虎ノ門虎之助のベランダ・ラボラトリー ft.メダカ

いつものようにプログを眺めていたら、妻が言った『7年もやってるんだから、プログ書いてみたら?』と。こうして始まりました。 屋外(ベランダ)での、メダカ、ドジョウ、エビ、貝や、水生植物の飼育記録をとっていないので、自分自身でも後から見返せるように残しています。


スポンサー広告



スポンサー広告


タグ:水生植物



※モバイルデバイス対応済
※リッチリンク不具合回避対応済
※追加を追記に変更(なし)
※アドセンス再設定対応済
※2021.11.22更新(過剰広告カット)
※2022.08.11更新(ハッシュタグ対応)

屋外でメダカを飼おうと思った時、まず最初にメダカの種類や個体数を決めると思います。その次に容器の種類や大きさ、またデザインにこだわる方は設置後を思い描いてデザインも検討すると思います。

次に容器が決まったら、容器内に設置するレイアウト用品、流木や石、の大きさや形を決めていくと思います。またどんな種類の用土を底床として検討するかと思います。

そして、その中で重要な位置を占めるのが水草や植物たちです。水草や植物を入れないのも選択肢としてもちろんあります。

メダカだけが好きな方やブリードする方は、水草や植物は邪魔なだけの存在でしょう。メダカだけでは殺風景なレイアウトではなく華やかな感じのレイアウトでが好きな方やメダカを育てるのと同時に水草や植物も育ててみたいという方は購入するかと思います。

では、実際に入れたい水草や植物は何がいいでしょうか。基本的には自分の好きな水草や植物を入れた方が育てるのが楽しくなりますし、毎日観察したくなります。

しかしながら、あれもこれもとついつい欲張ってしまったり、自分の意図する景観を達成する為に、多く入れがちになりかねませんし、多く入れた結果、本来メダカの隠れ家や産卵させる為の水草や植物が、逆にメダカの泳ぐスペースがなくなってしまうことなる皮肉な結果になってしまうことにもなります。

いろいろと水草や植物を入れてみましたが、メダカを飼うには最終的には1種類、あるいは2種類でまであり、いわゆる”定番もの”がいいことがわかりました。

他の水草や植物が悪いとかいうわけではないのですが、メダカが産卵を行い、水質浄化の一助になる、そして混泳するエビやタニシの隠れ家などにもなるのは、ごくわずかな水草や植物です。我が家の失敗した歴史を振り返ってみますので、ご参考までに覗いていってください。


※注意事項
この記事は、過去のメダカとメダカの容器に入れた水草や植物を育てた経験の話ですが、この当時の経験や知識に乏しく、好きな植物を適当に入れて育てていたので、生体と水草、植物をバランスよく飼育することができておりませんでした。

必ずしもメダカと水草、植物同士の相性が悪くて、うまく飼育できなかったという話ではありませんで、その点をご注意いただければと存じます。

また南西の環境であり、日照が正午ぐらいから日が当たり始めて、日の入りが19時だとしても7時間しか日照時間がない特殊な環境であることも付け加えておきます。またその時は失敗して枯らしてしまったのですが、再チャレンジして現在は元気に育てている植物もあります。

過去の飼育経験を棚卸してみて思ったのは、「やたら沢山入れてるなぁ~。」と率直に感じました。なお、「何で、この組み合わせなの?」は突っ込まないでください。


◆アサザ、姫スイレン、コガマ、ウォーターバコパ、ナガバオモダカ
最初の植物は、ラインナップを見るとわかりますが無茶苦茶でした。全て一目見て気に入った植物を購入しました。

浮葉性のアサザ、姫スイレンは住み分けでダブっておりますし、抽水性のナガバオモダカ、ウォーターバコパ、湿地性のコガマなど全てが生命力が強く、ナガバオモダカとコガマはランナーを出して爆発的に増えていきますし、アサザと姫スイレンは浮き葉を増やして水面を覆っていきます。

その間をぬってウォーターバコパが茎をのばして脇芽を出して増えていきます。さらに全て直植えをしたので完全に『カオス』な状態になり、用土は植物たちの根で盛り上がり、水面はアサザと姫スイレンの浮き葉で水面が覆われて、コガマとナガバオモダカとウォーターバコパで繁茂して雑草のように容器を覆い尽くして、当然のごとく水棲生物たちを死なせてしまいました。姫スイレンはこのような環境では花は咲きませんでした。

◆ウォーターバコパ、セリ、姫スイレン、アサザ、ウィローモス
前回の失敗に懲りなりないのか、再度、浮葉性の姫スイレンとアサザを植えました。植物は全て直植えでした。姫スイレンとアサザでは、どちらかというとアサザの方が成長力が強いので、水面はアサザの葉で覆われていきます。

アサザに関しては葉の間引きを行ってましたが、何故か溶けて枯れてしまいました。セリはあまり元気がなく、生命力の強いウォーターバコパに駆逐されてしまいました。

ウィローモスは少しずつですが徐々に増えていきましたが、最初流木に付着していたウィローモスは流木から離れた場所で繁茂していきました。用土は根で盛り上がり、水棲生物が棲む場所が少なくなりました。

◆アナカリス、カボンバ、ウィローモス、ぷちホテイ草、ヒメトクサ、マルバオモダカ、ヒメホタルイ
メダカが増えないので産卵してもらおうと沈水性の植物中心に育てました。直植えです。沈水性のアナカリス、カモンバ、ウィローモスは、どちらも繁茂して勢力を拡大して、水中でメダカの泳ぐスペースやエビや貝の暮らしていくエリアがなくなってしまいました。

ウィローモスは底で育成する水草ですので、アナカリスとカモンバに日光を妨げられて消滅してしまいました。浮遊性のぷちホテイ草、抽水性のヒメトクサ、ヒメホタルイなどの草丈の低いこれらの植物は、日照時間が少なかったことが原因で枯れてしまいました。

ぷちホテイ草は通常の大きさのホテイ草のように生命力が思ったほど強くなく増殖しませんでした。抽水性のマルバオモダカは直射日光(西日)に耐えられなかったのか、葉焼けして枯れてしまいました。

◆ニューパールグラス、オーストラリアン ノチドメボール、ロベリアカーディナリス
◆ミニマッシュルーム、コブラグラス、ウォーターローズ、グロッソスティグマ
相変わらず直植えです。抽水性のミニマッシュルーム以外は、ニューパールグラス、オーストラリアン ノチドメボール、ロベリアカーディナリス、コブラグラス、ウォーターローズ、グロッソスティグマと沈水性の水草です。屋外にいながら、熱帯魚水槽に入れる水草を育てようとしたわけです。

ニューパールグラス、オーストラリアン ノチドメボール、ロベリアカーディナリスは日照時間が少なかったことが原因で枯れてしまいました。コブラグラスとグロッソスティグマは成長がとても遅くて、なかなか増えませんので、熱帯魚水槽のように絨毯のようになるには相当の時間が必要と思われます。

ウォーターローズ、グロッソスティグマはなんとか冬を迎えましたが、冬の間で枯れてしまい、春に生き残ったのはコブラグラスだけでした。ただ、コブラグラスもかなり冬の間に弱ってしまい、枯れかけている状態でした。ミニマッシュルームだけが繁茂した状態でした。

◆サンショウモ、シラサギカヤツリ、ヨコシマフトイ、水芭蕉(ミズバショウ)、ミズギク
直植えです。浮遊性のサンショウモは徐々に増えていきました。抽水性のヨコシマフトイも元気に育ちました。しかし抽水性のシラサギヤツリは日照時間が少なかったことが原因で徐々に弱っていき枯れてしまいました。

湿地性のミズギクは抽水状態で育てようとしたので枯れてしまいました。水芭蕉ですが、当時何で購入してしまったのか?わかりません。水芭蕉は暑さは苦手でありまして、寒冷地以外は日照りの強い6~9月は半日陰の涼しい場所で育てないといけませんし、綺麗な沢の冷たい水でないと育ちません。当然、すぐに溶けるように枯れてしまいました。

◆シロバナサクラタデ、ウォーターバコパ、アコルス・バリエゲイタス
◆ルドウィジア フローティングプラント、ウォーターミント
いずれも抽水性のシロバナサクラタデ、ウォーターバコパ、アコルス・バリエゲイタス、ウォーターミントですが、ルドウィジア フローティングプラント以外は元気に育ちました。

アコルス・バリエゲイタスは成長するのがとても遅いのですが、丈夫で冬も常緑の植物です。シロバナサクラタデは色々な水生植物を育ててみて初めて害虫(芋虫)のついた水生植物でしたが、元気に育ちました。花は白い花を咲かしますが、花が枯れると舞い散るので掃除が大変でした。あと葉が脂っぽいのも特徴です。

ウォーターバコパは生命力がとても強く脇芽からどんどん勢力を拡大しますので、間引きを常にしないといけませんでした。ルドウィジア フローティングプラントは日照時間が少なかったことが原因で枯れてしまいました。

ウォーターミントはその名の通り、ミントの香りがかなりしますので、香りが苦手な人は避けたほうがいいと思います。

◆アサザ、ヌマトラノオ、ハンゲショウ、カンナ フローレンスボーガン
◆ウォーターバコパ、サジオモダカ
浮葉性のアサザは前回と同様に溶けて枯れてしまいました。湿地性のヌマトラノオも抽水性の環境ではうまく育たずに枯れてしまいました。

ハンゲショウも直射日光(西日)に耐えられなかったのか、葉焼けして枯れてしまいました。抽水性のカンナ フローレンスボーガンは大きく育ち花の綺麗なものとして購入したのですが、繁茂しすぎてしまうところが難点です。花も思ったより綺麗ではありませんでした。

抽水性のウォーターバコパとサジオモダカは元気に育ちました。サジオモダカはアブラムシがつきやすく悩まされましたが、オモダカの中ではナガバオモダカと同様に生命力が強く、どんな環境でも元気に育ってくれるオモダカです。

◆ドワーフフロッグビット、カボンバ、サジオモダカ、ミニシペルス、ヤエオモダカ
浮遊性のドワーフフロッグビットはランナーを伸ばして徐々に増えていきます。冬でも常緑で丈夫な浮草です。

沈水性のカボンバは生命力が強いので間引きをしないといけませんでした。サジオモダカははアブラムシがつきやすく悩まされましたが、オモダカの中ではナガバオモダカと同様に生命力が強く、どんな環境でも元気に育ってくれるオモダカです。

ヤエオモダカは直射日光(西日)に耐えられなかったのか、葉焼けして枯れてしまいました。ミニシペルスはとても丈夫な抽水性植物のひとつです。冬でも常緑で見栄えもよいので、冬は多年草でも地上部が枯れてしまい殺風景になるのですが、ミニシペルスのおかげで冬でビオトープの植物たちが生きていることを実感します。

◆ルドウィジア オバリス(ミズユキノシタ)、トウゴクヘラオモダカ
◆ヘラオモダカ、ウォーターバコパ、ハンゲショウ
沈水性のルドウィジア オバリス(ミズユキノシタ)ですが、溶けて枯れてしまいました。抽水性のトウゴクヘラオモダカとヘラオモダカも直射日光(西日)に耐えられなかったのか、葉焼けして枯れてしまいました。

抽水性のウォーターバコパは生命力がとても強く脇芽からどんどん勢力を拡大しますので、間引きを常にしないといけませんでした。ハンゲショウは元気に育ちました。

◆ニホンハッカ、トクサ、イボクサ、シラサギカヤツリ、ヘラオモダカ
湿地性のニホンハッカは、あっという間に枯れてしまいました。抽水性のトクサは元気に育ちました。同じく抽水性のイボクサは勢力を拡大するので間引きしないといけませんでした。

抽水性のシラサギカヤツリは日照時間が少なかったことが原因で徐々に弱っていき枯れてしまいました。前回と同様に抽水性のヘラオモダカは直射日光(西日)に耐えられなかったのか、葉焼けして枯れてしまいました。


◆まとめ
数々の失敗を得て、現在は水生植物を枯らすことはなくなりました。我が家は多年草の水生植物ばかり育てておりますので、春のビオトープシーズンになったら新たに購入というようなことはなく、以前に比べたら水生植物の購入はとても少なくなりました。



※最後に
ご覧になられている記事は、内容の見直し、文章の誤り(誤字や不適切な表現)による修正で内容が更新されることがあります。

スポンサーリンク


スポンサー広告




※モバイルデバイス対応済
※リッチリンク不具合回避対応済(不要)
※追加を追記に変更(なし)
※アドセンス再設定対応済
※2021.05.09更新
※題名変更(旧題:オモダカ大全(いろいろなオモダカの育て方))
※2021.11.22更新(過剰広告カット)
※2022.01.26更新(タイトル変更)
※2022.04.22更新(タイトル変更)
※2022.08.11更新(ハッシュタグ対応)

◆我が家のオモダカとの出会い
我が家では、ベランダビオトープを始めてから、いくつかの種類のオモダカ系の植物を育てております。先に結果を言いますと、我が家の環境に適合したのはナガバオモダカとサジオモダカだけでした。

他にもヘラオモダカやマルバオモダカを何度かチャレンジしましたが、強烈な日差しの西日には耐えきれないらしく葉が焼けたような感じになり、その後徐々に溶けていくような感じで枯れていきました。

ヘラオモダカやマルバオモダカは定着しないので、ランナー(走出枝)タイプであるヒメオモダカを育ててみたこともあります。しかしながら、ヘラオモダカやマルバオモダカ同様の症状で枯れていきました。

オモダカも育ててみましたが、我が家では、このオモダカが一番適合せずにあっと言う間に枯れてしまいました。

その後、サジオモダカに出会い育ててみたところ、我が家の環境に適合して大きく育っています。このサジオモダカはランナー(走出枝)を出さないタイプなので爆発的に増えることはないので管理がとても楽なのも魅力でした。

現在はまた、オモダカ、ヘラオモダカ、トウゴクヘラオモダカ、サジオモダカ、ナガバオモダカを育てています。

オモダカ育てて経験したことを、失敗談交えて少しでも参考になればと思い、この記事を書きましたので、覗いてみてください。


◆ヘラオモダカ
▲基本情報
分布  :東アジア(日本含む)原産のオモダカ科の植物
草丈  :50~70cm程度
育ち方 :多年草の抽水植物(沈水・湿地可)
繁殖方法:種子(開花期7~9月)
冬の状態:地上部が枯れた状態
他   :ゲンゴロウの産卵床になるそうです

▲育てた経験での情報
・直射日光にはやや弱いです。
・害虫(アブラムシなど)はつきずらいです。
・生き物(メダカ)の住処や産卵床にはなりません。

▲育て方
・用土は水生植物専用の培養土で問題ありません。
・容器に植えて容器ごと水に沈めます(1年中、常に水に浸けておきます)。
・毎年3月下旬から4月に植え替えを行います。
・培養土に植えれば追肥は不要です。
 (追肥をすると、大きくなりすぎて他の植物を駆逐します)
・日当りのよい場所で育てます。
 半日蔭でも育ちます。
 ただし枯れはしませんが育ちが悪いです。
 直射日光(西日)が強すぎると葉焼けを起こして枯れてしまいます。

IMG_6895
◆トウゴクヘラオモダカ

※ヘラオモダカと同じですので省略します。

IMG_6896

マルバオモダカ
▲基本情報
分布  :東アジア(日本含む)原産のオモダカ科の植物
草丈  :30~90cm程度
育ち方 :多年草の抽水植物(沈水・湿地可)
繁殖方法:種子(開花期7~9月)
冬の状態:地上部が枯れた状態
他   :実生(種子)よりも越冬芽(殖芽)で一年草という話もあります

▲育てた経験での情報
・直射日光にはやや弱いです。
・害虫(アブラムシなど)はつきずらいです。
・生き物(メダカ)の住処や産卵床にはなりません。

▲育て方
・用土は水生植物専用の培養土で問題ありません。
・容器に植えて容器ごと水に沈めます(1年中、常に水に浸けておきます)。
・毎年3月下旬から4月に植え替えを行います。
・培養土に植えれば追肥は不要です。
 (追肥をすると、大きくなりすぎて他の植物を駆逐します)
・日当りのよい場所で育てます。
 半日蔭でも育ちます。
 ただし枯れはしませんが育ちが悪いです。
 直射日光(西日)が強すぎると葉焼けを起こして枯れてしまいます。

すぐに枯れてしまったからか?写真がないです。もう少し探してみます。
No Image(写真は準備中です)
◆ヒメオモダカ
▲基本情報
分布  :北米原産のオモダカ科の植物
草丈  :30~40cm程度
育ち方 :多年草の抽水植物(沈水・湿地可)
繁殖方法:ランナー
冬の状態:地上部が枯れた状態

▲育てた経験での情報
・直射日光にはやや弱いです。
・害虫(アブラムシなど)はつきやすいです。
・生き物(メダカ)の住処や産卵床にはなりません。

▲育て方
・用土は水生植物専用の培養土で問題ありません。
・容器に植えて容器ごと水に沈めます(1年中、常に水に浸けておきます)。
・毎年3月下旬から4月に植え替えを行います。
・培養土に植えれば追肥は不要です。
 (追肥をすると、大きくなりすぎて他の植物を駆逐します)
・日当りのよい場所で育てます。
 半日蔭でも育ちます。
 ただし枯れはしませんが育ちが悪いです。
 直射日光(西日)が強すぎると葉焼けを起こして枯れてしまいます。

すぐに枯れてしまったからか?写真がないです。もう少し探してみます。
No Image(写真は準備中です)
◆サジオモダカ
▲基本情報
分布  :日本原産のオモダカ科の植物
草丈  :10~20cm程度
育ち方 :多年草の抽水植物(沈水・湿地可)
繁殖方法:種子(開花期7~9月)
冬の状態:地上部が枯れた状態

▲育てた経験での情報
・直射日光に強いです。
・半日蔭の環境(半年間、大規模修繕工事のプログ参照)でも元気です。

・害虫(アブラムシ、バッタ)はつきやすいです。
・生き物(メダカ)の住処や産卵床にはなりません。

▲育て方
・用土は水生植物専用の培養土で問題ありません。
・容器に植えて容器ごと水に沈めます(1年中、常に水に浸けておきます)。
・毎年3月下旬から4月に植え替えを行います。
・培養土に植えれば追肥は不要です。
 (追肥をすると、大きくなりすぎて他の植物を駆逐します)
・日当りのよい場所で育てます。
 半日蔭でも育ちます。
 ただし枯れはしませんが育ちが悪いです。
 直射日光(西日)が強すぎると葉焼けを起こして枯れてしまいます。

IMG_2886
◆ナガバオモダカ
▲基本情報
別名  :ジャイアントサジタリア
分布  :北米原産のオモダカ科の植物
草丈  :20~30cm程度
育ち方 :多年草の抽水植物(沈水でも湿地でも可)
繁殖方法:ランナー
冬の状態:地上部が枯れた状態
他   :実生(種子)よりも越冬芽(殖芽)で一年草という話もあります

▲育てた経験での情報
・直射日光でも日蔭でも育ちます。枯れるということが考えられないです。
・爆発的に増えて、他の植物や生き物の住処を駆逐していきます。
・冬は地上部の葉や茎は枯れますが、地上部の成長が止まるだけで、冬の間に水中でランナーを
 伸ばして徐々に勢力が拡大していきます。春に水中はナガバオモダカだらけになります。

・害虫(アブラムシなど)はつきにくいです。
・生き物(メダカ)の住処や産卵床にはなりません。

▲育て方
・用土は水生植物専用の培養土で問題ありません。
・容器に植えて容器ごと水に沈めます(1年中、常に水に浸けておきます)。
・毎年3月下旬から4月に植え替えを行います。
・培養土に植えれば追肥は不要です。
 (追肥をすると、大きくなりすぎて他の植物を駆逐します)
・日当りのよい場所で育てます。
 半日蔭でも育ちます。
 ただし枯れはしませんが育ちが悪いです。
 直射日光(西日)が強すぎると葉焼けを起こして枯れてしまいます。
綺麗な白い花をつけているナガバオモダカです。
IMG_2695

ランナーを出して、勢力を拡大しようとするナガバオモダカです。
IMG_7373


◆オモダカ
▲基本情報
分布  :日本を含む東アジアから東南アジア、西アジア
草丈  :30~50cm程度
育ち方 :多年草の抽水植物(沈水・湿地可)
繁殖方法:種子(開花期7~9月)
冬の状態:地上部が枯れた状態

▲育てた経験での情報
・直射日光にはやや弱いです。
・害虫(アブラムシなど)はつきずらいです。
・生き物(メダカ)の住処や産卵床にはなりません。

▲育て方
・用土は水生植物専用の培養土で問題ありません。
・容器に植えて容器ごと水に沈めます(1年中、常に水に浸けておきます)。
・毎年3月下旬から4月に植え替えを行います。
・培養土に植えれば追肥は不要です。
 (追肥をすると、大きくなりすぎて他の植物を駆逐します)
・日当りのよい場所で育てます。
 半日蔭でも育ちます。
 ただし枯れはしませんが育ちが悪いです。
 直射日光(西日)が強すぎると葉焼けを起こして枯れてしまいます。

IMG_6897

【2021.05.09】追加
オモダカの種子です。ちょっと倒れてしまって用土に埋まっていない種子が見えちゃっていますが、紹介するには丁度いい写真でした。
IMG_4758


◆まとめ
オモダカは、水田では「問題雑草」と呼ばれており、生命力が強く、爆発的に増えてしまう為、駆除にかなり苦労しておりますが、一方、ビオトープでは、アクセントとなる水草であり、大変重宝されております。増えてしまった場合は、野外に捨てるようなことはせずに、廃棄いたしましょう。



※最後に
ご覧になられている記事は、内容の見直し、文章の誤り(誤字や不適切な表現)による修正で内容が更新されることがあります。

スポンサーリンク


スポンサー広告




※モバイルデバイス対応済(不要)
※アドセンス再設定対応済
※2022.08.11更新(ハッシュタグ対応)

久しぶりに水生植物の記録を残すことにした。


ハス(即非蓮(ソクヒレン))の花が咲きそう。ウキヤガラやコガマが大きく育っている。
IMG_5218

ハスの容器。立ち葉のおかげで日蔭になっている。それでも水温は最高で30℃になる。
IMG_5219

10日前ぐらいに元気がないので緊急避難させたヒドジョウ。かなり元気になっていて、この写真を撮った朝までは元気に生きていたが昼頃にいきなり死んでしまった。何故だろう?
IMG_5220

生き残りの白メダカ。 痩せ細り病にかかっているが大分ふっくらしてきた。
IMG_5222

イネ。元気に育っている。しかしながら今年はカブトエビが駄目であった。
IMG_5223

チョウセンブナの容器に生えているアサザ。今年は花が咲かないが元気ではある。
IMG_5233

姫スイレン(赤)の容器。こちらのヒメダカ(写真はなし)も痩せ細り病に罹っている。白メダカほど復調してこないので心配である。
IMG_5235

姫スイレン(黄)の容器。こちらの黒メダカ(写真なし)は一番元気である。
IMG_5236

シロバナサクラタデの花が咲いている。毎年夏に花を咲かせてくれる。結構幅をとってベランダでは邪魔になるのだが花が綺麗なので切らない。
IMG_5240

ハンゲショウの花も咲いている。
IMG_5241

セイタカアシが大分伸びている。強風がふくと傾くのでそろそろ切らないといけない。
IMG_5242

カンナ フローレンスボーガン。今年は場所を変更したので生育がやや悪い。
IMG_5243

イネ。子供が持って帰ってきたので、もう一つプランターを用意して植えてみた。今からなのでうまく育つのか?であるが、猛暑日が続いている為か急激に大きくなっている。
IMG_5249



※最後に
ご覧になられている記事は、内容の見直し、文章の誤り(誤字や不適切な表現)による修正で内容が更新されることがあります。

スポンサーリンク


スポンサー広告




※モバイルデバイス対応済
※リッチリンク不具合回避対応済
※2021.11.21更新(過剰広告カット)
※2022.08.11更新(ハッシュタグ対応)

◆生育環境

 ・千葉県
 ・マンション5階南西のベランダ(屋外)
 ・日照時間は5月では6時間40分程度
 ・海から1.4キロ程度
 ・強風かなり多い


◆サジオモダカ、ヘラオモダカ、マルバオモダカ、ヒメオモダカ
【購入動機】

同種のナガバオモダカがランナー(走出枝)を出して爆発的に増えて他の植物を駆逐していくので扱いに苦慮しており、別のオモダカ系の植物がないか?特にランナー(走出枝)を出さないないやつ(種子又は殖芽)ないの?みたい感じで探し当てたオモダカ達である。ただしヒメオモダカはランナー(走出枝)である。

【歴史】
我が家の環境で4種類のオモダカ系の植物を育ててみたが、適合したのはナガバオモダカとサジオモダカだけであった。

種子で増えるヘラオモダカやマルバオモダカを何度かチャレンジしたが、強烈な日差しの西日には耐えきれないらしく葉が焼けたような感じになり、その後徐々に溶けていくような感じで枯れていった。

ヘラオモダカやマルバオモダカはが定着しないので、ランナー(走出枝)タイプであるヒメオモダカを試しに植えてみた。

しかしながらヘラオモダカやマルバオモダカ同様の症状で枯れていった。あまり強い生命力でないのかもしれない。

その後、サジオモダカに出会い育ててみたところ我が家の環境でも適合して大きく育った。ランナー(走出枝)を出さないタイプなので爆発的に増えることはないので管理が楽だ。

花茎は高さ30~100㎝と葉より高く白~淡ピンクの花を咲かす。ただ切っても切っても何度も花茎は出てくる。

またアブラムシの大好物らしく大量のアブラムシが葉や茎にまとわりついていく。見かけたらすぐに退治しないと他の植物に伝染していく。

特に我が家では浮草のドワーフフロッグビットに飛んで行って浮草全体ににアブラムシがのっているなんていう光景になる。害はないが見た目が非常に悪くなる。

以下はまとめたものである(※は、我が家の特有or育ててみての情報)。
枯れているものでも1年は育てている。


ヘラオモダカ(※枯れて今はない)
◇基本情報

・東アジア(日本含む)原産のオモダカ科の植物
・草丈50~70センチ程度
・多年草の抽水植物(沈水でも湿地でも可)
・種子(開花期7~9月)で増える
・※直射日光には耐えれない
・※害虫(アブラムシ)はつかない
・屋外にて越冬(地上部が枯れた状態)できる
・エビやドジョウの住処になる
 (※よくある?メダカの住処にはならない)
◇育て方
・※水生植物専用の培養土でよい
 (荒木田土は肥料が必要となる)
・※容器に植えて容器毎、水に沈める、
  夏も冬も、要は1年中常に水に浸けておく
・※3月下旬から4月に植え替え(根がパンパン)
・※培養土に植えれば追肥はいらない
 (追肥をすると、大きくなりすぎる)
・※日向で育てる
 (日蔭だと枯れはしないが育ちが悪い)
  上記にあるが直射日光(西日)は耐えれない


マルバオモダカ(※枯れて今はない)
◇基本情報

・東アジア(日本含む)原産のオモダカ科の植物
・草丈30~90センチ程度
・多年草の抽水植物(沈水でも湿地でも可)
・種子(開花期7~9月)で増える
・実生(種子)よりも越冬芽(殖芽)で
 一年草という話もある
・※直射日光には耐えれない
・※害虫(アブラムシ、バッタ)はつく
・屋外にて越冬(地上部が枯れた状態)できる
・エビやドジョウの住処になる
 (※よくある?メダカの住処にはならない)
◇育て方
・※水生植物専用の培養土でよい
 (荒木田土は肥料が必要となる)
・※容器に植えて容器毎、水に沈める、
  夏も冬も、要は1年中常に水に浸けておく
・※3月下旬から4月に植え替え(根がパンパン)
・※培養土に植えれば追肥はいらない
 (追肥をすると、大きくなりすぎる)
・※日向で育てる
 (日蔭だと枯れはしないが育ちが悪い)
  上記にあるが直射日光(西日)は耐えれない


ヒメオモダカ(※枯れて今はない)
◇基本情報

・北米原産のオモダカ科の植物
・草丈30~40センチ程度
・多年草の抽水植物(沈水でも湿地でも可)
・ランナーで増える
・※直射日光には耐えれない
・※害虫(アブラムシ)はつく
・屋外にて越冬(地上部が枯れた状態)できる
・エビやドジョウの住処になる
 (※よくある?メダカの住処にはならない)
◇育て方
・※水生植物専用の培養土でよい
 (荒木田土は肥料が必要となる)
・※容器に植えて容器毎、水に沈める、
  夏も冬も、要は1年中常に水に浸けておく
・※3月下旬から4月に植え替え(根がパンパン)
・※培養土に植えれば追肥はいらない
 (追肥をすると、大きくなりすぎる)
・※日向で育てる
 (日蔭だと枯れはしないが育ちが悪い)
  上記にあるが直射日光(西日)は耐えれない


サジオモダカ(※今も元気に生きている)
◇基本情報

・日本原産のオモダカ科の植物
・草丈10~20センチ程度
・多年草の抽水植物(沈水でも湿地でも可)
・種子(開花期7~9月)で増える
・※直射日光に耐えれる
・※半日蔭の環境
 (半年間、大規模修繕工事のプログ参照)でも
  元気である
・※害虫(アブラムシ、バッタ)はつく
・屋外にて越冬(地上部が枯れた状態)できる
・エビやドジョウの住処になる
 (※よくある?メダカの住処にはならない)
◇育て方
・※水生植物専用の培養土でよい
 (荒木田土は肥料が必要となる)
・※容器に植えて容器毎、水に沈める、
  夏も冬も、要は1年中常に水に浸けておく
・※3月下旬から4月に植え替え(根がパンパン)
・※培養土に植えれば追肥はいらない
 (追肥をすると、大きくなりすぎる)

・※日向で育てる
 (日蔭だと枯れはしないが育ちが悪い)



大きく育っているサジオモダカ。
IMG_2886



※最後に
ご覧になられている記事は、内容の見直し、文章の誤り(誤字や不適切な表現)による修正で内容が更新されることがあります。

スポンサーリンク


スポンサー広告




↑このページのトップヘ