虎ノ門虎之助のベランダ・ラボラトリー ft.メダカ

いつものようにプログを眺めていたら、妻が言った『7年もやってるんだから、プログ書いてみたら?』と。こうして始まりました。 屋外(ベランダ)での、メダカ、ドジョウ、エビ、貝や、水生植物の飼育記録をとっていないので、自分自身でも後から見返せるように残しています。


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タグ:越冬

※2022.08.11更新(ハッシュタグ対応)

北京オリンピックが終わりました。コロナ禍にあって、夏季は東京、冬季は北京とオリンピックが2回見ることができた年度でした。

そもそも夏季と冬季は開催都市は違えど、同じ年度で開催されておりました。

1998年の冬季のリレハンメル(ノルウェー)から始まりました。

何でかは正式な発表がないのでわかりません。一番多く出回っている説が夏季オリンピックに比べて冬季オリンピックの注目度があげて、テレビの放映権料金の値上げやスポンサー集めを有利にすすめようということです。

もうひとつが、年度に2度のオリンピックを開催すると国際オリンピック委員会の負担(何をやっているのかは不明です)が大きく、2年ずらすことによって国際オリンピック委員会の運営負担を減らそうというものです。

どちらにせよ、国際オリンピック委員会のご都合主義で開催年の変更があったように思います。

今回、北京オリンピックをテレビ放映を観たのは、フィギアスケート女子のワリエワ選手のフリースケーティングとカーリング女子の準決勝の日本vsスイスでしたが、やはりフィギアスケート女子のワリエワ選手は痛々しくて観ていられなかったです。

何が正解だったのでしょうかね?完璧に演技して金メダルとなったら、それはそれで色々言われるでしょうし、CAS(スポーツ仲裁裁判所)が出場不可の判定をしたら、それはそれで議論されているでしょうし、いずれにしてもスッキリしないフィギュアスケート女子の結果となってしまいました。

現在のジャンプ点数の高いフィギアスケートの採点方式ですと、4回転を軽々跳べるロシア3人娘には太刀打ちできそうにありませんので、坂本選手のショートプログラム、フリースケートのノーミス演技で、とれたのは称賛に値しますが、たられば論で言いますと、3人娘が普段通りに演技していれば、難しかったのだと思います。

北京も寒そうな情景をテレビを通して見せてくれましたが、日本もまだまだ寒さが続いております。

しかしながら、2月もあと1週間です。3月になれば徐々に気温もあがってきて、メダカやドジョウなどの水棲生物や、スイレンやハスなどの水生植物は芽を出してきます。

もうあと少しの辛抱です。

2月なので日が落ちる夕方からは特に寒いのですが、日中は暖かい日が少しずつでてくる季節ではあります。

ここで一番気を付けないといけないことは、「飼育」を始めてしまうことです。

暖かい日になったからと言って、屋外飼育を始めてはいけません。


❖暖かくなったからといってエサをあげてはいけない。


特にエサをあげてはいけません。

まだ、春になっていないこの段階で暖かい日中にエサを食べてしまうと、夕方になり寒くなった時点でメダカは消化不良で体調をくずしてしまいます。

また、活性が上がっていないこの時期にエサをすべて食べることはありませんので、エサが残り、水の富栄養化がすすみます。

そして、少しずつ暖かくなってきますので、容器はアオミドロが繁茂して、泳ぐスペースのないくらいにアオミドロだらけになってしまいます。

この時期も、冬の間と同じく「足し水」だけに留めておきましょう。


❖次シーズンにむけて用土の在庫確認や容器購入

来たるべく春に向けて、今すべきは次シーズンに向けての準備です。特に毎年使用する用土、そして新たにチャレンジするとなると容器、そしてレイアウトの石や流木、水草などです。またエサを前年度に使い切ってしまい、ないかもしれません。

これらを春になってから購入するとなると、皆さん購入しますので、特にネット店では自分の購入したいものが売り切れになっていることもあります。

春になって、購入できてないとなれば、自分のしたいようなメダカなどの水棲生物の飼育やハスやスイレンなどの水生植物の飼育ができないかもしれません。

早めに購入しておくのもいいと思います。

ただ、水草は早い時期では休眠株(地上部は枯れていて地下の根だけの状態)の場合があるので、注意が必要です。休眠株で購入してもいいですが、意外に難しく芽が出ないで枯れてしまう場合もあります。芽が出てから購入したほうがいいです。

また生体はまだまだ寒い、また容器の大掃除や水替えによる環境変化になじめずに死なせてしまうことがありますので、水が安定してから購入するのがいいと思います。


白メダカがアナカリスに隠れて過ごしています。
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少しずつ、姿を現すようになってきました。
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ヒメダカたちが泳いでいます。
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メダカの稚魚です。今年は寒い冬ですが頑張ってくれています。
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※最後に
ご覧になられている記事は、内容の見直し、文章の誤り(誤字や不適切な表現)による修正で内容が更新されることがあります。


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※2022.01.22作成(Pilot)
※2022.11.20更新(3項目追記)
※2022.11.21更新(1項目追記)

❖はじめに

メダカのシーズンは大体4月~10月です。11月から翌年3月まではオフシーズンで、特に12月~2月は厳冬期であり、屋外、屋内に限らずにメダカの飼育者にとって、メダカを無事に越冬させて春を迎えさせることが最優先であり、そのために色々と悩んだり考えたりする期間でもあります。

ただし、屋外飼育者にとって冬はシーズン中のようにせっせと世話をすることはなく、春に備えて前シーズンの振り返りをしつつ、次シーズンに向けて構想を練る時期であり、屋内飼育者にとっては、オールシーズンなので引き続きメダカの飼育や繁殖を行いますが、屋外との気温差や足し水の元となる水道水が冷たいなど、屋内飼育といえども冬が若干気をつかう時期でもあります。

いずれにせよ、冬はシーズン中のようにいきませんが、シーズン中と同じことをしていては死なせてしまうこともあります。そんな悩める冬の飼育ライフを解決できればと思い、まとめてみました。もしよろしければ、覗いていってください。


冬を越せるのか?

❖屋外飼育

メダカは10℃以下になりますと食欲がなくなり、5℃以下になると冬眠状態になりますが、屋外でも冬を越すことができます。

ただし、0℃以下で水が中まで完全凍結してしまいますと凍死してしまいます。水面に氷が張るぐらいでしたら、水の中は0℃以下になっていませんので、メダカは水底でじっとして春を待っています。

メダカが越冬できる水量の容器に隠れ家である岩や流木、水草などを植えておけば陰に隠れて冬を越すことができます。もちろん、ベアタンク(何も入れない)飼育で越冬できないわけではありません。水量がある容器であれば冬を越すことができます。

❖屋内飼育

屋内飼育ではヒーターを点けていればメダカの適温である16℃~28℃を維持していれば問題ありません。屋外のシーズン中(4月~10月)のように飼育することができます。

ヒーターなしの場合は室内の温度に左右されますが、ヒーターなしでもメダカを飼育することは可能でできます。水温15℃以下にならなければエサをあげることもできます。

ただし、(人間の)ヒーターを点けていれば屋内の温度も暖かくなり、屋内の温度につられて15℃以上の水温を維持できますが、(人間の)ヒーターは24時間点けていられないと思います。その場合は15℃を下回る可能性がありますので、活性が落ちる場合があります。

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冬のエサの量について

❖屋外飼育

屋外飼育では12月~3月(3月は15℃を超える日が増えるまで)は必要はありません。冬にメダカにエサをあげても消化できずに死なせてしまうことがあります。

例え、暖かい日が続いてメダカの活性が上がって元気よく泳いでいてもエサをあげてはいけません。そのうちに気温も低くなりメダカの活性は下がりますので消化できなくなります。

また、冬にエサをあげるとメダカが食べきることができずにエサが残り、水が富栄養化してヘドロの温床になったり、猛毒のアンモニアや亜硝酸が発生してもバクテリアが活動していないので分解されずにそのまま残り、メダカを死なせてしまうことがあります。

❖屋内飼育

屋内飼育ではヒーターを点けていればメダカの適温である16℃~28℃ですので、その適温を維持していればエサをあげても問題ありません。

ヒーターなしの場合は室内の温度に左右されますが、ヒーターなしでもメダカを飼育することは可能でできます。水温15℃以下にならなければエサをあげることもできます。

ただし、(人間の)ヒーターを点けていれば屋内の温度も暖かくなり、屋内の温度につられて15℃以上の水温を維持できますが、(人間の)ヒーターは24時間点けていられないと思います。その場合は15℃を下回る可能性がありますので、エサをあげる量を減らすなどしないといけません。

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冬でも繁殖は可能なのか?(卵は孵化するのか?)

❖屋外飼育

メダカの繁殖は15℃以上で日照時間が12時間以上です。冬の水温は15℃を上回ることはないので、卵を産みません。

❖屋内飼育

屋内飼育ではヒーターを点けていればメダカの適温である16℃~28℃ですので、その適温を維持していれば繁殖は可能です。

ヒーターなしの場合は室内の温度に左右されますが、ヒーターなしでもメダカを繁殖させることは可能です。この場合は水温を15℃以上に保たなければなりません。

従いまして、(人間の)ヒーターを点けていれば屋内の温度も暖かくなり、屋内の温度につられて15℃以上の水温を維持できますが、(人間の)ヒーターは24時間点けていられないと思います。その場合は15℃を下回る可能性がありますので繁殖がしずらいかもしれません。

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冬に水替えをしたい

❖屋外飼育

冬の水替えはメダカの生命にかかわります。冬には基本的に水替えを避けたいところです。冬のメダカは水温が5℃以下になった場合、冬眠状態で水底や岩や流木、水草の陰で暖かくなる春になるまで過ごしています。暖かい日中で10℃以上になった場合は水面に上がってきますが、夜になり水温が低くなれば水底に移動します。

水替えにより、冬眠状態であるメダカを起こすことになりますので、変調をきたして死なせてしまう場合があります。

冬にアオミドロが酷くなって一面を覆うような状態になったら、アオミドロだけを取り除きましょう。水替えをしてはいけません。おそらく水替えをしなくてはいけないくらいアオミドロが多くなるということはエサをあげているか、個体が多すぎると思われます。冬にエサはあげてはいけません。ただし、個体が多すぎるからといって別の容器に移動はしないで、春までそのままにしておくしかありません。

❖屋内飼育

屋内飼育では、ヒーターを点けようが点けまいが、どちらでも水替えは可能です。ただし、水替えの元になる水道水は温水でメダカの適温(16℃~28℃)にするか、常温ならば屋内で1日程度汲み置いておきましょう。水温を屋内の室温にあわせる為です。

水道水を使用する場合はカルキ抜き剤を使用してください。

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冬はエサをあげなくていいのか?

❖屋外飼育

一般的には12月から翌年3月まではエサやりは必要ありません。

我が家ではもっと早く11月15日前後にエサやりを終えます。この時期はまだ気温が20℃前後ですが、15日を過ぎると15℃を下回ることもありメダカの活性がかなり落ちてきます。

エサやり始めは3月15日前後です。この時期は気温が15℃を下回ることもあるのですが、気温15℃を超える日はえさやりをし、暖かくなるとともにエサやりの回数や量を増やしていきます。

❖屋内飼育

屋内飼育ではヒーターを点けていればメダカの適温である16℃~28℃ですので、その適温を維持していればエサをあげても問題ありません。

ヒーターなしの場合は室内の温度に左右されますが、ヒーターなしでもメダカを飼育することは可能でできます。水温15℃以下にならなければエサをあげることもできます。

ただし、(人間の)ヒーターを点けていれば屋内の温度も暖かくなり、屋内の温度につられて15℃以上の水温を維持できますが、(人間の)ヒーターは24時間点けていられないと思います。その場合は15℃を下回る可能性がありますので、エサをあげる量を減らすなどしないといけません。

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冬は容器の置き場はどうするのか?【2022.11.20】追記

❖屋外飼育

屋外飼育では豪雪地帯や氷点下で容器の水が凍ってしまうということがなければ移動は不要です。豪雪地帯や氷点下になる場所であれば、屋内に移動する必要があります。容器の中の水が凍ってしまうことがないような場所に移動させるのです。

そもそもメダカは日本にいる在来種ですので、日本の四季である春夏秋冬による気温が変化は対応して生きることができます。ただし、シーズン中に半日蔭のような場所に置いていた場合で、容器の中で水草を育てていた場合は、日当りのいい場所に移した方が賢明です。多年草の水草は地下部が生きており、いくら冬越し中とはいえ、日光の当たらない場所では地下部も冬の間に腐ってしまいます。

❖屋内飼育

屋内飼育では容器の置き場を変える必要はありません。

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冬に防寒シートで包むのは必要なのか?【2022.11.20】追記

❖屋外飼育

屋外飼育では豪雪地帯や氷点下で容器の水が凍ってしまうということがなければ不要です。豪雪地帯や氷点下になる場所であれば、防寒シートにしっかり包んで、容器の中の水が凍ってしまうことがないようにします。

そもそもメダカは日本にいる在来種ですので、日本の四季である春夏秋冬による気温が変化は対応して生きることができます。

❖屋内飼育

屋内飼育では防寒シートで容器を包むことは不要です。屋内の温度で水が凍ることはないでしょう。

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品種や大きさで冬越しの仕方は違うのか?【2022.11.20】追記

❖屋外飼育

屋内飼育では基本的に改良メダカは冬越しすることはできます。ただし、ダルマメダカと呼ばれる品種はやや冬の寒さが苦手な品種になりますので、(容器か個体を)屋内へ移動させたり、容器を防寒シートで包んであげたりといった対策が必要です。

他にも親メダカは問題ありませんが、子供メダカは冬を越すだけの体力がない個体もいますので、屋内に移動させてもいいと思います。ただ、子供メダカであっても冬は越すことはできますし、冬により強い個体が生き残り、弱いメダカが死んでしまうという、ある意味、自然の摂理ですので、できるだけ多くの子供メダカを冬越しさせたい場合は屋内へ移動させることになります。

❖屋内飼育

屋内飼育では品種や大きさの違いで対応が変わることはありません。

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容器の水が凍っても生きていけるのか?【2022.11.21】追記

❖屋外飼育

もし、水面だけ凍ってしまっても水の底まで凍ってしまわなければ、メダカは元気に氷の下で生き続けることができます。

何故生きていられるのかと言うと、メダカには体温と外の温度の差を調節する事が出来る機能があります。つまり、冬眠状態であるわけで凍り付いてはいないわけです。

水面の氷を割ろうとしなくても問題ありません。水中に酸素がありますし、冬眠状態ですから多くの酸素が必要ではありませんので酸欠にはなりません。水面の氷を割ろうとして冬眠状態が解除されてしまいますと冷たい水温に耐えられずにメダカは死んでしまいます。

ただし、水の底まで凍ってしまってはメダカも凍りついて死んでしまいます。水面が凍ったら、観察を怠らず、また氷点下が続くような状況であれば対策は必要です。

❖屋内飼育

屋内の温度で水が凍ることはないでしょう。

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※最後に
ご覧になられている記事は、内容の見直し、文章の誤り(誤字や不適切な表現)による修正で内容が更新されるこ とがあります。


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※2022.08.11更新(ハッシュタグ対応)

今日は薄雲がでていて太陽光を若干遮っていて晴れているけれど、ひんやりとした空気で寒いです。

特に前日の夜から当日の朝にかけて冷えてくると、メダカなどの水棲生物は、水底でじっとしていますので朝に元気か確認をしようとベランダに出ても、なかなか見ることができなくなります(もちろん、水面近くに漂っているものもおります)。

そして太陽光があたり暖かくなった昼間はメダカは水面に上がってきて、日向ぼっこをするかのようにゆったり泳いだりしています。

寒い夜は冬眠状態になってきているわけですが、昼間は活性が上がってきて動き廻っているわけです。

ただし、すべてのメダカではなく、水面に漂っているもの、水底にいるもの、水草の近くにいるもの、泳ぎ廻っているもの、とバラバラです。シーズン中ですと、水面近くで泳いでいますので、冬ならではの光景となります。

全てのメダカが寒く厳しい冬を越して春を迎えてくれるのがいいのですが、飼育者感覚ですが見ていて『このメダカは大丈夫そう。』『このメダカは難しそう。』と思ってしまうものです。

❖冬を越すのが大丈夫そうなメダカ
 体がふっくらしており元気にスイスイ泳いでおりました。やはり体がふっくらして栄養が蓄えられていれば、エサをあまり食べない冬の間は冬眠状態であれば体力を使わずに体に蓄積された栄養を消化して過ごせると思います。
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❖冬を越すのが難しそうなメダカ
 体が細くて暖かい昼間も一箇所に留まっておりホバリング状態でした。痩せ細ってしまいますので、これからの寒く厳しい冬を越す栄養を溜めこんでいませんので、餓死のような状態になってしまうと思います。このような状態では暖かい場所に移動させても延命は難しいと思います。
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屋外飼育の場合は、寒い冬の間はエサはあげません。冬の暖かい日中にエサをあげても、夕方に寒くなってメダカの体調が崩れる、そして一番の理由が食欲はないのでエサが残り、分解してくれるバクテリアがおりませんので、水がアンモニアで汚染されて死んでしまいます。基本的に世話をしないので、シーズン中に栄養をたっぷりとってもらって寒い冬を過ごしてもらいます。メダカ全てが冬を越してくれればうれしいのですが、自然の摂理で寿命もありますし、弱い個体は冬を越せずに強い個体だけが生き残るのです。



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※2022.08.11更新(ハッシュタグ対応)

今日は秋晴れでした。日光があたると暖かいのですが、風は冷たく長袖長ズボンでないと寒さを感じる季節となりました。

今日の最高気温は19℃、最低気温は10℃でした。

メダカで言うと水温15℃以下になると活動が鈍くなり、水温10℃以下になるとエサを食べなくなる水温の季節となったのです。

それでも日が昇り、日光が当たれば暖かくなりますので、メダカたち水棲生物は活発に動き始めますのでエサをあげております。

エサをあげれば、我先にと争って食べていたシーズン中とは違い、「あ、エサだ!食べるかぁ。」みたいな感じで食べるのです。

いよいよ「冬のエサ断ち」をする時期がやってきました。少し様子を見て時期を決めたいと思います。

チョウセンブナの稚魚たちです。
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白メダカの容器です。アナカリスが光合成をして泡を出しています。
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ヒメダカです。エサを食べてそこそこに水草の陰でひっそりと休んでいます。
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水底でヒメダカがエサを食べています。
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メダカの稚魚たちが一生懸命食べて大きくなろうとしています。
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ヒドジョウが水草の根の下に潜って休んでいます。
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※最後に
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※2022.08.11更新(ハッシュタグ対応)

今日も暑いんだか、涼しいんだか、はっきりしない暑さでした。今日はほぼインドアでして、昼に買い物に出かけただけでしたが、帰ってくると汗をじわっとかいており、すぐにシャワーを浴びて着替えた次第です。

体温調整がうまくいきないのか、いきなりドッと汗を書いたり、寒くなったりとしており、夜もぐっすり寝れない日が続いております。

屋外のメダカたちは、最近活性が落ちてきたのか、シーズン中のようにエサをパクパク食べるといった感じがなくなってきております。あまりエサの量をやらないようにしてきております。

シーズンのままのエサの量ですと、あっという間に水が汚れてしまい、そのまま冬に突入して、水替えができなくなりますと、春にはヘドロやアオミドロだらけになるので注意です。

今は秋色と書いて『しゅうしょく』というらしく、秋らしい景色という意味だそうです。たしかに秋らしい景色になりつつあり、イネが稲穂が黄金色になり、頭(実)の部分が垂れ下がってきております。もうすぐ収穫の時期です。

水生植物で多年草のもの(常緑)などは、徐々に地上部が枯れてきます。

枯れた地上部は、そのまま水底に沈んでしまうと、腐敗して、水を富栄養化させてしまい、アオミドロやヘドロの温床になりますので、枯れてきたらカットするなどして取り除いていきます。

特に沈水性のアナカリスやマツモなどは要注意でして、冬の間にも少しずつ成長しますので、徐々にメダカたちの水棲生物のエリアを侵食していきますので、寒くなる一歩手前で、かなり大胆に間引きします。

「隠れ家がなくなる!」と思い、間引きを怠る、あるいは間引き足りないと、冬の間に増えすぎてしまい、春にはアナカリスやマツモに引っかかっているメダカの死骸を見ることになります。

今のこの時期は、メダカ含めた「水棲生物ファースト」で、冬を越せる環境を作ってあげないといけない時期ということなのです。



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※2022.08.11更新(ハッシュタグ対応)

8月も今週末が最後の週末となりました。翌週からはいよいよ9月に突入します。学校も夏休みが終わり2学期が始まりますが、コロナ渦で夏休み延長やオンライン授業も議論されているようですので、コロナ渦による影響も拡大傾向に歯止めがかからない状態になっております。

すでに2学期が始まっている学校もありますが、オンライン授業や通学授業の併用などで乗り切る学校もあるとのことです。

コロナ渦がどうなろうと、季節は夏が終わり秋に入っていきます。1年の3分の2が終わりを迎えるのです。1年経つのは早いものです。

今年の8月は人間の体感温度なみの猛暑日や線状降水帯や台風による大雨、強風とありましたが、無事に難所を超えたメダカたちは、秋を過ごします。

秋になると4月(早くて3月)からコンスタントに産卵していたメダカは気温の低下とともに産卵活動を少なくしていきます。

屋外で育てるのであれば、9月の産卵、孵化となると、12月に突入する頃には越冬するだけの大きさ、体力を備えたメダカに成長する最後の期間となります。卵を隔離するのも9月までがいいところと思います(屋内で育てるのであれば10月でも可能と思います)。

4月から7月ぐらいに早く産まれたメダカの稚魚は大きくなっており、親の大きさになっていますので、すでに親メダカと一緒に混泳させているかと思います。

もし、すでに採卵による孵化で稚魚が沢山産まれて育っている場合は、採卵を停止するのも一つの手だと思います。

ただ、メダカの産卵は水温20℃以上で、日照時間13時間以上と謳われていますので、それに当てはめれば、水温も低下してきますし、日照時間も13時間を切ってきますので、産卵も少なくなっていきますので、自然と産卵も少なくなっています。

まだ、メダカの活性は下がりませんし、水温もメダカの適温になりますので、冬に備えてエサをしっかりと与えます。ただし、9月下旬あたりから、少しずつ水生植物の活性は下がってきます。水生植物の活性が下がるということは水質浄化の機能も下がりますので、水質が汚染されやすくなりますので、注意が必要です。

10月から11月にかけてが、冬の準備期間となりますので、9月は「繁殖終了の始まり」の時期(10月に終了)となります。



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※アドセンス再設定対応済
※2022.08.11更新(ハッシュタグ対応)

今日は朝から雨が降っています。関東南部は雪の予報ですが、雨がしとしと降っています。朝に江戸川河川敷にジョギングに行きましたが、雨の予報を知ってか、朝からランナーが沢山走っておりました。

帰る頃にはポツリポツリを振ってきておりましたが、その後、シャワーを浴びてから朝食を食べて一息ついたころには、すでに雨が本降りになっておりました。

これから寒くなって雪となるのでしょうか。

屋外メダカ飼育のオフシーズンとなって、春までまだまだですので、世話したくてウズウズしますが、しばらく観察だけで我慢するシーズンが続きます。

冬にアクアリウムなどを楽しみたい場合は、やはり気温の高い屋内で楽しむしかありません。冬だからと言って飼えないわけではありません。むしろ飼いやすいかもしれません。暑い夏場に飼い始める前の準備や世話をするより寒い冬場にするほうが、生き物が変調をきたしてしまうことが少ないからです。

飼う種類は淡水魚でも熱帯魚でもカメなんかの爬虫類でもいいと思いますが、熱帯魚をオススメします。綺麗で丈夫な熱帯魚は比較的飼いやすい生き物です。熱帯魚を飼うからには、屋外メダカのように、水のたっぷり入った容器にいれておけば、生きてくれる(これも実は世話が必要です)わけではありません。

水を綺麗にしてくれる「ろ過機」や、水草を光合成させるための「ライト」、また寒いので「ヒーター」と必要な設備は揃えないといけません。
そして大事な「水槽」です。大きさは10㎝、20cm、30cm、45cm、60cm、90cmとありますが、やはり60cm水槽をオススメします。

60cmぐらいでないと水質と水温が安定しないので、熱帯魚がいきなり死なせてしまうということもありえます。我が家は45cm水槽で飼育していますが、水が富栄養化して、ガラス壁面にコケが生えたり、水草に黒ゴケが付着したり、水草モスが異常に繁茂したりします。

また、水質が突然悪くなり、突如変調をきたして死なせてしまうこともありますので、エサやりは慎重に、水換えも頻繁に行っております。

60cm水槽でも、同じようなことは起きますが、やはり、広さと水の容量が違います。我が家はミシシッピニオイガメの『ミッピーちゃん』の水槽が60cmですが、一時期(3ヶ月程度)、熱帯魚を飼育していたことがあり、その時は水質がとても安定しており、たまたまかもしれませんが、1匹も死ぬことがありませんでした。

❖45cm水槽
幅450mm×奥行き300mm×高さ300mm、水量35L

❖60cm水槽
幅600mm×奥行き300mm×高さ360mm、水量56L


◆水槽セット



水槽セットは、ろ過機、ライト、ヒーターがセットで入ってるものを購入します。単品で買う時に水槽にあわせないといけませんので、一つずつ選ばなくてすみます。値段も断然お得です。さらに追加で水温計やエサもついているものもあります。

これらを単品で購入しますと、¥17,400となり、なかなか高額になります。
・水槽     ¥3,980(※)
・LEDライト ¥5,500(※)
・ろ過機    ¥2,950(※)
・ヒーター   ¥4,970(※)

※店によって値段も違いますし、季節によって値段も違います。


❖デジタルタイマー



デジタルタイマーは、ライトなど24時間365日点けておくことはできません。昼夜を再現してあげないと熱帯後は変調をきたしてしまいます。自分自身で電源を抜くにも、働いている、学校に行っている、用事があった、などで毎日定時でできないと思います。

このデジタルタイマーは、自動的に電源off/onをしてくれますので大変助かります。電源off/onパターン(曜日設定、時間設定)もいくつも登録できます。そして切り替えて使用することができます。

❖さいごに

水槽や設備を購入してしまえば、寒い冬でも問題なく生き物を飼うことができます。この記事に生き物は載せていませんが、生き物もリアル店舗で購入すると寒い中の輸送の問題がありますが、ネット通販ですと、
ネット店が保温措置をしてくれますし、自宅まで輸送してくれますので、生き物が元気なまま自宅に迎い入れることができます。
現代社会で生き物を飼うのは、いつでも可能なのです。



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※追加を追記に変更(なし)
※アドセンス再設定対応済
※更新日付:2020/09/02
※2021.11.23更新(過剰広告カット)
※2022.08.11更新(ハッシュタグ対応)

今日は曇りでした。ただし蒸し暑さが相変わらずでして外に出ると汗がでてきます。今日は在宅勤務でしたので、勤務時間終了後に近くの江戸川までジョギングをしに行きましたが、途中休憩をしていましたら思ったより日の入りが早く感じまして、暗くなって慌てて帰りました。

徐々に秋に近づいているのでしょうか?まだまだの感じもしますが台風が発生して日本列島付近を通り過ぎたりしますと、その分秋に近づく感じもします。今回の台風9号も10号も本州まで横断とはならずに沖縄や九州を通って朝鮮半島に抜けてしまうようです。

昨年のように日本列島を通り過ぎて各地で災害にならないことを祈ります。

話を戻しまして、残暑がまだまだ続きますが、これから秋になり、やがて冬となりますが、ようやく猛暑、酷暑が過ぎた後の残暑から秋にかけてのメダカ飼育は何をすればいいんでしょうか。

それは、来たるべき冬に向けての準備ではないでしょうか。


◆産卵の卵を採るのをやめる【9月】
来るべき冬に向けて、すでに春から沢山のメダカの稚魚を育てているのであれば、産卵した卵を採るのをやめてしまってもいいと思います。

秋遅くメダカの稚魚を孵化させて育て始めても冬までに冬を越せる体力のあるまで育てられない可能性があります。

それでも沢山のメダカを越冬させたい場合は、屋外で秋(9月)は孵化させ続けて晩秋(10月)まで育てて、寒い冬(11月)に突入したら屋内で育てる方法もあります。

屋外に限って言えば、とにかく冬までに寒さをしのげる体力のあるメダカに育てないといけません。

逆算して冬までにメダカの稚魚の大きさを最低でも1㎝程度には育てたいところです。メダカの稚魚がある程度大きくなるのは3ヶ月程度かかりますので育てられないのであれば、秋に卵を採るのをやめてしまってもいいと思います(卵は親メダカに食べられます)。

ただ、秋になり日照時間(一般的に13時間)が少なくなってきますと産卵を止めますので、卵は採取できなくなります。

◆子メダカを育てる【9~10月】
冬までに子メダカを冬の寒さをしのげるような体力をつけないといけません。子メダカの大きさは最低でも1㎝程度はほしいところです。この時期は猛暑、酷暑の夏が過ぎて涼しくなってくる季節です。

メダカは22℃~28℃が一番活性があがりますのでエサもよく食べるようになります。それでも日に日に少しずつ寒くなってきますので、一番元気であるこの時期に朝夕の最低2回はしっかりとエサをあげて冬を越せるような体力のあるメダカにしてあげたいところです。

子メダカにエサをあげ過ぎると、水質が悪化して死んでしまう場合があります。特に残暑の場合は残ったエサが腐敗しやすいので注意が必要です。

◆親メダカに体力をつける【9~10月】
秋はメダカの稚魚を大きくすることも大事ですが、親メダカの冬を越せるような体力をつけさせてあげなくてはいけません。この時期は猛暑、酷暑の夏が過ぎて涼しくなってくる季節です。

メダカは22℃~28℃が一番活性があがりますのでエサもよく食べるようになります。それでも日に日に少しずつ寒くなってきますので、一番元気であるこの時期に朝夕の最低2回はしっかりとエサをあげて冬を越せるような体力のあるメダカにしてあげたいところです。

親メダカですので、まだまだ産卵します。どの時期まで卵を隔離するのかを見極めます。ただ、エサをあげ過ぎると、水質が悪化して「痩せ細り病」になりやすくなります。特に残暑の場合は残ったエサが腐敗しやすいので注意が必要です。

◆メダカのエサやりの調整【10月】
先に書きました「親メダカの体力をつけるのにエサを朝夕2回しっかりあげましょう。」とありますが、秋は徐々に水温が低くなっていきます。水温が20℃を下回ってきますとメダカは徐々に活性が低くなり、エサを食べなくなってきます。

ここでシーズンと同じエサのあげ方をしていますと、エサの残りが増えて、さらに分解する微生物の活性も落ちてきますので水が腐敗してきます。最悪の場合はメダカが死んでしまいますので注意が必要です。

エサをあげた時によく観察して、2~3分で食べれない場合は、少し少なくしてエサをあげた方がいいです。

◆水草を間引く【10月】
冬でも常緑な水草の場合、アナカリスやマツモなどを入れている場合、シーズン中は爆発的に増えますので、しょっちゅう間引いていたかと思います。しかしながら徐々に水草も活性が落ちてきますので、冬はメダカの隠れ家になるようなボリュームで残さないといけませんので間引き過ぎを注意します。

抽水植物など、秋になると地上部が枯れてくる種類の植物は、枯れた葉や茎などを取り除いていきます。枯れた葉や茎を残すのは水中の微生物がそのうちに分解してくれますが、水の富栄養化を促し、冬に藻が繁茂することになり、春になることには藻だらけになり、メダカが絡まって死んでしまうこともありますので、取り除いた方がいいと思います。

枯れた葉や茎があると、それがそのままメダカの隠れ家になるという話もありますし、わざわざ枯れ葉を入れる越冬準備もありますので、好みの問題にもありますが、水が凍ってしまうような環境であればまだしも、冷たくなるだけの環境であれば、取り除いた方がよいです。

◆メダカの観察(一番楽しい時期)【9~10月】
秋はメダカの観察をするには一番いいシーズンです。

春は冬の名残が残っていますのでメダカの活性が上がっていませんし、春の水の全替え、水生植物の植え替えの大イベントがあり、水も安定していないシーズンではあります。

GWからはメダカの産卵が始まりますので、卵の採取が始まります。梅雨は長雨と日照不足、そして時々の夏日などによる高温で水質が安定しません。夏は猛暑、酷暑で夏場の対策となります。

梅雨の季節から夏が過ぎるまで屋外はちょっと出れば暑いですし、毎日のメンテナンスがありますので、ゆっくり鑑賞とまではいきません(それはそれで楽しいですけども)。

秋になると、暑さも和らぎ、メダカも産卵が終わり、エサもよく食べますので、一番鑑賞に適した季節なのです。また、秋はメダカ飼育に手のかからない季節でもあります。

メダカ鑑賞の秋を楽しみたいところです。



※最後に
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最近は、朝出社する時に白い息が出る日もあり、いよいよ本格的な冬に突入してきた感じがあります。

冬が到来しますとメダカも活性が落ちて冬眠状態となります。その間、メダカは水の底でじっとしておりエサも食べません。

春から秋にかけてメダカライフを楽しんできた人は、春まではしばらくメダカのお世話は休止状態となります。厳しい寒さの冬を越えるメダカもいれば、残念ながら春を見れないメダカもおります。

それは個体差があり、どうにもならない事なのですが、少なくとも飼育している環境は人間が作り上げているものですから、環境によるメダカの死は避けたいところです。

では実際に冬に入る前に冬越しの準備が必要なのかというと、あれこれと準備万端にすれば良い訳ではなく、何も準備しなくでも、うまく越冬できてしまうのですが、越冬する前にやっておいた方がいいだろうという事と、やってはいけない事があるかと思いますので、それを列挙していって参考にしてもらえればと思います。


◆越冬前の準備

1.枯れた水草を取り除く
枯れた水草は、バクテリアなどに分解されていきますが、分解過程でヘドロ化して水を汚してしまう温床になりますし、水が富栄養化してアオミドロなどが発生して、メダカの遊泳スペースを奪っていきますので、できるだけ取り除いた方がよいと思います。

また、枯れかけている水草はカットしたり、今は青々としていても冬は枯れると多年草の水草も前もってカットしても問題ありません。春になれば、また生えています。


冬はアオミドロが発生して、徐々に遊泳スペースを奪っていきます。
IMG_4374

2.元気な水草を取り除く(間引く)
元気なアナカリスやマツモなどの沈水性の水草は、冬の間でも生き延びて少しずつですが成長し続けます。アナカリスやマスモ自体は、メダカやエビ、貝などの隠れ家にもなりますし、エサが枯渇した場合の食料にもなります。

しかしながら、多すぎるとメダカの遊泳スペースを奪いますので、絡まって死んでしまう場合もあります。そこで、ある程度、冬の間の成長を見越して、間引きましょう。冬の間には間引いくようなことになりますと、真冬に冬眠状態な水棲生物を起こすことになりますので、死んでしまうリスクが高くなります。

3.稚魚専用で飼育していた稚魚を親メダカの容器に合流させる
春から秋にかけて育てていた稚魚ですが、大きな容器で育てている場合はそのままでよいですが、小さな容器に入れて育てていた場合は、親メダカを育てている大きな容器に合流させてあげましょう。小さな容器では水量が少ないので、低温の影響をまともに受けて死んでしまうリスクが高くなります。

また、春になって親に成長したメダカは、もともと入っている親メダカと交尾して産卵するようになります。スムーズに繁殖に入っていけると思います。稚魚のまま、冬を迎えてしまった場合は、冬を越せずに死んでしまう場合が高いです。

冬を越すには秋までに栄養が蓄えて体を大きくした個体が生き延びる可能性がありますが、それは冬を越すどんな動物でも同じです。小さい体で冬を越すには温暖化した日本の冬でも厳しい環境です。

◆どうしても稚魚に越冬してほしい場合は。
どうしても稚魚で冬を迎えてしまった場合は、屋内でという手もありますが、ろ過や日光などの飼育環境を整えなければならず、屋内飼育は寒さをしのげますが、屋外飼育より難しい一面もあります。私は強いメダカを育てたいので、稚魚でも屋外で育てます。

4.ヤゴなどの天敵の駆除
天敵であるヤゴ、ミズカマキリ、マツモムシなどを排除します。ベランダ飼育ではまずいないと思いますが、一軒家での屋内飼育では、天敵が潜んでいる可能性が大いにあります。ただし、水替えしないと完全排除は難しいので、水面を見て確認することになります。低水温でも活動するので冬の間にもメダカの個体数は減っていきます。


◆冬の準備でやってはいけない事

1.飼育水を捨てない
水草などのゴミ掃除では飼育水がかなり汚れている限り、飼育水を捨ててはいけません。春から秋にかけてバクテリアが育って絶妙なバランスのとれた飼育水を捨てることは、活性が落ちてきたメダカにとって大きく環境が変わることになりかねませんので、死んでしまうリスクが高くなります。

2.秋(晩秋)にメダカを購入しない
秋、特に冬に近い晩秋にメダカを購入しない方がいいです。購入したメダカは屋内で飼育されているものが多く、春から夏ならともかく、水温の違いによりメダカが弱ってしまう可能性もありますし、そのまま冬に突入しても低水温に耐えられないことが多いです。ここは我慢して、暖かい春になったら購入しましょう。

3.越冬準備を何もしない
上記の枯れた水草を取り除いたり、間引いたりすることは、できればしていただくことをオススメします。冬の間中に容器内がヘドロ化したり、アオミドロが発生したりと、水が徐々に汚染されていき、春までメダカが持たずに少しずつ個体数が減っていき、残った数が1~2匹なんてことになりかねません。


◆こんな対策は?

1.ビニールハウスなどの保温容器で育てる
冬の間は越冬対策で、ビニールハウスや発泡スチロールなどの容器で育てる方法もあります。保温性の高い容器では水温が低下するのを防ぎ、寒い地域では水が凍り付いてしまうのを防ぎます。

ただ、寒い東北などの雪の降る地域では有効ですが、関東などの地域では、かえって暖かくなってしまい、活性が上がってエサが必要になり、餓死してしまう可能性もあります。

2.容器に落ち葉を入れる
落ち葉を入れて冬の間はメダカの隠れ家にするという方法があります。落ち葉が発酵して熱を出して水温を上昇させるといった効果があるということです。

また水質を悪化させてよくないという逆効果もあります。容器全ての水が凍りつくような環境でしたら効果があるかもしれませんが、水の凍りつかない環境下ではメダカは水草や岩、流木などの陰でひっそりと過ごしていますので、改めて落ち葉を入れるのは不要かもしれません。


◆越冬中の世話

1.何もせずに、足し水だけをするだけ。
冬は何もしません。ただ、乾燥した冬は水が乾燥して容器の水があっという間に減りますので、水が減ったら足し水を行います。水量が減ってしまうと、気温の影響を水温がまともに受けることになります。


◆冬の間でやってはいけない事

1.一時的に暖かくなったとしてもエサをあげてはいけない
寒い1~2月でも、春のような暖かい日があります。暖かい日は水温も上がり、メダカたちは泳ぎ始めます。その泳ぎにつられてエサをあげてはいけません。

暖かくなっても冬は冬ですので、エサを食べた後に消化できずに死んでしまう可能性があります。ここは我慢して久しぶりのメダカの泳ぎだけを堪能するだけにしましょう。


◆春になったら
春になって暖かくなると、メダカの活性も上がってきて泳ぎ始めます。そこがエサをあげるタイミングとなります。

ただ、冬の間に活性が落ちて冬眠に近い状態だったとはいえ、メダカは体力を消耗しており飢餓状態になっています。

よって、このエサをタイミングがずれると、いきなり餓死してしまうなんてことにもなりかねません。暖かくなり始める3月に入ったら、メダカの観察を常に怠らずにを自分の感覚で構いませんのでエサをあげ始めましょう。



※最後に
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❖作成日:2019/08/19
❖更新日:2020/08/16
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◆訪れていただいた方々へ
ゴールデン・バルブを無加温で飼育したい。

本来、熱帯魚である、ゴールデン・バルブを屋外で無加温で飼えるのか?

いろいろ、意見が飛び交っております。

・5度以下で飼える。
・屋外で余裕で越冬できた。
・屋外でも越冬出来るのは本当なのか?

たしかに無加温で飼うことに賛否両論あると思います。

千葉県の、とあるマンション5階ベランダで飼育しており、結果論としては、ゴールデン・バルブの越冬に成功しております。

と書きたかったのですが、今からチャレンジしてみようと思います。

いきなり、寒い冬から飼い始めたら、流石に難しいでしょうから、暑い夏から始めてみたいと思います(少しずつ更新していきます)。


⇒越冬に成功しました。6匹全部無事でした【2020.05.24】追記

⇒夏場の猛暑で大量死となってしまいました【2020.08.16】追記
 一番最後に記事を追加しております。

もし、ご興味があれば、もうしばらく、この話にお付き合いください。


◆はじめに
屋外で越冬できる熱帯魚、ゴールデン・バルブ。先にコリドラス・パレアタス(通称:青コリ)の屋外で飼育しており越冬もできました。実はコリドラス・パレアタスを屋外飼育する時に他にも気になる魚がおりました。それが、ゴールデン・バルブです。

しかしながら、熱帯魚と呼ばれるだけに、水温が高くないといけませんし、日本の冬は厳しく、外来種問題で越冬できる種は確認されているものの、飼育環境下では越冬は難しいと感じます。コリドラス・パレアタスは上手くいったものの、次は上手くいくとは限りません。

コリドラス・パレアタスと同様に、いろいろとネットや書籍を読みまして探してみますと、ゴールデン・バルブも越冬できるという記事を読みました。

ただし参考にと見ました記事は『越冬可能な種類』『冬でも屋外で問題なし!』『聞いたことがある』『ゴールデン・バルブ落ちることなし!』など、この熱帯魚の越冬が屋外で可能であることが書いてありますが、どうも真偽がはっきりしませんし掲載されている写真も屋内や水槽内で撮っているものだったり、記事だけだったりと実際に本当に育てているのか?実際の経験に基づいているものなのか?コリドラス・パレアタスと同様にわからない記事ばかりでありました。


◆5度以下でも大丈夫と言われている熱帯魚で我が家で飼った魚

・アカヒレ
 ⇒越冬したが、生き残りは3割程度であった。

・コリドラス・パレアタス(青コリ)
 ⇒越冬できた(現在、飼育中)。

・チョウセンブナ
 ⇒越冬できた(現在、飼育中)。

・ゴールデン・バルブ
 ⇒越冬できた!(全員無事でした)



ゴールデン・バルブ
古くから知られる小型のコイの仲間です。黒斑を持つ黄色のボディと赤く発色する各ヒレが特徴で、飼育が容易なため古くから入門種として知られています。中国に生息するグリーン・バルブの改良品種であるとされていますが、実際のところ原種は不明です。


◆バルブ系の飼育可能水温(環境によりますので一概には言えません)

・グリーンバルブ   ⇒5℃以下でも可能
・チェリー・バルブ  ⇒10℃~15℃でも可能
・ゴールデン・バルブ ⇒5℃以下でも可能
・ロージー・バルブ  ⇒10℃~15℃でも可能


◆基本情報
名称   : ゴールデン・バルブ
最大全長 : 5~6センチ
飼育環境 : 淡水
      -水温22℃~30℃
      -高水温より低水温を好む
価格   : 1匹150~200円
寿命   : 5年
水温   : 22℃~30℃
混泳   : 性格に難があり多種と混泳不可
      臆病な性格であり攻撃性は少ない種なので、単一複数飼育なら問題はありませんが、
      混泳だと、この臆病な性格が裏目に出てしまい、小さな個体のサカナやエビは
      攻撃されてしまう可能性があります。


飼育   : 難易度は低い
繁殖   : 難易度は低い
棲息場所 : 中層~低層
餌    : 人工飼料(メダカのエサ、ヒカリクレスト プレコ)




◆我が家の飼育環境
【2019年度】
容器  : 縦310(底部190)mm × 横310(底部190)mm × 深さ330mm
水生植物: セイタカアシ、ドワーフフロッグビット、ホテイ草
共存生物: 小赤、マドジョウ

【2020年度】2020.07.18追記
容器  : 350mm × 横490mm × 深さ245mm
水生植物: カボンバ、姫スイレン、ホテイ草
共存生物: コリドラス・パレアタス、ミナミヌマエビ、ヒメタニシ

ゴールデンバルブとコリドラス・パレアタスがエサを取り合っています。お互い喧嘩することはなく、仲良くエサを取り合っている感じです。
IMG_3110


◆我が家のゴールデン・バルブの環境
【2020.05.24】追記
ゴールデン・バルブは臆病な反面、気性の荒い性格であり、混泳する魚を追いかけ廻して攻撃する場合があります。低層をゆっくり泳ぐコリドラスを群れで攻撃したりすることもありますし、同種間でも縄張り争いで追いかけ廻すこともあります。

これを回避するのは、隠れ家を用意してあげることです。隠れ家は流木や石、水草を設置してあげます。そうすることで、ゴールデン・バルブ自体のストレスが少なくなりますし、他の魚たちもゴールデン・バルブの攻撃から隠れることができます。

我が家では幸いなことに追いかけ廻すところを見たことはありません。特に繁茂しているカボンバに効果があるようです。

ただ、日中はカボンバにゴールデン・バルブもコリドラス・パレアタスも隠れているようでして、なかなか、その姿を見ることができません。

ゴールデンバルブの住処です。ゴールデン・バルブ、コリドラス・パレアタス、ヒメタニシ、ミナミヌマエビが一緒に棲んでおります。2020年度の容器です。
IMG_3001


◆ゴールデン・バルブを飼育容器へ

容器の上から見ますと、ヒメダカみたいです。
IMG_0302

横から見ますと、黒斑を持つ黄色のボディを持つゴールデン・バルブだとわかります。
IMG_0305

容器に入れた直後のゴールデン・バルブです。
IMG_0306


◆越冬しました【2020.05.24】追記
春になり、容器の水替え、植え替えを行った時にゴールデンバルブを掬った時の写真ですので、汚いところがありますが、全員元気に越冬しておりました。

決してよい環境ではなく、金魚かフナしか生き残れない環境でしたので、全員元気に越冬してくれるタフさがあると思います。体も一回り大きくなっており、体色も黄色が増しておりました。

越冬させている熱帯魚はコリドラス・パレアタスもおりますが、ゴールデン・バルブの方が優秀ではないかと思います。

ヘドロ毎、掬っていますので、ちょっと汚らしいですが元気に越冬しております。
IMG_2510

ゴールデン・バルブです。臆病なので昼間は、ほぼ写真が撮れません。夜にそっと近づいて写真を撮れる感じです。貴重なショットです。
IMG_2998

こちらもスイレンの鉢の上でノンビリしているゴールデン・バルブです。
IMG_3000


◆災害級酷暑で大量死【2020.08.16】追記
2020年8月16日千葉県市川市は最高気温34℃、最低気温29℃でした。我が家は正午から日が当たる南西向きの環境です。日照時間は短いのですが、午後の日差しは強烈なものがあり、特に夏場の西日により、なかなか温度が下がらないような特殊な環境です。

本日は真夏日(最高気温が30℃以上)であり、猛暑日(最高気温が35℃以上)ではなかったのですが、体感気温は40℃近くの感じもしまして、朝7時頃にジョギングをしたのですが軽い熱中症になってしまいましたし、買い物に行く時に汗が止まらない状態でした。

そんな中、直射日光がの当たる環境がいけなかったと思われますが、ゴールデンバルブとコリドラス・パレアタスのいる屋外容器が水温が夕方37℃を記録しておりまして大量死させてしまいました。

ここ数年コリドラス・パレアタスは夏場もうまく乗り切っておりました。ゴールデン・バルブは昨年夏場から育て始めましたので、夏は問題ないとたかをくくっておりました。

昨日今日の災害級の猛暑は容器の中のお湯のような状態にしてしまい、生き物たちを苦しめてしまいました。本当に申し訳ないことをしました。

気を取り直して原因分析です。

・メダカの容器に行ったような簾(すだれ)をかけなかった。
 ⇒水生植物で遮っており、対策として問題ないと思っていた。

・容器の深さが浅かった。
 ⇒2019年は深さが330mmでしたが、2020年は245mmでした。またさらに水位を満杯に入れていないので200mm程度だったと思います。逃げ場がなかったと思います。

・冬場を越えたので夏場は油断していた。
 ⇒日本の冬場の寒さを超えて元気でいてくれましたので夏場の暑さを油断しておりました。


ゴールデンバルブとコリドラス・パレアタスの容器です。
IMG_3667

死んでしまったゴールデンバルブとコリドラス・パレアタスです。
IMG_3666



※最後に
ご覧になられている記事は、内容の見直し、文章の誤り(誤字や不適切な表現)による修正で内容が更新されることがあります。

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