虎ノ門虎之助のベランダ・ラボラトリー ft.メダカ

いつものようにプログを眺めていたら、妻が言った『7年もやってるんだから、プログ書いてみたら?』と。こうして始まりました。 屋外(ベランダ)での、メダカ、ドジョウ、エビ、貝や、水生植物の飼育記録をとっていないので、自分自身でも後から見返せるように残しています。


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タグ:水草


◆ドキュメント
作成日付:2021/05/04
更新日付:2023/09/05
※2022.08.11更新(ハッシュタグ対応)

◆はじめに


ホームセンターやペットショップ、縁日や祭り(今時、あんまりないですかね?)、ネット店で金魚を購入して飼い始めますと、一番気になるのは、金魚が死んでしまうことだと思います。

迎えたばかりの金魚に、水槽などの容器を用意して、水を入れて、ブクブク(ろ過機、フィルター)を用意して、金魚を入れるかと思います。日中は元気でありますが、一晩して朝見ますと「ぷか~」を腹をだして、ご臨終なんてことがあります。

金魚を飼っていますと、メダカやフナのように素早いとは言い難い(ワキンなどをすばしっこいですが))ですし、水面でパクパクしていると心配になってしまいます。

ただ、金魚の動きには「何かのサインであり」意味があるのです。金魚は人間に話はできないので、人間が金魚の気持ちになって考えてあげないといけません。うまく対処できれば、金魚は元気に長生きでき、かなり大きくなります。

そんな、金魚の動きや仕草などをまとめてみましたので、参考になればと思います。

我が家のらんちゅうです(2020年8月10撮影)。
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<目次>

水面でボーっとしている①
水面でボーっとしている②(転覆病)
水面でボーっとしている③
パクパクしている①(鼻上げ①)
パクパクしている②(鼻上げ②)
パクパクしている②(鼻上げ③)【2022.02.06】追記
砂をパクパクしている
水底で動かずパクパクしている①
水底で動かずパクパクしている②
水底で動かずパクパクしている③
エサを食べた後だけパクパク
1匹は動き、1匹は動かない
動かない①
動かない②
動かない③(転覆病)【2021.06.06】追記
動かない④(睡眠・冬眠)【2021.06.06】追記
活発に動き過ぎる①

活発に動き過ぎる②
逆さになって泳いでいる(転覆病)
体を擦り付けている
右往左往している
沈んだまま動かない(松かさ病)
跳ねる
狂ったように泳いでいる
斜めに泳いでいる①【2021.08.16】追記
斜めに泳いでいる②【2021.08.16】追記
斜めに泳いでいる③【2021.08.16】追記
横向きで沈んでいる①【2021.08.17】追記
横向きで沈んでいる②【2021.08.17】追記
底でじっとしている①【2021.08.20】追記
底でじっとしている②【2021.08.20】追記
底でじっとしている③【2021.08.20】追記
動きが止まる【2021.08.22】追記
巨大化【2021.08.27】追記
泡を吐く【2021.08.28】追記
落ち着きがない①【2022.02.23】追記
落ち着きがない②【2022.02.23】追記
落ち着きがない③(白点病)【2022.02.23】追記
落ち着きがない④(エラ病)【2023.09.05】追記
エサの後にパクパクしている①【2022.06.20】追記
エサの後にパクパクしている②【2022.06.20】追記
金魚妻【2022.07.23】追記
ミシンと金魚【2022.07.24】追記
アートアクアリウム美術館 GINZA【2022.07.24】追記
かき氷のねこきんぎょ(岐阜県瑞穂市)【2022.08.26】追記
エサを食べない①【2023.08.28】追記
エサを食べない②【2023.08.28】追記
エサを食べない③【2023.08.28】追記
一度食べたエサを吐き出す【2023.08.28】追記
金魚の『雪ちゃん』の動画紹介【2023.08.28】追記



水面でボーっとしている①
一番に疑われるのは転覆病ですが、特に問題ない場合もあり言いきれません。エサを食べた後に少しの間ノンビリしているだけであり、半日から1日も時間が経つと普通に泳いでいるのであれば元気だと思います。個体差もありますが、金魚はボーっと放心したような感じは、よく見られる状態ではあります。

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水面でボーっとしている⓶(転覆病)
転覆病の可能性があります。何らかの原因でお腹にエサが残っている状態で活性が下がると消化不良になり、排泄物が詰まったり、腸内でガスが発生します。腸内ガスの浮力でバランスが崩れてしまい転覆症状となります。

先に正直に言うと回復は難しい病気であります。

転覆病の症状としては、底に沈んだまま泳がないでじーっとしている、ひっくり返っている、横たわって浮いている、水底まで潜ることができない(頑張っても浮いてくる)などがあります。

少し時間が経つと回復することもありますが、癖になってしまうこともありますので安心せず対策をします。 転覆病は消化を促してあげることが一番の治療方法です。

水温が低くなった時や水質悪化時に起きやすい病気です。

対処法としては加温と塩浴(0.5%濃度)してあげて活性を促す方法です。加温は26℃以上にします。転覆病は25℃以下で発症すると言われているからです。

水が汚れているなら、水換えを実施してみてください。水替えは容器の3分の1から2分の1程度を替えてみてください。

また、塩浴させる場合は0.5%濃度(水1リットルに5グラム入れます)で様子を見ます。。塩浴させる塩の種類は天然塩(※)、自然塩(※)がオススメですが、それらがなければ通常の塩でも構いません。

※海から直接くみ上げた、水分を蒸発させた塩です。古来の作り方で作られた塩です。

なお、塩浴や加温による治療は7日間程度で、2日程度絶食させて様子を見ましょう。

このように、どこのサイトに書いてあるような対処しかなく、今なお、革新的な対処法はありません。現在ベストな対処法というわけです。

転覆病の原因は神経障害という話もあり、この場合は寄生虫や何らかの病気に侵されていることもあり、薬浴で治療となりますが、神経障害の場合は原因の特定が難しいので回復の見込みはかなり厳しいです。また、神経障害なのか、浮力バランスが崩れたものによるものの見分けは難しいので、現実的には、浮力のバランスが崩れたことによる治療を施す事になると思います。

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水面でボーっとしている③
金魚の状態を見てみます。
魚はヒレを動かして泳ぐ生き物ですので、ヒレの動き具合を確認します。特に背ビレがピンと張っていれば問題ありませんが、たたんでいるような状態ですと、体力が低下して衰弱してることが考えられます。この状態からの回復の見込みはなかなか厳しいです。

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パクパクしている①(鼻上げ①)
金魚が酸素不足で水面に口を出してぱくぱくやるようになる行為を『鼻上げ』といますが、広義の意味で他でも便宜上、『鼻上げ』としますので、ご了承ください。【2022.02.06】追記

金魚はエラで呼吸しており、水中の酸素不足により、水面で口をパクパクして酸素を取り入れています。

❖金魚の呼吸(基礎知識)【2021.06.06】追記

金魚の呼吸はエラ呼吸です。呼吸は酸素を取り込み、二酸化炭素を排出する行為ですが、魚ですので水中にある酸素をエラを動かして取り込み、二酸化炭素を水中に排出しております。

金魚はエラで呼吸しておりますが、回遊魚と言われるイワシやマグロなどはエラを動かさないで泳ぎ廻りながら呼吸をしています。空気呼吸ができるラビリンス器官と呼ばれるもので空気中からダイレクトに酸素を取り込める熱帯魚のグラミーなどのアナバスと呼ばれる種類もおります。水中に酸素のない環境でも生き残ることができます。

水中の酸素不足によって、水面で口をあけることで空気中の酸素を取り込んで呼吸をしています。理由としては水質の悪化による水中の酸素が少なくなるのです。

❖水質悪化の原因

 ・エサのあげすぎにより、微生物がエサの残りなどを分解できす、アンモニア濃度が高まり、中毒症状を起こしている
 ・金魚の過密飼育により、水中の酸素が少なくなってエラで取り込めていない

金魚が水面に出てパクパクと呼吸をするのはひとつのサインです。いい兆候とは言えません。特に人がいなくても水面に出てパクパクしている場合は水質悪化がかなり進んでいる状態です。

対処法としては飼育水を交換してください。また、エアレーションを行って水中に酸素を供給するか、ろ過機を設置して水質の浄化を行います。

また容器内の水量が少なく、水中に酸素が少ない場合も考えられます。その場合は、過密に飼育している場合がありますので、金魚を別の容器にわけて飼育する、大きな水槽などの容器を用意して飼育しtてあげてください。

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パクパクしている②(鼻上げ②)
金魚が酸素不足で水面に口を出してぱくぱくやるようになる行為を『鼻上げ』といますが、広義の意味で他でも便宜上、『鼻上げ』としますので、ご了承ください。【2022.02.06】追記

エサを欲しがっている場合があります。人間に慣れていれば、パクパクしながらエサをねだりに寄ってきます。ヒレを動かさない場合は寝ていることも考えられます。人間が水槽の前に立った時だけ、パクパクしているかを確認してください。人間がいない時でもパクパクする場合は別の原因があります。

出目金などは視力が悪いので鼻上げでエサを探している場合があります。自然ではありえないことであり、まさに品種改良された魚の行動と言えるでしょう。【2022.02.06】追記

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パクパクしている③(鼻上げ③)
金魚が酸素不足で水面に口を出してぱくぱくやるようになる行為を『鼻上げ』といますが、広義の意味で他でも便宜上、『鼻上げ』としますので、ご了承ください。【2022.02.06】追記

エラ病の可能性があります。金魚の呼吸器をつかさどるエラが病気で機能不全に陥るのです。

エラが機能不全になれば呼吸で酸素を取り込むことができなくなりますので鼻上げを行います。

エラ病は、他にも泳ぎがうまくできなくなり、突然暴れるように泳いだり、水面に浮かんで動かない、
水槽の底でじっとしているなどの症状になりますが、とにかく酸素を取り込めないので、一番わかりやすい症状として鼻上げとなります。

代表的な原因はカラムナリスという尾腐れ病の原因になる病原細菌に感染することです。カラムナリス菌がエラに感染しますと、エラが腐りエラを破壊していきます。

なかなか治療するのが難しい病気ですが、治療方法としては塩浴で濃度0.5%(1リットルに5グラムの塩)で2日間様子を見ています。回復すれば、そのまま続けます。

回復しなければ薬浴を行います。

「グリーンFゴールド顆粒」や「エルバージュ」といった抗菌剤、非細菌性を使用します。

エラ病は、不安定な水温(春先や梅雨、秋口)と低水温で発症しやすい傾向にあるので水替えを少なくする、水替えの量を少なくするなど注意します。屋内ならヒーターの検討もしてみましょう。ヒーターであれば、25℃以上の水温を保ち、発症しないような環境を作ってください。



【2022.02.06】追記

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砂をパクパクしている
砂の中の微生物を食べております。水面に比べて底でパクパクしている動作は問題ではありません。むしろ健康な証拠でもあります。

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水底で動かずパクパクしている①
鰓(エラ)病です。鰓病は細菌や寄生虫などに侵されて鰓が機能障害を起こす病気です。

鰓(エラ)病の初期症状は1匹だけ群から離れて水底でじっとしています。水面のエサを食べたり、酸素を補給したりと時々急に泳ぎだすような行動をとります。エサを食べても、すぐ吐きだしてしまうことがあります。

中期では背中を水面に出して、しばらく動きが止まったり、急に泳ぎ出したりします。鰓(エラ)をを突然速く動かしたり、後ろ向きに泳いだりします。

末期になると、ボーっと放心状態になり気力無くフワフワ泳ぐようになります。両鰓(エラ)は開いて、エサを求めなくなります。

鰓(エラ)病の原因で、最も多いのが、カラムナリス菌による細菌感染です。カラムナリス菌は、鰓(エラ)病の他にも、尾ぐされ病や口ぐされ病を併発させる細菌で、この細菌が引き起こす症状の総称を、カラムナリス症と呼びます。

原因は急激な水温変化があげられます。したがって、昼夜の気温差の激しい6月(梅雨時)と9月(秋雨時)は鰓病が発症しやすい時期です。

また、エサのやり過ぎにより細菌が繁殖してしまう環境になってしまいます。

鰓(エラ)病が発生した金魚の水槽は石や流木などのレイアウト用品も含めて洗い、水を全て入れ替えます。

そして、鰓(エラ)病にかかった金魚は塩浴(濃度0.5%)を数日間行います。水温は28~30℃にヒーターで加温して、塩浴をしている間は金魚にエサを与えないようにします。初期の鰓(エラ)病は3日ほどで完治しますが、中期の場合は1週間程かかります。

症状が改善しない場合、塩分濃度を上げたり、薬浴をさせます。また、グリーンFゴールド顆粒やメチレンブルーなどでの薬浴をさせましょう。メチレンブルーは、白点病などにも使える薬なので常備しておくといいです。

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水底で動かずパクパクしている②
金魚は変温動物(外部の温度により体温が変化する動物)であり、水温が高ければ活性が上がり、よく泳ぎ、食欲旺盛になりますが、水温が低ければ活動がなくなり冬眠に入ります。

金魚は水温が10℃程度になりますと、金魚は活動が少なくなって代謝も悪くなります。さらに水温が低くなり5℃以下になると、金魚はエサを食べなくなり、ほとんど動かず水底でじっとして冬眠状態になります。冬眠状態ななってるなら、そのままにしておきましょう。

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水底で動かずパクパクしている③
金魚が衰弱している場合が考えられます。金魚は衰弱するのは病気だけではありません。例えば、複数匹で一緒に飼育しているとして、金魚同士でも相性があります。その相性が悪いと、他の金魚を追いかけましたりつついたりを繰り返して、強者が弱者を弱らせててしまうことがあります。

この場合は水草や流木などのレイアウト用品で、隠れ家を作ってあげて、逃げ込み先に逃げることにより、回避できることもあります。様子を見ましょう。それでも、追いかけ廻す場合は、容器をわけて飼育しましょう。

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エサを食べた後だけパクパク
金魚は視力が弱いのでエサがしっかりとは見えていないと思われます。ただし、嗅覚は優れていますので、エサのニオイを感じて、エサがあると認識してパクパクしていると考えます。

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1匹は動き、1匹は動かない
金魚の習性で、泳ぎが下手な個体に攻撃する個体がいるので、別々に飼育することをオススメします。寂しくて死ぬなんてことはありません。

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動かない①
金魚は棲息環境が変わった場合にじっとして動かないことがあります。これはまだその環境に慣れておらず警戒しているのです。1ヶ月ぐらいは新しい環境に慣れません。

特に背びれをずっとたたんでいるなら調子がよくないサインです。きっと輸送中に疲れてしまった、水面が揺れて体力を消耗してしまったことが考えられます。身体に異常が見られない場合は塩浴(濃度0.5%)を行うのが一般的です。

もし背びれは立っている状態なら、新しい棲息環境に慣れていない時期ですので、あまりあれこれせずに様子見としてください。隠れる場所がなければ隠れ家を作ってあげると落ち着くかと思います。

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動かない②
金魚が水槽の床で横になって動かない場合は、ヒレやエラの動きを確認しましょう。特に背ビレがピンと張っていれば問題ありませんが、たたんでいるような状態ですと、体力が低下して衰弱してることが考えられます。この状態からの回復の見込みはなかなか厳しいです。

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動かない③(転覆病)
【2021.06.06】追記
転覆病は魚がお腹を水面に向けてひっくり返る病気ですが、底に沈んでしまい動かない症状もあります。浮袋の機能の発達障害で沈むことが多い先天性や食べ過ぎ、先天性、細菌、肥満が起因となるもので浮いてしまう浮き袋の機能機能障害の後天性があります。

転覆病の解説と対応

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動かない④(寝る・冬眠)
【2021.06.06】追記
金魚が寝ていることも考えられます。金魚は1日に何度かわけて寝ます。寝る時間は日没から日の出までの間で合計2~3時間です。ただし、長時間寝ることはありません。何故なら長時間寝てしまうと、天敵に食べられてしまいます。

人間の睡眠は、体は寝ていますが脳は働いている浅い眠りの「レム睡眠」と、脳も身体も休息をとっている「ノンレム睡眠」を決まった周期で繰り返していますが、金魚の場合は「レム睡眠」だけだと言われています。1回の睡眠は長くても20分程度と言われていますが、例えば夜に人間が観察しようと近づくと起きてしまいます。防衛本能ということです。

我が家のベランダ飼育している「らんちゅう」は、容器に沈めた抽水植物の鉢の上で寝ています。水中で寝るより、外敵に襲われないと判断しているのかもしれません。

また、寒い冬は金魚は冬眠状態となります。
金魚が元気に暮らしていける温度というのは5~30℃程度が目安となります。 寒くなり始める秋から動きが鈍り始め、冬に入ると全く動かなくなり冬眠状態になります。エサも食べませんし排泄物なども一切しないようになります。

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活発に動き過ぎる①
新しい棲息環境に慣れていない為に、落ち着かないことが考えられます。隠れる場所がなければ隠れ家を作ってあげると落ち着くかと思います。

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活発に動き過ぎる②
金魚が元気だからです。泳ぎが素早いワキンでも、泳ぎがゆっくりしているリュウキンでも元気な場合は活発に動き廻ります。

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逆さになって泳いでいる(転覆病)
転覆病は魚がお腹を水面に向けてひっくり返る病気ですが、底に沈んでしまい動かない症状もあります。浮袋の機能の発達障害で沈むことが多い先天性や食べ過ぎ、先天性、細菌、肥満が起因となるもので浮いてしまう浮き袋の機能機能障害の後天性があります。

転覆病の解説と対応

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体を擦り付けている
鰓(エラ)内部や鱗(ウロコ)の下などに寄生虫が寄生されている可能性があります(肉眼では確認出来ません)。対応として、まず塩浴(濃度0.5%)を行います。それでしばらく様子を見ますが、状態がかわらない場合は薬浴を行います。

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右往左往している
金魚は変温動物(外部の温度により体温が変化する動物)ですので、水温が高い時は活性が高いのは自然です。なおかつ消化器官の活動が活発化するからか、食欲が旺盛なのも普通ですし、せわしなく動き回っているように見えます。
おそらく水温が高くて活動的になってエサを探しまわっていると考えられますので問題ありません。

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沈んだまま動かない(松かさ病)
金魚の動きがにぶり膨らみをみせた後に、やがて鱗(ウロコ)が松かさのように逆立つ症状が表われる病気は「松かさ病」です。 鱗(ウロコ)が逆立つことから立鱗病(りつりんびょう)とも呼ばれます。 金魚だけではなく他の魚にもみられる感染症で、飼育水が水質悪化した場合などにかかりやすい病気です。

対処法としましては塩浴(0.5%濃度)を行い様子を見ます。初期症状であればグリーンFゴールドでの薬浴で回復する場合もありますが、初期でもかなり難しい病気です。

水底に沈んでしまっている場合は既に末期です。末期の松かさ病はまず助かりません。

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跳ねる
水質が急変したことによるショック状態だと考えられます。金魚の水槽などの掃除をして水の入れ替えを行なった場合などに起ります。もし水替えする前の水が残っているのであれば、一旦、その水に戻してあげてもよいかと思います。水替えをする前の水がない場合は様子を見るしかありません。

本来はショック状態にならないように、水替えする前の水を残しておき、新しい水と混ぜてショック状態にならないようにします。また、しばらく置いてから、金魚に水合わせを行い慣れさせてから入れます。

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狂ったように泳いでいる(暴れたように泳いでいる)
【2021.06.06】追記と修正
金魚が狂ったよう、暴れたように泳いでいる原因は以下のとおりです。

・アンモニア中毒、亜硝酸中毒(=水質悪化)
エサのあげすぎによるエサの食べ残しや過密飼育による排泄物を微生物の分解が追い付かずに亜硝酸やアンモニアが水中に溜まり、中毒でショックを受けて狂ったように泳いでいると考えられます。

対処方法として水替え(カルキは抜いた水道水で構いません)を行います。ただし、一気に水替えを行ないますと、水質が変わり過ぎてショックを受けて衰弱してしまいますし、微生物もいなくなってしまいますので、半分程度に留めておきます。

・急激な水質、水温変化
『アンモニア中毒、亜硝酸中毒(=水質悪化)』の項と重なりますが、一度に大量の水交換や、購入してきた、譲り受けた金魚の水合わせに失敗しますと、水質の変化についていけずに「PH(※)ショック」と呼ばれる状態になります。ちなみに金魚の好むPH値は弱酸性の7.2と言われています。

また、水温が大きく変化しても金魚にショックを与えてしまいます。

水替えは半分程度に留めておきます。他の飼育者によってはは3分の1とか4分の1などの水替えを推奨されておられますので、ここは様子を見ながら少なめというのも正解と思われます。

※PHとはペーハー値といい、酸性とアルカリ性寄りかの基準となる値を示します。1~14の範囲で示されて、アクアリムでは6~7の弱酸性と7~8の弱アルカリ性であり、それぞれの濃度で暮らしている魚がいますので、魚の種類に合せてPH値もあわせてあげないといけません。

・酸欠
酸欠が進みすぎますと、水面で酸素を取り込もうとパクパクしますが、それが更に進みますと、泳ぎに影響を与えてしまいます。いわゆる低酸素脳症のようになってしまいます。綺麗な水の容器に隔離して様子を見ます。元いました容器は水替えを半分程度行なって様子を見てみます。

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斜めに泳いでいる①
【2021.08.16】追記
祭りやホームセンターで購入した金魚は、健康状態もよくなく弱っている個体が多いです。その場合は、しばらく様子を見ます。尾ぐされが発症なら尾ぐされ病、血が滲んだようになったら、エロモナス病など、斜めに泳ぐのは、何も上下が反転する、横になって横転する転覆病とは限らないので、状況を見極める必要があります。

2~3日様子を元気になれば、ただ単に弱っていただけになります。

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斜めに泳いでいる②
【2021.08.16】追記
金魚には2つの浮き袋があり、この浮き袋で浮力を調整しております。この浮き袋に障害が発生して、斜め泳ぎになっている可能性があります。エサの与え過ぎや運動不足、糞つまりなどで肥満が発生していて斜め泳ぎになっている可能性もあります。

エサをあげるのをやめて、泳いでもらい肥満を解消します。可愛くて愛らしく、コミカルな動きをしてくれる金魚にエサをあげないのは拷問に映るかもしれませんが、1週間から10日程度食べなくても問題ありませんので、絶食させてしばらく様子をみます。

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斜めに泳いでいる③
転覆病の初期症状の可能性があります。

◆転覆病リンク

転覆病について

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横向きで沈んでいる①
【2021.08.17】追記
シーズン中であれば転覆病の可能性があると思われます。越冬時であれば水の温度に耐えれずに瀕死状態であると思われます。越冬時は水温の低い容器から隔離します。その場合は暖かい飼育水に入れるとショック死してしまいますので、いきなり暖かい水に浸けずに室内での常温の水温程度の水を容器に入れて隔離します。ただし、口をパクパクしている場合です。口を動かしていない場合は残念ながら死んでしまっています。

◆転覆病リンク

転覆病について

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横向きで沈んでいる②
祭りやホームセンターで購入した金魚は、健康状態もよくなく弱っている個体が多いです。試してみえうなら塩浴0.5%濃度(カルキ抜きした1Lの水に塩5グラム)にして様子をみます。

塩浴は、先人たちが考え出した治療法で金魚の病気の治療や体力回復のために有効的な方法です。

金魚の体内塩分濃度が約0.6%前後ですので、塩浴はその体内塩分濃度に近づけるというのが目的です(水道水の塩分濃度基準値は200mg/L=0.2グラム)。飼育水を体内塩分濃度に近づけると金魚は体力を消費せずに負担が軽くなります。

塩はミネラルを含んでおり水質をアルカリ性に傾ける効果が期待できるため、水道水でも金魚の体力回復に最適な水質に整います。 水質の面でも金魚に適した環境を整えることができます

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底でじっとしている①
【2021.08.20】追記
夜になって睡眠しています。睡眠といっても人間と同じく7時間も寝るわけではなく、1日に2~3時間が睡眠時間です。連続して2~3時間寝るわけではなく、10分程度で小刻みに寝ています。小刻みに寝るのは外敵に襲われない為です。睡眠時間は夜に寝ます。これも外敵に襲われやすいのでじっとしている為です。

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底でじっとしている②
【2021.08.20】追記
金魚は冬になって水温が10℃を下回ると動きが鈍くなり、5℃を下回ると仮死状態になり冬眠します。冬眠は敵に襲われないように底の物陰、水草や岩、流木などの陰に隠れてじっと春がきて水温が上がるのを待ちます。冬にはエサは食べずに体力を使用せずに過ごしています。

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底でじっとしている③
【2021.08.20】追記
水質が悪化している可能性があります。アンモニア中毒か亜硝酸中毒で動けなくなっている可能性があります。その場合は別の容器に綺麗な水を入れて隔離してみてください。元気になれば、中毒症状を起こしていた可能性が高いです。その場合は水質が悪化している容器の水を半分程度交換してください。

祭りやホームセンターで購入した金魚を容器に入れた場合は、水合わせがうまくいかないと、水質ショック(PHショック)でしばらく動かなくなってしまうことがあります。その場合はしばらくエサを与えずに様子を見ます。

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動きが止まる
【2021.08.22】追記
金魚も人に慣れると人が寄ってくると動いたり寄ってきたりします。従いまして、日中に人が誰もいない(人の気配がないことも含む)と動かなくなります。人間に慣れた金魚ほど、そのような傾向にあります。人ががいないと物陰、例えば岩やレイアウトの土管などに隠れて寝てること(実際には動かない)もあります。人の気配がすると動いて人に寄ってきてエサを求めてきます。
病気であるならば背びれが折れているので切り分けができます。病気の種類や進行具合にもよりますが、水替えを行い、塩浴0.5%濃度(カルキ抜きした1Lの水に塩5グラム)を入れて様子をみてください。

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巨大化
【2021.08.27】追記
金魚は普通に飼っていると体長が30cm程度と大きくなる魚です。もちろん全部が全部の金魚が大きくなるわけではありませんし、大きさにも限度があります。大きさから見た目が鯉にようになります。

代表的には和金は普通に30cm程度大きくなります。コメットや朱文金といったフナ型で吹流し尾の金魚は、和金と違って尾が長いため、全長は和金よりも長くなり45cm程度になります。

ポイントは金魚のエサを大量に食べるかと飼育する広さ、最低60cmはほしいところです。

特にジャンボオランダという品種は、50㎝近くなる個体のものもいます。

大きな飼育容器で飼育されて、たくさんエサを食べて、体長が大きくなりやすい種類だったら、すぐに大きくなります。本当に鯉ぐらいになったりするようです。

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泡を吐く
【2021.08.28】追記
呼吸や餌の摂取で浮上した際、一緒に吸い込んだ空気を吐く程度なら問題はありません。ずっと口をパクパクさせているようなら水中の酸素が不足した為に呼吸をしている可能性があります。

また、金魚は浮き袋の内圧を調整するために口からガスを排出することがあります。その場合も1回だけで、ずっとということではありませんので様子を見ます。

◆口をパクパクしている①

口をパクパクしている①

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落ち着きがない①
【2022.02.23】追記
何らかの原因で水質水温に変化があった場合に発生することがあります。『狂ったように泳いでいる』を参照願います。

◆狂ったように泳いでいる

狂ったように泳いでいる

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落ち着きがない②
【2022.02.23】追記
複数匹で飼っていた場合、特に2匹で飼っていた場合で1匹が死んでしまった場合は、一緒にいた相手がいなくなってしまったことで探していると思われます。

金魚にそのような気持ちがあるのかはわかりませんが、探している様子から仲間がいなくなってしまったことが判断できるのだと思います。

金魚含めて生き物にも相性の問題もありますし、一緒に暮らしてみないとわかりませんが、相性がよくてある程度一緒に暮らしていた場合は、そのようなこともあります。

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落ち着きがない③(白点病)
【2022.02.24】追記
白点病です。魚を飼育していれば、必ずといっていいほどお目にかかる有名な病気です。

白点病の原因は「ウオノカイセンチュウ」という寄生虫の一種が魚に寄生することで発症します。

白い点は次第に増えていき、魚はかゆがるように体を底砂などにこすりつける仕草を行うようになります。これが、落ち着きのない行動に見えます。

重症化すると体全体が白い点に覆われていき、エラに寄生すると呼吸困難で金魚は死んでしまうこともあります。

白点病の金魚を見つけたら、感染率が高い病気ですので、まず水槽全体に症状の出ている金魚は何匹いるのか、症状(白点の数)はどれくらい出ているのかを確認します。

まだ発症した金魚が1匹で白点の数が数個程度のごく初期の状態ならば、発症した金魚を別の容器に隔離し、治療をします。

「ウオノカイセンチュウ」は低水温に強く高水温に弱い性質の寄生虫です。また成虫になってしまったときや、魚に寄生している最中は薬に対して耐性が強く、薬が効くのは宿主を探して水中を漂っている間だけなので、薬のみで治療するだけでは効果がありません。

ヒーターの設定を高めにして水温の設定を28度~30度に保ちます。

そして塩浴を行います。

塩浴には体力を温存する効果もあり「ウオノカイセンチュウ」に寄生されたことで消耗した体力を回復させる効果があります。金魚を塩浴させる場合の一般的な塩分濃度は0.5%程度です。これは3日程度行います。

そして「ウオノカイセンチュウ」の増殖サイクルが1週間程度と長いので、増殖サイクルにあわせて最低でも1週間~2週間は薬浴させます。

白点病に効く薬は、メチレンブルー水溶液、グリーンFリキッドなどがあります。

※ウオノカイセンチュウの仔虫は魚体の表皮に取り付き、成長し、やがて魚体から離れシストを形成します。その中で分裂を繰り返し仔虫が増殖してまた水中へ放たれ、宿主を探すというサイクルを繰り返します。このサイクルが5日程度をなっています。

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落ち着きがない④(エラ病)
【2023.09.05】追記
エラ病になっています。エラ病の症状の中の一つで「突然暴れたように泳ぐ」という症状が『落ち着きがない』ように見えるのだと思います。

❖エラ病の症状
 ・鼻上げ(水槽内の酸素は問題ないのが前提)
 ・突然暴れるように泳ぐ
 ・水面に浮かんで動かない
 ・底でじっとしている
 ・エサを食べない
 ・両方か片方のエラが開いたままとなっている

原因としては、寄生虫に寄生されたか、細菌感染を起こしていることです。ダクチロギルス(寄生虫)、ギロダクチルス(寄生虫)、カラムナリス(細菌)が代表格です。

治療方法としては、まずは塩浴(濃度0.5%)を行うのが一般的です。1~2日行います。金魚の負担を減らして体調を回復させると同時に、これ以上、病状を悪化させないようにします。いったん、金魚が元気なるかもしれませんが、薬浴しないと治りませんので、ここで治療をやめてしまうと一気に悪化します。

塩浴で体調を整えてから(金魚の症状によっては塩浴を飛ばすして)薬浴を3~4日行います。原因となるであろう寄生虫や細菌に効果のある薬を使用して、うまく行かなければ別の薬を試していきます。

細菌・・・オキソリン酸(観パラD)
ギロダクチルス、ダクロチギルス・・・リフィッシュ
キロドネラ、白点虫・・・メチレンブルー、マラカイトグリーン

寄生虫や細菌感染は水質悪化が根本原因であることが多いので、予防としては、水替えを定期的に行い、水質を綺麗に保ちます。

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エサの後にパクパクしている①
【2022.06.20】追記
エサをあげる前の金魚は水中で元気よく泳いでいたのに、エサを勢いよく食べた後に水面でパクパクしていることがあると思います。

エサをあげないようがよかったかもと思ってしまいますが、そうではありません。

この金魚の行動は異常な行動ではなく、エサを食べる行動が続いているだけですので問題はありません。そして、この行動自体は金魚の性質の一つでエサの量が適量だろうが少なかろうが行います。

金魚は嗅覚は強く、視力が弱いので、エサの有無がしっかりとは見えていないはずです。エサをあげた後も、エサが僅かに溶けだしたニオイを感じて、まだエサがあると勘違いしてパクパクしています。

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エサの後にパクパクしている②
【2022.06.20】追記
エサをあげる前の金魚は水中で元気よく泳いでいたのに、エサを勢いよく食べた後に水面でパクパクしていることがあると思います。

エサをあげないようがよかったかもと思ってしまいますが、そうではありません。

この金魚の行動は異常な行動ではなく、エサを食べる行動が続いているだけですので問題はありません。そして、この行動自体は金魚の性質の一つでエサの量が適量だろうが少なかろうが行います。

エサを多く食べ過ぎてしまい、本来呼吸で使用する鰓(エラ)にエサが引っかかってしまい、呼吸がしずらくなりますので、空気多く吸い込める水面に出て消化すべきエサを奥へ送り込もうとします。

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金魚妻
【2022.07.23】追記
『金魚妻』(きんぎょづま)は、黒澤Rによるマンガです。『グランドジャンプめちゃ』(集英社)にて連載されています。

【あらすじ】
妻はなぜ、一線を越えたのか――? 悩める人妻の4つの物語!! 【収録作品】金魚妻/出前妻/弁当妻/見舞妻

【実写ドラマ】
黒澤Rによる同名漫画を原作にNetflixとフジテレビが共同企画・制作し、2022年2月14日からNetflixで世界190か国に配信されています(英題:Fishbowl Wives)。全8話。主演は篠原涼子さんです。

【登場人物】
金魚妻・・・平賀さくら(ひらが さくら)演 - 篠原涼子 
改装妻・・・箱崎ゆり葉(はこざき ゆりは)演 - 長谷川京子 
頭痛妻・・・田口慈子(たぐち ひさこ)演 - 松本若菜
外注妻・・・志村優香(しむら ゆか)演 - 中村静香
弁当妻・・・保ヶ辺朔子(ほかべ のりこ)演 - 瀬戸さおり
伴走妻・・・真田早矢(さなだ さや)演 - 石井杏奈

豊田春斗(とよだ はると) 演 - 岩田剛典
金魚屋「金魚のとよだ」の店主。傷付いたさくらを優しく受け入れる。

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ミシンと金魚
【2022.07.24】追記
著者、永井みみさんがケアマネージャーとして働きながら執筆した本作で第45回すばる文学賞を受賞した作品です。

【あらすじ】
【第45回すばる文学賞受賞作】認知症を患うカケイは、「みっちゃん」たちから介護を受けて暮らしてきた。ある時、病院の帰りに「今までの人生をふり返って、しあわせでしたか?」と、みっちゃんの一人から尋ねられ、カケイは来し方を語り始める。

父から殴られ続け、カケイを産んですぐに死んだ母。お女郎だった継母からは毎日毎日薪で殴られた。兄の勧めで所帯を持つも、息子の健一郎が生まれてすぐに亭主は蒸発。カケイと健一郎、亭主の連れ子だったみのるは置き去りに。

やがて、生活のために必死にミシンを踏み続けるカケイの腹が、だんだん膨らみだす。そして、ある夜明け。カケイは便所で女の赤ん坊を産み落とす。その子、みっちゃんと過ごす日々は、しあわせそのものだった。それなのに――。暴力と愛情、幸福と絶望、諦念と悔悟……絡まりあう記憶の中から語られる、凄絶な「女の一生」。

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アートアクアリウム美術館 GINZA
【2022.07.25】追記
アートアクアリウム銀座プロジェクトは銀座三越新館8階に「アートアクアリウム美術館 GINZA」を2022年5月3日(火・祝)にオープンしました。アートアクアリウムは、独自にデザインしたアクアリウムに美しく舞う金魚を泳がせ、光・音・香のオリジナル演出で魅せる金魚アートの展覧会です。

アート、デザイン、エンターテインメントとアクアリウムを融合させ、「アートアクアリウム」というアート分野を確立させた新しい展覧会。金魚に特化し日本の伝統美が光る幻想的な和の世界観で構成されています。

アートアクアリウム美術館GINZA 銀座三越

営業時間は10時00分~19時00分(最終受付は18時00分)です。休館日は銀座三越の休館日に準じます。チケット予約はWebからできます。30分単位の入場時間となっています。料金はWeb限定料金で2,300円なりです。

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かき氷のねこきんぎょ(岐阜県瑞穂市)
【2022.08.26】追記
岐阜県瑞穂市穂積に2022年2月22日にオープンしましたモーニングとかき氷を中心とした軽食店です。モーニングは350円、500円、600円、650円と用意されていて、モーニングはボリューム満点でトースト又はホットサンドが選べます。冬季限定のランチはドリンク付きで焼きカレーが食べれます。カレーは辛さが選べ激辛にも出来ます。

『かき氷』も有名な店でして、1年を通してエスプーマを使用したふわふわかき氷が味わえるお店です。かき氷は旬の果物を使用しているため季節を感じられ、見た目も色鮮やかです。

店の名前の由来は家で 猫と金魚 飼ってるからだそうです。

かき氷のねこきんぎょ



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エサを食べない①
【2023.08.28】追記
金魚は環境の変化に鈍感な方ではあります。ただし、家に来たばかりの頃は飼育容器の環境に慣れておらず、警戒心からエサを食べないこともあります。また、家に来る前にエサを食べていることがありますので、食べないことがあります。

いずれにせよ、これは時間が解決してくれ、翌日にでもエサをあげれば食べます。
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エサを食べない②
【2023.08.28】追記
金魚は水温が低下すると活性が落ちる変温動物なので、低水温ではエサを食べなくなります。12月になって金魚がエサを食べなくなったら低水温を疑います。目安としては水温15℃前後でエサ食いが鈍り、10℃前後になると食べなくなります。冬の間はエサを与えなくてよいです。

その一方で、36℃以上の高水温は金魚にとって厳しい環境なので、猛暑日における水温36~40℃ではエサを食べなくなる場合があります。水温が低い朝に食べさすようにします。ただし、猛暑日における食欲減退は生命の危機と言っても過言ではありません。猛暑日で高水温が続くと金魚は死んでしまいますので、高水温でエサを食べなくなった場合は、日除けを作って高水温にしない対策を行います。

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エサを食べない③
【2023.08.28】追記
金魚が体調不良や病気の初期症状があらわれている金魚は、エサを食べないことが多いです。

「エサを食べられるほど元気がない状態」なので、早めに対処する必要があります。

対処法の基本は水換えと塩水浴・薬浴ですが、どのような病気なのか?寄生虫なのか?細菌感染なのか?などを正確に把握する必要があります。

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一度食べたエサを吐き出す
【2023.08.28】追記
金魚にエサが合っていないことによって食べない場合があります。また、食べるそぶりを見せるのに飼育容器の中にエサの食べ残しがある場合は、エサがあわず吐き出している可能性があります。

金魚がエサを吐き出す場合には、エサの質や種類に関係があるかもしれません。

金魚にもエサが合う合わないがあるので、この場合はエサの種類を変えるしかありませんが、他の金魚はそのエサを食べているので新しいエサを購入したりとコストは嵩みますし、他の金魚と別の容器に入れて飼うには手間暇かかります。

今まで食べていたエサと違うエサを与えた場合などは、そのエサに馴染むまで多少時間がかかることがあります。

また、エサの粒が大きいものは一度に飲み込めないので、何度か吐き出すようにして砕いて食べることもあります。

ただ、あまりに大きなエサは食べにくさや消化の悪さなどからお勧めできませんので与える前にすり潰して、細かくしてから与えるようにします。

金魚がエサを吐き出す動作はじっくり観察して金魚がエサを食べていないと思われた場合は、そこを無視すると金魚はエサを食べない為に衰弱していき、やがて死なせてしまうことがありますので元気なうちに別の飼育容器に移すのが理想です。

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金魚の『雪ちゃん』の動画紹介
【2023.08.28】追記
金魚の『雪ちゃん』
ぜひ、観ていただきたい動画です

動画の内容ですが、飼い主様は近くの観賞魚ショップにいったところ、一つの水槽の底で動けなくなっている白い金魚がおりました。よく見ると尾びれに酷い傷があり衰弱しているようでした。

ショップのオーナーは熱心に見ている飼い主様に対して『余命1週間だからただでお譲りしますよ』ということで、飼い主様は2万5千円の高級金魚をもらいます。

飼い主様は白い金魚のことを『雪ちゃん』となずけて治療に入ります。

飼い主様は豊富な知識をもとに『雪ちゃん』を何とか元気にしようと、時には薬浴させて、特にはエサに薬を練りこんで食べさせて内服させる、そして塩浴、また粘膜などから寄生虫などの特定を顕微鏡で行うなど、涙ぐましい努力で治療にあたります。

しかしながら『雪ちゃん』は病状が進んでいきます。

飼い主様は、次々に決断を迫られて選択していきます。そこに正解はないのです。答えのない道を『雪ちゃん』と歩んでいくのです。

金魚の病気の治療の動画を探していて、最初は偶然にもこの動画を見つけたのですが、いつの間にか、金魚という枠を超えて『雪ちゃん』と飼い主様を応援している自分がいます。

これから生き物を飼いたいと思う人に、この動画を是非観ていただきたいです。

犬でも猫でも金魚でも昆虫でも「命に責任を持つ」とは、この動画のようなことなのではないか?

毎日の水替えやエサやりなどの世話だけじゃなく、生き物のために答えのない難しい選択を自分の判断で決めていかなくてはいけない時があるのです。

この動画はシリーズであり、『雪ちゃん』は治療の最中なのです。『雪ちゃん』の非常に病状が重く、飼い主様は、大きな決断を迫られるのです。

もし、家で静かに看取る選択でも治療を受ける選択でも雪ちゃんの命に責任ある行動だと思いました。

どんな結果であれ、飼い主様と出会えなければ死んでしまった命ですから、どんな結果になっても『雪ちゃん』は幸運の金魚かと思います。

犬でも猫でも金魚でも昆虫でも、みんな人と話す事が出来れば、その子の望みを聞く事が出来るにと思ってしまいます。どちらの選択でも『雪ちゃん』を生かそう、助けたい!と言う飼い主様の気持ちは絶対に『雪ちゃん』に伝わってることを祈ります。

そして『雪ちゃん』が元気になりますように。

❖金魚の『雪ちゃん』の動画(ここからシリーズが始まります)


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※最後に
ご覧になられている記事は、内容の見直し、文章の誤り(誤字や不適切な表現)による修正で内容が更新されることがあります。


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※2022.08.11更新(ハッシュタグ対応)

4月になりました。新しい年度が開始となります。社会人としては入社式や期初の開始、組織改編や人事異動などがあり、学校なら入学式や始業式があります。4月は何かと忙しい季節です。

そして、あっと言う間に1ヶ月がたち、5月に入ってゴールデンウィーク(以下、GW)を迎えることになります。

今年のGWは4月29日の昭和の日から始まり、平日4月30日を挟んで、5月1日土曜日から5月5日の子供の日までです。

社会人や学生は日程を調整して、暦通りなら5月1日から5月5日の5連休、4月30日を休めば4月29日から5月5日の7連休、さらに5月6日と7日を休めば4月29日から5月9日の11連休となりますので、現在のコロナウィルス流行の状況下ではありますが、皆さんうまく対策をして旅行などに出かけられる方もおられると思います。

そして夏休みに入り、東京オリンピックが開催されます(なんとしてでも決行するかと...)。オリンピックを観戦がてら旅行に出かける方もいると思います。また夏休みはオリンピックだけではなく、お盆中心に国内旅行や帰省などで家を空けることもあるでしょう。

そして、あっという間に年末年始を迎えます。ワクチン接種状況はどうなっているでしょうか?コロナウィルスは収束に向かっているでしょうか?実際にどうなっているかは「神のみぞ知る」ですが、帰省ラッシュがあり、皆さんは家を空けることがあると思います。

GW、夏休み、年末年始の『3大長期休暇』は人間にとっては、どこかに出かけるには貴重な連休となるわけですが、メダカなどを飼育している場合は、長期間、家を空ける場合は、何か対策は必要なのでしょうか。


GW
長期間、家を空けることで一番気になることは「エサ」ではないでしょうか。しかしながらメダカは1週間程度(今年で言えば11連休)、家を空けたところで死んでしまうことはありません。メダカは容器の壁面や岩、流木についているコケや用土の中にいる微生物などを食べて生きていますので餓死することはありません。

気にすべきことの一つに「水温の上昇」がありますが、GWはまだ暖かくなることはそうありません。せいぜい「夏日(最高気温が25℃)」ぐらいですので、水温も上昇することはありません。

GWは何も対策しなくても問題ありません。

夏休み
夏休みもGW同様に、長期間、家を空けることで一番気になることは「エサ」ではないでしょうか。しかしながら夏であろうが、メダカは1週間程度、家を空けたところで死んでしまうことはありません。メダカは容器の壁面や岩、流木についているコケや用土の中にいる微生物などを食べて生きていますので餓死することはありません。

夏休みで長期間、家を空けることで気にすべきことは「水温の上昇による水の蒸発」です。夏の直射日光による水温の上昇で死んでしまうこともありますが簾(すだれ)をかけるなど対策は可能です。

特にメダカを危険にさらしてしまうのは『水の蒸発により干上がってしまうこと』です。家を空けた機関に「猛暑日(最高気温が35℃以上)」が連日続きますと水が干上がって、泳ぐスペースがなくなり、メダカが干からびて死んでしまうことです。

簾(すだれ)をかけても、水が蒸発することを完全に防ぐことはできません。そして、水の多い容器に移し替えるは現実的ではありませんし、容器を水を満帆にしていくといったことでも対策としては限定的です。日陰、半日蔭の場所に水の入った重い容器を移動させるのは至難の業です。

水の蒸発に対しては、これといった対策がないのです。

対策としては、メダカ飼育を始める時に遡ってしまいますが、容器を購入するときは出来るだけ水量の多い容器を購入するようにしてください。長期間、家を空けて水の蒸発があっても水が残ることがあるようにしてください。

年末年始
年末年始は、季節は冬ですので気温も低下しており、メダカは冬眠状態になっております。冬眠状態になっているメダカはエサを食べることはありません。また、水温も低下しており、水の蒸発も少ないので、水が減ることもありません。

年末年始は何も対策しなくても問題ありません。



※最後に
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※2022.08.11更新(ハッシュタグ対応)

今日も暖かくていい天気でした。非常事態宣言も解除されて、すでにコロナウィルスのリバウンドの兆候が見えます。ワクチン接種も思うようには進んでいませんが、賛否両論?のオリンピックも開催されます。

飲食店は時短営業も今だに要請されてきておりますが、公共設備も再開されており、野球やサッカーなどの観客が大きな声を出す数万人規模のスポーツイベントなどでは、収容人数の半分以内であれば、政府は1万人まで入場を認めるとしています。

思わず気が緩んで、厚生労働省の職員が深夜まで歓送迎会という話もでております。

今年は、「〇〇解禁」と「コロナ患者の理バンド」の繰り返しが続くのではと思いながら、今年の最大のイベントとしては夏にオリンピックが開催されます。

夏のオリンピックが開催されるとなれば、去年は中止となった「花火大会」や「お祭り」などの夏のイベントもコロナ対策をとりながら、開催される可能性が高いと思います。

本来であれば、すっきりとした気分で「お祭り」などのイベントに行きたいところですが、なかなか難しいと思います。

いざ「お祭り」に行けば「屋台」が沢山でており、「わたがし」「焼きそば」「ヨーヨーす釣り」「当てくじ」などにまじって「金魚すくい」があるかと思います。

この「金魚すくい」ですが、すくった金魚を持ち帰って育てることになるかと思いますが、最近は、「家で飼えないからいらない」とか「持ち帰って親に反対されたから返しにきた」などということが多いということです。家で金魚を飼うのも、なかなか厳しい時代になっているんでしょうか。

金魚を持ち帰ったとしても、長生きする金魚は、ほんの一握りです。

家に持ち帰って、容器に水(カルキな抜きましょう)を入れて金魚を入れると思いますが、家に帰った時には、すでに虫の息で裏っ返しなんてこともありますし、なんとか泳いでいても、翌朝様子を見るとすでに死んでしまっている。1週間以内にパタパタと死んでしまい、1匹も残らないなんてこともあると思います。

金魚すくいでとった金魚を、なんとか死なせずに長生きさせることはできないのでしょうか。

去年の金魚が余っている
コロナウィルス流行により昨年の夏祭りや縁日のイベントは全国各地でほとんど中止になっています。本来出荷されるべきイベント用の金魚は出荷されずに残っています。1年出荷しないと、その間に金魚は大きくなって、金魚すくいができないような大きさの金魚になってしまいます。

しかしながら、金魚を大きくしないような飼育の仕方があるようでして、コロナウィルス収束を願って1年間大きさを保ちつつ育てられています。ただ、出荷を1年遅らせて育てられた金魚ですので、成魚にはなっています。

金魚すくいは、本来であれば「すくいやすい」小さくてまだ体力ない1年目の稚魚の金魚が泳いでいることが多いのですが、今年は「2年物」も混じっているので、この「2年物」の金魚を狙ってすくってもいいかもしれません。

IMG_3132

すくう金魚を選ぶところから始まる
金魚すくいの金魚ですが、まず高価な金魚はいません。また、縁日や屋台用に大量生産されている関係上、租税乱造されているので健康な金魚ではありません(もちろん病気ではありません)。

また、長時間の輸送や金魚すくいで追いかけ廻されていることから弱っています。特徴としては水面でじっとしている金魚、また「すくい枠(ポイともいいます)」をとろうとしても逃げない金魚です。

元気な金魚はしっかり泳いでいる金魚、特に下にいる金魚がいいんですが「すくい枠」では破けてしまいますので、しっかり泳いでいる金魚を狙っていきたいところです。

弱っている金魚をすくって飼う(これはこれで素晴らしい行為です)のは、なかなか難しいので元気な金魚をすくって飼うようにした方が生き残る確率が上がります。

はやく帰ること
金魚すくいの後に袋に入れられた金魚を持って、ほかにも「わたがし」や「焼きそば」など、他の屋台にも立ち寄ったりして楽しみたいと思います。

熱帯魚屋で熱帯魚や淡水魚、禁書などを購入した後はエアインフレーターで酸素を入れて縛ってくれますので、暫くの間は酸素不足に陥らずに元気に泳いでくれます。しかしながら、金魚すくいで袋に入れられた金魚は、酸素も入れてくれずに一度に沢山の金魚が狭い袋に入れられます。おのずと酸素不足になり、時間が経てばたつほど弱っていきます。

本来なら金魚すくいを最後に行ってから素早く帰るのがいいのですが、せっかくお祭りや縁日に来ているので、もっと他の屋台を廻ったり、一緒に行った人と話をしたり楽しみたいと思いますよね。

従って「すぐに帰りましょう」は現実的ではないので、金魚すくいはできるだけ後に行いましょう。また金魚入っている袋を持った時はできるだけ揺らさないようにしましょう。

容器を用意して水を入れる
金魚の飼う容器を用意します。そして容器に水を入れます。水道水をそのまま入れてはいけません。カルキ(塩素)を抜かないといけませんので、カルキ抜き剤を使用して抜くか、金魚すくい前に日中の半日で水道水をバケツなどに汲んで置いておけばカルキは抜けます。

エサは3日はあげない
エサは3日はあげないほうがいいです。金魚すくいの金魚はどうしても弱っているので、しばらくそのままの状態で回復させます。それでも翌日から死んでしまう金魚がかなりの確率でいると思います。塩浴0.5%(100ccに0.5gの塩)もいいかと思いますが、何も入れなくてもいいです。

1ヶ月は様子を見ましょう
容器に入れて3日以降にエサをあげて1ヶ月は様子を見ましょう。1ヶ月を無事に過ぎれば、金魚は長生きする可能性が高くなります。



※最後に
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◆ドキュメント
作成日付:2021/02/26
更新日付:2021/02/28
※目次へ戻るを付けました(2021/02/28)
※2022.08.11更新(ハッシュタグ対応)

メダカを飼っておりますと、群れて泳いでいる姿を見たり、エサを食べている姿を見たり、抱卵している状態を見たりするのが、シーズン中の楽しみではあるのです。ただ、観察をしていますとと、これはどんな状態なんだろう?大丈夫なのかな?というメダカの様子がおかしな場合があります。

病気なのかな?衰弱しているのかな?何かのサインなのかな?と疑問に思うんですけど、メダカが当然、自分の状態を話してくれませんので、飼育している人間が気付いてあげなくてはいけません。

もちろんメダカもそのような状態になるのは必ず意味があるのです。

それを予め知っておけば、問題ある場合は対処もできますし、問題ない場合は安心できます。 

以前に動きに話を書きましたが、今回はメダカの体の様子に着目して書いてみました。




1.白点がついている
メダカの体に白い斑点がつくのは白点病です。白点病は、メダカ、金魚、熱帯魚など、魚全般で発症する病気です。

繊毛虫(せんもうちゅう)に一種で「ウオノカイセンチュウ」と言われる虫が寄生し発病する魚の感染症です。初期段階では、尾ヒレの先などに白い点が出てきます。それから白点が急速に広がり、全身に出てきて、最終的には白い粉を振りかけたような状態になってしまいます。

伝染力が高いため、同じ容器内のの魚には数日以内に感染します。白点病で弱ったところに、他の病原体がやってきて感染することもあります。症状が悪化し、命を落とす危険もあります。

白点病が発病しやすい条件は水温の低下が挙げられます。メダカの活性が落ちて抵抗力はなくなり、「ウオノカイセンチュウ」が寄生しやすくなるのです。

治療方法としては水温を28℃に上げた容器に隔離します。「ウオノカイセンチュウは25℃以下の水温を活動しますので水温を上げることにより活動を鈍らせることができます。

薬浴を行います。白点病を退治する治療法ですので非常に効果的な治療です。白点病の薬浴をおこなう場合は使用する薬品の用量用法をしっかり守るようにしましょう。

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2.背骨が曲がっている
以下の理由が考えられます。一度、背骨が曲がると治りません。

 ・老衰
  メダカの寿命となりますと痩せて背骨が曲がります。人間でいう骨粗鬆症が起きるのです。安らかな老後にしてあげましょう、
 ・栄養の偏り
  栄養が偏ると背骨が曲がります。マグネシウムやビタミンDが不足すると骨の形成に影響がでます。市販の人工飼料であれば栄養のバランスがとれていますので問題ありません。
 ・遺伝(近親交配)
  近親交配を繰り返しますと奇形で背骨が曲がっている個体が生まれることがあります。外部から定期的に新しい血のメダカを入れましょう。

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3.黒くなる
以下の理由が考えられます。

 ・発育不良
  原因はわかっておりませんが発育不良の個体で黒くなることがあります。
 ・黒斑病
  黒斑病があります。金魚が発症することが多い病気です。ヒレや体に黒い班が現れますが、これは白雲病と呼ばれる病気で、魚の体表や鱗に白くモヤっとした斑点ができるようになり、次第に膜のように体を覆うようになってしまいます。この病気はとても進行が早く、放置すると一週間から二週間ほどで死んでしまうことが多い病気です。黒斑病は回復過程ですので滅多にみることが見れない病気です。
 ・保護色
  外敵から身を守る保護色になっています。黒い容器や石など黒い環境下でも黒くなることがあります。

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4.片目が飛び出る(ポップアイ)
滅多にないかと思いますが、メダカの目玉が飛び出てきて出目金のような状態になることがあります。出目金と言っても片目が飛び出るだけで、両方の目玉が出ていることがありません。この目玉が飛び出る状態のことを「ポップアイ」と言う症状です。

原因として考えられるのは水質汚染や密集状態によるストレスなどが言われていますが、はっきりした原因はわかっていません。個体差や遺伝的な要素が強く集団で発症することはありません。伝染する症状ではありませんので容器内のメダカ全てが「ポップアイ」になることはありません。

一度「ポップアイ」になると回復の見込みはありませんし、生き残ることは難しいです。そのまま飼育して天国に送ってあげるしかないです。

対策としては、せめて水替えや密集状態にならないように移動させるなど、他のメダカが「ポップアイ」にならないようにします。

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5.白い綿がついている
【2021.02.27】追加
メダカに白い綿のようなものがついている場合があります。これは「水カビ病」というもので、水カビがメダカに寄生して発症する病気です。傷口などから進入して、徐々に幹部を拡げていきます。その症状が綿が付着しているように見えます。

水カビ病は水温が20℃程度になると発症しやすくなるのですが、特にメダカに外傷があり抵抗力が下がった場合に、その傾向が強くなります。メダカが元気でいる限り発症することのない病気です。

発症した場合は感染力もある病気の為、まずは隔離します。そして、治療薬であるメチレンブルーやグリーンFなどで治療を行います。大体1週間程度行い、メダカ状態をみて回復が見込めないなら、水替えを行ない再投薬します。

屋内であれば、ヒーターなどで水温を高め(26℃~28℃)に設定しますが、屋外であれば、日当たりのよい場所に移動せるか、移動も難しいのであれば暖かくなるのを待つしかありません。

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※最後に
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※アドセンス再設定対応済
※2022.08.11更新(ハッシュタグ対応)

今日は朝から雨が降っています。関東南部は雪の予報ですが、雨がしとしと降っています。朝に江戸川河川敷にジョギングに行きましたが、雨の予報を知ってか、朝からランナーが沢山走っておりました。

帰る頃にはポツリポツリを振ってきておりましたが、その後、シャワーを浴びてから朝食を食べて一息ついたころには、すでに雨が本降りになっておりました。

これから寒くなって雪となるのでしょうか。

屋外メダカ飼育のオフシーズンとなって、春までまだまだですので、世話したくてウズウズしますが、しばらく観察だけで我慢するシーズンが続きます。

冬にアクアリウムなどを楽しみたい場合は、やはり気温の高い屋内で楽しむしかありません。冬だからと言って飼えないわけではありません。むしろ飼いやすいかもしれません。暑い夏場に飼い始める前の準備や世話をするより寒い冬場にするほうが、生き物が変調をきたしてしまうことが少ないからです。

飼う種類は淡水魚でも熱帯魚でもカメなんかの爬虫類でもいいと思いますが、熱帯魚をオススメします。綺麗で丈夫な熱帯魚は比較的飼いやすい生き物です。熱帯魚を飼うからには、屋外メダカのように、水のたっぷり入った容器にいれておけば、生きてくれる(これも実は世話が必要です)わけではありません。

水を綺麗にしてくれる「ろ過機」や、水草を光合成させるための「ライト」、また寒いので「ヒーター」と必要な設備は揃えないといけません。
そして大事な「水槽」です。大きさは10㎝、20cm、30cm、45cm、60cm、90cmとありますが、やはり60cm水槽をオススメします。

60cmぐらいでないと水質と水温が安定しないので、熱帯魚がいきなり死なせてしまうということもありえます。我が家は45cm水槽で飼育していますが、水が富栄養化して、ガラス壁面にコケが生えたり、水草に黒ゴケが付着したり、水草モスが異常に繁茂したりします。

また、水質が突然悪くなり、突如変調をきたして死なせてしまうこともありますので、エサやりは慎重に、水換えも頻繁に行っております。

60cm水槽でも、同じようなことは起きますが、やはり、広さと水の容量が違います。我が家はミシシッピニオイガメの『ミッピーちゃん』の水槽が60cmですが、一時期(3ヶ月程度)、熱帯魚を飼育していたことがあり、その時は水質がとても安定しており、たまたまかもしれませんが、1匹も死ぬことがありませんでした。

❖45cm水槽
幅450mm×奥行き300mm×高さ300mm、水量35L

❖60cm水槽
幅600mm×奥行き300mm×高さ360mm、水量56L


◆水槽セット



水槽セットは、ろ過機、ライト、ヒーターがセットで入ってるものを購入します。単品で買う時に水槽にあわせないといけませんので、一つずつ選ばなくてすみます。値段も断然お得です。さらに追加で水温計やエサもついているものもあります。

これらを単品で購入しますと、¥17,400となり、なかなか高額になります。
・水槽     ¥3,980(※)
・LEDライト ¥5,500(※)
・ろ過機    ¥2,950(※)
・ヒーター   ¥4,970(※)

※店によって値段も違いますし、季節によって値段も違います。


❖デジタルタイマー



デジタルタイマーは、ライトなど24時間365日点けておくことはできません。昼夜を再現してあげないと熱帯後は変調をきたしてしまいます。自分自身で電源を抜くにも、働いている、学校に行っている、用事があった、などで毎日定時でできないと思います。

このデジタルタイマーは、自動的に電源off/onをしてくれますので大変助かります。電源off/onパターン(曜日設定、時間設定)もいくつも登録できます。そして切り替えて使用することができます。

❖さいごに

水槽や設備を購入してしまえば、寒い冬でも問題なく生き物を飼うことができます。この記事に生き物は載せていませんが、生き物もリアル店舗で購入すると寒い中の輸送の問題がありますが、ネット通販ですと、
ネット店が保温措置をしてくれますし、自宅まで輸送してくれますので、生き物が元気なまま自宅に迎い入れることができます。
現代社会で生き物を飼うのは、いつでも可能なのです。



 ※最後に
ご覧になられている記事は、内容の見直し、文章の誤り(誤字や不適切な表現)による修正で内容が更新されることがあります。

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◆ドキュメント
作成日付:2020/12/26
更新日付:2020/12/29
※アドセンス再設定対応済
※2021.11.23更新(過剰広告カット)
※2022.01.26更新(タイトル変更)
※2022.08.11更新(ハッシュタグ対応)
※2023.01.20更新(アメリカザリガニの「条件付き特定外来生物」指定へ)
※2023.01.20改題(旧題:【初心者向け】天寿を全うする!屋外でのザリガニの飼い方(簡易マニュアル)失敗談付き)

◆はじめに

ザリガニ。私は昭和生まれですが、すでに子供の頃からザリガニと言えば、アメリカザリガニでした。当時は外来種とは知らずに、国内種(日本生まれ)だと思い込んでおり、体が大きくて赤い「まっかちん」と呼ばれる大物を狙って捕っておりました。

ザリガニ以外に、メダカやドジョウ、タニシやカワニナ、エビなんかも捕れましたが、当時はザリガニが主役としてみており、その他大勢の脇役でしかありませんでした。

家に持って帰りザリガニばかり飼っていました。しかしながら、今から振り返りますと長続きと言いますか長生きしたとは言えません。

まず共食い、どうしても1つの容器に沢山のザリガニを入れてしまいますので、強く大きいものが残り、弱く小さいものは淘汰されてしまいます。次に水の汚れに耐えきれずに、これも徐々に減っていきます。

そうして飼っているザリガニの数は減っていき、容器の中が「さみしく」なってきますので「にぎやか」にする為に、またザリガニ捕りに行くわけです。

いくら外来種とはいえ、正しい飼育方法がわかれば、長く元気に育てることができ、繁殖して増やすこともできます。

時が立ち、アメリカザリガニが外来種だと知ってから、さらに時が立ち、ついには、アメリカザリガニを除く(※)外来種が「特定外来種」に指定されるまでになりました。

しかしながら、まだアメリカザリガニは飼うことができます。

外来種ではありますが、アメリカザリガニも生き物ですので長く元気に飼える方法などの話をさせていただきますので、もしよろしければ、覗いていってください。

※全国各地に広まっている「アメリカザリガニ」は、専門家から「指定することで、川や池に大量に捨てられるなど混乱を招くおそれがある」という意見があり、特定外来生物の指定対象から外されました。

◆外来ザリガニの特定外来生物指定について(環境省自然環境局)

❖要綱
 外来ザリガニ全種(アメリカザリガニを除く)が特定外来生物に指定され、2020年11月2日から規制が始まりることになりました(2020年9月11日閣議決定)。

規制対象となるザリガニ
 アメリカザリガニを除く全ての外来ザリガニ

❖新規指定ザリガニの飼養等の許可について
 許可申請は2020年11月2日~2021年5月1日の間に行ってください。

❖ホームページ
(環境省自然環境局)
 https://www.env.go.jp/nature/intro/2outline/attention/gairaizarigani.html

◆アメリカザリガニの「条件付き特定外来生物」指定へ(2023年1月20日)

 環境省はきょう、アメリカザリガニと、ミドリガメの通称で知られるアカミミガメを、2023年6月1日以降、条件付き特定外来生物に指定すると発表した。

 指定されて以降、この2種を川や田んぼなどに放出することは禁じられ、違反者には3年以下の懲役・300万円以下の罰金が課される。また、販売や購入も禁じられる。

 特定外来生物に指定されると、無許可での飼育も禁じられるが、この2種は飼育している人が多いため、飼育を禁止すると、密かに自然環境に放出される事例が多発する事が予想された。

 そこで、原則として飼育を禁止する「特定外来生物」とは異なり、「条件付特定外来生物」は捕まえて飼育することや無償での譲り渡しなどは禁止されない。

IMG_2892

◆ザリガニ相談ダイヤルの解説について(環境省)

❖要綱
今回規制対象と規制対象外であるザリガニの見分けがつかないことや規制の内容、飼育しているザリガニについての手続きの要否に関する問合せや相談の為に相談ダイヤルを開設しました。

❖開設期間・対応時間
 ・開設期間:令和2年12月22日(火)開設から令和3年春頃受付終了予定
 ・対応時間:土日祝日を含む毎日(12月29日~1月3日を除く) 午前9時から午後5時まで
 ・電話番号:0570-051-110

❖ホームページ
 http://www.env.go.jp/nature/intro/2outline/attention/gairaizarigani.html

◆アメリカザリガニ
アメリカ南部原産の1927年にウシガエルのエサとして神奈川県に持ち込まれました。その後、逃げ出して全国各地に広まりました。

池や川、沼や水田などの水辺に棲んで雑食性であるため、メダカなどの魚やドジョウ、水草などの特に新芽なども食べて生態系に影響を与えます。

水田の畦(あぜ:田の中の泥土を盛って、水が外に漏れないようにした盛土の部分)に穴を掘って畦が崩され、イネの新芽も食べられる為、農家の嫌われ者になっています。

脱皮を繰り返して大きくなり約1年で成熟します。1回の産卵で300から400個の卵を産みます。

◆基本情報
名称   : ザリガニ
別名   : マッカチン
最大全長 : 15cm(最大サイズ28.5cm)
飼育環境 : 淡水
価格   : 1匹100~150円
寿命   : 3~5年
水温   : 0~28℃
混泳   : 単独飼育
飼育   : 難易度は低い
繁殖   : 難易度は低い(卵生)
棲息場所 : 水底
餌    : 人工飼料

◆捕り方・釣り方
ザリガニは池や川、沼や水田、他に用水路や湖などにも棲んでおります。主に流れの緩やか所に棲んでおり、かなり水が汚れた場所でも平気です。

しかし 流れが速く水の冷たい山の渓流には棲んでいません。大きな川では 川原や岸辺の水たまりには棲んでいますが、あまり深い場所には棲んでいません。広い湖でも、岸辺のヨシなどの水生植物が茂って隠れ家のある場所に棲んでおります。

ザリガニを捕まえる方法は何種類もありますが王道は以下の3種類です。

・網で捕まえる
 網を使用して掬ってザリガニを捕まえます。これが一般的な捕まえ方かと思います。岸辺の水草の中に隠れています。水草をガサガサして捕まえましょう。ザリガニが見えている場合は、前から網で掬おうとするとザリガニは後ろに逃げる性質がありますので逃げてしまいます。ザリガニの後ろに逃げる性質を利用して後ろから網で掬って捕るのをオススメします。

・釣りで釣り上げる
 釣り竿を使用するか、そこらへんに落ちている木の棒を竿にしてもいいです。竿につける糸は耐久性のある凧糸がいいと思います。エサは煮干しやスルメなどを使用します。ウィンナーやかまぼこも使用できますが食い千切られてしまう場合もありますので、耐久性のある煮干しやスルメをつけた方がいいです。

水底に向かって糸に括ったエサを投げ込みます。そしてザリガニがエサに食いつくまでしばらく待ちます。

ザリガニがエサに食いついたら糸が引っ張られます。勢いよく引き上げますと、ザリガニがエサを離して逃げてしまいますので、そうっと静かに引き上げていきます。

岸辺まで引き上げるのは意外に難しいので、最後は網に頼ります。網を出してエサを掴んでいるザリガニを掬います。

・巣穴に手を入れる
 巣穴に手を入れます。巣穴の中に確実にザリガニがいるので捕まえることができます。ただし巣穴が深い場合は手が届かないか、手を奥に入れないといけませんので汚れることがあります。大体は小さい穴には小さい個体が、大きい穴には大きい個体が棲んでおりますが、稀に大きい個体が棲んでいた巣穴に小さい個体が棲んでいることがあります。大きい個体が何処かに行った後に棲みついているのです。

❖捕れない場合は購入する

【2020.12.27】追記
近所に池や沼、川などがなくザリガニが捕れない場合は購入することになります。値段は1匹500円から1,000円です。綺麗とは言えない用水路でも捕れるザリガニですので高いと思います。できるだけ、池や沼など水辺を探し回って捕ったほうが賢明です。

◆飼い方
ザリガニはエサを綺麗に食べることができませんので水を汚します。本来ならば、バクテリアが分解して水をある程度綺麗にしてくるのですが、ザリガ二は大食漢ですので分解が間に合わずに水が腐敗して臭いがします。飼う準備としては、水替えをし易いシンプルな構成、そして共食いしずらい隠れ家の設置を行いましょう。

 ・容器
  ザリガニをオスメス1匹ずつ入れるぐらいの大きさ、45cmぐらいはほしいところです。水槽(特に屋内)でもいいですし、プランターなどでも構いません。

❖脱走名人

【2020.12.27】追記
ザリガニは脱走名人ですので、ろ過機のコードや流木、水草などをつたって脱走してしまいます。見回りで早く見つかればいいのですが遅れてしまう。または、暑い時期で直射日光にさらされるなどで、干からびて死なせてしまうことがあります。

そこで水槽であれば蓋をして脱走できないようにします。屋外の容器であれば、蓋までしないと思いますので、水位を下げて、壁面に流木や石、水草を配置しないようにしましょう。

脱走して干からびて死なせてしまったザリガニのオスです。

IMG_3543

 ・隠れ家
  ロックシェルターなどの隠れ家でもいいですが、費用を安くすませるなら植木鉢が一般的です。隠れ家は必ず入れましょう。隠れるところがないとオスメスでも共食いしてしまいます。

 ・石や砂(不要)
  砂を入れないと平衡感覚が保てないとよく言われていますが、特にそんなことはありません。石や砂にわずかなバクテリアを定着させるのも意味がありません。人間側としても、すぐに水が汚れて、かなりの頻度で水替えや掃除をおこなうことになりますし大変ですので不要です。ベアタンク(用土を入れない飼育方法)が基本でいいと思います。

 ・エアーフィルター(屋内)、ろ過機(屋内)
  ザリガニは水を汚す生き物ですので、水をろ過する装置がかなり有効です。ろ過装置がない場合は、水替えを沢山行う必要があります。ろ過装置により、水替えの頻度が少なくなりますが、ろ過装置自体がかなり汚れますので、ろ過装置を洗う頻度が魚を飼うより多くなります。

 ・ヒーター(屋内)、クーラー(屋内)
  冬はヒーターを入れますと1年中ザリガニの元気な姿を見ることができます。また、夏、特に猛暑時に屋内でクーラーのない部屋で育てていますと、水の温度は33℃ぐらいになってしまいます。そこで威力を発揮するのがクーラーです。クーラーといってもまともに飼うと何万円となりますので、安い冷却ファンで冷やします。冷却ファンは水面に冷風を吹き付けて気化熱で水温を下げます。

◆エサ
飼い方で書くべきですが別章で書きました。ザリガニは雑食性が強いのでエサは何でも食べます。生餌としてメダカなどの魚やタニシなどの貝、そして煮干しやスルメなどの人間が食べるような食品、そしてホテイ草やマツモなどの水草です。

しかし、何といっても人工飼料をオススメします。人工飼料は栄養バランスがとれていますし、上記の食料はいずれも水をかなり汚します。

人工飼料が「ニオイ防止」「水を汚さない」と書いてありますが、そんなことはなく水は汚れますし、臭いも出ます。しかし上記の食料よりかは水は汚れにくいです。

❖ザリガニを青くする【2020.12.29】追記

大人になると赤くなるアメリカザリガニを青くする方法があります。子供が小さい頃(2cm~4cm)から行わないといけません。大人になってから色を変えるのは難しいです。青くするには人工飼料で青くするエサが販売されていますので食べさせて成長させます。

ザリガニが脱皮するごとに青くなっていきます。なお「青くする」と決めたからには、このエサ以外に他のエサは食べさせてはいけません。

エサは、ザリガニ専用のエサに加えて、熱帯魚のディスカスの専用のエサも効果があります。


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◆繁殖
オスメスを一緒に入れて飼うと、うまくいけば繁殖となります。繁殖シーズンは6月から10月ぐらいです。交尾はオスとメスのハサミを押さえて向き合って1時間程度交尾します。その後、早ければ2週間、遅いと2ヶ月後に産卵します。産卵は300個から400個の卵をお腹に産み付けます。その後20日程度で孵化します。

孵化してからも親のお腹にくっついて育ちます。子供の生存率が高くなるのです。子供は1ヶ月程度で親から離れていきます。


抱卵しているザリガニのメスです。
IMG_3544

❖交尾後が怖い!

ザリガニの交尾はオスとメスのお腹を合わせて交尾します。ザリガニの交尾ではオスがメスに精子が入った袋(精包)を渡します。その後、オスメスは離れることになるのですが、お腹を見せているので非常に無防備です。離れた瞬間にメスに捕食されてしまうことがります。

カマキリなどもそうですが、交尾はいのちがけなのです。

◆稚ザリガニに飼育
【2020.12.28】追記
ザリガニは一度に300個から400個の卵を産みます。そして、そのままの数の稚ザリガニが孵化します。かなりの数です。

ただ、稚ザリガニは産まれてすぐに「生存競争」が待っています。それは『共食い』です。共食いであっという間に100匹、50匹、30匹、20匹、10匹と減っていきます。

沢山増やしたい方は産まれてから、容器をわけてもいいと思います。ただ、そのままの数のザリガニが大きくなっても飼えなくなるのが目に見えていますので、ザリガニには可哀想なのですが、そのままにしておいて、生存競争に打ち勝った強いザリガニだけを育てるのも手かと思います。

しかしながら、本当にそのままにしておくと、最後の1匹になってしまいますので、適当な数になったら容器をわけて飼育したほうがいいと思います。

エサは親のエサで構いません。小さく砕く必要もないかと思います。そのままでも何とか食べて大きくなっていきます。

◆脱皮
ザリガニは脱皮を繰り返して大きくなっていきます。ザリガニは外骨格という骨格の作りをしています。よってザリガニが大きく成長するには脱皮をしなければいけません。これを失敗してしまうと、ザリガニ自体が死んでしまいます。それくらい重要な役割なのが脱皮なのです。

※脊椎動物の 骨格 のように体の内部に形成される内骨格に対して,動物の体の 表面 を覆って形成される殻などの固い構造物を外骨格といいます。

ザリガニは大きくなるまでに2週間から1ヶ月周期で脱皮を行います。大きくなると半年周期で行います。冬は冬眠間に1度脱皮を行います。

脱皮時間はとても短く1分です。それ以上かけると自然界では外敵に襲われてしまうからです。

脱皮の前兆はわかりやすく、エサを食べなくなります。そして、じっと動かなくなります。

見た目も変化があり、甲羅が浮いてきます。尻尾から甲羅が浮いた感じで隙間がみえます。

脱皮中は観察してもいいですが邪魔をしてはいけません。脱皮後は甲羅が柔らかいので、敵に襲われたら、流石のザリガニもひとたまりではありません。2~3日で甲羅はかたまりますので、隠れ家を多く入れて、同じ容器で暮らしているザリガニから逃げれるようにしておきます。

脱皮した抜け殻は捨てないようにします。抜け殻は脱皮の後にザリガニが食べることによって、栄養分を補給します。ただし、脱皮の後にすぐに食べない場合もあるので、少し気長に放置しておきましょう。1週間くらいしてから食べるザリガニもいます。あまりにも食べないようであれば容器の水が汚れてしまうので、そうなる前に取り除きます。

◆水替え
何度も書いてしまいますが、ザリガニはエサをうまく食べることができず、エサの残りが水を汚します。バクテリアが分解して水を綺麗にしてくれればいいのですが、とても処理能力に追い付けませんので、水替えすることになります。

ろ過機を設置していない場合は2~3日に1回がいいのですが、なかなか大変ですので、ちょっと水が汚れてしまうかもしれませんが1週間に1回でいいかと思います。ザリガニは水の汚れにはある程度耐久性がありますので問題ないと思います。

水は水道水でも大丈夫です。カルキ(塩素)は魚ほど、ザリガニに影響は与えません。

◆冬眠
ザリガニの越冬は以下の記事をご参照願います。




※最後に
ご覧になられている記事は、内容の見直し、文章の誤り(誤字や不適切な表現)による修正で内容が更新されることがあります。

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◆ドキュメント


※アドセンス再設定対応済
※2021.08.29更新(目次を付けました)
※2021.08.30更新(タイトル「メダカが白く死ぬ、卵が白くなる、飼育水が白くなる、の白い話」から変更)
※2022.08.11更新(ハッシュタグ対応)

今日は寒いですね。日中に気温は10℃程度でした。部屋の中にいても何だか寒々しく、暖かい服に着替えなおしたほどです。メダカも水底で静かに過ごしておりましたけれども、体力のないメダカは死んでしまっている個体もおります。

メダカは死んでしまいますと白くなります。はたして何故、白くなるのでしょうか。卵と水を含めて、「白い話」として、まとめてみました。



❖メダカが白く死ぬ
メダカが何らかの理由で死んでしまった場合、体表が白くなります。このように白くなってしまうのは特に問題はなく、メダカが死んでしまえば心臓が止まり血流もなくなり白くなっていきます。また、細胞が溶け始めて体の形もくずれてしまいます。よって、メダカが白くなって死んでしまっても死因が何であるかは特定できません。

しかしながら、死んでしまった後に白いモヤやゼリー状に包まれたりした場合は少し考える必要があります。

この場合は、飼育水がメダカのすめる健全な状態になっていないことが原因です。

メダカが死んでしまうと、白い綿のようなカビがまとわりついた状態になることがありますが、このような状態になってしまった場合は、飼育容器のろ過サイクル、要はバクテリアによるろ過がうまく機能していない可能性があります。

バクテリアによるろ過がうまくいっている飼育容器でメダカが死んでしまった場合、白いカビ(水カビ)がまとわりついたことはなくて、そのまま体が溶けていくように速やかに水槽内の微生物に分解されますので、白いカビ(水カビ)だらけの状態になる事はありません。

ところが、バクテリアによるろ過が機能していない飼育容器の場合、飼育水の中にメダカの死体を分解する微生物やバクテリアが殆どいない状態ですから、白いカビ(水カビ)がメダカを覆うことになります。

この場合は、飼育水をメダカが元気に泳いでくれる環境にすることが必要です。

白カビ(水カビ)が繁殖するのは低いと発生しやすいので、温度を高め(27~29℃)にすることが望ましいです。

【2021.08.29】追記
屋内ではヒーターなどを調整することにより、水温調整は可能ですが、屋外では難しいので現実的には日当たりのよい環境などに設置場所を変更するなどの方法となります。それができない場合は気温が高くなるのを待つしかないという選択肢になります。

また、バクテリアが繁殖してろ過機能が安定していく為に、しばらく(1ヶ月程度)はメダカを少数で飼育することも必要です。少数というのは、メダカの排泄物やエサの残りと元とした養分がバクテリアのエサになるのです。

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❖メダカの卵が白くなる
メダカの卵が白くなる、というより卵が白くなりつつ、カビが生えてしまう状態になるかと思います。メダカの卵が白くなる理由のひとつは、卵が無精卵である場合です。 受精(※)しなかった卵は白カビ(水カビ)が増える要因があれば、あっという間に白カビ(水カビ)にくるまれてしまいます。

※受精(じゅせい):精子が卵(または卵細胞)の中に入り込み、細胞分裂によって成長可能な状態になること。

また、有精卵であっても、水温が低かったり、日光が卵まで届いていなくて、卵の成長速度や成長の状況が順調ではない場合です。順調に成長していない卵は、 もちろん白カビにやられやすくなります。菌も取り付いて繁殖しようとしているわけですから、メダカの卵が弱っていると当然カビの繁殖力が勝る場合もあります。

この白カビ(水カビ)は、水道水のカルキ(塩素)が効果的に抑制できます。

水草などに産卵した卵はそのままにするとメダカの食べられてしまいますので、別の容器に隔離するかと思いますが、最初だけですが、水道水を入れて卵を孵化させることができます。

本来、メダカに殺菌のためのカルキがダメージを与えてしまいます。

しかしながら、メダカの卵に関しては、 カルキ(塩素)が入っているということがプラスに働く場合もあります。カルキ(塩素)は飲み水の殺菌目的で用いられている為、水カビの菌を殺す効果があります。卵の段階では、カルキ入りの水に卵をつけていたところで悪い影響はありません。

最初だけというのは、メダカが孵化して稚魚が泳ぎ始めても、別の日に産卵した卵を容器に追加して入れていくと思われるからです。すでにメダカの稚魚が泳ぎ始めているところにカルキ(塩素)を入れるとすぐに死んでしまうからです。

透明な卵が1~3日経ってから白くなるのであれば、無精卵の確率が高いですが、透明だったのにじょお所に白くなっていくのは有精卵だったのに白くカビて死滅しているのです。

よって、カルキ(塩素)は最初だけ有効です。卵の隔離容器にエアレーションをして水を循環させることで防ぐこともできます。もちろん屋外では電源設備がないと難しいです。

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❖水が白くなる
水が白く濁る理由としましては、水替えや水を大量に交換した場合に有機物を分解するろ過バクテリアが少なくなることで発生します。しばらく少数のメダカを飼育して、飼育水にろ過バクテリアが増えた状態にするか、市販のバクテリア剤を入れることで、白くなった水が透明になるまで待ちます。

過密飼育をした場合にも排泄物で白く濁ることがあります。この場合にも少数のメダカで飼育して、ろ過バクテリアが分解してくれるまで待ちます。

また、エサの与え過ぎなどによる飼育水の汚れでも白く濁ることがあります。エサを与える回数、量を見直します。

他にも用土が新品の時で水で洗い流すのが少なかった場合にも白く濁ることがあります。この白い濁りは時間が経てばおさまりますので待ちます。

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❖メダカの糞が白くなる
【2021.08.29】追記
メダカの糞が白くなる理由としましては、消化不良か、寄生虫に寄生されているか可能性があります。消化不良の場合は、人間でいう下痢と同じ状態になっています。消化不良には様々な原因が考えられますが、主には、エサ の与え過ぎや水温が低いときに与えたことでなることがあります。また、水質が悪い(魚に有害なアンモニアや亜硝酸の濃度が高い)場合にもありえます。

寄生虫の場合には、腸管内に寄生虫が侵入して消化不良になり白い糞が出てしまうことがあります。寄生虫による白い糞が出る状況は、あまりメダカではないと思います。

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❖メダカに白いモヤモヤしたものがついている
【2021.08.29】追記
水カビ病の可能性があります。水カビが進行すると外傷にように傷ができます。ヒレは溶けたりしている場合は尾ぐされ病に罹ってから、そこから水カビが侵入したと思われます。

水温変動の大きい春先や秋に体調を崩してなりやすい病気です。

対処として、症状が軽い場合は塩水浴だけでも治癒しますが、治らない場合は薬を使用します。

病気の発症した魚は隔離容器に隔離して、0.5%濃度(1リットルに5グラム)の塩水と規定量のメチレンブルーで薬浴してみてくさだい。水温は低い場合は徐々に25℃~28℃程度の水温にしてください。

その場合は可能であればエアレーションをしてあげてください(実質、屋外飼育でも屋内で治療となりります)。
濾過装置を使う場合は、活性炭など吸着系濾材は外して使用します(メチレンブルー自体が濾過されてしまいます)。

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❖容器の底に溜まった白いモヤモヤ
【2021.08.29】追記
何らかの原因でバクテリアが死んで、溜まったものが白く見えている可能性があります。
そのまま放置しますと水カビ病の原因となりますので、水替えで取り除くことをオススメします。

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❖メダカの体に白い斑点がある(白点病)
【2021.08.29】追記
白点病は白点虫が寄生することで発生します。症状としては、見た目ではっきりとわかり、体や尾ヒレに小さな白い斑点が見えるようになります。症状が進行すると体全体が白い斑点に覆われて死んでしまいます。

白点病は伝染力が強い病気で、金魚、メダカ、熱帯魚などほぼすべての鑑賞魚で発症する可能性があります。

体表に寄生した白点虫は1週間程度(水温によります)で体を離れ水中で増殖し、小さな白点虫(子虫)がまた魚の体に寄生して、次々と増えていきます。同種の魚は数日内に感染してしまいます。

季節の変わり目など、水温変化が大きく変化した状況にくわえて、魚の体力が弱った時(抵抗力が落ちた時)に発症することが多く、他にも新しく購入した魚や魚を輸送した水から白点虫が水槽に侵入することが主な原因とされています。

白点虫は、繊毛虫(イクチオフシリウス・ムルチフィリス)とも呼ばれています。

白点虫は成長すると水中や底砂で分裂して増え、別の魚に寄生します。そのため、他の魚に感染しやすいです。早めに対処して被害を小さくすることが大事です。

治療としては、水槽全体に対して行う必要があります。
発症している魚はすぐに隔離容器に移します。

発症した魚のいた容器は水換えを行います。水換え量は容器の半分程度を2~3日に1度に行い、それを5回程度繰り返します。

可能であれば、飼育水を 0.5%濃度(1Lに0.5グラム)の塩水にしたほうがベターですが、他の魚への影響を考えて使用します。

発症した魚は治療薬(ヒコサン、メチレンブルー、マラカイト、グリーンF、ニューグリーンF)で薬浴します。

白点虫は高温に弱いため、水温を28℃~30℃に上げます。

それは、治療薬は魚の体に寄生している白点虫に効果がなく、水中を遊泳している白点虫にしか効果がありません。そこで水温を28℃~30℃に加温し、白点虫を魚の体から離れさせて撃退します。

うまく対処をすれば、数日で治ることが多いです。

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❖メダカに白い糸くずのようなものがついている(イカリムシ病)
【2021.08.29】追記
メダカの体に、白い糸くず状上のものが付着します。これは、イカリムシ(レルネア・シプリナセア)という寄生虫が体に付いて吸血している状態です、

症状としましては、メダカが底でじっと動かずに元気がなかったり、何かを振り落とすような動作をするようになります。

治療としては、直接イカリムシ(白い糸くずのようなもの)を取ってしまうのが早いです。
具体的に歯ピンセットでイカリムシを取り除きます。
もし取り除くのをしたくない場合は、治療薬( (リフィッシュ)で薬浴してください。

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❖容器に白い虫がいる
【2020.08.30】追記
容器の底で白い糸のようなウネウネした生き物がいるのを確認します。人間から見た目が気持ちいいものとは言えませんので、メダカの寄生虫が体内から飛び出してきたのではと心配するかと思います。

その正体は「ミズミミズ」といいましてミミズの仲間です。

発生原因は以下の通りです。
 ・ろ過が不十分
 ・水が富栄養化(エサの食べ残し、用土の栄養分)
 ・エサの食べ残しが多い
ミズミミズのエサになるものが水の中や用土にあるので育ってしまっているということです。

ミズミミズが発生するのは、購入した水草や流木、石などに卵が付着しているからです。外部からの侵入はありません。
従いまして、ミズミミズが発生するのは問題ないのですが、元気に育ってしまっている環境であると水質が悪化しているシグナルとなります。

メダカに害はありません。対処としては水替えをすることで発生を抑えることができます。

ただし、ミズミミズはメダカのエサ(=生餌)となるために、そのままにしておくのも手かと思います、また、ミズミミズはエサの残りや用土の栄養分などを食べてくれ、水質を浄化してくれる生き物でもあります。

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❖番外1:白メダカを飼う
ご興味がございましたら、以下の記事をご覧ください。


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❖番外2:白メダカの種類
【2021.06.29】追加
白のつくメダカを調べてみました。全ては掲載できているかわかりませんが、以下の種類がおりました。沢山いるものですね。

・白メダカ
[商品価格に関しましては、リンクが作成された時点と現時点で情報が変更されている場合がございます。]

(めだか)白メダカ/白めだか(6匹)
価格:690円(税込、送料別) (2021/6/29時点)



・白ダルマメダカ
・白カブキメダカ
・白ヒカリメダカ


・煌紅白(きらめきこうはく)メダカ
・白幹之(しろみゆき)メダカ
・白ラメ幹之メダカ


・白天山メダカ
・白天女メダカ


・白錦ラメメダカ
・ピュアホワイトメダカ


・ピュアホワイト透明鱗メダカ


・クリームラメヒカリメダカ


・白幹之ヒカリ体型メダカ
・鉄仮面系統幹之メダカ


・白パンダメダカ
・極上白桜メダカ
・紀州白黄メダカ


・松井ヒレ長白幹之メダカ
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・松井白幹之ヒレ長スワローメダカ


・白ブチラメ幹之サファイアメダカ


・夜桜白タイプメダカ
・白蒼夢叉メダカ
・月華メダカ白ブチ
・プラチナ白ラメ幹之メダカ
・極上白ブチラメ幹之サファイアメダカ
・白ラメ幹之ダルマメダカ
・月華白勝ちメダカ
・オーロラ白ラメメダカ
・白透明鱗メダカ


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※最後に
ご覧になられている記事は、内容の見直し、文章の誤り(誤字や不適切な表現)による修正で内容が更新されることがあります。

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※室町時代伝来の屋外金魚の育て方「きんぎょ~え、きんぎょ~。」

◆ドキュメント
作成日付:2020/11/19
更新日付:2022/01/29
※アドセンス再設定対応済
※2021.11.23更新(過剰広告カット)
※2022.01.26更新(タイトル変更、もといPilot)
※2022.01.28更新(全面改訂)
※2022.08.11更新(ハッシュタグ対応)

◆はじめに

金魚。子供の頃に縁日やお祭りで出会う魚であり、おそらく人生で最初に飼うであろう魚です。

金魚掬いで何匹か掬って家に持って帰ってくることになると思います。そして飼育ケースかバケツに水に入れて飼い始めますが、これがなかなかうまくいきません。

翌日、あるいは1週間以内に死なせてしまうことが多々あるかと思います。

縁日やお祭りに売られている金魚は弱っておりますので、掬われて家まで輸送されるとすでに相当なダメージを受けておりますので、ある意味仕方のないことではあります。

その期間をクリアすれば環境に適応して元気に育ち始めてくれます。金魚は本来、丈夫で飼いやすい魚ですので、メダカや熱帯魚などに比べて比較的長きにわたり楽しませてくれるのです。

金魚の魅力は、水槽の中で優雅に泳いでいる綺麗で姿やユーモラスな仕草です。

特に鮮やかな「赤」、金魚は赤色だけではありませんが、あの赤色は見栄えがしますし、とても目立ちます。

そんな素敵な金魚を長く元気に飼育できるように、少しでも参考になればと思い記事を書きましたので、もしよろしければ覗いていってください。

◆金魚の起源
1700年ぐらい前に、中国の野生のフナの仲間から突然変異で現れた、体色の赤いヒブナが始まりとされています。

その中国から日本に入ってきたのが西暦1502年(室町時代・戦国時代)の500年以上前です。今で言う「和金」に近いかたちだったようで、500年以上の歴史がある観賞魚です。

金魚は初心者からマニアまで幅広い層の愛好家に飼われている観賞魚です。様々な品種が作出され、可愛らしい金魚たちが縁日やお祭り、そして店頭を賑わせています。

◆飼いやすさ【2022.01.29】追記
金魚は丈夫で飼いやすい魚ですので、アクアリウムの世界の入門魚として飼い始めるかと思います。
金魚は屋内飼育はもちろんですが屋外飼育もできますし、繁殖は割と容易です。そして長生きしますので長い期間飼うことができ、個体毎に愛着がわくこともあると思います。

メダカも丈夫で飼いやすいのですが、寿命はもって1~2年程度ですし、繁殖させないと、あっと言う間に全滅となりますので、鑑賞に加えてせっせと繁殖させる飼育方法が必要です。

熱帯魚は(一部を除き)屋内飼育となります。そしてヒーター、クーラーなどの温度調整を行う機器、ろ過機が必要となります。金魚だけ、メダカだけで育てるのであれば、両者は品種を問わず混泳させることができますが、熱帯魚を混泳させるには性格と相性を事前にしっかり確認しないといけません。エサの種類もあげ方も種類によって違いますので初心者向けではないと思います。

❖代表的な魚の飼いやすさ

 金魚 > メダカ > 熱帯魚(グッピー、ネオンテトラ)

◆金魚の種類
 金魚の品種は100種類以上とも言われ、現在の日本では約30品種が飼育されています。沢山おりますので、有名どころをご紹介いたします。


 ❖和金系


 ・和金

【歴史】
フナの突然変異で現れた赤いヒブナを品種改良したものが和金です。中国から日本に最初に渡来(とらい:海を渡ってくること)した金魚です。
【特徴】金魚すくいで見かける金魚です。動きが俊敏で非常に丈夫で飼育しやすい品種です。
【種類】体型はほぼヒブナと同じです。尾びれが普通のフナ尾(※1)から、三つ尾(※2)や四つ尾(※3)のものまであり、体色も普通の赤や紅白(更紗=さらさ)、白色があります。体格による呼び名は、小さいものから「小赤(小金)」「別下」「小和金」「姉金(姉、大姉)」となります。
【体長】20~30cm程度
※1 金魚の尾の型。 和金系の金魚によく見られる、鮒に似たシンプルな形状の尾。
※2 金魚の尾の型。 フナ尾を2枚張り合わせたような形状の尾。
※3 金魚の尾の型。三つ尾の中心に深い切れ込みが入る形状の尾。



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 ・コメット

【歴史】米国人のヒューゴ・ムラート(Augo Mulert)氏により琉金の突然変異個体をフナと交雑させて作出固定されたと言われています。
【特徴】体型は和金型、体色は白地に朱(赤)色、長く伸びたフキナガシ尾が特徴。名前の由来の通り、動きが俊敏で非常に丈夫で飼育しやすい品種です。
【種類】類似品種に「庄内金魚(山形金魚)」がある。コメットと庄内金魚の明確な違いは見た目ではわかりません。
【体長】15cm程度

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 ・朱文金

【歴史】三色出目金、フナ尾和金、ヒブナの自然交配により固定させた品種です。
【特徴】和金型の体型に長いフキナガシ尾(※)、体色が赤、青、白、黒の和を感じさせる渋い雑色、モザイク透明鱗が特徴の味わい深い品種です。
【品種】派生品種に、日本の朱文金をもとにイギリスで改良されたハート型の尾を持つ「ブリストル朱文金」があります。
【体長】30cm程度

※金魚の尾の型。フナ尾が長く伸びた形状の尾。

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 ❖琉金系


 ・琉金

【歴史】和金の突然変異で現れた尾ビレの長い固体を淘汰し固定化された品種です。金魚すくいで見かける金魚です。
【特徴】寸詰まりで体高のある丸い体、各ヒレが伸長し、特に尾ビレは長く発達することが特徴です。体色は赤白(更紗)、赤(素赤)が基本。白色も出るが選別の対象となります。
【品種】琉金で有名なのが、東京の「江戸川琉金」です。堀口養魚場産の琉金は「堀口琉金」と呼ばれ、ブランド扱いされています。
【体長】10㎝程度

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 ・出目金

【歴史】出目金は琉金の突然変異により作出された品種です。
【特徴】体型は琉金で左右に突出した大きな眼球が特徴です。生後数ヶ月経過すると徐々に眼球が突出し始めます。
【品種】中国では日本と違い様々な品種で出目性の金魚が作られています。
【体長】10㎝程度

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国産金魚 黒出目金 3匹 2020年10月20日入荷
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 ❖ランチュウ系

 ・ランチュウ
【歴史】江戸時代に中国からきた品種を日本で改良したといわれています。「金魚の王様」といわれています。
【特徴】体型は丸くて短く背ビレがありません。尾ビレは太くて短い尾筒に対して角度をつけて伸びています。頭部の肉瘤は豊かに発達しますがバランスよく発達した魚が良いとされています、
【品種】
【体長】20cm程度

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 ・江戸錦
【歴史】ランチュウと東錦を交配させてできた品種です。
【特徴】体型は背ビレがなくランチュウ型、柄は東錦同様の赤、白、浅葱色の三色で、モザイク透明鱗が特徴です。
【品種】派生品種に「京錦(キョウニシキ)」があります。
【体長】15cm程度

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江戸錦 1匹/金魚 生体 埼玉志村養魚場産 8から9cm前後
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 ❖オランダ系

 ・オランダシシガシラ
【歴史】江戸時代に琉球経由で長崎に輸入されたといわれています。当時は鎖国時代ですが、唯一交易が許されていたオランダにちなみ命名されました。頭部の大きな肉腫が特徴で、中国では獅子頭と呼ばれています。
【特徴】背ビレがあって肉瘤があり伸長した開き尾を持つことが特徴です。褪色は紅白(更紗)が基本。豪快で優美な品種で一般的にも人気があります。
【品種】オランダ獅子頭が巨大化する「ジャンボオランダ獅子頭」があります。
【体長】30cm程度

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 ・茶金

【歴史】中国から輸入された茶褐色の金魚です。
【特徴】独特といえる茶褐色の体色が特徴。体型に関しては長手のオランダ獅子頭型と、丸手の琉金型の2タイプがあります。
【品種】
【体長】15cm

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◆産地
産地は複数あり、代表的な金魚の産地としては愛知県の弥冨、東京の江戸川、埼玉の加須などが知られています。 その他にも奈良県の郡山や静岡県の浜松などたくさんの産地があります。

◆大きさ
金魚の品種や体長によりますが、 丸型の金魚で最大15cm程度、 和金などフナ型の金魚は20cm以上になります。 終生飼育するには 60cm水槽で2~3匹が目安です。

ただし、水槽ではここまでの大きくするのは難しいです。 大きくしたい場合は、60cm以上の水槽にできるだけゆったり(60cm水槽で1尾)泳がせて、水換えをこまめに(週に2回以上)に行い、エサを回数多く(1日3回以上)与えると大きくなる可能性があります。

◆何匹入れるか?
金魚が大きければ大きいほど、必要な水槽のサイズは大きくなります。

※水槽に対しての匹数の目安
水槽サイズ 3~5㎝ 5~10㎝ 10㎝~
30㎝   3匹   2匹   1匹
40㎝   4匹   3匹   1匹
45㎝   5匹   4匹   1匹
60㎝   10匹   6匹   2匹

◆盆栽飼育

本来、大きくなるべき金魚を小さく育てる方法です。限られたスペースで魚に負担を与えることなく自然に大きくなることを抑制するのです。自然に育つのを抑制しますので、盆栽飼育に関しては、いいイメージがもたれていません。

下記の4つが代表的なものですが、この中でも「小さな容器で育てる」のが「盆栽飼育」の近道です。他の3つは、エサを少なくは餓死や栄養失調でうまく育たない場合があります。水温を下げるのも体調不良になりやすいです。過密飼育も水質悪化を招きます。ハードルが比較的低いのは、この「小さな容器で育てる」

 ・小さな容器で育てる
 ・エサを少なく与える
 ・水温を下げる
 ・過密飼育を行う

◆金魚の選び方
ホームセンターやペットショップなどの店で自分の飼いたい金魚を探しましょう。ただし、実際に見て気に入ったものを購入しましょう。金魚はなるべく同系のものを一緒に入れるのがいいです。

金魚には大きさや、泳ぎの速い金魚(和金・コメット・朱文金など)・ゆっくり泳ぐ金魚(琉金・オランダなど)とさまざまです。同じ金魚なので一緒に入れることは問題は無いのですが、エサの食べ具合に差が出てしまったり、なにかと問題が発生しやすくなります。

◆屋外飼育
金魚は屋外飼育を行えるかと言われれば問題なくできます。

❖屋外飼育のメリット

・金魚が丈夫で綺麗な色に仕上ります。
 太陽にあたることで健康な体を作られるのを同時に綺麗な色に仕上がります。また、飼育水がグリーンウォーター(植物プランクトンが増えた状態)になると、エサにも困りませんし、体にいい食べ物ですので、より健康的で丈夫な体になります。

・飼育の手間がかからずに楽です。
 金魚と言えば大食漢ですので、排泄物も多く水が汚れやすいです。屋内飼育であれば、ろ過機を設置すると思いますが限界もあり、水換えを頻繁に行わないといけません。屋外飼育であれば、ホテイ草などのろ過機能の比較的高い水草を入れたり、バクテリアがう増えれば、水換えを頻繁に行わなくてもすみます。

・用具がいらない、電気代も不要でお金がかからないです。
 屋内飼育ですと、水槽に加えて、ろ過機を設置したり照明を設定したりと何かと費用がかかります。屋外飼育ですと、バケツやトロ船、プラ船、ひょうたん池などで水槽よりは安く購入できますし、ろ過機や照明が不要です。

 ただし、金魚は水を汚しやすい魚ですので水替えを頻繁に行わないといけません。もちろん、屋外飼育でもろ過機を設置している方もおられますので、検討してもよいかと思います。

◆水温と水質について
金魚の活性が高い水温は16℃~28℃です。金魚の適応水温域は0℃~35℃程度で広範囲の水温に適応できる魚です。水温が10℃以下になると活性が落ちて食欲がなくなり、水温が5℃以下になると冬眠状態になりエサを食べなくなります。ただし、水温が0℃以下になり水が凍ってしまいますと凍死してしまいます。

金魚はエサをたくさん食べて排泄物が多いので水を汚しやすい魚です。水が汚れると病気になりやすいので、屋内飼育でも屋外飼育でもろ過機を設置するのが無難です。

準備したい飼育設備・備品【2022.01.29】追記
金魚を飼育したい場合に揃える設備、備品は以下の通りです。


❖金魚飼育に揃えたい設備・備品
 ・水槽(容器)
 ・ろ過機
 ・カルキ抜き
 ・エサ
 ・水温計

❖金魚飼育を楽にするので検討してもいい設備・備品
 ・照明
 ・ヒーター、クーラー(冷風機)
 ・タイマーコンセント


 ・水槽(容器)

金魚は小さい種類でも10~15cm程度に大きくなりますので、最低45cm水槽を購入するようにしましょう。屋内飼育では横から鑑賞できる水槽を購入します。屋外飼育ではトロ舟、プランター、睡蓮鉢など、色々ありますので、お好みにあわせて購入します。

金魚鉢は、金魚専用の容器のように思えますが、小さくて金魚を死なせてしまう「デス容器」なだけで人間が鑑賞し易いだけですので使用するのはやめましょう。




 ・ろ過機

ろ過機は水槽の水に酸素を送り込むと同時に水の汚れを取り除くフィルター付エアポンプ(投げ込み式ろ過フィルター)がオススメです。エアポンプがなくてもいいといえばいいので、上部式や外掛け式などでも構いません。








 ・カルキ(=塩素)抜き剤

金魚の飼育水は指導水を使用すると思いますが、水道水に含まれている塩素(=カルキ)は金魚には毒で死なせてしまいますので、使用する前にカルキを中和させます。

なお、水道水を1日汲み置きする場合はカルキは自然に抜けますので、カルキ抜き剤は不要ですが、病気や寄生虫の蔓延などで急に全水換えとなる場合は、1日汲み置きを待てませんので、即効性のあるカルキ抜き剤を購入しておくことをおすすめします。

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 ・エサ

金魚は口にはいるものなら何でも食べてしまう大食漢です。生餌は必要なく人工飼料で大丈夫です。金魚専用のエサを与えておけば栄養はバランスよく配合されているので問題ありません。

乾燥アカムシの人工飼料が人気ですが、純粋にアカムシだけではなくビタミン類などが配合されていますので栄養が偏ることはありません。






 ・水温計

金魚は温度変化に強い上、適応水温域が広いため、細かく温度管理する必要はありません。しかし、急激な温度変化に弱く消化不良にも繋がる可能性がある為、水温計を設置して水温を確認することをオススメします。

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※最後に
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◆ドキュメント
作成日付:2020/10/05
更新日付:----/--/--
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※2021.12.05更新(目次へ戻るを付けました)
※2022.08.11更新(ハッシュタグ対応)

◆はじめに

メダカを飼おうとしますと、あるいはメダカを飼い始めますと、いろいろな疑問がでてきます。

その疑問は一例を言いますと飼育水の入れ替えの量やタイミング、またメダカのエサやりの量やタイミング、稚魚をそうやって育てるのかなど、いろいろと出てくると思います。

インターネットで情報を収集するのが一番の近道でありますが、いざ自分の飼育環境に当てはめてあっているかどうかで、手探りで行うことになります。

ただ、手探りで行うにしても、ひとつのサイトを見て「このやり方は本当にあっているのか?」と思い、あちらこちらのサイトを見ることになると思います。

そして最終的に「これだ!」といった飼い方、または「この飼い方は他のサイトでも載っていたから正しいのかな」と最大公約数的な考えとして、飼い方を決定するのではないでしょうか?

そんな一つのサイトになれればと思い書いてみました。もしよろしければ、ご覧になっていってください。

◆目次

孵化した稚魚が死ぬ
稚魚を親と一緒にするタイミング
ヒーターなしで飼える?
ミナミヌマエビかヤマトヌマエビか?
直射日光は当てた方がいいのか?
容器は浅い方がいいのか?、広い方がいいのか?
メダカは何もない環境がいいのか?
ドジョウはどれがオススメなのか?
タニシはどれがオススメなのか?
1L1匹は正しいのか?
冬から飼えるか?
金魚と飼えるか?
容器はアクリル?ガラス?
飼うのは屋内?屋外?
フィルターやエアポンプはいるのか?
エサの量とタイミング
エサをあげてもさらに食べたがる
ソーラーパネル式エアポンプ
浮草が水面を覆っている
違う種類のメダカを入れても大丈夫?
近親交配させないようにするには?
ミネラルウオーターは使えるのか?
手間がかかるのか?


◆孵化した稚魚が死ぬ
孵化した稚魚が死んでしまうのは「餓死」が最も多い理由です。孵化した稚魚は2~3日はお腹についている栄養袋から栄養を補給して生きていますが、そこから先はエサを食べ始めます。

孵化した最初はエサを食べないから放っておきますと、あっという間に餓死でいなくなってしまいます。とても小さいので死んだことに気が付かない。おそらく多くの稚魚が生まれていると思いますが、ふと気付くととても稚魚が少なくなっていることに気が付きます。

メダカには胃がありませんので食べていないと栄養が足りなくなります。稚魚のお腹を満たして大きくするには、稚魚用で粒子の小さいパウダー状の稚魚専用のエサを与えます。

それでも毎回与えるとなりますと大変ですので、グリーンウォーターと呼ばれる植物プランクトンがいる状態の水を作り上げるとメダカの稚魚は植物プランクトンを食べて大きくなりますのでエサ不足にはなりにくいです。

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◆稚魚を親と一緒にするタイミング
子メダカ(稚魚)は大体3mm程度で生まれてきます。親メダカは口に入る大きさであれば稚魚と認識せずに食べてしまいます。

親メダカの大きさや飼育環境(隠れ家など)にもよりますがメダカの子が親と安全に同居するには2cm程度が目安です。

ただ、2cmで親メダカと一緒にした場合、親メダカの方が当然大きいので追いかけ廻されたり、エサ取りに負けたりしてしまうこともあります。特にずっと追いかけ廻されますとストレスで死んでしまうこともありますので、眺めていて追いかけ具合がひどいようであれば、一旦引き離した方がいいと思います。

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◆ヒーターなしで飼える?
屋内でも屋外でもヒーターなしで飼えます。水温が15℃を下回ると活動が鈍ります。

しかしながら、屋外で真冬に容器の水全てが凍り付いてしまうような場所ではメダカも凍り付いて死んでしまいます。屋内でも15℃を下回らないような暖かい場所に置くいたほうがメダカにとってはよいです。

◆メダカの水温

36℃以上⇒死んでしまう
30℃~35℃⇒活動が鈍る、食欲なくなる
・16℃~28℃⇒活発に活動
・10℃~15℃⇒活動が鈍る
5℃~10℃⇒食欲なくなる
5℃以下⇒冬眠状態
0℃以下⇒死んでしまう
 ※氷が張っても水面だけで水底が凍らなければメダカは生きることができます。
◆ミナミヌマエビかヤマトヌマエビか?
ミナミヌマエビでもヤマトヌマエビでもどちらでも構いません。コケ取り能力ではヤマトヌマエビの方が優秀です。体格はヤマトヌマエビがオス4cm、メス5cm程度になるのに対してミナミヌマエビはオスメスともに3㎝です。

しかしながら、ヤマトヌマエビは繁殖が難しいです。ヤマトヌマエビの子供はエビの幼生の総称であるゾエアと呼ばれます。このゾエアは汽水でしか生きられませんので稚エビになることはできません。

逆にミナミヌマエビは繁殖できます。ただ爆発的に増えますので頭数管理はできません。

よくメダカを襲うと言われますが、どちらも襲いません。弱っているメダカを襲うことはありますが、それはエビが弱っているのをメダカが襲うのと同様です。元気な個体は襲われません。

ヤマトヌマエビもミナミヌマエビも高い水温と水質汚染に弱く死んでしまいます。丈夫さは互角と思います。

お好みで入れていいと思います。

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◆直射日光は当てたほうがいいのか?
そもそもメダカが日光に当るのは元気な体を維持する為です。よく言われているます繁殖をするのは13時間の日照時間(水温20℃以上の条件)が必要の話より、はるかに重要なことです。日光には紫外線が含まれており、この紫外線を浴びることで丈夫な骨や体を作り上げます。

日蔭では丈夫な体を作り上げるのが難しく、徐々に弱っていき最後には最後には死んでしまいます。メダカのエサとなるコケや植物プランクトンなどは日光に当らないと生きていけませんし増えていきません。水生生物も繁茂しませんので飼育水をろ過する効果が薄れます。

しかしながら、直射日光を当たりすぎますと特に夏場などは水がお湯になってしまうほどに水温が上がりましてメダカが死んでしまいます。そこで簾(すだれ)をかけたり、水生生物でメダカが隠れる場所を作ってあげたりしないといけません。我が家の経験上では水温36℃まで生きております。

屋外では日光によって健康な体を維持することができますが、屋内では照明やろ過機などで屋外のような環境を作り上げるのはなかなか難しいのです(もちろん出来ないわけではありません)。

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◆容器は浅い方がいいのか?広い方がいいのか?
メダカを飼う場合は水深よりも面積が重要です。例えば同じ水量の容器があるなら水深の深い容器より面積の広い容器のほうが、水面で棲息しているメダカにとって水面に落ちたエサを食べやすいのと酸素も取り込める利点があります。

野生のメダカは田んぼや小川など非常に水深の浅い場所にも住んでいますし、屋外で飼育されるとわかりますが冬場以外あまり底にいることはありません。

ただ、水深が浅すぎると真冬に氷が張った場合や水温の外気に影響を受けやすく死んでしまうこともありますので、ある程度水深の深い容器(水深15cmはほしいです)がいいのはたしかです。

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◆メダカは何もない環境がいいのか?
条件によります。屋外であれば、水草はホテイ草かアナカリス、マツモが入っており、グリーンウォーターまでいかなくても植物プランクトンなどの微生物が豊富でコケが繁茂している状態、そして個体数が適正であれば、エサを与えなくても長く生きられます。足し水のみで生きられます。

何もしなくても放置で問題ありません。

メダカの一番の大敵は、実は「エサ」です。「エサ」のあげ過ぎで水が汚れてしまい下手をするとメダカが死んでしまうのです。あるショップの店員さんは「魚が死ぬのはエサなんですよね。」と言い切っておりました。

メダカにエサをあげるのは、自然より早く成長させる為、繁殖させる為、メダカ全部にエサが行きわたらないので人工飼料で補う、だと思います。よって自然に近い形で大きくする、繁殖させるには何もしない環境となります。

ただ、容器内で飼えるメダカの頭数はおのずと少なくなります。また、繁殖しても卵や稚魚が食べられてしまいますので、親になる確率がとても低いです。

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◆ドジョウはどれがオススメなのか?
ドジョウは、マドジョウと変異種のヒドジョウがおりますが、できれば一緒に混泳させない方がいいです。雑食性が強く、飢餓に襲われる冬場などにメダカに襲いかかることがありますし、ミナミヌマエビやヤマトヌマエビを食べてしまうこともあります。

その点、シマドジョウは、マドジョウより雑食性が強くありませんし、マドジョウの体格は15cmを超える場合がありますが、シマドジョウは10㎝程度ですので、メダカやミナミヌマエビ、ヤマトヌマエビの驚異にはなりません。

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◆タニシはどれがオススメなのか?
一番のオススメはヒメタニシです。ヒメタニシは水質汚染と水温の高低どちらにも強いので生命力が強く、水質を改善してくれ、コケなども食べてくれる「掃除役」として重宝します。

ヒメタニシの棲息場所は、田んぼや放棄水路、池沼、水路、河川中流から下流などの浅くあまり流れのない場所を好んで汚れた環境にも多く見られます。

オオタニシですと、水質が綺麗な場所でヒメタニシより低水温を好みますので混泳させるのはやや難しい部類に入ります。

オオタニシの棲息場所は、緩やかに流れる河川や池沼、水路などのある程度の水量と水質が安定している環境を好む。田んぼでは、山間のわずかに湧き水のあるような場所に見られ、平野部に広がる大規模な田んぼでは見られません。

メダカにはヒメタニシがあうと思います。

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◆1L1匹は正しいのか?
メダカを飼うにはよく1L1匹と言われております。これは、あくまで目安で極端な話で言えば1Lで2匹飼っても構いません。あまり気にする必要はありません。もちろん水量が多い方が少ない方より水質や水温が安定しますので水量が多いにこしたことはありません。

メダカを繁殖させているとわかりますが、実際は1L1匹なんて贅沢な?水量では飼えません。実際には逆に過密で飼育しております。

また、例えばですが12Lの容器があるとしますと飼えるのメダカ12匹となりますが、水を一杯にいれて12Lだと思います。満杯に入れたらメダカが飛び跳ねて容器の外に出てしまうかもしれません。他にレイアウトの流木や岩、水草、底床に用土などで12L入れられないと思いますし、混泳させるエビやドジョウ、タニシなどの貝など入れて考慮しますと、とてもメダカの数を少なくしなくてはいけません。

1匹に対する水量が少なくても、ろ過などの設備で水質を安定させるとか、水替え回数を少し多めに行う、あるいは水生植物やタニシなどによる生物ろ過などで、水質を安定させることができます。

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◆冬から飼えるか?
暖かい水温で育てられていたメダカを冬に購入して飼い始めるのは、なかなか厳しいと思います。それは屋内でもです(屋外は論外)。

暖かい水温で育てられたメダカが寒い気温にさらされて(無論保温はしますが)運ばれますので弱ります。

どうししても暖かい水温で育てられてメダカが自分の家の水槽でも水温は違いますので、ダメージを受けてしまうことが多いと思います。

できるだけ、暖かいシーズン中(3月~10月)までに飼い始めたほうがよいと思います。

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◆金魚と飼えるか?
金魚は雑食性が強く口にはいるものなら何でも食べてしまいます。メダカは3㎝、金魚は20cmになります。20cmにならなくても金魚の口に入るようであればメダカは食べられてしまいます。

また、金魚の尾びれによる水流に巻き込まれて、メダカは徐々に体力が奪われていきます。追いかけられることもありますのでストレスがたまります。エサもメダカと金魚で奪い合いしても勝てません。

メダカは徐々に体力を奪われていき死んでしまいます。メダカは金魚と混泳させないようがいいです。

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◆容器はアクリル?ガラス?
お好みで構いません。アクリルとガラスの比較で判断するといいと思います。ただ、アクリル水槽の方が小さい容器であればガラス水槽より安いのですが、大型になるとアクリル水槽がガラス水槽より高価になりますので考慮してください。

❖ガラス
 ・メリット
  -透明度が変化しない
  -温度変化によりゆがまない
  -傷がつきにくい
 ・デメリット
  -衝撃に弱く割れやすい
  -重い

❖アクリル
 ・メリット

  -衝撃に強く割れない
  -軽い
 ・デメリット
  -傷がつきやすい
  -曲がりやすい
  -高温に弱く変形しやすい

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◆飼うのは屋内?屋外?
屋内では、水槽(必須)、水槽と水質を安定させるろ過器一式(必須)、空気を送るエサポンプ(好み)、冬場温めるヒーター(無加温でも可能です)、夏場冷やすクーラー(涼しいところに置かないと意外に水温は上がります)、水温計(好み)、水草(好み)、用土(好み)、照明(必須)、タイマー時計(自分で証明をOn/Offするならば不要)などを揃えます。費用はピンキリで7,000円程度から、まともに揃えるとなると10,000円はかかると思います。

屋内では、容器(必須)、水草(必須)、用土(好み)ぐらいですみます。費用は容器の大きさなどにもよりますが3,000円程度ですみます。

費用対効果だけで屋外を選んでもよいです。屋外はメダカの身体を健康的にする日光があります。日光は繁殖を促してくれます。

また水槽管理であるコケ取りが必要ありません。水を富栄養化させないことなどが条件ですが、タニシなどのタンクメイトを入れておけばコケをある程度ですが食べてくれます。

水替えも必要ありません。足し水だけで大丈夫です。水が富栄養化しずぎないようにエサのあげ過ぎ、生体の入れすぎ、用土に肥料を使いすぎないなどが条件ですが、水替えが必要ありません。

通常春に全替え、植え替えなどを行いますが、水草の種類により植え替え不要ですし、底床の用土交換も用土なしのベアタンクであれば全替え不要になります。

屋外がいいかといいますと、屋外は水温が安定しません。春夏秋冬があり1年中水温が変わります。特に夏場の猛暑により、直射日光を浴びると水温は35℃を超えて、メダカが煮立って死なせてしまうこともあります。冬は冬で真冬に水が全て凍ってしまうような場所であれば、メダカも凍り付いて死なせてしまいます。

屋外はシーズンがあり、3月~10月まで楽しめる期間であり、11月~3月まではメダカは水温5℃を切りますと冬眠状態になります。

その点、屋内であれば1年中暖かいので年がら年中メダカの観察を楽しめます。また、日光に当る照明で産卵させることもできますし、ろ過はろ過機で水質を維持することもできます。

また、ヒーターやクーラ―を使用していなくても水温も安定しておりますし、コケ取りなどもカノコ貝などの生体を代わりに入れれば、しっかりとコケを食べてくれます。

お好みでどちらかを選択してください。

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◆フィルターやエアポンプはいるのか?
フィルター、ろ過機ですが絶対に必要です。ろ過機がなくても大丈夫なのですが、ブリードを本格的にしている、メダカの販売業者など上級者の方々だけです。一般的な人間が飼育する場合は、ろ過機は絶対に必要です。

一方、エサポンプが必要なのかと言いますとなのですが、まずエアーポンプは、エアレーションにより、水槽内に酸素を供給したり水を循環させたりするために空気を送り込む装置です。

ろ過の機能はない、あるいは少ないので、エアーポンプよりろ過機を購入することをオススメします。

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◆エサの量とタイミング
メダカのエサは4月~10月のシーズン中は週2回程度で朝夕に与えます。3月、11月は週2日でもいいですが夕方1回でも構いません。よく5分で食べれる量と言われていますが、それでは多いと思います。実際には2分程度で食べれる量がいいと思います。

夏場は日中水温が上がりますので日中に与えますと体調不良になりますのでやめましょう。水温の低い朝方にエサを与えるようにしましょう。

メダカの死因のひとつは「エサやり」です。エサの与え過ぎによる水質悪化で死なせてしまうのです。最適な量はメダカの数や大きさ、季節によって違いますので、手探りで少しずつ量を増やしたり減らしたり、回数を増やしたり減らしたり、タイミングを変えたりとして、最適なタイミングと量を把握するようにしましょう。

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◆エサをあげてもさらに食べたがる
メダカにはお腹がいっぱいになるという感覚がありませんし、口に入るものを食べる習性があります。自分が産卵した卵も孵化した稚魚もエサと思って食べてしまいます。

エサも与えたら、与えた分だけ食べてしまいます。そのうちにメダカが体調不良になるか、水質が汚れてメダカを死なせてしまいます。

メダカがエサを欲しがっていそうでも追加で与えてはいけません。メダカの為にも我慢しましょう。

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◆ソーラーパネル式エアポンプ
エアポンプは水流を発生させてメダカを泳がすことと水流がでている自体を楽しむ目的で購入するかと思います。しかしながら、現時点で「これ!」という決定打のある商品はありません。

まず晴れの日でないと稼働してくれません。晴れてもエアの圧力も弱いので想定通りの水流が出ません。蓄電のあるタイプもすぐに電力を消耗してしまい長時間日光が当らなくても稼働できるような時間は稼働してくれません。

また、場所も以外にもとりますので容器の大きさによってはメダカの邪魔になります。

他に噴水の給水口に泥や砂利、ゴミがつまって噴水が出なくなります。

ソーラーパネル式のエアポンプはオススメしません。

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◆浮草が水面を覆っている
アオウキクサやアマゾンロビンフッド、ホテイ草などの浮草が水面一面を覆ってしまいますと、メダカは水面から酸素を補給できなくなってしまいます。浮草は水中に光合成で酸素を補給しません。

また水面に浮いているエサを食べることができなくなってしまいます。水中に日光が届かなくなります。微生物でも日光を必要としますので死に絶えてしまいます。

ホテイ草などが捨てられて「青い悪魔」としてはびこっているわけの一つはこれです。

多くなってきたなと思ったら、すぐに間引きましょう。週末にでもとか思わないで「思い立ったら吉日」の精神ですぐに間引きましょう。浮草の繁殖力はすごく、あっという間に水面を覆ってしまいます。間引く時は思いきって3分の2くらい間引いてよいと思います。

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◆違う種類のメダカを入れても大丈夫?
同じ容器に違う種類のメダカを入れても問題ありません。一緒に入れていますと必ず交配しますので、その子供は両親の綺麗な色を引き継いで生まれますがそのままではありません。

両親のDNAを引き継ぎますので両親とは違う色のメダカになります。でも品種改良はそのような形で新たな品種を作り出していますので醍醐味ではあります。

黒メダカとヒメダカを一緒の容器に飼いますと両親の色を引き継いだ斑模様(まだらもよう)の個体が産まれました。

ただ同じ系統で交配するよりは血が薄くなって丈夫になります。

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◆近親交配させないようにするには?
3世代ぐらいに新しい親を購入なり貰うなりして新しい血を混ぜていきます。

販売されているメダカは同じ店であれば、ほぼ近親交配となります。

販売されている個体から繁殖させるのであれば、いつもと異なる店の個体と交配させたほうが血を薄められるので奇形や劣等遺伝等の確立が減ります。

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◆ミネラルウオーターは使えるのか?
ミネラルウォーターはメダカなど飼育されている魚の飼育には不向きな水です。メダカの飼育に適した水は、生息環境の水質に似たミネラルの少ない軟水なのです。

しかしながら、ミネラルウォーターはミネラルを多く含んだ硬水が多いのです。このミネラルの多い硬水は魚にはストレスとなってしまいます。

メダカなどの魚の飼育に適した水は水道水です。日本の水道水は軟水ですなので、メダカの棲息環境の水質に似ています。

水道水には塩素が含まれていますので、そのまま入れてはいけません。魚にとってはかなりのストレスになります。水道水には塩素中和剤を入れて塩素を取り除いてから(=カルキ抜き)容器に入れます。

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◆手間がかかるのか?
メダカ飼育は手間がかかります。飼育環境を決めますが、屋外か屋内で飼うのか?容器は何にするのか?大きさはどうするのか?用土が入れるのか入れないのか?入れるなら何の用土がいいのか?、水草はいれるのか入れないのか?、メダカの種類は何にするのか?何匹飼うのか?と決めないといけません。

飼育環境を決めるだけで手間も時間もかかりますしお金も使います。それは飼い始めてからも同様です。メダカが好きでないと長続きしませんし、メダカをすぐに死なせてしまいます。

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※最後に
ご覧になられている記事は、内容の見直し、文章の誤り(誤字や不適切な表現)による修正で内容が更新されることがあります。

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※アドセンス再設定対応済
※2022.08.11更新(ハッシュタグ対応)

今日も暑かったです。9月に入ったというのに、まだ入道雲が遠くに見えています。

ただ、最近はセミの鳴ぎ声がめっきり聞えなくなり、日の入りがとても早くなり、夕方の風も幾分涼しくなりました。ほんとに少しずつですが秋に近づいていっているんですね。

ちょっと早いのかもしれませんが。夏の間中、容器にかけていました簾(すだれ)をとることにしました。明日から最高気温が若干低くなることを見越してですが、久しぶりに容器全体をみることができました。

我が家は正午過ぎから日が当たり、午後は強烈な西日があたるような環境ですので、完全に簾(すだれ)で覆いますと日照不足でメダカや水生植物が不調になりますし、覆わないと水温が高温になりますので、これもまたメダカが不調と言いますか、死なせてしまうこともあります。

苦肉の策といいますか、半分だけ簾(すだれ)をかけています。これがうまいことハマり、メダカたち、タニシたち、カワニナたちは元気でいます。

ただ、ミナミヌマエビだけは今年の猛暑に耐えきれない個体が多かったらしく、かなり死なせてしまいました。これは近年まったくなかったことです。

それだけ、梅雨明けが遅くて涼しい期間が続き、梅雨が明けたとたんに夏の猛暑がすさまじかったことで、この寒暖差に耐えきれなかったのかなとも思っています。

少数は生き残っておりますが、累代を重ねて近親交配をしすぎて弱くなった面もありますし、久しぶりに購入を検討しています。


簾(すだれ)が半分かけてあるメダカ容器です。
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簾(すだれ)をとりました。白メダカたちは元気です。
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