虎ノ門虎之助のベランダ・ラボラトリー ft.メダカ

いつものようにプログを眺めていたら、妻が言った『7年もやってるんだから、プログ書いてみたら?』と。こうして始まりました。 屋外(ベランダ)での、メダカ、ドジョウ、エビ、貝や、水生植物の飼育記録をとっていないので、自分自身でも後から見返せるように残しています。


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タグ:猛暑

※2022.07.31更新(アクセス数が多いので記事を全体的に見直し)
※2022.08.11更新(ハッシュタグ対応)
❖2022.07.26の記事です。公開し忘れてました。

今日は朝から大雨でした。久しぶりのメインオフィス出社でしたので、マンションから傘を差して駅に向かったのですが駅までは小雨でした。電車に乗って会社のある駅で降りて階段を登って外に出たところ、かなりの雨が降っておりました。

それでも傘をさせば問題ないレベルでしたが、会社までは歩いて12分ぐらいかかります。5分ぐらい歩いていくと雨が滝のように降ってきました。傘を差していても横から前から後ろからと降ってくる感じで、服やバッグが会社に着くころにはビショビショに濡れてしまいました。

そんな関東とは裏腹に「東北北部の梅雨明け」のニュースが流れてきました。これで梅雨のない北海道を除く日本列島すべての梅雨が明けたことになります。

いよいよ夏本番となるのでしょうか。ベランダから見える空は真っ黒な雲で覆われていますので「本当に明けるの?」といったところが正直なところです。

夏でひとたび太陽が出れば、一気に猛暑となることは温暖化と言われている昨今では確実であります。

猛暑日ともなれば水温が30℃を超えて36℃程度まで上昇するものと思われます。

人間にとって猛暑日ともなれば、クーラーなしでは熱中症で倒れてしまうような気温ですが、メダカにとっては元気に生きていけるギリギリの水温であります。

もちろん、繁茂している水草や岩、流木などのオーナメント、そして建物の陰、水温上昇対策で簾などの日蔭があるので、メダカたちは日中は日陰に隠れて静かに過ごしています。時には太陽を浴びて元気に泳ぎます。

メダカは猛暑日の日中を静かに過ごして無事にやり過ごしますが、実は猛暑日の日中は「序章」でしかありません。

❖メダカにとって日中より夜間が危険な時間帯

本当の恐怖は、太陽が地平線から消えた夜なのです。

まずは、水生植物の「光合成」と「呼吸」の話をします。

水生植物は人間などの動物と同じように「呼吸」をして酸素を吸い二酸化炭素を出しています。また「光合成」という二酸化炭素を取り入れて酸素を出すはたらきもしています。

水生植物による「呼吸」は昼も夜もずっと行われます。水生植物は生きているからです。

なお「光合成」は光を受けたときだけ行います。

したがいまして水生植物は光が当たっている昼間は「呼吸」と「光合成」のどちらも行っています。

水生植物が十分に光を受けているときは「呼吸」によって取り入れられる酸素・出される二酸化炭素の量よりも「光合成」によって取り入れられる二酸化炭素・つくり出される酸素の量のほうが多くなります。

日中は水中に溶け込んでいる酸素、いわゆる溶存酸素量(※1)は水生植物によって増えていきます。

※1溶存酸素量とは、大気中から水に溶け込んでいる酸素(O2) の量のことです。 水中の生物も人間と同じように酸素を必要としているので、溶存酸素量が減少すると、水中の好気性微生物の活動が鈍って腐敗臭がするなど河川や海域の自然浄化作用が働かなくなります。

逆に夜間は光を受けていませんので「光合成」は行わずに、呼吸だけを行っているので酸素を取り入れ二酸化炭素を出しているのです。

夜間は水中に溶け込んでいる酸素、いわゆる溶存酸素量は水生植物によって減っていくのです。

また、水中にいる植物バクテリアの「光合成」も行わなくなります。水性植物と同様に夜間は酸素を取り込むようになるのです。

そして、水中の酸素不足であるためにメダカたちは酸素不足により水面に浮いて酸素を取り込もうとします。水面で口をパクパクする行動です。これを「鼻上げ」と言います。

空気と水面の間は、水中より酸素がありますので、パクパクして酸素を取り込もうとするのです。

水面の酸素をうまく取り込めないような体調不良となっている場合は残念ながらメダカは死んでしまいます。朝起きるとメダカが死んでいるのは、そのためです。

他にも夜間は微生物によるアンモニアの分解や亜硝酸の分解が鈍くなります。夜間は微生物の活動が停止状態になりますのでメダカには猛毒なアンモニアや亜硝酸の分解が進まずに猛毒にさらされることになります。

そこに熱帯夜(夕方から朝までの最低気温が25℃以上)で水温が下がらないとなれば、人間と同じように体力は徐々に奪われていきます。

熱帯夜ともなれば、通常の夜におきる酸素不足、猛毒の汚染に加えて、高水温の3重苦に陥るのです。

❖危険な夜を何とか回避するには

何とか熱帯夜を含めた夜のリスクを回避する方法はないのでしょうか?

これに対応するのは、まずは水生植物を間引きして適度に少なくすることです。特に浮遊性植物(※2)を育てている場合は、水面を覆わないように、かなり多くの浮遊性植物を間引きすることです。浮遊性植物は猛暑日の日中は日陰になってくれて役に立つのですが、夜は水面を覆ってしまい、水面で呼吸するメダカの邪魔になるのです。そして、夜間の水生植物の「呼吸」により水中の少ない酸素がとられるのを抑えることができます。

※2根が水底に固着せずに水中や水面を浮遊している植物。 水生植物の一形態。 根を水底に張らずに必要な栄養塩類を水中から吸収するため、富栄養な水域で繁茂する。

飼育容器で飼育する個体数を減らすのも有効です。夜間は少ない酸素の取り合いになりますので、個体数が少なければ酸素がいきわたるというものです。ただし。個体数を減らした分、飼育容器が増えますので、設置場所が限られている家では現実的でない感じがします。設置場所に余裕があるのであれば検討してください。

設置場所を風通しのよい涼しい場所にすることは有効です。風が水面にあたることにより、気化熱(※3)を利用して水温を下げるのです。水温が低くなることで高温による疲弊がなくなりますので、これだけでもかなり有効な手段です。ただし、水の入った容器を動かすのは至難の業ですので、飼育容器の立ち上げ時や春先の全水替え時に考慮して設置するのが望ましいです。

※3液体が気体になる、つまり気化(蒸発)するときに水から吸収する熱のこと。

広い飼育容器で飼うことも有効です。水面が広ければ広いほど、水面で口パクパクの鼻上げ状態になっても、(浮遊性などの)水生植物に邪魔になることなく酸素を取り込むことができます。

❖やってはいけない事

やってはいけないのは、水を交換したり氷を入れたりして、水温を下げることです。水温変化に耐えられずに死んでしまうことがありますし、水を交換したり氷を入れたところで結局、高価は限定的ですよね。

❖さいごに

昭和の時代は「冬をどう越すのか?」がメダカ飼育の焦点でしたが、令和の現在は「夏をどう越すのか?」が焦点になっており、温暖化とはいえ、屋外での夏の飼育は難しい感じがします。



※最後に
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※2022.08.11更新(ハッシュタグ対応)

暑い~。今日は休日ですので、平日にできなかった水棲生物や水生植物の世話をベランダに出てしておりますと、ダラダラと汗がしたたり落ちてきます。暑いは暑いんですが蒸し暑いんですよね。

コガマやウキヤガラの抽水植物を植えている金魚容器内の鉢が前日からの強風で倒れてしまい、金魚たちが落ち着きなく泳ぎ廻っていたのでした。鉢が小さいのか、すでに大きくなってしまったコガマとウキアガラの地上部が成長して重たくなってしまったのもので、強風に耐えれなくなっていました。

鉢を何度か起こしましたが、強風が吹きやまないので、再び倒れてしまいます。

仕方がありませんので、鉢の上に重しを置いて様子を見ています。

強風は昨日から吹いており、今日の夕方もまだ吹いている状況です。

日中はといいいますと、強風は吹いているのの、太陽はしっかりと出ており、直射日光に当たるととても暑いです。

水温は上昇しつづけて、30℃まで上がりました。日中は親メダカたちは水草の中に隠れてしまい、泳いでいる姿を見ることができません。そして夕方に涼しくなると水面で出てきて泳ぎ始めます。

いきなり6月に猛暑になりましたが、8月の猛暑では35℃程度まで水温が上がりますので序の口であります。水草を入れておけば陰になりますが、そこは状況を見て簾(すだれ)も併用して夏を凌ぎます。

明日も猛暑だそうです。


水温計は30℃となっています。
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白メダカは潜ってアナカリスの下で休んでおり見えません。
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ヒメダカもマツモの下に隠れて涼んております。
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メダカの稚魚は元気に泳ぎ廻っています。
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※最後に
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※2022.08.11更新(ハッシュタグ対応)

梅雨が明けてから、ずっと暑い日が続いています。猛暑(最高気温が35℃以上)の日までとはいかないものの、日本らしくて蒸し暑い夏になっておりまして、少し外出でもしようものなら、家に帰る頃には汗だくで帰宅することになります。

屋外メダカや金魚などの水棲生物の容器は、夏の直射日光を受けて水の蒸発が早く、足し水をほぼ毎日しております。カブトムシやオオクワガタの成虫は活発に動いており、エサのゼリーを毎日交換しております。

メダカなどの水棲生物は、夏に逝ってしまう個体が多いことも事実です。そして、次の世代が生まれて大きく育つ季節でもあります。

かなり昔、飼育がうまくいかなかった年は、夏に親たちを死なせてしまい、その時点で子供たちは増えているので心配せずにいたのですが、秋になると、その子供たちもめっきり個体数が少なくなっており、冬にさらに減り、翌年春になると、少ししか残っていないという構図です。

夏は個体数を増やす、または大きく減らしてしまうという、ひとつのポイントになります。日陰を作ったり、足し水を忘れないようにこまめに行う、エサを量を気を付けるなどの注意しなくてはいけない季節でありまして、人が介入している以上、気を使ってあげる必要があります。


力尽きたメダカです。
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かなり大きくなったメダカの稚魚たちです。
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命が尽きましたチョウセンブナです。
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アサザの葉の下で産まれたチョウセンブナの稚魚たちです。
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ヒメタニシの稚貝です。たくさん産まれています。
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カワニナの稚貝です。ヒメタニシより2ヶ月ぐらい遅い繁殖です。
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死んでしまったコリドラス・パレアタス(=青コリ)です。
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※最後に
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※2022.08.11更新(ハッシュタグ対応)

関東甲信の梅雨が明けました。梅雨明けは平年より3日程早いそうです。昨年が8月1日ですので、昨年からは半月程度も早いことになります。

ずっと雲に覆われて、雨が降りっぱなしな感じの梅雨でしたが、いざ梅雨が明けて、太陽が顔を出しますと、少し屋外に出たり、またクーラーを点けないで屋内で作業をしますと、すぐに汗だくになりますので「もうちょっと涼しい方がいいなぁ」なんて気持ちのなりまして、夏本番はこれからなのに『たまらんなぁ』という感じであります。

関東甲信、東北と一気に梅雨が明けましたが、そもそも「関東甲信」の定義は、関東地方の1都6県(茨城県、栃木県、群馬県、埼玉県、千葉県、東京都、神奈川県)に甲信地方の2県(山梨県、長野県)を加えた、1都8県を指すんだそうです。

ちなみに関東甲信越は、新潟県を入れた1都9県なんだそうです。

さて、梅雨が明けて、いきなり猛暑日となりましたので、メダカと熱帯魚は猛暑対策を行いました。

猛暑対策といってもメダカには簾(すだれ)を、熱帯魚には冷風機を設置しただけなんですけども、するのとしないのでは雲泥の差がありまして、魚の生存を脅かす水温上昇を防いでくれるのです。

屋外メダカの場合は、簾(すだれ)をかけるんですが、我が家の日照環境は午後から日光が当たり始める環境でして、日照時間はせいぜい6時間程度ですので全面にかけてしまいますと、日照不足で魚の成長を阻害してしまいます。また、抽水植物、浮遊性植物を入れておりますので、ある程度は日陰ができている状態でもありますので、端に少しだけかけているだけなのです。

簾(すだれ)を端にかけています。
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屋内の熱帯魚は、逆サーモスタッドの冷風機を設置して、水面に冷風を当てることで水温を下げます。逆サーモスタッドは26℃の設定になっており、水温が26℃程度まで下がりますと自動で送風を停止し、水温が28℃を超えますと自動で送風を開始します。
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熱帯魚たちも涼しげに?に泳いでおります。
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今年は猛暑が続きそうな年になりそうですので、人間もメダカや熱帯魚たちも涼しく過ごして熱中症にならないようにしていきたいと思います。



※最後に
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※アドセンス再設定対応済
※2022.08.11更新(ハッシュタグ対応)

今日も暑かったです。9月に入ったというのに、まだ入道雲が遠くに見えています。

ただ、最近はセミの鳴ぎ声がめっきり聞えなくなり、日の入りがとても早くなり、夕方の風も幾分涼しくなりました。ほんとに少しずつですが秋に近づいていっているんですね。

ちょっと早いのかもしれませんが。夏の間中、容器にかけていました簾(すだれ)をとることにしました。明日から最高気温が若干低くなることを見越してですが、久しぶりに容器全体をみることができました。

我が家は正午過ぎから日が当たり、午後は強烈な西日があたるような環境ですので、完全に簾(すだれ)で覆いますと日照不足でメダカや水生植物が不調になりますし、覆わないと水温が高温になりますので、これもまたメダカが不調と言いますか、死なせてしまうこともあります。

苦肉の策といいますか、半分だけ簾(すだれ)をかけています。これがうまいことハマり、メダカたち、タニシたち、カワニナたちは元気でいます。

ただ、ミナミヌマエビだけは今年の猛暑に耐えきれない個体が多かったらしく、かなり死なせてしまいました。これは近年まったくなかったことです。

それだけ、梅雨明けが遅くて涼しい期間が続き、梅雨が明けたとたんに夏の猛暑がすさまじかったことで、この寒暖差に耐えきれなかったのかなとも思っています。

少数は生き残っておりますが、累代を重ねて近親交配をしすぎて弱くなった面もありますし、久しぶりに購入を検討しています。


簾(すだれ)が半分かけてあるメダカ容器です。
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簾(すだれ)をとりました。白メダカたちは元気です。
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※最後に
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※アドセンス再設定対応済
※2021.11.23更新(過剰広告カット)
※2022.08.11更新(ハッシュタグ対応)

◆屋外常温飼育熱帯魚の大量死
本日2020年8月16日千葉県市川市は最高気温34℃、最低気温29℃でした。我が家は正午から日が当たる南西向きの環境です。日照時間は短いのですが、午後の日差しは強烈なものがあり、特に夏場の西日により、なかなか温度が下がらないような特殊な環境です。

本日は真夏日(最高気温が30℃以上)であり、猛暑日(最高気温が35℃以上)ではなかったのですが、体感気温は40℃近くの感じもしまして、朝7時頃にジョギングをしたのですが軽い熱中症になってしまいましたし、買い物に行く時に汗が止まらない状態でした。

そんな中、直射日光がの当たる環境がいけなかったと思われますが、ゴールデンバルブとコリドラス・パレアタスのいる屋外容器が水温が夕方37℃を記録しておりまして大量死させてしまいました。

ここ数年コリドラス・パレアタスは夏場もうまく乗り切っておりました。ゴールデン・バルブは昨年夏場から育て始めましたので、夏は問題ないとたかをくくっておりました。

昨日今日の災害級の猛暑は容器の中のお湯のような状態にしてしまい、生き物たちを苦しめてしまいました。本当に申し訳ないことをしました。

気を取り直して原因分析です。

・メダカの容器に行ったような簾(すだれ)をかけなかった。
 ⇒水生植物で遮っており、対策として問題ないと思っていた。

・容器の深さが浅かった。
 ⇒2019年は深さが330mmでしたが、2020年は245mmでした。またさらに水位を満杯に入れていないので200mm程度だったと思います。逃げ場がなかったと思います。

・冬場を越えたので夏場は油断していた。
 ⇒日本の冬場の寒さを超えて元気でいてくれましたので夏場の暑さを油断しておりました。


ゴールデンバルブとコリドラス・パレアタスの容器です。
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死んでしまったゴールデンバルブとコリドラス・パレアタスです。
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◆生き残ったコリドラス。
屋外でこの猛暑での生き残ったコリドラス。・パレアタスがいます。その容器は深さが328mmです。やはり深くて日光が届きにくい容器は水温が上がらないので生き残ったのです。

容器の底で元気に泳いでいるコリドラス・パレアタスです。
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◆在来種は元気です。
容器の飼育水がお湯のような状態の中、元気な生き物たちもいました。それはメダカ、タニシ、カワニナ、ミナミヌマエビ、ドジョウなどの在来種たちです。この災害級の暑さの中で元気に生き延びております。この状態が更に続くと、どうなるかわからないのですが、今のところ、弱っている様子はなく、元気に活動しております。


白メダカたちです。元気に泳いでおります。
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ヒメタニシです。大量死してしまったゴールデンバルブとコリドラス・パレアタスと同じ容器です。
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ミナミヌマエビは繁殖で増えております。写真にはありませんが親エビも元気に生きております。m大量死してしまったゴールデンバルブとコリドラス・パレアタスと同じ容器です。
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※追加を追記に変更(なし)
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※2021.11.23更新(過剰広告カット)
※2022.08.11更新(ハッシュタグ対応)

今日も暑いですね。特に昨日8月11日は東京では2年ぶりに37℃を記録、15時までの最高気温は群馬県伊勢崎市と桐生市は40.5℃、埼玉県鳩山町は40.2℃まで上がり、日本全国で今年最多の229地点で35℃以上の猛暑日となりました。

長い長い梅雨が8月になってようやく明けまして、いきなりの灼熱地獄となりました。もう完全に日本の気候は熱帯になってしまっております。

そんな中、メダカを含む水棲生物は急激な温度変化にやられてしまうか心配です。屋外で飼育しているのであれば、夏の強烈な直射日光により水温は30℃をかるく超えて35℃(我が家最高水温)まで上昇してしまい、メダカはいきなり煮えて死ぬまではありませんが徐々に体力が奪われていきます。

野生のメダカであれば、繁茂している水草や流木や石の陰などに隠れることもできますし、そもそも小川の流れにより水温が高くなりません。川や池の水深の深い場所に逃げ込むこともできます。もちろん、逃げ遅れた水溜りで水が枯れて死んでしまうこともあり得ます。

ただ、基本的に野生のメダカには「逃げ道」が用意されております。しかしながら、家庭で飼っているメダカはそうはいきません。隔離された容器の中で飼育されておりますので隠れる場所も限られておりますし、逃げ場所もありません。

家庭で飼っているメダカにとって夏の暑さによる水温上昇は、どのような危険があるのでしょうか。

◆水温が高くなるリスク

・メダカの活動範囲を超える

 メダカの活動できる水温の範囲は広く5℃~30℃、活発に活動できるのは16℃~28℃です。
・バクテリアの活動が弱まる
 メダカにとって有害なアンモニアを分解してくれるろ過バクテリアですが30℃を超えると活動が弱まるため、水質悪化や富栄養化がすすみます。
・水中の酸素量が減る
 メダカの呼吸が増えて水中にある酸素を消費する為に、水中の酸素量が少なくなります。また、水に溶け込む酸素量も少なくなる為、酸欠になりやすくなります。

◆メダカの水温

36℃以上⇒死んでしまう
30℃~35℃⇒活動が鈍る、食欲なくなる
・16℃~28℃⇒活発に活動
・10℃~15℃⇒活動が鈍る
5℃~10℃⇒食欲なくなる
5℃以下⇒冬眠状態
0℃以下⇒死んでしまう
 ※氷が張っても水面だけで水底が 凍らなければメダカは生きることができます。


人間でも熱中症で倒れてしまう人もいれば、なかには亡くなられてしまう人もおります。メダカなどの水棲生物も同じであり、暑さで調子をくずしてしまったり、最悪の場合は死なせてしまうこともあるのです。

メダカの生育環境を野生のように再現してやれればメダカにとって一番なのですが、家庭で飼育している場合は再現するのは難しいと思います。

そこで「夏場の暑さ対策を考えて実行できる人間」がメダカの為に「水温が上がりにくい環境」を用意してあげる必要があります。

◆氷を入れる【NG】
いくら水温が高いからといって氷を入れてはいけません。急激に水温を下げることになりますので生体に負担をかけてしまいます。また、長時間の効果は期待できません。

氷自体は水道水で作るのでカルキ(塩素)が入っているはずです。一旦カルキを抜いて凍らせるなんて手間のかかることにもなります。

◆冷却ファン【屋内だけOK】
冷却ファンによる気化熱で水温を下げる分にはオススメです。水温を2℃~3℃下げてくれる効果があります。逆サーモがついていれば、温度制御をしてくれて電気代も節約できます。

ただ、それば屋内での話。

屋外では屋内のように人間がクーラーを点けて室内の容器の水温を低くなるということはなく、強烈な直射日光で日中は猛暑(最高気温35℃以上)ですし、夜は熱帯夜(最低気温25℃以上)ということもあり、1日中ファンが稼働したままとなりますが、屋外ではその効果が薄いです。

また、屋外では電源設備が必ずある家ばかりではありません。

屋外飼育のメダカには現実的な選択肢ではありません。

◆直射日光にあたらない場所に容器を移動【小さい容器ならOK】
先に言いますと、一番理想的な容器の設置場所は、午前中に日が当たり、午後は半日蔭のような場所です。夏場は特に午後の強烈な日光に当らずに水温上昇を抑えることができますし、メダカや成長、繁殖するための日光は確保できます。

また、水生植物もホテイ草など直射日光が必要な水草などの日光を確保することもできます。

そのような場所に移動できればいいのですが、そんな都合のよい場所があるかと言いますとそうそうないと思いますし、水生植物や流木などのレイアウト、水や用土の入った容器を運ぶのはとても重く大変な作業です。

小さなバケツなど持ち運びできる重さであれば可能ですが、睡蓮蜂(陶器でなくFRP素材)やプラ船、(大きな)プランターになりますと、とても重くて大人一人で運ぶのも厳しいかと思います。

夏場にこのような事にならないように容器を全洗いして水を取り換える春先に決めて設置しましょう。

◆簾などの遮光ネットで覆う【有効】
簾(すだれ)。細く割った竹やアシなどを横に並べ、糸で編み連ねたものです。部屋の隔てや日よけ・目隠しなどに掛けて垂らす、だそうです。

簾と書いていますが、葦簀(よしず)でもいいですし、竹細工のランチョンマットでも流用できます。

簾は軒先につるすもので、葦簀は立てかけて使用するものです。

この簾は、簡易に設置することができて、夏の暑さにとても有効な代物なのです。

簾で覆っても網連ねたものなので隙間が空いています。そこからの風は通りますので蒸れてしまうことはありません。また完全に日陰になることはないのですが、生き物たちは涼むことができます。

サラリーマンであれば朝の出社前にかけて、帰宅後にとるというような動作になるかと思います。ただ、日中は簾(すだれ)の隙間から日光があたるものの、流石に日光不足にはなりがちです。

従って日光不足には半分だけ簾を覆うというのもアリかと思います。日光を遮り水温を上げない抗力は少なくなりますが、1日中覆っていられてサラリーマンには出社前や帰宅後に慌ただしく作業をする必要がありません。

簾(すだれ)です。これは全面覆っている例です。
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ランチョンマットです。半分覆っている例です。
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◆水生植物で遮る【有効】
水生植物を植えて日蔭を作ってあげるのも有効です。抽水性の植物であれば成長して葉が容器を覆って影を作ってくれます。ハスが代表格です。難点は夏の暑い日までにうまく成長してくれないか、覆ってほしい場所に葉がない場合もあります。

浮葉性植物なら浮き葉が水面を覆ってくれて影を作ってくれます。スイレンが代表格です。

特にオススメなのが浮遊性植物です。水草自体が浮いており影を作ってくれます。ホテイ草が代表格です。水に浮いておりますので日陰にしてほしい場所に置くことができます。

ホテイ草はランナーを出して株を増やしてくれるので水面を覆うことができます。ホテイ草はとても増えやすい植物です。

ただし水面を全て覆ってしまいますと、全て陰になってしまい、水底に光が届かなくなりますので、バクテリアを含む生き物たちは死に絶えてしまいます。

ホテイ草の株が増殖した場合は、間引きして日光が水底に届くようにしてください。

沈水性の水草でも日蔭が作れます。水草自体が水に沈んでいますので水中で隠れる場所を作ってくれます。マツモ、アナカリスが代表格です。

マツモ、アナカリスも増えやすい水草です。成長して徐々にメダカの遊泳スペースを奪っていきます。成長して増えすぎた場合は間引いてください。

ホテイ草とランチョンマットの例です。
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◆ガーデニングの植物で覆う【現実的ではない】
ガーデニングで植えているヘチマやゴーヤなどの「緑のカーテン」と呼ばれる植物を植えて日光を遮り、日陰を作り出すこともできます。簾(すだれ)のように設置したり、取り外したりする手間もありません。

しかしながら、春先から植えて夏の暑い期間に覆ってくれるように成長させなくてはいけませんし、成長しても思ったところに日陰を作り出してくれないこともあり得ます。

広い庭の一軒家ではヘチマやゴーヤを植えて大きく育てることができますが、ベランダのプランターでは思うように育たないことが多々あります。

◆放置する【日蔭を作りたい】
夏の暑さ対策をとらずに放置する場合は、水深が深く間口の広い容器を用意します。夏の暑さにも水温が上がらないような大きさの容器を選びます。

それでも夏の直射日光に当りますと水温が30℃を超えてメダカの元気がなくなるレベルの水温まで上昇することが予想されますので、オススメはしません。

◆夏の暑さ対策で必ずしなければならないこと
夏になって暑くなったら共通して必ずしなくてはいけないことがあります。

 ・足し水
 ・水温計の設置

◆足し水
夏になると直射日光により水温が蒸発します。とても凄い量の水が蒸発します。気温や湿度、気圧や風など様々な条件などがあるので言えないのですが、我が家では2L近く失われる場合があります。

水が減るのは暑さだけではありません。水生植物を植えていた場合は水生植物が水を吸収しますので、夏の暑さによる蒸発に加えて水の減る量が増えます。

以前にハスを植えていて、旅行に出かけてしまった時があり、その旅行中は全ての日が猛暑日であった為、干からびてしまい、ハスが枯れる、メダカが煮干しに、といったことになってしまいました。ハスは「肥料食い」であるとともに「水飲み」でもあることを忘れておりました。

水生植物を沢山植えている容器も注意が必要です。毎日、注意深く観察しましょう。


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◆水温計の設置
夏の対策をとっても水温の確認は常にしておきましょう。暑さ対策をしたが思ったより効果がない、または予想を上回る猛暑、酷暑になることも考えられます。水温計を設置しておいて常に水温を確認しておく必要があります。

水温計です。
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※2022.08.11更新(ハッシュタグ対応)

8月になって梅雨が明けて、ようやく暑い夏が始まりました。今年はコロナウィルスの影響で夏休みも短くなっており、子供の通う学校も2週間程度に短縮されています。

今年の夏の予想はといいますと、東日本、西日本を中心に8月は猛暑で、9月に厳しい残暑が続くとのことです。

屋内の熱帯魚水槽には、さっそくクーラーを設置しまして威力を発揮してもらっています。直射日光の当らない屋内でも水温は32℃になりますので、流石の熱帯魚でも湯だってしまいます。そこでクーラーの気化熱で冷やしてもらうのです。

屋外のメダカ容器はといいますと、我が家では南西に位置しており強烈な西日が当たりますので、水温は34℃にも上昇します。そのままではメダカが湯だってしまいますが、実際にはホテイ草やハス、スイレンなどの水面を覆う水草が影を作り出していますので、少しは水温上昇を抑えられたりします。

また、容器が割と密集しており、他の容器の陰になりますので、そのおかげで水温上昇が抑えられている部分もあります。

それでも直射日光を抑えられない容器は、簾(すだれ)をかけて水温上昇を抑えます。簾(すだれ)が水温上昇を抑えてくれますので、29℃~30℃程度になんとか水温上昇を抑えてくれます。

ただし、我が家は特殊で日光が当たるのが正午すぎですので、極端に日照時間が少ないのです。また南西に位置しているので、強烈な西日があたるのです。よって悩ましいのですが、簾(すだれ)をかけますと日照不足になりますので、かける範囲を半分程度に留めています。


簾(すだれ)をかけた白メダカの容器です。
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簾(すだれ)の下に行ったり、出てきたりしています。
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※最後に
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長かった梅雨も明けて、本格的な夏が始まりました。夏と言えば、太陽が焼けるように熱く、気温が高いです。

猛暑日ともなれば日中は35℃を超えて気温は上昇し、暑いところでは40℃にもなります。熱帯夜ともなれば、夜でも25℃以下に下がりません。

メダカの屋外飼育で一番過酷な時期は、夏場でして、親メダカや稚魚が直射日光による気温上昇に伴う水温上昇に耐えられずに突然死んでリしまうことがあります。

寒く長い冬を越えて、春から産卵を行い、元気に育っていた親メダカたちも、卵から孵化して成長していた子メダカたちも、この暑い夏で力尽きてしまうことが多いです。

暑い夏は、エサやり、水替えに加えて、水草の間引き、足し水、日除けなど、いろいろと、世話をしてあげないと、自然で住んでいるメダカと違い、逃げ場がないので、あっと言う間に全滅なんてことになりかねません。

夏はビオトープを行うものにとって、気に抜けない季節なのです。

そして、夏と言えば『夏休み』があります。学生であれば、7月下旬から8月下旬まで1ヶ月以上の夏休みがあります。

社会人も、ある程度まとまった休み、土日含めた9連休、平均6日なんて結果もでておりますが、そのある程度まとまった休みで、家にいるなんてもったいないなんて方も多いと思います。

やはり、夏休みは、海外旅行や国内旅行でリフレッシュ、田舎への帰省でのんびり過ごすなんて方が多いんではないでしょうか。

そこで問題となりますのが、屋外に置いてあるメダカの容器です。

そして家を長期間空ける場合で一番気になるのは、『エサ不足』をどうするかということですが、これは屋内飼育では当てはまるかもしれませんが、屋外では『エサ不足』は、さほど重要ではありません。

屋外飼育では、コケや藻、微生物(植物プランクトン)などを食べて生き抜くことができますので、1週間や10日ぐらい家を開けていても、餓死するなんてことはありません。


屋外飼育では、家を長期間空ける場合、何が重要かと言いますと、
・水の蒸発をさせないこと
・水温の上昇をさせないこと
以上の2つがメダカを生命を守る重要なファクター(要素)なのです。

暑い夏は『水の蒸発』と『水温の上昇』との戦いなのです。

もし、そのまま、ほったらかしにして、1週間でも家を開けようものなら、場合によっては容器内の水が全てなくなってしまい、メダカは「煮干し」に、エビは「かっぱえびせん」に、貝は「焼き貝」になってしまうでしょう。

さて、家を長期間空ける場合は、どうしたらよいでしょうか。実は夏になって対応できることはわずかであり、春先に決まってしまっています。


◆それは...水量が多く入る容器で飼育することなのです。

春先に夏を見据えて容器を決めなくてはいけません。

私も最初、夏の暑さ対策は夏になったその時に何とかなると思っておりましたが、実際に夏になって、水の入った容器を日陰に動かそうとしてもできませんでした。

水は比重が1なので水1Lなら1kgとしますと、我が家のタライは32Lの水が入りますので、32kgということになります。これでは、とても持ち上げて運ぶことでできません。

また、家にいない間は、水を自動的に足すという事は難しいと思われます。

この『難しい』というのは、自動給水器で水を給水することはできるのですが、自動給水器は水槽用ばかりですし、水槽の縁にセットすることはできるのですが、ビオトープの容器、例えばプラ船やトロ船、プランターやスイレン鉢などにうまくセットすることができません。

以前に『ニッソー 自動給水器水足しくん』を購入しました。

この製品はペットボトルを使用して給水する装置です。この製品を無理やり、なんとかセットしてみましたが、ペットボトルの水(2L)はあっという間になくなってしまいました。

簾(すだれ)で日蔭にするのはどうでしょうか。

簾(すだれ)により日陰にはなりますが、1週間も家を空けるとなりますと、1週間日陰になりますので、この状態はよくありません。

いくら夏の直射日光がきついと言っても、まったく日の光を浴びないとメダカも変調をきたしますし、水性植物も育てていれば元気がなくなってしまいます。

ただ、生体を屋外の容器から屋内の容器に移動させるという手があります。

これには屋内の水槽に、ろ過機やライトなどの設備も必要になりますのでコストはかかります。夏以外は何か別のものを育てないと、コスト的に勿体無いことになります。

夏だけにの為に購入する方は、流石に現実的ではないように思います。


◆メダカの稚魚は..。
もし、水量が多く入らない容器でも、なんとか1週間生き残るとして、それは親メダカの話です。

メダカの稚魚は違います。タイトルに『エサじゃない!』と書きましたが、メダカの稚魚は水量の多く入る容器で育てるのはもちろん、それにプラスして『エサ』がどうしても必要になります。

メダカの稚魚の死因の多くは実は餓死なのです。

家にいない間は、自動的にエサをあげることができる自動給餌器がありますが、自動給餌器は、自動給水器と同様に、水槽用ばかりであり、ビオトープの容器にセットできるようなものはありません。

メダカの稚魚を育てるのは、やはり『グリーンウォーター』です。植物プランクトンをメダカの稚魚は食べて生き残っていきます。

ただし、親メダカもそうなのですが、特にメダカの稚魚は容器の密度(入れすぎ)になりがちです。

飼育密度が高くなると、酸素不足になったり、メダカの成長に悪影響を及ぼす場合があり、適者生存(てきしゃせいぞん)により徐々減っていってしまいます。メダカの入れすぎには注意してください。


◆水生植物が水を吸い取る..。

メダカとともに水生植物を育てている方が多いと思いますが、水生植物によっては、水を吸収しますので、水の減りが多くなります。

ハスやオモダカ、ウォーターコインやウォータークローバーなどが多くの水を吸収します。特にハスは物凄く吸収します。

ハスの容器だけは毎日足し水をしなくてはいけなくなります。以前に1週間家を空けた時ですが、水槽用の自動給水器を無理やりハスの容器にセットして、水を4L足せるようにして出かけました。

しかし、それでも足りずに帰ってきた時はペットボトルの水はもちろん、容器の水はなくなっており、ハスは枯れてしまい、メダカは「煮干し」に、エビは「かっぱえびせん」に、貝は「焼き貝」になってしまいました。

それだけではありません。そこにウジが湧いてしまい、慌てて(すでに遅いのですが)足し水を入れた時に水にウジが浮かんできて...の地獄絵図でした。

その時は少し小さめの容器でして不安ではあったのですが、不安が的中してしまいました。最初にご紹介したとおりに、『水量が多く入る容器で飼育する』は、この経験を受けてのものです。


◆水質を汚染されるのは..。
家を空ける前に『エサ』を多くあげていく、また自動給餌器を使用して『エサ』をあげると、普通に家にいて『エサ』を与えているのを同様に水質は汚れていきます。

むしろ、家にいる場合は、毎日メダカの状態を確認しながら「今日は少な目にしよう」とか、「今日は少し多めに入れよう」などの微調整ができると思いますが、家にいない場合はその微調整もできないので、エサの残りで水質は汚れてしまうスピードはむしろ早いと思います。

加えて水温の上昇でメダカ体調を崩しやすいのです。

また、水の蒸発で水が減ってしまうと水質に影響します。水分だけ減少すると、有害なアンモニアの濃度が高くなり、弱酸性だった水が酸性に傾いていきます。


◆まとめ
ここまで書いておいて何なのですが、一番は『家を長期間空けない事』なんだと思います。

生き物に対して責任があると思いますし、旅行などに行くからと言って、生き物を死なせていいわけないのです。

しかし、誰もあえて死なせたいなんて思わないです。『家を長期間空けない事』なんて言ってしまいますと、元も子もありません。

自分の人生の中で、ビオトープやアクアリウムライフも充実し、旅行だって楽しみたいと思います。

やはり自分の経験の中で言いますと、繰り返しになりますが『水量の多い容器』でメダカを飼う事が一番ではないかと思います。今は水量の多い容器でしか、メダカを飼っておりません。



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久しぶりに水生植物の記録を残すことにした。


ハス(即非蓮(ソクヒレン))の花が咲きそう。ウキヤガラやコガマが大きく育っている。
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ハスの容器。立ち葉のおかげで日蔭になっている。それでも水温は最高で30℃になる。
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10日前ぐらいに元気がないので緊急避難させたヒドジョウ。かなり元気になっていて、この写真を撮った朝までは元気に生きていたが昼頃にいきなり死んでしまった。何故だろう?
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生き残りの白メダカ。 痩せ細り病にかかっているが大分ふっくらしてきた。
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イネ。元気に育っている。しかしながら今年はカブトエビが駄目であった。
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チョウセンブナの容器に生えているアサザ。今年は花が咲かないが元気ではある。
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姫スイレン(赤)の容器。こちらのヒメダカ(写真はなし)も痩せ細り病に罹っている。白メダカほど復調してこないので心配である。
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姫スイレン(黄)の容器。こちらの黒メダカ(写真なし)は一番元気である。
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シロバナサクラタデの花が咲いている。毎年夏に花を咲かせてくれる。結構幅をとってベランダでは邪魔になるのだが花が綺麗なので切らない。
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ハンゲショウの花も咲いている。
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セイタカアシが大分伸びている。強風がふくと傾くのでそろそろ切らないといけない。
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カンナ フローレンスボーガン。今年は場所を変更したので生育がやや悪い。
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イネ。子供が持って帰ってきたので、もう一つプランターを用意して植えてみた。今からなのでうまく育つのか?であるが、猛暑日が続いている為か急激に大きくなっている。
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