更新日付:2023/09/05
※2022.08.11更新(ハッシュタグ対応)
◆はじめに
ホームセンターやペットショップ、縁日や祭り(今時、あんまりないですかね?)、ネット店で金魚を購入して飼い始めますと、一番気になるのは、金魚が死んでしまうことだと思います。
迎えたばかりの金魚に、水槽などの容器を用意して、水を入れて、ブクブク(ろ過機、フィルター)を用意して、金魚を入れるかと思います。日中は元気でありますが、一晩して朝見ますと「ぷか~」を腹をだして、ご臨終なんてことがあります。
金魚を飼っていますと、メダカやフナのように素早いとは言い難い(ワキンなどをすばしっこいですが))ですし、水面でパクパクしていると心配になってしまいます。
ただ、金魚の動きには「何かのサインであり」意味があるのです。金魚は人間に話はできないので、人間が金魚の気持ちになって考えてあげないといけません。うまく対処できれば、金魚は元気に長生きでき、かなり大きくなります。
そんな、金魚の動きや仕草などをまとめてみましたので、参考になればと思います。
水面でボーっとしている①
水面でボーっとしている②(転覆病)
水面でボーっとしている③
パクパクしている①(鼻上げ①)
パクパクしている②(鼻上げ②)
パクパクしている②(鼻上げ③)【2022.02.06】追記
砂をパクパクしている
水底で動かずパクパクしている①
水底で動かずパクパクしている②
水底で動かずパクパクしている③
エサを食べた後だけパクパク
1匹は動き、1匹は動かない
動かない①
動かない②
動かない③(転覆病)【2021.06.06】追記
動かない④(睡眠・冬眠)【2021.06.06】追記
活発に動き過ぎる①
活発に動き過ぎる②
逆さになって泳いでいる(転覆病)
体を擦り付けている
右往左往している
沈んだまま動かない(松かさ病)
跳ねる
狂ったように泳いでいる
斜めに泳いでいる①【2021.08.16】追記
斜めに泳いでいる②【2021.08.16】追記
斜めに泳いでいる③【2021.08.16】追記
横向きで沈んでいる①【2021.08.17】追記
横向きで沈んでいる②【2021.08.17】追記
底でじっとしている①【2021.08.20】追記
底でじっとしている②【2021.08.20】追記
底でじっとしている③【2021.08.20】追記
動きが止まる【2021.08.22】追記
巨大化【2021.08.27】追記
泡を吐く【2021.08.28】追記
落ち着きがない①【2022.02.23】追記
落ち着きがない②【2022.02.23】追記
落ち着きがない③(白点病)【2022.02.23】追記
落ち着きがない④(エラ病)【2023.09.05】追記
エサの後にパクパクしている①【2022.06.20】追記
エサの後にパクパクしている②【2022.06.20】追記
金魚妻【2022.07.23】追記
ミシンと金魚【2022.07.24】追記
アートアクアリウム美術館 GINZA【2022.07.24】追記
かき氷のねこきんぎょ(岐阜県瑞穂市)【2022.08.26】追記
エサを食べない①【2023.08.28】追記
エサを食べない②【2023.08.28】追記
エサを食べない③【2023.08.28】追記
一度食べたエサを吐き出す【2023.08.28】追記
金魚の『雪ちゃん』の動画紹介【2023.08.28】追記

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先に正直に言うと回復は難しい病気であります。
転覆病の症状としては、底に沈んだまま泳がないでじーっとしている、ひっくり返っている、横たわって浮いている、水底まで潜ることができない(頑張っても浮いてくる)などがあります。
少し時間が経つと回復することもありますが、癖になってしまうこともありますので安心せず対策をします。 転覆病は消化を促してあげることが一番の治療方法です。
水温が低くなった時や水質悪化時に起きやすい病気です。
対処法としては加温と塩浴(0.5%濃度)してあげて活性を促す方法です。加温は26℃以上にします。転覆病は25℃以下で発症すると言われているからです。
水が汚れているなら、水換えを実施してみてください。水替えは容器の3分の1から2分の1程度を替えてみてください。
また、塩浴させる場合は0.5%濃度(水1リットルに5グラム入れます)で様子を見ます。。塩浴させる塩の種類は天然塩(※)、自然塩(※)がオススメですが、それらがなければ通常の塩でも構いません。
なお、塩浴や加温による治療は7日間程度で、2日程度絶食させて様子を見ましょう。
このように、どこのサイトに書いてあるような対処しかなく、今なお、革新的な対処法はありません。現在ベストな対処法というわけです。
転覆病の原因は神経障害という話もあり、この場合は寄生虫や何らかの病気に侵されていることもあり、薬浴で治療となりますが、神経障害の場合は原因の特定が難しいので回復の見込みはかなり厳しいです。また、神経障害なのか、浮力バランスが崩れたものによるものの見分けは難しいので、現実的には、浮力のバランスが崩れたことによる治療を施す事になると思います。
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魚はヒレを動かして泳ぐ生き物ですので、ヒレの動き具合を確認します。特に背ビレがピンと張っていれば問題ありませんが、たたんでいるような状態ですと、体力が低下して衰弱してることが考えられます。この状態からの回復の見込みはなかなか厳しいです。
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金魚はエラで呼吸しており、水中の酸素不足により、水面で口をパクパクして酸素を取り入れています。
金魚の呼吸はエラ呼吸です。呼吸は酸素を取り込み、二酸化炭素を排出する行為ですが、魚ですので水中にある酸素をエラを動かして取り込み、二酸化炭素を水中に排出しております。
金魚はエラで呼吸しておりますが、回遊魚と言われるイワシやマグロなどはエラを動かさないで泳ぎ廻りながら呼吸をしています。空気呼吸ができるラビリンス器官と呼ばれるもので空気中からダイレクトに酸素を取り込める熱帯魚のグラミーなどのアナバスと呼ばれる種類もおります。水中に酸素のない環境でも生き残ることができます。
水中の酸素不足によって、水面で口をあけることで空気中の酸素を取り込んで呼吸をしています。理由としては水質の悪化による水中の酸素が少なくなるのです。
・エサのあげすぎにより、微生物がエサの残りなどを分解できす、アンモニア濃度が高まり、中毒症状を起こしている
・金魚の過密飼育により、水中の酸素が少なくなってエラで取り込めていない
金魚が水面に出てパクパクと呼吸をするのはひとつのサインです。いい兆候とは言えません。特に人がいなくても水面に出てパクパクしている場合は水質悪化がかなり進んでいる状態です。
対処法としては飼育水を交換してください。また、エアレーションを行って水中に酸素を供給するか、ろ過機を設置して水質の浄化を行います。
また容器内の水量が少なく、水中に酸素が少ない場合も考えられます。その場合は、過密に飼育している場合がありますので、金魚を別の容器にわけて飼育する、大きな水槽などの容器を用意して飼育しtてあげてください。
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エサを欲しがっている場合があります。人間に慣れていれば、パクパクしながらエサをねだりに寄ってきます。ヒレを動かさない場合は寝ていることも考えられます。人間が水槽の前に立った時だけ、パクパクしているかを確認してください。人間がいない時でもパクパクする場合は別の原因があります。
出目金などは視力が悪いので鼻上げでエサを探している場合があります。自然ではありえないことであり、まさに品種改良された魚の行動と言えるでしょう。【2022.02.06】追記
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エラ病の可能性があります。金魚の呼吸器をつかさどるエラが病気で機能不全に陥るのです。
エラが機能不全になれば呼吸で酸素を取り込むことができなくなりますので鼻上げを行います。
代表的な原因はカラムナリスという尾腐れ病の原因になる病原細菌に感染することです。カラムナリス菌がエラに感染しますと、エラが腐りエラを破壊していきます。
なかなか治療するのが難しい病気ですが、治療方法としては塩浴で濃度0.5%(1リットルに5グラムの塩)で2日間様子を見ています。回復すれば、そのまま続けます。
回復しなければ薬浴を行います。
「グリーンFゴールド顆粒」や「エルバージュ」といった抗菌剤、非細菌性を使用します。
エラ病は、不安定な水温(春先や梅雨、秋口)と低水温で発症しやすい傾向にあるので水替えを少なくする、水替えの量を少なくするなど注意します。屋内ならヒーターの検討もしてみましょう。ヒーターであれば、25℃以上の水温を保ち、発症しないような環境を作ってください。
【2022.02.06】追記
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中期では背中を水面に出して、しばらく動きが止まったり、急に泳ぎ出したりします。鰓(エラ)をを突然速く動かしたり、後ろ向きに泳いだりします。
末期になると、ボーっと放心状態になり気力無くフワフワ泳ぐようになります。両鰓(エラ)は開いて、エサを求めなくなります。
また、エサのやり過ぎにより細菌が繁殖してしまう環境になってしまいます。
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金魚は水温が10℃程度になりますと、金魚は活動が少なくなって代謝も悪くなります。さらに水温が低くなり5℃以下になると、金魚はエサを食べなくなり、ほとんど動かず水底でじっとして冬眠状態になります。冬眠状態ななってるなら、そのままにしておきましょう。
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この場合は水草や流木などのレイアウト用品で、隠れ家を作ってあげて、逃げ込み先に逃げることにより、回避できることもあります。様子を見ましょう。それでも、追いかけ廻す場合は、容器をわけて飼育しましょう。
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特に背びれをずっとたたんでいるなら調子がよくないサインです。きっと輸送中に疲れてしまった、水面が揺れて体力を消耗してしまったことが考えられます。身体に異常が見られない場合は塩浴(濃度0.5%)を行うのが一般的です。
もし背びれは立っている状態なら、新しい棲息環境に慣れていない時期ですので、あまりあれこれせずに様子見としてください。隠れる場所がなければ隠れ家を作ってあげると落ち着くかと思います。
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転覆病は魚がお腹を水面に向けてひっくり返る病気ですが、底に沈んでしまい動かない症状もあります。浮袋の機能の発達障害で沈むことが多い先天性や食べ過ぎ、先天性、細菌、肥満が起因となるもので浮いてしまう浮き袋の機能機能障害の後天性があります。

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金魚が寝ていることも考えられます。金魚は1日に何度かわけて寝ます。寝る時間は日没から日の出までの間で合計2~3時間です。ただし、長時間寝ることはありません。何故なら長時間寝てしまうと、天敵に食べられてしまいます。
人間の睡眠は、体は寝ていますが脳は働いている浅い眠りの「レム睡眠」と、脳も身体も休息をとっている「ノンレム睡眠」を決まった周期で繰り返していますが、金魚の場合は「レム睡眠」だけだと言われています。1回の睡眠は長くても20分程度と言われていますが、例えば夜に人間が観察しようと近づくと起きてしまいます。防衛本能ということです。
我が家のベランダ飼育している「らんちゅう」は、容器に沈めた抽水植物の鉢の上で寝ています。水中で寝るより、外敵に襲われないと判断しているのかもしれません。
また、寒い冬は金魚は冬眠状態となります。
金魚が元気に暮らしていける温度というのは5~30℃程度が目安となります。 寒くなり始める秋から動きが鈍り始め、冬に入ると全く動かなくなり冬眠状態になります。エサも食べませんし排泄物なども一切しないようになります。
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水底に沈んでしまっている場合は既に末期です。末期の松かさ病はまず助かりません。
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本来はショック状態にならないように、水替えする前の水を残しておき、新しい水と混ぜてショック状態にならないようにします。また、しばらく置いてから、金魚に水合わせを行い慣れさせてから入れます。
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金魚が狂ったよう、暴れたように泳いでいる原因は以下のとおりです。
・アンモニア中毒、亜硝酸中毒(=水質悪化)
エサのあげすぎによるエサの食べ残しや過密飼育による排泄物を微生物の分解が追い付かずに亜硝酸やアンモニアが水中に溜まり、中毒でショックを受けて狂ったように泳いでいると考えられます。
対処方法として水替え(カルキは抜いた水道水で構いません)を行います。ただし、一気に水替えを行ないますと、水質が変わり過ぎてショックを受けて衰弱してしまいますし、微生物もいなくなってしまいますので、半分程度に留めておきます。
・急激な水質、水温変化
『アンモニア中毒、亜硝酸中毒(=水質悪化)』の項と重なりますが、一度に大量の水交換や、購入してきた、譲り受けた金魚の水合わせに失敗しますと、水質の変化についていけずに「PH(※)ショック」と呼ばれる状態になります。ちなみに金魚の好むPH値は弱酸性の7.2と言われています。
また、水温が大きく変化しても金魚にショックを与えてしまいます。
水替えは半分程度に留めておきます。他の飼育者によってはは3分の1とか4分の1などの水替えを推奨されておられますので、ここは様子を見ながら少なめというのも正解と思われます。
※PHとはペーハー値といい、酸性とアルカリ性寄りかの基準となる値を示します。1~14の範囲で示されて、アクアリムでは6~7の弱酸性と7~8の弱アルカリ性であり、それぞれの濃度で暮らしている魚がいますので、魚の種類に合せてPH値もあわせてあげないといけません。
・酸欠
酸欠が進みすぎますと、水面で酸素を取り込もうとパクパクしますが、それが更に進みますと、泳ぎに影響を与えてしまいます。いわゆる低酸素脳症のようになってしまいます。綺麗な水の容器に隔離して様子を見ます。元いました容器は水替えを半分程度行なって様子を見てみます。
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祭りやホームセンターで購入した金魚は、健康状態もよくなく弱っている個体が多いです。その場合は、しばらく様子を見ます。尾ぐされが発症なら尾ぐされ病、血が滲んだようになったら、エロモナス病など、斜めに泳ぐのは、何も上下が反転する、横になって横転する転覆病とは限らないので、状況を見極める必要があります。
2~3日様子を元気になれば、ただ単に弱っていただけになります。
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金魚には2つの浮き袋があり、この浮き袋で浮力を調整しております。この浮き袋に障害が発生して、斜め泳ぎになっている可能性があります。エサの与え過ぎや運動不足、糞つまりなどで肥満が発生していて斜め泳ぎになっている可能性もあります。
エサをあげるのをやめて、泳いでもらい肥満を解消します。可愛くて愛らしく、コミカルな動きをしてくれる金魚にエサをあげないのは拷問に映るかもしれませんが、1週間から10日程度食べなくても問題ありませんので、絶食させてしばらく様子をみます。
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シーズン中であれば転覆病の可能性があると思われます。越冬時であれば水の温度に耐えれずに瀕死状態であると思われます。越冬時は水温の低い容器から隔離します。その場合は暖かい飼育水に入れるとショック死してしまいますので、いきなり暖かい水に浸けずに室内での常温の水温程度の水を容器に入れて隔離します。ただし、口をパクパクしている場合です。口を動かしていない場合は残念ながら死んでしまっています。
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塩浴は、先人たちが考え出した治療法で金魚の病気の治療や体力回復のために有効的な方法です。
塩はミネラルを含んでおり水質をアルカリ性に傾ける効果が期待できるため、水道水でも金魚の体力回復に最適な水質に整います。 水質の面でも金魚に適した環境を整えることができます
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夜になって睡眠しています。睡眠といっても人間と同じく7時間も寝るわけではなく、1日に2~3時間が睡眠時間です。連続して2~3時間寝るわけではなく、10分程度で小刻みに寝ています。小刻みに寝るのは外敵に襲われない為です。睡眠時間は夜に寝ます。これも外敵に襲われやすいのでじっとしている為です。
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金魚は冬になって水温が10℃を下回ると動きが鈍くなり、5℃を下回ると仮死状態になり冬眠します。冬眠は敵に襲われないように底の物陰、水草や岩、流木などの陰に隠れてじっと春がきて水温が上がるのを待ちます。冬にはエサは食べずに体力を使用せずに過ごしています。
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水質が悪化している可能性があります。アンモニア中毒か亜硝酸中毒で動けなくなっている可能性があります。その場合は別の容器に綺麗な水を入れて隔離してみてください。元気になれば、中毒症状を起こしていた可能性が高いです。その場合は水質が悪化している容器の水を半分程度交換してください。
祭りやホームセンターで購入した金魚を容器に入れた場合は、水合わせがうまくいかないと、水質ショック(PHショック)でしばらく動かなくなってしまうことがあります。その場合はしばらくエサを与えずに様子を見ます。
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金魚も人に慣れると人が寄ってくると動いたり寄ってきたりします。従いまして、日中に人が誰もいない(人の気配がないことも含む)と動かなくなります。人間に慣れた金魚ほど、そのような傾向にあります。人ががいないと物陰、例えば岩やレイアウトの土管などに隠れて寝てること(実際には動かない)もあります。人の気配がすると動いて人に寄ってきてエサを求めてきます。
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金魚は普通に飼っていると体長が30cm程度と大きくなる魚です。もちろん全部が全部の金魚が大きくなるわけではありませんし、大きさにも限度があります。大きさから見た目が鯉にようになります。
代表的には和金は普通に30cm程度大きくなります。コメットや朱文金といったフナ型で吹流し尾の金魚は、和金と違って尾が長いため、全長は和金よりも長くなり45cm程度になります。
大きな飼育容器で飼育されて、たくさんエサを食べて、体長が大きくなりやすい種類だったら、すぐに大きくなります。本当に鯉ぐらいになったりするようです。
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呼吸や餌の摂取で浮上した際、一緒に吸い込んだ空気を吐く程度なら問題はありません。ずっと口をパクパクさせているようなら水中の酸素が不足した為に呼吸をしている可能性があります。
また、金魚は浮き袋の内圧を調整するために口からガスを排出することがあります。その場合も1回だけで、ずっとということではありませんので様子を見ます。
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何らかの原因で水質水温に変化があった場合に発生することがあります。『狂ったように泳いでいる』を参照願います。
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複数匹で飼っていた場合、特に2匹で飼っていた場合で1匹が死んでしまった場合は、一緒にいた相手がいなくなってしまったことで探していると思われます。
金魚にそのような気持ちがあるのかはわかりませんが、探している様子から仲間がいなくなってしまったことが判断できるのだと思います。
金魚含めて生き物にも相性の問題もありますし、一緒に暮らしてみないとわかりませんが、相性がよくてある程度一緒に暮らしていた場合は、そのようなこともあります。
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白点病です。魚を飼育していれば、必ずといっていいほどお目にかかる有名な病気です。
白点病の原因は「ウオノカイセンチュウ」という寄生虫の一種が魚に寄生することで発症します。
白い点は次第に増えていき、魚はかゆがるように体を底砂などにこすりつける仕草を行うようになります。これが、落ち着きのない行動に見えます。
重症化すると体全体が白い点に覆われていき、エラに寄生すると呼吸困難で金魚は死んでしまうこともあります。
そして塩浴を行います。
そして「ウオノカイセンチュウ」の増殖サイクルが1週間程度と長いので、増殖サイクルにあわせて最低でも1週間~2週間は薬浴させます。
※ウオノカイセンチュウの仔虫は魚体の表皮に取り付き、成長し、やがて魚体から離れシストを形成します。その中で分裂を繰り返し仔虫が増殖してまた水中へ放たれ、宿主を探すというサイクルを繰り返します。このサイクルが5日程度をなっています。
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エラ病になっています。エラ病の症状の中の一つで「突然暴れたように泳ぐ」という症状が『落ち着きがない』ように見えるのだと思います。
・鼻上げ(水槽内の酸素は問題ないのが前提)
・突然暴れるように泳ぐ
・水面に浮かんで動かない
・底でじっとしている
・エサを食べない
・両方か片方のエラが開いたままとなっている
原因としては、寄生虫に寄生されたか、細菌感染を起こしていることです。ダクチロギルス(寄生虫)、ギロダクチルス(寄生虫)、カラムナリス(細菌)が代表格です。
治療方法としては、まずは塩浴(濃度0.5%)を行うのが一般的です。1~2日行います。金魚の負担を減らして体調を回復させると同時に、これ以上、病状を悪化させないようにします。いったん、金魚が元気なるかもしれませんが、薬浴しないと治りませんので、ここで治療をやめてしまうと一気に悪化します。
塩浴で体調を整えてから(金魚の症状によっては塩浴を飛ばすして)薬浴を3~4日行います。原因となるであろう寄生虫や細菌に効果のある薬を使用して、うまく行かなければ別の薬を試していきます。
寄生虫や細菌感染は水質悪化が根本原因であることが多いので、予防としては、水替えを定期的に行い、水質を綺麗に保ちます。
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エサをあげる前の金魚は水中で元気よく泳いでいたのに、エサを勢いよく食べた後に水面でパクパクしていることがあると思います。
エサをあげないようがよかったかもと思ってしまいますが、そうではありません。
金魚は嗅覚は強く、視力が弱いので、エサの有無がしっかりとは見えていないはずです。エサをあげた後も、エサが僅かに溶けだしたニオイを感じて、まだエサがあると勘違いしてパクパクしています。
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エサをあげる前の金魚は水中で元気よく泳いでいたのに、エサを勢いよく食べた後に水面でパクパクしていることがあると思います。
エサをあげないようがよかったかもと思ってしまいますが、そうではありません。
エサを多く食べ過ぎてしまい、本来呼吸で使用する鰓(エラ)にエサが引っかかってしまい、呼吸がしずらくなりますので、空気多く吸い込める水面に出て消化すべきエサを奥へ送り込もうとします。
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『金魚妻』(きんぎょづま)は、黒澤Rによるマンガです。『グランドジャンプめちゃ』(集英社)にて連載されています。
【あらすじ】
妻はなぜ、一線を越えたのか――? 悩める人妻の4つの物語!! 【収録作品】金魚妻/出前妻/弁当妻/見舞妻
【実写ドラマ】
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著者、永井みみさんがケアマネージャーとして働きながら執筆した本作で第45回すばる文学賞を受賞した作品です。
【あらすじ】
父から殴られ続け、カケイを産んですぐに死んだ母。お女郎だった継母からは毎日毎日薪で殴られた。兄の勧めで所帯を持つも、息子の健一郎が生まれてすぐに亭主は蒸発。カケイと健一郎、亭主の連れ子だったみのるは置き去りに。
やがて、生活のために必死にミシンを踏み続けるカケイの腹が、だんだん膨らみだす。そして、ある夜明け。カケイは便所で女の赤ん坊を産み落とす。その子、みっちゃんと過ごす日々は、しあわせそのものだった。それなのに――。暴力と愛情、幸福と絶望、諦念と悔悟……絡まりあう記憶の中から語られる、凄絶な「女の一生」。
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アートアクアリウム銀座プロジェクトは銀座三越新館8階に「アートアクアリウム美術館 GINZA」を2022年5月3日(火・祝)にオープンしました。アートアクアリウムは、独自にデザインしたアクアリウムに美しく舞う金魚を泳がせ、光・音・香のオリジナル演出で魅せる金魚アートの展覧会です。
アート、デザイン、エンターテインメントとアクアリウムを融合させ、「アートアクアリウム」というアート分野を確立させた新しい展覧会。金魚に特化し日本の伝統美が光る幻想的な和の世界観で構成されています。

営業時間は10時00分~19時00分(最終受付は18時00分)です。休館日は銀座三越の休館日に準じます。チケット予約はWebからできます。30分単位の入場時間となっています。料金はWeb限定料金で2,300円なりです。
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岐阜県瑞穂市穂積に2022年2月22日にオープンしましたモーニングとかき氷を中心とした軽食店です。モーニングは350円、500円、600円、650円と用意されていて、モーニングはボリューム満点でトースト又はホットサンドが選べます。冬季限定のランチはドリンク付きで焼きカレーが食べれます。カレーは辛さが選べ激辛にも出来ます。
店の名前の由来は家で 猫と金魚 飼ってるからだそうです。

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金魚は環境の変化に鈍感な方ではあります。ただし、家に来たばかりの頃は飼育容器の環境に慣れておらず、警戒心からエサを食べないこともあります。また、家に来る前にエサを食べていることがありますので、食べないことがあります。
いずれにせよ、これは時間が解決してくれ、翌日にでもエサをあげれば食べます。
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金魚は水温が低下すると活性が落ちる変温動物なので、低水温ではエサを食べなくなります。12月になって金魚がエサを食べなくなったら低水温を疑います。目安としては水温15℃前後でエサ食いが鈍り、10℃前後になると食べなくなります。冬の間はエサを与えなくてよいです。
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金魚が体調不良や病気の初期症状があらわれている金魚は、エサを食べないことが多いです。
「エサを食べられるほど元気がない状態」なので、早めに対処する必要があります。
対処法の基本は水換えと塩水浴・薬浴ですが、どのような病気なのか?寄生虫なのか?細菌感染なのか?などを正確に把握する必要があります。
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金魚にエサが合っていないことによって食べない場合があります。また、食べるそぶりを見せるのに飼育容器の中にエサの食べ残しがある場合は、エサがあわず吐き出している可能性があります。
金魚がエサを吐き出す場合には、エサの質や種類に関係があるかもしれません。
金魚にもエサが合う合わないがあるので、この場合はエサの種類を変えるしかありませんが、他の金魚はそのエサを食べているので新しいエサを購入したりとコストは嵩みますし、他の金魚と別の容器に入れて飼うには手間暇かかります。
今まで食べていたエサと違うエサを与えた場合などは、そのエサに馴染むまで多少時間がかかることがあります。
また、エサの粒が大きいものは一度に飲み込めないので、何度か吐き出すようにして砕いて食べることもあります。
ただ、あまりに大きなエサは食べにくさや消化の悪さなどからお勧めできませんので与える前にすり潰して、細かくしてから与えるようにします。
金魚がエサを吐き出す動作はじっくり観察して金魚がエサを食べていないと思われた場合は、そこを無視すると金魚はエサを食べない為に衰弱していき、やがて死なせてしまうことがありますので元気なうちに別の飼育容器に移すのが理想です。
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ぜひ、観ていただきたい動画です
動画の内容ですが、飼い主様は近くの観賞魚ショップにいったところ、一つの水槽の底で動けなくなっている白い金魚がおりました。よく見ると尾びれに酷い傷があり衰弱しているようでした。
ショップのオーナーは熱心に見ている飼い主様に対して『余命1週間だからただでお譲りしますよ』ということで、飼い主様は2万5千円の高級金魚をもらいます。
飼い主様は白い金魚のことを『雪ちゃん』となずけて治療に入ります。
飼い主様は豊富な知識をもとに『雪ちゃん』を何とか元気にしようと、時には薬浴させて、特にはエサに薬を練りこんで食べさせて内服させる、そして塩浴、また粘膜などから寄生虫などの特定を顕微鏡で行うなど、涙ぐましい努力で治療にあたります。
しかしながら『雪ちゃん』は病状が進んでいきます。
飼い主様は、次々に決断を迫られて選択していきます。そこに正解はないのです。答えのない道を『雪ちゃん』と歩んでいくのです。
金魚の病気の治療の動画を探していて、最初は偶然にもこの動画を見つけたのですが、いつの間にか、金魚という枠を超えて『雪ちゃん』と飼い主様を応援している自分がいます。
これから生き物を飼いたいと思う人に、この動画を是非観ていただきたいです。
犬でも猫でも金魚でも昆虫でも「命に責任を持つ」とは、この動画のようなことなのではないか?
毎日の水替えやエサやりなどの世話だけじゃなく、生き物のために答えのない難しい選択を自分の判断で決めていかなくてはいけない時があるのです。
この動画はシリーズであり、『雪ちゃん』は治療の最中なのです。『雪ちゃん』の非常に病状が重く、飼い主様は、大きな決断を迫られるのです。
もし、家で静かに看取る選択でも治療を受ける選択でも雪ちゃんの命に責任ある行動だと思いました。
どんな結果であれ、飼い主様と出会えなければ死んでしまった命ですから、どんな結果になっても『雪ちゃん』は幸運の金魚かと思います。
犬でも猫でも金魚でも昆虫でも、みんな人と話す事が出来れば、その子の望みを聞く事が出来るにと思ってしまいます。どちらの選択でも『雪ちゃん』を生かそう、助けたい!と言う飼い主様の気持ちは絶対に『雪ちゃん』に伝わってることを祈ります。
そして『雪ちゃん』が元気になりますように。
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※最後に
ご覧になられている記事は、内容の見直し、文章の誤り(誤字や不適切な表現)による修正で内容が更新されることがあります。