虎ノ門虎之助のベランダ・ラボラトリー ft.メダカ

いつものようにプログを眺めていたら、妻が言った『7年もやってるんだから、プログ書いてみたら?』と。こうして始まりました。 屋外(ベランダ)での、メダカ、ドジョウ、エビ、貝や、水生植物の飼育記録をとっていないので、自分自身でも後から見返せるように残しています。


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タグ:飼い方

※2022.01.22作成(Pilot)
※2022.11.20更新(3項目追記)
※2022.11.21更新(1項目追記)

❖はじめに

メダカのシーズンは大体4月~10月です。11月から翌年3月まではオフシーズンで、特に12月~2月は厳冬期であり、屋外、屋内に限らずにメダカの飼育者にとって、メダカを無事に越冬させて春を迎えさせることが最優先であり、そのために色々と悩んだり考えたりする期間でもあります。

ただし、屋外飼育者にとって冬はシーズン中のようにせっせと世話をすることはなく、春に備えて前シーズンの振り返りをしつつ、次シーズンに向けて構想を練る時期であり、屋内飼育者にとっては、オールシーズンなので引き続きメダカの飼育や繁殖を行いますが、屋外との気温差や足し水の元となる水道水が冷たいなど、屋内飼育といえども冬が若干気をつかう時期でもあります。

いずれにせよ、冬はシーズン中のようにいきませんが、シーズン中と同じことをしていては死なせてしまうこともあります。そんな悩める冬の飼育ライフを解決できればと思い、まとめてみました。もしよろしければ、覗いていってください。


冬を越せるのか?

❖屋外飼育

メダカは10℃以下になりますと食欲がなくなり、5℃以下になると冬眠状態になりますが、屋外でも冬を越すことができます。

ただし、0℃以下で水が中まで完全凍結してしまいますと凍死してしまいます。水面に氷が張るぐらいでしたら、水の中は0℃以下になっていませんので、メダカは水底でじっとして春を待っています。

メダカが越冬できる水量の容器に隠れ家である岩や流木、水草などを植えておけば陰に隠れて冬を越すことができます。もちろん、ベアタンク(何も入れない)飼育で越冬できないわけではありません。水量がある容器であれば冬を越すことができます。

❖屋内飼育

屋内飼育ではヒーターを点けていればメダカの適温である16℃~28℃を維持していれば問題ありません。屋外のシーズン中(4月~10月)のように飼育することができます。

ヒーターなしの場合は室内の温度に左右されますが、ヒーターなしでもメダカを飼育することは可能でできます。水温15℃以下にならなければエサをあげることもできます。

ただし、(人間の)ヒーターを点けていれば屋内の温度も暖かくなり、屋内の温度につられて15℃以上の水温を維持できますが、(人間の)ヒーターは24時間点けていられないと思います。その場合は15℃を下回る可能性がありますので、活性が落ちる場合があります。

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冬のエサの量について

❖屋外飼育

屋外飼育では12月~3月(3月は15℃を超える日が増えるまで)は必要はありません。冬にメダカにエサをあげても消化できずに死なせてしまうことがあります。

例え、暖かい日が続いてメダカの活性が上がって元気よく泳いでいてもエサをあげてはいけません。そのうちに気温も低くなりメダカの活性は下がりますので消化できなくなります。

また、冬にエサをあげるとメダカが食べきることができずにエサが残り、水が富栄養化してヘドロの温床になったり、猛毒のアンモニアや亜硝酸が発生してもバクテリアが活動していないので分解されずにそのまま残り、メダカを死なせてしまうことがあります。

❖屋内飼育

屋内飼育ではヒーターを点けていればメダカの適温である16℃~28℃ですので、その適温を維持していればエサをあげても問題ありません。

ヒーターなしの場合は室内の温度に左右されますが、ヒーターなしでもメダカを飼育することは可能でできます。水温15℃以下にならなければエサをあげることもできます。

ただし、(人間の)ヒーターを点けていれば屋内の温度も暖かくなり、屋内の温度につられて15℃以上の水温を維持できますが、(人間の)ヒーターは24時間点けていられないと思います。その場合は15℃を下回る可能性がありますので、エサをあげる量を減らすなどしないといけません。

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冬でも繁殖は可能なのか?(卵は孵化するのか?)

❖屋外飼育

メダカの繁殖は15℃以上で日照時間が12時間以上です。冬の水温は15℃を上回ることはないので、卵を産みません。

❖屋内飼育

屋内飼育ではヒーターを点けていればメダカの適温である16℃~28℃ですので、その適温を維持していれば繁殖は可能です。

ヒーターなしの場合は室内の温度に左右されますが、ヒーターなしでもメダカを繁殖させることは可能です。この場合は水温を15℃以上に保たなければなりません。

従いまして、(人間の)ヒーターを点けていれば屋内の温度も暖かくなり、屋内の温度につられて15℃以上の水温を維持できますが、(人間の)ヒーターは24時間点けていられないと思います。その場合は15℃を下回る可能性がありますので繁殖がしずらいかもしれません。

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冬に水替えをしたい

❖屋外飼育

冬の水替えはメダカの生命にかかわります。冬には基本的に水替えを避けたいところです。冬のメダカは水温が5℃以下になった場合、冬眠状態で水底や岩や流木、水草の陰で暖かくなる春になるまで過ごしています。暖かい日中で10℃以上になった場合は水面に上がってきますが、夜になり水温が低くなれば水底に移動します。

水替えにより、冬眠状態であるメダカを起こすことになりますので、変調をきたして死なせてしまう場合があります。

冬にアオミドロが酷くなって一面を覆うような状態になったら、アオミドロだけを取り除きましょう。水替えをしてはいけません。おそらく水替えをしなくてはいけないくらいアオミドロが多くなるということはエサをあげているか、個体が多すぎると思われます。冬にエサはあげてはいけません。ただし、個体が多すぎるからといって別の容器に移動はしないで、春までそのままにしておくしかありません。

❖屋内飼育

屋内飼育では、ヒーターを点けようが点けまいが、どちらでも水替えは可能です。ただし、水替えの元になる水道水は温水でメダカの適温(16℃~28℃)にするか、常温ならば屋内で1日程度汲み置いておきましょう。水温を屋内の室温にあわせる為です。

水道水を使用する場合はカルキ抜き剤を使用してください。

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冬はエサをあげなくていいのか?

❖屋外飼育

一般的には12月から翌年3月まではエサやりは必要ありません。

我が家ではもっと早く11月15日前後にエサやりを終えます。この時期はまだ気温が20℃前後ですが、15日を過ぎると15℃を下回ることもありメダカの活性がかなり落ちてきます。

エサやり始めは3月15日前後です。この時期は気温が15℃を下回ることもあるのですが、気温15℃を超える日はえさやりをし、暖かくなるとともにエサやりの回数や量を増やしていきます。

❖屋内飼育

屋内飼育ではヒーターを点けていればメダカの適温である16℃~28℃ですので、その適温を維持していればエサをあげても問題ありません。

ヒーターなしの場合は室内の温度に左右されますが、ヒーターなしでもメダカを飼育することは可能でできます。水温15℃以下にならなければエサをあげることもできます。

ただし、(人間の)ヒーターを点けていれば屋内の温度も暖かくなり、屋内の温度につられて15℃以上の水温を維持できますが、(人間の)ヒーターは24時間点けていられないと思います。その場合は15℃を下回る可能性がありますので、エサをあげる量を減らすなどしないといけません。

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冬は容器の置き場はどうするのか?【2022.11.20】追記

❖屋外飼育

屋外飼育では豪雪地帯や氷点下で容器の水が凍ってしまうということがなければ移動は不要です。豪雪地帯や氷点下になる場所であれば、屋内に移動する必要があります。容器の中の水が凍ってしまうことがないような場所に移動させるのです。

そもそもメダカは日本にいる在来種ですので、日本の四季である春夏秋冬による気温が変化は対応して生きることができます。ただし、シーズン中に半日蔭のような場所に置いていた場合で、容器の中で水草を育てていた場合は、日当りのいい場所に移した方が賢明です。多年草の水草は地下部が生きており、いくら冬越し中とはいえ、日光の当たらない場所では地下部も冬の間に腐ってしまいます。

❖屋内飼育

屋内飼育では容器の置き場を変える必要はありません。

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冬に防寒シートで包むのは必要なのか?【2022.11.20】追記

❖屋外飼育

屋外飼育では豪雪地帯や氷点下で容器の水が凍ってしまうということがなければ不要です。豪雪地帯や氷点下になる場所であれば、防寒シートにしっかり包んで、容器の中の水が凍ってしまうことがないようにします。

そもそもメダカは日本にいる在来種ですので、日本の四季である春夏秋冬による気温が変化は対応して生きることができます。

❖屋内飼育

屋内飼育では防寒シートで容器を包むことは不要です。屋内の温度で水が凍ることはないでしょう。

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品種や大きさで冬越しの仕方は違うのか?【2022.11.20】追記

❖屋外飼育

屋内飼育では基本的に改良メダカは冬越しすることはできます。ただし、ダルマメダカと呼ばれる品種はやや冬の寒さが苦手な品種になりますので、(容器か個体を)屋内へ移動させたり、容器を防寒シートで包んであげたりといった対策が必要です。

他にも親メダカは問題ありませんが、子供メダカは冬を越すだけの体力がない個体もいますので、屋内に移動させてもいいと思います。ただ、子供メダカであっても冬は越すことはできますし、冬により強い個体が生き残り、弱いメダカが死んでしまうという、ある意味、自然の摂理ですので、できるだけ多くの子供メダカを冬越しさせたい場合は屋内へ移動させることになります。

❖屋内飼育

屋内飼育では品種や大きさの違いで対応が変わることはありません。

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容器の水が凍っても生きていけるのか?【2022.11.21】追記

❖屋外飼育

もし、水面だけ凍ってしまっても水の底まで凍ってしまわなければ、メダカは元気に氷の下で生き続けることができます。

何故生きていられるのかと言うと、メダカには体温と外の温度の差を調節する事が出来る機能があります。つまり、冬眠状態であるわけで凍り付いてはいないわけです。

水面の氷を割ろうとしなくても問題ありません。水中に酸素がありますし、冬眠状態ですから多くの酸素が必要ではありませんので酸欠にはなりません。水面の氷を割ろうとして冬眠状態が解除されてしまいますと冷たい水温に耐えられずにメダカは死んでしまいます。

ただし、水の底まで凍ってしまってはメダカも凍りついて死んでしまいます。水面が凍ったら、観察を怠らず、また氷点下が続くような状況であれば対策は必要です。

❖屋内飼育

屋内の温度で水が凍ることはないでしょう。

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※最後に
ご覧になられている記事は、内容の見直し、文章の誤り(誤字や不適切な表現)による修正で内容が更新されるこ とがあります。


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※2022.08.11更新(ハッシュタグ対応)

我が家ではミシシッピニオイガメの『ミッピーちゃん』と暮らしております。毎日しっかり健康状態を観察しております。

具体的には

「食事をしっかりとってくれるか?」
「しっかり泳いでいるか?(泳がないでじっとしていないか?)」
「皮膚病になっていないか?」
「寄生虫などに感染していないか?(水槽内に排出された寄生虫が浮遊していないか?)」
「ずっとバシャバシャと泳いでいないか?(落ち着いているか?)」

など健康状態をみております。

そして一番大事であり、一番よくみるところは「甲羅」なのです。

カメの甲羅の状態は硬さや色によって健康状態がわかる『健康バロメーター』であります。

そもそも、なぜカメに甲羅があるのか?ですが、体を守るために発達したからだと考えられています。

それでは、カメの甲羅は現在のように進化したのでしょうか?カメの進化の過程で必要にせまられたからです。

カメのあらわれる前の古生代(5億7000万年前から2億4500万年前まで)では甲羅や鎧(よろい)などで防御した陸上の脊椎動物はほとんど見当たりませんでした。

やがて恐竜の仲間が登場する三畳紀(2億4500万年前から2億800万年前まで)になると、カメや空を飛ぶ翼竜(よくりゅう)、あるいは泳ぎがうまいもの、逃げ足が速そうなものなど、多様な方法で守りを固めた脊椎動物が進化しました。恐竜が素早い攻撃的な捕食動物であったと考えられますが、その進化過程によりカメのような動物があらわれました。

カメの甲羅の構造は盛り上がった背中の部分(背甲・はいこう)と平らな腹の部分(腹甲・ふくこう)から出来ている。その甲羅の表面は鱗板(りんばん)と呼ばれる板状の薄い鱗(うろこ)で覆われていまして、その下には硬い板状の骨(骨板)があります。

つまりカメの甲羅は鱗(=皮膚)と骨の二重構造で非常に丈夫な作りになっています。背甲は、肋骨と背骨が変化して出来たもので、腹甲の由来はより複雑で、肩の骨の一部と祖先のお腹にかつてあった骨(腹肋骨・ふくろっこつ)が進化したものと考えられています。

そんなカメの甲羅の状態が白い場合、何かのサインであります。



甲羅に白い(粉みたいな)ものが付着している

カメの頭部・四肢・尾の表皮が脱皮している期間と思われます。

水中や水面に脱皮片が残っていて、カメが動いている中で皮膚片を纏わりつけてしまい、粉状のものが甲羅に付着した状態になる場合があります。カメの皮膚の脱皮は、成長過程で定期的に行なわれる新陳代謝ですので今後も同じ様の事が起こり得ます。

気にしなくても纏わりついた皮膚片は、いずれ剥がれ落ちます。

気になる場合は水替えをこまめに行いことで皮膚片の残っている水を捨てて、その際に個体に付着した脱皮片を清掃による除去を行ないましょう。


ほんの一部が白い

甲羅のほんの一部分が白い場合は、まず触ってみて確かめます。

触って甲羅が浮き上がってきたら、または柔らかい状態であれば、脱皮不十分の古い角質の可能性があります。この場合爪で引っ掻くなどして取り除きます。

硬い場合はちょっと問題でして、脱皮不全の部位から細菌感染を起こしている可能性もありますので動物病院に行くことをオススメします。動物病院で病巣を剥がしてもらいましょう。

感染が甲羅の深部まで達しているか確認してもらい、深部まで達していない症状であれば塗り薬を塗ってもらいます。そして薬浴や甲羅のケアを教えてもらいましょう(病院によります)。

感染が甲羅の深部まで達している症状であれば、深部まで病巣を取り除いてもらい塗り薬や注射と、飲み薬による治療になると思います。


甲羅全体が浮いているように白い

脱皮の直前です。

カメの甲羅は鱗(=皮膚)と骨の二重構造で非常に丈夫な作りになっています。

従いまして、新陳代謝として、そして成長する上で脱皮を定期的に行います。

脱皮の仕方もカメの種類により違い、水棲ガメは脱皮しますが「つるん」と甲羅全体が剥がれ落ちる種(ミシシッピアカミミガメ、個体による)もあれば、人間の皮膚のように少しずつ剥がれていく種(クサガメ、ミシシッピニオイガメ)もおります。なお、リクガメは脱皮しません。

脱皮の時期は5月と11月ですが、飼育の個体はこの限りではありません。


甲羅全体が白い(水カビ病)

水カビ病は、真菌(=カビ)類のミズカビ目、ミズカビ科、ミズカビ属の数種の糸状菌が寄生して起きる。水生菌症、わたかぶり病などとも呼ばれており、魚にかかる病気と同じです。

甲羅の脱皮と違いますのは、甲羅が真菌類に感染しますと、甲板自体が白色~薄い黄褐色の白濁状態になり、歯ブラシ等で擦っても落ちることはありません。判定したいのであれば、ちょっとだけ歯ブラシで擦ってみてください。

原因としては、水質悪化や日光浴不足、ストレスなどでカメの免疫力が低下しているときに、ちょっとした傷などで菌が繁殖することによります。つまりカメが水カビ病にかかってしまった場合は飼育環境に問題がある可能性が高いといえます。

水カビにおかされた甲羅は壊死しており治りません。そのままにしておいても病原菌の温床になるだけで良いことはないので切る限り取り除きます。

柔らかくなった歯ブラシで患部をこすってやると、患部の大部分が剥がれてしまうと思います。力一杯こすらないようにしましょう。健康な部分の甲羅も剥がれてしまいカメにダメージを与えてしまいます。1回のブラシですべての患部が取り除けません。

そして水カビ病に効果があるイソジンを使用して消毒を繰り返して水カビ病を治療していきます。いイソジンは水で10倍に薄めてから、カメの甲羅を乾かした後に幹部に塗りましょう。

毎日最低1回は行います。繰り返し行いますので時間が相当かかります。



※最後に
ご覧になられている記事は、内容の見直し、文章の誤り(誤字や不適切な表現)による修正で内容が更新されることがあります。


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※2022.08.11更新(ハッシュタグ対応)

今日は薄雲がでていて太陽光を若干遮っていて晴れているけれど、ひんやりとした空気で寒いです。

特に前日の夜から当日の朝にかけて冷えてくると、メダカなどの水棲生物は、水底でじっとしていますので朝に元気か確認をしようとベランダに出ても、なかなか見ることができなくなります(もちろん、水面近くに漂っているものもおります)。

そして太陽光があたり暖かくなった昼間はメダカは水面に上がってきて、日向ぼっこをするかのようにゆったり泳いだりしています。

寒い夜は冬眠状態になってきているわけですが、昼間は活性が上がってきて動き廻っているわけです。

ただし、すべてのメダカではなく、水面に漂っているもの、水底にいるもの、水草の近くにいるもの、泳ぎ廻っているもの、とバラバラです。シーズン中ですと、水面近くで泳いでいますので、冬ならではの光景となります。

全てのメダカが寒く厳しい冬を越して春を迎えてくれるのがいいのですが、飼育者感覚ですが見ていて『このメダカは大丈夫そう。』『このメダカは難しそう。』と思ってしまうものです。

❖冬を越すのが大丈夫そうなメダカ
 体がふっくらしており元気にスイスイ泳いでおりました。やはり体がふっくらして栄養が蓄えられていれば、エサをあまり食べない冬の間は冬眠状態であれば体力を使わずに体に蓄積された栄養を消化して過ごせると思います。
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❖冬を越すのが難しそうなメダカ
 体が細くて暖かい昼間も一箇所に留まっておりホバリング状態でした。痩せ細ってしまいますので、これからの寒く厳しい冬を越す栄養を溜めこんでいませんので、餓死のような状態になってしまうと思います。このような状態では暖かい場所に移動させても延命は難しいと思います。
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屋外飼育の場合は、寒い冬の間はエサはあげません。冬の暖かい日中にエサをあげても、夕方に寒くなってメダカの体調が崩れる、そして一番の理由が食欲はないのでエサが残り、分解してくれるバクテリアがおりませんので、水がアンモニアで汚染されて死んでしまいます。基本的に世話をしないので、シーズン中に栄養をたっぷりとってもらって寒い冬を過ごしてもらいます。メダカ全てが冬を越してくれればうれしいのですが、自然の摂理で寿命もありますし、弱い個体は冬を越せずに強い個体だけが生き残るのです。



※最後に
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※2022.06.01更新(全面リニューアル)
※2022.08.11更新(ハッシュタグ対応)


今年は一目ぼれした「らんちゅう」を屋外飼育してみたシーズンでした。結果としては芳しくないものでした。

「らんちゅう」は酸素の消費量も多く、食欲があるので排泄が多いですし、水質汚染に弱いので飼育するのが難しい部類の金魚です。屋外飼育ではエアーポンプを設置し、水替えを行って水質を維持するというのが王道の飼い方です。

我が家は5月に「らんちゅう」を迎い入れて、エアーポンプなしで定期的(1回/週)に水替えを行って水質を維持するという、完全な「止水環境」で飼育しておりましたが、最初はフナやクチボソなどの混泳環境で飼育していました。これが間違いでした。

❖導入当初は順調に見える、しかし..。

最初のうちは順調でした。「らんちゅう」を飼い始めた時期が5月と比較的涼しい時期であり、水温も高くありません。そして混泳している魚の活性が上がっておらずにエサを抑え気味にあげておりましたので水質も維持ができていたのだと思います。「らんちゅう」にとって過ごしやすいといいますか、何とか過ごせた環境だったのかと思います。

しかしながら夏場(7月中旬頃)を迎え始めてから異変が起こり始めました。徐々に「らんちゅう」に赤斑点の症状がでてきたのです。赤斑点は水質悪化や体力低下により細菌が引き起こす炎症です。

❖夏場に体調崩れる!

「らんちゅう」は泳ぎが遅い種ですので、フナやクチボソといった泳ぎの早い魚にエサをとられたり、もしかしたら追いかけられたりとストレスを溜めこんでいたのかもしれません。ただ、体を見た感じは尾ひれなどが(他の魚に襲われて)ボロボロになっているということはありませんでした。

そして多くの魚と混泳しておりました、夏場を迎えて一層に元気になりましたのでエサも必然的に多くなりました。「らんちゅう」の飼っている容器は、メダカのように小型な魚でなく大型の魚が多いので、エサが多くなった結果、微生物による分解が追い付かず、水替えでも水の汚染物質を取り除くこともできずに水質悪化が進んだのも原因かと思います。

夏場に関しては、昼間は水草や微生物などの光合成により水中の酸素が足りているのか水中で泳いでおりましたが、夜になり水草や微生物が水中の酸素を取り込むようになりますと、水中の酸素不足により水面で「パクパク」するようになってしまいました。

❖対処はしたが時すでに遅し。

赤斑点の対処として、隔離容器で濃度0.5%の塩浴を行いまして一旦は回復はしました。

パクパクは水替えの頻度(2日/回)を増やしましたが、改善はしませんでした。

そして暑い夏を見事に越えてくれましたが、秋を迎えるころから1匹、2匹と死なせてしまいました。

やはり混泳環境は厳しいと判断し、「らんちゅう」専用の容器を立ち上げるにいたったのですが、遅かったからか、さらに2匹死なせてしまい、今では残り1匹となりました。

残り1匹になってからは飼育は安定しており元気に生きております。

まず、1匹になった「らんちゅう」をどうにか冬越しさせてあげたいところです。

12月に入り、飼育水はグリーンウォーターですので、春までは足し水で様子をみようと思います。

また、来春に向けて「らんちゅう」の飼育環境と飼育方法は見直しをしないといけないと思っています。エアーポンプとろ過機は必須かなと思っています。

❖冬越しできずに死んでしまった..。

最後の1匹も冬越しできずに死んでしまいました。2月初めぐらいまでは元気な姿を見れたのですが、3月には見れなくなりました。

4月の水換え時に変わり果てた姿となっておりましたので、植木鉢(植え替えしない植物)に埋めました。

冬は寒くなりますので水替え自体が難しいです。新しい水は、元々いた飼育水と水替えは同じように冷たい水にしないといけませんし、水を動かすことによって、冬眠による仮死状態である「らんちゅう」を起こしてしまうことになり体調不良になってしまいかねません。

グリーンウォーターのままにしておきましたが、冬の水質管理は特に難しいと感じました。


❖屋外でのらんちゅう飼育の反省まとめ

・エアーポンプは必須(酸欠になる)
・ろ過機必須(水が循環しないので病気になる)
・らんちゅうだけの飼育
・止水環境は難しい(2日/回は換水は必須、換水も水質、水温調整が必要)
・真夏、真冬の管理は難しい(体が弱い)
・他の金魚に比べると病気になりやすい

1匹だけ生き残った「らんちゅう」です。
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※最後に
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※2022.08.11更新(ハッシュタグ対応)

今日は秋晴れでした。日光があたると暖かいのですが、風は冷たく長袖長ズボンでないと寒さを感じる季節となりました。

今日の最高気温は19℃、最低気温は10℃でした。

メダカで言うと水温15℃以下になると活動が鈍くなり、水温10℃以下になるとエサを食べなくなる水温の季節となったのです。

それでも日が昇り、日光が当たれば暖かくなりますので、メダカたち水棲生物は活発に動き始めますのでエサをあげております。

エサをあげれば、我先にと争って食べていたシーズン中とは違い、「あ、エサだ!食べるかぁ。」みたいな感じで食べるのです。

いよいよ「冬のエサ断ち」をする時期がやってきました。少し様子を見て時期を決めたいと思います。

チョウセンブナの稚魚たちです。
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白メダカの容器です。アナカリスが光合成をして泡を出しています。
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ヒメダカです。エサを食べてそこそこに水草の陰でひっそりと休んでいます。
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水底でヒメダカがエサを食べています。
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メダカの稚魚たちが一生懸命食べて大きくなろうとしています。
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ヒドジョウが水草の根の下に潜って休んでいます。
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※2022.08.11更新(ハッシュタグ対応)

今日も暑いんだか、涼しいんだか、はっきりしない暑さでした。今日はほぼインドアでして、昼に買い物に出かけただけでしたが、帰ってくると汗をじわっとかいており、すぐにシャワーを浴びて着替えた次第です。

体温調整がうまくいきないのか、いきなりドッと汗を書いたり、寒くなったりとしており、夜もぐっすり寝れない日が続いております。

屋外のメダカたちは、最近活性が落ちてきたのか、シーズン中のようにエサをパクパク食べるといった感じがなくなってきております。あまりエサの量をやらないようにしてきております。

シーズンのままのエサの量ですと、あっという間に水が汚れてしまい、そのまま冬に突入して、水替えができなくなりますと、春にはヘドロやアオミドロだらけになるので注意です。

今は秋色と書いて『しゅうしょく』というらしく、秋らしい景色という意味だそうです。たしかに秋らしい景色になりつつあり、イネが稲穂が黄金色になり、頭(実)の部分が垂れ下がってきております。もうすぐ収穫の時期です。

水生植物で多年草のもの(常緑)などは、徐々に地上部が枯れてきます。

枯れた地上部は、そのまま水底に沈んでしまうと、腐敗して、水を富栄養化させてしまい、アオミドロやヘドロの温床になりますので、枯れてきたらカットするなどして取り除いていきます。

特に沈水性のアナカリスやマツモなどは要注意でして、冬の間にも少しずつ成長しますので、徐々にメダカたちの水棲生物のエリアを侵食していきますので、寒くなる一歩手前で、かなり大胆に間引きします。

「隠れ家がなくなる!」と思い、間引きを怠る、あるいは間引き足りないと、冬の間に増えすぎてしまい、春にはアナカリスやマツモに引っかかっているメダカの死骸を見ることになります。

今のこの時期は、メダカ含めた「水棲生物ファースト」で、冬を越せる環境を作ってあげないといけない時期ということなのです。



※最後に
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◆ドキュメント
作成日付:2021/09/30
更新日付:2022/07/29
※2022.08.11更新(ハッシュタグ対応)
※2023.01.21更新(アメリカザリガニの「条件付き特定外来生物」指定へ)

ザリガニを飼っていますと、ノッソノッソと歩いたかと思うと、危険を察知すると、後ろ向きに泳いで逃げるといった面白い動きをするかと思います。特に「昨日まで動いていたザリガニが今日になったら急に動かなくなってしまいました。」「最近、ザリガニが全く動きません。」「いっつも同じところにいて1ミリも動いてません。」などの動かない場合など、ザリガニの動きで気になる部分を解説しておりますので、もしよろしければ覗いていってください。

◆アメリカザリガニの「条件付き特定外来生物」指定へ(2023年1月20日)

 環境省はきょう、アメリカザリガニと、ミドリガメの通称で知られるアカミミガメを、2023年6月1日以降、条件付き特定外来生物に指定すると発表した。

 指定されて以降、この2種を川や田んぼなどに放出することは禁じられ、違反者には3年以下の懲役・300万円以下の罰金が課される。また、販売や購入も禁じられる。

 特定外来生物に指定されると、無許可での飼育も禁じられるが、この2種は飼育している人が多いため、飼育を禁止すると、密かに自然環境に放出される事例が多発する事が予想された。

 そこで、原則として飼育を禁止する「特定外来生物」とは異なり、「条件付特定外来生物」は捕まえて飼育することや無償での譲り渡しなどは禁止されない。

<目次>

動かない(冬)
動かない(水質汚染)
動かない(脱皮)
ひっくり返る、裏がえる
横になって水面に浮く
食べれるのか?【2022.05.15】追記
エサは何なのか?【2022.05.15】追記
釣り(時期・リリース)【2022.05.15】追記
エサのタイミングや回数、量はどれ位がいいのか?【2022.05.15】追記
寿命と体の大きさ【2022.05.15】追記
何故、赤いのか?【2022.05.16】追記
日本に棲んでいるザリガニ【2022.05.16】追記
ハサミがとれた(再生について)【2022.05.18】追記
ザリガニで釣れる生き物【2022.05.19】追記
水道水でも飼えるのか?【2022.05.20】追記
混泳できる生き物は?【2022.05.20】追記
ザリガニを食べる生き物は?【2022.05.21】追記
ザリガニの棲み処(すみか)【2022.05.21】追記
ザリガニの水が臭う原因とその対策(二択)【2022.05.23】追記
ザリガニの交尾・繁殖【2022.06.22】追記
稚ザリの育て方【2022.06.22】追記
ザリガニの鳴くところ【2022.07.22】追記
エルデンリング(ELDEN RING)のザリガニ【2022.07.23】追記
ザリガニサンダル【2022.07.23】追記
ものすごい図鑑(NHK for School)【2022.07.25】追記
共食い【2022.07.29】追記


親と子のザリガニ
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ザリガニが動かない(冬)
冬であればザリガニは10℃以下で冬眠状態になります。

ただし、冬眠状態というか、冬期に動きが鈍くなったりはしますが完全に動かなくなったりはしません。逆に完全に動かないのであれば死んでいます。

ザリガニが生きているか死んでいるかの確認方法は、ザリガニを持ち上げてみてクタッとしているようなら残念ながら死んでおります。生きていれば持ち上げるとゆっくりとながら動くはずです。

原産国のアメリカでは冬眠しないみたいです。日本では土に掘った巣の中で冬眠状態になります。

ザリガニは日本の野生下で越冬して翌年の暖かいシーズン中に繁殖して、日本の在来種の生態系の深刻な被害を与えるま個体数を増やしてきましたので、屋外の飼育下でも越冬させることは可能なのですが、気になるのであれば屋内飼育に切り替えるしかないです。

屋内飼育ではヒーターを使用して水温を上げてあげれば、1年中元気に動き廻るザリガニを観察することができます。

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動かない(水質汚染)
ザリガニは、水質悪化で急死することがままあります。特に水質の悪化は冬になりたての時期に起きやすいです。

何故かというと冬の低水温下ではエサを食べないのに、春から秋にかけてのシーズン中の高水温時と同じようなエサの量をやって、水質の悪化に気づかないで以前と同じペースで水替えをしていますと、冬の暖かい日に水温が上昇したときに蓄積していた汚れが一気に腐敗して急な水質悪化を招き死に至ります。

対処としては水を交換するしかありません。

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動かない(脱皮)
ザリガニが脱皮直前という可能性があります。習性として脱皮直前はほとんど動かなくなります。
体の色が暗くなり餌も食べる量が減るのでこれらの兆候が見られたら触らずそっとしておいてください。

脱皮前は動かない状態になって何日も過ごします。脱皮する為にはエネルギーが必要なので、そのためのエネルギーを体内に溜めこみます。脱皮の際には脱皮の時や脱皮後に体が柔らかくなり、他の生き物に襲われやすくなり、危険な状態になりますので、他に生き物がいない場所で短時間に脱皮を行います。

脱皮前は甲羅と尻尾の接合部分を見ますと隙間が空いている、甲羅が浮いている状態になっております。そのような状態は脱皮の前兆ですので1~2日以内に脱皮すると思います。

なお、ザリガニは脱皮の失敗で急死することがままあります。この理由は水質汚染でも栄養状態が悪いわけでもなく、原因はよくわかっておりません。それだけ脱皮は危険が伴うということです。

【2022.05.15】追記
ザリガニやエビなどの甲殻類は「脱皮」を繰り返して大きくなっていく生き物です。
なぜ脱皮をするのかといいますと、硬い骨格が外にある(外骨格といいます)のザリガニはそのままでは体が大きくなりません。そのため一度古い骨格を脱ぎ捨て、新しい骨格を形成することにより体を大きくしていくのです。

ザリガニは大人になるまでは2週間に1回脱皮を行い大きくなっていきます。大人になりますと年1回(0回もあり)となります。

脱皮はザリガニにとって、他の生き物に襲われやすい一番リスクがある行為です。脱皮自体は大体1分程度で終わってしまうことが多いです。

脱皮したてのザリガニの殻はとても柔らかいので、ここでも他の生き物に襲われる可能性があります。殻が固くなるまで2~3日を要しますので。その間、物陰に隠れてじっとしています。

抜け殻は取って捨ててしまわないようにしましょう。脱皮の後にザリガニが抜け殻を食べることによって栄養分を補給します。

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ひっくり返る、裏がえる
水質汚染によりアンモニア中毒となっています。

先に言うと農薬などの薬剤ということもありますが、これはあまりありえません。例えば購入した水草に農薬をついており、そのまま容器に入れてしまった。

近くで虫除けスプレーや蚊取り線香を使用していた。他には近所で農薬を散布していたということです。これを除きますとザリガニがひっくり返って動かなくなってしまった場合はアンモニア中毒の可能性が高いです。

水中のアンモニア濃度が高くなってしまう原因としてはエサを多くあげすぎた結果、エサが残り水が腐敗する過程でアンモニアが大量に発生するというものです。

またザリガニが死んでしまい、そのままにしておくと他のザリガニが死骸を食べますが、死骸の残りが水を腐敗してしまい、その過程で同じくアンモニアが大量に発生するというものです。

対処としては水を交換するしかありません。

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横になって水面に浮く
ザリガニの呼吸は鰓(エラ)呼吸です。水中の酸素濃度が低くなると、呼吸するために水面に浮いて来て、横向きになって水面の空気と接して最も酸素濃度の高い部分の水を、胸部にある鰓孔(えらあな:えらに通じる口)から取り入れて呼吸します。

観察していると、ザリガニ周辺の水面が動いてザリガニ体内に空気が取り込まれて行く様子が観察出来るかと思います。水面に出ている時に危険を察知すると、すぐに水中に潜ってしまいますので、

対処としては、水中の酸素濃度を上げれば良いので、金魚等を飼う場合と同じく、エアーポンプを使用して水中に酸素を溶けこませる方法しかありません。

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食べれるのか?【2022.05.15】追記
ザリガニは食べれます。外国では、アメリカやフランスなど欧米を中心に日常的に食べられているようです。

基本的に淡水に棲むロブスターだと考えていいと思います。

(アメリカ)ザリガニは他のザリガニに比べるとたんぱく目な味わいですが美味しいですが、臭みが若干あります。

近所の川、池や沼などで捕まえたものを食べる場合は、まずは歯ブラシなどでザリガニの体表を良くこすり洗いした後、バケツ・水槽に水道水で構いませんので2日ほど餌抜きで飼育します。水換えは1日に1度全換えして綺麗な水を保って泥や臭みを抜きます。ただし、狭い所に入れると共食いするので1日と短い期間でもいいです。

ザリガニを調理する時には必ず熱湯を使い、10分以上しっかり茹でましょう。ザリガニは生命力が強く汚れた場所でも生きられるためその分体に寄生虫が大量に付着していることがあります。

熱湯で10分茹でる必要があるのはこの寄生虫を死滅させるためで、特に肺吸虫が体に生きたまま入ると血痰や胸の痛みのほか、命に関わることがあります。安全にザリガニを食べるためにしっかり茹でましょう。

料理のレパートリーは、塩ゆでが基本で、蒸し焼き、パエリアやリゾットなど、SNSのおかげでレパートリーが広がっています。

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エサは何なのか?【2022.05.15】追記
ザリガニは雑食性で何でも食べる大食漢です。そのために水を汚しますし、臭いを発します。

基本的には、市販されているザリガニの餌がいいと思います。エサには嫌な臭いや水の汚れを抑えてくれる細菌が配合されておりますし、ザリガニの健康を維持してくれる物質が配合されております。

水草であれば、アナカリスやマツモ、ホテイ草を入れておけば食料になります。

人間の食料を流用するのであれば、煮干し、するめ、しらす干しなどいいと思います。

生餌であれば、メダカ、ドジョウ、やごやヌマエビなどを食べますが、大量に用意しないといけませんので維持が大変かと思います。

また、一番の生餌としての食料はザリガニ自身であります。栄養価が高く、縄張り争いにもかてますので一石二鳥です。共食いが多いのはその為です。

なお、食べ残したものは綺麗に掃除しないと、あっと言う間に水を汚します。

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釣り(時期・リリース)【2022.05.15】追記
一般的にザリガニ釣りの時期は4~11月(温暖地、暖地)ぐらいです。

※温暖地 12℃~15℃・・・福島県、茨城県、栃木県、新潟県、富山県など
 暖地 15℃~18℃・・・東京都、神奈川県、千葉県、埼玉県、群馬県など

釣ったザリガニを持ち帰って飼えなくなっても、元いた場所に放つのであれば今は問題ありませんが、つい最近の2022年5月11日に「ミシシッピアカミミガメ」や「アメリカザリガニ」は家庭のペットとしてなら飼育などを例外的に認める規定を盛り込んだ改正外来生物法が11日の参院本会議で可決、成立しております。

野外に放つ、販売は禁止されることになると思いますので、一度でも釣ってしまうとザリガニを元に戻せなくなるかもしれません。

「~なるかもしれません。」とは、法律を具体的に施行する為の政令が決まっていないからです。政令が決まるのを待つことになります。

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エサのタイミングや回数、量はどれ位がいいのか?【2022.05.15】追記
ザリガニのエサをあげるタイミングや回数はどれ位がいいのか?ということですが、これは難しいですね。

一般的には日に1~2回ほどをなっていますが、1週間程度食べなくても死にませんので、他にも何匹を飼育しているかによって2日に1回、3日に1回でもいいのです。

大体の感覚で、例えば人工飼料を与えるとして何粒みたいな形で決めるかと思いますが、ザリガニの気持ちはわかりませんので、エサが足りない場合もあるかと思います。

そこで、エサの不足を補完するものとして、水草を入れておくことが推奨いたします。水草を入れておけば、ザリガニは雑食性なので水草を食べます。

水草を食べるか、食べないかでザリガニの満腹具合もわかります。水草が沢山食べられていれば、回数や量を増やしていけばいいと思います。

食べるタイミングは野生下では夜行性なので、夕方にあげておくのがいいと思いますが、飼育下では夜行性が薄らぎますので日中でも問題ありません。

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寿命と体の大きさ【2022.05.15】追記
アメリカザリガニは野生下では5年程度生きると言われております。しかしながら、飼育下では3年生きればいい方です。大体は1~2年で死んでしまいます。

これは飼育方法が確立されていても意外にもアメリカザリガニの飼育が難しいからです。当然、ただ入れておけばいいわけでもなく、エサのタイミングや回数、量などが一定ではない為に水質悪化で死なせてしまうことが多いためです。

体は15cm程度まで大きくなりますが、中には20cmになる個体もおります。

在来種の二ホンザリガニですと野生下では10年程度生きると言われています。

最長寿はアメリカの淡水洞窟に生息するザリガニ、ケイブ・クレイフィッシュというザリガニです。
ケイブ・クレイフィッシュは、暗闇の中に生息するため紫外線を防ぐメラニン色素を作る必要がなく、透明に進化を遂げました。つまり、光のあるところでは生きていけず、

ケイヴ(=洞窟)という名のとおり真っ暗な洞窟の中に棲息しているため、目は退化していますが、その代わり長い触角を使います。また、光に当たらないため、体色は透明に近い白となっています。体長は、5~10センチほどあります。

そして成長速度は極端に遅く、性成熟して産卵するまでに100年かかり、寿命は175歳にまで及ぶのです。

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何故、赤いのか?【2022.05.16】追記
ザリガニ自身では赤色の色素を作ることはできません。エサに含まれているカロチノイド(※1)を摂取することによって体内に蓄積されて体が赤くなります。カロチノイドとは野菜や藻類に一般的に含まれている赤色~黄色の色素です(現在は700種以上が単離(※2)されています)。

※1 ホウレンソウ、ほうれんそう、ブロッコリー、レタスなどの緑黄色野菜、マンゴー・パパイヤ・柿・あんず・柑橘類・すいかなどの果物のほか、とうもろこし、赤唐辛子、わかめやひじきなど海藻類、えび・かになどの甲殻類などがある。
※2 混合物から、ある化合物を純粋な物質として取り出すこと。


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日本に棲んでいるザリガニ【2022.05.16】追記
日本の野生下に棲んでいるザリガニは3種類です。在来種は1種類で、外来種は2種類です。

(1)アメリカザリガニ
   日本で『ザリガニ』と言えば『アメリカザリガニ』を指す事が多いほど、すでに全国各地に定着していて、教科書に載っており、教材として扱われているほどの外来種です。ミシシッピ川流域を中心とした北米原産です。日本への移入は1927年、ウシガエルの餌として持ち込まれました。 ウシガエルの養殖池から逸出した個体が各地で定着しました。
アメリカザリガニ

(2)ウチダザリガニ
   コロンビア川水域とミズーリ川源流部の北米原産です。日本への移入は1930年、アメリカから食用として摩周湖に持ち込まれました。その後、北海道内各地に持ち出されたと考えられています。
   2006年2月に在来種であるニホンザリガニに対する捕食(直接的被害)やザリガニペストの感染による致死(間接的被害)の危険性が非常に高いことから、2006年2月、外来生物法に基づく特定外来生物に指定され、新たな放流や生きた個体の運搬などが規制され、新たな野生化の心配はなくなりました。
ウチダザリガニ

(3)二ホンザリガニ
   日本唯一の在来種で北海道と東北北部に生息しています。環境省が定めるレッドリストでは絶滅危惧Ⅱ類に指定されている日本の固有種です。
二ホンザリガニ

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ハサミがとれた(再生について)【2022.05.18】追記
ザリガニはハサミや足といった部分を自ら切り離せるようになっています。何故なら、外敵から身を守る手段として、ハサミなどをつかまれた、噛まれた時に切り離すことによって逃げることができるからです。

飼育していても、ザリガニ同士の喧嘩や、人間が不要にハサミを持ってしまった場合にも切り離しますので注意が必要です。

ハサミがなくなっても足を使ってエサを食べますので問題はありません。交尾はオスがメスをハサミで抑え込む独特な形であり、ハサミがないのでできないかと言えば、残った足で何とかしますので、できないことはありません。

そして、切り離されたハサミはザリガニ特有の再生能力により復活します。ただし、半年程度は時間がかかりますので、特にむやみにハサミは持たないようにしましょう。

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ザリガニで釣れる生き物【2022.05.19】追記
ザリガニですが、実は大型魚などを釣るのに、よい生餌になります。

❖ザリガニで釣れる生き物一覧

・海釣り
 カサゴ、イシダイ、ブダイ、イシガキダイ、クロダイ、イラ、カンダイ、キビレ、アイナメ、ソイ、マダイ、メバル、マゴチ、チヌ、スズキ

・川釣り
 ウナギ、コイ、チチブ、ウグイ、オイカワ、ブラックバス、ブルーギル

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水道水でも飼えるのか?【2022.05.20】追記
まず、水道水にカルキ(塩素)が含まれているのは消毒のためです。 水道水の原水となる河川や湖の水には、さまざまな病気の原因となる微生物などが含まれている恐れがあります。カルキ(塩素)には強い殺菌力があり、このような病原微生物の細胞膜を破壊して死滅させるのです。

ザリガニにカルキ(塩素)を含む水道水を使用しても飼うことはできます。ただし、子供ザリガニ(1㎝未満)は死んでしまいますので、1cm以上の稚ザリガニ~親ザリガニ(赤い)にしておきましょう。

また、流木や隠れ家など容器の入れるオブジェは新品ではなく、今まで使用していたものであれば、コケや藻、微生物が付着しています。これらがカルキ(塩素)を和らげてくれますので引き続き使うのがよいです。

ザリガニはカルキ(塩素)でも生きるとはいえ、強いわけではありません。

また、水替えの頻度を1日に1回行うような飼育であれば、急速に弱ってしまいますので、カルキ抜きを行った水で飼育した方がよいと思います。

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混泳できる生き物は?【2022.05.20】追記
混泳できる生き物はいません。おりません。

身も蓋もない言い方ですが、ザリガニは肉食系の生き物ですので、メダカ、タニシ、ドジョウ、フナ、ヌマエビなど入れても、食べられてしまいます。

そう言えば、いると言えば、コイでしょうかね。ザリガニよりはるかに大きなコイでないといけません。しかしながら、逆にコイがザリガニを襲ってしまう場合があります。

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ザリガニを食べる生き物は?【2022.05.21】追記
ザリガニを食べる天敵としてはブラックバスやウシガエル、サギやカワセミなどの鳥類が知られていますが、天敵は下記のとおりに沢山おります。

それでも個体数が減らないのはザリガニの繁殖力が勝るからであり、また捕食されないように穴や障害物の陰に隠れる性質、そしてハサミを自ら切り離す性質があります。

【哺乳類】アライグマ、イタチ、カピバラ、野良猫
【鳥類】サギ、カワセミ、カラス
【両生類】ウシガエル
【魚類】ブラックバス、雷魚、鯰(なまず)、鯉、鰻、ブルーギル
【爬虫類】ミシシッピアカミミガメ、クサガメ、イシガメ
【水棲昆虫】タガメ(稚ザリガニ)、ミズカマキリ(稚ザリガニ)

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ザリガニの棲み処(すみか)【2022.05.21】追記
ザリガニは淡水で田んぼ、用水路、小川、池、沼、湖などにすんでいます。流れの緩やかな場所を好み、流れが速く、水の冷たい山の渓流にはすんでいません。そして、かなり水が汚いところでも平気です。

大きな川ならば、川原や岸辺の水たまりにはいますが、あまり深いところにはすんでいません。広い湖でも、岸辺のヨシなどの植物がしげった隠れ家のある場所にすんでいます。

冬は田んぼや土手をハサミを使って上手に掘って、とても深い巣穴を作り、春がくるまでじっと巣穴の中ですごしています。

秋に産卵して抱卵したまま、冬を過ごすメスのザリガニもおります。

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ザリガニの水が臭う原因とその対策(二択)【2022.05.23】追記
ザリガニを飼育すると、どうしてもつきまとうのは水の臭いです。かなり強烈な臭いですね。

この水の臭いですが、ザリガニから発する臭いではありません。もし、そうであれば、ザリガニを捕った(釣った)時や購入した時は、臭いはしないと思います。ただ、ザリガニを捕る(釣る)場所は、綺麗とは言えない水質ですので、ドブというかヘドロ臭いかもしれません。

飼育下では、それとは別に強烈な腐敗臭のようなものを発します。

この原因は、ザリガニが残すエサや排泄物でありまして、それが腐敗する臭いなのです。本来であれば残りエサや排泄物を微生物が分解してくれるのですが、とても追いつけるような量出ない為に、腐敗臭を発するのです。

この腐敗臭を発生させないことはできるでしょうか。それは「否(できない)」です。

人工飼料のエサも濁り、臭い対策用のものが幅をきかせていますが、限定的な効果であり、完全に抑えることは困難です。

ザリガニ独特の臭いを発生させない対策は二択しかありません。これはどこのプログや動画でも解説されています。

1つ目は、ろ過フィルターに頼ることです。屋外飼育でもです。ろ過器を使用して残りのエサや排泄物を吸い上げて、綺麗な水を循環してもらうのです。機械に頼るしかないということです。

2つ目は、ろ過フィルターを使用しない方法で、それは毎日水換えをすることです。止水環境では、あっと言う間に水は汚れていき、一気にグリーンウォーター化し、腐敗臭を発することになります。

グリーンウォーター化したということは、植物プランクトンが大量に発生しているのですが、大量にあるエサの残りや排泄物を微生物が分解処理することができずに、そのうちにエサの残りや排泄物が水棲生物に有害なアンモニアが発生して、ザリガニが死に至るという構図です。

これを回避する為に水を毎日換える必要があります。

たまに見かけるのが「魚と同じように微生物を定着させれば大丈夫です」とありますが、定着される前に腐敗臭で酷いことになりますので、現実的ではありません。

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ザリガニの交尾・繁殖【2022.06.22】追記
アメリカザリガニの繁殖期は6~9月です。生まれてから2年後(寿命は5年)には繁殖できるようになります。オスは上からメスのハサミをおさえてお腹を合わせて交尾します。交尾の時間は20分~1時間程度です。天敵や別のオスの邪魔が入るとメスから離れて交尾を中断します。

交尾が成功すると、交尾から1ヶ月~2ヶ月後には産卵します。1匹のメスは1回に200~1,000個の卵を自分のお腹に産み付けます。いわゆる抱卵です。子供が誕生するまでメスの親ザリガニが卵を守ります。産卵から20日後には孵化します。

基本的に繁殖は1年に1回です。子供ザリガニは2週間ほどは親ザリガニのお腹で栄養をとりながら暮らします。そして2週間から1ヶ月程度で親ザリガニから離れていきます(個体差があります)。

繁殖期以外の晩秋(10~11月)に交尾した場合は、巣穴の中で産卵、孵化となり、そのまま抱卵しながら越冬する個体もいます。

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稚ザリ(赤ちゃんザリガニ)の育て方【2022.06.22】追記
親ザリガニのお腹から稚ザリ(赤ちゃんザリガニ)離れたら、すぐに別の容器に隔離します。子供同士で共食いしますが、親ザリガニは離れてからは稚ザリを守ってくれません。エサの対象になり食べられてしまいます。

恐らく、全部一緒の容器に入れるか、グループにわけて入れると思われますが、いずれにせよ、まずは共食いさせないことが重要になってきます。エサとなるもので腐敗しないものとして水草を入れてください。そして、隠れ家を用意してあげてください。隠れ家は専用の隠れ家でもよいですが、鉢や流木でも大丈夫です。

エサは親と同様のもので構いません。ただし、水の汚れに気を付けましょう。稚ザリは水の汚れに敏感で、すぐに弱って死んでしまいます。

稚ザリの頃は2週間~1ヶ月程度で脱皮を繰り返して体を大きくしていきます。大人になるについてれ徐々に脱皮の間隔が長くなっていき、最終的には半年に1回程度になり、2年程度で親ザリガニの大きさになっておきます。

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ザリガニの鳴くところ【2022.07.22】追記
早川書房より、2020年3月に刊行された『ザリガニの鳴くところ』(ディーリア・オーエンズ著/友廣 純 訳)という小説です。

何と【2021年本屋大賞 翻訳小説部門 第1位】なんだそうです。夏休みにどうぞ。

【あらすじ】
ノースカロライナ州の湿地で男の死体が発見された。人々は「湿地の少女」に疑いの目を向ける。6歳で家族に見捨てられたときから、カイアはたったひとりで生きなければならなかった。読み書きを教えてくれた少年テイトに恋心を抱くが、彼は大学進学のため彼女を置いて去ってゆく。以来、村の人々に「湿地の少女」と呼ばれ蔑まれながらも、彼女は生き物が自然のままに生きる「ザリガニの鳴くところ」へと思いをはせて静かに暮らしていた。しかしあるとき、村の裕福な青年チェイスが彼女に近づく……みずみずしい自然に抱かれた少女の人生が不審死事件と交錯するとき、物語は予想を超える結末へ──。

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エルデンリング(ELDEN RING)のザリガニ【2022.07.23】追記
『ELDEN RING』(エルデンリング)はゲームです。フロム・ソフトウェアが開発し、2022年2月25日に発売されたオープンワールド(※)のアクションRPGです。 海外での販売はバンダイナムコエンターテインメントが担当しています。

※オープンワールド(Open world)とは、ゲーム内の仮想世界において、移動的制限の無い、 プレイヤーが自由に探索し、目的に到達できるように設計されたレベルデザインを指すコンピュータゲーム用語である。

この世界で水圧でビームを放つリエーニエ湖のエビというか、ザリガニが登場します。このザリガニHが大きくてとても強いのです。

このエビというかザリガニですが、ロンチトレイラー(新しい予告映像)にも「エビ好きに悪人はいねぇ」の言葉と共に登場するほど推されてたキャラクターであります。

一部では最強の敵とも言われております。

エルデンリングのザリガニ

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ザリガニサンダル【2022.07.23】追記
ザリガニサンダルが流行っている?らしいです。見た目は伊勢海老やロブスターに見えなくないです。伊勢海老サンダルとしても売り出しています。



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ものすごい図鑑(NHK for School) 昆虫..。【2022.07.25】追記
NHKが贈る「ものすごい図鑑」とは、昆虫の体を自由に拡大・回転させながら、さまざまな動画クリップやテキストを楽しむことができる図鑑です。

インターネットで「ものすごい図鑑」で検索すれば辿りつくことができます。あくまで昆虫の体を観察する図鑑ですので、ザリガニどころか水辺の生き物は残念ながらありません。

❖観察できる種類は以下の通りです(2022.07.25現在)
  ・クロオオアリ
  ・キリギリス
  ・オオカマキリ
  ・ノコギリクワガタ
  ・カブトムシ
  ・モンシロチョウ
  ・トノサマバッタ
  ・オニヤンマ
  ・ハンミョウ

ものすごい図鑑(NHK for School)

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共食い【2022.07.29】追記
ザリガニは雑食性で縄張り意識の強い生き物です。自分の縄張りに入ってくる他のザリガニを攻撃して食料にしようとします。共食いといいます。

ザリガニは仲間意識はなく単独で生きる生き物です。自分の縄張り内に入って来る生き物や他のザリガニをエサもしくは敵とみなします。一般家庭では置き場や飼育のし易さの関係上で数匹を限られた飼育容器で飼育することがほとんどだと思います。

ザリガニにとって他のザリガニはとても栄養価が高くお腹いっぱいになることができる獲物ですので、ザリガニにとって共食いは当たり前の行動です。

ザリガニの共食いで一番狙われやすいのは脱皮直後です。ザリガニは定期的に脱皮を行う習性があり、大人になったザリガニでも脱皮直後は殻が柔らかく無防備であり、狙われやすい状態となります。殻が固くなるまでは、単独で飼育することが望ましいです。

また、オスとメスだから共食いしない、ということも無いのです。メスは単独で子供を育てます。子育て中はオスは天敵になります。

また、大きなザリガニは小さなザリガニを襲います。ザリガニは大きい方が強いです。「小よく大を制す」とはなりません。

ザリガニの共食いは、飼育の管理次第で避けることができます。隠れ家を増やす、飼育容器を大きくする、ザリガニの大きさをできるだけ揃えることです。一番よい飼育方法は単独で飼うか、飼育数を減らして飼うことです。

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※最後に
ご覧になられている記事は、内容の見直し、文章の誤り(誤字や不適切な表現)による修正で内容が更新されることがあります。

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※2022.08.11更新(ハッシュタグ対応)

8月も今週末が最後の週末となりました。翌週からはいよいよ9月に突入します。学校も夏休みが終わり2学期が始まりますが、コロナ渦で夏休み延長やオンライン授業も議論されているようですので、コロナ渦による影響も拡大傾向に歯止めがかからない状態になっております。

すでに2学期が始まっている学校もありますが、オンライン授業や通学授業の併用などで乗り切る学校もあるとのことです。

コロナ渦がどうなろうと、季節は夏が終わり秋に入っていきます。1年の3分の2が終わりを迎えるのです。1年経つのは早いものです。

今年の8月は人間の体感温度なみの猛暑日や線状降水帯や台風による大雨、強風とありましたが、無事に難所を超えたメダカたちは、秋を過ごします。

秋になると4月(早くて3月)からコンスタントに産卵していたメダカは気温の低下とともに産卵活動を少なくしていきます。

屋外で育てるのであれば、9月の産卵、孵化となると、12月に突入する頃には越冬するだけの大きさ、体力を備えたメダカに成長する最後の期間となります。卵を隔離するのも9月までがいいところと思います(屋内で育てるのであれば10月でも可能と思います)。

4月から7月ぐらいに早く産まれたメダカの稚魚は大きくなっており、親の大きさになっていますので、すでに親メダカと一緒に混泳させているかと思います。

もし、すでに採卵による孵化で稚魚が沢山産まれて育っている場合は、採卵を停止するのも一つの手だと思います。

ただ、メダカの産卵は水温20℃以上で、日照時間13時間以上と謳われていますので、それに当てはめれば、水温も低下してきますし、日照時間も13時間を切ってきますので、産卵も少なくなっていきますので、自然と産卵も少なくなっています。

まだ、メダカの活性は下がりませんし、水温もメダカの適温になりますので、冬に備えてエサをしっかりと与えます。ただし、9月下旬あたりから、少しずつ水生植物の活性は下がってきます。水生植物の活性が下がるということは水質浄化の機能も下がりますので、水質が汚染されやすくなりますので、注意が必要です。

10月から11月にかけてが、冬の準備期間となりますので、9月は「繁殖終了の始まり」の時期(10月に終了)となります。



※最後に
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※2022.08.11更新(ハッシュタグ対応)

8月もあと少しで終わろうとしています。8月最後の猛暑となっておりますが、メダカたちも元気に泳いでおり、産卵も5、6月に比べるとかなり少なくなりましたがホテイ草に少しずつ産卵しております(産卵のペースはあくまで我が家の話です)。

飼育者であれば、今いるメダカの産卵によって沢山の個体を増やしていきたいものです。

ただし、メダカの卵は隔離しないと、なくなっていってしまいます。それは例えばですが、エビやドジョウ、タニシを混泳させていたとしても、混泳しているメダカ以外の種が卵を食べてしまうわけではありません。

卵の最大の敵は『親メダカ自身』です。

メダカは産卵しても、卵や産まれた稚魚も自分の口に入るのであれば食べてしまいます。
同じ容器内で親メダカがいるところで子メダカ(=稚魚)が育つことはあまりありません(隠れ家があれば可能性はあります)。

そこでメダカの卵は産卵したら隔離して孵化させて稚魚を育てなくてはなりません。
飼育者はタイムリーに産卵された卵を採取して隔離しなくてはいけません。

どうすれば、タイムリーにメダカが産卵した卵を採取できるのでしょうか?

まずは、メダカが産卵兆候を見逃さないようにする必要があります。

産卵の兆候はメダカのお腹に卵をぶら下げるようになる抱卵(ほうらん)姿を見せてくれます。抱卵はメダカのお腹と尾びれの間に部分をよくよく観察するとわかると思います。

ただ何匹かの少数精鋭で飼っておりますと、抱卵姿はわかりやすいと思いますが、飼育容器の中で多頭飼育、それもかなり多い個体数ですと見逃してしまう場合もあります。

また、メダカの抱卵から産卵までの時間は24時間程度ですので、産卵するまで待っていられません。

そこで、ある程度当りをつけて産卵した卵を採卵する必要があります。

産卵する場所は、アナカリスやマツモなどの水草もいいですし、人工産卵床でもいいのですが、ベストな産卵床としてホテイ草をオススメいたします。

メダカの産卵は普通早朝に行なわれます。野生のメダカの場合、朝の4〜5時に産卵が行なわれることが多く、朝8時頃には終わると言われています。

ただ、飼育メダカは早朝に産卵するとも限りません。ただし、メダカの産卵の目安として午前中早いうち、10時ぐらいまでに産卵するものとして、午前中に採卵して隔離容器に孵化させます。

採卵はメダカのお腹から直接採卵する方法と水草や人工の産卵床に産み付けられた状態で採卵する方法があります。産卵床に産み付けられた卵を採卵する場合は、産卵床ごと隔離容器に入れる場合と、産卵床に産み付けられた卵を隔離させる方法があります。

ここでは、産卵床に産みつけられた卵を採卵して隔離容器に入れる方法をオススメします。メダカから直接採卵する方法は、メダカを捕獲、メダカから卵を取り除くのにメダカの負担になりますし、産卵床ごと隔離容器に入れますと、新たに産卵床を入れないといけない手間や準備が必要になるからです。

産卵床からは指で直接、卵をつまんで隔離容器に入れます。卵をつまんでも有精卵であれば、力任せにつままない限りは卵は潰れません。つまんだ卵は隔離容器の底に沈めます。沈んだ卵でも無事に孵化します。


隔離容器に卵を入れる場合ですが、1回目だけ水は水道水をそのまま入れても大丈夫です。カルキ(塩素)は魚には有害ですが、メダカの卵は膜で覆われており死んでしまうことはありません。

2回目以降、採卵した卵を追加して入れる場合は、すでに稚魚が産まれている可能性がありますので、卵を入れる場合に足し水をしたい場合は、カルキを抜いた水にしてください。

メダカの卵を隔離容器に入れてから、大体1週間から10日程度で孵化(250℃の孵化法則)します。
メダカの卵をたくさん隔離して子孫を増やすことにトライしてみてください。



※最後に
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※2022.08.11更新(ハッシュタグ対応)

梅雨が明けてから、ずっと暑い日が続いています。猛暑(最高気温が35℃以上)の日までとはいかないものの、日本らしくて蒸し暑い夏になっておりまして、少し外出でもしようものなら、家に帰る頃には汗だくで帰宅することになります。

屋外メダカや金魚などの水棲生物の容器は、夏の直射日光を受けて水の蒸発が早く、足し水をほぼ毎日しております。カブトムシやオオクワガタの成虫は活発に動いており、エサのゼリーを毎日交換しております。

メダカなどの水棲生物は、夏に逝ってしまう個体が多いことも事実です。そして、次の世代が生まれて大きく育つ季節でもあります。

かなり昔、飼育がうまくいかなかった年は、夏に親たちを死なせてしまい、その時点で子供たちは増えているので心配せずにいたのですが、秋になると、その子供たちもめっきり個体数が少なくなっており、冬にさらに減り、翌年春になると、少ししか残っていないという構図です。

夏は個体数を増やす、または大きく減らしてしまうという、ひとつのポイントになります。日陰を作ったり、足し水を忘れないようにこまめに行う、エサを量を気を付けるなどの注意しなくてはいけない季節でありまして、人が介入している以上、気を使ってあげる必要があります。


力尽きたメダカです。
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かなり大きくなったメダカの稚魚たちです。
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命が尽きましたチョウセンブナです。
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アサザの葉の下で産まれたチョウセンブナの稚魚たちです。
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ヒメタニシの稚貝です。たくさん産まれています。
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カワニナの稚貝です。ヒメタニシより2ヶ月ぐらい遅い繁殖です。
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死んでしまったコリドラス・パレアタス(=青コリ)です。
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