休息しています。親メダカがこないので安心しているのでしょうか。
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アメリカカブトエビです。泳ぐのが速いので、うまく撮れませんが2匹の存在は確認しています。
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※リッチリンク不具合回避対応済
※追加を追記に変更(なし)
※アドセンス再設定対応済
※2021.11.23更新(過剰広告カット)
※2022.08.11更新(ハッシュタグ対応)

◆メダカ稚魚が死なせる原因
メダカの稚魚が大量に生まれますが、やはりポツリポツリと死んでしまいます。メダカの稚魚の一番の死は「餓死」「エサのあげ過ぎ」でありまして、他にも「足し水や水替えによる環境変化」「早めに孵化したメダカが遅くに生まれた稚魚を食べる共食い」などあります。

◆エサの量の加減
メダカが産卵床に産卵しますと親メダカに食べられないように隔離容器に移すことになります。毎日、産卵した卵を入れていくことになりますが、すぐに稚魚は生まれませんので、透明な容器で横から確認でもしない限り、そのうちに、どれくらいの卵を入れたのか、わからなくなっていきます。

卵の数がわからないまま、毎日沢山の産卵された卵をせっせと移していきます。

そして、大量の稚魚が孵化するのですが、孵化したばかりの稚魚には栄養を蓄えた袋(ヨークサック)が付いていますのでこの養分を吸収して成長します。

ただ、メダカの稚魚の成長は驚くほど早く、孵化してから2,3日にはこのヨークサックも体内に吸収されてなくなり、餌を探し始めてプランクトンや細かい藻などを食べるようになります。

ただし、稚魚の容器は、おそらくカルキ(塩素)を抜いた水道水を入れていますので、稚魚のエサとなるプランクトンや藻が不足しているのです。

そこでエサの投入となるのですが、稚魚が沢山産まれているのと立派な親メダカにしたいと思うので、少し多めに入れてしまいがちです。

また、最初はエサの量がつかめないこともあり供給過多になってしまい、水の汚れを招き、あげくには死んでしまうことになります。

一番よいのは、別の容器を用意して、増えすぎたメダカの稚魚を移してあげて、エサのやる量を抑えれば、メダカの稚魚が死ぬことが少なくなると思います。

ただ、ブリーダーでもない限り、無尽蔵に容器があるわけではありませんので、そのままの容器で育てる方が多いのが現状ではないでしょうか。

メダカの稚魚が無事に沢山育っても容器だらけになってしまいます。

かと言ってエサをあげないと、すぐに「餓死」が待っていますし、「飢餓」に襲われたメダカたちの「共食い」が始まってしまいます。

このように「メダカの稚魚」を育てるのに「エサの量」が重要なファクターになっているのです。

◆梅雨
この時期は、もうひとつ難しい要素があります。

それが「梅雨」の存在です。

梅雨により容器に雨が入ってきます。雨は容器の温度を下げますし容器の水質を変えていきます。親メダカには大したことがない量でも、メダカの稚魚には大きな影響をもたらす要素ではあります。

雨による水温の低下と夏に差し掛かり夏日による水温の上昇が交互に訪れますので、容器の水の量が限られた場所で生活しているメダカの稚魚には過酷な環境ではあります。

こうして、一定数のメダカの稚魚は死んでしまうかと思います。しかし、生き残ったメダカの稚魚はとても丈夫で、自分の家の環境に適した遺伝子を持つメダカに成長してくれます。


死んでしまったメダカの稚魚と元気に大きくなったヒメダカの稚魚です。
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元気な白メダカの稚魚です。
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こちらも生孵化しました青メダカの稚魚です。
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早くに孵化したヒメダカの稚魚です。
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❖作成日:2019/05/20
❖更新日:2021/07/03
※モバイルデバイス対応済
※リッチリンク不具合回避対応済(不要)
※追加を追記に変更(なし)
※アドセンス再設定対応済
※2021.11.22更新(過剰広告カット)
※2022.08.11更新(ハッシュタグ対応)



❖梅雨時のベランダ飼育のヒメダカたち【2021.07.03】追記
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5月が終わり、6月に入ろうとしています。梅雨の時期ですね。この梅雨の時期は水質が安定しない為、メダカの体調に影響して、突然死や大量死に見舞われることもあります。梅雨によるメダカの体調不良や死んでしまうことは、いくつかの要因がありますので整理してみたいと思います。


1. 大雨で容器から水が流れて、メダカの流れてしまう?

梅雨では、その名の通り雨が続きます。雨によって容器が一杯になって、さらには水が溢れてしまい、メダカも流れてしまう可能性があります。

ただ、雨の時にはメダカは容器の底のほうでじっとしていますので、流されることはなかなかありません。凄まじい大雨で容器が水没するとか、容器から水が滝のように流れ出るような雨でないと流されることは低いと思います。

2. 水温が低くなり、水質ショックを受けやすい?

雨(酸性雨)によって、容器の水温が低くなり、メダカが水質ショックを受けやすくなる可能性があります。しかし、容器の水替えや足し水にも耐えてきたメダカは少々の雨ではショックを受けることはありません。

3. 日光が少ないので、生育に影響がある?

梅雨の時期は日光が少ないので、人間と同じように紫外線を浴びてビタミンA(粘膜や免疫力を高めて健康に保つ)、ビタミンD(強い骨の維持)を形成することができない為、生育に影響があります。それでも死ぬことはありません。ただし、そこに水質汚染などの要素が加わると、あっという間に死んでしまいます。


4. 日光が少ないので、産卵が少なくなる?

メダカの産卵には、1日10~13時間の日照が必要ですが、日光が少ないので産卵が少なくなります。梅雨明けには再開しますので、気長に待つしかありません。


5. 日光が少ないので、病気が多くなる?

魚は梅雨時期には病気が発症しやすくなります。これは水温の変化が大きいことが原因です。晴れであれば、日光があたって水温が上がり、雨であれば、日光があたらずに水温が下がります。

水中の菌は低い水温に強く高い水温には弱い特性があります。小さなメダカは病気になりにくい強い魚ですが、病気になると治りにくい魚であり、死んでしまうこともあります。

6. 日光が少ないので、酸欠になる?

雨水に含まれている微量の有機物(炭水化物、タンパク質、脂肪などのように、生物の体内でつくり出される物質)によるプランクトンやバクテリアなどの繁殖により水中の酸素を奪われることでおこる、水中の酸素濃度が少なくなり、メダカが酸欠になることもあります。


7. グリーンウォーターが透明になる【2019.05.21】追加
雨の後にグリーンウォーターが透明になった場合は、植物プランクトンが温度や水質の変化で死んでしまった可能性があります。プランクトンの死骸は底に沈み二酸化炭素を放出します。

また、プランクトンが減少することにより、有害なアンモニアのろ過が進まずに濃度が高まり、メダカが死んでしまう可能性があります。

梅雨のメリットは?
屋外では飼育水は蒸発していきます。雨が降れば自然の足し水となります。酸性ではあるものの、水道水を使用する場合に比べて、カルキ(塩素)を抜く必要もありません。また、水温上場も抑制してくれます。雨も適量なら問題ありません。

梅雨の対策は?
梅雨時期で対策をするならば以下のとおりです。しかしながら適量であれば対策をとる必要はありません。マンションのベランダなどであれば、ほとんど雨は入ってこないと思われます。

1. 容器に上部に排水口を開ける
2. 容器に蓋をする
3. 容器にタオルを掛けて毛細管現象で水を流す
4. 容器に入れる水を少なくしておく





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